JP2002263345A - 遊技媒体補給装置 - Google Patents

遊技媒体補給装置

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JP2002263345A
JP2002263345A JP2001065241A JP2001065241A JP2002263345A JP 2002263345 A JP2002263345 A JP 2002263345A JP 2001065241 A JP2001065241 A JP 2001065241A JP 2001065241 A JP2001065241 A JP 2001065241A JP 2002263345 A JP2002263345 A JP 2002263345A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 低コストでメンテナンス時等に遊技媒体が誤
って補給されることを防止する。 【解決手段】 本体部6から放出された遊技媒体を遊技
機4に搬送コンベヤ8とゲート部10によって補給可能で
ある。遊技機4に貯留センサ20が設けられ、遊技機4内
の遊技媒体が所定量以下のとき、補給要求信号を生成す
る。補給要求信号が所定時間以上継続して生成される
と、制御部26が、補給要求信号を生成した貯留センサ20
aを備える遊技機4に遊技媒体を補給するように、搬送
コンベヤ8、ゲート部10を制御し、補給要求信号が所定
時間未満の間生成されると、搬送コンベヤ8、ゲート部
10を非作動とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、遊技機に遊技媒体
を補給する遊技媒体補給装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、遊技機内には遊技媒体を貯留す
るためにホッパーが設けられている。このホッパー内の
遊技媒体の量が少なくなると、自動的にホッパーに遊技
媒体を補給装置によって補給する。そのため、ホッパー
に所定量の遊技媒体が収容されているか否かを検出する
ためのセンサが設けられている。このセンサは、例えば
実公平7−46294号公報や特許第2566532号
の明細書に開示されているように、ホッパー内に2本の
伝導性の電極を、それらの先端がホッパーの底部からそ
れぞれ所定の距離の位置にあるように、間隔をあけて配
置してある。これら電極が導電性である遊技媒体によっ
て短絡されていると、遊技媒体が所定量以上ホッパー内
に存在することをセンサが検知し、これら電極が遊技媒
体によって短絡されていないとき、遊技媒体が所定量よ
りも少ない量しかホッパー内に存在しないことをセンサ
が検知する。所定量よりも遊技媒体の量が少ないことが
検出されると、遊技媒体の補給が自動的に行われる。
【0003】しかし、このセンサを設けた場合、例えば
メンテナンスのために、ホッパーを遊技機から取り外す
と、2本の電極間は、開放状態となり、遊技媒体が所定
量よりも少ない量しかホッパー内に存在しないと誤検出
され、ホッパーが存在していないにも拘わらず、遊技媒
体の補給が行われる。この問題を解決するために、例え
ば実公平7−46294号公報や特許第2566532
号の明細書には、ホッパーが遊技機から取り外されたと
き、中継器や導通プラグによってセンサが短絡されてい
る状態と同等な状態にする技術が開示されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記のような
技術では、センサに特殊な回路を設けたり、余分な部品
を取り付けて、遊技媒体が所定量以上存在していること
を検出している状態を擬似的に作り出しており、回路が
複雑になったり、部品点数が増加して、コストが高くな
っていた。
【0005】本発明は、センサに余分な回路や部品を取
り付ける必要がなく、低いコストで遊技機のメンテナン
ス時等に遊技媒体が誤って補給されることを防止した遊
技媒体補給装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の一態様の遊技媒
体補給装置は、遊技媒体を放出する遊技媒体放出手段を
備えている。遊技媒体としては、例えばメダルやパチン
コ玉等がある。補給手段が、遊技媒体放出手段から放出
された遊技媒体を遊技機等に補給可能に配置されてい
る。遊技機等としては、遊技機自体の他に、例えば遊技
媒体の貸出機を使用することができる。遊技機等は、1
台だけ設けることもできるし、複数台設けることもでき
る。複数台設けた場合、各遊技機等は、例えば複数台が
