JPS59104612A - 鏡枠とレンズの固定方法 - Google Patents

鏡枠とレンズの固定方法

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Publication number
JPS59104612A
JPS59104612A JP21518482A JP21518482A JPS59104612A JP S59104612 A JPS59104612 A JP S59104612A JP 21518482 A JP21518482 A JP 21518482A JP 21518482 A JP21518482 A JP 21518482A JP S59104612 A JPS59104612 A JP S59104612A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lens
adhesive
circumferential surface
mirror frame
lens frame
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP21518482A
Other languages
English (en)
Inventor
Shinji Endo
真二 遠藤
Naoyuki Seo
瀬尾 直行
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Olympus Corp
Original Assignee
Olympus Corp
Olympus Optical Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Olympus Corp, Olympus Optical Co Ltd filed Critical Olympus Corp
Priority to JP21518482A priority Critical patent/JPS59104612A/ja
Publication of JPS59104612A publication Critical patent/JPS59104612A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Classifications

    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B7/00Mountings, adjusting means, or light-tight connections, for optical elements
    • G02B7/02Mountings, adjusting means, or light-tight connections, for optical elements for lenses
    • G02B7/025Mountings, adjusting means, or light-tight connections, for optical elements for lenses using glue

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Optics & Photonics (AREA)
  • Lens Barrels (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はルンズを使用する光学機器における鏡枠とレン
ズの固定方法に係り、特に接着剤によりレンズを心出し
しながら鏡枠に固定することができるようにしだ鏡枠と
レンズの固定方法に関する。
従来、カメラ等の光学機器の鏡枠にレンズを取り付ける
には)鏡枠の中心を示す目印に1し/ズによシ集光され
その光軸上を進行する光を当てて該光が目印に一致する
ように顕微鏡で見ながら手作業によりレンズの芯、出し
を行い1その後ねじ付のリングによってレンズを鏡枠の
レンズ固定用段部に締め付けて固定していた。しかしこ
の方法によると、レンズの心出し作業に多くの工数を必
要とし為しかも1℃・出し精度を良好に保つことがかな
り困難であり1作業者におけるバラツキも看過できない
ばかりでなく一鏡枠の内周面にねじ切り加工が必要で\
その上ねじ切り加工されたリングが必要とされるため、
重量が増大すると共に生産コストが高くつくという欠点
があった。
本発明は、上記した従来技術の欠点を除くためになされ
たものであって−その目的とするところは、接着剤によ
ってレンズの中心、即ち光軸を鏡枠の中心に一致させて
自動的に、t、出しを行わせ)該接着剤を固化させるの
みでレンズを精度良く鏡枠に固定できるようにすること
であり)またこれによって、従来の手作業によるレンズ
の芯出し作業を不要とじ1工数の大幅な削減と作業能率
の向上を図ることである。また他の目的は為鏡枠内周面
のねじ切り加工及びねじ付リングの不要化を図って1カ
メラ等の光学機器の軽量化及び生産コストの低減化を図
ることである。
要するに本発明は1鏡枠の内周面に形成されたレンズ固
定用の段部上にレンズを載置し1該レンズの外周面と前
記鏡枠の内周面との間に形成される間隙に流動性の接着
剤を注入塗布し為該接着剤から前記レンズに作用する外
力の釣合を利用して該レンズの光軸を前記鏡枠の中心に
