JPH087057A - 二次元データコード付商品カタログ及び商品カタログ再生発注システム及び商品カタログ再生発注方法 - Google Patents

二次元データコード付商品カタログ及び商品カタログ再生発注システム及び商品カタログ再生発注方法

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JPH087057A
JPH087057A JP6140484A JP14048494A JPH087057A JP H087057 A JPH087057 A JP H087057A JP 6140484 A JP6140484 A JP 6140484A JP 14048494 A JP14048494 A JP 14048494A JP H087057 A JPH087057 A JP H087057A
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JP6140484A
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Kazuhiko Morita
和彦 森田
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Abstract

(57)【要約】 【目的】商品カタログにコード情報を付加することによ
り、紙面を増加させずに多枝にわたる情報を提供し、商
品の判断の容易化、注文の簡易化を図る。 【構成】二次元データコード付商品カタログ1は、一般
的な通信販売用の商品カタログに商品に係る写真2、文
字情報3の他、二次元データコードのコードパターン4
を付加したことに特徴を有している。この二次元データ
コードのコードパターン4には、例えば複数のカット写
真や対象物の発する音、価格、納期、寸法、型名等が含
まれている。この二次元データコード付商品カタログの
コードパターンにより記録された情報の復元は商品カタ
ログ再生発注システムをもって可能となる。この場合、
入力装置と電話回線を用いて、注文作業も従来のように
マークシートを使うことなく自動的に行うことが可能と
なる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、所謂マルチメディア情
報を光学的に読み取り可能なコードパターンとして記録
した紙等の情報記録媒体及びその情報再生装置に係り、
特に商品に係る各種情報を付加した二次元データコード
付商品カタログ及びそれを用いた商品カタログ再生発注
システム及び方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、商品カタログは種々の商品に係る
情報を需要者に伝達できるように、各商品の写真やコメ
ントで構成されている。かかる商品カタログは、需要者
が所望とする商品を探索するために役立つと共に、供給
者からすれば需要者の購買意欲を喚起し、需要促進を図
るために役立つといえる。そして、最近では商品カタロ
グを参照し、所望とする商品を発注・購入する所謂「通
信販売」も需要者の間で定着している。この通信販売に
おいて、需要者が商品カタログを参照し、実際に所望と
する商品を注文する場合には、注文シート或いは電話で
のやりとりによっていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述し
たような従来の商品カタログでは、紙面の関係上、実態
写真は1カットのみであることが多く、あとは商品に係
る情報を文章で表現しているのみであることが多かっ
た。
【0004】従って、需要者が商品の購入を決定するた
めの情報、即ち例えば異なる角度からの複数の写真、音
が出る商品の場合の音声情報等が十分でなく、需要者が
商品について購入するか否かを判断しずらいといった欠
点があった。
【0005】更には、商品の注文の際、前述したような
電話やマークシートへの記入等といった需要者にとって
は煩わしい手法を取る必要もあった。本発明は上記問題
に鑑みてなされたもので、その目的とするところは、商
品カタログにコード情報を付加することにより、紙面を
増加させずに多岐にわたる情報を提供可能とし、商品の
判断の容易化、注文の簡易化を図ることにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の第1の態様による二次元データコード付商
品カタログは、画像及び文字の少なくともいずれか一つ
からなる商品情報と、この商品情報及び又は商品に関す
る詳細情報とをコード化した二次元データコードのコー
ドパターンとを有する。
【0007】そして、第2の態様による商品カタログ再
