JP2002260775A - 回転式コネクタ - Google Patents

回転式コネクタ

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JP2002260775A JP2001054857A JP2001054857A JP2002260775A JP 2002260775 A JP2002260775 A JP 2002260775A JP 2001054857 A JP2001054857 A JP 2001054857A JP 2001054857 A JP2001054857 A JP 2001054857A JP 2002260775 A JP2002260775 A JP 2002260775A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 嵌合作業性が良く、誤操作の発生し難い取り
扱い性が優れた回転式コネクタを提供する。 【解決手段】 回転式コネクタ11は、第1コネクタ部17
が設けられたソケットコネクタ12と、第2コネクタ部29
が設けられたプラグコネクタ13と、ソケットコネクタ12
に着脱可能とされる共にプラグコネクタ13を中心軸線に
沿って一方の開口端側へ進退動自在に収容保持する筒状
ケース21と、該筒状ケース21の他方の開口端に装着され
て中心軸線を中心に相対回転可能な回転操作部材24とを
備える。プラグコネクタ13と回転操作部材24との間に
は、回転操作部材24の回転操作によりプラグコネクタ13
を筒状ケース21に対して進退動させて第1及び第2コネ
クタ部17,29 を嵌合離脱可能とするカム機構40が構成さ
れる。カム溝40は、右回転用カム溝46と左回転用カム溝
47とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、一対のコネクタの
一方に装備された回転操作部材の回転操作によって、対
向させたコネクタ部同士の嵌合接続及び離脱を行う回転
式コネクタに関するものである。
【0002】
【従来の技術】図8は、回転式コネクタの従来例を示し
たものである。この回転式コネクタ1は、図示しない第
1コンタクト(第1コネクタ部)が設けられたソケット
コネクタ2と、前記第1コンタクトと互いに嵌合接続さ
れる図示しない第2コンタクト(第2コネクタ部)が設
けられたプラグコネクタ6とを備えており、これら第1
及び第2コンタクト同士の嵌合接続及び離脱を、プラグ
コネクタ6に装備した結合ナット(回転操作部材)8の
回転操作によって行うものである。
【0003】前記ソケットコネクタ2の前面には、円形
の嵌合凹部3が形成されており、該嵌合凹部3を構成し
ているその周壁4の外周面には、一対の突起(係合突
起)5が突設されている。一方、前記プラグコネクタ6
の前方部は、ソケットコネクタ2の嵌合凹部3内に嵌合
されるべき嵌合部7とされている。該プラグコネクタ6
の外側には、同軸心に結合ナット8が軸方向に移動自
在、かつ回動自在に取り付けられている。前記結合ナッ
ト8の内周面には、その前方端面より一対の螺旋溝(カ
ム溝)9が形成されている。前記プラグコネクタ6の後
方からは、第2コンタクトに接続されたケーブル10が
導出されている。
【0004】そこで、前記螺旋溝9の開口端9aの位置
を前記突起5に合わせて、前記ソケットコネクタ2の嵌
合凹部3内にプラグコネクタ6の嵌合部7を浅く嵌合し
た後、前記結合ナット8をソケットコネクタ2側に押し
ながら図中矢印A方向に右回転させると、突起5と螺旋
溝9との係合によってプラグコネクタ6が軸方向に引き
込まれる。そして、前記突起5が前記螺旋溝9の終端9
bに到達して互いの第1コンタクトと第2コンタクト同
士が電気的接続状態になるまで、プラグコネクタ6の嵌
合部7は、ソケットコネクタ2の嵌合凹部3内に嵌入さ
れる。一方、第1コンタクトと第2コンタクト同士の電
気的接続を解除する場合は、接続時とは逆方向に、結合
ナット8を回転させる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上述した如
き回転式コネクタ1では、ソケットコネクタ2とプラグ
コネクタ6とを嵌合する際の結合ナット8の回転方向
が、一定方向に限定されている。そこで、作業者は自身