一致させ1該接着剤を固化させて該レンズを該鏡枠に固
定することを特徴とするものである。
以下本発明を図面に示す実施例に基いて説明する。第1
図においてA鏡枠1にはレンズ固定用の段部1aが形成
きれているのでS該段部上にレンズ2を載置する。この
場合ルンズ2の外径は鏡枠1の内径よりも若干小さいの
でルンズ2の外周面2aト鏡枠1の内周面1bとの間に
は間隙Cが形成される。そこで鏡枠1を矢印Aの如く一
方向にその中心011わシに回転させながらノズル3に
よって流動性の接着剤4を間隙Cに注入塗布する。この
流動性の接着剤4は1−例として透明の液状で1紫外線
硬化性でかつ嫌気性のり(例えばポリエステル系接着剤
)が選ばれる。
このように、間隙、Cに流動性の接着剤4を注入すると
1該接着剤は、第2図に示すようにレンズ2の下側にも
毛管現象によって浸入し、極く薄い接着剤の膜4aが形
成され1し/ズ2は該接着剤の膜4aの上に浮遊する状
態となり、該レンズと鏡枠1の段部1aとが直接接触し
なくなるため為これらの間の摩視力が激減する。そして
更にレンズ2の外周面2aはすべて接着剤4で取り囲1
れ、この結果レンズ2は非常に軽くその半径方向に動き
得る状態に置かれる。
一方間暁Cに注入された接着剤4の表面4bには表面張
力が働くため1該表面は上に凸に湾曲して盛り上がった
状態となる。そしてこの表面張力が原因となって第3図
に示すような外力Fがレンズ2に対してその半径方向に
作用し1この外力Fの釣合によってレンズ2は1その光
軸02が鏡枠1の中心OIに一致する位置に自動的に移
動させられて静止する。これらによって九人手を介すこ
となくルノズ2の辺、出しが接着剤4自体によって行わ
れてしまう。
そこで、接着剤4が紫外線硬化性の場合には、第2図に
矢印Bで示すように1紫外線を該接着剤に照射すると)
1ず接着剤4の表面4bが固化し始めることでし/ズ2
はi・出しが完全に行われた状態で鏡枠1に対してその
半径方向に固定される。そして接着剤4の固化が深部ま
で進行してすべて固化すると、レンズ2は鏡枠1の内周
面1b及び段部1a上に的確なノシ・出し精度を保っだ
1ま固定される。
このように為流動性の接着剤4の表面張力の作用によっ
て為レンズ2の芯・出しが自動的に行われるのは)以下
のような理由に基くものと考えられる。
即ち1流動性の接着剤4に作用する表面張力は、該接着
剤を構成する分子間に働く分子力が原因となって生ずる
もので、液体分子力の大きさは距離と共に急激に減少す
るから1該分子カの及ぶ範囲はその分子を中心としたあ
る小さな半径の球、即ち作用球内にとど捷る。そして接
着剤4の表面4b近くの分子は・ その作用球が一部該
表面上にはみ出すからs4わりからの分子力の釣合が破
れ、結果として接着剤4の内部に向かう力を受ける。
このように表面4b近くの分子が内方に向かう力を受け
るということは1内部の分子よりも大きな位置のエイ、
ルギを持っていることを意味する。  この位置のエネ
ルギが即ち接着剤40表面4bに貯えられた表面エネル
ギである。この表面エネルギが表面張力の原因となるの
であるが、ここで本発明との関係で極めて重要な法則が
二つあり為その第1は)表面エネルギは液体、即ち接着
剤4の表面積に比例することであシ1その第2は、表面
エネルギは一般に安定な状態ではなるべく小さくなろう
とするということである。そこで第4図及び第5図によ
り)本発明方法における接着剤4によるレンズ2の自動
芯出しのメカニズムを説明すると)例えば第4図に示す
ように、レンズ2を鏡枠1の段部1aに載置した段階で
は、レンズ2の光軸o2が鏡枠1の中心OLから図中左
方に距離eだけ偏心していたとするとSX軸上において
1間隙Cは右側で最も広く1左側で最も狭くなっている
。従って為接着剤4の表面積もX軸上右側で最大で)上
方及び下方を経て左側に行くに従って次第に小さくなっ
ている。この結果1上記の第1の法則によってレンズ2
の右側における接着剤4の表面エネルギが最大で1左側
で最小となりルノズ2のまわりの至る所で、この表面エ
ネルギに差が生じ為該表面エネルギの釣合が破れA不安
定な状態にあることになる。そこで上記の第2の法則に
よって1表面エネルギは小さくなろうとするから為レン
ズ2の右側に貯えられた大きな表面エネルギは上下方向
に放出され、大きい方の表面エネルギが小さい方−即ち
左側に向けて順次移動することになる。そしてレンズ2
の周囲の至る所で表面エネルギが均一と々るような作用
が行われ)接着剤4の表面積がレンズ2の周囲で均一と
なるように接着剤4が矢印りの如く狭い方へと流入し1
この結果レンズ2はS鏡枠1の中心OLに押し出され)
第5図に示すように、レンズ2の光軸Ozは鏡枠1の中
心01に一致し)自動的に尼・出しが行われるのである
。なおこのレンズ2の半径方向の移動が滑らかに行われ
るのは上記したレンズ2の下側に形成された接着剤4の
膜4aが潤滑効果を発揮するだめであると考えられる。
試験の結果)従来の手作業によるで・出し精度よシも良
好々τ・出し精度が得られることが判明した。。
また接着剤4が透明であれば1鏡枠1の内周面1bを黒
色にしておくことにより、光学機器の使用時における乱
反射も防止でき1実川上の問題もない。
また紫外線硬化性の接着剤4が望ましいのは1該接着剤
の注入途中で一部が固化し始めるとレンズ2の2・出し
