JP7229777B2 - Oledディスプレイ用光取り出し装置および方法ならびに、それらを使用するoledディスプレイ - Google Patents

Oledディスプレイ用光取り出し装置および方法ならびに、それらを使用するoledディスプレイ Download PDF

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Description

関連出願の相互参照
本出願は、2016年6月3日に出願された米国特許出願第62/345201号に優先権の恩恵を主張するものであり、その内容の全体を本明細書に参照として組み入れる。
本開示は、有機発光ダイオード(OLED)に関するものであり、詳細にはOLEDディスプレイならびにOLEDディスプレイからの光取り出し装置および方法に関するものであり、光取り出し装置および方法を利用するOLEDディスプレイを含む。
OLEDは、典型的に基板、第1の電極、1つまたは複数のOLED発光層および第2の電極を含む。OLEDはトップエミッション型またはボトムエミッション型であり得る。トップエミッション型OLEDは、基板、第1の電極、1つまたは複数のOLED層を有するOLED構造および第2の透明電極を含む。OLED構造の1つまたは複数のOLED層は発光層を含み、また電子注入層および正孔注入層ならびに電子輸送層および正孔輸送層を含み得る。
薄いバリア層が典型的に第2電極の上に存在する。バリア層は、酸素および水からの汚染からOLED層を保護するのに役立つ。バリア層は典型的に、例えば、屈折率2.03を有する窒化ケイ素などの高屈折率材料で作られる。OLED構造は、典型的に1.7から1.8の範囲の屈折率を有するので、OLED構造が発する光は、バリア層の上部境界(外面)で内部全反射(TIR)により閉じ込められる。このTIRは、バリア層の上面に接する材料(典型的に、空気またはガラス)に対する、バリア層の屈折率が大きいため、比較的強い(すなわち、比較的大きい範囲の角度をカバーする)。
ディスプレイを形成するために、OLEDがディスプレイ基板上に配列され、カプセル化層で覆われる。しかし、カプセル化層とOLEDとの間のスペースが固形材料で充填されていても、OLEDの上部から発する光は、カプセル化層の上面からTIRを再び受ける。これによりOLEDディスプレイで使用可能な、OLEDが発生させる光の量をさらに減少させる。
OLEDディスプレイのための光取り出し装置および方法を開示する。その装置および方法は、OLEDがOLEDディスプレイのピクセル(例えば、有色ピクセル、またはサブピクセルとも呼ばれる)として役立ち、典型的には間隔を空けて公知のパターンで配列され、ディスプレイ基板の上面の比較的小さい部分のみを占めているという事実を利用する。本明細書に開示される光取り出し装置および方法は、テーパー状反射器アレイを利用するが、それは、テーパー状反射器の面が基板上に支持されているOLEDと同じサイズおよびスペースを有するように、カプセル化層の一部として、例えば複製により製造され得る。次いで、テーパー状反射器は、接着性を有し得る屈折率整合材を使用して、OLED基板およびその上のOLEDの上に配置し得る。一実施例では、テーパー状反射器は、内部全反射(TIR)により作動するか、または反射コーティングを有する側面を有する立体プリズムにより定義される。
例示的なテーパー状反射器は、逆角錐台または逆円錐台の形状を有し、角錐台の幅の広い方の端が光を発する上部で、幅の狭い方の端が底部である。底端部(底面)は、OLEDの発光面と光学的に結合(すなわち光学的にインターフェース)する。この光学的結合は、光結合効率を最適にするために、屈折率整合材を介することが好ましい。好ましくは、テーパー状反射器材および屈折率整合材の両方が、比較的高い屈折率、例えば、最大OLEDの発光層の屈折率を有する。OLED、屈折率整合材、およびテーパー状反射器の組み合わせが、発光装置を構成する。テーパー状反射器および屈折率整合材(使用する場合)の組み合わせが、光取り出し装置を構成する。
本明細書に開示されたOLEDディスプレイは、複数の発光装置、または発光装置アレイを備える。発光装置は、またカプセル化層の一部を含み、それを介して光を伝達することもできる。
テーパー状反射器の側壁でのTIRにより、そうでなければテーパー状反射器の上面でエスケープコーンから外れる光線が、角度のある傾斜した側壁により向きを変え、エスケープコーン内に収まり、したがってテーパー状反射器の上面から出力結合することが可能である。結果として、光取り出し効率が、テーパー状反射器を使用していない場合と比較して、少なくとも25%、または少なくとも50%、または少なくとも100%、または少なくとも150%、または少なくとも200%改善される。
ガラスで製造され得るカプセル化層の寸法安定性により、テーパー状反射器は、適正な操作/貯蔵温度の範囲内、例えば0℃から60℃において、それぞれのOLEDとのアライメント、およびしっかりとした取り付けを維持する。
本開示の一態様は、上面を有しそれを通り光を発するOLED用光取り出し装置である。装置は、屈折率n、少なくとも1つの側面、上面および底面を有し、上面が底面より大きいテーパー状反射器、OLEDの上面とテーパー状反射器の底面との間に配置され、テーパー状反射器の屈折率nと同じ、またはそれより大きい屈折率nIMを有する屈折率整合層を含み、ならびにOLEDの上面から発する光が屈折率整合層を通り、テーパー状反射器に入り、かつテーパー状反射器の少なくとも1つの側面が、光が内部全反射によりエスケープコーン内に入り、テーパー状反射器の上面から出るように向きを変えるように構成された斜面を有する。
本開示の別の態様は、上記の光取り出し装置アレイ、OLEDが間隔を空け、各光取り出し機器に対し動作可能に配列される、OLEDアレイを支持する支持基板、およびテーパー状反射器の上面に隣接して存在するカプセル化層を含む、OLEDディスプレイである。
本開示の別の態様は、上記の光取り出し装置およびOLEDを含む発光装置である。
本開示の別の態様は、上記のOLEDディスプレイおよびOLEDディスプレイに電気的に接続された制御電子機器を含む電子機器である。
本開示の別の態様は、面を有する支持基板、支持基板面に周期的に配列され,各OLEDが光を発する上面を備えるOLEDアレイ、各テーパー状反射器が少なくとも1つ側面、上面および底面を備え、上面は底面より大きく、各テーパー状反射器の底面はOLEDアレイの対応するOLEDに光学的に結合し、その対応するOLEDからテーパー状反射器にその底面から入る光を内部全反射させ、その光をテーパー状反射器の上面を通る向きにするように構成された斜面を備えるテーパー状反射器アレイ、ならびにテーパー状反射器の上面から出る光を透過させるために、テーパー状反射器アレイの上面の上に配置されたカプセル化層を含む、OLEDディスプレイである。
本開示の別の態様は、上記のOLEDディスプレイおよびOLEDディスプレイに電気的に接続された制御電子機器を含む、電子機器である。
