JP2002251769A - 光記録用レンズ組立体及びその製造方法 - Google Patents

光記録用レンズ組立体及びその製造方法

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JP2002251769A
JP2002251769A JP2001050918A JP2001050918A JP2002251769A JP 2002251769 A JP2002251769 A JP 2002251769A JP 2001050918 A JP2001050918 A JP 2001050918A JP 2001050918 A JP2001050918 A JP 2001050918A JP 2002251769 A JP2002251769 A JP 2002251769A
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lens
light guide
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JP2001050918A
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Teruo Sakai
照男 坂井
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Pentax Corp
Original Assignee
Asahi Kogaku Kogyo Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 透過波面収差の増大が抑制されているととも
に未硬化接着剤が残存せず、高精度でレンズ及び間隔環
が固定された光記録用レンズ組立体、及びかかる光記録
用レンズ組立体の製造方法を提供する。 【解決手段】 筒部に複数の貫通孔3が設けられたレン
ズ枠1にレンズ4及び間隔環5が収納され、貫通孔3か
ら注入された光硬化型接着剤50によりレンズ4及び間隔
環5が固定された光記録用レンズ組立体であって、レン
ズ4及び間隔環5とレンズ枠1の内面との間の隙間6に
複数の導光リング部材9が設けられており、導光リング
部材9は導入された光を伝播させるとともに、光硬化型
接着剤50を硬化させるのに十分な光を表面から放出する
ようになっており、もって光硬化型接着剤50が実質的に
完全に硬化している光記録用レンズ組立体。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は光情報記録媒体に情
報を記録したり、記録された情報を再生したりするシス
テムに使用する光記録用レンズ組立体、及びレンズ枠に
レンズ及び間隔環を光硬化型接着剤により高精度に固定
することによりかかるレンズ組立体を製造する方法に関
する。
【0002】
【従来の技術】光ディスク、光磁気ディスク、DVD等
の光情報記録媒体のマスターを作製するシステムに使用
する光記録用レンズ組立体は、凹面及び/又は凸面を有
する複数のレンズを円筒状のレンズ枠に固定した構造を
有する。このようなレンズ組立体の例は、例えば特開平
5-19162号,6-3586号,6-11648号及び6-11649号等に記
載されている。このような光記録用レンズ組立体は、集
光スポット径を小さくして大容量の記録が可能である必
要があり、そのためこれらのレンズの透過波面収差とし
ても、0.05λrms以下という高精度な仕様となることが
要求されている。
【0003】しかしながら、このような複数枚のレンズ
を組み合わせて収差を補正するタイプの光記録用レンズ
組立体は、各レンズの製造において加工誤差を伴うた
め、レンズの調芯が不可欠であり、調芯後のレンズの位
置を正確に維持することも要求されている。したがって
高精度の光記録用レンズ組立体を作製するため、精度に
