JP2002258260A - 表示装置 - Google Patents
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Abstract
ターと空間変調素子とを用いた表示装置において照明光
の利用効率を高くして明るい表示が可能なもの。 【解決手段】 空間変調素子6と、導光板10と、導光
板10の空間変調素子6に対向する面上に設けられて、
導光板10を伝送する特定の波長で特定の入射角を持つ
光を特定の角度方向に集光して回折させる干渉縞であっ
て、赤色光を空間変調素子6の赤色画素上に集光して回
折させ、緑色光を空間変調素子6の緑色画素上に集光し
て回折させ、青色光を空間変調素子の青色画素上に集光
して回折させる干渉縞からなる微小体積ホログラム1’
のアレー1とから構成された表示装置において、導光板
10の中を導光される光が、色毎に中心光線の角度の異
なる指向性散乱光15G 、15R 、15B である。
Description
特に、色分離機能を有するホログラムカラーフィルター
と空間変調素子とを用いた明るい表示装置に関するもの
である。
を組み合わせてフラット型若しくは直視型のディスプレ
イに用いることは多く提案されているが、例えば特開平
10−253955号、特開2000−241812の
提案がある。
層の体積型ホログラムの波長選択性・角度選択性を利用
して、導光板中を繰り返し反射で導かれる白色散乱光中
のR(赤色)、G(緑色)、B(青色)毎に異なる入射
角で入射する波長成分を選択的にかつ異なる回折角で回
折させてそれぞれの原色画素に入射させるようにしたホ
ログラムカラーフィルターを用いた液晶表示装置であ
る。
は、楔状導光板から出た光をR、G、B毎に異なる回折
角で回折する回折格子と、回折格子で異なる角度に分け
られたR、G、Bの光をそれぞれの原色画素に集光させ
る集光素子とからなる液晶表示装置である。
選択性・角度選択性を利用して、波長毎に異なった角度
から照明光を入射させることにより、照明の効率を上げ
る方法は、本出願人による特願2000−129036
や、“IDW”,’00,p.1077〜1080にお
いて提案されている。
55号のように、ホログラムカラーフィルターの照明光
として導光板中を繰り返し反射で導かれる白色散乱光を
用いようとすると、ホログラムの波長選択性・角度選択
性のため、ホログラムカラーフィルターにより回折され
て利用される割合は高くなく、照明光の利用効率は余り
高くならないという問題があった。
みてなされたものであり、その目的は、色分離機能を有
するホログラムカラーフィルターと空間変調素子とを用
いた表示装置において、照明光の利用効率を高くして明
るい表示が可能なものを提供することである。
明の表示装置は、画素がアレー状に配置された空間変調
素子と、その空間変調素子に並列して配置された導光板
と、その導光板の前記空間変調素子に対向する面上に設
けられて、前記導光板を伝送する特定の波長で特定の入
射角を持つ光を特定の角度方向に集光して回折させる干
渉縞であって、赤色光を前記空間変調素子の赤色画素上
に集光して回折させ、緑色光を前記空間変調素子の緑色
画素上に集光して回折させ、青色光を前記空間変調素子
の青色画素上に集光して回折させる干渉縞からなる微小
体積ホログラムのアレーとから構成された表示装置にお
いて、前記導光板の中を導光される光が、色毎に中心光
線の角度の異なる指向性散乱光であることを特徴とする
ものである。
レー状に配置された空間変調素子と、その空間変調素子
に並列して配置された導光板と、その導光板の前記空間
変調素子に対向する面上に設けられて、前記導光板を伝
送する特定の波長で特定の入射角を持つ光を特定の角度
で回折させる一様で平行な平面状の干渉縞からなる体積
ホログラムと、その体積ホログラムと前記空間変調素子
の間に平行に配置され、前記体積ホログラムから回折さ
れた赤色光を前記空間変調素子の赤色画素上に集光し、
前記体積ホログラムから回折された緑色光を前記空間変
調素子の緑色画素上に集光し、前記体積ホログラムから
回折された青色光を前記空間変調素子の青色画素上に集
光する集光素子アレーとから構成された表示装置におい
て、前記導光板の中を導光される光が、色毎に中心光線
の角度の異なる指向性散乱光であることを特徴とするも
のである。
散乱光の中心光線の体積ホログラムに対する入射角が大