さらなる特徴および利点は以下の詳細な説明で示され、一部ではその説明から当業者には容易に明らかであり、または、以下の詳細な説明、特許請求の範囲、および添付図面を含む本明細書に記載された実施形態を実施することにより認識されるであろう。
前述の一般的な説明、および以下の詳細な説明の両方が、単なる例であり、本特許請求の範囲の性質および特徴を理解するための概要または骨組みを提供することを意図するものであることを理解されるべきである。添付図面が、さらなる理解を提供するために含まれ、本明細書の一部に組み込まれ、それを構成する。図面は1つまたは複数の実施形態を図示し、説明と共に、様々な実施形態の原理および作用を説明するために役立つ。
本明細書に記載された光取り出し装置および方法を使用するOLEDディスプレイの一例の上面図。 OLEDの寸法およびOLEDにより形成されたOLEDアレイの一例を図示する、4つのOLEDアレイの上面拡大図。 図1AのOLEDディスプレイの一部の拡大x-z断面図。 図1Cで示したOLEDディスプレイの一部をさらに拡大した図であり、かつ基本的な層状のOLED構造を示す拡大差し込み図を含む。 OLED、屈折率整合材およびテーパー状反射器で形成され、テーパー状反射器および屈折率整合材が光取り出し装置を構成する発光装置の一例の立面分解図。 4つのOLEDおよび各OLED上に配列された4つのテーパー状反射器の上面図。 テーパー状反射器の形の一例の側面図。 テーパー状反射器の形の一例の側面図。 OLEDによりテーパー状反射器の本体に発されその上面に直接当たらない光のすべてが、テーパー状反射器の側面で内部全反射を受けることを確実にする、テーパー状反射器の側面の複雑な面の形の一例のプロット図。 テーパー状反射器の材料のエスケープコーンの外側にある、OLEDが発する光線は、まずテーパー状反射器の側壁で反射することなく、テーパー状反射器の上面に直接当たることはできないことを確実にする、テーパー状反射器の有利な形の概略図。 携帯電話用OLEDディスプレイの赤-緑-青(RGB)ピクセル幾何学の一例を図示し、OLEDピクセルの上に配列されたテーパー状反射器アレイを示す顕微鏡写真に基づく概略図。 異なるサイズを有する青色および緑色のOLEDピクセルを示す、図5AのOLEDディスプレイの一部分の拡大断面図。 テーパー状反射器アレイの中央のテーパー状反射器の光取り出し効率LE(%)対屈折率nのプロット図。 テーパー状反射器アレイの中央のテーパー状反射器に対する第1の対角のテーパー状反射器からの光出力LL対テーパー状反射器アレイの中央のテーパー状反射器の屈折率nのプロット図。 テーパー状反射器アレイの中央のテーパー状反射器に対する隣りのテーパー状反射器からの光出力対テーパー状反射器アレイの中央のテーパー状反射器の屈折率nのプロット図。 大きな検出器(菱形)および小さな検出器(正方形)を使用して測定される、テーパー状反射器の底面に対するOLEDの結合効率CE(%)対オフセットdX(mm)のプロット図。 60℃の温度変化におけるグルー層の弾性率E(MPa)の関数として計算されたグルー層のせん断応力τmaxのプロット図。 図7Aと同じ60℃の温度変化における、テーパー状反射器の材料の弾性率E(MPa)の関数として計算されたグルー層のせん断応力τmaxのプロット図。 テーパー状反射器アレイのテーパー状反射器間のスペースに充填する材料の光取り出し効率LE(%)対屈折率nのプロット図。 本明細書に開示された光取り出し装置用について異なる構成を図示する、OLEDディスプレイの一部の側面図。 本明細書に開示された光取り出し装置用について異なる構成を図示する、OLEDディスプレイの一部の側面図。 光取り出しをさらに助けるために、カプセル化層の上にさらなるマイクロレンズを加えた、本明細書に開示された光取り出し装置の側面図。 本明細書に開示されたOLEDディスプレイを含む、一般化された電子機器の概要図。 図10Aの一般化された電子機器の一例。 図10Aの一般化された電子機器の一例。
ここで、添付図面に図示される例示的な実施形態について詳細に言及する。同じまたは同様の部分を指すために、可能な限り常に、同じ参照番号を図面全体において使用する。図面における構成部品は必ずしも縮尺どおりではなく、その代わりに例示的な実施形態の原理を図示することに強調が置かれている。
参照の目的のため、および考察を容易にするために、図においてデカルト座標を使用しているが、方位または方向について限定することを意図していない。
OLEDに関連する用語「光取り出し」は、実際のOLED層構造には存在しない特徴を使い、OLEDから発する光の量を増加させるための装置および方法を指す。
以下で使用される単位の省略形であるMPaは「メガパスカル」を表す。
OLEDの屈折率nは、OLED構造を作る様々な層からの寄与を含む有効な屈折率であり、一例では1.6から1.85の範囲であり、一方別の例では1.7から1.8の範囲であり、および別の例では、1.76から1.78の範囲である。
図1Aは、本明細書に開示したトップエミッション型OLEDディスプレイ(「OLEDディスプレイ」)10の一例の上面図である。図1BはOLEDディスプレイ10の一部の拡大上面図であり、一方、図1CはOLEDディスプレイ10の一部の拡大x-z断面図である。図1Dは、図1Cで示したOLEDディスプレイ10の一部のさらに拡大した図である。
図1Aから図1Dを参照し、OLEDディスプレイ10は、上面22を有する基板20を含む。一例では、基板20はガラス製である。OLEDディスプレイ10は、基板20の上面22上にあるトップエミッション型OLED32のアレイ30もまた含む。各OLED32は、上面(upper surface)または上面(top surface)34および側面36を有する。図1Dの拡大差し込み図に示しているように、OLED32は、電極層33ELに挟まれた発光層33EXを含む。一例では、上部電極層33ELは実質的に透明陽極であり、一方下部電極層は金属陰極である。他の層、例えば、電子および正孔の注入層および輸送層、ならびに基板層は、図示の簡易化のために示していない。
OLED32はx方向に長さLx、y方向に長さLyを有する。一例では、Lx=Lyである。図1Aの拡大差し込み図において最もよく理解できるように、OLEDアレイ30のOLED32は、互いにx方向およびy方向に、隣とのスペースSxおよびSyで、間隔を空けている。一例では、Sx=Syである。OLED32は、上面34から光37を発する。2つの光線37Aおよび37Bを以下に示し考察する。一例では、OLED32はすべて同じサイズで、等しく間隔が空いている。他の一例では、OLEDのすべてが、同じ寸法Lx、Lyを有しているわけではなく、スペースSx、Syがすべて同じではない。
OLEDディスプレイ30は、それぞれのOLED32に動作可能に配置した、すなわち1つのテーパー状反射器を1つのOLEDと動作可能に配置した(すなわち光学的に結合、または光学的にインターフェースした)、テーパー状反射器52のアレイ50をさらに含む。各テーパー状反射器52は、本体51、上面54、少なくとも1つの側面56、および底面58を含む。上面54は少なくとも1つの外端54Eを含み、底面58は少なくとも1つの外端58Eを含む。テーパー状反射器の本体51は屈折率nを有する材料で作られる。
