JP2010282784A - コネクタ - Google Patents

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Abstract

【課題】作業性の向上を図る。
【解決手段】第1コネクタハウジング10に、両コネクタハウジング10,50の嵌合方向と平行な方向へ移動可能なスライダ35と、スライダ35との係合により回動される倍力部材31とを設け、第2コネクタハウジング50に、倍力部材31のカム機能部34と係合可能なカムフォロア65を設けた。スライダ35と第2コネクタハウジング50が接近することに伴う倍力部材31の回動動作と、倍力部材31が回動することに伴うカム機能部34とカムフォロア65の係合動作とによる倍力作用により、両コネクタハウジング10,50が嵌合する。
【選択図】図2

Description

本発明は、コネクタに関するものである。
特許文献1には、倍力用操作部材として機能するレバーを備えた第1コネクタハウジングと、第2コネクタハウジングとを嵌合させるようにしたコネクタが開示されている。両コネクタハウジングを嵌合する際には、まず、両コネクタハウジングを浅く仮嵌合させ、その後、レバーを回動操作するようになっている。
特開平7−192802号公報
上記のコネクタでは、レバーの回動操作時の移動方向、つまりレバーに付与する操作力の向きが、両コネクタハウジングを仮嵌合させるときの移動方向とは交差する方向となっている。このように、両コネクタハウジングを仮嵌合するときの操作の向きと、その後のレバーの操作の向きとが互いに異なる方向となっていると、作業性がよくない。
本発明は上記のような事情に基づいて完成されたものであって、作業性の向上を図ることを目的とする。
上記の目的を達成するための手段として、請求項1の発明は、第1コネクタハウジングと、前記第1コネクタハウジングと嵌合可能な第2コネクタハウジングと、前記第1コネクタハウジングに設けられ、前記第1コネクタハウジングと前記第2コネクタハウジングとの嵌合の際にはその嵌合方向と平行に前記第2コネクタハウジングに接近するように初期位置から嵌合位置へ移動するスライダと、前記第1コネクタハウジングと前記第2コネクタハウジングのうちいずれか一方のコネクタハウジングに設けられ、前記スライダとの係合により回動される倍力部材と、前記第1コネクタハウジングと前記第2コネクタハウジングのうち前記倍力部材が設けられていない側の前記コネクタハウジングに設けられ、前記倍力部材のカム機能部と係合可能なカムフォロアとを備え、前記スライダと前記第2コネクタハウジングが接近することに伴う前記倍力部材の回動動作と、前記倍力部材が回動することに伴う前記カム機能部と前記カムフォロアの係合動作とによる倍力作用により、前記第1コネクタハウジングと前記第2コネクタハウジングとが嵌合されるところに特徴を有する。
請求項2の発明は、請求項1に記載のものにおいて、前記スライダには、前記第1コネクタハウジングを前記第2コネクタハウジングに対して嵌合及び離脱させるときに把持するための把持部が形成され、前記倍力部材が、前記第1コネクタハウジングに設けられているところに特徴を有する。
請求項3の発明は、請求項1に記載のものにおいて、前記スライダと前記第2コネクタハウジングのうち少なくともいずれか一方には、前記第1コネクタハウジングと前記第2コネクタハウジングを嵌合させるときに把持するための把持部が形成され、前記把持部は、前記第1コネクタハウジングと前記第2コネクタハウジングの嵌合時に対向し合う嵌合面の中心から嵌合方向と平行に延ばした嵌合中心線が通る位置に配置されているところに特徴を有する。
請求項4の発明は、請求項1ないし請求項3のいずれかに記載のものにおいて、 前記倍力部材が、前記第1コネクタハウジングに支持されるとともに、前記スライダと係合した状態で設けられており、前記第1コネクタハウジングと前記スライダには、互いに係止することにより前記スライダを前記初期位置に保持する係止部が設けられ、前記第2コネクタハウジングには、前記第1コネクタハウジングとの嵌合の初期に前記係止部同士の係止を解除する係止解除部が設けられているところに特徴を有する。
請求項5の発明は、請求項1ないし請求項4のいずれかに記載のものにおいて、前記第1コネクタハウジングには、常には前記第1コネクタハウジングと前記第2コネクタハウジングを正規の嵌合状態にロック可能なロック位置に保持され、前記第1コネクタハウジングと前記第2コネクタハウジングのロック状態を解除するロック解除位置へ弾性的に変位することが可能とされているロックアームと、常には前記ロックアームと非干渉の待機位置で待機し、前記ロックアームをロック位置からロック解除位置へ変位させる解除動作位置へ移動することが可能とされているロック解除部材とが設けられ、前記スライダが前記初期位置にある状態では、前記待機位置で待機している前記ロック解除部材が前記スライダの内部に収容され、前記スライダが前記嵌合位置にある状態では、前記待機位置で待機している前記ロック解除部材の解除操作部が、前記ロック解除部材を前記解除動作位置へ移動させるための操作を行い得るように前記スライダの外部へ露出するようになっているところに特徴を有する。
