JPS62218913A - レンズ保持装置 - Google Patents

レンズ保持装置

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JPS62218913A
JPS62218913A JP6219886A JP6219886A JPS62218913A JP S62218913 A JPS62218913 A JP S62218913A JP 6219886 A JP6219886 A JP 6219886A JP 6219886 A JP6219886 A JP 6219886A JP S62218913 A JPS62218913 A JP S62218913A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lens
adhesive
expansion
frame
mirror frame
Prior art date
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Pending
Application number
JP6219886A
Other languages
English (en)
Inventor
Noboru Yamada
登 山田
Takeaki Nakamura
剛明 中村
Naoyuki Seo
瀬尾 直行
Toshimasa Akagi
利正 赤木
Kunio Yokoyama
横山 久仁雄
Koji Koda
幸田 好司
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Olympus Corp
Original Assignee
Olympus Optical Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Olympus Optical Co Ltd filed Critical Olympus Optical Co Ltd
Priority to JP6219886A priority Critical patent/JPS62218913A/ja
Publication of JPS62218913A publication Critical patent/JPS62218913A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明はレンズ保持装置に係り、特に、接着剤を介して
レンズを鏡枠に固定保持するレンズ保持装置に関する。
[従来の技術] 従来、接着剤を介してレンズを鏡枠に固定保持させる構
成としては、例えば特開昭60−250315号公報に
開示された技術がある。かかる、技術は、第4図に示す
ごとく、レンズ1を鏡枠2に設けたレンズ支持部3に支
持させた後に、レンズ1の外周面と鏡枠2の内周面との
間に介装される厚層の接着剤4を介して接着固定させる
ものである。5で示すのは、鏡枠lの外周面に嵌装され
た心出し操作用治具で、レンズ1面と係接する心出し操
作部6のベルチャック作用により、レンズ°lの心出し
操作を行ないうるように設定構成されている。なお、第
4図は、光軸見の右側が接着剤4の硬化前の状態の断面
を示すものであり、又、左側が接着剤4硬化後゛の状態
の断面を示すものである、図に示すように、接着剤4の
硬化後においては、心出し操作用治具5は鏡枠2から取
り外されるようになっている。
上記構成によれば、心出しをした状態でレンズ1を鏡枠
2に固定保持しうるちのである。
[発明が解決しようとする問題点] 上記従来技術においては、環境の変化(温度変化)によ
りレンズlがラジアル方向(光軸立と直交する方向)に
膨張した場合でも、接着剤4の変形によりレンズ1の膨
張分を吸収することができる。
しかし、接着剤4は鏡枠2の内周面に硬化固設されてい
るので、その弾性変形量は一定であり、そのため、レン
ズlが接着剤4の弾性変形量を越えて膨張した場合には
、接着剤4の変形のみではレンズ1の膨張を吸収できな
い結果となる。この場合には、レンズlの膨張が鏡枠2
の内周面により阻止されることになり、鏡枠2内周面か
らの反力によりレンズ1に光学歪が生じ光学特性が著し
く低下するという問題点があった。特に、膨張。
収lii量が多く、かつ光学歪の生じ易いプラスチック
レンズにおいてはかかる問題点は顕著であった。
本発明は、上記従来技術の問題点に鑑みなされたもので
あって、レンズが温度変化等によりラジアル方向に大き
く膨張、収縮した場合であっても、レンズに光学歪が生
ずることがないようにしたレンズ保持装とを提供するこ
とを目的とする。
E問題点を解決するための手段] 未発I刃は、レンズを、接着剤を介して鏡枠に固定保持
しうるように構成してなるレンズ保持装置において、第
1図の概念図にて示すごとく、接着剤10の層厚をレン
ズ11の膨張、収縮量を吸収可能な層圧に形設するとと
もに、前記接着剤lOにおけるレンズ保持部の外周面部
12を鏡枠13を接しないように構成したものである。
[作  用] 上記構成においては、レンズ11の膨張の大小にかかわ
りなく、レンズ11の膨張に応じて接着剤10が変形し
、レンズllの膨張が吸収される。
[実 施 例] 以下1図面を用いて本発明の実施例について詳細に説明