の力の入れ易い方向を選択することができず、不自然な
体勢での回転操作を強制されるので、作業性が良くな
い。又、仕様変更等により螺旋溝9の捩れ方向が反対に
形成されたプラグコネクタ6をソケットコネクタ2に嵌
合する場合、結合ナット8の回転操作方向が反対となる
が、作業者には分かり難く、戸惑う可能性がある。
【0006】また、上記回転式コネクタ1では、ソケッ
トコネクタ2の突起5がプラグコネクタ6における螺旋
溝9の終端9bに到達しているか否かが外部から視認す
ることができない為、既に突起5が終端9bに到達して
いるにも係わらず、無理に結合ナット8を回転操作しよ
うとしたり、或いは、寸法公差等で突起5と螺旋溝9と
の摺接がきつい場合に、突起5が終端9bに到達する前
に、結合ナット8の回転操作を止めてしまう等の操作ミ
スを招く虞があった。
【0007】従って、本発明の目的は上記課題を解消す
ることにあり、嵌合作業性が良く、誤操作の発生し難い
取り扱い性が優れた回転式コネクタを提供することであ
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の上記目的は、第
1コネクタ部が設けられたソケットコネクタと、前記第
1コネクタ部と互いに嵌合接続される第2コネクタ部が
設けられたプラグコネクタと、一方の開口端が前記ソケ
ットコネクタに着脱可能とされる共に前記プラグコネク
タを中心軸線に沿って一方の開口端側へ進退動自在に収
容保持する筒状ケースと、該筒状ケースの他方の開口端
に装着されて中心軸線を中心に相対回転可能な回転操作
部材と、該回転操作部材の回転操作により前記プラグコ
ネクタを筒状ケースに対して進退動させて前記第1及び
第2コネクタ部を嵌合離脱可能とするために前記プラグ
コネクタと前記回転操作部材との間に構成されたカム機
構と、を備えた回転式コネクタであって、前記カム機構
が、前記プラグコネクタ又は前記回転操作部材の何れか
一方に設けられた係合突起と、該係合突起に係合するこ
とにより前記プラグコネクタを従動させるべく前記プラ
グコネクタ又は前記回転操作部材の何れか他方に設けら
れたカム溝とから成り、前記カム溝は、前記プラグコネ
クタが前記筒状ケースの一方の開口端側に対して後退状
態の際には前記係合突起を非嵌合位置とし、前進状態の
際には前記係合突起を嵌合完了位置とすると共に、この
非嵌合位置から反対の捩れ方向へ螺旋状にそれぞれの嵌
合完了位置まで延びるように連設された右回転用カム溝
と左回転用カム溝とを備えることを特徴とする回転式コ
ネクタにより達成される。
【0009】上記構成によれば、筒状ケースの一方の開
口端をソケットコネクタに装着して相対回転不能とした
後、回転操作部材を左右何れかの方向に回転させると、
プラグコネクタ又は回転操作部材の何れか一方に設けら
れた係合突起が、対応する右回転用カム溝又は左回転用
カム溝に係合することにより、前記プラグコネクタは第
2コネクタ部を第1コネクタ部に嵌合接続する方向に従
動させられる。そこで、第1コネクタ部と第2コネクタ
部とを嵌合接続する際の回転操作部材の回転方向は、一
定方向に限定されず、該回転操作部材を左右何れの方向
に回転させても、円滑に第1コネクタ部と第2コネクタ
部とを嵌合接続することができる。
【0010】又、第1コネクタ部と第2コネクタ部と
は、ソケットコネクタに相対回転不能に装着された筒状
ケースに対して回転操作部材を左右何れかの方向に回転
させることにより嵌合接続されるので、ソケットコネク
タ及び筒状ケースに対する前記回転操作部材の相対回転
位置によって、操作者は第1コネクタ部と第2コネクタ
部との嵌合状態を目視確認することができる。
【0011】又、好ましくは、前記係合突起が前記カム
溝のそれぞれの嵌合完了位置に位置する際には、前記回
転操作部材に設けられて前記筒状ケースの係止部に係脱
可能な係止部材が該係止部に係止されることにより、該
回転操作部材の回転を阻止可能である。この場合、前記
係合突起が前記カム溝の嵌合完了位置に位置すると共に
第2コネクタ部が第1コネクタ部に嵌合接続されると、
回転操作部材に設けた係止部材が筒状ケースの係止部に
係止され、該回転操作部材の回転を阻止することができ
る。そこで、第1コネクタ部と第2コネクタ部とを嵌合
接続する際には、回転が阻止されるまで前記回転操作部
