JP2002260845A - 有機エレクトロルミネッセンス発光素子、それを用いた表示装置または発光源 - Google Patents

有機エレクトロルミネッセンス発光素子、それを用いた表示装置または発光源

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JP2002260845A
JP2002260845A JP2001057763A JP2001057763A JP2002260845A JP 2002260845 A JP2002260845 A JP 2002260845A JP 2001057763 A JP2001057763 A JP 2001057763A JP 2001057763 A JP2001057763 A JP 2001057763A JP 2002260845 A JP2002260845 A JP 2002260845A
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organic
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Shinichiro Kaneko
信一郎 金子
Akira Gyotoku
明 行徳
Takashi Hamano
敬史 濱野
Takahiro Komatsu
隆宏 小松
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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    • H10SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H10KORGANIC ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES
    • H10K59/00Integrated devices, or assemblies of multiple devices, comprising at least one organic light-emitting element covered by group H10K50/00
    • H10K59/80Constructional details
    • H10K59/875Arrangements for extracting light from the devices
    • H10K59/879Arrangements for extracting light from the devices comprising refractive means, e.g. lenses

Abstract

(57)【要約】 【課題】 透光性基板の基板側方向に光の取り出しを行
う有機エレクトロルミネッセンス発光素子において、光
取り出し効率を安定、向上させるとともに、正面から見
たときの輝度が高く、色にじみのない高品質なものを得
ることができる有機EL発光素子を提供することであ
る。 【解決手段】 基板と、前記基板の片面上に設けられた
複数個の光角度変換手段と、前記基板の片面上に直接ま
たは下地層を介して設けられた1個または複数個の有機
EL発光素子、および、前記有機EL発光素子を発光源
とするとともに前記基板側を光取り出し側とする有機E
L発光素子において、前記1個または複数個の有機EL
発光素子の各々に対して、前記複数個の光角度変換手段
を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、有機エレクトロル
ミネッセンス発光素子(以下、有機EL発光素子と略記
する)と、有機EL素子を用いた表示装置や主にプリン
タの読み取り発光源、書き込み発光源に関する。
【0002】
【従来の技術】有機EL発光素子は自発光素子であり、
視認性が高い、無機EL発光素子に比べて低消費電力化
が図れる、などの大きな利点がある。ディスプレイパネ
ル等の表示装置の画素、または面光源、としての利用を
目的に開発が活発に進められている。有機EL発光素子
を画素として用いる場合、複数の有機EL発光素子を同
一平面状に配置し、電圧を印加する配線をマトリックス
に構成し独立に駆動させることで、所望の表示を行う。
また薄膜状で面光源を構成できるため、例えばプリンタ
の読み取り光源、書き込み光源などの発光源を備えた素
子や装置に用いることで、容易に小型化及び軽量化が図
れる。
【0003】上記のような特長を有する有機EL発光素
子は、一般にガラス基板のような透光性基板上に直接ま
たは下地層を介して作成され、該透光性基板側を光取り
出し面としている。下地層はソーダガラス基板などを用
いた場合、基板表面からのNa汚染防止のためや、透光
性の下部電極を形成する際の被着面の表面粗さを良好に
する(面粗さを小さくする)ために用いるが、必ずしも
必要でない。このような有機EL発光素子を発光源とす
る有機EL発光素子においては光取り出し効率(光取り
出し面から取り出せる光量/有機EL発光素子からの総
発光量)が、光取り出し面での全反射により約1/(2
2)(nは有機発光層の屈折率)となることが知られ
ており、光取り出し効率を向上させる種々の試みがなさ
れている。
【0004】また、有機EL発光素子から放射される光
は拡散光であり表示装置の画素として用いる場合、上記
のように、全反射により光取り出し効率が低いことのた
め正面から見たときの輝度が低くなる。
【0005】特開平10−172756号公報には、透
光性基板と有機EL発光素子を構成している下部電極と
の間に、有機EL発光素子と平面視上1対1に対応する
ように集光用レンズを設けることが開示されている。こ