きいように設定することが望ましい。
けられ、その指向性散乱板を通して異なる方向から異な
る色の光束を入射するように構成することができる。
配置され、各光源から指向性散乱板に異なる色の光束が
入射される構成とすることができる。
源からの光束を色毎に異なる角度に分光する分光素子を
介して指向性散乱板に入射させることもできる。
集光手段により集光若しくは平行光化されることが望ま
しい。
向かって厚みが小さくなるか大きくなる楔状の導光板か
ら構成することが望ましい。
度をδとし、体積ホログラムの回折の角度選択幅がΔθ
とするとき、Δθ≒2δを満たすことが望ましい。
ホログラムの回折の角度選択幅に対して十分に大きく設
定されていることが望ましい。
とし、指向性散乱光の中心光線の導光板内での繰り返し
反射回数をn、指向性散乱光の散乱角度幅をΔφとする
とき、Δφ≒2δ×nの関係を満足することが望まし
い。
る光が、色毎に中心光線の角度の異なる指向性散乱光で
あるので、色分離機能を有するホログラムカラーフィル
ターの各色に対するブラッグの回折条件を満足する入射
角近傍に各色の照明光を集中させることができ、無駄な
く高い光利用効率で空間変調素子の原色画素に対応する
色の光を集光させることができ、照明光の利用効率を高
くして明るい表示が可能になる。
ラムカラーフィルターの原理を説明すると、本発明にお
いて用いられるホログラムカラーフィルターは、特開平
10−253955号において提案されたものと同様
に、一層の波長選択性と角度選択性を持たせた体積型ホ
ログラムからなり、ブラッグ条件を満足する特定の角度
で特定の波長域の光のみを特定の角度へ回折するもので
ある。
ルターを用いた透過型画像表示装置を説明するため図で
ある。ホログラムカラーフィルター1としては、要素ホ
ログラム1’のアレーからなるものを用いるが、その中
の干渉縞2が一様な傾きで一様な間隔からなり集光性の
ないものの場合は、要素ホログラム1’間の境界は存在
しないが、要素ホログラム1’が集光性ホログラムで構
成される場合は、ホログラムカラーフィルター1は要素
ホログラム1’のアレーからなる。ここで、ホログラム
カラーフィルター1を構成するホログラム1’は単層の
体積型ホログラムからなり、回折角度の選択性、回折波
長の選択性を持つものである。
G領域の波長λG の入射光3G は、干渉縞2でブラッグ
条件を満足して例えばホログラムカラーフィルター1の
正面方向へ回折光4G として回折されるように干渉縞2
が構成されており、それ以外の波長の光は波長選択性に
より回折されないで透過する。また、この入射角θG以
外の角度で入射するG領域の波長λG の光は、角度選択
性により、図7に示すようには回折されないで透過す
る。
θR (θR >θG )で入射したR領域の波長λR の入射
光3R は、干渉縞2でブラッグ条件を満足してG領域の
波長λG の回折光4G より右側に回折光4R として回折
される。また、入射角θB (θB <θG )で入射したB
領域の波長λB の入射光3B は、干渉縞2でブラッグ条
件を満足してG領域の波長λG の回折光4G より左側に
回折光4R として回折される。
1に、入射角θG で入射するG領域の波長λG の成分3
G 、入射角θR で入射するR領域の波長λR の成分
3R 、入射角θB で入射するB領域の波長λB の成分3
B を含む照明光3を入射させるようにすれば、回折光4
はRGB色毎に角度分離された光4R 、4G 、4B とな
る。
一様な集光性のないものからなる場合には、各要素ホロ
グラム1’に集光レンズ(凸レンズ)が対応するように
ホログラムカラーフィルター1の回折側直後にマイクロ
レンズアレー5を配置して構成し、要素ホログラム1’
が1次元あるいは2次元集光性の場合には、このマイク
ロレンズアレー5を配置しないで構成すると、マイクロ
レンズアレー5の後側焦点面あるいは集光性要素ホログ
ラム1’の集光面上に角度分離されたRGB色の回折光
4R 、4G 、4B はそれぞれ色分離されて集光する。
グラムカラーフィルター1の分光原理であり、異なる複
数の波長帯域λR 、λG 、λB の光3R 、3G 、3B で
あって、それぞれブラッグの回折条件を満足する異なる
入射角θR 、θG 、θB で入射する成分を含む照明光3
を入射させた場合に、異なる別々の回折角でそれぞれの
波長帯域λR 、λG 、λB の光4R 、4G 、4B として