並設されているものとすることができる。複数台の遊技
機等が並設されている場合、補給手段は、放出手段から
放出された遊技媒体を例えば遊技機等に沿って搬送する
搬送手段と、この搬送手段から遊技媒体を遊技機等に分
配する分配手段とを備えたものとすることもできる。遊
技機等に貯留センサが設けられている。貯留センサは、
対応する遊技機内の遊技媒体が所定量未満のとき、補給
要求信号を生成する。貯留センサは、例えば遊技機等内
に設けられている貯留手段内の遊技媒体の貯留量を検出
可能である。この貯留手段は、遊技機に対して着脱自在
に設けられている。補給要求信号が所定時間以上継続し
て生成されると、制御手段が、補給要求信号を生成した
貯留センサを備える遊技機に遊技媒体を補給するよう
に、補給手段に補給動作指令信号を供給する。さらに、
制御手段は、補給要求信号が所定時間未満の間生成され
ると、補給動作指令信号を非供給とする。
【0007】このように構成された遊技媒体補給装置で
は、遊技機等の遊技媒体が所定量未満のとき、補給要求
信号を貯留センサが生成する。実際に遊技機内の遊技媒
体の量が少なくなって補給要求信号が発生している場
合、その補給要求信号は、所定時間以上にわたって生成
される。従って、補給手段から遊技媒体の補給が行われ
る。一方、例えばメンテナンス等の関係で、遊技媒体が
所定量未満であると認識されて、一時的に補給要求信号
が生成されている場合、所定時間の経過前にメンテナン
ス等が終了し、補給要求信号は消失する。従って、補給
動作指令信号は生成されず、誤って遊技媒体の補給が行
われることはない。このように誤った遊技媒体の補給を
防止するために、余分な部品や回路を貯留センサに設け
る必要がなく、低コストで誤動作を防止することができ
る。
【0008】上記の遊技媒体補給装置では、前記遊技機
等に対応して補給センサを設けることができる。補給セ
ンサは、補給手段から補給センサに対応する遊技機等に
遊技媒体が供給されたとき、補給信号を生成する。制御
手段は、補給動作指令信号が生成された後、前記補給信
号の生成前に、補給要求信号が消失すると、前記補給手
段の補給動作を停止させる。なお、補給手段は、放出手
段から放出された遊技媒体が遊技機等に供給されなかっ
た場合に、前記放出手段に遊技媒体を回収させるための
回収手段を備えるものとすることができる。この回収手
段は、上述した搬送手段の下流側と放出手段との間に介
在する遊技媒体搬送手段とすることができる。
【0009】例えば、上述したようなメンテナンスに手
間取り、所定時間内に補給要求信号が消失する状態にす
ることができないことがある。このような場合でも、遊
技媒体が遊技機等に実際に補給される前であれば、補給
手段を停止させることによって、遊技媒体が誤って遊技
機等に補給されることを防止できる。そこで、この態様
では、遊技機等に遊技媒体が補給されたとき補給信号を
生成する補給センサが、補給信号を生成する前に、補給
要求信号が消失すると、補給手段を停止させている。従
って、より確実に、遊技媒体の誤補給を防止することが
できる。なお、上述した回収手段を設けておけば、補給
手段上にある補給されなかった遊技媒体を放出手段に再
供給することができる。
【0010】本発明の他の態様の遊技媒体補給装置は、
上述した態様の遊技媒体補給装置と同様に、遊技媒体放
出手段と、補給手段と、補給センサとが設けられてい
る。制御手段は、補給要求信号に応動して、その補給要
求信号を生成している貯留センサに対応する遊技機に前
記遊技媒体を補給するように、補給動作指令信号を補給
手段に供給してから、補給信号が生成されるまでの間
に、補給要求信号が消失したとき、補給手段の補給動作
を停止させる。
【0011】この遊技媒体補給装置によれば、例えばメ
ンテナンス等のために、遊技機等内の遊技媒体が所定量
未満であると貯留センサが誤認識した結果、補給要求信
号が生成されて、補給手段によって遊技媒体の補給が開
始されたとしても、実際に遊技機等に遊技媒体の補給が
開始される前に、貯留センサが元の状態に復帰して、補
給要求信号が消失すると、遊技媒体の遊技機等に対する
補給は行われない。そのため、誤って遊技媒体が補給さ
れることを防止することができる。
【0012】
【発明の実施の形態】本発明の1実施形態の遊技媒体補
給装置は、図1に示すように遊技島2に取り付けられて
いる。遊技島2には、複数台の遊技機4が、一列に並設
されている。遊技機4としては、例えばパチンコ台また
はスロットマシンである。
【0013】遊技島2の一方の端部には、遊技媒体放出
手段、例えば遊技媒体補給装置の本体部6が配置されて