請求項6の発明は、請求項5に記載のものにおいて、前記スライダには、前記第1コネクタハウジングを前記第2コネクタハウジングから離脱させるときに把持するための把持部が形成され、前記解除操作部は、前記把持部の近傍位置に配置されることで、前記把持部を把持している手の指で操作し得るようになっているところに特徴を有する。
<請求項1の発明>
両コネクタハウジングを嵌合する際には、第1コネクタハウジングが第2コネクタハウジングに接近するとともに、第1コネクタハウジングに設けられているスライダが、第1コネクタハウジングと同じく第2コネクタハウジングに接近する。このように、第2コネクタハウジングに対し第1コネクタハウジングとスライダが同じ方向へ移動するので、スライダを両コネクタハウジングの嵌合方向とは異なる方向へ移動させる操作が不要であり、嵌合時の作業性に優れている。
<請求項2の発明>
スライダに把持部を形成したので、第2コネクタハウジングは、把持する動作を必要としない待ち受け状態で固定された形態とすることができるとともに、把持部を形成せずに済むので小型化が可能である。また、倍力部材を第1コネクタハウジングに設けたので、第2コネクタハウジングには、スライダを設けるためのスペースだけでなく、倍力部材を設けるためのスペースも不要となっている。この点においても、第2コネクタハウジングを小型化することが可能である。
<請求項3の発明>
把持部を嵌合中心線上に配置したので、両コネクタハウジングの嵌合時に把持部に付与した嵌合方向の操作力は、両コネクタハウジングの嵌合面のほぼ中央に作用する。したがって、両コネクタハウジング間の姿勢が斜めになる虞がなく、両コネクタハウジングの嵌合動作が円滑に行われる。
<請求項4の発明>
スライダを初期位置に保持しておくことができるので、スライダに係合されている倍力部材も所定の位置に保持される。これにより、倍力部材のカム機能部と第2コネクタハウジングのカムフォロアとの係合動作が適正なタイミングで行われる。これにより、倍力作用が適正に発揮され、両コネクタハウジングを円滑に嵌合させることができる。
<請求項5の発明>
両コネクタハウジングが未嵌合の状態では、スライダが初期位置にあってロック解除部材がスライダ内に収容されているため、ロック解除部材を解除動作位置へ移動させることができないので、ロック解除部材はロックアームと非干渉の待機位置に保持される。したがって、両コネクタハウジングの嵌合作業を始めたときに、ロックアームのロック位置とロック解除位置との間での変位動作が、ロック解除部材によって妨げられることはない。
また、両コネクタハウジングが嵌合してロックアームにより嵌合状態にロックされると、スライダが嵌合位置へ移動し、ロック解除部材の解除操作部がスライダの外部に露出する。したがって、両コネクタハウジングを離脱する際には、解除操作部を操作してロック解除部材を解除動作位置へ移動させれば、ロックアームがロック解除位置へ変位させられるので、両コネクタハウジングのロック状態が解除される。
<請求項6の発明>
嵌合状態にロックされている両コネクタハウジングを離脱する際には、作業者は、把持部を把持している手の指で解除操作部を操作してロックアームによるロックを解除し、その後、把持部を把持したままでスライダと一緒に第1コネクタハウジングを第2コネクタハウジングから離間させることができる。このように、両コネクタハウジングを離脱させる際には、手を持ち替える必要がないので、作業性に優れている。
実施形態1の第1コネクタハウジングの断面図 第1コネクタハウジングと第2コネクタハウジングの嵌合前の状態をあらわす一部切欠側面図 第1コネクタハウジングと第2コネクタハウジングの嵌合前の状態をあらわす側面図 第1コネクタハウジングと第2コネクタハウジングの嵌合途中の状態をあらわす一部切欠側面図 第1コネクタハウジングと第2コネクタハウジングが正規嵌合した状態をあらわす一部切欠側面図 第1コネクタハウジングと第2コネクタハウジングが正規嵌合した状態をあらわす側面図 両コネクタハウジングが正規嵌合している状態においてロックアームのロックを解除した状態をあらわす一部切欠側面図 両コネクタハウジングが正規嵌合した状態をあらわす部分断面図 第1コネクタハウジングの正面図 第2コネクタハウジングの正面図 ロック解除部材の取付け構造をあらわす水平断面図 第2コネクタハウジングに設けたガイド部の一部切欠斜視図
<実施形態1>
