JP2002258129A - 耐振性レンズ系および該レンズ系の製造方法 - Google Patents

耐振性レンズ系および該レンズ系の製造方法

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JP2002258129A
JP2002258129A JP2001060066A JP2001060066A JP2002258129A JP 2002258129 A JP2002258129 A JP 2002258129A JP 2001060066 A JP2001060066 A JP 2001060066A JP 2001060066 A JP2001060066 A JP 2001060066A JP 2002258129 A JP2002258129 A JP 2002258129A
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lens
hole
lens component
lens barrel
component
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JP2001060066A
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English (en)
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Nobuhisa Mori
信久 森
Koichi Watanabe
康一 渡辺
Makoto Toyoda
誠 豊田
Kiyokazu Nakajo
清和 中條
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Moritex Corp
Original Assignee
Moritex Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 長期間に亘って高い耐振性を保持することの
できる耐振性レンズ系。 【解決手段】 本発明のレンズ系(1)は、レンズ成分
(L1〜L5)と、これらのレンズ成分を保持するため
のレンズ筒(2)とを備えている。レンズ筒には、その
外側面からレンズ成分の端面またはその近傍まで達する
貫通孔(6〜9)が形成されている。貫通孔を介して注
入された接着剤により、レンズ成分の端面とレンズ筒の
内側面とが接着されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、耐振性レンズ系お
よび該レンズ系の製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】集積回路の組み立て装置や回路基板の組
み立て装置には、アライメント装置としての画像処理装
置が搭載されている。この種の画像処理装置に組み込ま
れているレンズ系は、組み立て装置の可動部(搬送部な
ど)の振動の影響を絶えず受けている。また、レンズ系
自体も移動するので、その移動に起因する振動の影響を
絶えず受けている。
【0003】上述のような振動の影響によりレンズ筒の
内部に位置決めされている個々のレンズ成分の保持状態
がゆるむと、レンズ系を介して形成される画像位置が位
置ずれを起こす。その結果、画像処理に誤差が発生し、
組み立て装置の異常動作が誘発されることになる。した
がって、集積回路の組み立て装置や回路基板の組み立て
装置に搭載された画像処理装置に組み込まれているレン
ズ系では、長期間に亘って振動に耐える特性、すなわち
耐振性が求められる。
【0004】そこで、従来技術では、レンズ系の耐振性
を高めるために、ネジ付押え環を接着剤で固定する方法
が用いられている。また、各レンズ成分やスペーサ(間
隔環)の端面(レンズ筒の内側面に対向する面)に紫外
線硬化性の接着剤を塗布してからレンズ筒に組み込み、
接着剤の塗布部に紫外線を照射することによって各レン
ズ成分やスペーサをレンズ筒に接着する方法も用いられ