いる。この本体部6は、その上端部から遊技媒体、例え
ばパチンコ玉またはメダルを放出するように構成されて
いる。
【0014】本体部6から放出された遊技媒体を各遊技
機4に補給する補給手段が設けられている。この補給手
段は、本体部6からの遊技媒体を各遊技機4の位置まで
搬送面で支持して搬送する搬送手段、例えば搬送コンベ
ヤ8を有している。搬送コンベヤ8は、本体部6から遊
技島2における本体部6と反対側の端部まで直線状に、
各遊技機4の上部に配置されている。この搬送コンベヤ
8は、遊技媒体の非搬送時には停止し、搬送時に駆動さ
れる。
【0015】補給手段は、この搬送コンベヤ8の他に、
搬送コンベヤ8上から各遊技機4に遊技媒体を振り分け
る複数の振り分け手段、例えばゲート部10を有してい
る。ゲート部10は、各遊技機4ごとに設けられてお
り、遊技媒体の非振り分け時には、搬送コンベヤ8の搬
送面から退避した状態にあり、遊技媒体の振り分け時に
は、搬送コンベヤ8の搬送面に近接し、対応する遊技機
4に遊技媒体を導く。
【0016】各遊技機4の下方には、遊技島2における
本体部6と反対側の端部から本体部6に向かって遊技媒
体を搬送する遊技媒体回収手段、例えば搬送手段が一直
線状に設けられている。この搬送手段も、搬送面で遊技
媒体を支持して搬送する回収コンベヤ12である。
【0017】遊技島2における本体部6と反対側の端部
に、搬送コンベヤ8と回収コンベヤ12とを連結する連
結路14が設けられている。この連結路14は、本体部
6から放出されたが、いずれの遊技機2にも補給されな
かった遊技媒体を降下させて、回収コンベヤ12に導く
ためのものである。この連結路14と回収コンベヤ12
とが回収手段を構成している。
【0018】各遊技機4には、ゲート部10から遊技媒
体を導入するための上部シュート16がそれぞれ設けら
れている。ゲート部10及び上部シュート16を介して
供給された遊技媒体が貯留される貯留手段、例えばホッ
パー18が、各遊技機4の内部に設けられている。これ
らホッパー18には、貯留センサ20が設けられてい
る。
【0019】これら貯留センサ20は、検出素子、例え
ば2本の電極20aを有している。2本の電極20a
は、互いに平行にかつ所定の間隔をおいて配置され、さ
らに、それらの先端がホッパー18の下面から予め定め
た高さ位置に位置するように配置されている。なお、遊
技媒体は導電性のものである。
【0020】従って、ホッパー18内に所定量以上の遊
技媒体が収容されているとき、遊技媒体によって両電極
20aが短絡され、所定量以上の遊技媒体がホッパー1
8内に収容されていることが検出される。また、所定量
未満の遊技媒体しかホッパー18内に収容されていない
とき、両電極20aは開放されており、所定量未満の遊
技媒体しかホッパー18に収容されていないことが検出
される。このとき、補給要求信号を貯留センサ20が生
成する。なお、ホッパー18は、メンテナンスのために
遊技機4から着脱自在に構成されており、ホッパー18
が遊技機4から取り外されているとき、両電極20aは
開放され、補給要求信号が生成される。
【0021】各遊技機4には、下部シュート22も設け
られており、遊技機4から溢れた遊技媒体を回収コンベ
ヤ12に排出するように構成されている。
【0022】各遊技機4の上部シュート16には、補給
センサ24がそれぞれ設けられている。これら補給セン
サ24は、ゲート部10からの遊技媒体が上部シュート
16を通過したとき、即ち、遊技機4に遊技媒体の供給
が実際に行われていることを検出したとき、補給信号を
生成する。
【0023】この遊技媒体補給装置は、図2に示すよう
に制御部26を有している。この制御部26は、例えば
CPUによって構成されている。各貯留センサ20が補
給要求信号を発生すると、この補給要求信号が制御部2
6に入力される。同様に、各補給センサ24が補給信号
を発生すると、この補給信号が制御部26に入力され
る。また、計時手段28からの計時信号も制御部26に
入力される。これら補給要求信号、補給信号及び計時信
号に基づいて、搬送コンベヤ8、ゲート部10及び本体
部6の制御を行う。なお、回収コンベヤ12も制御部2
6によって制御されるが、本発明とは直接に関連しない
ので、詳細な説明は省略する。
【0024】図3(a)乃至(c)は、この遊技媒体補
給装置のタイミングチャートを示したもので、図3
(a)は、実際に或る遊技機4のホッパー18内の遊技
媒体が所定量未満となり、その遊技機4の貯留センサ2
0が補給要求信号を生成した場合で、この補給要求信号