以下、本発明を具体化した実施形態1を図1乃至図12を参照して説明する。本実施形態のコネクタは、第1コネクタハウジング10と第2コネクタハウジング50を嵌合させるようにしたものであって、電気自動車やハイブリッドカーのように電力を駆動源とする車両に搭載したバッテリを充電するための充電回路に用いられる。
第1コネクタハウジング10は、合成樹脂製であり、全体としてブロック状をなす。第1コネクタハウジング10には、複数の第1端子金具11が取り付けられている。各第1端子金具11の後端部に接続された電線12は、第1コネクタハウジング10の内部で下向きに屈曲され、第1コネクタハウジング10の後端部下面から突出する筒部13を通り、テープ巻き等により束ねられた状態で第1コネクタハウジング10の外部へ下向きに導出されている。第1コネクタハウジング10の外周には、周方向に間隔を空けた4カ所から突出する係止突起14(本発明の構成要件である係止部)が形成されている。この係止突起14は、後述するスライダ35を前止まりする機能を有する。
第1コネクタハウジング10には、その第1嵌合面15(即ち、前端面)を凹ませた形態の複数の嵌合凹部16が形成され、各嵌合凹部16内に第1端子金具11の前端部が収容されている。第1嵌合面15は、両コネクタハウジング10,50の嵌合方向と直角な平面である。第1コネクタハウジング10には、第1嵌合面15に沿って回転可能な第1回転板17と、第1回転板17の前面に重なるように配置された第1遮蔽板18とが設けられている。第1回転板17には各第1端子金具11と対応する複数の第1接続孔17aが貫通して形成され、第1遮蔽板18には、第1端子金具11(嵌合凹部16)と対応するように配置された複数の第1連通孔18aが形成されている。第1回転板17の中心には、非円形の第1第1ガイド孔19が貫通して形成されている。
第1コネクタハウジング10には、その上面(外周)に沿って前後方向(両コネクタハウジング10,50の嵌合・離脱方向と平行な方向)に延びるロックアーム20が、左右方向の揺動軸21を支点としてシーソー状に揺動し得るように取り付けられている。ロックアーム20の前端部には、上下に貫通する形態のロック孔22が形成され、ロックアーム20の後端部には、上方へ突出する被押圧部23が形成されている。ロックアーム20は、常には、付勢手段(図示省略)により両コネクタハウジング10,50の嵌合方向と平行な姿勢のロック位置(図1,2,5,8を参照)に保持されているが、前端部を上方へ変位させたロック解除位置(図7を参照)へ弾性的に変位し得るようになっている。
第1コネクタハウジング10には、その上面に沿って前後方向に延びるロック解除部材24が、前後方向(両コネクタハウジング10,50の嵌合・離脱方向と平行な方向)に移動し得るように取り付けられている。図11に示すように、ロック解除部材24の一方の側面にはバネ受け突起25が形成され、第1コネクタハウジング10にはバネ受け部26が形成され、バネ受け突起25とバネ受け部26との間には、軸線を前後方向に向けた圧縮コイルバネからなる付勢バネ27が設けられている。ロック解除部材24は、常には、付勢バネ27の付勢により後方へ付勢されて第1コネクタハウジング10のストッパ28に当接することにより待機位置(図1,2,4,5を参照)に保持されているが、付勢バネ27の付勢に抗して待機位置よりも前方の解除動作位置(図7を参照)へ平行移動し得るようになっている。
ロック解除部材24はロックアーム20よりも後方に配置されており、ロック解除部材24の前端部下面には、ロック解除部材24の移動方向に対して傾斜した押圧面29が形成されている。また。ロック解除部材24の後端部は、解除操作部30となっている。ロック解除部材24が待機位置にあり、ロックアーム20がロック位置にあるときには、図1,2,5に示すように、ロック解除部材24の前端部下面のテーパ状の押圧面29が、ロックアーム20の被押圧部23に対し上から非接触又は非干渉の状態で接近して対応するように位置する。また、ロックアーム20がロック位置にある状態でロック解除部材24が待機位置から解除動作位置へ移動すると、その過程で、ロック解除部材24の押圧面29が被押圧部23に摺接しながらロックアーム20の後端部に下向きの押圧力を付与するので、図7に示すように、ロックアーム20はロック位置からロック解除位置へ揺動するようになっている。
第1コネクタハウジング10には、左右一対の倍力部材31が取り付けられている。倍力部材31は、板状をなし、左右方向(両コネクタハウジング10,50の嵌合方向と交差する方向)の支持軸32により初期位置(図1,2,4を参照)と嵌合位置(図5,6,7を参照)との間で回動可能とされている。倍力部材31には、支持軸32よりも上方の位置において左右方向外方へ突出した形態の連結突起33が形成されている。また。倍力部材31には、その外周縁のうち支持軸32を挟んで連結突起33とは反対側の位置から支持軸32に接近するように溝状に延びた形態のカム機能部34が形成されている。支持軸32と連結突起33との距離は、支持軸32とカム機能部34との最大距離よりも長く設定されている。