材を回転させれば良く、回転操作部材が回転不能となる
ことにより、操作者は第1コネクタ部と第2コネクタ部
との嵌合状態を感知することができる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、添付図面に基づいて本発明
の一実施形態に係る回転式コネクタを詳細に説明する。
図1は本発明の第1実施形態に係る回転式コネクタの嵌
合操作前の状態を示す部分断面正面図、図2は図1のII
-II 断面矢視図、図3は図1に示した筒状ケースをソケ
ットコネクタに装着した仮嵌合状態の回転式コネクタを
示す部分断面正面図、図4は図1に示したプラグコネク
タをソケットコネクタに本嵌合状態とした回転式コネク
タを示す部分断面正面図、図5は図4のV-V 断面矢視図
である。
【0013】本第1実施形態の回転式コネクタ11は、
図1及び図2に示したように、第1コネクタ部(本実施
形態においては、雄コネクタ部)17が設けられたソケ
ットコネクタ12と、前記第1コネクタ部17と互いに
嵌合接続される第2コネクタ部(本実施形態において
は、雌コネクタ部)29が設けられたプラグコネクタ1
3と、一方の開口端(図1中、左側開口端)が前記ソケ
ットコネクタ12に着脱可能とされる共に前記プラグコ
ネクタ13を中心軸線に沿って一方の開口端側へ進退動
自在に収容保持する筒状ケース21と、該筒状ケース2
1の他方の開口端(図1中、右側開口端)に装着されて
中心軸線を中心に相対回転可能な回転操作部材24と、
該回転操作部材24の回転操作により前記プラグコネク
タ13を筒状ケース21に対して進退動させて前記第1
及び第2コネクタ部17,29を嵌合離脱可能とするた
めに前記プラグコネクタ13と前記回転操作部材24と
の間に構成されたカム機構40とを備える。
【0014】前記回転式コネクタ11は、例えば、電気
自動車の充電用コネクタとして利用されるものであり、
前記ソケットコネクタ12が車体側に固定装備され、前
記プラグコネクタ13が充電装置に接続された給電用ケ
ーブル15の端部に接続され、これらコネクタ相互の嵌
合接続によって車載バッテリへの充電を可能とするもの
である。
【0015】車載バッテリーに接続される高圧ケーブル
14の端部に接続された前記ソケットコネクタ12は、
前記第1コネクタ部17の周囲を略円筒状のアウターケ
ース19で覆われると共に、車体の所定位置に装着固定
される構成である。前記ソケットコネクタ12に着脱可
能とされる略円筒状の筒状ケース21の一方の開口端
(図1中、左側開口端)には、前記アウターケース19
の開口端内に嵌入された際、揺動先端の係止突起27a
をアウターケース19内の係合用段部19aに係合させ
ることにより、該筒状ケース21をアウターケース19
の開口端にロックするロックアーム27が装備されてい
る。
【0016】前記ロックアーム27は、図3に示したよ
うに、アウターケース19及び筒状ケース21同士を結
合して仮嵌合状態とすることにより、後述する回転操作
部材24の回転操作によって接続が可能な所定の対向位
置にソケットコネクタ12及びプラグコネクタ13を保
持固定する。尚、前記ロックアーム27は、図示せぬ解
除ボタンの操作により、前記係止突起27aを前記係合
用段部19aに非係合状態とすることにより、アウター
ケース19及び筒状ケース21相互の結合を解除するこ
とができる。
【0017】充電装置の給電用ケーブル15の端部に接
続される前記プラグコネクタ13は、先端部に第2コネ
クタ部29を備えた略円柱状のハウジング本体22と、
該ハウジング本体22の後端部に両外側面から延設され
た一対の突出部31,31とを備え、前記筒状ケース2
1の中心軸線方向(図1中、矢印C方向)に沿って一方
の開口端側へのみ進退動自在に収容保持されている。更
に、対向するこれら突出部31,31の内側面には、そ
れぞれ半径方向内方に突出した円柱状の係合突起33が
設けられている。尚、これらハウジング本体22や筒状
ケース21は、組立性を配慮して、縦に2分割される半
割構造が採用されている。
【0018】前記回転操作部材24は、前記筒状ケース
21の他方の開口端(図1中、右側開口端)に装着され
て中心軸線を中心に相対回転可能な円柱状部分39と、
回転操作のために握るグリップ部37とを備えている。