生発注システムは、二次元データコード付商品カタログ
からコードパターンを読み取り再生する再生手段と、こ
の再生手段により再生したコードパターンに基づく商品
情報及び又は詳細情報を表示する表示手段と、商品注文
に必要な注文情報を入力する入力手段と、上記再生手段
から出力される情報と上記入力手段により入力された注
文情報とを統合した発注データを通信用データに変換す
る変換手段と、上記表示手段への商品情報の表示及び上
記通信用データの送信を制御する制御手段とを有する。
【0008】さらに、第3の態様による商品カタログ再
生発注方法は、需要者が二次元データコード付商品カタ
ログを参照して商品に係る種々の情報を確認し、所望と
する商品を供給者に発注する商品カタログ再生発注方法
において、需要者が所望とする商品を商品カタログより
選択し、当該商品に係る二次元データコードのコードパ
ターンを読み取り再生する第1のステップと、上記再生
された二次元データコードのコードパターンに係る情報
を表示する第2のステップと、上記表示内容を需要者が
確認し、商品を注文する場合に、個人識別コードを含む
注文情報を少なくとも入力する第3のステップと、上記
注文情報を表示する第4のステップと、上記発注する商
品に係る情報を供給者に伝送する第5のステップと、上
記注文情報を供給者に伝送した後、需要者に注文内容確
認書を出力する第6のステップとを有することを特徴と
する。
【0009】
【作用】即ち、本発明の第1の態様による二次元データ
コード付商品カタログでは、商品情報は画像及び文字の
少なくともいずれか一つからなり、二次元データコード
のコードパターンは該商品情報及び又は商品に関する詳
細情報とがコード化されている。
【0010】そして、第2の態様による商品カタログ再
生発注システムでは、再生手段により二次元データコー
ド付商品カタログからコードパターンが読み取られ再生
され、表示手段により該再生手段により再生したコード
パターンに基づく商品情報及び又は詳細情報が表示され
る。そして、入力手段により商品注文に必要な注文情報
が入力され、変換手段により上記再生手段から出力され
る情報と上記入力手段により入力された注文情報とを統
合した発注データが通信用データに変換され、制御手段
により上記表示手段への商品情報の表示及び上記通信用
データの送信が制御される。
【0011】さらに、第3の態様による商品カタログ再
生発注方法では、第1のステップでは需要者により所望
とする商品が商品カタログより選択され、当該商品に係
る二次元データコードのコードパターンが読み取られ再
生され、第2のステップでは上記再生された二次元デー
タコードのコードパターンに係る情報が表示され、第3
のステップでは上記表示内容が需要者により確認され、
商品を注文する場合に、個人識別コードを含む注文情報
が少なくとも入力される。そして、第4のステップでは
上記注文情報が表示され、第5のステップでは上記発注
する商品に係る情報が供給者に伝送され、第6のステッ
プでは上記注文情報が供給者に伝送された後、需要者に
注文内容確認書が出力される。
【0012】
【実施例】以下、図面を参照して、本発明の実施例につ
いて説明する。図1には本発明の一実施例に係る二次元
データコード付商品カタログの構成を示し説明する。実
施例に係る二次元データコード付商品カタログ1は、一
般的な通信販売用の商品カタログに商品に係る画像とし
ての写真2、文字情報3の他、二次元データコードのコ
ードパターン4を付加したことに特徴を有している。そ
して、この二次元データコードのコードパターン4に
は、例えば複数のカット写真や対象物の発する音、価
格、納期、寸法、型名等が含まれている。
【0013】この二次元データコード付商品カタログの
コードパターンにより記録された情報の復元は、図2に
示す商品カタログ再生発注システムをもって可能とな
る。この図2において、入力装置8と電話回線9を用い
て、注文作業も従来のようにマークシートを使うことな
く可能となる。
【0014】以下、図2を参照して上記出力処理部6の
実際の構成を説明する。即ち、ペン型情報再生装置5か
らのマルチメディア情報を、分離部101で、画像,グ
ラフ,文字,音声,ヘッダ情報に分離し、画像,グラ
フ,文字は伸長処理部102,103,104で伸張し
た後、画像とグラフに対してはデータ補間回路106,
107で補間処理を施し、文字に対してはPDL処理部
108でPDL処理を行う。
【0015】そして、補間又はPDL処理された画像,
グラフ,文字を合成回路110で合成し、メモリ113
に記憶する。このメモリ113に記憶されているデータ
というのは、例えば表示手段としてのスクリーンに投影