図2は、テーパー状反射器52、屈折率整合材70およびOLED32で形成される発光装置60の一例の立面分解図である。テーパー状反射器52の上面54は、底面58より大きい(すなわち、より大きな表面積を有し)、すなわち、上面がテーパー状反射器の「ベース」である。一例では、上面54および底面58は長方形、例えば正方形であるため、合計4つの側面56がある。テーパー状反射器52が回転対称である一例では、1つの側面56だけを有すると言える。側面56は、それぞれ、単一の平面であり得る、または複数のセグメント化平面で作ることもでき、または連続した曲面でもあり得る。
したがって、一例では、テーパー状反射器52は、台形状の不完全な角錐の形状を有し、不完全なまたは長方形底面角錐台とも呼ばれる。テーパー状反射器52の他の形もまた、以下に述べるように効果的に使用され得る。テーパー状反射器52は、z方向に通る中心軸ACを有する。上面54および底面58が正方形を有する例では、上面は幅寸法WTを有し、底面は幅寸法WBを有する。さらに一般的には、上面54は(x、y)の幅寸法WTxおよびXTyを有し、底面58は(x、y)幅寸法WBxおよびWByを有する(図2)。テーパー状反射器52は、上面54と底面58との間の軸方向の距離として定義される高さHPも有する。
図1Dで最もよく理解できるように、テーパー状反射器52の底面58は、OLED32上に配置され、底面58はOLEDの上面34に隣接して存在する。屈折率整合材70は、屈折率nIMを有し、テーパー状反射器52をOLED32にインターフェースするために使用する。一例では、テーパー状反射器の屈折率nOLEDの屈折率nにできるだけ近いことが好ましい。一例では、nとnとの差は0.3以下、さらに好ましくは0.2以下、さらに好ましくは0.1以下、および最も好ましくは0.01以下である。別の例では、屈折率整合材の屈折率nIMは、テーパー状反射器の屈折率n以上であり、nとnの間の値が好ましい。一例では、テーパー状反射器の屈折率nは、1.6と1.8との間である。
一例では、屈折率整合材70は接着性を有し、テーパー状反射器52をOLED32に取り付けるのに役に立つ。一例では、屈折率整合材70は、グルー、接着剤、接合剤などを含む。上述の通り、OLED32、テーパー状反射器52および屈折率整合材70の組み合わせが、発光装置60を定義する。テーパー状反射器52および屈折率整合材70は、光取り出し装置64を定義する。
一例では、テーパー状反射器52の底面58を、OLED32の上面34に密接に接触させる、例えば光学的接触させるように配置することによって、屈折率整合材70を省くことができる。
OLEDディスプレイ10は、上面104および下面108を有するカプセル化層100もまた含む。一例では、カプセル化層100は、一枚のガラスの形状である。テーパー状反射器52の上面54は、カプセル化層100の下面108のすぐ近くに接して存在する。図1Cで最もよく図示される一例では、テーパー状反射器52の上面54を、上面の端54Eの間に実質的なスペースがまったくないように、カプセル化層100の下面108にタイル状に並べる。
一例では、カプセル化層100およびテーパー状反射器52は、単一の材料で作られる一体型モノリシック構造として形成される。これは樹脂系材料を使用する超微細複製プロセスなどの成形プロセスまたは同様のプロセスを使用して達成され得る。
外部環境120は、カプセル化層100の上面104にすぐ隣接している。外部環境120は、典型的に空気であるが、ディスプレイを使用する場合の別の環境、例えば真空、不活性ガスなども確かにあり得る。図3は図1Bと同様であり、4つのOLED32およびそれに対応する上面54を有する4つのテーパー状反射器を示す上面図である。隣接するテーパー状反射器52の上面54の外端54Eは、互いにすぐ隣に存在することを注意されたい。一例では、外端54Eは互いに接している。底面58は、隣りの底面の端58Eとの間の(x、y)端スペースであるSBxおよびSByをそれぞれ有するとして示されている。一例では、底面58は、OLED32の上面34のサイズの少なくとも90%である。
また図1Cを参照すると、テーパー状反射器52のアレイは、隣接するテーパー状反射器間の閉鎖スペース130、基板の上面22およびカプセル化層100の下面108を画定する。一例では、スペース130は空気などの媒体で充填し、一方他の例では、スペース130は、誘電材料の形態の媒体で充填している。屈折率nの所定の媒体でスペース130を充填させることについては、以下でより詳細に考察する。
テーパー状反射器52は、典型的には、比較的高い屈折率、すなわち好ましくはOLED発光層33EXのものと同程度高い屈折率を有する材料で作る。上述の屈折率整合材70を使用し、テーパー状反射器52を逆形状で、対応するOLED32上に動作可能に配列する。各OLED32を、OLEDアレイ10のピクセルとみなし、OLED32、屈折率整合材70および角錐50の各組み合わせが発光装置60であり、発光装置の組み合わせがOLEDディスプレイ10の発光装置アレイを定義する。
テーパー状反射器52の比較的高い屈折率nおよび屈折率整合材70の屈折率nIMにより、OLED32のOLED発光層33EXで生成される光線37は、TIRにより閉じ込められることなく、直接または下部電極層33ELに反射してOLED上面34から出て行くことができる(図1D)。テーパー状反射器52を通り、直接上面54に伝わった後(光線37A)、または少なくとも1つの側面56でTIRにより反射した後(光線37B)、光はカプセル化層100に脱出し、それを通り外部環境120に到る。
一例では、側面56は垂直線、例えば示されているように、中心軸ACに平行に通る垂直参照線RLに対し、傾斜角度Θにより定義される斜面を有する。側面56の斜面が、それほど険しくない場合(すなわち、傾斜角度Θが十分に大きい場合)、OLED上面34から発する光線37の任意の光源点でTIRの条件が整い、光線は側面56を通りテーパー状反射器の側面にすぐ隣接するスペース130に入ることにより失われない。
さらに、テーパー状反射器52の高さHPが十分に大きければ、上面54に入射する光線37のすべてが、テーパー状反射器52の屈折率nおよびカプセル化層100の屈折率nにより定義されるTIRエスケープコーン59内にあり(図4D)、したがってカプセル化層内に脱出する。さらに、光線37はまた、カプセル化層100の材料の屈折率nおよびカプセル化層の上面104にすぐ隣接して存在する外部環境の屈折率nにより定義されるTIRエスケープコーン内にある。
したがって、OLED32のOLED構造の中で、他とは違った透明な上部電極層33ELの光吸収率を無視すれば、OLEDで生成された光線37の100%が、原則としてカプセル化層100の上に存在する外部環境120に伝わり得る。要するに、テーパー状反射器52の本体51を構成する屈折率整合材により、テーパー状反射器52は完全な(または、ほぼ完全な)内部光取り出し部として作用することができ、一方、側面56の反射特性により、テーパー状反射器52は完全な(または、ほぼ完全な)外部光取り出し部になることができる。