ている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ネジ付押え環を接着剤
で固定する従来の方法では、レンズ系の耐振性を短期的
に高めることができる。しかしながら、個々のレンズ成
分が接着作用を受けているわけではないので、個々のレ
ンズ成分とレンズ筒との間隙に起因して長期的にはレン
ズ成分が振動に応答して微動するようになってしまう。
【0006】一方、紫外線硬化性の接着剤を用いる従来
の方法では、スペーサがアルミニウムのような光を透過
させない材料で形成されているので、紫外線の達しない
部位が存在することになり、これらの部位では硬化によ
る接着作用を期待することができない。また、レンズ成
分を形成する光学材料の特性によっては紫外線の透過率
が極めて低く、この場合にも硬化による接着作用を期待
することのできない部位が残ることになる。
【0007】本発明は、前述の課題に鑑みてなされたも
のであり、長期間に亘って高い耐振性を保持することの
できるレンズ系およびその製造方法を提供することを目
的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に、本発明の第1発明では、少なくとも1つのレンズ成
分と、前記少なくとも1つのレンズ成分を保持するため
のレンズ筒とを備え、前記レンズ筒には、前記少なくと
も1つのレンズ成分の端面またはその近傍まで達する貫
通孔が形成され、前記貫通孔を介して注入された接着剤
により、前記少なくとも1つのレンズ成分の端面と前記
レンズ筒の内側面とが接着されていることを特徴とする
レンズ系を提供する。
【0009】第1発明の好ましい態様によれば、前記少
なくとも1つのレンズ成分は、スペーサを介して配置さ
れた第1レンズ成分と第2レンズ成分とを有し、前記レ
ンズ筒には、前記第1レンズ成分の端面またはその近傍
まで達する第1貫通孔と、前記第2レンズ成分の端面ま
たはその近傍まで達する第2貫通孔と、前記第1レンズ
成分の端面位置から前記第2レンズ成分の端面位置まで
延びる溝とが形成され、前記第1貫通孔および前記第2
貫通孔を介して注入され且つ前記溝を介して伝わった接
着剤により、前記第1レンズ成分の端面、前記スペーサ
の端面および前記第2レンズ成分の端面と前記レンズ筒
の内側面とが接着されている。この場合、前記溝は、前
記第1貫通孔および前記第2貫通孔のうちの少なくとも
一方と連通するように形成されていることが好ましい。
【0010】あるいは、第1発明の好ましい態様によれ
ば、前記少なくとも1つのレンズ成分は、スペーサを介
して配置された第1レンズ成分と第2レンズ成分とを有
し、前記レンズ筒には、前記第1レンズ成分の端面また
はその近傍まで達する第1貫通孔と、前記第2レンズ成
分の端面またはその近傍まで達する第2貫通孔と、前記
スペーサの端面またはその近傍まで達する第3貫通孔と
が形成され、前記第1貫通孔、前記第2貫通孔および前
記第3貫通孔を介して注入された接着剤により、前記第
1レンズ成分の端面、前記スペーサの端面および前記第
2レンズ成分の端面と前記レンズ筒の内側面とが接着さ
れている。この場合、前記第1貫通孔、前記第2貫通孔
および前記第3貫通孔のうちの少なくとも1つは、前記
レンズ筒の周方向に沿って複数の貫通孔を有することが
好ましい。
【0011】あるいは、第1発明の好ましい態様によれ
ば、前記少なくとも1つのレンズ成分は、互いに隣り合
う第1レンズ成分と第2レンズ成分とを有し、前記レン
ズ筒には、前記第1レンズ成分の端面またはその近傍あ
るいは前記第2レンズ成分の端面またはその近傍まで達
する貫通孔と、前記第1レンズ成分の端面位置から前記
第2レンズ成分の端面位置まで延び且つ前記貫通孔と連
通する溝とが形成され、前記貫通孔を介して注入され且
つ前記溝を介して伝わった接着剤により、前記第1レン
ズ成分の端面および前記第2レンズ成分の端面と前記レ
ンズ筒の内側面とが接着されている。この場合、前記貫
通孔は、前記レンズ筒の周方向に沿って複数の貫通孔を
有することが好ましい。
【0012】本発明の第2発明では、少なくとも1つの