大きな影響を与えるレンズの固定方法について検討が重
ねられてきた。
【0004】光記録用レンズ組立体のレンズを固定する
方法としては、従来からUV硬化型接着剤等の光硬化型
接着剤を使用してレンズを接着する方法が知られてい
る。かかる方法の一例を、光記録用レンズ組立体の軸線
方向断面図である図16を用いて説明する。まず一端にフ
ランジ部1aを有する円筒形のレンズ枠1の内側に所定
のレンズ4及び間隔環5を取り付け、レンズ枠1の他端
に押さえ環2を螺合する。レンズ枠1の円筒部に設けた
複数の貫通孔3からUV硬化型接着剤を注入し、レンズ
枠1の外側から、光ファイバー52より紫外線(λ=365
nm)を各貫通孔3内のUV硬化型接着剤50に照射し、
硬化させる。UV硬化型接着剤50の硬化により、各レン
ズ4及び各間隔環5はレンズ枠1の内面に固定させる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記方
法には次のような問題があることが分かった。すなわ
ち、注入されたUV硬化型接着剤50のうち、光が照射さ
れた部分50aでは硬化するが、レンズ枠1と各レンズ4
及び間隔環5との隙間であるレンズ調整隙間6に進入し
た部分50bには光が当たらないため、未硬化のUV硬化
型接着剤50が残存してしまう。この進入部分50bの未硬
化接着剤は徐々に広がって、レンズ4と間隔環5との間
からレンズ面に進入したり、あるいは徐々に蒸発してレ
ンズ面に付着し、レンズ4の透過率の低下や透過波面収
差の増大を招くおそれがある。
【0006】さらに、UV硬化型接着剤は紫外線の照射
面近傍から硬化していき、また硬化した部分は紫外線を
吸収する性質がある。図17に、リファレンススライドガ
ラス上で硬化させたUV硬化型接着剤(商品名ロックタ
イト352,ロックタイト(株)製、硬化後の厚さt=1.2
mm)の光透過率曲線の一例を示す。図17から、硬化に
必要なλ=365nm近辺の光が殆ど吸収されて、ごくわ
ずかな透過率しか示さないことが分かる。また硬化部分
の厚さの増大に応じて紫外線の透過率が指数関数的に低
下するため、照射面から離れた未硬化部分を硬化させる
ためには、紫外線の照射時間を長くしなければならな
い。
【0007】このような長時間の照射はレンズ枠やレン
ズ等の温度上昇を招き、結果として各部材の熱膨張率の
差によって歪みを生じ、レンズの位置整度の低下や透過
波面収差の増大という悪影響が現れるといった問題があ
る。
【0008】従って本発明の目的は、透過波面収差の増
大が抑制されているとともに未硬化接着剤が残存せず、
高精度でレンズ及び間隔環が固定された光記録用レンズ
組立体、及び高精度でレンズ及び間隔環を固定すること
により光記録用レンズ組立体を製造する方法を提供する
ことである。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的に鑑み鋭意研究
の結果、本発明者らは、レンズ及び間隔環とレンズ枠と
の間に注入された光硬化型接着剤にレンズ枠の内側から
も光が照射されるようにすることにより、光硬化型接着
剤を実質的に完全に硬化させ、もって未硬化接着剤を実
質的に残存させずにレンズ及び間隔環を固定することが
できること、またかかる方法により得られた光記録用レ
ンズ組立体ではレンズの位置整度が良好であるのみなら
ず透過波面収差の増大が抑制されていることを発見し、
本発明を完成させた。
【0010】すなわち、本発明の光記録用レンズ組立体
は、筒部に複数の貫通孔が設けられたレンズ枠にレンズ
及び間隔環が収納され、前記貫通孔から注入された光硬
化型接着剤により前記レンズ及び前記間隔環が固定され
たもので、前記レンズ及び前記間隔環と前記レンズ枠の
内面との間の隙間に複数の導光リング部材が設けられて
おり、前記導光リング部材は導入された光を伝播させる
とともに、前記光硬化型接着剤を硬化させるのに十分な
光を表面から放出するようになっており、もって前記光
硬化型接着剤が実質的に完全に硬化していることを特徴
とする。
【0011】導光リング部材は光を表面から放出するた
めの部位を有するのが好ましい。導光リング部材の光放
出部位は粗面、凹部、凹凸部、段差及びこれらの組合せ
であるのが好ましい。
【0012】レンズ及び間隔環は環状溝を有し、各導光
リング部材は各環状溝に収容されているのが好ましい。
本発明の好ましい一実施例では、導光リング部材は切れ
目を有する。また環状溝に収容された導光リング部材が
環状溝の底面に密着するように、導光リング部材は環状
溝の内径より僅かに小さな内径を有するのが好ましい。
さらに導光リング部材の外径は前記レンズ及び前記間隔
環の外径よりも大きいのが好ましい。
【0013】導光リング部材は高屈折率樹脂でコートさ
れた光透過性素材からなるのが好ましい。また導光リン
グ部材は照射された紫外線を可視光に変換して放出する
材質からなるのが好ましい。具体的には、導光リング部
材は蛍光アクリル樹脂又は蛍光ガラスからなるのが好ま
しい。また光硬化型接着剤は可視光又は紫外線により硬
化するものが好ましい。
【0014】レンズ枠の貫通孔は、前記光硬化型接着剤
を注入するための第1の貫通孔と、前記導光リング部材
に光照射を行うための第2の貫通孔とからなるのが好ま
しい。第1の貫通孔はレンズの調芯用でもあるのが好ま
しい。
【0015】また本発明の光記録用レンズ組立体の製造
方法は、(1) 導入された光を伝播させるとともに光硬化
型接着剤を硬化させるのに十分な光を表面から放出する
ようになっている複数の導光リング部材を、前記レンズ
及び前記間隔環と前記レンズ枠の内面との間の隙間に設
け、(2) 前記レンズを調芯した後、前記貫通孔から光硬
化型接着剤を注入し、(3) 前記貫通孔から光照射するこ
とにより、前記導光リング部材を介して前記光硬化型接
着剤に光照射を行い、もって前記光硬化型接着剤を実質
的に完全に硬化することを特徴とする。
【0016】本発明の好ましい一実施例では、貫通孔と
して光硬化型接着剤を注入するための第1の貫通孔と、
導光リング部材に光照射を行うための第2の貫通孔とを
使用し、第1の貫通孔に露出する光硬化型接着剤の部分
に直接光照射をして硬化させるとともに、第2の貫通孔
に露出する導光リング部材にも光照射を行い、もって隙
間内で第1の貫通孔に露出していない光硬化型接着剤の
部分も硬化させる。
【0017】
【発明の実施の形態】[1] 光記録用レンズ組立体 (1) 光記録用レンズ組立体の構造 本発明の光記録用レンズ組立体は、筒部に複数の貫通孔
を有する円筒状レンズ枠にレンズ及び間隔環が収納さ
れ、光硬化型接着剤により固定された構造を有してい
る。光硬化型接着剤によって固定されるレンズ及び間隔
環の外周には、導光リング部材が設けられている。以
下、光記録用レンズ組立体の構造を図面を参照して詳細
に説明する。
【0018】図1は、光硬化型接着剤を注入する前の本
発明の第1の実施例による光記録用レンズ組立体を示
す。円筒形のレンズ枠1は一端にフランジ部1aを有
し、他端に押さえ環2を螺合するためのネジ部1bを有
する。レンズ枠1はその円筒部に複数の貫通孔3が形成
されている。
【0019】レンズ枠1内に収容する複数のレンズ4及
び複数の間隔環5はそれぞれ同一の外径を有し、各レン
ズ4及び間隔環5の外径はレンズ枠1の内径より僅かに
小さいために、レンズ4及び間隔環5の外面とレンズ枠
1の内面との間には隙間6が形成される。この隙間6は
レンズ4の調芯用のスペースとして活用する。各レンズ
4及び各間隔環5の外面には少なくとも1つの環状溝8
が設けられている。各環状溝8には導光リング部材9が
収容されている。各環状溝8に各導光リング部材9を装
着した複数のレンズ4及び複数の間隔環5は、レンズ枠
1内に収納されており、レンズ枠1の他端のネジ部1b
に押さえ環2が螺合されている。この実施例では、各環
状溝8は各貫通孔3と半径方向にほぼ整合した位置にあ
る。
【0020】図1のA−A断面図である図2から明らか
なように、各貫通孔3は4つの第1の貫通孔31と、1つ
の第2の貫通孔32とからなる。第1の貫通孔31は、レン
ズ4の調芯の際に調芯ピンを挿入するための貫通孔とし
て利用されるとともに、光硬化型接着剤を注入し、光照
射を行うための貫通孔としても利用されるものである。
一方、第2の貫通孔32は各導光リング部材9に光照射を
行うために利用されるものである。
【0021】(2) 導光リング部材 この実施例では、図2及び図3に示すように、各導光リ
ング部材9は切れ目9aを有する。各導光リング部材9
が環状溝8の内径より僅かに小さな内径を有すると、環
状溝8に収容された導光リング部材9は環状溝8の底面
に密着するので、好ましい。また導光リング部材9の外
径はレンズ4及び間隔環5の外径と同じであるが、光硬
化型接着剤に対する光照射を効率的に行うために導光リ
ング部材9の外径はレンズ4及び間隔環5の外径よりも
大きいのが好ましい。
【0022】図4は、切れ目を有する代わりに凹凸状に
段部10aを有する導光リング部材10を示す。各段部10a
は円周上に等間隔に設けられており、小径部11と大径部
12は交互に連なっている。小径部11の内径は環状溝8の
内径以上であり、また大径部12の外径は円筒状レンズ枠
1の内径以下である。複数の段部10aにより、導光リン
グ部材10は若干拡開自在であるので、切れ目がなくても
各レンズ4及び各間隔環5の環状溝8内に収納すること
ができる。
【0023】導光リング部材9は、貫通孔3を経て導入
された光を減衰することなく伝播するとともに、光硬化
型接着剤を硬化させるのに十分な光量を放出できる必要
がある。このため導光リング部材9は、光の伝播性を改
善するために高屈折率樹脂でコートされた光透過性素材
からなるのが好ましい。この構造により、導入された光
は表面の高屈折率樹脂層で反射し、内部反射を繰り返し
ながら伝播する。またそのままでは外部に光が放出され
ないので、導光リング部材9に光放出部位を設けるのが
好ましい。
【0024】光硬化型接着剤として可視光で硬化する光
硬化型接着剤を使用する場合、導光リング部材9は導入
された紫外線を可視光に変換して放出する材質からなる
のが好ましい。具体的には、導光リング部材は蛍光アク
リル樹脂又は蛍光ガラスからなるのが好ましい。例えば
市販の蛍光ガラスとして、ルミラス−G、ルミラス−
R、ルミラス−B((株)住田光学ガラス製)等が挙げ
られる。具体的には、これらの素材は紫外線の照射によ
り、内部で波長変換(例えばλ=365nm→λ=405n
m)を起こし、可視光に変換することができる。このよ
うな素材からなる導光リング部材9を用いることによ
り、効率良く可視光を放出することができ、さらに放出
される可視光は紫外線よりも低エネルギーであるため、
可視光が照射される部位の温度上昇を抑制することがで
きる。
【0025】内部を伝播する光を放出するために、導光
リング部材9に光放出部位を設ける。光放出部位は、高
屈折率樹脂コーティングを不均一にしたり、導光リング
部材9の表面に平滑でない箇所を設けたりして、光の反
射又は乱反射を起こさせたところである。光放出部位の
具体例として、図5は、導光リング部材9の光放出部位
として凹部15及び凸部16が組合された形状を示し、図6
は、導光リング部材9の光放出部位として粗面を有する
凹部18を示し、図7は導光リング部材9の光放出部位と
して断面三角形状の凹部20を示す。これらの光放出部位
の他に、例えば導光リング部材9の表面を粗面状にした
り、段差を設けたりすることにより、光の放出を容易に
しても良い。
【0026】(3) 光硬化型接着剤 光硬化型接着剤は可視光又は紫外線により硬化する。光
硬化型接着剤は、レンズ4の保護のためガス発生のない
こと、また低エネルギーで速やかに硬化することが望ま
しい。また導光リング部材9として蛍光アクリル樹脂リ
ング又は蛍光ガラスリングを用いた場合、導光された紫
外線が可視光に変換されて放出されるため、可視光で硬
化する光硬化型接着剤を用いる。
【0027】光硬化型接着剤自体は公知であり、一般に
光重合性ポリマー又はオリゴマーであるか、光開始剤及
び/又は光架橋剤を含有する重合性ポリマー又はオリゴ
マーである。このような光硬化型接着剤として、例えば
光硬化型エポキシ樹脂、光硬化型アクリル樹脂、光硬化
型シリコーン樹脂等が挙げられる。また弾性を有するゴ
ム状の光硬化型接着剤を使用することもでき、その場合
にはレンズに歪みを与えることなく、調芯後のレンズの
位置を保持することができる。
【0028】[2] 光記録用レンズ組立体の製造方法 (1) 第1の態様 本発明の方法の第1の態様を、図8〜11を参照して説明
する。この方法は、図1の光記録用レンズ組立体におい
て各レンズ4及び各間隔環5を光硬化型接着剤により固
定するものである。まず図1に示すように、各々の環状
溝8に導光リング部材9を装着した複数のレンズ4及び
複数の間隔環5を円筒状レンズ枠1に順に組み込み、円
筒状レンズ枠1の他端のネジ部1bに押さえ環2を緩く
螺合して、仮締めを行う。ここでは、例えば蛍光アクリ
ル樹脂又は蛍光ガラスからなる導光リング部材9を装着
する場合を例示する。
【0029】次に図8に示すように、各レンズ4の調芯
を行う。このためには、図2に示すように円周方向に90
°ずつ離隔して配置された4つの調芯用貫通孔(第1の
貫通孔)31に調芯ピン40を差込み、マイクロヘッド又は
ピエゾ素子等により調芯ピン40を円筒状レンズ枠1の半
径方向(図8の矢印方向)に動かし、干渉計(図示せ
ず)により透過波面を観察しながら、各レンズ4の調芯
を行う。マイクロヘッド又はピエゾ素子等を用いること
により、サブミクロンの微調整を行うことが可能とな
る。なお調芯ピン40を差し込む調芯用貫通孔31の数は特
に限定される訳ではなく、レンズ4の外径が小さい場合
には3カ所でもよい。
【0030】調芯方法は特に限定されないが、レンズ4
ごとに調芯感度が異なるため、例えば、まず最も感度の
高いレンズを調芯し、徐々に感度の低いレンズを調芯し
ていくのが好ましい。このように粗調から微調という具
合に調芯していくと、比較的容易に高精度で調芯するこ
とができる。
【0031】調芯した後、図9〜図11に示すように、円
筒状レンズ枠1の調芯用貫通孔31から光硬化型接着剤50
を注入する。注入された光硬化型接着剤50は、各調芯用
貫通孔31付近の隙間6に進入するので、貫通孔31に露出
しない部分もある。図11に示すように各調芯用貫通孔
(第1の貫通孔)31及び第2の貫通孔32に光照射を行う
と、各調芯用貫通孔31の部分では、外部から見える光硬
化型接着剤50の部分が直接光照射により硬化するととも
に、貫通孔32より導入された光は導光リング部材9内を
伝播して、矢印で示すようにその周囲に光を放出する
(図10参照)。そのため、注入された光硬化型接着剤50
は、外部から見えない光硬化型接着剤50の部分(隙間6
に進入した部分)を含めて、実質的に完全に硬化する。
光硬化型接着剤50の硬化により、各レンズ4及び各間隔
環5は円筒状レンズ枠1にしっかり固定され、それらの
微調整がずれることはない。
【0032】光照射の方法は特に限定されず、例えば可
視光により硬化する光硬化型接着剤を使用した場合、図
9〜図11に示すように円筒状レンズ枠1の各第1の貫通
孔31に光ファイバー52により可視光を照射するととも
に、第2の貫通孔32に別の光ファイバー53により紫外線
を照射するのが好ましい。光ファイバーを用いて光照射
を行うことにより、光の照射範囲を限定することがで
き、光硬化型接着剤50の周囲の余分な温度上昇を防ぐこ
とができる。また図11に示すように、光ファイバー53の
紫外線を導光リング部材9に集光するために、集光レン
ズ54を介して光照射を行うのが好ましい。
【0033】光照射する第1の貫通孔31及び第2の貫通
孔32の配置は限定的ではなく、例えば図12に示すよう
に、円筒状レンズ枠1に第1の貫通孔31を円周方向等間
隔に3箇所設けるとともに、第2の貫通孔32を1箇所設け
た構造としても良い。
【0034】(2) 第2の態様 本発明の方法の第2の態様を図13及び図14に示す。この
態様では、各々のレンズ4及び間隔環5の各環状溝8
に、それらの外径よりも大きい外径を有する導光リング
部材9を装着するが、それ以外は第1の態様と同じであ
る。このようにレンズ4等よりも大きな外径を有する導
光リング部材9を各環状溝8に装着することにより、光
硬化型接着剤のうち隙間6に進入した部分(貫通孔3か
ら見えない部分)にも光がより到達しやすくなり、未硬
化接着剤の残存をより効果的に抑制することができる。
【0035】(3) 第3の態様 本発明の方法の第3の態様を、光記録用レンズ組立体の
半径方向断面を示す図15を参照して説明する。レンズの
調芯方法等は第1の態様と同じであるが、図15に示すよ
うに、光硬化型接着剤50を、レンズ4(及び間隔環5)
と円筒状レンズ枠1との間のほぼ全周の隙間6に注入す
る点で異なる。光ファイバー52から照射する紫外線を集
光レンズ54により集光した後、導光リング部材9に導入
し、導光リング部材9の全周より可視光を放出させ、光
硬化型接着剤50を硬化させる。この場合、導光リング部
材9の切れ目9aが第2の貫通孔32に面するように、導
光リング部材9を配置するのが好ましい。
【0036】
【発明の効果】以上詳述した通り、円筒状レンズ枠の貫
通孔から注入した光硬化型接着剤は調芯隙間にも進入す
るが、本発明によれば調芯隙間に、導入された光を伝播
させるとともに光硬化型接着剤を硬化させるのに十分な
光を表面から放出するようになっている導光リング部材
を設けるので、導光リング部材から放出された光により
光硬化型接着剤は実質的に完全に硬化している。そのた
め、未硬化接着剤の残存を防止することができ、未硬化
接着剤の悪影響を防止することができる。
【0037】また導光リング部材により、調芯隙間にあ
る光硬化型接着剤の部分を短時間の光照射で硬化させる
ことができ、レンズの位置整度の低下や透過波面収差の
増大を抑制することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の光記録用レンズ組立体の円筒状レン
ズ枠に各レンズ及び各間隔環を収納し、押さえ環で仮止
めした状態を示す軸線方向断面図である。
【図2】 図1のA−A断面図である。
【図3】 導光リング部材の一態様を示す斜視図であ
る。
【図4】 導光リング部材の別の態様を示す斜視図であ
る。
【図5】 導光リング部材に設けた光放出部位の一例を
示す断面図である。
【図6】 導光リング部材に設けた光放出部位の別の例
を示す断面図である。
【図7】 導光リング部材に設けた光放出部位のさらに
別の例を示す断面図である。
【図8】 光記録用レンズ組立体内のレンズを調芯して
いる状態を示す軸線方向断面図である。
【図9】 本発明の光記録用レンズ組立体の貫通孔から
光硬化型接着剤を注入した後光照射をしている状態を示
す軸線方向断面図である。
【図10】 図9の部分拡大断面図である。
【図11】 図9のB−B断面図である。
【図12】 本発明の別の態様による光記録用レンズ組立
体に光硬化型接着剤を注入した後光照射をしている状態
を示す半径方向断面図である。
【図13】 本発明の別の態様による光記録用レンズ組立
体の貫通孔から光硬化型接着剤を注入した後光照射をし
ている状態を示す軸線方向断面図である。
【図14】 図13の部分拡大断面図である。
【図15】 本発明のさらに別の態様による光記録用レン
ズ組立体に光硬化型接着剤を注入した後光照射をしてい
る状態を示す半径方向断面図である。
【図16】 従来の光記録用レンズ組立体の貫通孔から光
硬化型接着剤を注入した後光照射をしている状態を示す
軸線方向断面図である。
【図17】 硬化後の光硬化型接着剤の光透過率曲線を示
すグラフである。
【符号の説明】
1・・・円筒状レンズ枠 1a・・・フランジ部 1b・・・ネジ部 2・・・押さえ環 3・・・貫通孔 31・・・第1の貫通孔 32・・・第2の貫通孔 4・・・レンズ 5・・・間隔環 6・・・調芯用隙間 8・・・環状溝 9,10・・・導光リング部材 10a・・・段部 15・・・凹部 16・・・凸部 18・・・粗面を有する凹部 20・・・断面三角形状の凹部 40・・・調芯用ピン 50・・・光硬化型接着剤 52,53・・・光ファイバー 54・・・集光レンズ

Claims (23)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 筒部に複数の貫通孔が設けられたレンズ
    枠にレンズ及び間隔環が収納され、前記貫通孔から注入
    された光硬化型接着剤により前記レンズ及び前記間隔環
    が固定された光記録用レンズ組立体であって、前記レン
    ズ及び前記間隔環と前記レンズ枠の内面との間の隙間に
    複数の導光リング部材が設けられており、前記導光リン
    グ部材は導入された光を伝播させるとともに、前記光硬
    化型接着剤を硬化させるのに十分な光を表面から放出す
    るようになっており、もって前記光硬化型接着剤が実質
    的に完全に硬化していることを特徴とする光記録用レン
    ズ組立体。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の光記録用レンズ組立体
    において、前記導光リング部材は光を表面から放出する
    ための部位を有することを特徴とする光記録用レンズ組
    立体。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載の光記録用レンズ組立体
    において、前記導光リング部材の光放出部位は粗面、凹
    部、凹凸部、段差及びこれらの組合せであることを特徴
    とする光記録用レンズ組立体。
  4. 【請求項4】 請求項1〜3のいずれかに記載の光記録
    用レンズ組立体において、前記レンズ及び前記間隔環は
    環状溝を有し、各導光リング部材は各環状溝に収容され
    ていることを特徴とする光記録用レンズ組立体。
  5. 【請求項5】 請求項4に記載の光記録用レンズ組立体
    において、前記導光リング部材は切れ目を有することを
    特徴とする光記録用レンズ組立体。
  6. 【請求項6】 請求項4又は5に記載の光記録用レンズ
    組立体において、前記導光リング部材の外径は前記レン
    ズ及び前記間隔環の外径よりも大きいことを特徴とする
    光記録用レンズ組立体。
  7. 【請求項7】 請求項1〜6のいずれかに記載の光記録
    用レンズ組立体において、前記導光リング部材は高屈折
    率樹脂でコートされた光透過性素材からなることを特徴
    とする光記録用レンズ組立体。
  8. 【請求項8】 請求項1〜7のいずれかに記載の光記録
    用レンズ組立体において、前記導光リング部材は照射さ
    れた紫外線を可視光に変換して放出する材質からなるこ
    とを特徴とする光記録用レンズ組立体。
  9. 【請求項9】 請求項8に記載の光記録用レンズ組立体
    において、前記導光リング部材は蛍光アクリル樹脂又は
    蛍光ガラスからなることを特徴とする光記録用レンズ組
    立体。
  10. 【請求項10】 請求項1〜9のいずれかに記載の光記録
    用レンズ組立体において、前記光硬化型接着剤は可視光
    又は紫外線により硬化することを特徴とする光記録用レ
    ンズ組立体。
  11. 【請求項11】 請求項1〜10のいずれかに記載の光記録
    用レンズ組立体において、前記貫通孔は前記光硬化型接
    着剤を注入するための第1の貫通孔と、前記導光リング
    部材に光照射を行うための第2の貫通孔とからなること
    を特徴とする光記録用レンズ組立体。
  12. 【請求項12】 請求項11に記載の光記録用レンズ組立体
    において、前記第1の貫通孔はレンズの調芯用でもある
    ことを特徴とする光記録用レンズ組立体。
  13. 【請求項13】 筒部に複数の貫通孔が設けられたレンズ
    枠にレンズ及び間隔環が収納・固定された光記録用レン
    ズ組立体を製造する方法であって、(1) 導入された光を
    伝播させるとともに光硬化型接着剤を硬化させるのに十
    分な光を表面から放出するようになっている複数の導光
    リング部材を、前記レンズ及び前記間隔環と前記レンズ
    枠の内面との間の隙間に設け、(2) 前記レンズを調芯し
    た後、前記貫通孔から光硬化型接着剤を注入し、(3) 前
    記貫通孔から光照射することにより、前記導光リング部
    材を介して前記光硬化型接着剤に光照射を行い、もって
    前記光硬化型接着剤を実質的に完全に硬化することを特
    徴とする光記録用レンズ組立体の製造方法。
  14. 【請求項14】 請求項13に記載の方法において、前記貫
    通孔として前記光硬化型接着剤を注入するための第1の
    貫通孔と、前記導光リング部材に光照射を行うための第
    2の貫通孔とを使用し、前記第1の貫通孔に露出する前
    記光硬化型接着剤の部分に直接光照射をして硬化させる
    とともに、前記第2の貫通孔に露出する前記導光リング
    部材にも光照射を行い、もって前記隙間内で前記第1の
    貫通孔に露出していない前記光硬化型接着剤の部分も硬
    化させることを特徴とする方法。
  15. 【請求項15】 製造方法13又は14に記載の方法におい
    て、前記導光リング部材は光を表面から放出するための
    部位を有することを特徴とする方法。
  16. 【請求項16】 請求項13〜15のいずれかに記載の方法に
    おいて、前記レンズ及び前記間隔環には環状溝を設け、
    各導光リング部材を各環状溝に収容することを特徴とす
    る方法。
  17. 【請求項17】 請求項16に記載の方法において、切れ目
    を有する導光リング部材を使用し、前記環状溝に収容す
    ることを特徴とする方法。
  18. 【請求項18】 請求項16又は17に記載の方法において、
    前記導光リング部材の外径は前記レンズ及び前記間隔環
    の外径よりも大きいことを特徴とする方法。
  19. 【請求項19】 請求項13〜18のいずれかに記載の方法に
    おいて、前記導光リング部材を高屈折率樹脂でコートさ
    れた光透過性素材により形成することを特徴とする方
    法。
  20. 【請求項20】 請求項13〜19のいずれかに記載の方法に
    おいて、前記導光リング部材を照射された紫外線を可視
    光に変換して放出する材質により形成することを特徴と
    する方法。
  21. 【請求項21】 請求項20に記載のレンズの方法におい
    て、前記導光リング部材を蛍光アクリル樹脂又は蛍光ガ
    ラスにより形成することを特徴とする方法。
  22. 【請求項22】 請求項13〜21のいずれかに記載の方法に
    おいて、前記光硬化型接着剤として可視光又は紫外線に
    より硬化する光硬化型接着剤を使用することを特徴とす
    る方法。
  23. 【請求項23】 請求項14〜22のいずれかに記載の方法に
    おいて、前記第1の貫通孔をレンズの調芯にも使用する
    ことを特徴とする方法。
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