JP2002258093A - 光ファイバ接続工具 - Google Patents

光ファイバ接続工具

Info

Publication number
JP2002258093A
JP2002258093A JP2001055951A JP2001055951A JP2002258093A JP 2002258093 A JP2002258093 A JP 2002258093A JP 2001055951 A JP2001055951 A JP 2001055951A JP 2001055951 A JP2001055951 A JP 2001055951A JP 2002258093 A JP2002258093 A JP 2002258093A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
optical fiber
fiber connector
pressing
elements
pressing member
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2001055951A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3936145B2 (ja
Inventor
Yasuaki Fujiwara
康晃 藤原
Yukio Hayashi
幸生 林
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujikura Ltd
Original Assignee
Fujikura Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujikura Ltd filed Critical Fujikura Ltd
Priority to JP2001055951A priority Critical patent/JP3936145B2/ja
Publication of JP2002258093A publication Critical patent/JP2002258093A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3936145B2 publication Critical patent/JP3936145B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Mechanical Coupling Of Light Guides (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 光ファイバの調心及び位置決めの精度を従来
品と同様の水準に維持することができ、構造が簡単で操
作性に優れ、しかも軽量で携帯に便利な光ファイバ接続
工具を提供することを目的とする。 【解決手段】 光ファイバ接続器1’を支持する支持部
材31と、光ファイバ接続器1’の素子間に差し込まれ
た際に素子同士を押し広げ光ファイバ62、62の挟持
を解除する楔と、楔を光ファイバ接続器1’の素子間に
差し込む押圧部材32と、ノブ78に与えられた力を増
加させて当該力により押圧部材32を押圧して支持部材
31に向けて移動させる移動部材71とを備え、移動部
材71からの増力により押圧部材32の押し込みバー4
8を前進させることで楔を光ファイバ接続器1’に向け
て前進させ、押し込みバー48を後退させることで楔を
光ファイバ接続器1’より後退させる構成であることを
特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光ファイバ同士を
突き合わせ接続可能に調心位置決めする光ファイバ接続
器を用いて前記光ファイバ同士を突き合わせ接続する際
に好適に用いられる光ファイバ接続工具に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】従来、光ファイバ同士を突き合わせ接続
するための光ファイバ接続器においては、突き合わせた
2本の光ファイバを同一のハウジング内に固定する構造
となっている。このような光ファイバ接続器における位
置決め調心するための構造としては、例えば、(1)精
密細管(以下、マイクロキャピラリーとも称する)内に
その両端から光ファイバを挿入し、該精密細管内でこれ
らの光ファイバの端面同士を突き合わせる構造、(2)
V溝等の案内溝内にその両側から光ファイバを挿入し該
案内溝内でこれらの光ファイバの端面同士を突き合わせ
る構造、(3)3本の精密ロッドあるいは3個の精密ボ
ールの中心に光ファイバを担持して位置決めする構造等
がある。このような光ファイバ接続器においては、一対
の光ファイバは、突き合わされた状態で接着により、あ
るいは機械的な挟持により固定されることで、位置決め
及び調心がなされるようになっている。
【0003】ところで、上述した従来の光ファイバ接続
器では、単に光ファイバをハウジング内に固定する構造
であることから、次のような問題点があった。 (1) 突き合わせた光ファイバと、これらを固定する
ハウジングとの間に熱膨張率の差があるために、温度変
化が生じた際に、この熱膨張率の差により光ファイバの
突き合わせ状態が変化してしまい、その結果、光ファイ
バの接続損失が変動する。 (2) 前記ハウジングにおいては、光ファイバを保持