の発生に応動して、制御部26は計時手段28の計時信
号によって確認時間の計時を開始する。この確認時間
は、例えばメンテナンスのためにホッパー18を取り外
して再び取り付けるまでに要する時間に基づいて定めら
れている。この確認時間の経過時にまだ補給要求信号が
発生していると、有効な補給要求信号であるので、制御
部26は、補給動作指令信号を発生し、補給動作を本体
部6、搬送コンベヤ8及びゲート部10に行わせる。即
ち、本体部6は遊技媒体を予め定めた放出時間に亘って
放出し、搬送コンベヤ8が遊技媒体を搬送する。補給要
求信号を発生した遊技機4に対応するゲート部10が遊
技媒体をその遊技機4に導入する供給状態に切り換えら
れる。
【0025】補給要求信号を発生した遊技機4に対応す
るゲート部10を遊技媒体が通過すると、この遊技機4
に設けられている補給センサ24が補給信号を発生す
る。そして、所定の補給時間が経過すると、搬送コンベ
ヤ8上の遊技媒体が無くなり、遊技機4に遊技媒体が供
給されなくなり、補給信号が消失する。これに応じて、
搬送コンベヤ8を停止させ、ゲート部10を非供給状態
に切り換える。
【0026】なお、放出時間と補給時間とは、同じ時間
に設定されている。また、補給信号が発生している間
に、貯留センサ20が補給要求信号を消失させても、補
給時間に亘って上述した補給動作が行われる。なお、補
給時間が経過しても、補給要求信号が発生しているとき
には、その補給要求信号を新たな補給要求信号として処
理を行う。しかし、この処理が連続して複数回、例えば
3回繰り返されると、異常と判断して、エラー信号を制
御部26は発生する。
【0027】以上のように、ホッパー18の遊技媒体が
実際に所定量未満となると、確実に遊技媒体が、所定量
未満となったホッパー18に導入される。
【0028】図3(b)は、メンテナンスのために一時
的にホッパー18が外された場合のタイミングチャート
で、ホッパー18が外されたことにより、補給要求信号
が発生するが、確認時間が経過する前に、ホッパー18
が元の位置に戻され、補給要求信号が消失する。従っ
て、確認時間の経過時に、制御部26は、搬送コンベヤ
8、ゲート部10、本体部10等を動作させず、メンテ
ナンス等でホッパー18が一時的に取り外されても、誤
って遊技媒体が遊技機4に供給されることを防止でき
る。しかも、この防止のために、貯留センサ20が補給
要求信号を発生していない状態を擬似的に作り出すため
の中継器や導通プラグ等は使用されていない。
【0029】図3(c)は、メンテナンスのためにホッ
パー18が外されたが、確認時間の経過後に、ホッパー
18が取り付けられた場合のタイミングチャートであ
る。即ち、確認時間の経過時に補給要求信号が発生して
いるので、制御部26は、搬送コンベヤ8を駆動し、ゲ
ート部10を供給状態に切り換え、本体部6に遊技媒体
の放出を開始させる。しかし、ホッパー18が元の位置
に戻され、補給信号の発生前に補給要求信号が消失す
る。このとき、制御部26は、ゲート部10を非供給状
態に切り換え、本体部6からの遊技媒体の放出を停止さ
せる。但し、搬送コンベヤ8の駆動は継続する。
【0030】これによって、搬送コンベヤ8上の遊技媒
体はいずれの遊技機4にも供給されず、連結路14まで
搬送され、この連結路14を通って回収コンベヤ12に
供給され、回収コンベヤ12によって本体部6まで搬送
され、遊技媒体は回収される。従って、確認時間までに
ホッパー18が元の位置に戻されなくても、実際に上部
シュート16内を遊技媒体が通過するまで、即ち補給セ
ンサ24が補給信号を発生するまでの間なら、誤って遊
技媒体が遊技機4に補給されることを防止できる。
【0031】図4は、このような動作を行うための制御
部26のプログラムをフローチャートで示したもので、
先ずいずれかの貯留センサ20から補給要求信号が発生
しているか制御部26は判断する(ステップS2)。補
給要求信号が発生していない間(この判断の結果がノー
である間)、制御部26は、このステップS2を繰り返
す。
【0032】補給要求信号がいずれかの貯留センサ20
から発生すると(ステップS2の判断の結果がイエスの
場合)、制御部26は、補給要求信号が発生してから確
認時間が経過するのを待ち、この経過時点で補給要求信
号が発生しているか判断する(ステップS4)。即ち、
補給要求信号が確認時間に亘って継続したか判断する。
この判断の結果がノーであると、この補給の制御を終了
する。従って、第3図(b)のタイミングチャートに示
すように、遊技媒体の補給は全く行われない。
【0033】ステップS4の判断結果がイエスである