TIR条件の説明
屈折率n1およびn2をそれぞれ有する、空気およびガラスなどの任意の2つの異種透明材料の境界において、より高い屈折率の材料の方向から境界に入射する光線は、臨界角Θより高い、面法線に対する角度で境界に入射する場合、境界で100%の反射を受け、より低い屈折率の材料に出て行くことはできない。臨界角は、sin(Θ)=n1/n2によって定義される。
より高い屈折率の材料から脱出することができ、その材料内でTIRを受けない光線はすべて、コーン角2Θを有するコーン内にある。このコーンをエスケープコーンと称し、図4Dと関連して以下で考察する。
任意の屈折率を有する層の任意の配列において、臨界角Θおよびエスケープコーン59は、光線が発生する層の屈折率および光線が脱出して行く層または媒体の屈折率によってのみ定義されることを示し得る。したがって、反射防止膜を、TIR条件を修正するために使用することはできず、かつTIR条件を克服することによって光取り出しを助けるために使用することもできない。
半球体への等方的放射および任意の角度での同じ強度を有する点光源において、光源材料から脱出することができる光の量は、2π(1-cos(Θ))で得られるエスケープコーン59の立体角と、1-cos(Θ)と等しい半球体の全立体角(2π)との比に等しい。屈折率n2=1.76のOLED材料および屈折率n1=1.0の空気を一例に挙げると、臨界角は、Θ=arcsin(1/1.76)=34.62°である。
OLED材料の上に任意の連続する異なる材料の層において、空気に出て行く光の量(すなわち、光入力と比較した光出力)は、1-cos(34.62%)=17.7%に等しい。これは光取り出し効率LEと称される。この結果により、OLEDが等方的放射部であることが想定され、この想定に基づく光取り出し効率の推定は、より厳密な分析および実際に観察されたもので得られる実結果に極めて近い。
テーパー状反射器の形についての考察
全体的なテーパー形状がある限り、テーパー状反射器52の側面56の正確な形は、テーパー状反射器52の機能にとって重要ではない。図4Aは、少なくとも1つの曲側面56を含むテーパー状反射器52の一例の側面図である。図4Bは少なくとも1つのセグメント化平面でできた側面56を含むテーパー状反射器52の一例の側面図である。一例では、1つまたは複数の側面56は、テーパー状反射器52が、底面58においてよりも上面54において幅が広い場合に限り、単一の曲面、例えば円筒形、放物線形、双曲線形またはその他の平面以外の形によって定義され得る。一例では、テーパー状反射器52は回転対称であるため、単一の側面56を含む。
厳密に要求されないが、OLED32のOLED発光層33EX内の、光線37の光源の任意の可能性のある点に関して、テーパー状反射器52の側面56の任意の点で、TIR状態が観察される場合、発光装置60の性能が最適化される。図4Cは、簡単な数値モデルを使用し計算した、側面56の複雑な面の形の一例に関する、z座標対x座標(相対単位)のプロット図である。z軸およびx軸は各軸方向に正規化された長さを表す。OLED32は、x方向に[-1、0]から[1、0]に及ぶと想定され、[-1、0]の位置で始まるが図4Cのプロット図には示されていない別の側面56がある。側面56の形は、[-1、0]で発する光線が、面法線に対しちょうど45°で面に常に入射するように計算された。z=0およびxが-1と1の間で発生する任意の他の光線は、[-1、0]で発生する光線よりも高い、側面56上の入射角を有する。
図4Dの概略図で図示されるように、テーパー状反射器52の高さHPが、OLED32が発する、カプセル化層100に直接出て行く光線37のすべてが、エスケープコーン59内にあるようであれば、発光装置60の性能をさらに改善し得る。図4Dは、テーパー状反射器52の上面54により定義される水平面TPを含む。テーパー状反射器52の上面54が、エスケープコーン59の範囲を定義する線59Lの内側に完全にある(すなわち、交差しない)場合、条件が満たされる。エスケープコーン線59Lは、底面58の端58Eで発生し、上面54に対し臨界角Θで水平面TPと交差し、Θの値はテーパー状反射器の材料の屈折率nおよび空気の屈折率nにより、sin(Θ)=n/nとして定義される。
一般的な場合、OLED32の幾何学(サイズおよびその間のスペース)ならびにテーパー状反射器52の屈折率nに基づく、テーパー状反射器52の最適な高さHPが存在する。高さHPが小さすぎる場合、OLED32から発する光線37はすべて、テーパー状反射器52の側面56でTIRを受けるが、一部の光線は上面54に直接伝わり、臨界角より大きな角度でそれに入射するので、ディスプレイ中の空気との第1の境界で閉じ込められる。高さHPが大き過ぎる場合、上面54に直接伝わる光線37はすべて、エスケープコーン59内にあるが、側面56に当たる一部の光線は、側面のエスケープコーン内に入り、したがって側面から出る。一例では、テーパー状反射器のHPの最適な高さHPは、典型的に(0.5)WBと2WTの間であり、さらに典型的にはWBとWTの間である。また、一例では、側壁56の局所勾配は2°と50°の間、またはさらに10°と45°の間であり得る。
テーパー状反射器アレイ
上述のように、複数のテーパー状反射器52が、テーパー状反射器アレイ50を定義する。テーパー状反射器52の底面58を、それぞれOLED32の上面34とアライメントし光学的に結合させる。テーパー状反射器52の上面54は底面58より大きいので、一例では(図1C参照)、上面54は、カプセル化ガラスのカプセル化層100の下面108全体を実質的に覆うように、または使用する特定の製造技術で可能な限り隙間なく覆うようなサイズに作る。
図5Aは、携帯電話用OLEDディスプレイ10の赤-緑-青(RGB)ピクセル幾何学の一例を図示する顕微鏡写真に基づく概略図である。図5Bは、緑色OLED32Gおよび青色OLED32Bを示す、OLEDディスプレイ10の一部の断面図である。ピクセルは、ダイヤモンドパターンで配列されたOLED32によって画定されるため、OLEDはOLEDピクセルとも称される。図5Aに示すように、x軸およびy軸は時計方向に45°で回転したものとも考えられ得る。
OLED32は有色光を発し、赤色、緑色および青色発光についてそれぞれ32R、32G、および32Bと表示される。実線は、示している8つの有色OLED32に伴う8つのテーパー状反射器52の輪郭を描く。テーパー状反射器52の上面54は互いに接し、一方底面58はそれぞれのOLED32R、32G、および32Bを完全に覆っている。緑色OLED32Gは青色OLED32Bより小さく、さらに、完全な周期的アレイが好ましいので、それぞれのテーパー状反射器52の底面58を青色OLEDに合わせたサイズに作り、緑色OLEDに関してはわずかに大き過ぎる。
別の例では、テーパー状反射器52のアレイ50の構成は、OLEDのアレイ30の構成に合わせて構成される。したがって、一例では、テーパー状反射器52がすべて、同じ寸法WBx、WByを有するわけではなく、同じ底面の端のスペースSBx、SByを有するわけではない。