第1コネクタハウジング10には、スライダ35が取り付けられている。スライダ35は、合成樹脂製であり、前面が開放された筒状の本体部36と、本体部36の後端部に一体形成した把持部37とを備えて構成されている。本体部36は、第1コネクタハウジング10を全周に亘って包囲しており、本体部36内には、ロックアーム20とロック解除部材24も収容されている。本体部36の下面には導出孔38が形成され、この導出孔38には第1コネクタハウジング10の筒部13が貫通されている。第1コネクタハウジング10の電線12の束は、導出孔38を通してスライダ35の外部へ下向きに導出されている。
本体部36の左右両側壁には、前後方向(両コネクタハウジング10,50の嵌合・離脱方向と平行な方向であり、第1コネクタハウジング10に対するスライダ35の相対移動方向と平行な方向)に長い長孔からなる逃がし孔39が形成されている。この逃がし孔39には、倍力部材31の回動中心である支持軸32の突出端部が前後方向への相対移動を可能に係合している。同じく、本体部36の左右両側壁には、上下方向(第1コネクタハウジング10に対するスライダ35の移動方向とほぼ直角に交差する方向)に延びる長孔からなる連結孔40が形成されている。この連結孔40には、倍力部材31の連結突起33が上下方向の相対移動を可能に係合されている。したがって、スライダ35が第1コネクタハウジング10に対して前後方向に相対移動するのに伴い、倍力部材31が連動して回動するようになっている。
また、把持部37は、上下方向(両コネクタハウジング10,50の嵌合・離脱方向と交差する方向)に長く、その上下両端部が本体部36に連なっている。把持部37の前面には、側方から視て弧状に凹んだ形体の4つの指掛け部41が、上下に並んで形成されている。この4つの指掛け部41には、作業者の人差し指(第2指)、中指(第3指)、薬指(第4指)及び小指(第5指)を上から順に引っかけることができるようになっている。そして、これらの指を指掛け部41に引っかけると、掌で把持部37を握ることができる。このようにして把持部37を握った状態では、その握っている手の親指(第1指)が、把持部37の上端部(解除操作部30が突出する部分)に対して後方から対応するように位置する。また、上下方向において、把持部37の形成領域は、第1コネクタハウジング10の第1嵌合面15の中心を含む範囲に亘っている。同様に、左右方向においても、把持部37の形成領域は、第1コネクタハウジング10の第1嵌合面15の中心を含む範囲に亘っている。
スライダ35は、第1コネクタハウジング10に対し、初期位置(図1,2を参照)と初期位置よりも前方の嵌合位置(図5,6,7を参照)との間で前後方向(即ち、両コネクタハウジング10,50の嵌合・離脱方向と平行な方向)へ相対移動し得るようになっている。本体部36の内面には、前方へ片持ち状に延出した形態の4つの係止アーム42(本発明の構成要件である係止部)が形成され、スライダ35が初期配置にある状態では、図2,9に示すように、係止アーム42の前端が第1コネクタハウジング10の係止突起14に対して後方から係止することにより、スライダ35が前止まりされる。また、スライダ35が初期位置にある状態では、筒部13が導出孔38の開口縁における前端縁に対して接近して対向又は当接するので、スライダ35は第1コネクタハウジング10に対して後方(嵌合位置側)への相対移動が規制される。これにより、スライダ35は初期位置又は初期位置よりも僅かに後方の位置に保持される。また、ロック解除部材24は、その全体がスライダ35の内部に収容された状態となる。したがって、解除操作部30はスライダ35の外部へ露出せず、解除操作部30に対して解除操作を行うことはできない。
スライダ35が初期位置から嵌合位置に向かって前方へ相対移動する過程では、筒部13が導出孔38内を相対的に後方へ移動する。そして、スライダ35が嵌合位置に到達した状態では、第1コネクタハウジング10の後端面及び筒部13が、スライダ35の後面壁に当接することにより、それ以上のスライダ35の前進が規制され、これにより、スライダ35が嵌合位置に保持される。また、スライダ35が嵌合位置にある状態では、図5,6に示すように、ロック解除部材24の解除操作部30がスライダ35の後端面から後方へ突出する。この解除操作部30の位置は、把持部37の上端部、即ち把持部37を握っている手の親指と対応する位置となる。
