JP2002259918A - 記録媒体及び符号化画像読取装置 - Google Patents

記録媒体及び符号化画像読取装置

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JP2002259918A
JP2002259918A JP2001062394A JP2001062394A JP2002259918A JP 2002259918 A JP2002259918 A JP 2002259918A JP 2001062394 A JP2001062394 A JP 2001062394A JP 2001062394 A JP2001062394 A JP 2001062394A JP 2002259918 A JP2002259918 A JP 2002259918A
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    • G06KGRAPHICAL DATA READING; PRESENTATION OF DATA; RECORD CARRIERS; HANDLING RECORD CARRIERS
    • G06K19/00Record carriers for use with machines and with at least a part designed to carry digital markings
    • G06K19/06Record carriers for use with machines and with at least a part designed to carry digital markings characterised by the kind of the digital marking, e.g. shape, nature, code
    • G06K19/06009Record carriers for use with machines and with at least a part designed to carry digital markings characterised by the kind of the digital marking, e.g. shape, nature, code with optically detectable marking

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 光学読取り可能な符号化画像の記録媒体上に
おける記録位置に基づき、その画像の読取りに関して様
々の工夫を凝らせるようにし、利用者が簡単に正しく使
えるような記録媒体及び符号化画像読取装置を提供す
る。 【解決手段】 所望の情報を光学的に読取り可能な符号
化画像(ドットコード)として記録した記録媒体(例えば
カード)のその符号化画像は、当該画像のその記録媒体
上における記録位置を表わす所定の記録位置情報を、例
えば当該画像の物理フォーマットの一構成要素として含
む。この様なカードから符号化画像を読み取る符号化画
像読取装置1は画像入力手段(撮像部2)を有し、その入
力画像から該記録位置情報を取得してその画像の記録位
置を判別する記録位置判別手段(プログラム)を含んで構
成され、この判別機能に従って正しい読取り操作ができ
るようにガイドする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、音声や画像、或い
はテキスト等の各種の情報を光学的に読取り可能な符号
化画像として記録した記録媒体、及びその記録媒体を光
学的に読み取る符号化画像読取装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、音声や画像、その他コンピュータ
が取り扱うことの可能なテキスト等の各種の情報を1次
元や2次元のバーコード等に代表される光学的に読取り
可能な符号化画像として紙等の記録媒体に記録したもの
は、例えば、特開平6−231466号公報等において
既に知られている。
【0003】この公報に開示された記録媒体によれば、
媒体上に記録されている通常の文字、記号、図形、絵
柄、又は写真画像等のように人間が目視にて直接読み取
ること(理解)ができる可読画像としての情報と、その
符号化画像としてのドットコードに含まれる各種の情報
との相乗的効果によって、より多様で豊富化された情報
をユーザに提供することができるようになり、今後の情
報化時代に向けて、玩具用途、教育用途等、様々な場面
での利用が期待されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この特
開平6−231466号公報に開示されたドットコード
を始めとするこの種の符号化画像については、何れも、
その符号化画像の記録媒体上における記録位置を表わす
情報を含んだものではなかったため、その符号化画像の
記録位置に基づいて、その符号化画像の読取りに関して
様々な工夫を凝らすといったことはできなかった。
【0005】また、このような符号化画像を例えばカー
ドや紙面上に形成した形態で提供し、ユーザの利便性を
図るようにして提供した場合、その記録媒体の正しい使
用法、即ち、情報の出力再生の仕方等については、その
記録媒体の配置形成の種類や機能の組合せによって複雑
化する傾向のなかで、運用上は適切でしかも親切なイン
ストラクションが必要とされる。
【0006】そこで本発明はこのような事情に鑑みなさ
れたものであって、光学的に読取り可能な符号化画像の
記録媒体上における記録位置に基づいて、その符号化画
像の読取りに関して様々な工夫を凝らせるようにし、利
用者が簡単に正しく使えるような記録媒体及びこれを読
み取る為の符号化画像読取装置を提供することを目的と
する。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決し目的を
達成するため、本発明では次のような手段を講じてい
る。本発明による記録媒体は、情報を光学的に読取り可
能な符号化画像として記録した記録媒体において、前記
符号化画像は、更に、当該符号化画像の前記記録媒体上
における記録位置を表わす記録位置情報を含むことを特
徴とする。
【0008】即ち、この記録媒体によれば、符号化画像
は、その符号化画像の記録媒体上における記録位置を表
わす記録位置情報を含むので、その記録位置情報に基づ
いて、その符号化画像の読取りに関し様々な工夫を凝ら
せる。
【0009】また、上記目的を達成するために、本発明
による符号化画像読取装置は、上記した記録媒体から前
記符号化画像を光学的に読み取る読取装置であって、前
記符号化画像を入力する画像入力手段と、前記画像入力
手段で入力された符号化画像から前記記録位置情報を取
得して当該入力された符号化画像の前記記録媒体上にお
ける記録位置を判別する記録位置判別手段と、を含むこ
とを特徴とする。
【0010】即ち、この符号化画像読取装置によれば、
符号化画像は、その符号化画像の記録媒体上における記
録位置を表わす記録位置情報を含み、符号化画像読取装
置は、その記録位置情報からその符号化画像の記録位置
を判別できるので、その記録位置情報を利用することに
より、その符号化画像の読取りに関し様々な工夫を凝ら
せる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明について具体的に複
数の実施形態を挙げて詳しく説明する。その詳細説明の
前に、先ず本発明に好適に用いられる符号化画像、及び
その符号化画像を光学的に読み取るための符号化画像読
取装置の具体的な構成について、図16〜図17を参照
しながら概説しておく。
【0012】本発明の記録媒体にも好適に用いる符号化
画像と、そのための読取装置として、本出願人が特開平
6−231466号公報で既に符号化画像として提案し
たドットコードとそのコードの読取装置が挙げられる。
【0013】尚、符号化画像のことを「ドットコード」
又は単に「コード」と称する。
【0014】図16(a),(b)には本発明のカード
型記録媒体100に記録されるドットコードの一例を示
し、このようなカード型記録媒体100から情報を読み
取れる光学読取装置1の外観および撮像部を内蔵した内
部構成を図17(a),(b)に示す。
【0015】図16(a)に拡大図示した1つのブロッ
クはドットコード700を構成する単位であり、図16
(b)に示す如く該ブロックが複数個連結してカード型
記録媒体100の辺部に沿って記録されている。即ち、
矩形のブロックが1次元的もしくは2次元的に隣接配列
されて構成されている。
【0016】この既に公開されているドットコード70
0の物理フォーマット構成について以下に概説する。こ
のドットコード700は、複数個のブロックBn(n≧
1)が1次元もしくは2次元に隣接配列されて構成され
ている。そして各ブロックは、記録されるべき音声、画
像、テキスト等を含むマルチメディア情報をデジタル化
したデジタルデータが所定のデータ毎に分割され、該デ
ジタルデータの「1」の連続数を規制する記録変調を伴
ったビット列の「1」又は「0」に対応した黒ドット又は
白ドット(但しこの白ドットは実際にはカード記録媒体
100自体の色に相当)のドットイメージが記録されて
いる。
【0017】更に、各ブロックBnはブロックユーザデ
ータ704内の黒又は白の各ドット(データドット)を読
み取る為の読取基準点を設定するために使われる各ブロ
ックの四隅に配置されたマーカ701を有しており、こ
れは上記のブロックユーザデータ704内で発生しない
所定の黒の連続数を有している。また各ブロックBnに
は、その読取基準点を更に精度良く算出する為に使用さ
れるパターンコード703と、ブロックIDとして各ブ
ロックの識別のために使用されるブロックヘッダ702
とが該マーカ701間に配置されている。尚、マーカ7
01とパターンコード703の周囲には、それらの検出
を容易にする為のドット無配置エリアが設けられてい
る。
【0018】したがって、このような形態のドットコー
ドによれば、ドットコード700全体の大きさが前述し
た光学読取装置1の撮像視野より大きくても良い。換言
すれば、当該ドットコード700を光学読取装置1によ
ってワンショットで撮像できなくても、部分的に撮像さ
れたドットコード700から各ブロックに付与された各
アドレスをブロック内に含まれるデータドットと共にブ
ロック単位で検出することで、各ブロックに含まれるデ
ータを集めて元の全体のデータを再構築できる。
【0019】よって、カード型記録媒体100には大容
量のデータが記録可能になると共に、図17(a)に示
すように、カード型記録媒体100の長短各辺に印刷さ
れた第1の符号化画像(短辺側のドットコード)101
と、第2の符号化画像(長辺側のドットコード)102
のうち例えば第2の符号化画像102を複数ブロックが
連なる長手方向への矢印で示すような手動走査によって
簡便に読み取れるようになっている。
【0020】また図17(b)に示すように、光学読取
装置1の上面に凹状に切欠形成され案内溝となる溝23
に沿って、カード型記録媒体100を手動もしくは自動
で直線状に移動させて、その長辺側のドットコード10
2を走査すると、この装置の中央近傍の溝壁面27を通
過した当該ドットコード102が、前述の撮像部2に
て、一組の照明手段(LED等)24で照明された画像イ
メージがレンズ25で撮像素子26に結像され撮像され
る。
【0021】尚、この光学読取装置100の溝23の側
壁面27とカード型記録媒体100の反射率の違いによ
りカード型記録媒体100が溝23内に存在するか否か
を判別できるので、カード型記録媒体100が溝23内
に挿入されたとき以外は、LED24の発光量をカード
型記録媒体100の存在を判別するに十分な量まで抑制
できるようにもなる。
【0022】(第1実施形態)この実施形態の記録媒体
はカード型を成し、上記のような符号化画像が形成され
ている。そしてこの符号化画像には、その符号化画像の
記録媒体上における記録位置を表わす所定の記録位置情
報を含んでいるものである。一方、符号化画像読取装置
は、記録媒体から前記符号化画像を光学的に読み取るた
め、符号化画像を入力する画像入力手段と、ここから入
力された符号化画像から上記の記録位置情報を取得し、
その符号化画像の当該記録媒体上における記録位置を判
別するための記録位置判別手段を備えているので、符号
化画像読取装置は、その記録位置情報からその符号化画
像の記録位置を判別できるように制御するので、その記
録位置情報を利用することで、その符号化画像の読取り
に関した様々な工夫を凝らせるようになっていることを
特徴とする。
【0023】図1には、この実施形態のカード型記録媒
体100と、このカード型記録媒体100に形成された
ドットコード(符号化画像)を光学的に読み取る光学読
取装置1の電気的な機能構成ブロック図が示されてい
る。
【0024】即ち、光学読取装置1は、カード型記録媒
体100を光学的に撮像する撮像部2と、撮像された符
号化画像に後述の所定の処理を施す画像処理部3と、こ
の装置1全体を適宜制御するCPU4と、処理のための
ワーク領域やプログラム領域、変換テーブルとして適宜
利用できるRAM5およびROM6と、得られた情報等
に基づいて音や映像などの所望する形態で出力できる情
報出力部7と、を備えて構成されている。
【0025】撮像部2には、カード型記録媒体100の
光学的読取可能な符号化画像を読み取る為のレンズ光学
系と所定の撮像素子(例えばCCD)及び、その符号化画
像を照明する手段(例えばLED)が内蔵されている。そ
してこのカード型記録媒体100表面の符号化画像が形
成されたカード辺部を溝23の溝壁部27近傍に通すこ
とで、撮像部2がその辺部に形成された符号化画像を光
学撮像できる。
【0026】ここで撮像され得られたフレーム画像が画
像処理部3に送られると、該フレーム画像内のドットを
強調するイコライジング処理と、二値化処理が行われ
る。二値化処理されたフレーム画像はCPU4を介して
RAM5の2フレームバッファとして予め設けられた所
定領域に順次格納されていき、このRAM5に格納され
た二値化フレーム画像を基にして、その画像中の符号化
画像(ドットコード)をCPU4で実行される解析処理に
て抽出し、その符号化画像として記録されたブロックの
データを各ブロックヘッダ702内に記録されているブ
ロックIDを基に逐次復元してRAM5の所定領域に格
納していく。
【0027】RAM5に、符号化画像に記録されたデー
タが全て、或いは所定量格納された時点で、CPU4は
RAM5に格納されている該データに対してエラー訂正
処理及び伸長処理等の復元処理を施し、この復元データ
が情報出力部7に引き渡され、画像、文字あるいは音声
等にて出力されるように構成・制御されている。
【0028】尚、ROM6にはCPU4で処理される制
御プログラムが格納されており、符号化画像からデータ
を読み取り、欠落部分を補って正しく復元する為のプロ
グラム、及びテーブルと、復元されたデータを所定の形
態で出力する為のプログラム等が含まれている。
【0029】更に詳しく符号化画像に対する撮像動作を
説明すると、撮像部2からは所定間隔で撮像されたフレ
ーム画像が出力される。所定の間隔、例えば30msec.
毎に1フレームの画像が画像処理部3に入力されるよう
に設定すれば、画像処理部3では、30msec.内でイコ
ライジング処理と二値化処理を行なってCPU4にその
二値画像を出力する。
【0030】CPU4はその二値化画像をRAM5に転
送するが、このRAM5内には画像を格納するため領域
が2つあり、フレームを格納する場合は切り換えながら
バッファリングする方式、いわゆる「リングバッファ」
を採用しているので、2つのフレームでサイクリック
に、撮像と処理をリアルタイムで実質的に同時にでき
る。
【0031】詳しくは、30msec.後の次のフレームが
くる前にCPU4は既にバッファに送られた二値化フレ
ーム画像の中の符号化画像をCPU4が抽出し、その中
から更に各ブロックのブロックユーザデータを抽出す
る。
【0032】抽出されたブロックユーザデータをRAM
5の所定領域に書き込むが、そのブロックユーザデータ
にはそれぞれブロックIDが付いており、このブロック
IDにより記録位置が考慮されて、既に格納されている
ブロックユーザデータと合わされる。同様にして一連の
画像読取が終了するまで繰り返される。
【0033】撮像部2ではカメラのフラッシュ発光の如
く30msec.毎に照明しながら撮像していき、CPU4
はカード100が移動しながら撮像される符号化画像内
の複数ブロックを含んだフレーム画像をリングバッファ
に書き込んでいき、連続する一連のブロック抽出を行な
う。つまり、フレームバッファとし、1回の撮像フレー
ムに、複数ブロックが入り得るように構成すると、所定
速度以下でカード100が溝23内を移動した場合に時
間軸上で次の撮像フレーム内には同一ブロックが重複し
て撮像される事を基にして、符号化画像を構成するブロ
ックを全て読み取る事ができる。
【0034】この例の場合、カード100をかなり高速
でスキャン操作すると撮像できないブロックがでてく
る。ユーザが所定速度よりもゆっくりスキャンすれば1
回のスキャン操作で成功する。そこで符号化画像読取装
置1が、エラーメッセージと共に後述する適宜なインス
トラクションを出力して、正しい再操作をアドバイスす
る。それに従えば、オーバーラップした形で良好に画像
がもれなく撮れるので、ユーザはその後うまくその操作
を繰り返せば、符号化画像のブロックを正しく読み取る
ことが容易となる。勿論このエラー発生の場合、可能な
限りこのユーザの操作速度に適合した間隔に期間30ms
ec.を変更して対処するように制御してもよい。
【0035】図2(a),(b)は、本発明の記録媒体
の二例を示している。図2(a)に例示の記録媒体10
0は例えば長方形のような矩形を成し、カードの縦横そ
れぞれの辺(即ち一長辺と一短辺)だけに、上述したド
ットコード等の符号化画像の記録領域をもつ例であり、
それぞれの符号化画像は相対的に短く下の短辺近傍に、
長く左の長辺近傍にレイアウトされ、カード中央部分に
は所望の可読画像(この例は家)が描かれている。
【0036】また図2(b)に例示の記録媒体100も
同じく矩形のカードであり、この例は全ての縦横の計四
辺それぞれに記録領域をもつ例である。上下の短辺近傍
に短く、左右の長辺に長くレイアウトされ、同様な可読
画像がカード中央に描かれている。
【0037】これ以降は、第1実施形態におけるカード
100とそのカードを読み取る符号化画像読取装置1に
係わる動作について、図3〜図6を参照しながら説明す
る。図3は、カード100の中の予め決められた位置、
符号化画像の記録の位置を示す説明図である。
【0038】このカード100は、所望する情報を光学
読取り可能な符号化画像として記録した媒体であり、そ
の符号化画像には、当該符号化画像のカード面における
記録位置を表わす記録位置情報を含んでいるので、読み
取ったその記録位置情報に基づき、その符号化画像の読
取りに関する、例えば操作方法の教示など様々な工夫が
図れるように作られる。
【0039】なお、第1実施形態のカード100におけ
る符号化画像を成す各ブロックは、後述する図13の如
くユニークなブロックIDという情報を個々に有するも
ので、当該ブロックの固有な記録位置を示す情報(記録
位置情報)として利用できるように付与されているもの
とする。
【0040】図4の機能ブロック図に、第1実施形態の
符号化画像読取装置1のデータの流れを示し、CPU4
の制御でRAM5とROM6を利用しながら入力される
データの処理される過程と処理手順の流れを説明する。
【0041】まず、撮像データがブロック抽出処理(4
01)に入る。これは2つのバッファ、既に格納されて
いる二値化画像のフレームデータが撮像データと考え
る。そして、ブロック抽出処理(401)から、ブロック
ヘッダ領域の情報がブロックID読取処理(402)へ渡
される。
【0042】一方、データ格納メモリにはブロックのユ
ーザデータ(図16中のマーカ1601で囲まれたブロ
ックユーザデータ1604に記録されているデータであ
る)が読み取られて、データ格納メモリ(404)の方へ
入力される。
【0043】ブロックアドレス(即ち「ブロックID」)
読取処理(402)からブロックヘッダ1602中のブロ
ックID情報を抜き取る。ブロックIDはそのブロック
が論理的にどこの位置にあるのかを示すユニークなアド
レスであり、このブロックIDはデータ格納メモリ(4
04)に出力される。尚このアドレスは、先ほどのブロ
ック抽出処理(401)から抽出されたブロックユーザデ
ータをデータ格納メモリ(404)の所定場所に格納する
アドレスになる。このように、ブロックIDに基づいて
ブロックユーザデータがデータ格納メモリ(404)へ格
納されていく。
【0044】更に、ブロックアドレス読取処理(402)
から出力されたブロックIDが記録位置判別処理(50
1)と符号化画像読取終了判定(503)に入る。記録位
置判別処理(501)ではこのブロックIDに基づいて記
録している記録位置テーブル(502)を参照して、当該
ブロックがどこの記録位置に記録されているのかを判別
する。
【0045】記録位置判別処理(501)で判別された記
録位置が例えば記録位置の場合、ブロックID1〜n
が検出されていた事になり、記録位置がの場合であれ
ば、n+1〜mが検出された事になる。記録位置判別処
理(501)により判別された記録位置,に対応する
ブロックIDが何番から何番なのかという情報が符号化
画像読取終了判定(503)に入力される。
【0046】この符号化画像読取終了判定(503)で
は、更に逐次読み取れたブロックIDの情報が ブロッ
クアドレス読取処理(402)から入力され、全部揃った
か否かを判定する。また、判定条件の一例として、全て
のブロックではなく95%のブロックの数が揃った場合
には、符号化画像の読取終了と判定し、デインターリー
ブ処理(405)の方へ格納されているデータ格納メモリ
(404)に格納されているデータをデインターリーブ処
理する指示情報を送る。尚、95%としたのは、ブロッ
ク欠落があっても後段のような訂正処理(406)で訂正
可能なレベルを示したものである。
【0047】更に、ブロックID情報が符号化画像読取
終了判定503に出力されていなくなって所定の時間が
経過した時点でタイムアウト(時間切れ)として符号化
画像読取終了するとしてもよい。また、読取りが終わっ
た際に所定のスイッチをユーザが操作するか、撮像部2
でカード100を走査してそのカード100が溝23か
ら抜けた瞬間に終了とするスイッチ信号が検出できれ
ば、その情報が符号化画像読取終了判定503に入るこ
とも可能である。
【0048】データリーブ処理(405)は、符号化画像
読取終了判定(503)からの終了情報によって開始され
るデータリーブ処理でデータ格納メモリ404に格納さ
れているデータの並べ替えを行なう。
【0049】欠落などの不良データはエラー訂正処理
(406)に入りそこでエラーが訂正される。もしエラー
訂正が不可能であった場合は、訂正不能を意味する信号
をメッセージ作成処理(504)に送る。訂正できた場合
は続いてエラー訂正処理後に訂正されたデータがデータ
伸長処理(407)に入り、訂正されたデータに圧縮処理
等が施されている場合にはそれをデータ伸長処理(40
7)によって伸長する。そして、データ伸長処理(40
7)で伸長されたデータが伸長データ出力処理(411)
に入り、そのデータが音声の場合にはスピーカで音声出
力再生され、画像の場合にはディスプレイに表示出力さ
れる。
【0050】一方、記録位置判別処理(501)からメッ
セージ作成処理(504)の方に出力される。これはどこ
に記録されている符号化画像を読み取ったかという情報
をユーザに告知する為にメッセージ作成処理(504)へ
渡される。符号化画像読取終了判定部(503)からメッ
セージ作成処理(504)に指示情報が出力されているの
は、メッセージ作成処理(504)で作成されたメッセー
ジを出力するタイミングを制御する為である。
【0051】メッセージ作成処理(504)では、記録位
置判別処理(501)から入力された記録位置に基づいて
ROM内のテーブルと記録位置とを参照してどのメッセ
ージを出力するかを決める。メッセージ辞書テーブル
(505)の中からメッセージ作成処理(504)は決まっ
たメッセージを参照してメッセージ出力処理(506)へ
送ると、図1の情報出力部7から該メッセージが出力さ
れる。
【0052】このように、符号化画像読取装置1は、前
述した記録位置判別を行なう手段で判別された記録位置
に基づいて、ユーザの操作に関する情報を出力するため
の操作情報出力手段として情報出力部7を利用するよう
になっている。よって、その記録位置情報を参照するこ
とで、ユーザの操作に関する情報を出力できる。そし
て、読み取った符号化画像の記録位置毎に必要な操作情
報をユーザに対して適宜に教示することができる。
【0053】図5は、上述した記録位置テーブル(50
2)とメッセージ辞書テーブル(505)を併記した表形
式で記録保持されていることを表わしている。ブロック
IDが1〜n番の場合は、図3のコード101の記録位
置が対応する。また、ブロックIDがn+1〜n+m
まではコード102の記録位置が対応する。同様にこ
のテーブルには記録位置〜まで対応したメッセージ
1,2,3,4が参照可能に書き込まれており、記録位
置〜に対する適宜なメッセージが選ばれ出力される
ようになっている。尚この例では、とはブロックI
Dに関する情報以外は同一内容のコードが記録されてお
り、互いがバックアップコードの役割を果たしており、
同様にともブロックIDに設ける情報以外は同一内
容のコードが記録されている場合のメッセージ内容とな
っている。
【0054】これらのメッセージ1,2,3,4の選択
切換は、符号化画像読取終了判定(503)からの終了信
号に基づいて行なわれ、通常は正常動作を意味するメッ
セージ1を出力するが、エラー時のインストラクション
メッセージ2、3又は4はエラー訂正処理406からの
指示信号で選択される。そして、メッセージ作成処理5
04が作成したメッセージが出力される。
【0055】上述したように、ブロックIDは記録位置
を表わす情報を兼ねるものであり、このような規定のカ
ードの場合、符号化画像読取装置1の記録位置判別処理
501は、その記録位置を、図14(a)にあるような
当該符号化画像の物理フォーマットの一構成要素である
ところのブロックを個々に識別するためのブロックID
との対応関係を示したテーブルの参照で特定できる。よ
って、記録位置情報専用の構成要素を物理フォーマット
中に新たに設けずに、記録位置情報を効率的にその物理
フォーマット中に含ませられる。そして、迅速にその記
録位置情報を取得できるようになる。
【0056】また、図14(b)にあるように物理フォ
ーマット中に記録位置情報専用の構成要素を設けてもよ
い。この場合は、ブロックIDのようなテーブル参照で
はなく、直接記録位置を判別できるようになる。
【0057】図6のフローチャートに、第1実施形態の
符号化画像読取装置の動作手順を示す。ステップS60
0よりカードを受け入れ状態にして待機し、カードの操
作が開始されたか否かの判断を行なう(S600)。そ
のカード操作の開始に伴い、マーカ検出(S601)に
よる符号化画像の検出を行ない、マーカ検出後にマーカ
間の領域に対してパターンコード検出(S602)を順
次行ない、ブロックの正確な読取位置を決定するパター
ンコードの各ドット位置を読み取る。検出したパターン
コードの各ドット位置関係からブロック読取位置算出を
行ない(S603)、算出されたブロック読取位置に従
いブロックIDを抽出する(S604)。
【0058】ブロックID抽出後、更にブロック読取位
置に従いブロックユーザデータを読み取る(S60
5)。これを各ブロック毎に符号化画像読取終了になる
まで繰り返す(S606)。符号化画像読取りが終了し
た場合には、ブロックIDから記録位置情報を取得す
る。(S607)ここで、所定数以上のブロック欠落の
有無を判定し(S608)、無ければ、ステップS61
4へ移行する。
【0059】もし所定数以上のブロック欠落が有った場
合には、ステップS609にて、バックアップコードの
読取りがされたか否かを判定し(S609)、最初のコ
ードを一回読んだだけの場合、記録位置情報からメッセ
ージ2を取得する(S610)。そして図5の例えば記
録位置がの場合「短辺コードの読取りが不完全です。
短辺上のコードを読んで下さい」というメッセージを出
力する(S611)。この出力が終わったら上記ステッ
プS600へ戻り、同様にカード操作が開始されるまで
繰り返す。
【0060】再度、ユーザがカードを操作した場合は、
同様にブロック検出を行ない、その時のブロックIDか
ら記録位置を取得する。所定数以上のブロック欠落があ
った場合で、しかもそのバックアップコードを読んでも
更に所定数以上のブロック欠落があった場合には、ステ
ップS612へ進み、記録位置情報からメッセージ3を
取得する。そして「両短辺のコード劣化が大きすぎま
す。カードを交換して下さい。」という印刷自体のレベ
ルでの警告出力がされる。その後は同様に上記ステップ
S600へ戻って再び待機状態となる。
【0061】一方、上記のステップS608での判定に
おいて、ブロック欠落数が所定数の場合には、ステップ
S614にて、記録位置情報からメッセージ1を取得し
(S614)、メッセージ1を出力する(S615)。
その後、メモリに入っているデータに関してデインター
リーブ処理を行ない(S616)、エラー訂正を行なう
(S617)。そしてこのエラー訂正の可否を判断し
(S618)、その訂正がOKだった場合は、データ伸
長処理を行ない(S619)伸長データ出力処理を行な
い(S620)、上記ステップS600へ戻って再び待
機状態になる。
【0062】一方、エラー訂正がNGだった場合はメッ
セージ4を取得し、そのコードの劣化を訂正でなかった
というメッセージの出力(S211)の後、上記ステッ
プS600へ戻り再び待機状態となる。
【0063】なお、ステップS600での開始判定基準
は種々考えられる。例えば、ユーザによる装置のスター
トボタンのON操作でもよし、又は、カード100が溝
23の先端に入ると自動的にONになるスイッチを設け
る等してもよい。また、メッセージ3に例示の警告は、
形成されたコードの劣化と推定できるほかに、例えばス
キャン操作が速や過ぎる事も考えられるが、その判断は
周知の速度検知技術の適用でできる。
【0064】また従来、そのカードが何に使われるかの
種別をデータとしてもたなかったが、このカード100
は細かくその種別や用途につい記録しておけば、的確な
メッセージが出力されるようになる。そして、これを応
用したアプリケーションにも誤りなく運用される。
【0065】(第2実施形態)次に、本発明の第2実施
形態について説明する。本実施形態では、所定の複数カ
ードの符号化画像を読み取る装置で読み込ませた場合に
初めに複数カード内に記録されたマルチメディア情報を
情報出力部7に出力する例を示している。但し、カード
と読取装置の構成は基本的に図1と同じとして、主に異
なる機能とプログラムによる制御手順について図7〜図
9を参照しながら説明する。
【0066】図7の機能ブロック図には、第2実施形態
の符号化画像読取装置のデータの流れを示す。ここで
は、第1実施形態で示したような記録位置情報がブロッ
クIDに基づいて判定されるのではなく、論理フォーマ
ット中に記録位置が示されている場合を例示している。
但し、処理手順の初期において、撮像データがデータ格
納メモリ404に入るまでは図4と同様であるものとす
る。
【0067】符号化画像読取終了判定703は、第1実
施形態では記録位置情報を用いてブロックが所定数以上
になると終了と判定したが、この例では、溝内のフォト
センサからのON/OFF切替信号か、或いはブロック
が読み取れなくなった時間のタイムアウトで判定され
る。
【0068】また、読取終了判定703の信号がデイン
ターリーブ処理405へ送られてデータ格納メモリ40
4中のデータを復元する過程、および、エラー訂正処理
406での訂正の可否によりメッセージ出力する過程も
同じなので説明を省略する。
【0069】図15で示す論理フォーマットはデータ伸
長処理407が終了した後のデータ構造であり、データ
中のヘッダ情報として書かれていてもよいし、ユーザデ
ータとして保持してもよいが、少なくともデータ中に
「記録位置情報」が格納されている。そこで、伸長デー
タ出力処理407から出力された伸長データが記録位置
判別処理701に入力され、伸長データ中の記録位置情
報が抽出される。
【0070】記録位置判別処理701では、読み取った
符号化画像の記録位置を保持するメモリを有しており、
1ないし複数の所定の記録位置の符号化画像の読取りが
完了した時点で、伸長データ出力処理706へ出力処理
を行なう旨の開始指示情報を送る。伸長データ出力処理
706はこの指示情報を受け伸長データを情報出力部7
へ出力する。この記録位置判別処理701からの判別情
報はメッセージ作成処理704に送られる。そしてメッ
セージ作成処理704では、次に述べるメッセージ辞書
テーブル705を使って記録位置に対応したメッセージ
を出力する。
【0071】図8には、記録位置とメッセージを併記し
たメッセージ辞書テーブル705の内容を例示する。こ
のテーブルは、記録位置〜と、これに対応する正常
メッセージ10-1、そして正常メッセージ10-2 及び
10-3が参照可能に書き込まれている。
【0072】該当する記録位置〜を考慮して、伸長
処理済みデータの結果に基づき判定した記録位置判別処
理701からの指示情報に従って、メッセージ作成処理
710はこのテーブルから、指示されたメッセージ10
-1、10-2 又は10-3 を選択編集し、メッセージ出力
処理710によって出力される。
【0073】図9のフローチャートは、第2実施形態の
符号化画像読取装置の動作手順を示す。但し、ステップ
S911のデータ伸長処理の所までは、第1実施形態と
同じである。
【0074】すなわちこの実施形態では、符号化画像を
同様に読み取り、ブロックIDを使って処理はしないの
で、読取終了した時点で即座にメモリ内の情報をデイン
ターリーブ処理に入り(S907)、エラー訂正処理を
行なう(S908)。その後、訂正可否を判断して(S
909)、訂正できなかった場合にはエラーメッセージ
を出力し(S910)、再び待機する。
【0075】一方、訂正できると、そのデータが圧縮さ
れている場合にはそれを伸長処理する(S911)。伸
長データのヘッダ部分から記録位置情報を取得する(S
912)。該当する記録位置に対するメッセージ10-1
を出力する(S913)。メッセージ10-1 は例えば
記録位置を読んだ場合には「短辺下のコードを読みま
した」という表示がされる。
【0076】この実施形態では複数本の符号化画像を読
まないと伸長データを再生しないので読取データ数がN
=3か否かの判定をしている。ここでNは予め装置中に
メモリされている固定数でもよいし、伸長データのヘッ
ダの中に情報として入っていてもよい。
【0077】ステップS914で、読取データ数が3で
ない場合、読取データ数が2、すなわち最後に読み取る
1つ前が読み取れたか否かの判断を行ない(S91
6)、もし読取データ数が3になった場合には、3つの
データを全て出力する(S915)。そして、上記ステ
ップS900へ戻って新たなカード操作の開始を待機す
る。
【0078】ステップS916で、もし読取データ数が
2でない場合、即ち2より小さい場合は、NOの場合とな
りステップS917に移行し、記録位置に対するメッセ
ージ10-2 を取得して出力する(S917)。その後
は再び上記ステップS900へ戻って、カード操作の開
始の待機状態から同じように繰り返す。
【0079】一方、上記の判定ステップS916にて、
読み取ったデータの数が2に成った場合は、この時に1
つ前の伸長データから次に読み込むべきカード名Xとそ
の中の符号化画像の記録位置Yを抽出する。そしてこの
データX、Yに基づいて記録位置〜を考慮して該当
するメッセージ10-3 を取得し(S918)、出力す
る(S919)。この場合のメッセージ10-3は「Xカ
ードのYコードを読んで下さい。」となる。
【0080】以上のように、複数のカードと違って、コ
ードを読み取る必要がある場合でも、符号化画像内に記
録された記録位置情報により、次に読むべき符号化画像
に関する情報(上記では情報を例示したがもっと抽象
的なグループを示す情報でもよい。)をメッセージとし
てユーザに知らせしめる事ができる為、より確実な符号
化画像の読取りが可能で、更に読み取る手順自体をゲー
ムや教育用途に利用する事もできる。
【0081】(第3実施形態)続いて、本発明の第3実
施形態について説明する。本実施形態では、カード内の
符号化画像の記録位置に応じて、読取りエラーの発生パ
ターンが異なる場合や、記録するデータ種を異ならしめ
た場合を前提としている。また、第1、第2実施形態で
の説明と同じく、カードと読取装置の構成は図1と同様
なので、主に異なる機能とプログラムによる制御手順に
ついて、図10〜図12を基に説明する。
【0082】図10の機能ブロック図には、第3実施形
態の符号化画像読取装置のデータの流れを示す。この例
は、前述した第1実施形態のブロックIDを使って記録
位置を判別するというものに準ずる。すなわち、ブロッ
クアドレス読取処理402で得たブロックIDを使い記
録位置判別処理501で判別を行ない、その情報を使っ
て符号化画像読取終了判定703を行なう。
【0083】但しこの例では、符号化画像読取終了判定
703の終了判定情報の出力先はスイッチ1006であ
り、この切替動作でデインターリーブ処理1007又は
1009にそれぞれ振り向けられる。
【0084】一方、記録位置判別処理501から出力さ
れた記録位置情報は、記録フォーマット種別変換処理1
004に入力される。符号化画像読取終了判定の出力先
であるスイッチ1006に入力されるこの終了判定情報
は、データ格納メモリ404に格納されているデータに
対し上記デインターリーブ処理を開始する為のものであ
る。
【0085】更に、記録フォーマット判別変換処理10
04では、入力された記録位置情報と記録フォーマット
テーブル503との参照の結果、符号化画像内に記録さ
れている復元すべきデータがどのタイプの出力フォーマ
ットなのかを示す出力フォーマット情報としてスイッチ
1006に入力される。
【0086】スイッチ1006では、この出力フォーマ
ット情報に基づきタイプ1のデインターリーブ処理か、
タイプ2のデインターリーブ処理かの切換えが行なわれ
る。
【0087】そして、タイプ1のデインターリーブ処理
後にはタイプ1のエラー訂正処理1008、タイプ2の
デインターリーブ処理後にはタイプ2のエラー訂正処理
1010、それ以降の処理は前述した実施形態と同じと
なる。
【0088】上記エラー訂正処理1008あるいは10
10により訂正処理ができなかった場合は、エラーメッ
セージ作成処理504へ訂正不可を示す情報が入力さ
れ、所定のエラーメッセージ出力処理710される。
【0089】図11は、第3実施形態での参照テーブル
の内容を示している。この参照テーブルは、昇順に付与
されたブロックID、記録位置〜、データ種別、及
び記録フォーマットのタイプ1,2から構成されてい
る。データの種別としては、制御データ、プログラム、
画像又は音声などの素材データであり、記録内容をこれ
により識別できるようになっている。
【0090】また、記録フォーマットのタイプとして例
えばタイプ1は、制御データやプログラムを保護する為
にタイプ2等のデータと比べてエラー訂正能力を強化し
たり、インターリーブ範囲をより拡大した論理フォーマ
ットとなっており、更にカードの短辺に位置(,)
する符号化画像は、長辺(,)に比べカードのスキ
ャン操作が安定せず、これに伴い発生する読取りエラー
の増加にも対処した更に訂正能力が強化されたタイプの
論理フォーマットとなっている。
【0091】図12のフローチャートは、第3実施形態
の符号化画像読取装置における動作手順を示す。但し、
ステップS1201〜S1206の符号化画像読取終了
判定までは、第1実施形態と同じである。
【0092】この実施形態では、符号化画像読取が終了
すると、読取ブロックIDから記録位置情報を取得して
(S1207)、記録位置に関するメッセージを出力す
る(S1208)、ここで第1実施形態に述べた如くに
例えば「短辺下を読みました」と出力する。記録位置情
報からフォーマットタイプを取得する(S1209)。
フォーマットがタイプ1かタイプ2かによってそれぞれ
分岐し、デインターリーブ処理(S1211又はS12
13)とエラー訂正処理を行なう(S1212又はS1
214)。そしてエラー訂正可否が判断され(S121
5)、訂正不可の場合は所定のエラーメッセージをメッ
セージ辞書テーブルから取得して出力する(S121
8)。一方、訂正できた場合にはデータを伸長処理(S
1216)し、伸長処理されたデータを情報出力部7へ
所定の形態で出力(S1217)する。そして、再び先
頭のステップS1201へ戻り、カード操作開始の待機
状態から繰り返す。
【0093】以上のように記録位置情報と符号化画像の
物理フォーマットの一構成要素であるブロックIDで判
断し、この記録位置に応じて符号化画像内への記録デー
タ種とそのデータ種に最適な論理フォーマットを予め決
めると共に、記録位置に依存するエラー発生パターンに
も適応した論理フォーマットとする事ができ、更にその
適応した論理フォーマットの切換えを論理フォーマット
復元前の段階で自動的に行なえる。
【0094】また、図13は図2(b)に対応するカー
ド型記録媒体100の四辺近傍にある符号化画像の物理
フォーマットを示している。異なる内容をもつ4つの符
号化画像(ドットコード101〜104)は、それぞれの
辺(上下左右の辺)に沿って記録されるように規定され
る。そして、ブロックB101(1〜n),B102(n+1〜n+m),B
103(n+m+1〜n+m+p)、及びB104(n+m+p+1〜n+m+p+q)とい
うブロックIDが付与される。
【0095】つまり、カード中にこのようにレイアウト
されている符号化画像の位置を検出するため、固有なブ
ロックIDをそれぞれのブロックに付与している。
【0096】また、図14(a),(b)に示すフォー
マットは、符号化画像中の物理フォーマットの一構成要
素であるブロックヘッダの内容である。これは、物理フ
ォーマットで示す如く第1の符号化画像101の場合を
例にしている。
【0097】図14(a)に示すブロックヘッダ140
1は、例えばヘッダ種別情報、ブロックIDおよび、そ
れを訂正・保護するための訂正パリティという情報から
構成されている。
【0098】もう1つのパターンのブロックヘッダ14
02は図14(b)のように、ヘッダ種別情報とブロッ
クIDとの間に、更に記録位置情報が付加されている。
つまりこの符号化画像は、記録位置情報を当該符号化画
像の物理フォーマットの一構成要素として含んでいる。
これにより、符号化画像の読取り処理の初期の段階でそ
の記録位置情報を取得することが可能となる。
【0099】図15には、符号化画像の中の論理データ
フォーマットの一例を示している。物理フォーマットで
示す如く第1の符号化画像101の論理データフォーマ
ットには、論理的なヘッダ領域が設けられており、該ヘ
ッダの一構成メンバーとして記録位置情報が設けられ、
その後にユーザデータである所のデータ1が設けられD
101となっている。
【0100】つまり符号化画像は、記録位置情報をヘッ
ダ情報として当該符号化画像の論理データフォーマット
の一構成要素として含んでいるので、物理フォーマット
の構成仕様を変更すること無く記録位置情報を符号化画
像中に含ませられる。
【0101】このように、符号化画像は、記録位置情報
を、当該符号化画像の論理フォーマットの一構成要素と
してこのブロックID情報の形でブロック個々に含むの
で、記録位置情報専用の構成要素を物理フォーマット中
に新たに設ける必要は無くなり、記録位置情報を効率的
に物理フォーマット中に含ませられることが可能とな
る。
【0102】なお、本発明の読取装置では、記録位置判
別された記録位置に応じて情報を復元する復元手段を更
に含んでその記録位置に応じて情報を復元できるので、
その記録位置毎に復元処理方法を変えて所望の符号化画
像をそれぞれ記録することが可能となる。
【0103】(その他の変形例)上述の実施形態は次の
ようにも変形実施してもよい。例示した読取装置以外に
も、撮像部がCPUのある本体から分離できるハンドス
キャナのようものでもよいし、カードの摺動を自動で行
なう機構を備えたものでもよい。これにより同等以上の
操作上の簡便性が期待できる。
【0104】実施形態では、ブロックの連続は一本だけ
で構成されるが、同時に複数本を読めるようにしてもよ
い。その場合には、撮像部の幅とブロック読取と判定の
方法を適宜に変形実施すればよい。
【0105】また例えば、メッセージの出力形態は、カ
ード操作のリトライを促すインストラクションとエラー
原因を例えば選択的に併記してもよい。このカードを利
用するユーザに合わせた形態で変形してよい。このほか
にも、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の変形実施
が可能である。
【0106】以上、複数の実施形態に基づき説明した
が、本明細書中には次の発明が含まれる。例えば、 (1) 情報を光学的に読取り可能な符号化画像として
記録した記録媒体において、前記符号化画像は、更に、
当該符号化画像の前記記録媒体上における記録位置を表
わす記録位置情報を含むことを特徴とする記録媒体。よ
って、この(1)によれば、符号化画像は、その符号化
画像の記録媒体上における記録位置を表わす記録位置情
報を含むので、その記録位置情報に基づいて、その符号
化画像の読み取りに関し様々な工夫を凝らせる。
【0107】(2) 前記符号化画像は、前記記録位置
情報を、当該符号化画像の物理フォーマットの一構成要
素として含むことを特徴とする(1)に記載の記録媒
体。よって、この(2)によれば、符号化画像は、その
記録位置情報を、当該符号化画像の物理フォーマットの
一構成要素として含むので、符号化画像の読み取り処理
の初期段階でその記録位置情報を取得できる。
【0108】(3) 前記符号化画像が複数のブロック
から構成され、このブロックのそれぞれが、前記情報を
分割してなる分割情報を含む情報領域と、当該ブロック
を認識するためのマーカを含むマーカ領域と、当該ブロ
ックを個々に識別するためのブロックID情報を含むブ
ロックID領域と、を所定の位置関係に従って配置した
ものであるとき、前記ブロックID情報は前記記録位置
情報を兼ねることを特徴とする(2)に記載の記録媒
体。よって、この(3)によれば、符号化画像は、その
記録位置情報を、当該符号化画像の物理フォーマットの
一構成要素である、ブロックを個々に識別するためのブ
ロックID情報の形で含むので、記録位置情報専用の構
成要素を物理フォーマット中に新たに設ける必要は無く
なり、記録位置情報を効率的に物理フォーマット中に含
ませることが可能となる。
【0109】(4) 前記符号化画像は、前記記録位置
情報を、当該符号化画像の論理フォーマットの一構成要
素として含むことを特徴とする(1)に記載の記録媒
体。よって、この(4)によれば、符号化画像は、その
記録位置情報を、当該符号化画像の論理フォーマットの
一構成要素として含むので、物理フォーマットの構成仕
様を変更すること無く記録位置情報を符号化画像中に含
ませることが可能となる。
【0110】(5) 上記の(1)乃至(4)に記載の
記録媒体から前記符号化画像を光学的に読み取る読取装
置であって、前記符号化画像を入力する画像入力手段
と、前記画像入力手段で入力された符号化画像から前記
記録位置情報を取得して当該入力された符号化画像の前
記記録媒体上における記録位置を判別する記録位置判別
手段と、を含むことを特徴とする符号化画像読取装置。
よって、この(5)によれば、符号化画像は、その符号
化画像の記録媒体上における記録位置を表わす記録位置
情報を含み、符号化画像読取装置は、その記録位置情報
からその符号化画像の記録位置を判別できるので、その
記録位置情報を利用することにより、その符号化画像の
読み取りに関し様々な工夫を凝らせる。
【0111】(6) 前記記録位置判別手段で判別され
た記録位置に基づいて、ユーザの操作に関する情報を出
力する操作情報出力手段を更に含むことを特徴とする
(5)に記載の符号化画像読取装置。よって、この
(6)によれば、その記録位置情報を利用することによ
り、ユーザの操作に関する情報を出力できるので、その
読み取った符号化画像の記録位置毎に必要な操作情報を
ユーザに対して適宜出力することができる。
【0112】(7) 前記記録媒体に前記符号化画像が
複数個記録されているとき、前記操作情報出力手段は、
次に読み取るべき符号化画像の記録位置に関する情報を
出力することを特徴とする(6)に記載の符号化画像読
取装置。よって、この(7)によれば、その記録位置情
報を利用することにより、次に読み取るべき符号化画像
の記録位置に関する情報を出力できるので、複数の符号
化画像を続けて読み取るといった、より興趣有る符号化
画像の読み取り方をユーザに提供できる。
【0113】(8) 前記記録位置判別手段で判別され
た記録位置に応じて前記情報を復元する復元手段を更に
含むことを特徴とする(5)に記載の符号化画像読取装
置。よって、この(8)によれば、符号化画像の記録位
置に応じて情報を復元できるので、その記録媒体におけ
る記録位置毎に復元処理方法を変えて符号化画像をそれ
ぞれ記録できる。
【0114】(9) 前記記録位置判別手段で判別され
た記録位置から、当該記録位置に記録された符号化画像
に含まれる情報の種類を判別する情報種判別手段を更に
含み、前記復元手段は、前記情報種判別手段による判別
結果に応じて情報を復元することを特徴とする(8)に
記載の符号化画像読取装置。よって、この(9)によれ
ば、符号化画像の記録位置から、当該記録位置に記録さ
れた符号化画像に含まれる音声や画像といった情報の種
類を直ちに判別できるので、その情報種に応じた情報の
復元が迅速に行える。
【0115】(10) 前記符号化画像が複数のブロッ
クから構成され、このブロックのそれぞれが、前記情報
を分割して成る分割情報を含む情報領域と、当該ブロッ
クを認識するためのマーカを含むマーカ領域と、当該ブ
ロックを個々に識別するためのブロックID情報を含む
ブロックID領域と、を所定の位置関係に従って配置し
たものであり、更に、前記ブロックID情報が前記記録
位置情報を兼ねるものであるとき、前記記録位置判別手
段は、前記記録位置情報と前記ブロックID情報との対
応関係を示す参照テーブルを含むことを特徴とする
(5)乃至(9)に記載の符号化画像読取装置。よっ
て、この(10)によれば、その記録位置情報を、当該
符号化画像の物理フォーマットの一構成要素である、ブ
ロックを個々に識別するためのブロックID情報との対
応関係を示す参照テーブルにより取得できるので、記録
位置情報専用の構成要素を物理フォーマット中に新たに
設ける必要は無くなり、記録位置情報を効率的に物理フ
ォーマット中に含ませることが可能となる。また、その
結果、迅速にその記録位置情報を取得できる。
【0116】
【発明の効果】以上、本発明によれば、光学読取り可能
な符号化画像の記録媒体上における記録位置に基づき、
その画像の読取りに関して様々の工夫を凝らせるように
し、利用者が簡単に正しく使えるような記録媒体及び符
号化画像読取装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の記録媒体と、この記録媒体に形成さ
れたドットコード(符号化画像)を読み取る符号化画像読
取装置を示すブロック構成図。
【図2】 本発明の記録媒体の二例を示し、図2(a)
は、矩形を成し符号化画像を二辺近傍にもつカードの平
面図、図2(b)は、同じく矩形で、符号化画像を四辺
近傍にもつカードの平面図。
【図3】 図2(b)のカードにおける符号化画像の配
置を説明する概略図。
【図4】 第1実施形態の符号化画像読取装置のデータ
の流れを表わす機能ブロック図。
【図5】 第1実施形態の記録位置テーブルとメッセー
ジ辞書テーブルを表形式で併記して表わす説明図。
【図6】 第1実施形態の符号化画像読取装置の動作手
順を示すフローチャート。
【図7】 第2実施形態の符号化画像読取装置のデータ
の流れを表わす機能ブロック図。
【図8】 第2実施形態の記録位置テーブルとメッセー
ジ辞書テーブルを表形式で併記して表わす説明図。
【図9】 第2実施形態の符号化画像読取装置の動作手
順を示すフローチャート。
【図10】 第3実施形態の符号化画像読取装置のデー
タの流れを表わす機能ブロック図。
【図11】 第3実施形態の記録位置とデータ種別と記
録フォーマットを表形式で併記した説明図。
【図12】 第3実施形態の符号化画像読取装置の動作
手順を示すフローチャート。
【図13】 図2(b)のカードにおける符号化画像の
配置を示す概略図。
【図14】 図14(a),(b)は、符号化画像中の
ブロックヘッダの内容を示す説明図。
【図15】 符号化画像の物理フォーマットと論理フォ
ーマットを示す説明図。
【図16】 本発明の記録媒体に記録されるドットコー
ドの例を示し、図16(a)は、ドットコードの構成単
位であるブロックを拡大して示す説明図、図16(b)
は、ブロックが一次元的に連結したドットコードの一例
を示す説明図。
【図17】 本発明の記録媒体から情報を読み取る読取
装置を示し、図17(a)は、符号化画像読取装置の外
観を示す斜視図、図17(b)は、符号化画像読取装置
内部の撮像部の構成図。
【符号の説明】
1…光学読取装置、 2…撮像部、 3…画像処理部、 4…CPU(401〜411、501〜506)、 5…RAM、 6…ROM、 7…情報出力部、 23…溝、 24…照明手段、 25…レンズ、 26…撮像素子、 27…溝壁面、 100…カード型記録媒体、 101…第1の符号化画像(短辺側のドットコード)、 102…第2の符号化画像(長辺側のドットコード)、 103…第3の符号化画像(短辺側のドットコード)、 104…第4の符号化画像(長辺側のドットコード)、 700…ドットコード(符号化画像)、 701…マーカ、 702…ブロックヘッダ、 703…パターンコード、 704…ブロックユーザデータ。 S600〜S620…第1実施形態の処理手順、 S900〜S919…第2実施形態の処理手順、 S1201〜S1217…第3実施形態の処理手順。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (71)出願人 000233778 任天堂株式会社 京都府京都市南区上鳥羽鉾立町11番地1 (72)発明者 佐々木 寛 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 谷村 正仁 山梨県中巨摩郡竜王町竜王新町1999−9 株式会社ハル研究所内 (72)発明者 田中 宏和 東京都中央区日本橋三丁目2番5号 川崎 定徳ビル別館 株式会社クリーチャーズ内 Fターム(参考) 5B035 BB01 BB08 BB11 BB12 BC00 5B072 CC21 DD02 DD16 DD22 DD23

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 情報を光学的に読取り可能な符号化画像
    として記録した記録媒体において、 前記符号化画像は、更に、当該符号化画像の前記記録媒
    体上における記録位置を表わす記録位置情報を含むこと
    を特徴とする記録媒体。
  2. 【請求項2】 前記符号化画像は、前記記録位置情報
    を、当該符号化画像の物理フォーマットの一構成要素と
    して含むことを特徴とする、請求項1に記載の記録媒
    体。
  3. 【請求項3】 前記符号化画像が複数のブロックから構
    成され、 このブロックのそれぞれが、 前記情報を分割してなる分割情報を含む情報領域と、 当該ブロックを認識するためのマーカを含むマーカ領域
    と、 当該ブロックを個々に識別するためのブロックID情報
    を含むブロックID領域と、 を所定の位置関係に従って配置したものであるとき、 前記ブロックID情報は前記記録位置情報を兼ねること
    を特徴とする、請求項2に記載の記録媒体。
  4. 【請求項4】 前記符号化画像は、前記記録位置情報
    を、当該符号化画像の論理フォーマットの一構成要素と
    して含むことを特徴とする、請求項1に記載の記録媒
    体。
  5. 【請求項5】 請求項1乃至4に記載の記録媒体から前
    記符号化画像を光学的に読み取る読取装置であって、 前記符号化画像を入力する画像入力手段と、 前記画像入力手段で入力された符号化画像から前記記録
    位置情報を取得して当該入力された符号化画像の前記記
    録媒体上における記録位置を判別する記録位置判別手段
    と、 を含むことを特徴とする符号化画像読取装置。
  6. 【請求項6】 前記記録位置判別手段で判別された記録
    位置に基づいて、ユーザの操作に関する情報を出力する
    操作情報出力手段を更に含むことを特徴とする、請求項
    5に記載の符号化画像読取装置。
  7. 【請求項7】 前記記録媒体に前記符号化画像が複数個
    記録されているとき、 前記操作情報出力手段は、次に読み取るべき符号化画像
    の記録位置に関する情報を出力することを特徴とする、
    請求項6に記載の符号化画像読取装置。
  8. 【請求項8】 前記記録位置判別手段で判別された記録
    位置に応じて前記情報を復元する復元手段を更に含むこ
    とを特徴とする、請求項5に記載の符号化画像読取装
    置。
  9. 【請求項9】 前記記録位置判別手段で判別された記録
    位置から、当該記録位置に記録された符号化画像に含ま
    れる情報の種類を判別する情報種判別手段を更に含み、 前記復元手段は、前記情報種判別手段による判別結果に
    応じて情報を復元することを特徴とする、請求項8に記
    載の符号化画像読取装置。
  10. 【請求項10】 前記符号化画像が複数のブロックから
    構成され、 このブロックのそれぞれが、 前記情報を分割して成る分割情報を含む情報領域と、 当該ブロックを認識するためのマーカを含むマーカ領域
    と、 当該ブロックを個々に識別するためのブロックID情報
    を含むブロックID領域と、 を所定の位置関係に従って配置したものであり、更に、 前記ブロックID情報が前記記録位置情報を兼ねるもの
    であるとき、 前記記録位置判別手段は、前記記録位置情報と前記ブロ
    ックID情報との対応関係を示す参照テーブルを含むこ
    とを特徴とする、請求項5乃至9に記載の符号化画像読
    取装置。
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