OLEDディスプレイ10の例は、テーパー状反射器52の高さHPに等しい厚さ、および固形材料層に切り込まれた、交差するV溝スペース130の長方形格子を有する、OLED32のすぐ上に存在する固形材料層を有するものと考え得る。このような構造は、好適な樹脂または光硬化もしくは熱硬化材料の層で、三角断面稜線の長方形格子を画定するように構成されたマスター複製ツールで、超微細複製され得る。このようなツールは、例えば、まずテーパー状反射器アレイとまったく同じに見えるパターンをダイヤモンド加工し、次いでその逆パターンを複製してマスターを作ることにより製造し得る。マスターは、耐久性のために金属化され得る。
図5Aおよび図5Bで示すように、一例では、有色OLED32R、32G、および32Bの間のスペースSxおよびSyは、最大のOLED(すなわち青色OLED32B)のサイズLx、Lyにほぼ等しい。テーパー状反射器の上面54が底面58の2倍の大きさであり、テーパー状反射器の高さHPが、底面の幅の1.5倍の高さであり、側壁が平らである場合、側面56の傾斜角Θはarctan(1/3)=18.4°である。この傾斜角を有するテーパー状反射器52またはテーパー状反射器52のアレイ50を製造することは、ダイヤモンド加工技術の能力の範囲内である。
V溝の底がより丸みのある場合、同じ傾斜角Θには、テーパー状反射器52の高さHPが底面58のサイズ(寸法)の1.5倍未満であり得る。OLEDディスプレイ10の異なる構造、または複製マスターの異なる製造技術では、テーパー状反射器の幾何学に異なる制限があてはまり得る。
上記に説明されるように、テーパー状反射器52の周期的アレイ50を形成するために、複製ツールまたは型は、切頭くぼみ、または「ボウル」のアレイであると考えられ得る構造のネガティブ複製である。テーパー状反射器アレイ50を形成するためのこのようなツールを使用する場合、ツールを液体または成形可能な複製材料の層に押し入れるとき、ボウル内に空気を閉じ込めないことが好まれ得る。このような空気を閉じ込めないようにする一つの技術は、複製ツールまたは型を、切頭ではない完全な角錐型のボウルのアレイとして製造することである。この場合、テーパー状反射器の高さを、複製材料層の厚さにより制御することができる。ツールをガラス基板20に接するまで複製材料に押し入れる。複製した各テーパー状反射器の上に、空気ポケットをわざと残す。テーパー状反射器の上部が表面張力により丸くなるのを避けるように注意が払われ得る。
光取り出し効率
OLEDディスプレイ10のテーパー状反射器52の光取り出し効率を推定するために、モデル化OLEDディスプレイ用の標準光学設計ソフトウエアを使用し、レイトレーシングを行った。テーパー状反射器52の5×5アレイ50を考察した。各テーパー状反射器52は、2×2単位の底面のサイズ、4×4単位の上面のサイズ、および3単位の高さHPを有した。これらの無次元単位は、時々「レンズユニット」と呼ばれ、モデリング結果が直線的に変化する場合に使用される。テーパー状反射器52は、それぞれが屈折率1.51の2枚のガラスの間で挟まれた。各テーパー状反射器52の底面58のすぐ下に、屈折率1.76の材料の極薄層を置いた。この薄層はOLEDの役割を果たすのでOLED層と称される。最上部のガラスはOLEDディスプレイ10のカプセル化層100として役立った。
OLED層の底面は、完全に反射するように設定され、反射底部電極層33ELを表す。光源をOLED層内、および5×5アレイの中央テーパー状反射器52の下のみに置いた。光源は等方的(すなわち、角度に対し強度が均一)であり、テーパー状反射器52の底面58と同じ横断寸法を有した。次に、上部(カプセル化)層からの光出力を計算した。モデル化OLEDディスプレイの発光のモデリングを、発光効率LEを決定するために、テーパー状反射器50あり、およびテーパー状反射器52なしで実行した。仮想検出器の配置を選択することにより光出力を決定した。
テーパー状反射器52のアレイ50なしの場合では、光出力は光源出力の約16.8%であり、エスケープコーンのサイズの簡易計算に基づき上記で計算された17.7%の値に極めて近い。
テーパー状反射器52での光取り出し効率LE(%)は、図6Aから図6Cのプロット図に示されている。水平軸はテーパー状反射器の屈折率nである。図6Aでは、垂直軸は光取り出し効率LE(%)である。隣接するテーパー状反射器52への光の流出が一部あることが注目される。テーパー状反射器アレイ50の各テーパー状反射器52からの出力は、所定のテーパー状反射器の上面54に、小さな長方形(仮想)の検出器を置くことによってモデルで容易に推定される。簡易化のために、光取り出し効率LE(%)は、光源が発する全出力分の中央テーパー状反射器からの出力として本明細書で定義される。
図6Aから理解できるように、テーパー状反射器の屈折率nがOLED層の屈折率、つまり1.76と一致する場合、光取り出し効率LEは、57.2%または17.7%の3.2倍(220%)の高さに達する。しかし、n=1.62の場合でも、光取り出し効率LEは2.57X(すなわち157%)で、つまり17.7%から45.8%に改善される。これはテーパー状反射器52のテーパー状の形による「フォーカス」効果を考慮していないので、法線方向の輝度の増加は、OLED構造の細部およびテーパー状反射器の正確な形および高さによって、さらに少し大きくなり得る。
様々な例において、光取り出し効率LEは、発光装置60の構成部分の様々なパラメータおよび構成により、15%より大きく、または20%より大きく、または25%より大きく、または30%より大きく、または40%より大きく、または50%より大きい。
図5Aおよび図5Bを再び参照し、OLEDディスプレイ10においてダイヤモンド配列の場合、緑色OLED32Gにとって、最も近隣の同色は、対角線上で次のテーパー状反射器の下にあり、青色OLED32Bおよび赤色OLED32Rにとって、最も近隣の同色は、4つの側面のうちのいずれかから2番目のテーパー状反射器の下にある。光漏れLLは、中央のテーパー状反射器の光出力分の横のテーパー状反射器の光出力として定義され、テーパー状反射器の屈折率nの関数としても図6Bおよび図6Cでプロット図化されている。図6Bは最も近い対角のテーパー状反射器52に関するものであり、一方、図6Cは、中央のテーパー状反射器の右から2番目に近いテーパー状反射器に関するものである。図6Bから明らかなように、同色のOLEDを伴う一番近いテーパー状反射器への光漏れは、n=1.62を有する同じテーパー状反射器材料の場合、緑色OLED32Gについては約0.6%、ならびに青色OLED32Bおよび赤色OLED32Rについては0.2%に過ぎない。
上述のようなモデルリングを、幾何光学の原理を使用して行ったので、波動光学でよりよく説明される他の効果は考慮していない。幾何光学モデルはまた、OLED32内部の効果を考慮していない。これらの他の要因を考慮すると、計算される発光効率は少しだけ増加し、内部の光取り出し、すなわちOLED構造内から光を取り出すことにわずかに影響し、OLED上面34からより多くの光が出ることが予想される。本明細書に開示された装置および方法は、光取り出し、すなわちOLED32の外部の構造を使用して光を取り出すことを対象とする。