第2コネクタハウジング50は、合成樹脂製であり、図8に示すように、端子収容部51と端子収容部51の周縁部から前方へ突出するフード部52とを有する。第2コネクタハウジング50には、第1端子金具11と接続可能な複数の第2端子金具53が収容されている。第2コネクタハウジング50には、端子収容部51の前端面から突出する複数の筒状嵌合部54が形成され、各筒状嵌合部54には第2端子金具53の前端部が収容されている。第2コネクタハウジング50の前端面(端子収容部51の前端面)は、両コネクタハウジング10,50の嵌合方向と直角であって、第1コネクタハウジング10の第1嵌合面15と平行で且つ同心状の第2嵌合面55となっている。
第2コネクタハウジング50には、端子収容部51の前端面中央から前方へ片持ち状に突出した形態の軸状のガイド部56が形成されている。図12に示すように、ガイド部56の前端部は、非円形断面の回転案内部57となっており、ガイド部56のうち回転案内部57よりも後方の長い領域は直線案内部58となっている。回転案内部57には、螺旋状のガイド面が形成されている。また、直線案内部58の断面形状は、全長に亘って非円形である。
フード部52内には、第2コネクタハウジング50に対する相対回転及び前後方向の相対移動を許容された第2回転板59が設けられているとともに、第2回転板59の前面に沿うように配置されて前後方向の相対移動のみを許容された第2遮蔽板60が設けられている。第2回転板59には、第2端子金具53と対応する複数の第2接続孔59aが貫通して形成され、第2遮蔽板60には、第2端子金具53と対応する配置の複数の連通孔60aが貫通して形成されている。第2回転板59と第2遮蔽板60は、バネ部材61により前方の初期位置に保持され、このとき第2回転板59の中心の第2ガイド孔62がガイド部56の回転案内部57に係合されている。
フード部52の外周上面には、ロック突起63が形成されている。また、フード部52の内周には、周方向に間隔を空けた4カ所から突出する係止解除部64が形成されている。さらに、フード部52の左右両側壁の内面には、左右方向に円柱状に突出した形態の一対のカムフォロア65が形成されている。
次に、本実施形態の作用を説明する。両コネクタハウジング10,50を嵌合していない状態において、第1コネクタハウジング10では、第1回転板17がその第1接続孔17aを第1遮蔽板18の第1連通孔18aと非対応の位置にあるため、第1接続孔17aと第1連通孔18aがいずれも遮蔽された状態となり、第1端子金具11は外部からの異物の干渉を受けないように保護されている。また、第2コネクタハウジング50でも、第2回転板59がその第2接続孔59aを第2遮蔽板60の第2連通孔60aと非対応の位置にあるため、第2接続孔59aと第2連通孔60aがいずれも遮蔽された状態となり、第2端子金具53は外部からの異物の干渉を受けないように保護されている。
また、第1コネクタハウジング10においては、ロックアーム20はロック位置にあり、ロック解除部材24はロックアーム20と非干渉の待機位置に保持されている。また、スライダ35は初期位置に保持されている。スライダ35と倍力部材31は連結突起33と連結孔40を介して連結されているので、倍力部材31もスライダ35と同様、初期位置に保持されている。このとき、図2,3に示すように、カム機能部34の入口(倍力部材31の周縁部における開口部)は前方(第2コネクタハウジング50側)に向かって開口している。
この状態から、両コネクタハウジング10,50を嵌合する際には、スライダ35の把持部37を握り、第1コネクタハウジング10を第2コネクタハウジング50のフード部52に浅く嵌合する。すると、図4に示すように、カムフォロア65がカム機能部34の入口に進入して互いに係合した状態になる。また、第2コネクタハウジング50の係止解除部64が、係止アーム42と干渉してその係止アーム42を係止突起14から解離する方向へ弾性撓みさせるので、係止アーム42と係止突起14との係止が解除される。これにより、スライダ35は、前止まり状態を解除されるので嵌合位置側への移動を許容される。さらに、第1遮蔽板18が第2遮蔽板60に当接するとともに、第1回転板17の第1ガイド孔19がガイド部56の回転案内部57に嵌合される。
この状態から把持部37を掴んだままで第1コネクタハウジング10を第2コネクタハウジング50に押し付けるようにすると、両コネクタハウジング10,50の嵌合が進み、初期位置のスライダ35が、第1コネクタハウジング10に対して相対的に前方へ(嵌合位置に向かって)移動する。つまり、スライダ35は、第2コネクタハウジング50に対して接近する方向へ移動する。
スライダ35が初期位置から嵌合位置へ移動する間、ロックアーム20の前端部がロック突起63と干渉するので、図4に示すように、ロックアーム20はロック位置からロック解除位置へ変位させられる。また、連結突起33と連結孔40との係合により、倍力部材31も初期位置から嵌合位置側に向かって回動する。そして、倍力部材31が回動するのに伴い、カム機能部34とカムフォロア65との係合により、第1コネクタハウジング10が第2コネクタハウジング50に接近する。このとき、連結突起33にはスライダ35に付与した押込み操作力が伝達され、その連結突起33から支持軸32(倍力部材31の回動中心)までの距離は、カムフォロア65から支持軸32までの距離よりも常に大きいので、倍力作用が生じる。