できるデータであり、よって、それをD/A変換部11
7でD/A変換して、モニタ122に出力する。
【0016】この場合、メモリ113は、アドレス制御
部112により制御される。一方、音声の方は、伸長処
理部105でそのまま伸張し、データ補間回路109で
補間した後、D/A変換部116でD/A変換し、スピ
ーカ121に出力される。
【0017】さらに、音声合成コード化されたデータ
は、音声合成部115で音声に変換され、D/A変換部
116に入力される。また、どのような電子投影機系を
もってきても接続可能なように、投影機の選択手段12
0を設け、例えばモニタ122がハイビジョン対応のも
のであるとか、NTSCのみの対応であるというような
ことを選択できるようにしている。つまり、出力系とし
ての電子投影機系により、メモリ113上に文字をどの
ような大きさに割り振るか等の処理が変わる。そこで、
投影機選択手段120による選択に応じて、上記データ
補間回路106,107やPDL処理部108での処理
を変更したり、或いはアドレス制御部112やD/A変
換部117に供給されるクロック信号CKを基準クロッ
ク選択部123で変更するようにしている。
【0018】また、モニタ122の使用状況に於いて
は、例えば、文章、絵等を含む原稿の内、文章だけを表
示したい、絵だけを表示したい、といった選択的な表示
を行いたい場合がある。
【0019】そのようなときには、出力コントロール部
118によりユーザが選択できるように、或いは、ドッ
トコードの方に、文章別に表示せよであるとか、絵だけ
を表示せよであるとか、グラフだけを表示せよであると
かの情報をヘッダ情報として書き込んでおき、出力コン
トロール部118でそのヘッダ情報に応じて出力すべき
部分を選択できるようにしている。
【0020】そして、この出力コントロール部118で
の選択に従って、出力エディタ部111は、どの部分を
表示するかという切り分け作業を行い、アドレス制御部
112にメモリ113のその部分をアクセスさせて表示
用のデータを出力させる。
【0021】また、上記出力エディタ部111は、この
ようなエリア分割の処理以外に、電子ズームの処理を行
えるようにすることもできる。かかる処理を行う場合に
は、この出力処理部6に入力部と表示部とを設け、グラ
フィカルユーザーインタフェース等のような処理をし
て、実際に拡大部分を指定できるように構成するのが好
ましい。
【0022】次に、図3のフローチャートを参照して、
再生・発注の作業を説明する。注文の方法は、先ずコー
ド情報をペン型情報再生装置5で再生し(ステップS
1)、モニタ表示をする(ステップS2)。そして、モ
ニタ表示された商品が所望とするものでない場合、再び
他の商品に係るコード再生を行う。
【0023】注文がある場合は(ステップS3)、ID
コード入力を行う(ステップS4)。このIDコード
は、会員に入力時に知らされているIDコードであり、
入力装置8から入力することができる。更に、ペン型情
報再生装置5により商品カタログと共に送付されてきた
各個人用IDコードを入力しても構わない。また、図2
の本体にROMとして既に内蔵されている場合もある。
【0024】このIDコードを入力することにより、注
文内容がモニタに表示され(ステップS5)、その内容
を確認する(ステップS6)。ここで、その商品を注文
しない場合には、もう一度コード再生に戻る。この操作
を繰り返し、注文したい商品が見付かったら伝送を開始
する(ステップS7)。尚、この注文内容表示時に、注
文個数等を入力装置8から入力することが可能である。
【0025】こうして伝送が終わると、注文内容確認書
がプリントされ(ステップS8)、これをもって注文が
終わる(ステップS9)。このように、IDコードを持
つことで、通信販売会社が会員のみに情報を提供でき
る。
【0026】次に、図4には上記ペン型情報再生装置5
の各種構成例を示し説明する。即ち、このペン型情報再
生装置5は、光源36,レンズ(結像光学系)38,空
間フィルタ40,撮像部(イメージセンサ)42,プリ
アンプ44,及び撮像部制御部(コントロール部)46
から成り、また、走査変換部,二値化処理部,復調部,
データエラー訂正部,伸長処理部,データ補間回路,及
びアドレス順序検出部等の機能を、画像処理部48、デ
ータ処理部50、データ出力部52として内蔵してい
る。
【0027】そして、このペン型情報再生装置5の側面
には、タッチセンサ54が設けられている。これは、デ
ータコードを取り込むタイミングを指示するためのスイ
ッチである。このタッチセンサ54としては、例えば、
圧電スイッチ、マイクロスイッチ、圧電ゴム等が利用可
