JP2002260509A - 自己保持回路 - Google Patents

自己保持回路

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JP2002260509A
JP2002260509A JP2001051583A JP2001051583A JP2002260509A JP 2002260509 A JP2002260509 A JP 2002260509A JP 2001051583 A JP2001051583 A JP 2001051583A JP 2001051583 A JP2001051583 A JP 2001051583A JP 2002260509 A JP2002260509 A JP 2002260509A
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circuit
relay
contact
switch
delay
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Application number
JP2001051583A
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English (en)
Inventor
Atsushi Kazama
温 風間
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Hakko Electric Machine Works Co Ltd
Original Assignee
Hakko Electric Machine Works Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 回路がトリップしたさいの再スタートへの安
全性が高く、また、取り付け装置を安価で小型化できる
自己保持回路を提供することを課題とした。 【解決手段】 補助接点2bを有するリレー2(電磁開
閉器)回路と遅延回路1とで構成し、リレーの補助接点
2bと、始動接点となる遅延リレー11の通常閉接点1
1aとを並列に配し、この補助接点2b及び遅延リレー
の通常閉接点11aと危険防止装置のスイッチ3とを直
列に配して構成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】 本発明は、危険防止装置を組み
込んだ電源開閉装置等に適応する自己保持回路に関す
る。
【0002】
【従来の技術】 従来の説明に入る前に、本明細書で使
用する語句を定義すると、始動接点とはブレーカースイ
ッチ等の装置類を始動させる接点を示すのではなく、リ
レー(電磁開閉器)のコイルに通電して回路を始動させ
る接点のことを指すものとする。
【0003】自己保持回路は、停電や危険防止装置の作
動による回路の一時切断から電源が復帰するさい、自然
復帰せずスイッチを再度投入して始動する必要がある回
路で、電源復帰時に不用意に装置類を始動させない安全
性の高い回路として多用されている。一般的な、危険防
止スイッチを組み込んだ自己保持回路を図2を参考に説
明すると、通常閉接点スイッチ5及び通常開接点スイッ
チ6の2つの瞬時接点スイッチを、通常閉接点の危険防
止スイッチ3及びリレー2(電磁開閉器)と直列に配
し、該リレー2(電磁開閉器)の通常開成されている補
助接点2bを、前記通常開接点スイッチ6と並列に配し
て構成している。
【0004】この回路の動作を説明すると、ブレーカー
スイッチ4投入後、始動接点となる通常開接点の瞬時接
点スイッチ6を閉成すると回路が始動すると同時に、リ
レー2に通電されることでリレーの補助接点2bが閉成
される。尚、瞬時接点スイッチ6はすぐに開成状態に戻
るスイッチであるが、リレー2のコイルが通電励磁され
ている間はリレーの補助接点2bが閉成状態を保持する
ため回路は接続された状態を維持している。
【0005】そして、一旦危険防止装置が作動して危険
防止スイッチ3が開成すると回路が断たれ、リレー2へ
の通電も断たれて非励磁状態となるためリレーの補助接
点2aが開成され、危険防止スイッチ3が閉成状態に戻
っても、通常開接点スイッチ6及びリレーの補助接点2
bが開成されているため自然復帰することがない自己保
持回路を形成している。これを再度始動させるには、危
険防止スイッチ3の閉成状態への復帰後、通常開接点の
瞬時接点スイッチ6を再投入する必要がある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】 しかし、前記構成の
自己保持回路では、危険防止スイッチに復帰型スイッチ
を使用していると、危険防止スイッチが作動して一旦回
路が切断しても、始動スイッチを再度投入すれば容易に
再スタートしてしまい、高い安全性が求められる回路で
はこの容易な再スタートには不安が残る。また、この回
路を電源開閉装置等に組み込む場合には、作動スイッチ
を2つ取り付ける必要があり、取り付け場所の確保のた
め装置が大きくなったり、コストが高くなるといった問
題がある。
【0007】そこで本発明は、危険防止装置が作動して
回路が切断した場合、一旦全電源を断ちリセットするま
で再スタートしない、より高い安全性を確保できる自己
保持回路を提供することを課題とした。
【0008】また、電源開閉装置等に組み込む場合、該
装置を小型でコストを抑えたものとすることのできる自
己保持回路を提供することを課題とした。
【0009】
【課題を解決するための手段】 本発明の自己保持回路
は、補助接点を有するリレー(電磁開閉器)回路と遅延
回路とで構成し、前記リレーの補助接点と、遅延回路に