このように、スライダ35が第2コネクタハウジング50に接近することに伴う倍力部材31の回動動作と、倍力部材31が回動することに伴うカム機能部34とカムフォロア65の係合動作とによって倍力作用が生じるので、スライダ35に付与する操作力が小さくても、この倍力作用によって両コネクタハウジング10,50を容易且つ確実に嵌合させることができる。
また、両コネクタハウジング10,50の嵌合が進む間、ガイド部56の回転案内部57には第2回転板59だけでなく第1回転板17も係合する状態となり、両回転板17,59が一体となって回転する。これにより、第1接続孔17aが第1連通孔18aと対応(整合)した状態になるとともに、第2接続孔59aが第2連通孔60aと対応(整合)した状態になるので、これらの接続孔17a,59aと連通孔18a,60aを通して第1端子金具11と第2端子金具53が接続される。尚、接続孔17a,59aと連通孔18a,60aが対応した後は、両回転板17,59は、直線案内部58に係合されるので、回転せずに直線移動(平行移動)する。したがって、接続孔17a,59aが端子金具11,53と干渉することはない。
スライダ35と倍力部材31が嵌合位置に到達すると、両コネクタハウジング10,50が正規の嵌合状態となり、図5,8に示すように、ロックアーム20が弾性復帰してそのロック孔22とロック突起63とが係止する。この係止作用により、両コネクタハウジング10,50が正規の嵌合状態にロックされる。また、スライダ35が嵌合位置へ移動するのに伴い、図5,6に示すように、ロック解除部材24の解除操作部30がスライダ35から後方へ突出する。このとき、解除操作部30の突出位置は、把持部37を握っている手の親指の腹と対応する位置となる。
嵌合状態にロックされている両コネクタハウジング10,50を離脱する際には、把持部37を握り、その握っている手の親指で解除操作部30を押し込むように操作する。すると、図7に示すように、ロック解除部材24が待機位置から解除動作位置へ移動するので、その押圧面29がロックアーム20の被押圧部23を押し下げる。この押し下げ作用により、ロックアーム20がロック位置からロック解除位置へ変位させられるので、ロック孔22とロック突起63との係止状態が解除され、両コネクタハウジング10,50は離脱可能な状態となる。
この後は、把持部37を握ったままで、スライダ35を後方へ引っ張る。すると、嵌合時と同様に、倍力部材31が回動するので倍力作用が生じる。したがって、スライダ35に付与する引張り操作力が小さくても、第1コネクタハウジング10を第2コネクタハウジング50から容易且つ確実に離脱させることができる。
本実施形態においては、両コネクタハウジング10,50を嵌合する際に、第1コネクタハウジング10が第2コネクタハウジング50に接近するとともに、第1コネクタハウジング10に設けられているスライダ35が、第1コネクタハウジング10と同じく第2コネクタハウジング50に接近する。このように、第2コネクタハウジング50に対し第1コネクタハウジング10とスライダ35が同じ方向へ移動するので、スライダ35を両コネクタハウジング10,50の嵌合方向とは異なる方向へ移動させる操作が不要であり、嵌合時の作業性に優れている。
また、スライダ35に把持部37を形成したので、第2コネクタハウジング50は、把持する動作を必要としない待ち受け状態で固定された形態とすることができるとともに、把持部37を形成せずに済むので小型化が可能である。また、倍力部材31を第1コネクタハウジング10に設けたので、第2コネクタハウジング50には、スライダ35を設けるためのスペースだけでなく、倍力部材31を設けるためのスペースも不要となっている。この点においても、第2コネクタハウジング50を小型化することが可能である。
また、図2に示すように、スライダ35の把持部37は、第1コネクタハウジング10と第2コネクタハウジング50の嵌合時に対向し合う嵌合面15,55の中心から嵌合方向と平行に前後方向に延ばした嵌合中心線70が通る位置に配置されている。このように、把持部37を嵌合中心線70上に配置したことにより、両コネクタハウジング10,50の嵌合時に把持部37に付与した嵌合方向の操作力は、両コネクタハウジング10,50の嵌合面15,55のほぼ中央に作用する。したがって、両コネクタハウジング10,50間の姿勢が斜めになる虞がなく、両コネクタハウジング10,50の嵌合動作が円滑に行われる。