前記円柱状部分39の外周面には、前記係合突起33に
係合することにより前記プラグコネクタ13を従動させ
るカム溝41が形成されており、前記係合突起33と共
にカム機構40を構成している。
【0019】前記カム溝41は、前記プラグコネクタ1
3が前記筒状ケース21の一方の開口端側に対して後退
状態の際(図3、参照)には前記各係合突起33を非嵌
合位置43とし、前進状態の際(図4、参照)には前記
各係合突起33を嵌合完了位置51とすると共に、この
非嵌合位置43から反対の捩れ方向へ螺旋状にそれぞれ
の嵌合完了位置51,53まで延びるように連設された
右回転用カム溝46と左回転用カム溝47とを連設した
構造である。
【0020】前記非嵌合位置43は、前記回転操作部材
24のグリップ部37が図2及び図3に示した初期位置
にある時に、前記各係合突起33に係合するカム溝41
の最後退部であり、アウターケース19及び筒状ケース
21同士を結合して仮嵌合状態とした際にも、前記ハウ
ジング本体22の第2コネクタ部29をソケットコネク
タ12の第1コネクタ部17に対して電気的に非接続な
状態とする。
【0021】前記右回転用カム溝46は、前記回転操作
部材24を初期位置から右に所定量(本実施の形態の場
合は90度)回転させた時に、図4及び図5に示すよう
に、前記各係合突起33に係合するカム溝41の最進出
部である右回転用嵌合完了位置51に該係合突起33を
従動案内することで、前記ハウジング本体22をソケッ
トコネクタ12側に所定長進出させて第1及び第2コネ
クタ部17,29を嵌合接続した状態にする。
【0022】前記左回転用カム溝47は、前記回転操作
部材24を初期位置から左に所定量(本実施の形態の場
合は90度)回転させた時に、前記各係合突起33に係
合するカム溝41の最進出部である左回転用嵌合完了位
置53に該係合突起33を従動案内することで、前記ハ
ウジング本体22をソケットコネクタ12側に所定長進
出させて第1及び第2コネクタ部17,29を嵌合接続
した状態にする。本実施形態の場合、上述の右回転用カ
ム溝46及び左回転用カム溝47は、それぞれの嵌合完
了位置51,53の位置に対して対称となるように円柱
状部分39の全周に連続形成されている。
【0023】更に、本実施形態の回転式コネクタ11の
場合、前記各係合突起33が前記カム溝41のそれぞれ
の嵌合完了位置51,53に位置し、プラグコネクタ1
3がソケットコネクタ12に本嵌合状態とされた際に前
記筒状ケース21の後端部外周面に形成した係止部6
2,63に係脱可能な係止部材65が、前記回転操作部
材24のグリップ部37内に設けられている。
【0024】前記係止部材65は、前記グリップ部37
内の支軸66回りに揺動自在に支持されたレバーであ
り、後端側(図1中、右側)に装備された圧縮ばね67
によって、先端係合部65aが筒状ケース21の半径方
向内方に付勢されている。前記係止部62,63は、筒
状ケース21の中心軸線と平行に延びる前記係止部材6
5の先端係合部65aが嵌合可能な凹部であり、該先端
係合部65aが係止部62又は係止部63に嵌合するこ
とにより、回転操作部材24は筒状ケース21に対する
回転が阻止される。
【0025】前記支軸66を挟んで先端係合部65aと
反対側に位置する係止部材65の端部には、グリップ部
37の上端に突出する押圧部65bが設けられており、
前記圧縮ばね67の付勢力に抗して該押圧部65bを押
下すると、先端係合部65aと係止部62又は係止部6
3との係合が解除され、回転操作部材24は筒状ケース
21に対して回転可能となる。
【0026】一方、前記各係合突起33が前記カム溝4
1のそれぞれの非嵌合位置43に位置し、プラグコネク
タ13がソケットコネクタ12に仮嵌合状態とされた際
には、図2に示したように、前記筒状ケース21の後端
部外周面に形成した平坦部61に先端係合部65aが位
置する。前記平坦部61は、筒状ケース21の後端部外
周面に滑らかに連続しており、前記回転操作部材24を
回転させる際には、前記先端係合部65aが前記圧縮ば
ね67の付勢力に抗して摺動することができ、前記押圧
部65bを押下する必要はない。又、前記圧縮ばね67
の付勢力によって前記先端係合部65aが前記平坦部6
1に係止されるので、前記回転操作部材24が不用意に
回転することもない。