能であり、スイッチの厚さは小型のもので0.6mm以
下のものが知られている。
【0028】上記撮像部制御部46としてのコントロー
ル部は、このタッチセンサ54の指による押下に応じ
て、前述したようなデータコードの取り込みを開始し、
このタッチセンサ54から指が離されたところで取り込
みを終了する。即ち、このタッチセンサ54を使ってデ
ータコードの取り込みの開始,終了を制御する。尚、同
図中の参照番号56はペン型情報再生装置5内の各部の
動作電源としてのバッテリである。
【0029】続いて、図5には上記ペン型情報再生装置
5の更に詳しいブロック構成図を示し説明する。このペ
ン型情報再生装置5は、データコードが記録されている
イラストからデータコードを読み取るための検出部5
8、該検出部58から供給される画像データをデータコ
ードとして認識しノーマライズを行う走査変換部60、
多値データを二値にする二値化処理部62、復調部6
4、データ列を調整する調整部66、再生時の読取りエ
ラー,データエラーを訂正するデータエラー訂正部6
8、I/F部69、等から成る。
【0030】検出部58に於いては、光源36にてプリ
ント上のデータコード72を照明し、反射光をレンズ等
の結像光学系38びモアレ等の除去等のための空間フィ
ルタ40を介して、光の情報を電気信号に変換する例え
ばCCD,CMD等の撮像部42で画像信号として検出
し、プリアンプ44にて増幅して出力する。これらの光
源36,結像光学系38,空間フィルタ40,撮像部4
2,及びプリアンプ44は、外光に対する外乱を防ぐた
めの外光遮光部74内に構成される。そして、上記プリ
アンプ44で増幅された画像信号は、A/D変換部76
にてディジタル情報に変換されて、次段の走査変換部6
0に供給される。
【0031】尚、上記撮像部42は、撮像部制御部(コ
ントロール部)46により制御される。例えば撮像部4
2としてインターライン転送方式のCCDを使用する場
合には、撮像部制御部46は、撮像部42の制御信号と
して、垂直同期のためのVブランク信号、情報電荷をリ
セットするための撮像素子リセットパルス信号、二次元
に配列された電荷転送蓄積部に蓄積された電荷を複数の
垂直シフトレジスタへ送るための電荷転送ゲートパルス
信号、水平方向に電荷を転送し外部に出力する水平シフ
トレジスタの転送クロック信号である水平電荷転送CL
K信号、上記複数の垂直シフトレジスタ電荷を垂直方向
に転送して上記水平シフトレジスタに送るための垂直電
荷転送パルス信号、等を出力する。そして、撮像部制御
部46は、このタイミングに合せながら光源36の発光
のタイミングをとるための発光セルコントロールパルス
を光源に与える。
【0032】走査変換部60は、検出部58から供給さ
れる画像データをデータコードとして認識し、ノーマラ
イズを行う部分である。その手法として、まず検出部5
8からの画像データを画像メモリ78に格納し、そこか
ら一度読出してマーカ検出部80に送る。このマーカ検
出部80では、各ブロック毎のマーカを検出する。そし
て、データ配列方向検出部82は、そのマーカを使っ
て、回転あるいは傾き、データの配列方向を検出する。
【0033】アドレス制御部84は、その結果をもとに
上記画像メモリ78からそれを補正するように画像デー
タを読出して補間回路86に供給する。尚、この時に、
検出部58の結像光学系38に於けるレンズの収差の歪
みを補正用のメモリ88からレンズ収差情報を読出し
て、レンズの補正も併せ行う。そして、補間回路86
は、画像データに補間処理を施して、本来のデータコー
ドのパターンという形に変換していく。
【0034】補間回路86の出力は、二値化処理部62
に与えられる。基本的には、データコード72は、白と
黒のパターン、即ち二値情報であるので、この二値化処
理部62で二値化する。その時に、閾値判定回路90に
より、外乱の影響、信号振幅等の影響を考慮した閾値の
判定を行いながら適応的に二値化が行われる。
【0035】そして、変調が行われているので、復調部
64でそれをまず復調した後、データ列調整部66にデ
ータが入力される。このデータ列調整部66では、まず
ブロックアドレス検出部92により前述した二次元ブロ
ックのブロックアドレスを検出し、その後、ブロックア
ドレスの誤り検出,訂正部94によりブロックアドレス
のエラー検出及び訂正を行った後、アドレス制御部96
に於いてアドレス順序を検出し、そのブロック単位でデ
ータをデータメモリ部98に格納していく。このように
ブロックアドレスの単位で格納することで、途中抜けた
場合、あるいは途中から入った場合でも無駄なくデータ
を格納していくことができる。
【0036】その後、データメモリ部98から読出され