こでいう“有機EL発光素子と集光用レンズとが平面視
上1対1に対応する”ということは次の(a)および
(b)を満たすことである。
【0006】(a)1つの有機EL発光素子は1つの集
光用レンズとしか重ならず、かつ、集光用レンズの光軸
と有機EL発光素子の平面視上の中心とが実質的に一致
している。
【0007】(b)有機EL発光素子の大きさが当該有
機EL発光素子に重なっている集光用レンズに外接する
大きさ以下、好ましくは互いに重なる大きさ以下、更に
好ましくは内接する大きさ以下である。
【0008】これによって集光用レンズの光軸に平行な
光をより多く得ることができるので、正面から見たとき
の輝度が高い有機EL発光素子が得ることができる。
【0009】また、特開平10−223367号公報に
は、プラスチック製マイクロレンズアレイ構造を有する
基板の一方の板面上に有機EL発光素子を形成すること
が開示されている。ここでいう“マイクロレンズアレイ
構造”とは断面円弧形状であり、集光のためには凸レン
ズ状であればよい。これによって発光部の発光光線がマ
イクロレンズアレイの凸部に集光されるため高輝度化が
図れ、かつ、プラスチック製であるので軽量化が可能で
ある。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】上記特開平10−17
2756号公報に記載されている内容に準じて有機EL
発光素子を作成することにより、光の取り出し効率を向
上させることができる。ここで、図12は従来の有機E
L発光素子の断面図であり、図13は従来の有機EL発
光素子の拡大断面図である。なお、図12は上記公報の
代表図である。確かに上記公報記載の有機EL発光素子
によって光の取り出し効率を向上させることができる
が、有機EL発光素子は1個の点光源ではなく面光源で
あるため、図13に示すように、例えば素子1個に対応
して1個の集光用レンズ52を設けた場合、集光できず
に拡散してしまう光路でレンズに入射するEL光が必ず
生じる。また、素子1個に対応して1個のプリズムを設
けても同様に、集光できずに拡散してしまう光路でレン
ズに入射するEL光が必ず生じる。当該有機EL発光素
子を正面から見たときの輝度については更に性能のよい
ものに向上できる余地がある。なお、図12,13にお
いて、50は有機EL発光装置であり、51は基板、5
2は集光用レンズ、53は下地層、54は正孔注入層、
54aは下部電極層、55は発光層、56はカソード、
57は分離層である。そして、有機EL発光装置50
は、基板51に集光用レンズ52が形成され、下地層5
3を介して、下部電極54aが形成され、これに正孔注
入層54、発光層55、カソード56が積層され、分離
層57によって各素子が分離された構成である。
【0011】また、特開平10−223367号公報に
記載されている内容に準じて有機EL発光素子を作成す
ることにより、光の取り出し効率を向上させることがで
きる。ここで、図14は従来の有機EL発光素子の断面
図であり、図15,16は従来の有機EL発光素子の拡
大断面図である。なお、図14は上記公報の代表図であ
る。確かに上記公報記載の有機EL発光素子によって光
の取り出し効率を向上させることができるが、有機EL
発光素子の発光部63から基板61に入射した光を基板
61側に集光用のレンズ部61aを設けて光取り出し効
率を向上させても、図15に示すようにレンズ62のレ
ンズ材料と基板61の屈折率が違う場合は基板内を全反
射して伝播する光は取り出すことができない。また、図
16に示すようにレンズ材料で基板61を構成している
場合でも、集光できずに拡散してしまう光路でレンズ部
61aに入射するEL光が必ず生じる。なお、図14,
15,16において、61は基板、61aはレンズ部、
62はレンズ、63はアノード、カソードに挟まれた発
光層を備えた有機EL発光素子の発光部である。
【0012】そして、本発明の目的は有機EL発光素子
を発光源として備えた有機EL発光素子の光取り出し効
率を安定、向上させるとともに、正面から見たときの輝
度が高く、色にじみのない高品質なものを得ることがで
きる有機EL発光素子を提供することである。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成する本
発明の有機EL発光素子は、基板と、基板の片面上に設
けられた複数個の光角度変換手段と、基板の片面上に直
接または下地層を介して設けられた1個または複数個の
有機エレクトロルミネッセンス発光素子であって、1個
または複数個の有機EL発光素子の各々に対して、複数
個の光角度変換手段が設けられている構成としたもので
ある。
【0014】なお本発明の有機EL発光素子は、その光
取り出し側を基板側(有機EL素子と反対側)に限定す
る必要はなく、当該光角度変換手段で光の角度を変換し
て、有機EL素子のカソード側、または、基板厚みと垂
直方向(基板端面側)、が光取り出し方向となるように
構成してもよい。
【0015】更に、本発明の有機EL発光素子は、基板
と、基板の片面上に設けられた複数個の光角度変換手段
と、基板側を光取り出し側として基板の片面上に直接ま
たは下地層を介して設けられた1個または複数個の有機
エレクトロルミネッセンス発光素子であって、1つまた
は複数の有機EL発光素子の各々に対して、少なくとも
2種類以上の光角度変換手段が設けられている構成とし
たものである。
【0016】更に、本発明の有機EL発光素子は、基板
と、基板側を光取り出し側として基板の片面上に直接ま
たは下地層を介して設けられた1個または複数個の有機
エレクトロルミネッセンス発光素子であって、基板また
は下地層が透光性であり、かつ、基板内または下地層内