設ける遅延リレーの通常閉接点とを並列に配し、該遅延
リレーの通常閉接点を始動接点として構成した。
【0010】また、前記回路のリレーの補助接点及び遅
延リレーの通常閉接点と危険防止装置のスイッチとを直
列に配して構成した。
【0011】
【作用】 本手段によれば、危険防止装置が作動して一
旦回路がトリップすると、再始動のため、始動接点とな
る遅延リレーの開成してしまった接点を閉成するには、
遅延回路を一度リセットする必要があり、結果、電源を
リセットするまで再スタートすることがない。
【0012】本手段の回路を電源開閉装置等に組み込め
ば、自己保持回路であっても装置に取り付ける作動スイ
ッチを1つ設ければ足りる。
【0013】
【発明の実施の形態】 本発明の自己保持回路を図面を
参考に説明する。
【0014】図1は本発明の実施の形態の自己保持回路
示す回路図で、電源開閉ボックスに組み込まれる回路を
示している。本発明の回路は、前述した図2の従来の自
己保持回路の瞬時接点スイッチを遅延リレーの接点11
aに置換するもので、補助接点2bを有するリレー2
(電磁開閉器)回路と遅延回路1及びブレーカースイッ
チ4と危険防止装置(回路)で基本構成される。前記リ
レーの補助接点2bと、遅延回路1に設ける遅延リレー
11の通常閉接点11aとを並列に配し、これら接点と
通常閉成された危険防止スイッチ3とリレー2(電磁開
閉器)のコイルを直列に配し、更にこれらと遅延回路1
とを並列に配して構成し、前記遅延リレー11の通常閉
接点11aを始動接点としている。
【0015】遅延回路1は、ダイオード12と抵抗13
とコンデンサー14を直列に配し、該コンデンサー14
に並列に接続した遅延リレー11とから構成され、ダイ
オード12で整流された直流電圧が遅延リレー11に与
えられ、またコンデンサー14にチャージされる一般的
な遅延回路を用いている。
【0016】本発明の回路の動作を説明すると、ブレー
カースイッチ4を閉成すると、回路が始動すると同時
に、リレー2(電磁開閉器)のコイルが通電励磁状態と
なりリレーの補助接点2bが閉成される。一方、遅延回
路1にも通電され、ある設定時間が経過してコンデンサ
ー14のチャージが完了すると、遅延リレー11が作動
して遅延リレーの接点11aが開成状態となり、遅延回
路1に通電されている間、接点11aの開成状態を保持
するようになっている。尚、遅延リレーの接点11aが
開成されても、リレー2(電磁開閉器)が通電され励磁
状態にある間はリレーの補助接点2bが閉成状態を保持
するため回路の接続状態が維持されている。
【0017】そして、一旦危険防止装置が作動して危険
防止スイッチ3が開成され回路が断たれると、リレー2
(電磁開閉器)のコイルへの通電も断たれ非励磁状態と
なり補助接点2bが開成されて、危険防止スイッチ3が
閉成状態に復帰しても、遅延リレーの接点11a及びリ
レー2の補助接点2bが開成状態にあるため自然復帰す
ることのない自己保持回路を形成している。
【0018】前記状態からこの回路を再スタートするた
めには、遅延リレーの開成されている接点11aを閉成
状態に戻す必要があり、それには、危険防止スイッチ3
の閉成状態への復帰後、一旦ブレーカースイッチ4を切
断し遅延回路1への通電を断ちリセットして、再度ブレ
ーカースイッチ4を投入する必要がある。
【0019】
【発明の効果】 本発明の自己保持回路によれば、危険
防止装置が作動して一旦回路がトリップすると、全電源
を断ちリセットしないと再スタートしないことにより、
従来の自己保持回路以上に安全性の高い自己保持回路と
することができる。
【0020】また、従来の自己保持回路を組み込んだ電
源開閉装置等では前述したように2つの作動スイッチを
取り付ける必要があったが、この自己保持回路を組み込
むと、作動スイッチとしては、ブレーカースイッチを1
つ取り付ければ足りるため、取り付けスペースが小さく
なり装置を小型化することができ、コスト的にも抑えた
ものとすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の自己保持回路を示す回路図
【図2】 従来の自己保持回路を示す回路図
【符号の説明】
1. 遅延回路 11. 遅延リレー 11a.遅延リレーの通常閉接点 2. リレー(電磁開閉器) 2b. リレーの補助接点 3. 危険防止スイッチ 4. ブレーカースイッチ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 補助接点を有するリレー(電磁開閉器)
    回路と遅延回路より構成し、該リレーの補助接点と、遅
    延回路に設ける遅延リレーの通常閉接点とを並列に設
    け、該遅延リレーの通常閉接点を始動接点とすることを
    特徴とした自己保持回路。
  2. 【請求項2】 前記回路のリレーの補助接点及び遅延リ
    レーの通常閉接点と危険防止装置のスイッチを直列に設
    けた請求項1の自己保持回路。
JP2001051583A 2001-02-27 2001-02-27 自己保持回路 Pending JP2002260509A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010049832A (ja) * 2008-08-19 2010-03-04 Tempearl Ind Co Ltd 電気機械器具等の電源供給装置
CN103457234A (zh) * 2012-05-30 2013-12-18 海洋王(东莞)照明科技有限公司 过压保护装置

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