レンズ成分をレンズ筒の内部の所定位置に位置決めする
位置決め工程と、前記少なくとも1つのレンズ成分の端
面またはその近傍まで達するように前記レンズ筒に形成
された貫通孔を介して接着剤を注入する注入工程とを含
み、前記貫通孔を介して注入された接着剤が、前記少な
くとも1つのレンズ成分の端面と前記レンズ筒の内側面
とを接着することを特徴とするレンズ系の製造方法を提
供する。
【0013】第2発明の好ましい態様によれば、前記位
置決め工程は、第1レンズ成分と第2レンズ成分とをス
ペーサを介して位置決めする工程を含み、前記注入工程
は、前記第1レンズ成分の端面またはその近傍まで達す
るように前記レンズ筒に形成された第1貫通孔、および
前記第2レンズ成分の端面またはその近傍まで達するよ
うに前記レンズ筒に形成された第2貫通孔を介して接着
剤を注入する工程を含み、前記第1貫通孔および前記第
2貫通孔を介して注入された接着剤が、前記第1レンズ
成分の端面位置から前記第2レンズ成分の端面位置まで
延びるように前記レンズ筒の内側面に形成された溝を介
して、前記第1レンズ成分の端面、前記スペーサの端面
および前記第2レンズ成分の端面と前記レンズ筒の内側
面とを接着する。この場合、前記第1貫通孔および前記
第2貫通孔のうちの少なくとも一方は前記レンズ筒の周
方向に沿って複数の貫通孔を有し、前記注入工程は、前
記複数の貫通孔のうちの特定の貫通孔を除く他の貫通孔
を介して接着剤を注入する工程を含み、前記注入工程の
終了後に、前記特定の貫通孔を介して前記レンズ筒の内
部の空気を実質的に除去する除去工程と、前記除去工程
の終了後に、前記特定の貫通孔を介して前記レンズ筒の
内部に清浄な空気を充填する充填工程とをさらに含むこ
とが好ましい。
【0014】あるいは、第2発明の好ましい態様によれ
ば、前記位置決め工程は、第1レンズ成分と第2レンズ
成分とをスペーサを介して位置決めする工程を含み、前
記注入工程は、前記第1レンズ成分の端面またはその近
傍まで達するように前記レンズ筒に形成された第1貫通
孔、前記第2レンズ成分の端面またはその近傍まで達す
るように前記レンズ筒に形成された第2貫通孔、および
前記スペーサの端面またはその近傍まで達するように前
記レンズ筒に形成された第3貫通孔を介して接着剤を注
入する工程を含み、前記第1貫通孔、前記第2貫通孔お
よび前記第3貫通孔を介して注入された接着剤が、前記
第1レンズ成分の端面、前記スペーサの端面および前記
第2レンズ成分の端面と前記レンズ筒の内側面とを接着
する。この場合、前記第1貫通孔、前記第2貫通孔およ
び前記第3貫通孔のうちの少なくとも1つは前記レンズ
筒の周方向に沿って複数の貫通孔を有し、前記注入工程
は、前記複数の貫通孔のうちの特定の貫通孔を除く他の
貫通孔を介して接着剤を注入する工程を含み、前記注入
工程の終了後に、前記特定の貫通孔を介して前記レンズ
筒の内部の空気を実質的に除去する除去工程と、前記除
去工程の終了後に、前記特定の貫通孔を介して前記レン
ズ筒の内部に清浄な空気を充填する充填工程とをさらに
含むことが好ましい。
【0015】あるいは、第2発明の好ましい態様によれ
ば、前記位置決め工程は、互いに隣り合う第1レンズ成
分と第2レンズ成分とを位置決めする工程を含み、前記
注入工程は、前記第1レンズ成分の端面またはその近傍
あるいは前記第2レンズ成分の端面またはその近傍まで
達するように前記レンズ筒に形成された貫通孔を介して
接着剤を注入する工程を含み、前記貫通孔を介して注入
された接着剤が、前記第1レンズ成分の端面位置から前
記第2レンズ成分の端面位置まで延び且つ前記貫通孔と
連通するように前記レンズ筒の内側面に形成された溝を
介して、前記第1レンズ成分の端面および前記第2レン
ズ成分の端面と前記レンズ筒の内側面とを接着する。こ
の場合、前記貫通孔は前記レンズ筒の周方向に沿って複
数の貫通孔を有し、前記注入工程は、前記複数の貫通孔
のうちの特定の貫通孔を除く他の貫通孔を介して接着剤
を注入する工程を含み、前記注入工程の終了後に、前記
特定の貫通孔を介して前記レンズ筒の内部の空気を実質