と、制御部26は補給動作を開始する(ステップS
6)。即ち、第3図(a)または(c)に示すように、
確認時間の経過後に、搬送コンベヤ8を駆動し、ゲート
部10を供給状態に切り換え、本体部6に遊技媒体を放
出させる。
【0034】ステップS6の補給動作に続いて、補給要
求信号が継続しているかの判断が行われ(ステップS
8)、この判断がイエスの場合、補給信号が発生してい
るか判断される(ステップS10)。この判断がノーで
あると、ステップS8が再び実行される。即ち、補給要
求信号が継続していて、補給信号が発生していない限
り、ステップS8、S10のループが繰り返される。
【0035】このループが実行されている間に、補給要
求信号が継続しなくなると(ステップS8の判断がイエ
ス)、補給動作が停止される(ステップS12)。即
ち、図3(c)に示すようにゲート部が非供給状態に切
り換えられ、本体部6からの遊技媒体の放出が停止さ
れ、この制御が終了する。但し、搬送コンベヤ8の駆動
は継続される。従って、遊技機4に供給されなかった遊
技媒体は回収される。
【0036】ステップS8、S10のループを実行して
いる間に、補給信号が発生して、ステップS10の判断
がイエスになると、このループから抜けて、図3(a)
に示すように補給時間の経過をステップS14において
待ち、補給時間の経過後に、搬送コンベヤ8の停止及び
ゲート部10の非供給状態への切換が行われ(ステップ
S16)、この制御が終了する。従って、確認時間の経
過後に補給要求信号が消失しても、遊技媒体が誤って遊
技機4に供給されることを防止できる。この場合でも、
貯留センサ20が所定量の遊技媒体を検出している状態
を擬似的に作り出すための付属回路を貯留センサ20に
設ける必要はない。
【0037】上記の実施の形態では、遊技機2は複数台
設けたが、1台だけ遊技機を設け、これに遊技媒体を補
給するように構成することもできる。
【0038】上記の実施の形態では、貯留センサ20と
して、2つの電極を検出素子として使用したものを示し
たが、例えばホッパー18の底部から所定高さの位置に
発光素子と受光素子とを、同一直線上に位置するように
設け、所定高さまで遊技媒体が貯留されているとき、発
光素子からの光線が遊技媒体によって遮断され、所定高
さまで遊技媒体が供給されていない場合や、ホッパー1
8が取り除かれた場合に、発光素子からの光線が受光素
子によって受光されるように貯留センサを構成すること
もできる。或いは、ホッパー18に遊技媒体を計重する
計重手段を設け、その計重手段からの計重信号が、予め
定めた値以下になったとき、補給要求信号を発生する比
較手段とを設け、これら計重手段と比較手段によって貯
留センサを構成してもよい。
【0039】補給手段として、上記の実施の形態では、
搬送コンベヤ8とゲート部10とを用いたが、本体部6
から放出された遊技媒体を各遊技機4に補給可能なもの
であれば、他の構成のものを使用することもできる。
【0040】また、補給センサ24は、上部シュート1
6に設けたが、例えばホッパー18に設けることもでき
る。さらに、搬送コンベヤ8は、補給動作指令信号が供
給されたときに駆動されるように構成したが、常に搬送
コンベヤ8を駆動することもできる。また、回収コンベ
ヤ12も、常に駆動することもできるし、連結路14に
よって遊技媒体が搬送されたときに、回収コンベヤ12
を駆動するように構成してもよい。
【0041】また、上記の実施の形態では、補給要求信
号が確認時間の間にわたって継続した後に搬送コンベヤ
8、ゲート部10及び本体部6に補給動作を行わせた
が、補給要求信号が発生すると、直ちに搬送コンベヤ
8、ゲート部10及び本体部6に補給動作を行わせても
良い。この場合、補給信号が発生する前に、補給要求信
号が消失すると、上述したように遊技媒体の補給が行わ
れず、喩え確認時間が経過する前に補給要求信号が消失
したとしても、遊技媒体の補給は行われない。このよう
に構成すると、確認時間の経過を待つ必要がないので、
実際に遊技媒体をホッパー18に補給する場合、補給要
求信号が発生してから実際に補給が終了するまでに要す
る時間を確認時間の分だけ短縮することができる。無
論、メンテナンスのためにホッパー18を外したような
場合に誤って遊技媒体が補給されることも防止できる
し、そのために中継器や導通プラグのような付属回路を
取り付ける必要もない。
【0042】上記の実施の形態では、本発明を遊技機に
実施して、遊技機内に遊技媒体を補給したが、遊技機に
限ったものではなく、例えば遊技媒体の貸出機等のよう
に遊技媒体の貯留手段を備えるものに対して補給する場