【0027】即ち、上述した如き回転式コネクタ11に
おけるソケットコネクタ12にプラグコネクタ13を嵌
合接続する場合には、先ず、図3に示したように、筒状
ケース21の一方の開口端をアウターケース19の開口
端内に嵌入すると共に、ロックアーム27により該筒状
ケース21をアウターケース19の開口端に装着して相
対回転不能な仮嵌合状態とする。
【0028】次に、グリップ部37をつかんで回転操作
部材24を例えば右方向に90度回転させると、図4に
示したように、ハウジング本体22に設けられた係合突
起33が、円柱状部分39の外周面に設けられたカム溝
41の右回転用カム溝46に沿って非嵌合位置43から
右回転用嵌合完了位置51に従動案内される。そこで、
前記筒状ケース21の中心軸線方向に沿って一方の開口
端側へのみ進退動自在に収容保持された前記ハウジング
本体22は、ソケットコネクタ12側に所定長進出す
る。
【0029】すると、該ハウジング本体22の先端部に
設けられた第2コネクタ部29とソケットコネクタ12
の第1コネクタ部17とが嵌合接続され、本嵌合状態と
なる。この時、回転操作部材24に設けられた前記係止
部材65の先端係合部65aが、図5に示したように、
筒状ケース21の後端部外周面に形成した係止部62に
嵌合することにより、回転操作部材24は筒状ケース2
1に対する回転が阻止される。
【0030】又、筒状ケース21をアウターケース19
の開口端に装着して相対回転不能とした後、グリップ部
37をつかんで回転操作部材24を左方向に90度回転
させた場合には、ハウジング本体22に設けられた係合
突起33が、円柱状部分39の外周面に設けられたカム
溝41の左回転用カム溝47に沿って非嵌合位置43か
ら左回転用嵌合完了位置53に従動案内されるので、ハ
ウジング本体22はソケットコネクタ12側に所定長進
出する。
【0031】そこで、該ハウジング本体22の先端部に
設けられた第2コネクタ部29とソケットコネクタ12
の第1コネクタ部17とが嵌合接続されると同時に、回
転操作部材24に設けられた前記係止部材65の先端係
合部65aが、筒状ケース21の後端部外周面に形成し
た係止部63に嵌合することにより、回転操作部材24
は筒状ケース21に対する回転が阻止される。
【0032】即ち、上記回転式コネクタ11によれば、
ソケットコネクタ12の第1コネクタ部17とプラグコ
ネクタ13の第2コネクタ部29を嵌合接続する際の前
記回転操作部材24の回転方向は、一定方向に限定され
ず、該回転操作部材24を左右何れの方向に回転させて
も、円滑に第1コネクタ部17と第2コネクタ部29と
を嵌合接続することができる。従って、作業者は自身の
力の入れ易い方向を選択することができ、不自然な体勢
での回転操作を強制されることがないので、作業性が良
い。
【0033】又、前記第1コネクタ部17と前記第2コ
ネクタ部29とは、ソケットコネクタ12に相対回転不
能に装着された筒状ケース21に対して回転操作部材2
4を左右何れかの方向に回転させることにより嵌合接続
されるので、ソケットコネクタ12及び筒状ケース21
に対する前記回転操作部材24の相対回転位置(本実施
形態においては、グリップ部37が縦状態或いは横状
態)によって、操作者は第1コネクタ部17と第2コネ
クタ部29との嵌合状態を目視確認することができる。
【0034】従って、既にソケットコネクタ12とプラ
グコネクタ13とが本嵌合状態とされているにも係わら
ず、無理に回転操作部材24を回転操作しようとした
り、或いは、寸法公差等で係合突起33とカム溝41と
の摺接がきつい場合に、係合突起33がそれぞれの嵌合
完了位置51,53に到達する前に、回転操作部材24
の回転操作を止めてしまう等の操作ミスを防止できる。
【0035】更に、本実施形態の回転式コネクタ11に
よれば、前記係合突起33が前記カム溝41のそれぞれ
の嵌合完了位置51,53に位置する際には、前記回転
操作部材24に設けられた前記係止部材65の先端係合
部65aが、筒状ケース21のそれぞれの係止部62,
63に嵌合することにより、該回転操作部材24の回転
を阻止できる。
【0036】そこで、上述したように第1コネクタ部1
7と第2コネクタ部29とを嵌合接続する際には、回転
が阻止されるまで前記回転操作部材24を左右何れかに