的に除去する除去工程と、前記除去工程の終了後に、前
記特定の貫通孔を介して前記レンズ筒の内部に清浄な空
気を充填する充填工程とをさらに含むことが好ましい。
【0016】
【発明の実施の形態】本発明にかかるレンズ系では、レ
ンズ成分の端面まで達する貫通孔がレンズ筒に形成さ
れ、この貫通孔を介して注入された接着剤によりレンズ
成分の端面とレンズ筒の内側面とが接着されている。ま
た、本発明にかかるレンズ系の製造方法では、レンズ成
分をレンズ筒の内部の所定位置に位置決めし、レンズ成
分の端面まで達するようにレンズ筒に形成された貫通孔
を介して接着剤を注入し、注入した接着剤によりレンズ
成分の端面とレンズ筒の内側面とを接着する。その結
果、本発明では、レンズ成分の端面とレンズ筒の内側面
とが接着剤により確実に接着されるので、長期間に亘っ
て高い耐振性を保持することができる。
【0017】本発明の実施形態を、添付図面に基づいて
説明する。図1は、本発明の実施形態にかかる耐振性レ
ンズ系の構成を概略的に示す図である。本実施形態で
は、集積回路の組み立て装置や回路基板の組み立て装置
に搭載される画像処理装置に組み込まれる結像光学系
(対物レンズ系)に対して本発明を適用している。
【0018】本実施形態のレンズ系1は、物体側(図中
下側)から順に配置された5つのレンズ成分L1〜L5
と、これらのレンズ成分L1〜L5を保持するためのレ
ンズ筒2とを備えている。なお、両凸レンズL1と物体
側に凹面を向けた負メニスカスレンズL2とは、互いに
貼り合わされて両凸状の接合レンズを構成している。ま
た、物体側に凹面を向けた負メニスカスレンズL4と物
体側に凹面を向けた正メニスカスレンズL5とは、互い
に貼り合わされてメニスカスレンズ状の接合レンズを構
成している。
【0019】さらに、負メニスカスレンズL2と物体側
に凸面を向けた正メニスカスレンズL3との間には、た
とえばアルミニウムで形成された円環状のスペーサ(間
隔環)3が配置されている。また、レンズ成分L1の物
体側には、螺刻された外周面を有する円環状のネジ付押
え環4が、レンズ成分L1に当接するようにレンズ筒2
に締め込まれている。同様に、レンズ成分L5の像側
(図中上側)には、螺刻された外周面を有する円環状の
ネジ付押え環5が、レンズ成分L5に当接するようにレ
ンズ筒2に締め込まれている。
【0020】一方、レンズ筒2には、その外側面からレ
ンズ成分L2の端面まで達するような3つの貫通孔6a
〜6cが形成されている。図1では、1つの貫通孔6a
しか示されていないが、これら3つの貫通孔6a〜6c
は、レンズ筒2の周方向に沿ってほぼ等間隔(たとえば
120度の角度間隔をもって)に形成されている。同様
に、レンズ筒2には、その外側面からレンズ成分L3の
端面まで達するような3つの貫通孔7a〜7c(7bお
よび7cは不図示)、およびレンズ成分L4またはL5
の端面まで達するような3つの貫通孔8a〜8c(8b
および8cは不図示)が形成されている。
【0021】さらに、レンズ筒2の内側面には、第1レ
ンズ成分L1の端面位置から第3レンズ成分L3の端面
位置まで延び且つ貫通孔6a〜6cおよび貫通孔7a〜
7cとそれぞれ連通する溝9a〜9c(9bおよび9c
は不図示)が形成されている。また、レンズ筒2の内側
面には、第4レンズ成分L4の端面位置から第5レンズ
成分L5の端面位置まで延び且つ貫通孔8a〜8cとそ
れぞれ連通する溝10a〜10c(10bおよび10c
は不図示)が形成されている。
【0022】本実施形態のレンズ系1では、レンズ成分
L1〜L5を介して、所定の像面に画像処理すべき物体
(不図示)の像が形成される。この所定の像面には、た
とえばCCDカメラの撮像面が位置決めされている。し
たがって、本実施形態のレンズ系1を介して所定の像面
に形成された物体像はCCDカメラによって光電検出さ
れ、光電検出された画像情報は所定の信号処理系によっ
て信号処理される。
【0023】以下、上述の構成を有する本実施形態のレ
ンズ系1の製造方法について説明する。本実施形態で