に前記基板とは屈折率が異なる透明物質または不透明粒
子または空気層からなる光角度変換手段を設けてある有
機エレクトロルミネッセンス発光素子であって、光角度
変換手段は、透明物質、または不透明粒子、または空気
層の外形の長手方向が前記基板の厚さ方向に向いている
構成としたものである。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て詳細に説明する。
【0018】請求項1に記載の発明は、基板と、基板の
片面上に設けられた複数個の光角度変換手段と、基板の
片面上に直接または下地層を介して設けられた1個また
は複数個の有機エレクトロルミネッセンス発光素子であ
って、1個または複数個の有機エレクトロルミネッセン
ス発光素子の各々に対して、複数個の光角度変換手段が
設けられていることを特徴とする有機EL発光素子であ
る。
【0019】この構成によれば面光源である有機EL発
光素子が発光する光のうち、本発明の構成を図1に示す
ように素子1個に対応して複数個の集光用レンズを設け
ると、集光できずに拡散してしまう光路でレンズに入射
するEL光を生じる確率を減らせるので、当該有機EL
発光素子を正面から見たときの輝度については更に性能
のよいものに向上できる。
【0020】なお本発明の有機EL発光素子は、その光
取り出し側を基板側(有機EL発光素子と反対側)に限
定する必要はなく、当該光角度変換手段で光の角度を変
換して、例えば有機EL発光素子のカソード側、また
は、基板厚みと垂直方向、が光取り出し方向となるよう
に構成してもよい。カソード側を光取り出し側とすると
きは、発光層から透光性の下部電極方向に伝播する光を
当該光角度変換手段で発光層側に集光し、発光層から透
光性の下部電極方向以外の方向に伝播する光とあわせて
取り出すことができる。この場合基板の基板側での全反
射条件を回避できるので、光取り出し効率を向上させる
ことができる。
【0021】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
の有機EL発光素子であって、光角度変換手段が、基板
の有機EL発光素子側に設けられていることを特徴とす
る。
【0022】基板とレンズ材料の屈折率が違う場合、有
機EL発光素子が発光する光のうち、従来の技術で説明
した図15に示すように基板内を全反射して伝播する光
が存在するが、光角度変換手段を基板の有機EL発光素
子側に設けることにより基板内を全反射して伝播する光
を減らすことができる。また、レンズ材料を基板として
用いた場合でも、図2に示すように1個の有機EL発光
素子に対して複数個のレンズを対応させているので、集
光できずに拡散してしまう光路でレンズに入射するEL
光を生じさせる確率を減らすことができて、当該有機E
L発光素子を正面から見たときの輝度については更に性
能のよいものに向上できる。
【0023】請求項3に記載の発明は、請求項1に記載
の有機EL発光素子であって、光角度変換手段である微
小レンズまたは微小プリズムまたは光反射層であること
を特徴とする。
【0024】例えば、図4に示すように微小プリズムを
基板の有機EL発光素子側に設けることにより、集光で
きずに拡散してしまう光路でレンズに入射するEL光を
生じる確率を減らせるので、当該有機EL発光素子を正
面から見たときの輝度については更に性能のよいものに
向上できる。
【0025】また、光取り出し側を基板側(有機EL発
光素子と反対側)に限定する必要はなく、当該光角度変
換手段で光の角度を変換して、例えば有機EL発光素子
のカソード側、または、基板厚みと垂直方向が、光取り
出し方向となるように構成してもよい。カソード側を光
取り出し側とするときは、発光層から透光性の下部電極
方向に伝播する光を発光層側に集光するために、基板上
に順に光反射層、微小レンズまたは微小プリズムを形成
した光角度変換手段を用い、発光層から透光性の下部電
極方向以外の方向に伝播する光とあわせて取り出すこと
ができる。この場合基板の基板側での全反射条件を回避
できるので、光取り出し効率を向上させることができ
る。
【0026】請求項4に記載の発明は、基板と、基板の
片面上に設けられた複数個の光角度変換手段と、基板側
を光取り出し側として基板の片面上に直接または下地層
を介して設けられた1個または複数個の有機エレクトロ
ルミネッセンス発光素子であって、1個または複数個の
有機エレクトロルミネッセンス発光素子の各々に対し
て、少なくとも2種類以上の光角度変換手段が設けられ
ていることを特徴とする有機EL発光素子である。
【0027】図6に2種類の光角度変換手段を設けた有
機EL発光素子を示しているが、詳細を図7に示すよう
に、光角度変換手段1で基板と空気の界面で全反射光線
が生じないように入射光の光角度を変換する。光角度変
換手段2に入射した光は、より屈折率の大きい光角度変
換手段1に入射するので光角度変換手段1に光が導波す
るようになり、結果として大部分の光は基板と空気の界
面で全反射光線が生じないような光角度に変換される。
このように少なくとも2種類以上の光角度変換手段を用
いることにより、当該有機EL発光素子を正面から見た
ときの輝度については更に性能のよいものに向上でき
る。
【0028】請求項5に記載の発明は、請求項4に記載
の有機EL発光素子であって、複数個の光角度変換手段
は少なくとも2種類以上の屈折率の違う材料を組合わせ
た層状物質であることを特徴とする。
【0029】また、請求項6に記載の発明は、請求項
4,5いずれか1に記載の有機EL発光素子であって、
複数個の光角度変換手段は、少なくとも一つが透光性の
下部電極より大きな屈折率を持つ材料aと、他の少なく
とも一つが透光性の下部電極より大きくかつ材料aより