たデータに対してデータエラー訂正部68にてエラーの
訂正が行われる。そして、I/F部69を介して各種情
報が出力処理部6へ出力される。
【0037】ところで、本実施例における二次元データ
コードは、例えば本願出願人により先に出願された特願
平5−260464号に記されたようなドットコード1
0を使用することができる。以下、図6を参照してドッ
トコードについて説明する。
【0038】このドットコード10のデータフォーマッ
トでは、一つのブロック12はマーカ14、ブロックア
ドレス16、及びアドレスのエラー検出,エラー訂正デ
ータ18と、実際に音声や画像等のデータが入るデータ
エリア20とから成る。
【0039】マーカ14は、通常は記録変調で出てこな
いようなパターンを用いている。また、アドレスデータ
16は当該ブロック12の位置を表すデータであり、エ
ラー検出,エラー訂正データ18はこれらアドレスの誤
り判定に用いられる。
【0040】このようなフォーマットの記録データは、
「1」,「0」のデータを、例えばバーコードと同様
に、「1」を黒ドット有り、「0」を黒ドット無しとい
うようにして印刷される。以下、このような記録データ
をデータコードと称する。
【0041】詳細には、図7(A)及び(B)に示され
るように、ドットコード10は、データの内容に応じて
配列された複数のドットから構成されるブロック12を
複数配置した構成となっている。即ち、所定単位毎のデ
ータであるブロック12が集合して配置されている。1
つのブロック12は、マーカ14、ブロックアドレス1
6、及びデータエリア20とから成っている。
【0042】ドットコード10を構成する各ブロック1
2は、二次元に配列されており、それぞれブロックアド
レス16が付加されている。そして、そのブロックアド
レス16は、Xアドレス、Yアドレスに対応したアドレ
スがついている。
【0043】例えば、図7(A)に於いて、一番左上の
ブロックを(Xアドレス,Yアドレス)=(1,1)と
する。それに対して、その右のブロックのブロックアド
レスは(2,1)、以下、同様にして右にいくにつれて
Xアドレスをインクリメントしたものが、下にいくにつ
れてYアドレスがインクリメントしたものが付加される
という形で、全ブロック12にブロックアドレス16が
付加される。
【0044】ここで、最下段のマーカと最右段のマーカ
については、ダミーのマーカ22とする。つまり、ある
マーカ14に対するブロック12は、それを含む4つの
マーカ14で囲まれるその右斜め下のデータであり、最
下段及び最右段のマーカは下から2段目及び右から2段
目のマーカに対するブロックを定義するために配置され
た補助的なマーカ、即ちダミーなマーカ22である。
【0045】次に、そのブロック12の中身を説明す
る。図7(B)に示されるように、当該ブロック12の
マーカ14に対し下のマーカとの間に、ブロックアドレ
ス16とそのブロックアドレスのエラー検出コード18
が付加される。また、当該マーカ14と右のマーカとの
間に同様にブロックアドレス16とそのエラー検出コー
ド18が付加される。このように、ブロックアドレス1
6をデータエリア20の左側と上側に配置し、マーカ1
4をその左上角に配置した形としている。尚、ブロック
アドレス16は、1ブロック内に2ヵ所に記録した例を
示してあるが、これは1ヵ所でも構わない。
【0046】しかし、2ヵ所に記録することによって、
一方のブロックアドレスにノイズがのってエラーを起こ
した場合にでも、他方のアドレスを検出することによっ
て確実に検出することができるので、2ヵ所に記録する
方が好ましい。
【0047】上記のような二次元ブロック分割方式を採
用することにより、情報再生装置側で隣接する4つのマ
ーカを検出して、マーカ間をドット数分だけ等分割する
ことでノーマライズを行っているため、拡大,縮小,変
形等に強く、また、手ブレ等に強いという利点がある。
【0048】尚、データエリア20に於けるデータドッ
ト24については、例えば1ドットが数十μmの大きさ
である。これは、アプリケーション,用途によっては数
μmレベルまで可能であるが、一般的には、40μmと
か20μm、あるいは80μmとする。データエリア2
0は、例えば、64×64ドットの大きさである。
【0049】これらは、上記等分割による誤差が吸収で
きる範囲まで自由に拡大あるいは縮小することが可能で
ある。また、上記マーカ14は、ポジション指標として
の機能を持つものであり、変調されたデータにない大き
さ、例えば丸形状で、データドット24に対して例えば
7ドット以上とか、7×7ドット位の直径を持つ円形黒
マーカとしている。また、ブロックアドレス16及びそ