する際に弾性体が用いられているために、この弾性体が
経年劣化することにより光ファイバの保持力が低下し、
光ファイバの突き合わせ状態が変化することとなり、そ
の結果、接続損失が変動する。
【0004】(3) 光ファイバの接続損失の変動を抑
制する手段を設けた場合、構造が複雑になるとともに、
上述した位置決め調心構造を用いた光ファイバの接続に
手間と時間が掛かり、コストが高くなってしまうおそれ
がある。特に、光ファイバネットワークにおいては、断
線、光部品の故障等の支障が発生した場合、光ファイバ
の接続作業を迅速に行うことが要求されるために、光フ
ァイバを簡単かつ正確に、しかも短時間で接続し得る光
ファイバ接続器の開発が要望されていた。
【0005】図7は、このような要望に答えるべく開発
された従来の単心線用の光ファイバ接続器の一例を示す
斜視図、図8は図7のA−A線に沿う断面図であり、こ
の光ファイバ接続器1は、互いの長手方向を揃えて配置
された二つ割り構造の素子2、2と、素子2、2を両面
から挟むことにより該素子2、2間に挟持力を付与して
光ファイバ(光ファイバ単心線)3、3を挟持、固定す
るコ字状バネ(付勢手段)4とにより構成されている。
この場合、一方及び他方の光ファイバ3、3は、素子
2、2の長手方向の一端側及び他端側において、これら
光ファイバ3、3の裸ファイバ同士が突き合わせられか
つ調心位置決めされた状態で、それぞれ個別に挟持され
ている。
【0006】素子2には、その長手方向に延在するV
溝、U溝等の案内溝2aが形成され、光ファイバ3は、
この案内溝2aの端部から該案内溝2a内に案内されて
素子2の長手方向中央部に形成された調心溝2cに導か
れ、この調心溝2cにおいて素子2、2の長手方向両端
から挿入された光ファイバ3、3の端面同士が精密に調
心位置決めされるようになっている。さらに、この素子
2には複数の開口部2bが、コ字状バネ4には複数の開
口部4aが、それぞれ位置を合わせて光ファイバ接続器
1の長手方向に沿って形成されている。
【0007】この光ファイバ接続器1では、その長手方
向と直交する方向(図中矢印Xの方向)から、例えば、
楔(分離部材)が開口部2b、4a内に差し込まれた場
合には、この楔はコ字状バネ4の付勢力に抗して素子
2、2同士を互いに離間する方向に押し広げる。これに
より、光ファイバ接続器1の長手方向側方からの光ファ
イバ3の挿入、光ファイバ接続器1の長手方向側方への
光ファイバ3の引き抜き、あるいは光ファイバ3の交換
等の作業が容易に達成される。
【0008】しかしながら、上述した従来の光ファイバ
接続器1では、サイズが小さいためにコ字状バネ4を押
し広げる作業が大変であるという問題があり、また、光
ファイバ3挿入時においては、コ字状バネ4を押し広げ
つつ素子2に光ファイバ3を挿入しなければならないた
めに、手間がかかり、作業効率が低下するという問題が
あった。また、楔の押し込み状態によっては、素子2に
歪が生じたり、あるいはコ字状バネ4の挟持力が不安定
になって光ファイバ3の接続精度が低下したり等の不具
合が生じるおそれがあるために、作業には高度の技術を
要し、作業効率を高めることが難しいという問題があっ
た。
【0009】そこで、従来の光ファイバ接続器を用いて
光ファイバ同士を突き合わせ接続する場合に、その作業
を簡便かつ短時間に行うことのできる光ファイバ接続工
具が提案され、実用に供されている。図9は、この種の
光ファイバ接続工具10の一例を示す平面図、図10は
同一部破断側面図であり、図において、11は支持機
構、12は楔(分離部材)、13は押圧機構、14はホ
ルダ保持台、15は押付力印加機構、16は光ファイバ
ホルダ、17はベースである。支持機構11は、多心線
用の光ファイバ接続器1’を光ファイバ接続工具10内
の所定位置に支持するためのもので、ベース17の中央
部に設けられており、支持台21と、支持台21上に形
成された溝22内に光ファイバ接続器1’を載置・固定
するための図示しない保持蓋とを備えた構成である。
【0010】楔12は、縦断面が楔形状かつ横断面が矩
形状の複数の刃体が一体に形成されたもので、各刃体は
光ファイバ接続器1’の開口部2b各々に対応して配置
されている。そして、光ファイバ接続器1’の長手方向
と直交する方向から開口部2bを通して素子2、2間に
差し込まれた際に、コ字状バネ4の付勢力に抗して素子
2、2同士を互いに離間する方向に押し広げるためのも
のである。押圧機構13は、支持機構11に隣接して設
けられたもので、支持機構11に対して進退自在な移動
台23と、該移動台23に設けられて楔12を取り付け
るための楔取付台24と、移動台23を支持機構11に
対して進退させるレバー25及び図示しない駆動機構と
により構成されている。
【0011】ホルダ保持台14は、支持機構11の両側
に設けられたもので、長方形板状の光ファイバホルダ1
6が着脱自在に載置される。押付力印加機構15は、レ
バーを操作することによりホルダ保持台14を支持機構
11に対して近接・離間させるもので、バネ26の付勢
力により光ファイバホルダ16に支持された光ファイバ
3に突き合わせ力を付与する構成である。光ファイバホ
ルダ16は、光ファイバ3をクランプ支持するものであ
る。
【0012】この光ファイバ接続工具10を用いて光フ
ァイバ3、3同士を突き合わせ接続するには、まず、光