は、レンズ筒2の物体側から、レンズ成分L3、スペー
サ3、およびレンズ成分L2とレンズ成分L1との接合
レンズを順序良くレンズ筒2の内部へ導入し、ネジ付押
え環4を締め込む。また、レンズ筒2の像側から、レン
ズ成分L4とレンズ成分L5との接合レンズをレンズ筒
2の内部へ導入し、ネジ付押え環5を締め込む。
【0024】次いで、レンズ系1の光学特性を検査し、
必要に応じて所望の光学特性を得るための光学調整を行
う。こうして、所望の光学特性が得られた状態で、各貫
通孔(6〜8)を介して接着剤を順次注入する。ここ
で、使用される接着剤は、流動性が高く且つ自然に硬化
する性質を有し、たとえば細管を介して各貫通孔(6〜
8)に注入される。各貫通孔(6〜8)を介して注入さ
れた接着剤は、その流動性と毛細管現象との協働作用に
より、各レンズ成分L1〜L5やスペーサ3の端面とレ
ンズ筒2の内側面との間の狭い空間の各部まで行き渡
る。
【0025】このとき、本実施形態では、溝(9および
10)が形成されているので、各貫通孔(6〜8)を介
して注入された接着剤が溝(9および10)を介して広
い範囲に伝わり易く、ひいては各レンズ成分L1〜L5
やスペーサ3の端面とレンズ筒2の内側面との間の狭い
空間のさらに各部まで行き渡る。なお、必要に応じて、
ネジ付押え環4および5の外周面とレンズ筒2の内側面
との間に接着剤を充填する。
【0026】以上のように、本実施形態のレンズ系1で
は、各レンズ成分L1〜L5やスペーサ3の端面とレン
ズ筒2の内側面とが接着剤により確実に接着されるの
で、長期間に亘って高い耐振性を保持することができ
る。したがって、組み立て装置からの振動を長期間に亘
って受けても、またレンズ系1自体の移動による振動を
長期間に亘って受けても、レンズ筒2の内部に位置決め
されている各レンズ成分L1〜L5の保持状態が実質的
にゆるむことがない。その結果、レンズ系1を介して形
成される画像位置の位置ずれを、ひいては画像処理の誤
差に起因する組み立て装置の異常動作を回避することが
できる。
【0027】本発明者らは、本実施形態にかかるレンズ
系1および同じ基本構成を有する従来のレンズ系に対し
て振動試験を実施し、その耐振性について比較検証して
いるので、以下その試験結果について簡単に説明する。
振動試験では、70ヘルツから2000ヘルツまで、3
0Gの加速度で、スイープサイクル30分の条件を設定
した。この設定条件は、実際のレンズ系の使用条件より
もかなり厳しく、航空機に匹敵するような条件である。
その結果、従来のレンズ系では、48時間以内に使用不
能になった。これに対し、本実施形態のレンズ系1で
は、48時間が経過しても、画像の位置ずれが実質的に
検出されることなく、初期性能を維持していた。
【0028】なお、上述の実施形態では、レンズ筒2の
内側面に溝9a〜9cや溝10a〜10cを形成してい
るが、これらの溝(9および10)は本発明の必須要素
ではない。上述したように、各貫通孔(6〜8)を介し
て注入された接着剤は、その流動性と毛細管現象との協
働作用により、各レンズ成分L1〜L5の端面とレンズ
筒2の内側面との間の狭い空間の各部まで行き渡る。こ
こで、溝9を形成することなくスペーサ3の端面とレン
ズ筒2の内側面とを接着するには、スペーサ3の端面ま
たはその近傍まで達するような貫通孔を形成すればよ
い。
【0029】また、上述の実施形態では、あるレンズ成
分の端面まで達するような3つの貫通孔をレンズ筒2の
周方向に沿ってほぼ等間隔に形成しているが、あるレン
ズ成分の端面まで達するような貫通孔の数は1つであっ
てもよい。加えて、複数の貫通孔が形成されている場
合、その形成位置が必ずしも等間隔である必要はない。
【0030】さらに、上述の実施形態では、レンズ成分
L2の端面まで達するような第1貫通孔と、レンズ成分
L3の端面まで達するような第2貫通孔と、レンズ成分
L4またはL5の端面まで達するような第3貫通孔とを
形成しているが、少なくとも1つのレンズ成分の端面ま
で達するような貫通孔を介して接着剤を注入することに
より本発明の作用効果を奏することができる。