回折する特性のものと言うことができる。
の回折光4射出側の焦光面上に、要素ホログラム1’各
々に対応して隣接する3つの原色画素R、G、Bが周期
的に配置されてなる透過型液晶表示素子等の透過型空間
光変調器6を配置し、かつ、回折光4中のR成分4R の
集光位置にR画素が、G成分4G の集光位置にG画素
が、B成分4B の集光位置にB画素が位置するように配
置して、ホログラムカラーフィルター1の照明光3とし
て、R、G、Bの成分光3R 、3G 、3B であって、そ
れぞれブラッグの回折条件を満足する異なる入射角
θR 、θG 、θB で入射する成分を含む照明光3を入射
させると、RGBの回折光4R 、4G 、4B はそれぞれ
対応する透過型空間光変調器6の赤、緑、青を表示する
画素R、G、Bに入射してそれらの画素の表示状態に応
じた強度変調を受けて透過側の観察者の眼Eに達するの
で、画素R、G、Bの変調状態の組み合わせによって、
照明光の光利用効率が高く色再現性の良いカラー画像表
示が可能になる。
て、上記のようなホログラムカラーフィルター1を用い
た本発明の1実施例の表示装置を説明する。透明な導光
板10の前面102 に上記のようなホログラムカラーフ
ィルター1が貼り付けられており、導光板10の一端面
101 には指向性散乱板11が貼り付けられている。こ
の指向性散乱板11は、透明板中に透明ビーズを分散さ
せてなるもの、あるいは、マイクロレンズアレーからな
るもの等であり、所定の入射角で入射する光をその入射
角に対応する射出角を中心として所定の角度範囲内、例
えば入射角±10°の角度範囲内に均等に散乱させるも
のであり、上記のような散乱板に限らず、若干特性が落
ちるが通常のマット面からなる散乱板を用いてもよい。
てR、G、Bの光源12R 、12G、12B が分離して
並列に配置されており、それぞれの光源12R 、1
2G 、12B からのR、G、Bの光14R 、14G 、1
4B を導光板10の一端面101上の指向性散乱板11
に集光させるレンズ13R 、13G 、13B が光源12
R、12G 、12B と指向性散乱板11の間に配置され
ている。
回折光4射出側の焦光面上に、透過型空間光変調器6と
して用いる透過型液晶表示素子の液晶層が位置するよう
に透過型空間光変調器6を配置し、かつ、回折光4中の
R成分4R の集光位置にR画素が、G成分4G の集光位
置にG画素が、B成分4B の集光位置にB画素が位置す
るように配置する。
3R 、13G 、13B で集光され指向性散乱板11で散
乱されて導光板10内に入射したR、G、Bの光束15
R 、15 G 、15B は、図2に示すように、一定の立体
角のコーン状の角度範囲内に分布している。この各色の
光束15R 、15G 、15B の角度分布は、ホログラム
カラーフィルター1の各色の光が同時に入射する位置を
中心に見ると、図3に示すようなコーン状の角度範囲に
なる。
G 、15B の角度範囲内に、ホログラムカラーフィルタ
ー1のブラッグの回折条件を満足する入射角θR 、
θG 、θ B (図7)が入るように、R、G、Bの光源1
2R 、12G 、12B の位置を選んでR、G、Bの光1
4R 、14G 、14B を指向性散乱板11に入射させる
と、R、G、Bの光束15R 、15G 、15B 中に回折
可能な成分光3R 、3G 、3B が必ず存在することにな
るので、RGB色毎に角度分離された回折光4R 、
4G 、4B を効率良く生じさせ、透過型空間光変調器6
の画素R、G、Bに入射させて、高い照明光の利用効率
で明るいカラー画像の表示が可能になる。
でのR、G、Bのそれぞれ制限され異なる角度範囲内に
散乱された指向性散乱光15R 、15G 、15B を得る
のに並列配置されたR、G、B3つの光源12R 、12
G 、12B を用いるものであったが、図4のように、単
一の白色光源12W を用い、かつ、その光源12W から
の白色光14W をレンズ13W で集光させ、指向性散乱
板11の入射側に貼り付けた回折格子16により異なる
回折角でR、G、Bの光を回折させるようにしても同様
のものが得られる。
入射した指向性散乱光15R 、15 G 、15B の導光板
10内での繰り返し反射については考えなかった。導光
板10の前面102 と後面103 が平行である限り、繰
り返し反射を行っても、ホログラムカラーフィルター1
に入射する指向性散乱光15R 、15G 、15B の角度