も小さな屈折率を持つ材料b、とを組合わせた層状物質
であることを特徴とする。
【0030】図7に2種類の光角度変換手段を設けた有
機EL発光素子を示しているが、基板、光角度変換手段
1、光角度変換手段2の屈折率をそれぞれn1、n2、
n3とすると、n2>n1、n3となるような材料を選
択する。なお、n2>n1>n3となることが更に好ま
しい。光角度変換手段1の屈折率n2が透光性の下部電
極24aよりも大きいことがより望ましい。また光角度
変換手段2の屈折率n3が透光性の下部電極24aより
も大きいものであれば更に望ましい。そしてこの屈折率
の違う2種類以上の材料を組合わせて層状に形成するこ
とにより、下部電極の表面粗さを良好に小さくできる
し、またこれの上に下地層を形成して更に表面粗さを小
さくしてもよい。このようにして有機EL発光素子の発
光安定性を低下させることがなく、かつ、有機EL発光
素子を正面から見たときの輝度については更に性能のよ
いものに向上できる。
【0031】請求項7に記載の発明は、基板と、基板の
片面上に直接または下地層を介して設けられた1個また
は複数個の有機エレクトロルミネッセンス発光素子であ
って、基板または下地層が透光性であり、かつ、基板内
または下地層内に基板とは屈折率が異なる透明物質また
は不透明粒子または空気層からなる光角度変換手段を設
けてある有機エレクトロルミネッセンス発光素子であっ
て、光角度変換手段は、透明物質、または不透明粒子、
または空気層の外形の長手方向が基板の厚さ方向に向い
ていることを特徴とする有機EL発光素子である。
【0032】図10に示すようにたとえば基板内にその
外形寸法のxとyがx>yになるように透明物質または
不透明物質または空気層を設けると、光は主としてx方
向に角度変換されるようになるので有機EL発光素子を
正面から見たときの輝度については更に性能のよいもの
に向上できる。
【0033】請求項8に記載の発明は、請求項1から6
に記載の有機EL発光素子であって、基板と、基板側を
光取り出し側として基板の片面上に直接または下地層を
介して設けられた1個または複数個の有機エレクトロル
ミネッセンス発光素子において、基板または下地層が透
光性であり、かつ、基板内または下地層内に基板とは屈
折率が異なる透明物質または不透明粒子または空気層か
らなる光角度変換手段を設けてある有機エレクトロルミ
ネッセンス発光素子であって、光角度変換手段は、透明
物質、または不透明粒子、または空気層の外形の長手方
向が基板の厚さ方向に向いていることを特徴とする。
【0034】そして、上述した請求項7に記載の発明の
効果と請求項1から6に記載の発明の効果は独立して考
えてよいので、これらを組合わせることにより有機EL
発光素子を正面から見たときの輝度については更に飛躍
的に性能のよいものに向上できる。
【0035】請求項9に記載の発明は、透光性の下部電
極がストライプ状に個々電気的に分離され、カソードが
ストライプ状に個々電気的に分離されて構成されて、画
像表示配列を有する事を特徴とする請求項1〜8に記載
の有機エレクトロルミネッセンス素子を用いた、有機エ
レクトロルミネッセンス表示装置であり、素子内部での
光取り出し効率を向上させることができるため、視認性
に優れ、高効率の発光性能を維持することが可能であ
り、単純マトリックス方式での良好な表示を行うことが
できる。
【0036】請求項10に記載の発明は、請求項9に記
載の有機エレクトロルミネッセンス表示装置であって、
透光性の下部電極、あるいは、前記カソードのいずれか
が個々電気的に分離されて構成されて、分離された電極
は、少なくとも1つ以上のスイッチング素子を介して走
査されることで、画像表示配列を有する事を特徴とする
有機エレクトロルミネッセンス表示装置であり、素子内
部での光取り出し効率を向上させることができるため、
視認性に優れ、高効率の発光性能を維持することが可能
であり、アクティブマトリックス方式での良好な表示を
行うことができる。
【0037】請求項11に記載の発明は、透光性の下部
電極がストライプ状に個々電気的に分離され、カソード
がストライプ状に個々電気的に分離されて構成されて、
画像表示配列を有する事を特徴とする請求項1〜8に記
載の有機エレクトロルミネッセンス素子を用いた、有機
エレクトロルミネッセンス発光源であり、素子内部での
光取り出し効率を向上させることができるため、視認性
に優れ、高効率の発光性能を維持することが可能であ
り、単純マトリックス方式での良好な表示を行うことが
できる。
【0038】請求項12に記載の発明は、請求項11に
記載の有機エレクトロルミネッセンス発光源であって、
透光性の下部電極、あるいは、カソードのいずれかが個
々電気的に分離されて構成されて、分離された電極は、
少なくとも1つ以上のスイッチング素子を介して走査さ
れることで、画像表示配列を有する事を特徴とする有機
エレクトロルミネッセンス発光源であり、素子内部での
光取り出し効率を向上させることができるため、視認性
に優れ、高効率の発光性能を維持することが可能であ
り、アクティブマトリックス方式での良好な表示を行う
ことができる。
【0039】(実施の形態1)図1は本発明の実施の形
態1における有機EL発光素子を示す断面図である。図
2は本発明の実施の形態1における有機EL発光素子を
示す拡大断面図であり、図1の複数の微小レンズ内を通
過する光の光路例を示している。図3は本発明の実施の
形態1における有機EL発光素子を示す拡大断面図であ
り、複数の微小レンズと1個のレンズでの光の光路の比
較例を示している。図4は本発明の実施の形態1におけ
る有機EL発光素子の他の例を示す断面図であり、図1
の微小レンズが微小プリズムである場合を示している。