のエラー検出データ18も、データドット24と同様の
ドットによりそれぞれ構成される。
【0050】以上詳述したように、本発明の二次元デー
タコード付商品カタログでは、購入の際に必要な多くの
情報をコード化して印刷している為、紙面の大幅な増加
無しに豊富な情報を会員に与える。また、通信販売会社
は豊富な情報を会員に与えることができる。
【0051】以上、実施例を参照して本発明について説
明したが、本発明はこれに限定されることなく、種々の
改良・変更が可能であることは勿論である。例えば、上
記コードパターンにより階層的な情報を提供可能とした
り、一般会員、特別会員というように階層別に提供する
情報を変えるようにしてもよい。さらには、各人にそれ
ぞれのIDコードを持たせることで、データの多重化を
可能とし、例えば価格も複数に設定することができるよ
うにしてもよい。
【0052】ここで、本発明の要旨をまとめると以下の
ようになる。 (1)写真及び文字の少なくともいずれか一つからなる
商品情報と、この商品情報及び商品に関する詳細情報と
をコード化した二次元データコードのコードパターンと
を有する二次元データコード付商品カタログ。
【0053】このような構成において、商品情報は写真
及び文字の少なくともいずれか一つからなり、二次元デ
ータコードのコードパターンは該商品情報及び又は商品
に関する詳細情報とがコード化されている。
【0054】よって、一般的な通信販売用の商品カタロ
グに商品に係る写真、文字情報の他、二次元データコー
ドのコードパターンにより複数のカット写真や対象物の
発する音、価格、納期、寸法、型名等の情報を付加する
ことができる。さらに、商品カタログにコード情報を付
加することにより、紙面を増加させずに多岐にわたる情
報を提供し、商品の判断の容易化、注文の簡易化を図る
ことができる。 (2)二次元データコード付商品カタログからコードパ
ターンを読み取り再生する再生手段と、この再生手段に
より再生したコードパターンに基づく商品情報及び又は
詳細情報を表示する表示手段と、商品注文に必要な注文
情報を入力する入力手段と、上記再生手段から出力され
る情報と上記入力手段により入力された注文情報とを統
合した発注データを通信用データに変換する変換手段
と、上記表示手段への商品情報の表示及び上記通信用デ
ータの送信を制御する制御手段と、を有する商品カタロ
グ再生発注システム。
【0055】このような構成において、再生手段により
二次元データコード付商品カタログからコードパターン
が読み取られ再生され、表示手段により該再生手段によ
り再生したコードパターンに基づく商品情報及び詳細情
報が表示される。そして、入力手段により商品注文に必
要な注文情報が入力され、変換手段により上記再生手段
から出力される情報と上記入力手段により入力された注
文情報とを統合した発注データが通信用データに変換さ
れ、制御手段により上記表示手段への商品情報の表示及
び上記通信用データの送信が制御される。
【0056】よって、一般的な通信販売用の商品カタロ
グに商品に係る写真、文字情報の他、二次元データコー
ドのコードパターンにより複数のカット写真や対象物の
発する音、価格、納期、寸法、型名等の情報を参照する
ことができると共に、所望とする商品の発注も自動的に
行うことができる。 (3)需要者が二次元データコード付商品カタログを参
照して商品に係る種々の情報を確認し、所望とする商品
を供給者に発注する商品カタログ再生発注方法におい
て、需要者が所望とする商品を商品カタログより選択
し、当該商品に係る二次元データコードのコードパター
ンを読み取り再生する第1のステップと、上記再生され
た二次元データコードのコードパターンに係る情報を表
示する第2のステップと、上記表示内容を需要者が確認
し、商品を注文する場合に、個人識別コードを含む注文
情報を少なくとも入力する第3のステップと、上記注文
情報を表示する第4のステップと、上記発注する商品に
係る情報を供給者に伝送する第5のステップと、上記注
文情報を供給者に伝送した後、需要者に注文内容確認書
を出力する第6のステップと、を有することを特徴とす
る商品カタログ再生発注方法。
【0057】このような構成において、第1のステップ
では需要者により所望とする商品が商品カタログより選
択され、当該商品に係る二次元データコードのコードパ
ターンが読み取られ再生され、第2のステップでは上記
再生された二次元データコードのコードパターンに係る
情報が表示され、第3のステップでは上記表示内容が需
要者により確認され、商品を注文する場合に、個人識別
コードを含む注文情報が少なくとも入力される。そし
て、第4のステップでは上記注文情報が表示され、第5