範囲は図3のようになり、繰り返し反射数には関係がな
い。
てホログラムカラーフィルター1に入射する回数が増え
る度に、指向性散乱光15R 、15G 、15B 中の回折
条件を満足する入射角θR 、θG 、θB 近傍の成分が減
っていき、図1、図4のホログラムカラーフィルター1
の右から左に移るにつれて回折光4R 、4G 、4B の強
度が弱くなっていく。しかも、指向性散乱光15R 、1
5G 、15B 中の入射角θR 、θG 、θB 近傍以外の成
分は回折に利用されないまま無駄になる。
前面102 と後面103 を平行にするのではなく、図
1、図4に示すように、光の進行方向に相互に角度δを
なして狭まるか広がるような楔状にする(図の場合は何
れも狭まっている。)。導光板10をこのような楔状に
することによって、図5に示すように、その前面102
と後面103 で反射をする度に前面102 に入射する光
線の入射角は、2δだけ小さくなっていく。すなわち、
図6に示すように、導光板10内での繰り返し反射に伴
ってホログラムカラーフィルター1に入射する回数が増
える度に、コーン状の光束15R 、15G 、15B 相互
の角度関係は変わらないが、ホログラムカラーフィルタ
ー1に対する入射角は2δだけ小さくなっていく。(導
光板10の前面102 と後面103 のなす角度δが光の
進行方向に広がる場合は、逆に入射角は2δだけ大きく
なっていく。)。したがって、上記の角度2δがコーン
状の光束15R 、15G 、15B の広がり角(コーンの
頂角)より小さくなるように導光板10の角度δが設定
されている限り、図6に示すように、繰り返し反射を繰
り返す度にコーン状の光束15R 、15G 、15B に対
する回折可能な成分光3R 、3G 、3B の角度関係は変
化していく。そのため、導光板10内で繰り返し反射を
行ってホログラムカラーフィルター1に入射する回数が
増えても、指向性散乱光15R 、15G 、15B 中の回
折条件を満足する入射角θR 、θG 、θ B 近傍の成分は
相対的に変わり減らない。そのため、図1、図4のホロ
グラムカラーフィルター1の右から左に移っても回折光
4R 、4G 、4B の強度は略同じで、コーン状の指向性
散乱光15R 、15G 、15B はほとんど有効に回折し
て画素の照明に用いられる。
θR 、θG 、θB において、その入射角θR 、θG 、θ
B を中心にしてホログラムカラーフィルター1で有効に
回折される角度選択幅がΔθの場合に、Δθ≒2δに選
択されれば、コーン状の指向性散乱光15R 、15G 、
15B は、反射を繰り返してホログラムカラーフィルタ
ー1に入射する度に角度範囲2δ分だけ順次有効に回折
されるので、最も高い利用効率で有効に用いられること
になる。
指向性散乱光15R 、15G 、15 B の導光板10内で
の散乱角度範囲は、ホログラムカラーフィルター1で有
効に回折される角度選択幅Δθに対して十分に大きく設
定されることが望ましいことが分かる。より具体的に
は、指向性散乱光15R 、15G 、15B の中心光線の
繰り返し反射回数をn、散乱角度幅をΔφとするとき、
Δφ≒2δ×nの関係を満足することが望ましい。
例に基づいて説明してきたが、本発明はこれら実施例に
限定されず種々の変形が可能である。また、表示装置を
図1、図4のような透過型でなく、ホログラムカラーフ
ィルター1として集光性要素ホログラム1’のアレーか
らなるものを用いて反射型に構成することもできる。そ
の場合には、反射型液晶表示素子等の反射型空間光変調
器で反射された表示光が、例えば偏光面を90°回転さ
せてホログラムカラーフィルター1及び導光板10を透
過するように構成すればよい。
の表示装置によると、導光板の中を導光される光が、色
毎に中心光線の角度の異なる指向性散乱光であるので、
色分離機能を有するホログラムカラーフィルターの各色
に対するブラッグの回折条件を満足する入射角近傍に各
色の照明光を集中させることができ、無駄なく高い光利
用効率で空間変調素子の原色画素に対応する色の光を集
光させることができ、照明光の利用効率を高くして明る
い表示が可能になる。
である。
R、G、Bのコーン状の角度分布の指向性散乱光を説明
するための図である。
G、Bのコーン状の角度分布の指向性散乱光を説明する
ための図である。
図である。
る際の入射角の変化を説明するための図である。
増える度にコーン状の角度分布の指向性散乱光の入射角
が変化し、回折条件を満足する光の入射角が変化しない
ことを説明するための図である。
を用いた透過型画像表示装置を説明するため図である。
Claims (11)
- 【請求項1】 画素がアレー状に配置された空間変調素
子と、その空間変調素子に並列して配置された導光板
と、その導光板の前記空間変調素子に対向する面上に設
けられて、前記導光板を伝送する特定の波長で特定の入
射角を持つ光を特定の角度方向に集光して回折させる干
渉縞であって、赤色光を前記空間変調素子の赤色画素上
に集光して回折させ、緑色光を前記空間変調素子の緑色
画素上に集光して回折させ、青色光を前記空間変調素子
の青色画素上に集光して回折させる干渉縞からなる微小
体積ホログラムのアレーとから構成された表示装置にお
いて、 前記導光板の中を導光される光が、色毎に中心光線の角
度の異なる指向性散乱光であることを特徴とする表示装
置。 - 【請求項2】 画素がアレー状に配置された空間変調素
子と、その空間変調素子に並列して配置された導光板
と、その導光板の前記空間変調素子に対向する面上に設
けられて、前記導光板を伝送する特定の波長で特定の入
射角を持つ光を特定の角度で回折させる一様で平行な平
面状の干渉縞からなる体積ホログラムと、その体積ホロ
グラムと前記空間変調素子の間に平行に配置され、前記
体積ホログラムから回折された赤色光を前記空間変調素
子の赤色画素上に集光し、前記体積ホログラムから回折
された緑色光を前記空間変調素子の緑色画素上に集光
し、前記体積ホログラムから回折された青色光を前記空
間変調素子の青色画素上に集光する集光素子アレーとか
ら構成された表示装置において、 前記導光板の中を導光される光が、色毎に中心光線の角
度の異なる指向性散乱光であることを特徴とする表示装
置。 - 【請求項3】 波長が長い色程、前記指向性散乱光の中
心光線の前記体積ホログラムに対する入射角が大きいこ
とを特徴とする請求項1又は2記載の表示装置。 - 【請求項4】 前記導光板の一端面に指向性散乱板が設
けられ、前記指向性散乱板を通して異なる方向から異な
る色の光束が入射されることを特徴とする請求項1から
3の何れか1項記載の表示装置。 - 【請求項5】 異なる色の光源が異なる位置に配置さ
れ、前記各光源から前記指向性散乱板に異なる色の光束
が入射されることを特徴とする請求項4記載の表示装
置。 - 【請求項6】 共通の白色光源が配置され、前記白色光
源からの光束を色毎に異なる角度に分光する分光素子を
介して前記指向性散乱板に入射させることを特徴とする
請求項4記載の表示装置。 - 【請求項7】 前記光源からの光束が各光源に対応した
集光手段により集光若しくは平行光化されることを特徴
とする請求項5又は6記載の表示装置。 - 【請求項8】 前記導光板が前記一端面から対向する端
面に向かって厚みが小さくなるか大きくなる楔状の導光
板からなることを特徴とする請求項1から7の何れか1
項記載の表示装置。 - 【請求項9】 前記導光板の前面と後面のなす角度をδ
とし、前記体積ホログラムの回折の角度選択幅がΔθと
するとき、Δθ≒2δを満たすことを特徴とする請求項
8記載の表示装置。 - 【請求項10】 前記指向性散乱光の散乱角度範囲が前
記体積ホログラムの回折の角度選択幅に対して十分に大
きく設定されていることを特徴とする請求項1から9の
何れか1項記載の表示装置。 - 【請求項11】 前記導光板の前面と後面のなす角度を
δとし、前記指向性散乱光の中心光線の前記導光板内で
の繰り返し反射回数をn、前記指向性散乱光の散乱角度
幅をΔφとするとき、Δφ≒2δ×nの関係を満足する
ことを特徴とする請求項8から10の何れか1項記載の
表示装置。
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JP2001054569A JP4793522B2 (ja) | 2001-02-28 | 2001-02-28 | 表示装置 |
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JP2001054569A JP4793522B2 (ja) | 2001-02-28 | 2001-02-28 | 表示装置 |
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