作用が十分に行われないが1紫外線硬化性であれば為紫
外線の照射をしない限り一般光線によっては固化が開始
せず1接着剤4の固化を自由に制御できるためである。
捷だ嫌気性の接着剤4が望ましいのは・該嫌気性め接着
剤はその表面4bを空気と区断することによって初めて
固化する性質を持っているため為該接着剤の注入途中で
一部が固化し始めることがなく、注入作業が十分に完了
した時点で固化させることができるためである。
なお上記実施例において、接着剤4は透明、紫外線硬化
性かつ嫌気性のものについて説明したが鳥これはこれら
の性質のものに限定されるものではなく)例えば黒色の
接着剤であって)紫外線硬化性)嫌気性以外の性質を備
えたものであってもよい。
本発明は1上記のように構成され)作用するものである
から1接着剤によってレンズの中心)即ち光軸を鏡枠の
中ノしに一致させて自動的に芯出しを行わせ為該接着剤
を固化させるのみでレンズを精度良く鏡枠に固定できる
という画期的な効果が得られ)この結果従来の手作業に
よるレンズの2・出し作業を不要とし為工数の大幅な削
減と作業能率の向上を図ることができる効果がある。寸
だ鏡枠内周面のねじ切り加工及びねじ付リングの不要化
を図ることができるので1カメラ等の光学機器の軽量化
及び生産コストの低減化を図ることができる効果が得ら
れる。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の実施例に係9為第1図は接着剤の注入塗
布工程を示す鏡枠Aレンズ及びノズルの縦断面図1第2
図は接着剤の注入が終了しレンズが接着剤によって浮遊
している状態を示す要部拡大縦断面図1第3図はレンズ
に外力が作用している状態を示す斜視図〜第4図及び第
5図は接着剤による自動芯、出しのメカニズムを示すも
ので1第4図はレンズが鏡枠に対して偏心して載置され
接着剤の表面エネルギが不安定な状態にあって次第に安
定な方向へ向かう経過を示す部分縦断面平面図、第5図
はレンズが鏡枠の中心に移動して心出しが終了し接着剤
の表面エイ、ルギが安定した状態を示す部分縦断面平面
図である。 1は鏡枠N laはレンズ固定用段部、 lbは内周面
、2はレンズS2aは外周、4は接着剤、Cは間隙1F
は外ブハO□は鏡枠の中心、02はレンズの光軸である
。 特許出願人 オリンパス光学工業株式会社代理人 弁理
士 内田和男 第1図 第2図 第4図 第5図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 鏡枠の内周面に形成されたレンズ固定用の段部」二にレ
    ンズを載置し為該レンズの外周面と前記鏡枠の内周面と
    の間に形成される間隙に流動性の接着剤を注入塗布し1
    該接着剤から前記レンズに作用する外力の釣合を利用し
    て該レンズの光軸を前記鏡枠の中心に一致させ1該接新
    剤を固化させて該レンズを該鏡枠に固定するこ−とを特
    徴とする鏡枠とレンズの固定方法。
JP21518482A 1982-12-08 1982-12-08 鏡枠とレンズの固定方法 Pending JPS59104612A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP21518482A JPS59104612A (ja) 1982-12-08 1982-12-08 鏡枠とレンズの固定方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP21518482A JPS59104612A (ja) 1982-12-08 1982-12-08 鏡枠とレンズの固定方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS59104612A true JPS59104612A (ja) 1984-06-16

Family

ID=16668056

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP21518482A Pending JPS59104612A (ja) 1982-12-08 1982-12-08 鏡枠とレンズの固定方法

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JP (1) JPS59104612A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002258129A (ja) * 2001-03-05 2002-09-11 Moritex Corp 耐振性レンズ系および該レンズ系の製造方法
CN103376526A (zh) * 2012-04-16 2013-10-30 鸿富锦精密工业(深圳)有限公司 光通讯模组点胶方法
CN103495524A (zh) * 2013-09-29 2014-01-08 豪威半导体(上海)有限责任公司 一种镜头模组点胶方法
WO2023048964A1 (en) * 2021-09-23 2023-03-30 Corning Incorporated Method and apparatus for applying light to cure adhesives

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