ファイバ接続器1’を支持台21の溝22に載置し、該
光ファイバ接続器1’上を図示しない保持蓋で覆うこと
で、光ファイバ接続器1’を保持・固定する。次いで、
楔12を所定位置に移動させ、レバー25を図10中時
計回り方向に回転させて移動台23を支持機構11に向
かって前進させる。この際に、楔12が光ファイバ接続
器1’の長手方向と直交する方向から開口部2bを通し
て素子2、2間に差し込まれ、コ字状バネ4の付勢力に
抗して素子2、2同士を互いに離間する方向に押し広げ
ることになる。さらにレバー25を時計回り方向に所定
位置まで回転させると、楔12は素子2、2間の所定深
さまで挿入される。
【0013】一方、双方のホルダ保持台14それぞれ
に、光ファイバ3をクランプ支持した光ファイバホルダ
16を載置し、押付力印加機構15のレバーを操作して
各ホルダ保持台14を支持機構11に対して近接させ
る。この際に、クランプ支持された光ファイバ3の裸フ
ァイバは、光ファイバ接続器1’の長手方向の両端部か
ら素子2、2間に挿入され、これら裸ファイバ同士が調
心溝2cにて互いに突き合わされる。さらに、各ホルダ
保持台14を支持機構11に対して近接させると、この
突き合わせ状態の光ファイバ3、3間にバネ26の付勢
力により突き合わせ力が付与される。この状態を維持し
たまま、レバー25を図10中反時計回り方向に回転さ
せて移動台23を支持機構11から後退させる。この
際、楔12は移動台23と共に後退して光ファイバ接続
器1’から引き抜かれるので、光ファイバ3、3同士は
調心かつ突き合わされた状態でコ字状バネ4の付勢力に
より保持・固定される。このように、光ファイバ接続工
具10を用いて光ファイバ3、3同士を突き合わせ接続
することができる。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来の光フ
ァイバ接続工具では、光ファイバ3の調心及び位置決め
の精度の向上、作業性の向上、作業時間の短縮等を図る
ことができるものの、工具全体が大型であり、機構も複
雑であることから、作業現場への移動を簡単に行うこと
ができないという問題点があった。特に、利用者の建屋
内に設置された光通信機器等において光ファイバ同士の
突き合わせ接続を行う場合、用いられる光ファイバ接続
工具に対しては、 (1)光ファイバの調心及び位置決めの精度を従来品と
同様の水準に維持することができること (2)構造が簡単で操作性に優れていること (3)軽量で携帯に便利であること 等を満たす必要があるが、従来の光ファイバ接続工具で
は(1)〜(3)の要求を同時に満たすことは難しい。
さらに、従来の光ファイバ接続器では、接続心数が増加
するにしたがってコ字状バネのバネ圧が大きくるため
に、接続心数の増加に伴って楔を挿入する力が必要にな
る。例えば、単心用の光ファイバ接続器と8心用の光フ
ァイバ接続器とでは、楔を挿入する力の大きさが全く異
なったものとなる。
【0015】本発明は、上記の事情に鑑みてなされたも
のであって、特に、多心用の光ファイバ接続器の楔を挿
入する力を増大するために用いられ、光ファイバの調心
及び位置決めの精度を従来品と同様の水準に維持するこ
とができ、構造が簡単で操作性に優れ、しかも軽量で携
帯に便利な光ファイバ接続工具を提供することを目的と
する。
【0016】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明は次の様な光ファイバ接続工具を採用した。
すなわち、請求項1記載の光ファイバ接続工具は、二つ
割り構造の素子を互いの長手方向を揃えて配置しかつ付
勢手段により互いが近接する方向に付勢され、かつ該素
子の長手方向の一端側及び他端側においてそれぞれ個別
に一方及び他方の光ファイバを該素子間に挟持してこれ
ら光ファイバ同士を突き合わせ接続可能に調心位置決め
する光ファイバ接続器を用い、前記光ファイバ同士を突
き合わせ接続する際に用いられる光ファイバ接続工具で
あって、前記光ファイバ接続器を支持する支持部材と、
前記光ファイバ接続器の長手方向と直交する方向から前
記素子間に差し込まれた際に前記付勢手段の付勢力に抗
して前記素子同士を互いに離間する方向に押し広げるこ
とにより、前記光ファイバの挟持を解除する分離部材
と、前記分離部材を前記光ファイバ接続器に向けて押圧
し前記素子間に差し込む押圧部材と、操作子を有し、該
操作子に与えられた力を増加させて当該力により前記押
圧部材を押圧して前記支持部材に向けて移動させる移動
手段とを備え、該移動手段により前記押圧部材への押圧
力を増加させて該押圧力により前記支持部材を前進させ
ることで前記分離部材を前記光ファイバ接続器に向けて
前進させ、前記押圧部材を前記支持部材に対して後退さ
せることで前記分離部材を前記光ファイバ接続器より後
退させる構成であることを特徴とする。
【0017】この光ファイバ接続工具では、支持部材に
光ファイバ接続器を載置し、操作子に力を加えることで
該操作子に与えられた力を増加させ、この増力した力に
より前記押圧部材を押圧して前記支持部材に対して前進
させると、該押圧部材に固定された前記分離部材は光フ
ァイバ接続器の長手方向と直交する方向から開口部を通
して素子間に差し込まれ、付勢手段の付勢力に抗して素
子同士を互いに離間する方向に押し広げる。さらに該押
圧部材を所定位置まで前進させると、該分離部材は素子
間の所定深さまで挿入される。