合にも、本発明を実施することができる。
【0043】
【発明の効果】以上のように、本発明による遊技媒体補
給装置は、貯留センサが実際に遊技媒体を検出していな
い場合に補給要求信号を発生したとしても、所定時間が
補給要求信号が継続して発生したときに始めて補給を開
始するように構成しているので、貯留センサが遊技媒体
を検出していない状態を模擬するための付属回路を設け
なくても、誤って遊技媒体が補給されることを防止する
ことができる。さらに、所定時間の経過後であって、遊
技機に遊技媒体が補給されていない状態で、補給要求信
号が消失した場合には、補給手段を停止させているの
で、誤って遊技媒体が補給されることを防止できる。ま
た、本発明による遊技媒体補給装置では、補給要求信号
が発生した後であって、実際に遊技機に遊技媒体の補給
が行われていない状態で補給要求信号が消失すると、補
給手段を停止しているので、誤って補給が不要な遊技機
に遊技媒体の補給を行うことを防止できる。この場合に
も、貯留センサが遊技媒体を検出していない状態を模擬
するための付属回路を設ける必要はない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の1実施形態の遊技媒体補給装置の概略
構成図である。
【図2】図1の遊技媒体補給装置のブロック図である。
【図3】図1の遊技媒体補給装置のタイミングチャート
である。
【図4】図1の遊技媒体補給装置のフローチャートであ
る。
【符号の説明】
2 遊技島 4 遊技機 6 本体部(放出手段) 8 搬送コンベヤ(補給手段) 10 ゲート部(補給手段) 20 貯留センサ 24 補給センサ 26 制御部(制御手段)

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 遊技媒体を放出する遊技媒体放出手段
    と、 この遊技媒体放出手段から放出された前記遊技媒体を遊
    技機等に補給可能に配置された補給手段と、 前記遊技機等に設けられ、対応する前記遊技機等内に貯
    留されている前記遊技媒体が所定量未満のとき、補給要
    求信号を生成する貯留センサと、 前記補給要求信号が所定時間以上継続して生成される
    と、前記補給要求信号を生成した前記貯留センサを備え
    る前記遊技機等に前記遊技媒体を補給するように、前記
    補給手段に補給動作指令信号を供給し、前記補給要求信
    号が前記所定時間未満の間生成されると、前記補給動作
    指令信号を非供給とする制御手段とを、具備する遊技媒
    体補給装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の遊技媒体補給装置であっ
    て、 前記遊技機等に対応して設けられ、前記補給手段から対
    応する前記遊技機等に前記遊技媒体が供給されたとき、
    補給信号を生成する補給センサを有し、 前記制御手段で、前記補給動作指令信号が生成された
    後、前記補給信号の生成前に、前記補給要求信号が消失
    すると、前記補給手段の補給動作を停止させる遊技媒体
    補給装置。
  3. 【請求項3】 遊技媒体を放出する遊技媒体放出手段
    と、 この遊技媒体放出手段から放出された前記遊技媒体を、
    遊技機等に補給可能に配置された補給手段と、 前記遊技機等に設けられ、対応する前記遊技機等内に貯
    留される前記遊技媒体が所定量未満のとき、補給要求信
    号を生成する複数の貯留センサと、 前記遊技機等に対応して設けられ、前記補給手段から対
    応する前記遊技機等に前記遊技媒体が供給されたとき、
    補給信号を生成する補給センサと、 前記補給要求信号に応動して、その補給要求信号を生成
    している前記貯留センサに対応する前記遊技機等に前記
    遊技媒体を補給するように補給動作指令信号を前記補給
    手段に供給してから、前記補給信号が生成されるまでの
    間に、前記補給要求信号が消失したとき、前記補給動作
    指令信号を消失させることにより、前記補給手段の補給
    動作を停止させる制御手段とを、具備する遊技媒体補給
    装置。
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JP2000107352A (ja) * 1998-10-02 2000-04-18 Yukio Iyama メダル自動補給回収システム

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