また、倍力部材31を、第1コネクタハウジング10に支持するとともにスライダ35と係合した状態で設けた上で、スライダ35を係止アーム42と係止突起14との係止により初期位置に保持しておくようにした。これにより、倍力部材31が所定の初期位置に保持されるので、倍力部材31のカム機能部34と第2コネクタハウジング50のカムフォロア65との係合動作が適正なタイミングで行われ、倍力作用が適正に発揮され、両コネクタハウジング10,50を円滑に嵌合させることができる。
また、両コネクタハウジング10,50が未嵌合の状態では、スライダ35が初期位置にあってロック解除部材24の全体がスライダ35内に収容されているため、ロック解除部材24を解除動作位置へ移動させることができず、ロック解除部材24はロックアーム20と非干渉の待機位置に保持される。したがって、両コネクタハウジング10,50の嵌合作業を始めたときに、ロックアーム20のロック位置とロック解除位置との間での変位動作が、ロック解除部材24によって妨げられることはない。
また、両コネクタハウジング10,50が嵌合してロックアーム20により嵌合状態にロックされると、スライダ35が嵌合位置へ移動し、ロック解除部材24の解除操作部30が、スライダ35の外部に露出して、ロック解除部材24を解除動作位置へ移動させるための操作を行い得る状態となる。したがって、両コネクタハウジング10,50を離脱する際には、解除操作部30を操作してロック解除部材24を解除動作位置へ移動させれば、ロックアーム20がロック解除位置へ変位させられるので、両コネクタハウジング10,50のロック状態が解除される。
また、操作可能な状態とされた解除操作部30は、把持部37の近傍位置に配置されていて、把持部37を把持している手の指で操作し得るようになっている。したがって、嵌合状態にロックされている両コネクタハウジング10,50を離脱する際には、作業者は、把持部37を把持している手の指で解除操作部30を操作してロックアーム20によるロックを解除し、その後、把持部37を把持したままでスライダ35と一緒に第1コネクタハウジング10を第2コネクタハウジング50から離間させることができる。このように、両コネクタハウジング10,50を離脱させる際には、手を持ち替える必要がなく、ワンアクションの操作で済むので、作業性に優れている。
<他の実施形態>
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施態様も本発明の技術的範囲に含まれる。
(1)上記実施形態では、スライダが設けられている第1コネクタハウジングに倍力部材を設け、スライダが設けられていない第2コネクタハウジングにカムフォロアを設けたが、これとは逆に、スライダが設けられている第1コネクタハウジングにカムフォロアを設け、スライダが設けられていない第2コネクタハウジングに倍力部材を設けてもよい。この場合、把持部は、スライダと第2コネクタハウジングのいずれに形成してもよい。
(2)上記実施形態では、スライダを有する第1コネクタハウジングを給電側(充電スタンド側)のコネクタとし、第2コネクタハウジングを受電側(車両側)のコネクタとしたが、これとは逆に、スライダを有する第1コネクタハウジングを受電側のコネクタとし、第2コネクタハウジングを給電側のコネクタとしてもよい。
(3)上記実施形態では、スライダに把持部を形成して第1コネクタハウジングを操作側のコネクタとし、第2コネクタハウジングを待受側のコネクタとしたが、これとは逆に、第2コネクタハウジングに把持部を形成して第2コネクタハウジングを操作側のコネクタとし、スライダに把持部を形成せずに第1コネクタハウジングを待受側のコネクタとしてもよい。この場合、待受側の第1コネクタハウジングは給電側(充電スタンド側)と受電側(車両側)のいずれでもよく、同様に第2コネクタハウジングも給電側と受電側のいずれでもよい。
(4)上記実施形態では、把持部をスライダのみに形成したが、把持部は、第2コネクタハウジングのみに形成してもよく、第2コネクタハウジングとスライダの両方に形成してもよい。
(5)上記実施形態では、把持部を、両コネクタハウジングの嵌合時に対向し合う嵌合面の中心から嵌合方向と平行に延ばした嵌合中心線が通る位置に配置したが、把持部は、嵌合中心線から外れた位置に配置してもよい。
(6)上記実施形態では、スライダが初期位置にあるときにはロック解除部材の解除操作部がスライダ内に収容されるようにしたが、スライダが初期位置にある状態で解除操作部がスライダ外へ操作可能に露出していてもよい。
(7)上記実施形態では、スライダ側の係止部(係止アーム)を弾性撓み可能とし、第1コネクタハウジング側の係止部(係止突起)を弾性撓みしない形態としたが、これとは逆に、スライダ側の係止部を弾性撓みしない形態とし、第1コネクタハウジング側の係止部を弾性撓み可能としてもよい。