【0031】なお、上述の実施形態では、接着剤の溶剤
に起因して発生する不純ガスによりレンズ面に曇りが発
生することがある。そこで、すべての貫通孔を介して接
着剤を注入することなく、選択的に接着剤を注入しない
貫通孔を残す。そして、接着剤を注入しなかった特定の
貫通孔を介して真空装置によりレンズ筒2の内部の空気
を実質的に除去した後、特定の貫通孔を介してレンズ筒
2の内部に清浄な空気を充填する。こうして、レンズ筒
2の内部の空気を置換することにより、接着剤からの不
純ガスを効率良く取り除き、レンズ面の曇りの発生を未
然に防ぐことができる。
【0032】また、上述の実施形態では、不要光(フレ
ア光など)の発生を防止するために、実質的に光を透過
しない特性を有する接着剤を使用することが望ましい。
具体的には、たとえば黒色のような暗色系の色素を接着
剤に混入して使用することが好ましい。
【0033】さらに、上述の実施形態では、集積回路の
組み立て装置や回路基板の組み立て装置に搭載される画
像処理装置に組み込まれる結像光学系に対して本発明を
適用しているが、これに限定されることなく、一般的な
レンズ系に対して本発明を適用することができる。
【0034】
【発明の効果】以上説明したように、本発明では、レン
ズ成分の端面まで達する貫通孔がレンズ筒に形成され、
この貫通孔を介して注入された接着剤によりレンズ成分
の端面とレンズ筒の内側面とが接着されるので、長期間
に亘って高い耐振性を保持することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態にかかる耐振性レンズ系の構
成を概略的に示す図である。
【符号の説明】
1 レンズ系 2 レンズ筒 3 スペーサ 4,5 ネジ付押え環 6〜8 貫通孔 9,10 溝 L1〜L5 レンズ成分
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 豊田 誠 埼玉県浦和市田島9−21−4 株式会社モ リテックス浦和事業所内 (72)発明者 中條 清和 埼玉県浦和市田島9−21−4 株式会社モ リテックス浦和事業所内 Fターム(参考) 2H043 AE02 AE24 2H044 AA02 AA05 AA11

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも1つのレンズ成分と、 前記少なくとも1つのレンズ成分を保持するためのレン
    ズ筒とを備え、 前記レンズ筒には、前記少なくとも1つのレンズ成分の
    端面またはその近傍まで達する貫通孔が形成され、 前記貫通孔を介して注入された接着剤により、前記少な
    くとも1つのレンズ成分の端面と前記レンズ筒の内側面
    とが接着されていることを特徴とするレンズ系。
  2. 【請求項2】 前記少なくとも1つのレンズ成分は、ス
    ペーサを介して配置された第1レンズ成分と第2レンズ
    成分とを有し、 前記レンズ筒には、前記第1レンズ成分の端面またはそ
    の近傍まで達する第1貫通孔と、前記第2レンズ成分の
    端面またはその近傍まで達する第2貫通孔と、前記第1
    レンズ成分の端面位置から前記第2レンズ成分の端面位
    置まで延びる溝とが形成され、 前記第1貫通孔および前記第2貫通孔を介して注入され
    且つ前記溝を介して伝わった接着剤により、前記第1レ
    ンズ成分の端面、前記スペーサの端面および前記第2レ
    ンズ成分の端面と前記レンズ筒の内側面とが接着されて
    いることを特徴とする請求項1に記載のレンズ系。
  3. 【請求項3】 前記溝は、前記第1貫通孔および前記第
    2貫通孔のうちの少なくとも一方と連通するように形成
    されていることを特徴とする請求項2に記載のレンズ
    系。
  4. 【請求項4】 前記第1貫通孔および前記第2貫通孔の
    うちの少なくとも一方は、前記レンズ筒の周方向に沿っ
    て複数の貫通孔を有することを特徴とする請求項2また
    は3に記載のレンズ系。
  5. 【請求項5】 前記少なくとも1つのレンズ成分は、ス
    ペーサを介して配置された第1レンズ成分と第2レンズ
    成分とを有し、 前記レンズ筒には、前記第1レンズ成分の端面またはそ
    の近傍まで達する第1貫通孔と、前記第2レンズ成分の
    端面またはその近傍まで達する第2貫通孔と、前記スペ
    ーサの端面またはその近傍まで達する第3貫通孔とが形
    成され、 前記第1貫通孔、前記第2貫通孔および前記第3貫通孔
    を介して注入された接着剤により、前記第1レンズ成分
    の端面、前記スペーサの端面および前記第2レンズ成分
    の端面と前記レンズ筒の内側面とが接着されていること
    を特徴とする請求項1に記載のレンズ系。
  6. 【請求項6】 前記第1貫通孔、前記第2貫通孔および
    前記第3貫通孔のうちの少なくとも1つは、前記レンズ
    筒の周方向に沿って複数の貫通孔を有することを特徴と
    する請求項5に記載のレンズ系。
  7. 【請求項7】 前記少なくとも1つのレンズ成分は、互
    いに隣り合う第1レンズ成分と第2レンズ成分とを有
    し、 前記レンズ筒には、前記第1レンズ成分の端面またはそ
    の近傍あるいは前記第2レンズ成分の端面またはその近
    傍まで達する貫通孔と、前記第1レンズ成分の端面位置
    から前記第2レンズ成分の端面位置まで延び且つ前記貫
    通孔と連通する溝とが形成され、 前記貫通孔を介して注入され且つ前記溝を介して伝わっ
    た接着剤により、前記第1レンズ成分の端面および前記
    第2レンズ成分の端面と前記レンズ筒の内側面とが接着
    されていることを特徴とする請求項1に記載のレンズ
    系。
  8. 【請求項8】 前記貫通孔は、前記レンズ筒の周方向に
    沿って複数の貫通孔を有することを特徴とする請求項7
    に記載のレンズ系。
  9. 【請求項9】 前記複数の貫通孔のうちの特定の貫通孔
    には、前記接着剤が注入されていないことを特徴とする
    請求項4、6または8に記載のレンズ系。
  10. 【請求項10】 前記接着剤は、光を実質的に透過しな
    い特性を有することを特徴とする請求項1乃至9のいず
    れか1項に記載のレンズ系。
  11. 【請求項11】 前記接着剤には、暗色系の色素が混入
    されていることを特徴とする請求項10に記載のレンズ
    系。
  12. 【請求項12】 少なくとも1つのレンズ成分をレンズ
    筒の内部の所定位置に位置決めする位置決め工程と、 前記少なくとも1つのレンズ成分の端面またはその近傍
    まで達するように前記レンズ筒に形成された貫通孔を介
    して接着剤を注入する注入工程とを含み、 前記貫通孔を介して注入された接着剤が、前記少なくと
    も1つのレンズ成分の端面と前記レンズ筒の内側面とを
    接着することを特徴とするレンズ系の製造方法。
  13. 【請求項13】 前記位置決め工程は、第1レンズ成分
    と第2レンズ成分とをスペーサを介して位置決めする工
    程を含み、 前記注入工程は、前記第1レンズ成分の端面またはその
    近傍まで達するように前記レンズ筒に形成された第1貫
    通孔、および前記第2レンズ成分の端面またはその近傍
    まで達するように前記レンズ筒に形成された第2貫通孔
    を介して接着剤を注入する工程を含み、 前記第1貫通孔および前記第2貫通孔を介して注入され
    た接着剤が、前記第1レンズ成分の端面位置から前記第
    2レンズ成分の端面位置まで延びるように前記レンズ筒
    の内側面に形成された溝を介して、前記第1レンズ成分
    の端面、前記スペーサの端面および前記第2レンズ成分
    の端面と前記レンズ筒の内側面とを接着することを特徴
    とする請求項12に記載の製造方法。
  14. 【請求項14】 前記第1貫通孔および前記第2貫通孔
    のうちの少なくとも一方は前記レンズ筒の周方向に沿っ
    て複数の貫通孔を有し、 前記注入工程は、前記複数の貫通孔のうちの特定の貫通
    孔を除く他の貫通孔を介して接着剤を注入する工程を含
    み、 前記注入工程の終了後に、前記特定の貫通孔を介して前
    記レンズ筒の内部の空気を実質的に除去する除去工程
    と、 前記除去工程の終了後に、前記特定の貫通孔を介して前
    記レンズ筒の内部に清浄な空気を充填する充填工程とを
    さらに含むことを特徴とする請求項13に記載の製造方
    法。
  15. 【請求項15】 前記位置決め工程は、第1レンズ成分
    と第2レンズ成分とをスペーサを介して位置決めする工
    程を含み、 前記注入工程は、前記第1レンズ成分の端面またはその
    近傍まで達するように前記レンズ筒に形成された第1貫
    通孔、前記第2レンズ成分の端面またはその近傍まで達
    するように前記レンズ筒に形成された第2貫通孔、およ
    び前記スペーサの端面またはその近傍まで達するように
    前記レンズ筒に形成された第3貫通孔を介して接着剤を
    注入する工程を含み、 前記第1貫通孔、前記第2貫通孔および前記第3貫通孔
    を介して注入された接着剤が、前記第1レンズ成分の端
    面、前記スペーサの端面および前記第2レンズ成分の端
    面と前記レンズ筒の内側面とを接着することを特徴とす
    る請求項12に記載の製造方法。
  16. 【請求項16】 前記第1貫通孔、前記第2貫通孔およ
    び前記第3貫通孔のうちの少なくとも1つは前記レンズ
    筒の周方向に沿って複数の貫通孔を有し、 前記注入工程は、前記複数の貫通孔のうちの特定の貫通
    孔を除く他の貫通孔を介して接着剤を注入する工程を含
    み、 前記注入工程の終了後に、前記特定の貫通孔を介して前
    記レンズ筒の内部の空気を実質的に除去する除去工程
    と、 前記除去工程の終了後に、前記特定の貫通孔を介して前
    記レンズ筒の内部に清浄な空気を充填する充填工程とを
    さらに含むことを特徴とする請求項15に記載の製造方
    法。
  17. 【請求項17】 前記位置決め工程は、互いに隣り合う
    第1レンズ成分と第2レンズ成分とを位置決めする工程
    を含み、 前記注入工程は、前記第1レンズ成分の端面またはその
    近傍あるいは前記第2レンズ成分の端面またはその近傍
    まで達するように前記レンズ筒に形成された貫通孔を介
    して接着剤を注入する工程を含み、 前記貫通孔を介して注入された接着剤が、前記第1レン
    ズ成分の端面位置から前記第2レンズ成分の端面位置ま
    で延び且つ前記貫通孔と連通するように前記レンズ筒の
    内側面に形成された溝を介して、前記第1レンズ成分の
    端面および前記第2レンズ成分の端面と前記レンズ筒の
    内側面とを接着することを特徴とする請求項12に記載
    の製造方法。
  18. 【請求項18】 前記貫通孔は前記レンズ筒の周方向に
    沿って複数の貫通孔を有し、 前記注入工程は、前記複数の貫通孔のうちの特定の貫通
    孔を除く他の貫通孔を介して接着剤を注入する工程を含
    み、 前記注入工程の終了後に、前記特定の貫通孔を介して前
    記レンズ筒の内部の空気を実質的に除去する除去工程
    と、 前記除去工程の終了後に、前記特定の貫通孔を介して前
    記レンズ筒の内部に清浄な空気を充填する充填工程とを
    さらに含むことを特徴とする請求項17に記載の製造方
    法。
  19. 【請求項19】 前記注入工程は、光を実質的に透過し
    ない特性を有する接着剤を注入する工程を含むことを特
    徴とする請求項12乃至18のいずれか1項に記載の製
    造方法。
  20. 【請求項20】 前記注入工程は、細管を介して接着剤
    を注入する工程を含むことを特徴とする請求項12乃至
    19のいずれか1項に記載の製造方法。
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