のステップでは上記発注する商品に係る情報が供給者に
伝送され、第6のステップでは上記注文情報が供給者に
伝送された後、需要者に注文内容確認書が出力される。
【0058】よって、一般的な通信販売用の商品カタロ
グに商品に係る写真、文字情報の他、二次元データコー
ドのコードパターンにより複数のカット写真や対象物の
発する音、価格、納期、寸法、型名等の情報を参照する
ことができると共に、所望とする商品の発注も自動的に
行うことができる。
【0059】
【発明の効果】本発明によれば、商品カタログにコード
情報を付加することにより、紙面を増加させずに多岐に
わたる情報を提供し、商品の判断の容易化、注文の簡易
化を実現する二次元データコード付商品カタログ及びそ
れを用いた商品カタログ再生発注システム、方法を提供
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る二次元データコード付
商品カタログの構成を示す図である。
【図2】実施例に係る二次元データコード付商品カタロ
グを用いた商品カタログ再生発注システムの構成を示す
図である。
【図3】商品カタログ再生発注システムの動作を示すフ
ローチャートである。
【図4】ペン型情報再生装置5の構成を示すブロック図
である。
【図5】図4のペン型情報再生装置5の更に詳細な構成
を示すブロック図である。
【図6】二次元データコードの一例としてのドットコー
ドの概念を説明するための図である。
【図7】(A)はブロックアドレスの説明図、(B)は
ブロックの構成を示す図である。
【符号の説明】
1…二次元データコード付商品カタログ 2…写真 3…文字 4…コードパターン 5…ペン型情報再生装置 6…出力処理部 7…投影機出力部 8…入力装置 9…電話回線。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像及び文字の少なくともいずれか一つ
    からなる商品情報と、この商品情報及び又は商品に関す
    る詳細情報とをコード化した二次元データコードのコー
    ドパターンとを有する二次元データコード付商品カタロ
    グ。
  2. 【請求項2】 二次元データコード付商品カタログから
    コードパターンを読み取り再生する再生手段と、 この再生手段により再生したコードパターンに基づく商
    品情報及び詳細情報を表示する表示手段と、 商品注文に必要な注文情報を入力する入力手段と、 上記再生手段から出力される情報と上記入力手段により
    入力された注文情報とを統合した発注データを通信用デ
    ータに変換する変換手段と、 上記表示手段への商品情報の表示及び上記通信用データ
    の送信を制御する制御手段と、を有する商品カタログ再
    生発注システム。
  3. 【請求項3】 需要者が二次元データコード付商品カタ
    ログを参照して商品に係る種々の情報を確認し、所望と
    する商品を供給者に発注する商品カタログ再生発注方法
    において、 需要者が所望とする商品を商品カタログより選択し、当
    該商品に係る二次元データコードのコードパターンを読
    み取り再生する第1のステップと、 上記再生された二次元データコードのコードパターンに
    係る情報を表示する第2のステップと、 上記表示内容を需要者が確認し、商品を注文する場合
    に、個人識別コードを含む注文情報を少なくとも入力す
    る第3のステップと、 上記注文情報を表示する第4のステップと、 上記発注する商品に係る情報を供給者に伝送する第5の
    ステップと、 上記注文情報を供給者に伝送した後、需要者に注文内容
    確認書を出力する第6のステップと、を有することを特
    徴とする商品カタログ再生発注方法。
JP6140484A 1994-06-22 1994-06-22 二次元データコード付商品カタログ及び商品カタログ再生発注システム及び商品カタログ再生発注方法 Pending JPH087057A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20020089007A (ko) * 2001-05-22 2002-11-29 이은승 코드기호를 이용한 온라인 경매방법
US8858365B2 (en) 2011-12-23 2014-10-14 Taylor Made Golf Company, Inc. Multi-layer golf ball construction

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Effective date: 20030630