回転させれば良く、該回転操作部材24が左右何れにも
回転不能となることにより、操作者は第1コネクタ部1
7と第2コネクタ部29との嵌合状態を感知することが
できる。
【0037】従って、本実施形態の回転式コネクタ11
は、ソケットコネクタ12とプラグコネクタ13とを嵌
合し、第1コネクタ部17及び第2コネクタ部29相互
を電気的に接続する操作、及び電気的接続状態を解除す
る操作のそれぞれを確実に実施することができ、優れた
取り扱い性を得ることができる。
【0038】図6及び図7は、本発明の第2実施形態に
係る回転式コネクタの要部断面図である。本実施形態の
回転式コネクタ71は、上述した第1実施形態における
回転式コネクタ11の回転操作部材24に設けた係止部
材65に代えて、係止部材73を回転操作部材64のグ
リップ部77に設けたものであり、その他の構成は上記
第1実施形態の回転式コネクタ11と同様であるので、
同符号を付して詳細な説明を省略する。
【0039】本実施形態に係る係止部材73は、図6に
示したように、グリップ部77内の支軸74回りに揺動
自在に支持されたレバーであり、先端係合部73aが筒
状ケース21のそれぞれの係止部62又は係止部63に
嵌合することにより、回転操作部材64は筒状ケース2
1に対する回転が阻止される。又、前記係止部材73の
後端部73bには、握持操作部材75が係合されてお
り、グリップ部77の中央部内に装備された該握持操作
部材75を握る動作によって、図7に示したように、前
記係止部材73が揺動し、先端係合部73aと係止部6
2又は係止部63との嵌合が解除される。
【0040】尚、前記握持操作部材75は、背面側に装
備された圧縮ばね67の付勢力によって、回転操作部材
64の前方側(図6中、左方側)に弾性付勢されてい
る。そこで、前記係止部材73は、前記後端部73bと
の間のカム作用によって、先端係合部73aが係止部6
2又は係止部63との嵌合方向(筒状ケース21の半径
方向内方)へ弾性付勢される。
【0041】即ち、本実施形態の回転操作部材64は、
グリップ部77を握る動作だけで、係止部材73の先端
係合部73aと係止部62又は係止部63との係合が解
除されるように、該係止部材73を係合解除方向に揺動
させる為の握持操作部材75がグリップ部77の中央部
に配置されている。そこで、前記回転操作部材64を回
転操作する際には、該回転操作部材64のグリップ部7
7を握るだけで握持操作部材75を操作でき、操作性が
向上する。
【0042】尚、上記第1実施形態の回転操作部材24
においては、係止部材65を係合解除方向に揺動させる
為の押圧部65bが、グリップ部37の上端に突出する
ように設けられている。そこで、前記回転操作部材24
は、前記押圧部65bの操作性を考慮して回転範囲が略
180度に制限されている。ところが、上記第2実施形
態の回転操作部材64によれば、グリップ部77の向き
に係わらず、握持操作部材75を操作して係止部材73
を係合解除方向に揺動させることができるので、回転操
作部材64は回転範囲が制限されず、360度回転させ
ることもできる。
【0043】従って、ソケットコネクタ12とプラグコ
ネクタ13とを嵌合して第1コネクタ部17及び第2コ
ネクタ部29相互を電気的に接続する回転操作方向と、
電気的接続状態を解除する回転操作方向とを同一にする
こともでき、更に操作性が向上する。
【0044】尚、本発明の回転式コネクタにおけるソケ
ットコネクタ、プラグコネクタ、筒状ケース及び回転操
作部材の構成や、プラグコネクタと回転操作部材との間
に構成されるカム機構等の構成は、上記実施形態の構成
に限定されるものではなく、本発明の趣旨に基づいて種
々の形態を採りうることは言うまでもない。例えば、上
記実施形態においては、カム機構を構成する係合突起を
プラグコネクタ側に設けると共にカム溝を回転操作部材
側に設けたが、係合突起を回転操作部材側に設けると共
にカム溝をプラグコネクタ側に設けることもできる。
【0045】
【発明の効果】上述した如き本発明の回転式コネクタに
よれば、筒状ケースの一方の開口端をソケットコネクタ
に装着して相対回転不能とした後、回転操作部材を左右
何れかの方向に回転させると、プラグコネクタ又は回転
操作部材の何れか一方に設けられた係合突起が、対応す
る右回転用カム溝又は左回転用カム溝に係合することに