(8)上記実施形態では、解除操作部を把持部の近傍に配置したが、解除操作部は、把持部から遠い位置に配置し、把持部を把持している手の指では操作できない形態であってもよい。
(9)上記実施形態では、ロックアームのロックを解除する手段として、ロックアームとは別にロック解除部材を設けたが、ロックアームに直接触れてロック解除するようにしてもよい。
10…第1コネクタハウジング
14…係止突起(係止部)
15…第1コネクタハウジングの嵌合面
20…ロックアーム
24…ロック解除部材
30…解除操作部
31…倍力部材
34…カム機能部
35…スライダ
37…把持部
42…係止アーム(係止部)
50…第2コネクタハウジング
55…第2コネクタハウジングの嵌合面
64…係止解除部
65…カムフォロア
70…嵌合中心線

Claims (6)

  1. 第1コネクタハウジングと、
    前記第1コネクタハウジングと嵌合可能な第2コネクタハウジングと、
    前記第1コネクタハウジングに設けられ、前記第1コネクタハウジングと前記第2コネクタハウジングとの嵌合の際にはその嵌合方向と平行に前記第2コネクタハウジングに接近するように初期位置から嵌合位置へ移動するスライダと、
    前記第1コネクタハウジングと前記第2コネクタハウジングのうちいずれか一方のコネクタハウジングに設けられ、前記スライダとの係合により回動される倍力部材と、
    前記第1コネクタハウジングと前記第2コネクタハウジングのうち前記倍力部材が設けられていない側の前記コネクタハウジングに設けられ、前記倍力部材のカム機能部と係合可能なカムフォロアとを備え、
    前記スライダと前記第2コネクタハウジングが接近することに伴う前記倍力部材の回動動作と、前記倍力部材が回動することに伴う前記カム機能部と前記カムフォロアの係合動作とによる倍力作用により、前記第1コネクタハウジングと前記第2コネクタハウジングとが嵌合されることを特徴とするコネクタ。
  2. 前記スライダには、前記第1コネクタハウジングを前記第2コネクタハウジングに対して嵌合及び離脱させるときに把持するための把持部が形成され、
    前記倍力部材が、前記第1コネクタハウジングに設けられていることを特徴とする請求項1記載のコネクタ。
  3. 前記スライダと前記第2コネクタハウジングのうち少なくともいずれか一方には、前記第1コネクタハウジングと前記第2コネクタハウジングを嵌合させるときに把持するための把持部が形成され、
    前記把持部は、前記第1コネクタハウジングと前記第2コネクタハウジングの嵌合時に対向し合う嵌合面の中心から嵌合方向と平行に延ばした嵌合中心線が通る位置に配置されていることを特徴とする請求項1記載のコネクタ。
  4. 前記倍力部材が、前記第1コネクタハウジングに支持されるとともに、前記スライダと係合した状態で設けられており、
    前記第1コネクタハウジングと前記スライダには、互いに係止することにより前記スライダを前記初期位置に保持する係止部が設けられ、
    前記第2コネクタハウジングには、前記第1コネクタハウジングとの嵌合の初期に前記係止部同士の係止を解除する係止解除部が設けられていることを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれか1項に記載のコネクタ。
  5. 前記第1コネクタハウジングには、
    常には前記第1コネクタハウジングと前記第2コネクタハウジングを正規の嵌合状態にロック可能なロック位置に保持され、前記第1コネクタハウジングと前記第2コネクタハウジングのロック状態を解除するロック解除位置へ弾性的に変位することが可能とされているロックアームと、
    常には前記ロックアームと非干渉の待機位置で待機し、前記ロックアームをロック位置からロック解除位置へ変位させる解除動作位置へ移動することが可能とされているロック解除部材とが設けられ、
    前記スライダが前記初期位置にある状態では、前記待機位置で待機している前記ロック解除部材が前記スライダの内部に収容され、
    前記スライダが前記嵌合位置にある状態では、前記待機位置で待機している前記ロック解除部材の解除操作部が、前記ロック解除部材を前記解除動作位置へ移動させるための操作を行い得るように前記スライダの外部へ露出するようになっていることを特徴とする請求項1ないし請求項4のいずれか1項に記載のコネクタ。
  6. 前記スライダには、前記第1コネクタハウジングを前記第2コネクタハウジングから離脱させるときに把持するための把持部が形成され、
    前記解除操作部は、前記把持部の近傍位置に配置されることで、前記把持部を把持している手の指で操作し得るようになっていることを特徴とする請求項5記載のコネクタ。
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