図5は本発明の実施の形態1における有機EL発光素子
の他の例を示す拡大断面図であり、図4の複数の微小プ
リズム内を通過する光の光路例を示している。
【0040】図1に示すように、本発明の実施形態1に
おける有機EL発光素子の構成は次のとおりである。基
板1上または基板1内または下地層3上または下地層3
内に複数の微小レンズ2を形成する。その上に有機EL
発光素子を構成している透光性の下部電極4a、正孔注
入層4、発光層5、カソード6、分離膜7が形成されて
いる。有機EL発光素子は面発光源である有機EL発光
素子からのEL光を基板1を通して外部にとりだすこと
ができる。そして、複数個設けられている微小レンズ2
の幅と曲率半径、レンズ材料の屈折率を適当に設定する
ことにより、図2に示すように透光性の下部電極4aか
ら微小レンズ2に入射した光を大部分集光方向に向かわ
せることができる。
【0041】また、図3には、同じ発光点から複数の微
小レンズ2と従来の1個のレンズ2aに入射した光線の
光路をそれぞれL1、L2で示している。なお、L1が
複数の微小レンズ2のひとつに入射したときの光路であ
り、L2が従来の1個のレンズ2aに入射したときの光
路である。そして、図3に示すように、L1に比べてL
2の方が基板1の厚み方向に対して角度がつきやすくな
り、空気中に出射したときにL2の光路は拡散しやすい
ことがわかる。従って、基板1からある距離をおいて発
光状態を見たときに光が拡散しやすいことがわかる。よ
って、1個の有機EL発光素子に対して1個のレンズ2
aが設けられている場合と複数の微小レンズ2が設けら
れている場合には後者の方がより正面から見たときの輝
度を向上できる。更に、レンズ幅、曲率半径の選択肢が
多いのでより好適な設計が可能である。
【0042】また、図4に示すように基板1上または基
板1内または下地層3上または下地層3内に複数の微小
プリズム2bを設けてもよい。そして、図5に示すよう
に、透光性の下部電極4aから入射した光は微小プリズ
ム2bがない場合に比べて、取り出し側である基板1側
に向かって集光方向に角度変換されるので、当該有機E
L発光素子を正面から見たときの輝度については更に性
能のよいものに向上できる。
【0043】(実施の形態2)図6は本発明の実施の形
態2における有機EL発光素子を示す断面図である。図
7は本発明の実施の形態2における有機EL発光素子を
示す拡大断面図であり、図6の2種類の光角度変換手段
内を通過する光の光路例を示している。
【0044】本発明の実施の形態2における有機EL発
光素子の構成は次のとおりである。基板21上または基
板21内または下地層23上または下地層23内に例え
ば2種類の光角度変換手段22を形成する。その上に有
機EL発光素子を構成している透光性の下部電極24
a、正孔注入層24、発光層25、カソード26、分離
膜27が形成されている。なお、光角度変換手段22
は、光角度変換手段1及び光角度変換手段2を備えるも
のであり、図6において、22aは光角度変換手段1、
22bは光角度変換手段2を示している。
【0045】有機EL発光素子は面発光源である有機E
L発光素子からのEL光を基板21を通して外部にとり
だすことができる。有機EL発光素子で発光して透光性
の下部電極24aをとおって基板21に入射する光のう
ち、まず光角度変換手段1に入射した光は基板21と空
気の界面で全反射光線が生じないような角度に変換され
る。透光性の下部電極24aから出射する光は、より屈
折率の高い光角度変換手段1方向には全て入射する。透
光性の下部電極24aに対向する面積開口率が光角度変
換手段1より小さな光角度変換手段2に入射して角度変
換されて出射する光は、より屈折率の大きい光角度変換
手段1に再入射するので、結果的に光角度変換手段1を
光が導波するようになり大部分の光は基板と空気の界面
で全反射光線が生じないような光角度に変換される。
【0046】また、光角度変換手段1と光角度変換手段
2の境界面Sが散乱面の場合、光角度変換手段2から光
変換手段1に入射する光は散乱されて、光角度変換手段
1内部を基板方向に導波しやすくなる。前記境界面Sは
必ずしも荒らしておく必要はなく、光角度変換手段1と
光角度変換手段2の形状の組み合わせ方によって、基板
方向になるべく多くの光が導波するようにすればよい。
【0047】図8は本発明の実施の形態2における有機
EL発光素子を示す拡大断面図であり、光角度変換手段
2の外形寸法を説明する図であるが、深さ方向の長さx
と、幅方向の長さyとが、x>yであると、2種類の光
角度変換手段はより効果的に作用することができて、基
板方向へ向かう光が更に増加する。
【0048】このように少なくとも2種類以上の光角度
変換手段を用いることにより、当該有機EL発光素子を
正面から見たときの輝度については更に性能のよいもの
に向上できる。
【0049】(実施の形態3)図9は本発明の実施の形
態3における有機EL発光素子を示す断面図である。図
10は本発明の実施の形態3における有機EL発光素子
を示す拡大断面図であり、図9の光角度変換手段の寸法
と入射する光の光路例を示している。
【0050】本発明の実施の形態3における有機EL発
光素子の構成は次のとおりである。光散乱手段38を配
設した基板31上または下地層33上に有機EL発光素
子を構成している透光性の下部電極34a、正孔注入層
34、発光層35、カソード36、分離膜37が形成さ
れている。有機EL発光素子は面発光源である有機EL
発光素子からのEL光を基板31を通して光取り出し面
38から外部にとりだすことができる。光散乱手段32
の基板深さ方向の長さxと、基板横方向の長さyとを、
x>yになるように配設した基板31に入射するEL光
は図10に示すように光角度変換手段の長手方向(基板