より、前記プラグコネクタは第2コネクタ部を第1コネ
クタ部に嵌合接続する方向に従動させられる。そこで、
第1コネクタ部と第2コネクタ部とを嵌合接続する際の
回転操作部材の回転方向は、一定方向に限定されず、該
回転操作部材を左右何れの方向に回転させても、円滑に
第1コネクタ部と第2コネクタ部とを嵌合接続すること
ができる。
【0046】又、第1コネクタ部と第2コネクタ部と
は、ソケットコネクタに相対回転不能に装着された筒状
ケースに対して回転操作部材を左右何れかの方向に回転
させることにより嵌合接続されるので、ソケットコネク
タ及び筒状ケースに対する前記回転操作部材の相対回転
位置によって、操作者は第1コネクタ部と第2コネクタ
部との嵌合状態を目視確認することができる。従って、
嵌合作業性が良く、誤操作の発生し難い取り扱い性が優
れた回転式コネクタを提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態に係る回転式コネクタの
嵌合操作前の状態を示す部分断面正面図である。
【図2】図1のII-II 断面矢視図である。
【図3】図1に示した筒状ケースをソケットコネクタに
装着した仮嵌合状態の回転式コネクタを示す部分断面正
面図である。
【図4】図1に示したプラグコネクタをソケットコネク
タに本嵌合状態とした回転式コネクタを示す部分断面正
面図である。
【図5】図4のV-V 断面矢視図である。
【図6】本発明の第2実施形態に係る回転式コネクタの
要部断面図である。
【図7】図6に示した係止部材の解除操作を説明する要
部断面図である。
【図8】従来の回転式コネクタの分解斜視図である。
【符号の説明】
11 回転式コネクタ 12 ソケットコネクタ 13 プラグコネクタ 17 第1コネクタ部 19 アウターケース 21 筒状ケース 24 回転操作部材 29 第2コネクタ部 33 係合突起 41 カム溝 43 非嵌合位置 46 右回転用カム溝 47 左回転用カム溝 51 右回転用嵌合完了位置 53 左回転用嵌合完了位置 62,63 係止部 65 係止部材

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1コネクタ部が設けられたソケットコ
    ネクタと、前記第1コネクタ部と互いに嵌合接続される
    第2コネクタ部が設けられたプラグコネクタと、一方の
    開口端が前記ソケットコネクタに着脱可能とされる共に
    前記プラグコネクタを中心軸線に沿って一方の開口端側
    へ進退動自在に収容保持する筒状ケースと、該筒状ケー
    スの他方の開口端に装着されて中心軸線を中心に相対回
    転可能な回転操作部材と、該回転操作部材の回転操作に
    より前記プラグコネクタを筒状ケースに対して進退動さ
    せて前記第1及び第2コネクタ部を嵌合離脱可能とする
    ために前記プラグコネクタと前記回転操作部材との間に
    構成されたカム機構と、を備えた回転式コネクタであっ
    て、 前記カム機構が、前記プラグコネクタ又は前記回転操作
    部材の何れか一方に設けられた係合突起と、該係合突起
    に係合することにより前記プラグコネクタを従動させる
    べく前記プラグコネクタ又は前記回転操作部材の何れか
    他方に設けられたカム溝とから成り、 前記カム溝は、前記プラグコネクタが前記筒状ケースの
    一方の開口端側に対して後退状態の際には前記係合突起
    を非嵌合位置とし、前進状態の際には前記係合突起を嵌
    合完了位置とすると共に、この非嵌合位置から反対の捩
    れ方向へ螺旋状にそれぞれの嵌合完了位置まで延びるよ
    うに連設された右回転用カム溝と左回転用カム溝とを備
    えることを特徴とする回転式コネクタ。
  2. 【請求項2】 前記係合突起が前記カム溝のそれぞれの
    嵌合完了位置に位置する際には、前記回転操作部材に設
    けられて前記筒状ケースの係止部に係脱可能な係止部材
    が該係止部に係止されることにより、該回転操作部材の
    回転を阻止可能であることを特徴とする請求項1に記載
    の回転式コネクタ。
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