【0018】次いで、光ファイバ接続器の長手方向の両
端部から光ファイバを素子間に挿入し、これら光ファイ
バ同士を互いに突き合わせる。この状態を維持したま
ま、前記移動手段を前記押圧部材に対して非接触状態と
し、その後、前記押圧部材を所定位置まで後退させる
と、前記分離部材は押圧部材と共に後退し光ファイバ接
続器から引き抜かれる。この時、光ファイバ同士は調心
かつ突き合わされた状態で付勢手段の付勢力により保持
・固定される。このように、前記移動手段及び前記押圧
部材を用いた簡単な構成で、しかも操作子に力を加える
ことで前記押圧部材に加わる力を増加させることによ
り、光ファイバ同士の調心及び突き合わせ接続を短時間
で、しかも容易に行うことが可能になる。
【0019】請求項2記載の光ファイバ接続工具は、請
求項1記載の光ファイバ接続工具において、前記移動手
段は、前記押圧部材に近接して配置され、該押圧部材の
進退方向に対して垂直に配置された軸と、当該軸の回り
に回動自在とされた偏心カムと、該偏心カムを回動させ
る操作子であるノブとを備え、前記偏心カムを回動させ
て該偏心カムに接触する前記押圧部材を前記支持部材に
対して前進させることで前記分離部材を前記光ファイバ
接続器に向けて前進させ、前記偏心カムを前記押圧部材
に対して非接触状態とし、前記押圧部材を前記支持部材
に対して後退させることで前記分離部材を前記光ファイ
バ接続器より退避させる構成であることを特徴とする。
【0020】この光ファイバ接続工具では、ノブをその
軸線の回りに回動させて当該ノブに接触または固定され
た偏心カムをその軸線の回りに回動させることにより、
該偏心カムに接触する前記押圧部材を該偏心カムの回動
の度合いに応じて前記支持部材に向かって前進させる。
これにより、前記押圧部材に固定された前記分離部材
は、それに加わる力がノブにより生じた力により更に増
加され、開口部を通して素子間に差し込まれて付勢手段
の付勢力に抗して素子同士を互いに離間する方向に容易
に押し広げ、素子間の所定深さまで挿入される。
【0021】その後、光ファイバを素子間に挿入して光
ファイバ同士を互いに突き合わせ、前記偏心カムを前記
押圧部材に対して後退させて非接触状態とし、その後、
前記押圧部材を所定位置まで後退させる。これにより、
前記分離部材は光ファイバ接続器から引き抜かれ、光フ
ァイバ同士を調心かつ突き合わされた状態で付勢手段の
付勢力により保持・固定される。このように、押圧部材
に接触する偏心カムを回動させるだけの簡単な構成で、
しかも僅かな力を加えるだけで、光ファイバ同士の調心
及び突き合わせ接続を短時間で、しかも容易に行うこと
が可能になる。
【0022】請求項3記載の光ファイバ接続工具は、請
求項1または2記載の光ファイバ接続工具において、前
記移動手段を着脱自在としたことを特徴としている。
【0023】この光ファイバ接続工具では、前記移動手
段を着脱自在としたことにより、光ファイバ接続器のサ
イズに合わせて、少なくとも偏心カムの大きさが異なる
移動手段を複数種類用意することで、前記分離部材の挿
入深さを最適な深さに調整することが可能になる。これ
により、作業現場において、サイズが異なる複数種類の
光ファイバ接続器を適宜用いる必要がある様な場合にお
いても、各光ファイバ接続器における前記分離部材の挿
入深さを最適な深さに調整され、光ファイバ同士の調心
及び突き合わせ接続の精度が向上する。
【0024】
【発明の実施の形態】本発明の光ファイバ接続工具の一
実施形態について図面に基づき説明する。図1は本発明
の一実施形態の多心線用の光ファイバ接続工具を示す分
解斜視図、図2は同平面図、図3は図2のB−B線に沿
う断面図、図4は図2のC−C線に沿う断面図であり、
これらの図において、図7〜図10と同一の構成要素に
は同一の符号を付し説明を省略する。
【0025】これらの図において、31は多心線用の光
ファイバ接続器1’(ここでは4心線を用いた)を支持
する支持部材、32は楔(分離部材)12を光ファイバ
接続器1’に向けて押圧し素子2、2間に差し込む押圧
部材、34は押圧部材32の外側に設けられたプレート
である。また、61、61は支持部材31の両側に設け
られて多心線の光ファイバ62、62を互いに突き合わ
せた状態で固定する光ファイバ多心線用の固定部材、6
3は多心線の光ファイバ62を固定する光ファイバホル
ダ、71は押圧部材に隣接して設けられた移動部材(移
動手段)である。なお、光ファイバ接続工具を構成する
支持部材31、押圧部材32、プレート34、固定部材
61、61及び移動部材71は矩形板状のベース81上
に搭載されている。
【0026】支持部材31は、光ファイバ接続器1’を
光ファイバ接続工具内の所定位置に支持するためのもの
で、ベース71の中央部に設けられた支持台41と、支
持台41の両側に設けられた板部42、42とにより構
成されている。支持台41は、光ファイバ接続器1’を
載置するためのもので、矩形厚板状の本体の上面には光
ファイバ接続器1’を載置するための溝43が形成され
ている。ここでは、光ファイバ接続器1’は、素子2、
2の開口部2b及び素子2、2を付勢するコ字状バネ4
の開口部4aが楔12に対向するように載置され、溝4
3内に安定した状態で支持される。
【0027】押圧部材32は、楔12を光ファイバ接続
器1’の開口部2bに向けて押圧し素子2、2間に差し
込むもので、支持台41に形成された開口部45内を摺