の深さ方向)に角度変換される。このような光角度変換
手段が例えば基板31内に複数個あることにより、透光
性の下部電極34aから基板31に入射した光は、全体
的に光取り出し面方向に向くので、当該有機EL発光素
子を正面から見たときの輝度については更に性能のよい
ものに向上できる。即ち、x>yにすると基板31の有
機EL素子側から入射した光は、光取り出し面での全反
射が起こりにくいので取り出し効率が向上する。
【0051】(実施の形態4)図11は実施の形態1〜
3の有機EL発光素子を用いた本発明の実施の形態4に
おける表示装置を示す鳥瞰図である。
【0052】本発明の実施の形態4における有機EL発
光素子の構成は次のとおりである。図11に示すよう
に、透光性の下部電極44aは線状にパターニングされ
ており、これに略直交する形でカソード46も同様に線
状にパターニングされている。
【0053】そして、この表示装置の透光性の下部電極
44aをプラス側、カソード46をマイナス側とし、図
示しない駆動手段としての駆動回路(ドライバ)に接続
し、選択した透光性の下部電極44a、カソード46に
直流電圧または直流電流を印加すれば、直交する部分の
発光層45が発光し、単純マトリックス方式の表示装置
として使用することができる。また、本実施の形態にお
いては、単純マトリックス方式の表示装置について説明
したが、分離された透光性の下部電極44aの各々に、
少なくとも1個ずつのTFTなどのスイッチング素子に
接続することで駆動するアクティブマトリックス方式の
表示装置でもよい。
【0054】
【実施例】次に、本発明の具体例を説明する。
【0055】本実施例は、有機EL発光素子を発光源と
して備えた有機EL発光素子を示すものである。
【0056】(実施例1)図1に示すようにガラス基板
上にウエットエッチにより基板側に凸の窪みを設ける。
詳細にはガラス基板上にポジレジストで円形もしくは矩
形のパターニングを施し、これをマスクにしてウエット
エッチを行うと図1または図2または図4に示すような
基板側に凸の形状ができる。このとき1個の有機EL発
光素子に対して、円形の個数が複数個になるようにパタ
ーニングを行う。ここにマイクロレンズ用レジスト材料
を窪みが埋まるようにスピンコートし、200℃30分
でベーキングして有機溶剤分をとばして微小レンズを形
成する。または凸形状のアスペクト比によっては低温C
VDなどでSiO2、SiON、SiO、SiN、Ta2
5などを堆積/埋め込み平坦化する。
【0057】次にこの微小レンズ上全面に下地層として
光学的に透明な薄膜を形成するが下地層は必ずしもなく
てもよい。下地層の材料としては、SiO2、Al
23、MgO、TiO2、ZrO2、GeO2などの酸化
物やLiF、CaF2、AlF3、LaF3などのフッ化
物など絶縁性のものであればよい。
【0058】次に全面にITO膜を形成した後、ITO
膜上にレジスト材(東京応化社製、OFPR−800)
をスピンコート法により塗布して厚さ10μmのレジス
ト膜を形成し、マスク、露光、現像してレジスト膜を所
定の形状にパターニングした。次に、この基板を60℃
で50%の塩酸中に浸漬して、レジスト膜が形成されて
いない部分のITO膜をエッチングした後、レジスト膜
も除去し、所定のパターンのITO膜からなる陽極が形
成されたパターニング基板を得た。
【0059】次に、このパターニング基板を、洗剤(フ
ルウチ化学社製、セミコクリーン)による5分間の超音
波洗浄、純水による10分間の超音波洗浄、アンモニア
水1(体積比)に対して過酸化水素水1と水5を混合し
た溶液による5分間の超音波洗浄、70℃の純水による
5分間の超音波洗浄の順に洗浄処理した後、窒素ブロア
ーで基板に付着した水分を除去し、さらに加熱して乾燥
した。
【0060】次に、パターニング基板の陽極側の表面
に、2×10-6Torr以下の真空度まで減圧した抵抗
加熱蒸着素子内にて、正孔注入層としてTPDを約50
nmの膜厚で形成した。
【0061】次に、同様に抵抗加熱蒸着素子内にて、正
孔注入層上に発光層としてAlq3を約60nmの膜厚
で形成した。なお、TPDとAlq3の蒸着速度は、共
に0.2nm/sであった。
【0062】次に、同様に抵抗加熱蒸着素子内にて、発
光層上に15at%のLiを含むAl−Li合金を蒸着
源として、陰極を150nmの膜厚で成膜した。
【0063】このようにして有機EL発光素子を作成し
た。
【0064】(実施例2)図6に示すようにガラス基板
上に光角度変換手段1と光角度変換手段2を形成する。
【0065】まず全面に光学的に透明な薄膜を被着して
光角度変換手段1を形成する。これにV字型または円錐
型または角錐型の溝を入れて溝の内部を透明または半透
明樹脂やSiO2粒子やTiO2粒子に有機溶剤を加えて
粘度を調整した樹脂で埋めて光角度変換手段2を形成す
る。全面に形成する光学薄膜の材料としてはガラス基板
の屈折率よりも大きな屈折率を持つ材料が望ましい。た
とえばガラス基板の屈折率を1.5程度として、Al2
3、MgO、Gd23、Y23,Sc23、La
23、ZrO2、SiO、Ta25、ZnO、TiO2
どの酸化物、LaF3,NdF3,CeF3などのフッ化
物などの絶縁性材料が挙げられる。次にV字型の溝を入
れるのであるが、研削機械でV字型ブレード形状を使っ
ていれてもよいし、溝になる部分以外をポジレジストで
矩形にパターニングしておきウエットまたはドライでエ
ッチングしてもV字型または円錐型または角錐型の溝形
状が得られる。溝内部を埋める透明または半透明の樹脂
としては、ポリエチレンテレフタレート、ポリカーボネ
ート、ポリメチルメタクリレート、ポリエーテルスルフ
ォン、ポリフッ化ビニル、ポリプロピレン、ポリエチレ
ン、ポリアクリレート、非晶質ポリオレフィン、などが
挙げられる。基板、光角度変換手段1、光角度変換手段
2の屈折率をそれぞれn1、n2、n3とすると、n2
>n1、n3となるように材料を選択する。
【0066】次にこの2つの角度変換手段全面に下地層
として光学的に透明な薄膜を形成するが、下地層は必ず
しもなくてもよい。下地層の材料としては、SiO2
Al23、MgO、TiO2、ZrO2、GeO2などの
酸化物やLiF、CaF2、AlF3、LaF3などのフ
ッ化物など絶縁性のものであればよい。
【0067】以下は実施例1と同様の手順により、有機
EL発光素子を作成した。
【0068】(実施例3)図9に示すようにガラス基板
内または下地層内に基板とは屈折率が異なる光角度変換
手段を形成する。
【0069】光角度変換手段は透明物質または不透明粒
子を分散させてなるもので、透明物質としては空気泡、
ガラスファイバー、SiO2粒子、ZrO2粒子、ガラス
ビーズ、透明プラスチック粒子などが挙げられる。不透
明粒子としてはカーボン、SnO2、TiN、TiO2
どが挙げられる。これらの透明物質または不透明粒子を
併用して用いてもかまわない。例えばガラス基板になる
インゴットを作成する時に適当に空気泡が混じるように
してもよいし、ガラスビーズ、SiO2粒子、ZrO2
子などを混合させてもよい。またポリエチレンテレフタ
レートにSnO2粒子、TiO2粒子などを分散させてフ
ィルムシートになったものを基板として使用してもかま
わない。各粒子のサイズはサブミクロンから数十ミクロ
ンまで種々選択可能である。ガラスやプラスチックに空
気泡を混合させて引き伸ばすと、空気層形状が引き伸ば
した方向に長手方向を持つように形成される。また球状
ではなく長手方向を持つような形状に粒子を作成してガ
ラスやプラスチックに混合させ、長手方向を揃えて基板
を得る。
【0070】このようにして得た基板上に実施例1と同
様の手順により、有機EL発光素子を作成した。
【0071】(比較例1)図12に示すように、透光性
基板としてイオン交換法によってガラス基板中にレンズ
が形成されている平板マイクロレンズを用意する。この
基板上に実施例1と同様の手順により、有機EL発光素
子を作成した。
【0072】このようにして得られた実施例1〜3及び
比較例1の有機エレクトロルミネッセンス発光素子を駆
動して発光させ、評価テストを実施した。
【0073】そのテスト結果を(表1)に示す。
【0074】
【表1】
【0075】ここで、(表1)の評価項目における評価
方法及びその評価基準について説明する。素子の発光効
率は,有機エレクトロルミネッセンス発光素子に一定電
流を流したときの発光輝度を評価した。評価は,基板側
を光取り出し側にしたときの数値であり、比較例1の発
光輝度を1としたときの輝度を示している。発光面の視
認性は、有機エレクトロルミネッセンス発光素子を1辺
が100μmの正方形の画素からなる表示素子としたと
きの視認性の程度を目視にて評価した。評価は、○,△
の二段階評価であり、その評価基準は、○:優れてい
る、△:許容できる、である。
【0076】そして、(表1)より明らかなように、本
発明の実施例1〜3の有機エレクトロルミネッセンス発
光素子は、従来の比較例1に比べて、発光効率及び視認
性が共に優れている事が確認された。
【0077】
【発明の効果】以上のように本発明の有機エレクトロル
ミネッセンス発光素子によって、光取り出し効率を安
定、向上させるとともに、基板側やカソード側を光取り
出し方向とできて、その正面から見たときの輝度が高
く、色にじみのない高品質なものを得ることができる有
機EL発光素子、それを用いた有機EL表示装置または
有機EL発光源を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1における有機EL発光素
子を示す断面図
【図2】本発明の実施の形態1における有機EL発光素
子を示す拡大断面図
【図3】本発明の実施の形態1における有機EL発光素
子を示す拡大断面図
【図4】本発明の実施の形態1における有機EL発光素
子の他の例を示す断面図
【図5】本発明の実施の形態1における有機EL発光素
子の他の例を示す拡大断面図
【図6】本発明の実施の形態2における有機EL発光素
子を示す断面図
【図7】本発明の実施の形態2における有機EL発光素
子を示す拡大断面図
【図8】本発明の実施の形態2における有機EL発光素
子を示す拡大断面図
【図9】本発明の実施の形態3における有機EL発光素
子を示す断面図
【図10】本発明の実施の形態3における有機EL発光
素子を示す拡大断面図
【図11】本発明の実施の形態4における表示装置を示
す鳥瞰図
【図12】従来の有機EL発光素子の断面図
【図13】従来の有機EL発光素子の拡大断面図
【図14】従来の有機EL発光素子の断面図
【図15】従来の有機EL発光素子の拡大断面図
【図16】従来の有機EL発光素子の拡大断面図
【符号の説明】
1、21、31、41 基板 2、42 微小レンズ 2a レンズ 22 2種類の光角度変換手段 22a 光角度変換手段1 22b 光角度変換手段2 32 光角度変換手段 3、23、33、43 下地層 4、24、34、44 正孔注入層 4a、24a、34a、44a 透光性の下部電極 5、25、35、45 発光層 6、26、36、46 カソード 7、27、37 分離膜 38 光取り出し面
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 濱野 敬史 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 小松 隆宏 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 Fターム(参考) 3K007 AB02 AB03 AB17 BA06 BB06 CA00 DA01 DB03 EA04 EB00

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】基板と、複数個の光角度変換手段とを備え
    た、前記基板の片面上に直接または下地層を介して設け
    られた1個または複数個の有機エレクトロルミネッセン
    ス発光素子であって、 前記1個または複数個の有機エレクトロルミネッセンス
    発光素子の各々に対して、前記複数個の光角度変換手段
    が設けられていることを特徴とする有機エレクトロルミ
    ネッセンス発光素子。
  2. 【請求項2】前記光角度変換手段が、前記基板の前記有
    機エレクトロルミネッセンス発光素子側に設けられてい
    ることを特徴とする請求項1記載の有機エレクトロルミ
    ネッセンス発光素子。
  3. 【請求項3】前記複数個の光角度変換手段は、微小レン
    ズまたは微小プリズムまたは光反射層であることを特徴
    とする請求項1,2いずれか1記載の有機エレクトロル
    ミネッセンス発光素子。
  4. 【請求項4】基板と、複数個の光角度変換手段とを備え
    た、基板側を光取り出し側として前記基板の片面上に直
    接または下地層を介して設けられた1個または複数個の
    有機エレクトロルミネッセンス発光素子であって、 前記1個または複数個の有機エレクトロルミネッセンス
    発光素子の各々に対して、少なくとも2種類以上の光角
    度変換手段が設けられていることを特徴とする有機エレ
    クトロルミネッセンス発光素子。
  5. 【請求項5】前記複数個の光角度変換手段は、少なくと
    も2種類以上の、異なる屈折率を持つ材料を組合わせた
    層状物質であることを特徴とする請求項4記載の有機エ
    レクトロルミネッセンス発光素子。
  6. 【請求項6】前記複数個の光角度変換手段は、少なくと
    も一つが透光性の下部電極より大きな屈折率を持つ材料
    aと、他の少なくとも一つが透光性の下部電極より大き
    くかつ前記材料aよりも小さな屈折率を持つ材料b、と
    を組合わせた層状物質であることを特徴とする請求項
    4,5いずれか1記載の有機エレクトロルミネッセンス
    発光素子。
  7. 【請求項7】基板と、光角度変換手段とを備えた、有機
    エレクトロルミネッセンス発光素子において、 前記基板または下地層が透光性であり、かつ、前記基板
    内または下地層内に前記基板とは屈折率が異なる透明物
    質または不透明粒子または空気層からなる光角度変換手
    段を設けてあり、基板側を光取り出し側として前記基板
    の片面上に直接または下地層を介して設けられた1個ま
    たは複数個の有機エレクトロルミネッセンス発光素子で
    あって、 前記光角度変換手段は、前記透明物質、または前記不透
    明粒子、または前記空気層の外形の長手方向が前記基板
    の厚さ方向に向いていることを特徴とする有機エレクト
    ロルミネッセンス発光素子。
  8. 【請求項8】基板と、光角度変換手段とを備えた、有機
    エレクトロルミネッセンス発光素子において、 前記基板または下地層が透光性であり、かつ、前記基板
    内または下地層内に前記基板とは屈折率が異なる透明物
    質または不透明粒子または空気層からなる光角度変換手
    段を設けてあり、基板側を光取り出し側として前記基板
    の片面上に直接または下地層を介して設けられた1個ま
    たは複数個の有機エレクトロルミネッセンス発光素子で
    あって、 前記光角度変換手段は、前記透明物質、または前記不透
    明粒子、または前記空気層の外形の長手方向が前記基板
    の厚さ方向に向いていることを特徴とする請求項1〜6
    いずれか1記載の有機エレクトロルミネッセンス発光素
    子。
  9. 【請求項9】請求項1〜8いずれか1記載の有機エレク
    トロルミネッセンス素子を用いて、透光性の下部電極が
    ストライプ状に個々電気的に分離され、カソードがスト
    ライプ状に個々電気的に分離されて構成されて、画像表
    示配列を有する事を特徴とする有機エレクトロルミネッ
    センス表示装置。
  10. 【請求項10】前記透光性の下部電極、あるいは、前記
    カソードのいずれかが個々電気的に分離されて構成され
    て、前記分離された電極は、少なくとも1つ以上のスイ
    ッチング素子を介して走査されることで、画像表示配列
    を有する事を特徴とする請求項9記載の有機エレクトロ
    ルミネッセンス表示装置。
  11. 【請求項11】請求項1〜8いずれか1記載の有機エレ
    クトロルミネッセンス素子を用いて、透光性の下部電極
    がストライプ状に個々電気的に分離され、カソードがス
    トライプ状に個々電気的に分離されて構成されて、画像
    表示配列を有する事を特徴とする有機エレクトロルミネ
    ッセンス発光源。
  12. 【請求項12】前記透光性の下部電極、あるいは、前記
    カソードのいずれかが個々電気的に分離されて構成され
    て、前記分離された電極は、少なくとも1つ以上のスイ
    ッチング素子を介して走査されることで、画像表示配列
    を有する事を特徴とする請求項11記載の有機エレクト
    ロルミネッセンス発光源。
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