する。なお、以下の説明図において、光軸文を中心とし
て左右の構成が異なるものは、光軸見の右側が接着剤の
硬化荊を示し、左側が硬化後を示すものである。
(第1実施例) 第2図(a)は、本発明に係るレンズ保持装置20の第
1の実施例を示すものである0図に示すごとくレンズ保
持装置20は、被保持体であるレンズ21と、レンズ2
1を保持する鏡枠22と、レンズ21を鏡枠22に固定
保持させるための接着剤23と、心出し操作用治具24
とより構成しである。
鏡枠22には、レンズ21を鏡枠22内に落し込んだ際
にレンズ21を支持するためのレンズ支持部25が形設
してあり、このレンズ支持部25によりレンズ21の光
軸方向の位置決めがなされるようになっている。又、鏡
枠22におけるレンズ収納部の内周面にはねじ26が螺
刻してあり、このねじ26に螺合する心出し操作用治具
24を介してレンズ21が心出しされた状態で鏡枠22
内に固定保持されるように構成されている。
レンズ21の外周面には、第2図(b)にて示すごとく
突出7ランジ部27が円周3等配(3等配に限定されず
、又、等配でなくともよい)した位置に3個突出形成し
である、又、第2図(c)にて示すごとく、鏡枠22に
おける収納されるレンズ21の突出フランジ部27と対
応する位置には接着剤注入用の孔28が貫設形成しであ
る。即ち、レンズ21は、鏡枠22の6孔28にレンズ
21の各突出フランジ部27が対応するようにして鏡枠
22内に収納配置され、孔28から注入、充填される接
着剤23を介して鏡枠22に固定保持される構成となっ
ている。接着剤23の層厚は、レンズ21が環境変化に
よる温度変化のために膨張、収縮した場合であっても吸
収しうるように層厚に形設してあり、接着剤23の外周
面23aは、孔28が貫通孔であるところから自由に外
方に変形しうるように設定されている、接着剤23は、
紫外線硬化型のものを用いてあり、孔28内に注入後に
紫外線を照射させることにより硬化されるようになって
いる、接着剤23は、心出し操作用治具24としレンズ
支持部25との間に形成されるレンズ有効径外の空間部
に充填されるようになっている。
心出し操作用治具24には、工具係止用のカニメ孔29
が形設してあり、治具24は、接着剤23が硬化した後
に鏡枠22から取り外すように設定しである。この治具
24を取り外した状態を第2図(a)の光軸文左側の断
面にて示しである。
なお、心出し操作用油A24は、鏡枠22から必ずしも
取り外す必要はなく、接着剤23の硬化後に多少上方に
移動させるか、もしくは、レンズ21の有効径外に心出
し用斜面を形設してその位置に治具24を押し当てるよ
うに設定すれば取り外す必要はない、又、治具24は、
螺着手段にて鏡枠枠2に螺合させであるが、螺着手段に
限定されるものでなく、落し込み手段による場合でもよ
い。
又、上記構成では、レンズ21外周に突出フランジ部2
7を形設した例を示したが、レンズ21は第2図(d)
にて示すごとく突出フランジ部を有しないものにも適用
できるのは勿論である。又、第2図(e)にて示すごと
くレンズ21の有効径外部に、接着剤23回り込み防止
用の凹s30を形設して構成するのも有効である。
次に、上記構成に基づく作用について説明する。
レンズ21を固定する際には、まず、レンズ21を鏡枠
22内に落し込む、この際には、レンズ21の突出フラ
ンジ部27が鏡枠22の孔28と対応するようにセット
する。
次に、心出し操作用治具24を介してレンズ21を心出
しさせて仮固定する。
次に、孔28から紫外線硬化型の接着剤23を注入、充
填し、接着剤23に紫外線を照射させて硬化させる。
接着剤23が硬化した時点で心出し操作用治具24を取
り外す、なお、治具24をと取り外さなくてもよい場合
があるのは、前述したとおりである。
上記構成によれば、レンズ21が環境の変化による温度
変化によって膨張、収縮した場合であっても、層厚の接
着剤23の変形により吸収することができる。しかも、
レンズ21が膨張、収縮するラジアル方向(光軸交と直
交する方向)には、接着剤23の層しか存在しない構成
であるので、レンズ21がラジアル方向に大きく膨張し
た場合であっても、接着剤23のラジアル方向への変位
により吸収することができ、レンズ21に応力が生ずる
ことはない、従って1本実施例の構成によれば、レンズ
21の膨張、収縮によるレンズ21の光学歪の発生を確
実に防止でき、耐環境性の良好な光学系をコンパクトか
つ高品質にて提供できるものである。
(第2実施例) 第3図(a)は、本発明に係るレンズ保持装置20の第
2の実施例を示すものである。
本実施例では、m枠22にレンズ21と同心の環状溝3
2を光軸見方向に適宜深さに形成しである。そして、こ
の環状溝32には、光軸見の右断面図にて示すごとく環
状溝32の溝幅Wよりも薄肉dの接着剤層形成用リング
33が嵌装しであるこの接着剤層形成用リング33は、
外周面が環状構32の大径側内周面と嵌合するようにし
て嵌装してあり、従って、レンズ21外周面21aとリ
ング33内周面との間にはw−dを幅とする環状の空隙
部が形成されるように設定されている、そして、この環
状空隙部には、レンズ21保持用の接着剤23が充填さ
れて硬化されるようになっている。接着剤23は、レン
ズ21の外周面21aと、環状溝32の底部32a及び
側面部32bとに接着固定され、この接着剤23により
レンズ21が鏡枠22に固定保持される構成となってい
る。そして、接着剤23が硬化した後にリング33を取
り外すことにり、左側断面にて示すごとく、接着剤23
の外周面23aと環状溝32の大径側内周面との間に環
状の空間部34が形成されるように設定しである。接着
剤23は、レンズ21を心出し固定した状態で充填する
のであるが、この実施例のレンズ21の場合の心出しは
第4図にて示したベルチャック方式による心出し手段を
用いればよい。
上記構成においては、環状空間部34の存在により、接
着剤23の外周面23aが鏡枠22と接しないので、接
着剤23はレンズ21の膨張に応じてラジアル方向に変
位可攬となる。従って、本実施例においても、レンズ2
1がどのように膨張した場合であっても、レンズ21に
光学歪が生ずることがない、その他の作用、効果は、第
1実施例と同一であるので、その説明を省略する。 な
お、レンズ33.接着剤23の嵌装、充填用の環状溝は
、第3図(a)の形状に限定されるものでなく、例えば
第3図(a)にて示すごとく、リング嵌装部と接着剤充
@部とに段部40を介して分けて構成してもよい、この
ように構成すれば、リング33の嵌装、取り出し操作が
容易となる。
又、第3図(C)にて示すごとく、鏡枠22には接着剤
23充填用の溝32だけを設け、溝32のラジアル方向
外側部にリング位置決め用(嵌装用)の溝41を設けて
この溝41にリング33の下面突出部42を嵌装しうる
ように構成してもよい、この構成の場合には、リング3
3の着脱操作がより容易となる利点がある。
「発明の効果」 以上のように本発明においては、レンズが熱膨張して伸
長する方向には接着剤層だけが存在することになるので
、温度変化に応じて生ずるレンズのあらゆる伸長を確実
に吸収することができる。
その結果、レンズに光学歪が生ずることがなく、光学特
性を常に良好な状態に保持することができる。又、レン
ズ形状や鏡枠形状を複雑に形設させる構成ではないので
1例えばカメラレンズの保持装置として用いてもコンパ
クトかつ廉価なレンズ保持装置として適用できるもので
ある。
【図面の簡単な説明】 第1図は本発明に係る装置の概念図、第2図(a) 、
 (b)  、 (c)  、 (d)  、 (e)
は本発明に係る装置の第1実施例を示す説明図、第3図
(a)。 (b)  、 (C)は本発明に係る装置の第2実施例
を示す説明図、第4図は従来技術の説明図である。 10.23・・・接着剤 11.21・・・レンズ 12.23a・・・接着剤の外表面 13.22・・・鏡枠 第1図 第2図 第2図 (c) 第3図 (b) 第4図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. レンズを、接着剤を介して鏡枠に固定保持しうるように
    構成してなるレンズ保持装置において、前記接着剤の層
    厚をレンズの膨張、収縮量を吸収可能な層厚に形設する
    とともに、前記接着剤におけるレンズ保持部の外周面部
    を前記鏡枠と接しないように構成したことを特徴とする
    レンズ保持装置。
JP6219886A 1986-03-20 1986-03-20 レンズ保持装置 Pending JPS62218913A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6219886A JPS62218913A (ja) 1986-03-20 1986-03-20 レンズ保持装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP6219886A JPS62218913A (ja) 1986-03-20 1986-03-20 レンズ保持装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS62218913A true JPS62218913A (ja) 1987-09-26

Family

ID=13193206

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6219886A Pending JPS62218913A (ja) 1986-03-20 1986-03-20 レンズ保持装置

Country Status (1)

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JP (1) JPS62218913A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH021710U (ja) * 1988-06-17 1990-01-08
JPH04133232U (ja) * 1991-05-28 1992-12-11 富士写真光機株式会社 レンズ鏡筒
JP2002258129A (ja) * 2001-03-05 2002-09-11 Moritex Corp 耐振性レンズ系および該レンズ系の製造方法

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