動する矩形板状の板部46と、該板部46の他端部にネ
ジ47等で固定された押し込みバー48とにより構成さ
れている。この板部46の光ファイバ接続器1’に対向
する端面の所定位置には楔12が設けられている。
【0028】固定部材61は、光ファイバ62に外方か
ら突き合わせ力を付与した状態で固定するもので、その
上面には、その長手方向に沿って傾斜する溝64が形成
され、この溝64には、光ファイバホルダ63を支持部
材31に向けて押圧・固定するためのバネ(付勢手段)
65が設けられている。バネ65は、その端部に設けら
れた押圧片66が該バネ65の付勢力により溝64に形
成されたスリット67を支持部材31に向かって移動し
光ファイバホルダ63の端面を押圧することにより、該
光ファイバホルダ63を溝64内に固定する。同時に、
多心線の光ファイバ62に突き合わせ力が付与され、光
ファイバ62、62同士が突き合わせ接続される。
【0029】移動部材71は、押圧部材32に近接して
設けられたもので、ベース81に着脱自在とされてい
る。この移動部材71は、ベース81上にネジ72によ
り固定された箱型状のブロック73と、このブロック7
3を上下方向(ベース81の上面に垂直な方向)に貫通
する軸穴74内に配置されて押圧部材32の進退方向に
対して垂直とされた軸75と、ブロック73内に軸穴7
4と直交するように形成された偏心カム収納用の凹部7
6に配置され前記軸75に嵌め込まれて固定された偏心
カム77と、前記軸75の上端部に同軸的に設けられて
外部より力を付与するノブ78とにより構成されてい
る。
【0030】偏心カム77は、全体形状が略長円状の板
部からなるもので、この板部の一方の焦点近傍の位置に
前記軸75が貫通した状態で固定されることで、この軸
75の回りに偏心した状態で回動するようになってい
る。これにより、この偏心カム77を回動させること
で、その外周面に接触する押し込みバー48が偏心カム
77によって押されて前進し、その結果、板部46に固
定された楔12が光ファイバ接続器1’の開口部2bに
向けて押圧されることになる。
【0031】そして、偏心カム77と押し込みバー48
との位置関係は、押し込みバー48がプレート34側に
引き出された状態では、偏心カム77の周縁部のうち軸
75からの距離が最も短い部分が押し込みバー48に接
触した状態とされ、押し込みバー48が光ファイバ接続
器1’側に押し込まれた状態では、偏心カム77の周縁
部のうち軸75からの距離が最も長い部分が押し込みバ
ー48に接触した状態とされるように、その位置が調整
されている。
【0032】この移動部材71は、ノブ78は大径であ
るが、これと一体とされた偏心カム77はこれより小径
である。したがって、ノブ78の回転力が偏心カム77
では増大することになる。この移動部材71は、ブロッ
ク73をベース81上にネジ72によりネジ止めするこ
とで容易に固定され、また、ネジ72を外すことによ
り、容易にベース81から取り外すことができる。ま
た、軸75を偏心カム77に嵌め込む構成とする替わり
に、軸75と偏心カム77とを一体化した構成としても
よい。
【0033】この光ファイバ接続工具を用いて光ファイ
バ62、62同士を突き合わせ接続するには、まず、こ
の光ファイバ接続工具を水平に定置し、光ファイバ接続
器1’を支持台41の溝43に載置することで、光ファ
イバ接続器1’を保持・固定する。これにより、光ファ
イバ接続器1’は支持部材31の所定位置に所定の向き
で保持されることとなる。
【0034】次いで、移動部材71及び押圧部材32を
作動させることにより楔12を光ファイバ接続器1’の
素子2、2間に差し込む。ここでは、予め、押し込みバ
ー48をプレート34側に引き出しておく。それに伴っ
て、偏心カム77は、その周縁部のうち軸75からの距
離が最も短い部分が押し込みバー48に接触した状態と
なる。
【0035】次に、ノブ78を、例えば手動でその軸線
の回りに時計回り(図2中矢印方向)に回動させて、こ
のノブ78に一体化された偏心カム77をその軸75の
回りに回動させ、この偏心カム77に接触する押し込み
バー48を支持部材31に向かって前進させる。このよ
うに、移動部材71を用いて押し込みバー48を押し込
むことで、板部46を溝43に向かって摺動させ、図5
に示すように、それに固定された楔12を所定位置、す
なわち光ファイバ接続器1’の開口部2bに近接する位
置に移動させる。その後、押し込みバー48をさらに押
し込むことで板部46を溝43に向かって前進させる。
【0036】この際に、図6に示すように、楔12が光
ファイバ接続器1’の長手方向と直交する方向から開口
部2bを通して素子2、2間に差し込まれ、コ字状バネ
4の付勢力に抗して素子2、2同士を互いに離間する方
向に押し広げることになる。さらに押し込みバー48を
押し込むと、楔12は素子2、2間の所定深さまで挿入
される。
【0037】この場合、楔12と支持台41との間にク
リアランスが在ると、楔12の刃体が光ファイバ接続器
1’の長手方向と直交する方向から開口部2bを通して
素子2、2間に差し込まれる際に、板部46が支持台4
1に対して僅かにスライドしつつ前進することでクリア
ランスが解消される。また、楔12を素子2、2間に挿
入する際に、素子2、2が位置ずれを起こしていて開口
部2bの向きが正規の位置からずれていたり、あるいは
素子2、2が傾いていたり等の不具合が生じていた場
