JPH087056A - 二次元データコード付イラスト集 - Google Patents

二次元データコード付イラスト集

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JPH087056A
JPH087056A JP6138763A JP13876394A JPH087056A JP H087056 A JPH087056 A JP H087056A JP 6138763 A JP6138763 A JP 6138763A JP 13876394 A JP13876394 A JP 13876394A JP H087056 A JPH087056 A JP H087056A
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JP6138763A
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Kazuhiko Morita
和彦 森田
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Olympus Corp
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Olympus Optical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】ワープロなどの編集装置で作成した文書中に、
イラスト等に係るマルチメディア情報を迅速且つ簡単に
取り込むこと。 【構成】この二次元データコード付イラスト集では、絵
柄1,2の下部に、当該各絵柄に係る文字、映像、音声
情報等に対応する情報をコード化した二次元データコー
ドのコード情報を付している。コード情報a1 ,b1 ,
c1 は絵柄1について、コード情報a2 ,b2 ,c2 は
絵柄2について、それぞれ同一内容のコード情報を例え
ばワープロの機種別(メーカ別)毎のフォーマットに各
々対応して印刷してある。使用時には、情報機器の種類
に応じて上記コード情報を適宜選択して、ペン型情報再
生装置等によりスキャンすることで、パソコンやワープ
ロ等で作成した文書中にイラストの絵柄1,2を取り込
む事ができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、コード情報を付加した
イラスト集に係り、特にパーソナルコンピュータやワー
ドプロセッサ等の情報機器へのマルチメディア情報の取
込みに好適な二次元データコード付イラスト集に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、例えばワードプロセッサ(以下、
ワープロと略記する)やパーソナルコンピュータ(以
下、パソコンと略記する)などの編集装置によって作成
した文書中に所望とする絵柄を取り入れることが嘱望さ
れ行われている。
【0003】かかる場合に、イラスト集等が使用されて
いるが、従来のイラスト集等は各種漫画絵や絵柄、模
様、記号等のみが印刷されているだけのものであった。
従って、例えばワープロ等の編集装置で作成された文書
中に、上記イラスト集の中の所望とするイラストを取り
入れる場合には、印刷出力された文書に当該イラストを
切り抜いて張り付ける作業を行っていた。更には、当該
イラストをイメージスキャナ等の画像入力装置を使用し
て読取り、画像電気信号に変換して転送するといった複
雑な作業も行っていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前述した如く、従来の
イラスト集等に記載されているイラスト等をワープロや
パソコンなどの編集装置に取り込む為に、当該イラスト
を切り抜いて張り付ける作業は煩雑であり、相当の時間
を要していた。
【0005】さらに、イメージスキャナなどを用いる場
合、当該イメージスキャナは高価であるため一般使用者
が必ずしも所有・使用できるものではなかった。本発明
は、上記問題に鑑みてなされたもので、その目的とする
ところは、イラスト等の画像情報をコード化して当該イ
ラストと共に予め印刷しておくことで、迅速且つ簡単な
高画質画像の取り込みを実現することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の第1の態様による二次元データコード付イ
ラスト集は、複数の画像と、上記各画像に係る文字、映
像、音声情報のうちのうち少なくとも一つに対応する情
報をコード化した二次元データコードのコードパターン
とを有することを特徴とする。
【0007】また、第2の態様による二次元データコー
ド付イラスト集は、上記コードパターンは複数の異なる
データフォーマットに対応した複数の二次元データコー
ドからなることを特徴とする。
【0008】さらに、第3の態様による二次元データコ
ード付イラスト集は、上記複数の異なるデータフォーマ
ットに対応した複数の二次元データコード各々の近傍に
そのデータフォーマットの種別を認識可能とする種別情
報を印刷表示してなる。
【0009】
【作用】即ち、本発明の第1の態様による二次元データ
コード付イラスト集には、複数の画像に係る文字、映
像、音声情報のうち少なくとも一つに対応する情報がコ
ード化された二次元データコードのコードパターンが付
されている。
【0010】また、第2の態様による二次元データコー
ド付イラスト集では、上記コードパターンが複数の異な
るデータフォーマットに対応した複数の二次元データコ
ードから成っている。
【0011】さらに、第3の態様による二次元データコ
ード付イラスト集では、上記複数の異なるデータフォー
マットに対応した複数の二次元データコード各々の近傍
にそのデータフォーマットの種別を認識可能とする種別
情報を印刷表示してあるので、使用者が一目みて、その
イラストの二次元データコードの利用可能な機種やフォ
ーマットが把握できる。
【0012】
【実施例】以下、図面を参照して、本発明の実施例につ
いて説明する。先ず図1には本発明の一実施例に係る二
次元データコード付イラスト集を示し説明する。本発明
の二次元データコード付イラスト集は、複数のハードウ
ェアのデータフォーマットに対応できるデータをドット
コード化し、当該ドットコードを絵柄1,2の下部に配
している。その際、画像データをベクトルデータ化する
ことで高画質な画像入力を容易としている。
【0013】即ち、この図1において、コード情報a1
,b1 ,c1 又はa2 ,b2 ,c2は、絵柄1,2の画
像情報をベクトルデータ化し、複数のハードデータフォ
ーマット又はソフトデータフォーマットに対応するよう
印刷したものである。即ち、イラストである絵柄1,2
について、それぞれコード情報a1 ,b1 ,c1 又はa
2 ,b2 ,c2 が、当該絵柄1,2の下部に印刷されて
いる。
【0014】詳細には、上記コード情報a1 ,b1 ,c
1 は、絵柄1についての同一内容のコード情報を例えば
ワープロの機種別(メーカ別)毎のフォーマットに各々
対応させて印刷したものであり、コード情報a2 ,b2
,c2 は絵柄2についてワープロの機種別毎のフォー
マットに各々対応させて印刷したものである。
【0015】従って、本実施例によれば、使用する情報
機器の種類に応じて、コード情報a1 ,b1 ,c1 又は
a2 ,b2 ,c2 をその近傍に印刷されたフォーマット
名称A,B,Cを参照しながら適宜選択して、後述する
ペン型情報再生装置によりスキャンするだけで、簡単に
パソコンやワープロ等の編集装置で作成した文書中にイ
ラストの絵柄1,2を取り込むことができる。
【0016】尚、上記コード情報a1 ,b1 ,c1 ,a
2 ,b2 ,c2 は、ワープロ等の編集装置の機種別毎に
対応させて、各フォーマット別にコード情報を印刷した
ものであるが、これ以外に、例えば取り扱う絵柄の画像
データフォーマット別毎に、即ちJPEG,Tiff,
BMP,PICT等のデータフォーマット毎に分けて印
刷しても良く、その他、情報機器に用いるアプリケーシ
ョンソフト毎に分けて印刷してもよい。
【0017】ところで、本実施例における二次元データ
コードは、例えば本願出願人により先に出願された特願
平5−260464号に記されたようなドットコード1
0を使用することができる。以下、図2を参照して、こ
の二次元データコードについて説明する。
【0018】このドットコード10のデータフォーマッ
トでは、一つのブロック12はマーカ14、ブロックア
ドレス16、及びアドレスのエラー検出,エラー訂正デ
ータ18と、実際に音声や画像等のデータが入るデータ
エリア20とから成る。
【0019】マーカ14は、通常は記録変調で出てこな
いようなパターンを用いている。また、アドレスデータ
16は当該ブロック12の位置を表すデータであり、エ
ラー検出,エラー訂正データ18はこれらアドレスの誤
り判定に用いられる。
【0020】このようなフォーマットの記録データは、
「1」,「0」のデータを、例えばバーコードと同様
に、「1」を黒ドット有り、「0」を黒ドット無しとい
うようにして印刷される。以下、このような記録データ
をデータコードと称する。
【0021】詳細には、図3(A)及び(B)に示され
るように、ドットコード10は、データの内容に応じて
配列された複数のドットから構成されるブロック12を
複数配置した構成となっている。即ち、所定単位毎のデ
ータであるブロック12が集合して配置されている。1
つのブロック12は、マーカ14、ブロックアドレス1
6、及びデータエリア20とから成っている。
【0022】ドットコード10を構成する各ブロック1
2は、二次元に配列されており、それぞれブロックアド
レス16が付加されている。そして、そのブロックアド
レス16は、Xアドレス、Yアドレスに対応したアドレ
スがついている。
【0023】例えば、図3(A)に於いて、一番左上の
ブロックを(Xアドレス,Yアドレス)=(1,1)と
する。それに対して、その右のブロックのブロックアド
レスは(2,1)、以下、同様にして右にいくにつれて
Xアドレスをインクリメントしたものが、下にいくにつ
れてYアドレスがインクリメントしたものが付加される
という形で、全ブロック12にブロックアドレス16が
付加される。
【0024】ここで、最下段のマーカと最右段のマーカ
については、ダミーのマーカ22とする。つまり、ある
マーカ14に対するブロック12は、それを含む4つの
マーカ14で囲まれるその右斜め下のデータであり、最
下段及び最右段のマーカは下から2段目及び右から2段
目のマーカに対するブロックを定義するために配置され
た補助的なマーカ、即ちダミーなマーカ22である。
【0025】次に、そのブロック12の中身を説明す
る。図3(B)に示されるように、当該ブロック12の
マーカ14に対し下のマーカとの間に、ブロックアドレ
ス16とそのブロックアドレスのエラー検出コード18
が付加される。
【0026】また、当該マーカ14と右のマーカとの間
に同様にブロックアドレス16とそのエラー検出コード
18が付加される。このように、ブロックアドレス16
をデータエリア20の左側と上側に配置し、マーカ14
をその左上角に配置した形としている。
【0027】尚、ブロックアドレス16は、1ブロック
内に2ヵ所に記録した例を示してあるが、これは1ヵ所
でも構わない。しかし、2ヵ所に記録することによっ
て、一方のブロックアドレスにノイズがのってエラーを
起こした場合にでも、他方のアドレスを検出することに
よって確実に検出することができるので、2ヵ所に記録
する方が好ましい。
【0028】上記のような二次元ブロック分割方式を採
用することにより、ペン型情報再生装置側で隣接する4
つのマーカを検出して、マーカ間をドット数分だけ等分
割することでノーマライズを行っているため、拡大,縮
小,変形等に強く、また、手ブレ等に強いという利点が
ある。
【0029】尚、データエリア20に於けるデータドッ
ト24については、例えば1ドットが数十μmの大きさ
である。これは、アプリケーション,用途によっては数
μmレベルまで可能であるが、一般的には、40μmと
か20μm、あるいは80μmとする。データエリア2
0は、例えば、64×64ドットの大きさである。
【0030】これらは、上記等分割による誤差が吸収で
きる範囲まで自由に拡大あるいは縮小することが可能で
ある。また、上記マーカ14は、ポジション指標として
の機能を持つものであり、変調されたデータにない大き
さ、例えば丸形状で、データドット24に対して例えば
7ドット以上とか、7×7ドット位の直径を持つ円形黒
マーカとしている。
【0031】また、ブロックアドレス16及びそのエラ
ー検出データ18も、データドット24と同様のドット
によりそれぞれ構成される。一方、このようなコードの
情報の復元にあたっては、上記特願平5−260464
号公報に記載されている装置が使用可能である。即ち、
図4に示されるように、ワープロのデータフォーマット
が機種毎に異なるということに対処するため、それぞれ
の機種毎のフォーマットに直すようなフォーマット変換
部5が設けてある。そして、フォーマット変換部5は、
機種選択手段としてのワープロセレクトスイッチを有
し、ドットコードをペン型情報再生装置4で読み取り、
選択に基づいてデータを変換してワープロなどの編集装
置6に入力する。
【0032】ここで、上記ペン型情報再生装置4の各種
構成例を図5に示し説明する。即ち、このペン型情報再
生装置4は、光源36,レンズ(結像光学系)38,空
間フィルタ40,撮像部(イメージセンサ)42,プリ
アンプ44,及び撮像部制御部(コントロール部)46
から成り、また、走査変換部,二値化処理部,復調部,
データエラー訂正部,伸長処理部,データ補間回路,及
びアドレス順序検出部等の機能を、画像処理部48、デ
ータ処理部50、データ出力部52として内蔵してい
る。
【0033】そして、このペン型情報再生装置4の側面
には、タッチセンサ54が設けられている。これは、デ
ータコードを取り込むタイミングを指示するためのスイ
ッチである。このタッチセンサ54としては、例えば、
圧電スイッチ、マイクロスイッチ、圧電ゴム等が利用可
能であり、スイッチの厚さは小型のもので0.6mm以
下のものが知られている。
【0034】上記撮像部制御部46としてのコントロー
ル部は、このタッチセンサ54の指による押下に応じ
て、前述したようなデータコードの取り込みを開始し、
このタッチセンサ54から指が離されたところで取り込
みを終了する。即ち、このタッチセンサ54を使ってデ
ータコードの取り込みの開始,終了を制御する。尚、同
図中の参照番号56は、ペン型情報再生装置4内の各部
の動作電源としてのバッテリである。
【0035】続いて、図6には上記ペン型情報再生装置
4の更に詳しいブロック構成図を示し説明する。このペ
ン型情報再生装置4は、データコードが記録されている
イラストからデータコードを読み取るための検出部5
8、該検出部58から供給される画像データをデータコ
ードとして認識しノーマライズを行う走査変換部60、
多値データを二値にする二値化処理部62、復調部6
4、データ列を調整する調整部66、再生時の読取りエ
ラー,データエラーを訂正するデータエラー訂正部6
8、I/F部69、等から成る。
【0036】検出部58に於いては、光源36にてプリ
ント上のデータコード72を照明し、反射光をレンズ等
の結像光学系38びモアレ等の除去等のための空間フィ
ルタ40を介して、光の情報を電気信号に変換する例え
ばCCD,CMD等の撮像部42で画像信号として検出
し、プリアンプ44にて増幅して出力する。これらの光
源36,結像光学系38,空間フィルタ40,撮像部4
2,及びプリアンプ44は、外光に対する外乱を防ぐた
めの外光遮光部74内に構成される。そして、上記プリ
アンプ44で増幅された画像信号は、A/D変換部76
にてディジタル情報に変換されて、次段の走査変換部6
0に供給される。
【0037】尚、上記撮像部42は、撮像部制御部(コ
ントロール部)46により制御される。例えば撮像部4
2としてインターライン転送方式のCCDを使用する場
合には、撮像部制御部46は、撮像部42の制御信号と
して、垂直同期のためのVブランク信号、情報電荷をリ
セットするための撮像素子リセットパルス信号、二次元
に配列された電荷転送蓄積部に蓄積された電荷を複数の
垂直シフトレジスタへ送るための電荷転送ゲートパルス
信号、水平方向に電荷を転送し外部に出力する水平シフ
トレジスタの転送クロック信号である水平電荷転送CL
K信号、上記複数の垂直シフトレジスタ電荷を垂直方向
に転送して上記水平シフトレジスタに送るための垂直電
荷転送パルス信号、等を出力する。そして、撮像部制御
部46は、このタイミングに合せながら光源36の発光
のタイミングをとるための発光セルコントロールパルス
を光源に与える。
【0038】走査変換部60は、検出部58から供給さ
れる画像データをデータコードとして認識し、ノーマラ
イズを行う部分である。その手法として、まず検出部5
8からの画像データを画像メモリ78に格納し、そこか
ら一度読出してマーカ検出部80に送る。このマーカ検
出部80では、各ブロック毎のマーカを検出する。そし
て、データ配列方向検出部82は、そのマーカを使っ
て、回転あるいは傾き、データの配列方向を検出する。
【0039】アドレス制御部84は、その結果をもとに
上記画像メモリ78からそれを補正するように画像デー
タを読出して補間回路86に供給する。尚、この時に、
検出部58の結像光学系38に於けるレンズの収差の歪
みを補正用のメモリ88からレンズ収差情報を読出し
て、レンズの補正も併せ行う。そして、補間回路86
は、画像データに補間処理を施して、本来のデータコー
ドのパターンという形に変換していく。
【0040】補間回路86の出力は、二値化処理部62
に与えられる。基本的には、データコード72は、白と
黒のパターン、即ち二値情報であるので、この二値化処
理部62で二値化する。その時に、閾値判定回路90に
より、外乱の影響、信号振幅等の影響を考慮した閾値の
判定を行いながら適応的に二値化が行われる。
【0041】そして、変調が行われているので、復調部
64でそれをまず復調した後、データ列調整部66にデ
ータが入力される。このデータ列調整部66では、まず
ブロックアドレス検出部92により前述した二次元ブロ
ックのブロックアドレスを検出し、その後、ブロックア
ドレスの誤り検出,訂正部94によりブロックアドレス
のエラー検出及び訂正を行った後、アドレス制御部96
に於いてアドレス順序を検出し、そのブロック単位でデ
ータをデータメモリ部98に格納していく。このように
ブロックアドレスの単位で格納することで、途中抜けた
場合、あるいは途中から入った場合でも無駄なくデータ
を格納していくことができる。
【0042】その後、データメモリ部98から読出され
たデータに対してデータエラー訂正部68にてエラーの
訂正が行われる。そして、I/F部69を介して各種情
報がフォーマット変換部5へ出力される。
【0043】次に上記フォーマット変換部5の詳細な構
成を図7に示し説明する。このフォーマット変換部5
は、先ず機種選択部101で手動操作により選択された
フォーマット選択情報に基づいて、又は、接続されたワ
ープロなどの編集装置6がいかなる機種のものであるか
を示す接続情報に基づいて、更に、又は、フォーマット
変換部5に使用される記録媒体としてのフロッピーディ
スクなどのフォーマットがいかなる態様のものであるか
を示す媒体情報に基づいて、機種選択部101は当該利
用の対象となる機種別等のフォーマット種別を認識す
る。そして、この機種選択部101は、認識されたフォ
ーマット種別のための情報を分離回路100に送出し、
この分離回路100では、そのフォーマット種別情報に
従って、上記ペン型情報再生装置4からの情報を受ける
と、分離回路100でマルチメディア情報を画像や文
字、音声等の各情報に分離した後、伸長回路102,1
03,104、データ補間回路105,106、PDL
処理部107、及び音声合成部111での処理の後、そ
れぞれのデータを対応するフォーマット変換回路10
8,109,110で上記機種選択部101での認識に
応じて改めてフォーマット変換する。このフォーマット
変換の後、変換されたデータはI/F部113を介して
ワープロなどの編集装置6に出力される。
【0044】ここで、上記機種選択部101によるフォ
ーマットの認識の仕方としては、上述のもの以外に、例
えばデータドットコード中にフォーマット機種情報を予
め含ませておき、これを認識することによりマルチメデ
ィア情報を各情報に分離して処理し、フォーマット変換
を行ってもよく、その場合、フォーマット選択SWなど
の省略が可能となり、操作性の向上が期待できる。
【0045】従って、使用者は所望とするイラストの対
応するフォーマットのドットコードを、その近傍に印刷
表示されたフォーマットの名称,B,Cなどを見て確認
し、ペン型情報再生装置でなぞるだけで、所望とするデ
ータをワープロなどの編集装置に入力することができる
のである。
【0046】以上詳述したように、本発明の二次元デー
タコード付イラスト集では、複数のデータフォーマット
を予め印刷しておくので、利用可能なソフトウェア又は
ハードウェアが増える。
【0047】以上、実施例に基づいて本発明を説明した
が、本発明は上述した実施例に限定されるものではな
く、その趣旨を逸脱しない範囲で種々の変形や応用が可
能である。
【0048】例えば、上記各絵柄に対応するコード情報
として画像データ以外に音声データなどを加えてもよ
い。さらに、情報の記録は上記ドットコードに限られる
ものではなく、例えば3次元バーコードなどによること
もできる。
【0049】ここで、本発明の要旨をまとめると以下の
ようになる。 (1)複数の画像と、上記各画像に係る文字、映像、音
声情報のうちのうち少なくとも一つに対応する情報をコ
ード化した二次元データコードのコードパターンとを有
することを特徴とする二次元データコード付イラスト
集。
【0050】これによれば、イラストに係る文字、音
声、映像等の情報を二次元データコード化し、コードパ
ターンとして当該イラストと共に予め印刷しておくこと
ができるので、迅速且つ簡単な高画質画像の取り込みが
行える。 (2)上記コードパターンは複数の異なるデータフォー
マットに対応した複数の二次元データコードからなるこ
とを特徴とする請求項1に記載の二次元データコード付
イラスト集。
【0051】これによれば、ワープロなどの編集装置の
機種別毎に対応して、各フォーマット別にコード情報を
印刷することができるので各編集装置に対して適用可能
となる。さらに、例えば扱う絵柄の画像データフォーマ
ット別毎に、即ちJPEG,Tiff,BMP,PIC
T等のデータフォーマット毎に分けて印刷したり、その
他、情報機器に用いるアプリケーションソフト毎に分け
て印刷することもできるので、その適用範囲が広がる。 (3)上記複数の異なるデータフォーマットに対応した
複数の二次元データコード各々の近傍にそのデータフォ
ーマットの種別を認識可能とする種別情報を印刷表示し
て有る上記(2)に記載の二次元データコード付イラス
ト集。
【0052】これによれば、使用者が一目みて、そのイ
ラストの二次元データコードの利用可能な機種やフォー
マットが把握でき、システムの構築上極めて都合が良い
ものとなり、又、データコードスキャンの様に誤ったコ
ードをスキャンする恐れが無くなる。 (4)上記(2)に記載の二次元データコードを光学的
に読取って得られるデータを入力して、接続された外部
機器の使用するデータフォーマットに対応するようにデ
ータをフォーマット変換して上記外部機器に出力するよ
うにしたフォーマット変換装置であって、接続された外
部機器の使用するデータフォーマットの種別を認識する
フォーマット種別認識手段と、該フォーマット種別認識
手段により認識された種別結果に応じて入力されたデー
タのフォーマットを変換するフォーマット変換手段と、
を有することを特徴とするフォーマット変換装置。
【0053】これによれば、ワープロなどの編集装置の
機種別毎に対応して、データをフォーマット変換して上
記編集装置に出力するので、各編集装置に対して適用可
能となる。さらに、例えば扱う絵柄の画像データフォー
マット別毎に、即ちJPEG,Tiff,BMP,PI
CT等のデータフォーマット毎に分けてデータをフォー
マット変換したり、その他、情報機器に用いるアプリケ
ーションソフト毎にデータのフォーマット変換すること
もできるので、その適用範囲が広がる。
【0054】
【発明の効果】本発明によれば、イラスト等の画像情報
をコード化して当該イラストと共に予め印刷しておくこ
とで、迅速且つ簡単な高画質画像の取り込みを実現する
二次元データコード付イラスト集を提供することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る二次元データコード付
イラスト集の構成を示す図である。
【図2】二次元データコードの一例としてのドットコー
ドの概念を説明するための図である。
【図3】(A)はブロックアドレスの説明図、(B)は
ブロックの構成を示す図である。
【図4】実施例に係る二次元データコード付イラスト集
のデータコードを読み取り、実際にワープロなどの編集
装置に取り込むための装置の構成を示す図である。
【図5】ペン型情報再生装置4の構成を示すブロック図
である。
【図6】図5のペン型情報再生装置4の更に詳細な構成
を示すブロック図である。
【図7】フォーマット変換部5の詳細な構成を示すブロ
ック図である。
【符号の説明】
1,2…絵柄 a1 ,b1 ,c1 ,a2 ,b2 ,c2 …コードパターン 3…二次元データコード付イラスト集 4…ペン型情報再生装置 5…フォーマット変換部 6…ワープロ等の編集装置

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の画像と、上記各画像に係る文字、
    映像、音声情報のうちのうち少なくとも一つに対応する
    情報をコード化した二次元データコードのコードパター
    ンとを有することを特徴とする二次元データコード付イ
    ラスト集。
  2. 【請求項2】 上記コードパターンは複数の異なるデー
    タフォーマットに対応した複数の二次元データコードか
    らなることを特徴とする請求項1に記載の二次元データ
    コード付イラスト集。
  3. 【請求項3】 上記複数の異なるデータフォーマットに
    対応した複数の二次元データコード各々の近傍にそのデ
    ータフォーマットの種別を認識可能とする種別情報を印
    刷表示してなる請求項2に記載の二次元データコード付
    イラスト集。
JP6138763A 1994-06-21 1994-06-21 二次元データコード付イラスト集 Pending JPH087056A (ja)

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