本明細書に開示された改善された発光装置および方法は、完全に光反射によるものであり、光散乱によるものではない。したがって、反射電極層33ELが反射する周囲光の偏光が、反射するときに変化せず、それはそのアプローチが円偏光子の使用と完全に両立することを意味する。また反射ヘーズがなく、したがって散乱技術を使用して光取り出しを改善するほぼすべての他のアプローチに特徴的な問題である、ディスプレイのコントラスト比の減少がない。
アライメントの考察
上記で引用した光取り出し効率値のすべては、OLED32光源とテーパー状反射器52の底面58の間の完全なアライメントを想定した。上記で使用した同じタイプのモデリングを、OLED32とテーパー状反射器52の間のミスアライメントに対する感度を推定するためにも使用した。図6Dは、テーパー状反射器の屈折率nが、OLED32のものと同じ場合について、結合効率CE対x-オフセットdX(mm)をプロットする。
その結果は、出力(したがって結合効率CE)がオフセットdXに直線的に変化し、オフセット10%で光出力の約8%の低下をもたらすことを示している。モデルの仮想検出器をカプセル化ガラスの外面(空気との境界)に置いた。図6Dでは、曲線Sは「小さな検出器」の場合であり、テーパー状反射器の上面と同じサイズの仮想検出器を指す。同様に、曲線Lは「大きな検出器」の場合であり、発光OLEDの上にあるテーパー状反射器から出るすべての光線を捉えるように設計された、わずかに大きい仮想検出器を指す。
隣のテーパー状反射器への光漏れにより生じる、OLEDディスプレイ10の鮮明度またはコントラスト比の可能性のある低下を推定するために、テーパー状反射器52の10×10アレイ50についてもモデルリングを実行した。そのモデリングは、このような光漏れがコントラスト比に大きな影響を与えないことを示した。
CTEミスマッチの考察
従来のOLEDディスプレイでは、カプセル化層の熱膨張係数(CTE)は、OLEDガラス基板のものと同じ、または極めて類似している。しかし、テーパー状反射器52のCTEは、特にテーパー状反射器がポリマーまたはハイブリッド(無機充填剤を有する有機)樹脂を使用して形成される場合、実質的に異なり得る。
環境温度の変化によって発光装置60内で誘発される機械的応力の大きさの簡易な推定を、出版物、W.T. Chen and C.W. Nelson著、タイトル「Thermal stress in bonded joints」IBM Journal of Research and Development出版、1979年、Vol. 23, No. 2, pp. 179- 188(以下、「IBM出版物」)に記載のアプローチを使用して行い、それを本明細書に参照として組み入れる。
図1Dの発光装置60を、樹脂製のテーパー状反射器52、グルー層の形状の屈折率整合材70、およびガラス製のOLED32の3層システムとしてモデル化した。グルー層70の最大せん断応力τmaxを、IBM出版物より以下の式「式(1)」を使用し計算し、Gはグルー層のせん断弾性率であり、lは中央から端までの最大接合寸法(正方形のサブピクセルおよびテーパー状反射器底面の場合の対角線の半分)であり、tはグルー層の厚さであり、αおよびαは接合材料(すなわちテーパー状反射器の樹脂およびガラスについて、ppm/℃単位で)の熱膨張係数であり、ΔTは温度の変化(℃)であり、EおよびEはヤング率であり、hおよびhは、接合材料すなわち、樹脂およびガラスのそれぞれの厚さである。hはテーパー状反射器の高さHPと同じであることを注意されたい。
Figure 0007229777000001
Figure 0007229777000002
その計算は、テーパー状反射器52の底面58が16×16μmの寸法を有することを想定し、またl=11.3μmおよびt=2μm、テーパー状反射器の高さHP=h=24μmを想定し、α-α=70ppm/℃、ΔT=60℃およびグルーのポアソン比を0.33(エポキシ類に典型的)とした。
図7Aは、60℃の温度変化における、グルー層の弾性率E(MPa)の関数として、計算したグルー層70のせん断応力τmaxのプロット図であり、一方図7Bは、同じ60℃の温度変化における、テーパー状反射器の樹脂材料の弾性率E(MPa)の関数として、計算したグルー層70のせん断応力τmaxのプロット図である。せん断弾性率Gの値は、G=E/(2(1+ν))を使用し、弾性率Eおよびポアソン比νから計算した。グルー層70のせん断応力τmaxの計算値は、1から11MPaの範囲である。11MPaより高いせん断強度を有する市販のグルーが多くある。さらに、60℃の温度変動は非常に極端であり、これは、ゼロ応力点が20℃の室温である場合、機器を-40℃または80℃の状態にすることを意味することを考慮されたい。
温度サイクルは機器の劣化故障をもたらし得るので、応力を引き起こす可能性のある温度を最小限にすることが、一般的に有益と考えられる。図7Aおよび図7Bで示される結果は、切頭プリズムを形成するために使用する材料の弾性率を下げることにより、かつ/またはより柔らかいグルー(すなわち、より低い弾性率を有するもの)を使用することにより、これを達成し得ることを示している。
樹脂テーパー状反射器
上述のように、一例では、テーパー状反射器52のアレイ50は、樹脂が成形プロセスおよび同様の大量複製技術に適しているので、樹脂を使用して形成され得る。樹脂を使用してアレイ50を形成するとき、カプセル化層100の端が、端封止のためのフリットで覆うことができるように樹脂が使用されないことが好ましい。さらに、樹脂は、タッチセンサを作る典型的な150℃の加工温度に耐えることができることが好ましい。また、樹脂は、少なくともOLED材料にとって最も有害な種類、つまり酸素および水の、使用温度範囲内でのアウトガスがない、または非常に低アウトガスであることを示すことが好ましい。
テーパー状反射器間のスペース用材料
上述のように、テーパー状反射器52のアレイ50、OLED32およびカプセル化層100は、屈折率nを有する媒体で充填された閉鎖スペース130を画定する。一例では、閉鎖スペース130は空気で充填され、その空気はn=n=1の屈折率を有する。他の例では、閉鎖スペース130は固形材料で充填し得る。エスケープコーン59が可能な限り大きい状態のままであるように、閉鎖スペース130内の媒体は、可能な限り低い屈折率を有することが一般的には好ましい。
図8は、光取り出し効率LE(%)対閉鎖スペース130を充填する材料の屈折率nのプロット図であり、テーパー状反射器52については屈折率n=1.7を想定している。プロット図は、閉鎖スペース130の充填材料の屈折率nが、シリコーン接着剤に典型的な値である1.42と同じ高さである場合でも、(テーパー状反射器52を使用しない場合と比較して)光取り出し効率の2X(100%)より大きい改善を示す。
最大限の光取り出しによる利益を達成するために、充填材料の屈折率nは1.2以下であることが好ましい。そのような低い屈折率を有する材料の一例はエアロゲルであり、エアロゲルは、空気またはその他の好適な乾性および無酸素のガスで充填された、多孔質の有機または無機マトリックスである。シリカ系エアロゲルは、任意の残留水質汚染物を吸収し、OLED材料の寿命を伸ばすという、さらなる役割も果たし得る。
テーパー状反射器の本体51を構成する材料が、屈折率n1.7を有し、エアロゲルの屈折率が1.2である場合、臨界角Θは約45°となり、許容できる臨界角である。
テーパー状反射器の修正
テーパー状反射器52を、全体的な光取り出し効率を高めるいくつかの方法で修正し得る。例えば、図9Aを参照し、一実施形態において、側面56は反射コーティング56Rを含み得る。この構成では、テーパー状反射器が、もはやTIRを使用して作動していないので、閉鎖スペース130を充填するために、基本的に任意の透明材料を考慮に入れる。
別の修正が図9Bの側面図に図示され、テーパー状反射器の底面58上に形成され、テーパー状反射器の本体51に及ぶマイクロレンズ140を示している。マイクロレンズ140は、テーパー状反射器の本体の屈折率nより高い屈折率nを有する。図9Bで示される構造は、底面58に凹部(例えば、半球状、非球状など)を有するテーパー状反射器を形成し、次いでその凹部を高屈折率の材料で充填させることによって作成し得る。
図9Cは、テーパー状反射器52の上のカプセル化層100の上面104に、すなわち中央軸ACに沿って、レンズ素子150を加える実施形態の一例を示す。レンズ素子150は、カプセル化層から出る光線37に、さらなるコリメーションを提供するように構成され得る。一例では、レンズ素子150は発光装置60および光取り出し装置64の一部と考えられる。
OLEDディスプレイを利用する電子機器
本明細書に開示されたOLEDディスプレイは、例えば、ディスプレイを利用する家電機器または商業用電子機器を含む様々な用途に使用され得る。電子機器の例は、コンピュータモニタ、現金自動預け払い機(ATM)、例えば携帯電話、パーソナルメディアプレーヤを含む携帯電子機器、およびタブレット/ラップトップコンピュータを含む。他の電子機器は、自動車用ディスプレイ、器具用ディスプレイ、機械用ディスプレイなどを含む。様々な実施形態で、電子機器は、スマートフォン、タブレット/ラップトップコンピュータ、パーソナルコンピュータ、コンピュータディスプレイ、ウルトラブック、テレビ、およびカメラなどの消費者用電子機器を含み得る。
図10Aは、本明細書に開示されたOLEDディスプレイ10を含む一般化された電子機器200の概略図である。一般化された電子機器200は、OLEDディスプレイ10に電気的に接続した制御電子機器210も含む。制御電子機器210は、メモリ212、プロセッサ214およびチップセット216を含み得る。制御電子機器210は、図示を簡易化するため示していない、その他の公知の構成部分も含み得る。
図10Bは、ラップトップコンピュータの形状の電子機器200の一例の立面図である。図10Cは、スマートフォンの形状の電子機器200の一例の正面図である。
本開示の精神または範囲から逸脱することなく、様々な修正および変更を行うことができることは当業者にとって明らかになるであろう。したがって、本開示は、添付の特許請求の範囲およびその同等物を考慮に入れることを除き、制限されるべきではない。
以下、本発明の好ましい実施形態を項分け記載する。
実施形態1
上面を有しそれを介して光を発する有機発光ダイオード(OLED)用光取り出し装置であって、
屈折率np、少なくとも1つの側面、上面、および底面を備え、該上面が該底面より大きいテーパー状反射器と、
該OLEDの該上面と該テーパー状反射器の該底面との間に配置され、該テーパー状反射器の屈折率nより大きい、または等しい屈折率nIMを備える屈折率整合層とを備え、
該OLEDの該上面から発する光が、該屈折率整合層を通り該テーパー状反射器に入り、
該テーパー状反射器の少なくとも1つの該側面が、該光が内部全反射により、該テーパー状反射器のエスケープコーンに入り該テーパー状反射器の上面から出るように向きを変えるように構成された斜面を有する、光取り出し装置。
実施形態2
前記テーパー状反射器が、切頭角錐台の形状を有する、実施形態1記載の光取り出し装置。
実施形態3
前記装置が10%より大きい光取り出し効率を有する、実施形態1記載の光取り出し装置。
実施形態4
前記装置が25%より大きい光取り出し効率を有する、実施形態1記載の光取り出し装置。
実施形態5
前記装置が50%より大きい光取り出し効率を有する、実施形態1記載の光取り出し装置。
実施形態6
前記テーパー状反射器が樹脂製である、実施形態1記載の光取り出し装置。
実施形態7
前記OLEDからの前記光が赤色、緑色または青色の光である、実施形態1記載の光取り出し装置。
実施形態8
前記テーパー状反射器の前記少なくとも1つの側面が1.2以下の屈折率nを有する媒体とインターフェースする、実施形態1記載の光取り出し装置。
実施形態9
前記テーパー状反射器の前記底面で該テーパー状反射器に埋め込まれる、屈折率nがnより大きい、少なくとも1つのマイクロレンズをさらに含む、実施形態1記載の光取り出し装置。
実施形態10
前記テーパー状反射器の前記上面に隣接して配置されるコリメーションレンズをさらに含む、実施形態1記載の光取り出し装置。
実施形態11
前記OLEDが屈折率nを有し、前記テーパー状反射器の屈折率nと該OLEDの屈折率nとの差が0.3未満である、実施形態1記載の光取り出し装置。
実施形態12
前記OLEDが屈折率nを有し、前記テーパー状反射器の屈折率nと該OLEDの屈折率nとの差が0.2未満である、実施形態1記載の光取り出し装置。
実施形態13
前記OLEDが上面を有し、前記テーパー状反射器の前記底面が該OLEDの前記上面のサイズの少なくとも90%であるサイズを有する、実施形態1記載の光取り出し装置。
実施形態14
実施形態1記載の光取り出し装置のアレイ、
前記OLEDアレイを支持する支持基板であって、該OLEDが間隔を空け、それぞれの該光取り出し装置に対し動作可能に配列されている支持基板、および
前記テーパー状反射器の前記上面に隣接して存在するカプセル化層を備える、OLEDディスプレイ。
実施形態15
各テーパー状反射器の各上面が外端を含み、隣接するテーパー状反射器の外端が互いにすぐ隣接して存在し、該上面が前記カプセル化層の下面に接する、実施形態14記載のOLEDディスプレイ。
実施形態16
前記OLEDアレイの各OLEDが同じ寸法を有する、実施形態14記載のOLEDディスプレイ。
実施形態17
前記OLEDアレイの前記OLEDが同じ端部スペースを有する、実施形態14記載のOLEDディスプレイ。
実施形態18
実施形態14記載の光取り出し装置、および
前記OLEDを備える、発光装置。
実施形態19
実施形態14記載のOLEDディスプレイおよび
該OLEDディスプレイに電気的に接続された制御電子機器を備える、電子機器。
実施形態20
面を有する支持基板、
該支持基板面に周期的に配列され、各OLEDが光を発する上面を備えるOLEDアレイ、
各テーパー状反射器が少なくとも1つの側面、上面、および底面を備え、該上面は該底面より大きく、各テーパー状反射器の該底面は該OLEDアレイの対応する一つに光学的に結合し、少なくとも1つの該側面が、対応する該OLEDから、該テーパー状反射器に該底面から入る光を完全に内部に反射し、該光を該テーパー状反射器の該上面を通る向きにするように構成された斜面を備える、テーパー状反射器アレイ、ならびに
該テーパー状反射器の該上面から出る該光を伝えるための、該テーパー状反射器アレイの該上面の上に配置されたカプセル化層を備える、有機発光ダイオード(OLED)ディスプレイ。
実施形態21
前記テーパー状反射器アレイおよび前記カプセル化層が、モノリシック構造として単一の材料で形成される、実施形態20記載のOLEDディスプレイ。
実施形態22
前記テーパー状反射器アレイが前記カプセル化層上に配置した超微細複製樹脂を備える、実施形態20記載のOLEDディスプレイ。
実施形態23
各OLEDの前記上面と、それに光学的に結合した対応するテーパー状反射器の前記底面との間に、動作可能に配置された屈折率整合層をさらに含む、実施形態20記載のOLEDディスプレイ。
実施形態24
前記テーパー状反射器アレイの各テーパー状反射器が、切頭角錐台の形状を有する、実施形態20記載のOLEDディスプレイ。
実施形態25
各テーパー状反射器の上面が外端を有し、隣接するテーパー状反射器の外端がお互いにすぐ隣接して存在する、実施形態20記載のOLEDディスプレイ。
実施形態26
前記テーパー状反射器の上面が、前記カプセル化層の下面に接する、実施形態25記載のOLEDディスプレイ。
実施形態27
前記ディスプレイが20%以上の光取り出し効率を有する、実施形態20記載のOLEDディスプレイ。
実施形態28
各テーパー状反射器の少なくとも1つの側面が、1と1.2の間の範囲にある屈折率nを有するスペース内の媒体とインターフェースするように、前記テーパー状反射器アレイが、テーパー状反射器の隣なりの側面との間のスペースを画定する、実施形態20記載のOLEDディスプレイ。
実施形態29
前記テーパー状反射器の屈折率nが1.6から1.8の範囲にある、実施形態20記載のOLEDディスプレイ。
実施形態30
前記OLEDの上面が第1のサイズを有し、前記テーパー状反射器の前記底面が該第1のサイズと少なくとも同じ大きさである第2のサイズを有する、実施形態20記載のOLEDディスプレイ。
10 OLEDディスプレイ
20 基板
22 基板の上面
30 OLEDディスプレイのアレイ
32 OLED
32R 赤色発光
32B 青色発光
32G 緑色発光
33EL 上部電極層、下部電極層
33EX 発光層
34 OLEDの上面
36 OLEDの側面
37、37A、37B 光線 50 テーパー状反射器のアレイ
51 テーパー状反射器の本体
52 テーパー状反射器
54 テーパー状反射器の上面
54E テーパー状反射器の外端
56 テーパー状反射器の側面
56R 反射コーティング
58 テーパー状反射器の底面
58E テーパー状反射器の底面の外端
59 エスケープコーン
59L エスケープコーン線
60 発光装置
64 光取り出し装置
70 屈折率整合材
100 カプセル化層
104 カプセル化層の上面
108 カプセル化層の下面
120 外部環境
130 閉鎖スペース
140 マイクロレンズ
150 レンズ素子
200 一般化された電子機器
210 制御電子機器
212 メモリ
214 プロセッサ
216 チップセット

Claims (7)

  1. 上面を有しそれを介して光を発する有機発光ダイオード(OLED)のための光取り出し装置であって、
    1.6から1.8の範囲にあると共に該OLEDの屈折率より小さい屈折率np、少なくとも1つの側面、上面、および底面を備え、該上面が該底面より大きいテーパー状反射器と、
    該OLEDの該上面と該テーパー状反射器の該底面との間に配置され、該テーパー状反射器の屈折率nより大きい、または等しい屈折率nIMを備える屈折率整合層とを備え、
    該OLEDの該上面から発する光が、該屈折率整合層を通り該テーパー状反射器に入り、
    該テーパー状反射器の該少なくとも1つの側面が、該光が、内部全反射により、該テーパー状反射器のエスケープコーンに入り該テーパー状反射器の上面から出るように向きを変えるように構成された斜面を有し、
    テーパー状反射器の前記上面が、テーパー状反射器の底面の端からテーパー状反射器と該テーパー状反射器上面の上の空気との境界における臨界角で延びるエスケープコーン線と交差しない、光取り出し装置。
  2. 前記テーパー状反射器が、切頭角錐台の形状を有する、請求項1記載の光取り出し装置。
  3. 前記装置が50%より大きい光取り出し効率を有する、請求項1記載の光取り出し装置。
  4. 前記テーパー状反射器の前記底面で該テーパー状反射器に埋め込まれる、屈折率nがnより大きい、少なくとも1つのマイクロレンズをさらに含む、請求項1記載の光取り出し装置。
  5. 前記テーパー状反射器の前記上面に隣接して配置されるコリメーションレンズをさらに含む、請求項1記載の光取り出し装置。
  6. 請求項1記載の光取り出し装置のアレイ、
    前記OLEDのアレイを支持する支持基板であって、前記OLEDが間隔を空け、それぞれの該光取り出し装置に対し動作可能に配列される支持基板、および
    前記テーパー状反射器の前記上面に隣接して存在するカプセル化層を備え、
    各テーパー状反射器の各上面が外端を含み、
    隣接するテーパー状反射器の外端が互いにすぐ隣接して存在し、
    該上面が該カプセル化層の下面に接している、OLEDディスプレイ。
  7. 面を有する支持基板、
    該支持基板の該面に周期的に配列され、各OLEDが光を発する上面を備えるOLEDアレイ、
    1.6から1.8の範囲にあると共に該各OLEDの屈折率より小さい屈折率nを有する各テーパー状反射器が少なくとも1つの側面、上面、および底面を備え、該上面は該底面より大きく、各テーパー状反射器の該底面がOLEDアレイの対応する一つに光学的に結合し、少なくとも1つの該側面は、対応する該OLEDから、該テーパー状反射器に該底面から入る光を完全に内部に反射し、該光を該テーパー状反射器の該上面を通る向きにするように構成された斜面を備えるテーパー状反射器アレイ、ならびに
    該テーパー状反射器の該上面から出る該光を伝えるための、該テーパー状反射器アレイの該上面の上に配置されたカプセル化層を備え、
    テーパー状反射器の上面が、テーパー状反射器の底面の端からテーパー状反射器と該カプセル化層の上面の上の空気との境界における臨界角で延びるエスケープコーン線と交差せず
    テーパー状反射器アレイおよびカプセル化層が、モノリシック構造として単一の材料で形成されている、OLEDディスプレイ
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