合、楔12は素子2、2間への挿入が阻害されるので、
光ファイバ接続器1’を再度支持台41の溝43に載置
し直すことで作業をやり直すことができる。
【0038】次いで、光ファイバ62の裸ファイバを光
ファイバ接続器1’の長手方向の両端部から素子2、2
間に挿入し、これら裸ファイバ同士を調心溝2cにて互
いに突き合わせる。この状態で光ファイバ62にその長
手方向から突き合わせ力fを付与して撓ませ、この状態
で固定部材61に固定する。この時、該光ファイバ62
にはこの撓みを元の直線の状態に戻そうとする復帰力が
働くため、この復帰力が光ファイバ62の突き合わせ力
となる。
【0039】この状態を維持したまま、押し込みバー4
8を後退させて板部46を溝43から後退させる。この
際、楔12は板部46と共に後退して光ファイバ接続器
1’から引き抜かれるので、光ファイバ62、62の裸
ファイバ同士は調心かつ突き合わされた状態でコ字状バ
ネ4の付勢力により保持・固定される。このように、本
実施形態の光ファイバ接続工具を用いて光ファイバ6
2、62同士を突き合わせ接続することができる。
【0040】本実施形態の光ファイバ接続工具によれ
ば、移動部材71を作動させて押圧部材32を支持部材
31に対して進退させるだけの簡単な操作で、光ファイ
バ62、62同士の調心及び突き合わせ接続を容易に行
うことができる。しかも、光ファイバ62、62の調心
及び位置決めの精度を従来品と同様の水準に維持するこ
とができる。
【0041】また、この光ファイバ接続工具は、支持部
材31と、楔12を有する押圧部材32と、光ファイバ
多心線用の固定部材61と、移動部材71とを備えた構
成としたので、構造が簡単で、しかも軽量で携帯に便利
なものとなる。また、構造が簡単なものであることか
ら、その操作性も容易なものとなる。
【0042】また、少なくとも偏心カム77の大きさが
異なる移動部材71を、光ファイバ接続器のサイズに合
わせて複数種類用意すれば、楔12の挿入深さを最適な
深さに調整することができる。したがって、作業現場に
おいて、サイズが異なる複数種類の光ファイバ接続器を
適宜用いる必要がある様な場合においても、常に、各光
ファイバ接続器における楔12の挿入深さを最適な深さ
に調整することができ、光ファイバ同士の調心及び突き
合わせ接続の精度を向上させることができる。
【0043】以上、本発明の光ファイバ接続工具の一実
施形態について図面に基づき説明してきたが、具体的な
構成は上記実施形態に限定されるものではなく、本発明
の要旨を逸脱しない範囲で設計の変更等が可能である。
例えば、移動部材71における偏心カム77やノブ78
の形状や大きさ、支持部材31及び押圧部材32の形状
や大きさ、楔12の形状や数、固定部材61の取付位置
等は、必要に応じて適宜変更可能である。
【0044】
【発明の効果】以上説明した様に、本発明の請求項1記
載の光ファイバ接続工具によれば、光ファイバ接続器を
支持する支持部材と、前記光ファイバ接続器の長手方向
と直交する方向から前記素子間に差し込まれた際に前記
付勢手段の付勢力に抗して前記素子同士を互いに離間す
る方向に押し広げることにより、前記光ファイバの挟持
を解除する分離部材と、前記分離部材を前記光ファイバ
接続器に向けて押圧し前記素子間に差し込む押圧部材
と、操作子を有し、該操作子に与えられた力を増加させ
て当該力により前記押圧部材を押圧して前記支持部材に
向けて移動させる移動手段とを備えたので、操作子によ
り得られた増力により前記押圧部材を押圧して移動部材
を作動させて押圧部材を支持部材に対して進退させるだ
けの簡単な操作で、しかも僅かな力を加えるだけで、光
ファイバ同士の調心及び突き合わせ接続を容易に行うこ
とができる。しかも、光ファイバの調心及び位置決めの
精度を従来品と同様の水準に維持することができる。
【0045】また、この光ファイバ接続工具によれば、
支持部材と、分離部材と、押圧部材と、移動部材とを備
えた構成としたので、構造が簡単で、しかも軽量で携帯
に便利である。また、構造が簡単なものであるから、そ
の操作性も容易であり、保守管理も容易である。
【0046】請求項2記載の光ファイバ接続工具によれ
ば、前記移動手段は、前記押圧部材に近接して配置さ
れ、該押圧部材の進退方向に対して垂直に配置された軸
と、当該軸の回りに回動自在とされた偏心カムと、該偏
心カムを回動させる操作子であるノブとを備え、前記偏
心カムを回動させて該偏心カムに接触する前記押圧部材
を前記支持部材に対して前進させることで前記分離部材
を前記光ファイバ接続器に向けて前進させ、前記偏心カ
ムを前記押圧部材に対して非接触状態とし、前記押圧部
材を前記支持部材に対して後退させることで前記分離部
材を前記光ファイバ接続器より退避させる構成としたの
で、押圧部材に接触する偏心カムを回動させるという簡
単な動作で、光ファイバ同士の調心及び突き合わせ接続
を短時間で、しかも容易に行うことができる。
【0047】請求項5記載の光ファイバ接続工具によれ
ば、前記移動手段を着脱自在としたので、光ファイバ接
続器のサイズに合わせて、少なくとも偏心カムの大きさ
が異なる移動手段を複数種類用意することで、前記分離
部材の挿入深さを最適な深さに調整することができる。
したがって、作業現場においてサイズが異なる複数種類
の光ファイバ接続器を適宜用いる必要がある様な場合に
おいても、前記分離部材の挿入深さを最適な深さに容易
に調整することができ、光ファイバ同士の調心及び突き
合わせ接続の精度を向上させることができる。
【0048】以上により、移動部材を作動させて押圧部
材を支持部材に対して進退させるだけの簡単な操作で、
光ファイバ同士の調心及び位置決めの精度を従来品と同
様の水準に維持することができ、構造が簡単で操作性に
優れ、しかも軽量で携帯に便利な光ファイバ接続工具を
提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施形態の多心線用の光ファイバ
接続工具を示す分解斜視図である。
【図2】 本発明の一実施形態の多心線用の光ファイバ
接続工具を示す平面図である。
【図3】 図2のB−B線に沿う断面図である。
【図4】 図2のC−C線に沿う断面図である。
【図5】 本発明の一実施形態の多心線用の光ファイバ
接続工具の楔の動作を示す断面図である。
【図6】 本発明の一実施形態の多心線用の光ファイバ
接続工具の楔の動作を示す断面図である。
【図7】 従来の単心線用の光ファイバ接続器の一例を
示す斜視図である。
【図8】 従来の単心線用の光ファイバ接続器の一例を
示す縦断面図である。
【図9】 従来の光ファイバ接続工具の一例を示す平面
図である。
【図10】 従来の光ファイバ接続工具の一例を示す一
部破断側面図である。
【符号の説明】
1、1’…光ファイバ接続器、2…素子、2a…案内
溝、2b…開口部、2c…調心溝、3…光ファイバ(光
ファイバ単心線)、4…コ字状バネ(付勢手段)、4a
…開口部、11…支持機構、12…楔(分離部材)、1
3…押圧機構、14…ホルダ保持台、15…押付力印加
機構、16…光ファイバホルダ、17…ベース、21…
支持台、22…溝、23…移動台、24…楔取付台、2
5…レバー、26…バネ、31…支持部材、32…押圧
部材、34…プレート、41…支持台、42…板部、4
3…溝、45…開口部、46…板部、47…ネジ、48
…押し込みバー、61…固定部材、62…光ファイバ
(光ファイバ多心線)、63…光ファイバホルダ、64
…溝、65…バネ(付勢手段)、66…押圧片、67…
スリット、71…移動部材(移動手段)、72…ネジ、
73…ブロック、74…軸穴、75…軸、76…凹部、
77…偏心カム、78…ノブ、81…ベース。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 二つ割り構造の素子(2、2)を互いの
    長手方向を揃えて配置しかつ付勢手段(4)により互い
    が近接する方向に付勢され、かつ該素子の長手方向の一
    端側及び他端側においてそれぞれ個別に一方及び他方の
    光ファイバ(62、62)を該素子間に挟持してこれら
    光ファイバ同士を突き合わせ接続可能に調心位置決めす
    る光ファイバ接続器(1’)を用い、前記光ファイバ同
    士を突き合わせ接続する際に用いられる光ファイバ接続
    工具であって、 前記光ファイバ接続器を支持する支持部材(31)と、 前記光ファイバ接続器の長手方向と直交する方向から前
    記素子間に差し込まれた際に前記付勢手段の付勢力に抗
    して前記素子同士を互いに離間する方向に押し広げるこ
    とにより、前記光ファイバの挟持を解除する分離部材
    (12)と、 前記分離部材を前記光ファイバ接続器に向けて押圧し前
    記素子間に差し込む押圧部材(32)と、 操作子を有し、該操作子に与えられた力を増加させて当
    該力により前記押圧部材を押圧して前記支持部材に向け
    て移動させる移動手段(71)とを備え、 該移動手段により前記押圧部材への押圧力を増加させて
    該押圧力により前記支持部材を前進させることで前記分
    離部材を前記光ファイバ接続器に向けて前進させ、前記
    押圧部材を前記支持部材に対して後退させることで前記
    分離部材を前記光ファイバ接続器より後退させる構成で
    あることを特徴とする光ファイバ接続工具。
  2. 【請求項2】 前記移動手段は、前記押圧部材に近接し
    て配置され、該押圧部材の進退方向に対して垂直に配置
    された軸(75)と、当該軸の回りに回動自在とされた
    偏心カム(77)と、該偏心カムを回動させる操作子で
    あるノブ(78)とを備え、 前記偏心カムを回動させて該偏心カムに接触する前記押
    圧部材を前記支持部材に対して前進させることで前記分
    離部材を前記光ファイバ接続器に向けて前進させ、前記
    偏心カムを前記押圧部材に対して非接触状態とし、前記
    押圧部材を前記支持部材に対して後退させることで前記
    分離部材を前記光ファイバ接続器より退避させる構成で
    あることを特徴とする請求項1記載の光ファイバ接続工
    具。
  3. 【請求項3】 前記移動手段は、着脱自在とされている
    ことを特徴とする請求項2または3記載の光ファイバ接
    続工具。
JP2001055951A 2001-02-28 2001-02-28 光ファイバ接続工具 Expired - Fee Related JP3936145B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001055951A JP3936145B2 (ja) 2001-02-28 2001-02-28 光ファイバ接続工具

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001055951A JP3936145B2 (ja) 2001-02-28 2001-02-28 光ファイバ接続工具

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2002258093A true JP2002258093A (ja) 2002-09-11
JP3936145B2 JP3936145B2 (ja) 2007-06-27

Family

ID=18916057

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001055951A Expired - Fee Related JP3936145B2 (ja) 2001-02-28 2001-02-28 光ファイバ接続工具

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3936145B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1596230A1 (en) * 2003-02-17 2005-11-16 Sumitomo Electric Industries, Ltd. Optical fiber connecting tool
JP2008046219A (ja) * 2006-08-11 2008-02-28 Fujikura Ltd ファイバホルダ

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0996736A (ja) * 1995-09-29 1997-04-08 Fujikura Ltd 光ファイバ接続器の開閉装置
JPH0996735A (ja) * 1995-09-29 1997-04-08 Fujikura Ltd 光ファイバ接続工具
JPH10123347A (ja) * 1996-10-16 1998-05-15 Furukawa Electric Co Ltd:The 光ファイバメカニカルスプライス装置およびその光ファイバ接続用作業工具
JPH10319267A (ja) * 1997-05-16 1998-12-04 Fujikura Ltd 光ファイバ接続工具
JP2000147316A (ja) * 1998-11-17 2000-05-26 Hitachi Cable Ltd 光ファイバ突合わせ接続用工具

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0996736A (ja) * 1995-09-29 1997-04-08 Fujikura Ltd 光ファイバ接続器の開閉装置
JPH0996735A (ja) * 1995-09-29 1997-04-08 Fujikura Ltd 光ファイバ接続工具
JPH10123347A (ja) * 1996-10-16 1998-05-15 Furukawa Electric Co Ltd:The 光ファイバメカニカルスプライス装置およびその光ファイバ接続用作業工具
JPH10319267A (ja) * 1997-05-16 1998-12-04 Fujikura Ltd 光ファイバ接続工具
JP2000147316A (ja) * 1998-11-17 2000-05-26 Hitachi Cable Ltd 光ファイバ突合わせ接続用工具

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1596230A1 (en) * 2003-02-17 2005-11-16 Sumitomo Electric Industries, Ltd. Optical fiber connecting tool
EP1596230A4 (en) * 2003-02-17 2011-08-24 Sumitomo Electric Industries TOOL FOR CONNECTING OPTICAL FIBERS
JP2008046219A (ja) * 2006-08-11 2008-02-28 Fujikura Ltd ファイバホルダ

Also Published As

Publication number Publication date
JP3936145B2 (ja) 2007-06-27

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4000484B2 (ja) 光ファイバ接続治具
EP0810455B1 (en) Optical fiber mechanical splice
JP4682496B2 (ja) 融着接続装置
KR100409112B1 (ko) 광섬유 접속기 플러그, 광섬유 접속기 플러그 어셈블리, 및 광섬유 접속기 플러그 어셈블리 접속 구조
WO2003067295A1 (fr) Outil et procede de connexion de fibres optiques
RU2482524C2 (ru) Устройство для раскалывания оптических волокон
JPH0996736A (ja) 光ファイバ接続器の開閉装置
JP2002258093A (ja) 光ファイバ接続工具
JP2001215353A (ja) 光ファイバ接続工具
US20210341674A1 (en) Double stripping fixture and process for fiber optic cables
JP3725216B2 (ja) 光ファイバ接続工具
JP4820782B2 (ja) 光ファイバ挿入治具
JP3407448B2 (ja) 光ファイバ接続器用作業台
JP5114176B2 (ja) 光ファイバ接続方法および光ファイバ接続工具
JP3001120B2 (ja) 小型化された光ファイバ切断用ツール
JP3952166B2 (ja) メカニカルスプライス型コネクタ用光ファイバ接続治具
JP2005134585A (ja) 光ファイバ接続工具
JP3778981B2 (ja) メカニカルスプライス用接続工具
JP2011133787A (ja) 光ファイバ斜め切断装置及び光ファイバ斜め切断方法
JP3973927B2 (ja) 光ファイバ接続器
JPH10104456A (ja) 光ファイバ接続工具
JP2002048943A (ja) 光ファイバの先端位置調整部材およびそれを用いた光コネクタ組み立て装置
JP3488081B2 (ja) 光ファイバの被覆除去装置
JP3761669B2 (ja) 光ファイバ接続工具
JP3778995B2 (ja) 光ファイバ調心構造

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20041116

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20060524

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20060606

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20060807

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20070313

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20070322

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100330

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110330

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110330

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120330

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120330

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130330

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130330

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140330

Year of fee payment: 7

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees