JP2002257368A - オイルヒーター - Google Patents

オイルヒーター

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JP2002257368A JP2001053510A JP2001053510A JP2002257368A JP 2002257368 A JP2002257368 A JP 2002257368A JP 2001053510 A JP2001053510 A JP 2001053510A JP 2001053510 A JP2001053510 A JP 2001053510A JP 2002257368 A JP2002257368 A JP 2002257368A
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    • Y02B30/12Hot water central heating systems using heat pumps

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Abstract

(57)【要約】 【課題】予め設定された時刻に、予め設定された温度で
室温を維持するように動作することができるようにす
る。 【解決手段】蓄熱不燃性オイルを加熱することにより室
内の空気を暖めて暖房を行うオイルヒーターにおいて、
蓄熱不燃性オイルを加熱する加熱手段と、所定の時刻に
対応して所定の温度を記憶する記憶手段と、現在時刻を
示す時計手段と、上記時計手段が示す現在時刻で初期設
定して、1日の24時間単位で時間を計測する計測手段
と、上記計測手段が1日の24時間単位で計測する時間
に応じて、上記記憶手段の所定の時刻に対応して記憶さ
れた所定の温度で室温が維持されるように上記加熱手段
を制御する制御手段とを有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、オイルヒーターに
関し、さらに詳細には、蓄熱不燃性オイルを加熱するこ
とにより室内の空気を暖めて暖房を行うオイルヒーター
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、内部に熱媒体たる蓄熱不燃性
オイルを充填した複数のフィン状管体と、電気ヒーター
などの所定の加熱手段とを有し、電源の投入により加熱
手段が蓄熱不燃性オイルを加熱してフィン状管体の表面
から放熱させ、室内の空気を暖めるようにした暖房装置
としてのオイルヒーターが知られている。
【0003】こうしたオイルヒーターにおいては、電源
の投入と遮断とを制御するタイマーが取り付けられてい
て、使用者によって予め設定された時刻に電源の投入あ
るいは遮断が行われるようになされている。
【0004】しかしながら、従来のオイルヒーターにお
いては、予め所定の時刻に電源を投入あるいは遮断させ
る設定しかできず、温度(即ち、室温)の調節は、タイ
マーによってオイルヒーターの電源が自動的に投入され
た後に使用者が手動で行わなければならなかった。
【0005】つまり、従来のオイルヒーターにおいて
は、予め設定された時刻に、予め設定された所望の温度
で室温を維持するように動作することができないという
問題点があった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記したよ
うな従来の技術の有する問題点に鑑みてなされたもので
あり、その目的とするところは、予め設定された時刻
に、予め設定された温度で室温を維持するように動作す
ることができるようにしたオイルヒーターを提供しよう
とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明のうち請求項1に記載の発明は、蓄熱不燃性
オイルを加熱することにより室内の空気を暖めて暖房を
行うオイルヒーターにおいて、蓄熱不燃性オイルを加熱
する加熱手段と、所定の時刻に対応して所定の温度を記
憶する記憶手段と、現在時刻を示す時計手段と、上記時
計手段が示す現在時刻で初期設定して、1日の24時間
単位で時間を計測する計測手段と、上記計測手段が1日
の24時間単位で計測する時間に応じて、上記記憶手段
の所定の時刻に対応して記憶された所定の温度で室温が
維持されるように上記加熱手段を制御する制御手段とを
有するようにしたものである。
【0008】従って、本発明のうち請求項1に記載の発
明によれば、計測手段が1日の24時間単位で計測する
時間に応じて、記憶手段の所定の時刻に対応して記憶さ
れた所定の温度で室温が維持されるように加熱手段が制
御されるので、時計手段が示す現在時刻と記憶手段に記
憶された所定の時刻とが一致したときには、当該所定の
時刻に対応して記憶された所定の温度で室温が維持され
るようになり、オイルヒーターが自動的に、予め設定さ
れた時刻に予め設定された温度で室温を維持するように
動作することができるようになる。
【0009】また、本発明のうち請求項2に記載の発明
は、請求項1に記載の発明において、さらに、上記記憶
手段において所定の時刻に対応して記憶されている所定
の温度を、所定の時刻毎に温度の高低に応じた異なる色
彩で表示する表示手段を有するようにしたものである。
【0010】従って、本発明のうち請求項2に記載の発
明によれば、このオイルヒーターの使用者は、表示手段
を目視することにより、所定の時刻に対応して記憶され
た温度などの設定内容を容易に確認することができるよ
うになる。
【0011】また、本発明のうち請求項3に記載の発明
は、蓄熱不燃性オイルを加熱することにより室内の空気
を暖めて暖房を行うオイルヒーターにおいて、通電され
て蓄熱不燃性オイルを加熱するヒーターと、1日の24
時間のうちの1時間毎に対応して所定の温度を記憶する
記憶手段と、現在時刻を示す時計と、上記時計が示す現
在時刻で初期設定して1日の24時間単位で時間を計測
するタイマーと、上記記憶手段において1日の24時間
のうちの1時間毎に対応して記憶されている所定の温度
を、1日の24時間のうちの1時間毎に温度の高低に応
じた異なる色彩で表示する表示手段と、上記タイマーが
1日の24時間単位で計測する時間に応じて、上記記憶
手段の1日の24時間のうちの1時間に対応して記憶さ
れた所定の温度で室温が維持されるように上記ヒーター
への通電を制御する制御手段とを有するようにしたもの
である。
【0012】従って、本発明のうち請求項3に記載の発
明によれば、タイマーが1日の24時間単位で計測する
時間に応じて、記憶手段の1日の24時間のうちの1時
間に対応して記憶された所定の温度で室温が維持される
ように、ヒーターへの通電が制御されるので、時計が示
す現在時刻と対応する1日の24時間のうちの1時間
は、当該1日の24時間のうちの1時間に対応して記憶
された所定の温度で室温が維持されるようになり、オイ
ルヒーターが自動的に、予め設定された時刻に予め設定
された温度で室温を維持するように動作することができ
るようになる。また、このオイルヒーターの使用者は表
示手段を目視することにより、1日の24時間のうちの
1時間毎に対応して記憶された温度などの1日の24時
間分の設定内容を容易に確認することができるようにな
る。
【0013】また、本発明のうち請求項4に記載の発明
は、請求項1、請求項2または請求項3のいずれか1項
に記載の発明において、さらに、所定の時刻に対応して
所定の温度を設定する設定手段を有するようにしたもの
である。
【0014】従って、本発明のうち請求項4に記載の発
明によれば、設定手段によって所望の時刻にそれぞれ所
望の温度を設定することができ、オイルヒーターが自動
的に、設定された所望の時刻に設定された所望の温度で
室温を維持するように動作することができるようにな
る。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、添付の図面を参照しなが
ら、本発明によるオイルヒーターの実施の形態の一例を
詳細に説明する。
【0016】まず、図1には、本発明によるオイルヒー
ターの実施の形態の一例を示す外観斜視図が示されてお
り、図2には、本発明によるオイルヒーターの実施の形
態の一例のシステム構成を表すブロック構成図が示され
ており、図3には、本発明によるオイルヒーターの実施
の形態の一例の操作パネル部を示す概略構成説明図が示
されている。
【0017】このオイルヒーター10は、電源コード1
9を介して電力が供給されて作動するものであり、キャ
スター11を有する脚部12と、鋼板により形成された
複数枚のフィン状管体14と、フィン状管体14内に充
填された蓄熱不燃性オイルを加熱する2本のヒーター1
6−1、16−2と、各種操作子と各種表示器とが設け
られた操作パネル部18とにより主要部が構成されてい
る。
【0018】ここで、フィン状管体14は脚部12上に
配設されており、操作パネル部18はフィン状管体14
の一側面に配設されている。
【0019】また、オイルヒーター10に配設されてい
る2本のヒーター16−1、16−2はそれぞれ熱容量
が異なっており、ヒーター16−1の熱容量に比べてヒ
ーター16−2の熱容量が大きくなされている。
【0020】このため、設定された温度に応じて、熱容
量の小さいヒーター16−1のみを使用するか、熱容量
の大きいヒーター16−2のみを使用するか、あるい
は、2本のヒーター16−1、16−2をいずれも使用
するかの切り換えを行うことができるものである。
【0021】また、オイルヒーター10には各種センサ
ーとして、このオイルヒーター10に近づいてオイルヒ
ーター10から所定の範囲(例えば、検出距離およそ
0.2m〜6m:検出角度およそ90度)以内に位置す
る人を検知する人用センサー114や、オイルヒーター
10が配設される室内の温度とオイルヒーター10自体
の温度とを検知する室温/本体温度センサー116など
配設されている。
【0022】より詳細には、人用センサー114は、オ
イルヒーター10の操作パネル部18の一側面に配設さ
れている。一方、室温/本体温度センサー116は、オ
イルヒーター10のフィン状管体14の下部側に室温セ
ンサーが配設されるとともに内部の電源基板上に本体温
度センサーが配設されている。
【0023】そして、このオイルヒーター10は、ヒー
ター16−1、16−2への通電の制御を含む全体の動
作を、中央処理装置(CPU)100を用いて制御する
ように構成されている(図2参照)。
【0024】CPU100には、実行するプログラムな
どが格納されたリード・オンリ・メモリ(ROM)10
2と、CPU100によるプログラムの実行に必要な各
種バッファやレジスタなどが設定されたワーキング・エ
リアとしてのランダム・アクセス・メモリ(RAM)1
04と、時刻をカウントして現在時刻を示す時計106
と、1日の24時間単位で時間を計測するタイマー10
7と、室温/本体温度センサー116から出力されたア
ナログ信号をデジタル信号に変換するアナログ/デジタ
ル(A/D)変換器108と、予め設定された所定のパ
ターンの標準設定温度データを記憶する標準設定温度メ
モリ110と、操作パネル部18に設けられた各種操作
子ならびに各種表示器と、ヒーター16−1、16−2
とが接続されている。
【0025】さらに、RAM104には、操作パネル部
18の温度調節スイッチ22(後述する)から出力され
たアナログ信号をデジタル信号に変換するアナログ/デ
ジタル(A/D)変換器112が接続されている。
【0026】ここで、タイマー107は、1日の24時
間単位での時間の計測するものであり、オイルヒーター
10の動作状態が後述する自動運転モードに変更される
と、自動運転モードに変更されたときに時計106が示
す現在時刻で初期設定されて時間の計測を開始する。そ
して、タイマー107は1日の24時間単位での時間の
計測するので、時計106が示す現在時刻で初期設定さ
れてから、24時間まで時間の経過を計測するとリセッ
トされて、再び新たに24時間の計測を開始する。
【0027】例えば、時計106の示す現在時刻が「1
2:34」のときに自動運転モードに変更されると、タ
イマー107は初期設定されて「12:34」から時間
の計測を開始し、24時間まで時間の経過を計測すると
リセットされて、再び新たに24時間の計測を開始す
る。
【0028】また、図4には、標準設定温度メモリ11
0のデータ構造が示されており、この標準設定温度メモ
リ110には、1日の24時間のうちの1時間毎に対応
して所定温度が予め設定されており、24時間分の標準
的な設定温度が予め所定のパターンで格納されている。
【0029】なお、この実施の形態においては、所定の
パターンとして図4に示すように、0時、1時、2時、
3時、4時ならびに5時にはそれぞれ「18℃」が設定
されており、6時、7時、8時ならびに9時にはそれぞ
れ「24℃」が設定されており、10時、11時、12
時、13時、14時、15時、16時ならびに17時に
はそれぞれ「14℃」が設定されており、18時、19
時、20時、21時、22時ならびに23時にはそれぞ
れ「26℃」が設定されている。
【0030】つまり、図4に示す標準設定温度メモリ1
10に記憶された所定のパターンの標準設定温度データ
は、0時から6時までの6時間の間は温度18℃で室温
を維持し、6時から10時までの4時間の間は温度24
℃で室温を維持し、10時から18時までの8時間の間
は温度14℃で室温を維持し、18時から0時までの6
時間の間は温度26℃で室温を維持することを示すもの
である。
【0031】なお、標準設定温度メモリ110に記憶さ
れた所定のパターンの標準設定温度データは、操作パネ
ル部18の手動運転/自動運転切り換えスイッチ24
(後述する)の操作に基づいてCPU100により読み
出され、当該標準設定温度データに従った表示や動作が
行われるようになされている。
【0032】そして、図3に示すように操作パネル部1
8には、第1エリア18aと第2エリア18bとの2つ
のエリアが設けられており、これら2つのエリアには、
各種操作子と各種表示器とがそれぞれ設けられている。
【0033】操作パネル部18の第1エリア18aにお
いては、各種操作子として、運転ON/OFF(オン/
オフ)スイッチ20と、温度調節スイッチ22と、手動
運転/自動運転切り換えスイッチ24とが設けられてい
る。
【0034】これら運転ON/OFFスイッチ20と、
温度調節スイッチ22と、手動運転/自動運転切り換え
スイッチ24とはいずれも、キー式のスイッチである。
【0035】また、第1エリア18aにおいては各種表
示器として、運転ON/OFFスイッチ20の操作状態
を表示する発光ダイオード(LED)などにより構成さ
れる運転ON/OFF表示器40と、温度調節スイッチ
22の操作状態をアナログ的に表示するLEDにより構
成される温度設定表示器42と、手動運転/自動運転切
り換えスイッチ24の操作状態を表示するLEDにより
構成される自動運転ON表示器44と、ヒーター16−
1、16−2への通電状態を表示するLEDにより構成
されるヒーター通電状態表示器46と、時刻をデジタル
数字表示する液晶表示装置(LCD)などにより構成さ
れる時計表示器48と、24時間タイマーの設定状態を
アナログ的に表示する24個のタイマー表示器50より
構成される24時間タイマー表示器51と、LEDによ
り構成されるアラーム表示器52とが設けられている。
【0036】一方、操作パネル部18の第2エリア18
bにおいては、各種操作子として、タイマー/現時刻調
整スイッチ26と、時計・タイマー時間調整キースイッ
チ(UP)28と、時計・タイマー時間調整キースイッ
チ(DOWN)30と、設定内容決定スイッチ32と、
非常停止テストスイッチ34とが設けられている。
【0037】これらタイマー/現時刻調整スイッチ26
と、時計・タイマー時間調整キースイッチ(UP)28
と、時計・タイマー時間調整キースイッチ(DOWN)
30と、設定内容決定スイッチ32と、非常停止テスト
スイッチ34とはいずれも、キー式のスイッチである。
【0038】そして、第2エリア18bにおいては各種
表示器として、動作モードを表示するLEDにより構成
される動作モード表示器54と、タイマー/現時刻調整
スイッチ26の操作状態を表示するLEDにより構成さ
れるタイマー/時計調整スイッチ動作表示器56と、L
EDにより構成されるタイマー変更受付表示器58とが
設けられている。
【0039】以下に、操作パネル部18の第1エリア1
8aと第2エリア18bとのそれぞれに設けられた各種
操作子ならびに各種表示器の機能について説明すること
とする。
【0040】なお、これら各種操作子の操作に基づく設
定は、所定の記憶領域にそれぞれ読み込まれるものであ
る。即ち、各種操作子の操作に応じてオイルヒーター1
0の動作状態が設定されるものである。
【0041】まず、第1エリア18aに設けられた運転
ON/OFFスイッチ20は、このオイルヒーター10
の運転状態を設定する操作子であり、この運転ON/O
FFスイッチ20を操作すると、その操作に応じてオイ
ルヒーター10の運転状態が設定される。
【0042】即ち、運転ON/OFFスイッチ20はオ
ンされると、オイルヒーター10の運転状態を停止状態
から運転中状態に変更し、運転ON/OFFスイッチ2
0はオフされると、オイルヒーター10の運転状態を運
転中状態から停止状態に変更する。
【0043】この際、運転ON/OFFスイッチ20の
操作状態を表示する運転ON/OFF表示器40は、運
転ON/OFFスイッチ20の操作状態に応じて、点灯
/消灯を繰り返すものである。より詳細には、運転ON
/OFF表示器40は、オイルヒーター10の運転状態
が運転中状態のときに点灯し、オイルヒーター10の運
転状態が停止状態のときに消灯するものである。
【0044】温度調節スイッチ22は、温度設定に際し
て温度を選択する操作子であり、この温度調節スイッチ
22を操作すると、その操作に応じて温度が選択される
とともに、当該選択された温度が温度設定表示器42に
表示されるものである。
【0045】即ち、温度調節スイッチ22の操作状態を
アナログ的に表示する温度設定表示器42は、14℃か
ら26℃までの範囲を2℃刻みで表示しており、温度調
節スイッチ22により低温の14℃が選択されると、温
度設定表示器42−1が緑色で点灯するものである。ま
た、温度調節スイッチ22により低温の16℃の選択さ
れると、温度設定表示器42−1と温度設定表示器42
−2とが緑色で点灯するものである。
【0046】そして、温度調節スイッチ22により中温
の18℃が選択されると、温度設定表示器42−1、4
2−2が緑色で点灯するとともに温度設定表示器42−
3が黄色で点灯し、温度調節スイッチ22により中温の
20℃が選択されると、温度設定表示器42−1、42
−2が緑色で点灯するとともに温度設定表示器42−
3、42−4が黄色で点灯し、温度調節スイッチ22に
より中温の22℃が選択されると、温度設定表示器42
−1、42−2が緑色で点灯するとともに温度設定表示
器42−3、42−4、42−5が黄色で点灯するもの
である。
【0047】さらに、温度調節スイッチ22により高温
の24℃が選択されると、温度設定表示器42−1、4
2−2が緑色で点灯し温度設定表示器42−3、42−
4、42−5が黄色で点灯するとともに、温度設定表示
器42−6が赤色で点灯する。温度調節スイッチ22に
より高温の26℃が選択されると、温度設定表示器42
−1、42−2が緑色で点灯し温度設定表示器42−
3、42−4、42−5が黄色で点灯するとともに、温
度設定表示器42−6、42−7が赤色で点灯するもの
である。
【0048】手動運転/自動運転切り換えスイッチ24
は、このオイルヒーター10の動作状態を「自動運転モ
ード」に設定する操作子であり、手動運転/自動運転切
り換えスイッチ24を操作すると、その操作に応じてオ
イルヒーター10の動作状態が設定される。
【0049】即ち、手動運転/自動運転切り換えスイッ
チ24は、このオイルヒーター10の動作状態が「手動
運転モード」のときにオンされると、オイルヒーター1
0の動作状態を「手動運転モード」から「自動運転モー
ド」に変更する。
【0050】この際、手動運転/自動運転切り換えスイ
ッチ24の操作状態を表示する自動運転ON表示器44
は、手動運転/自動運転切り換えスイッチ24の操作状
態に応じて、点灯/消灯を繰り返すものである。より詳
細には、自動運転ON表示器44は、オイルヒーター1
0の動作状態が「自動運転モード」ときに点灯し、それ
以外の動作モードの場合は消灯するものである。
【0051】ここで、第1のエリアに設けられた他の表
示器について説明すると、ヒーター16−1、16−2
の通電状態を表示するヒーター通電状態表示器46は、
熱容量の小さいヒーター16−1のみに通電されている
ときには「弱」を示すヒーター通電状態表示器46−1
が点灯し、熱容量の大きいヒーター16−2のみに通電
されているときには「中」を示すヒーター通電状態表示
器46−2が点灯し、2本のヒーター16−1、16−
2のいずれにも通電されているときには「強」を示すヒ
ーター通電状態表示器46−3が点灯するものである。
【0052】また、アラーム表示器52は、非常停止テ
ストスイッチ34が操作されている最中には赤色点灯
し、非常停止テストスイッチ34が操作されていないと
きには消灯するものである。
【0053】時計表示器48は、時計106がカウント
している時刻をデジタル数字表示するとともに、後述す
る「時計の調整モード」あるいは「タイマーの設定内容
確認・変更モード」のときには、時計・タイマー時間調
整キースイッチ(UP)28や時計・タイマー時間調整
キースイッチ(DOWN)30の操作状態に応じた時刻
をデジタル数字表示で点灯あるいは点滅して表示するも
のである。
【0054】そして、24時間タイマー表示器51は、
1日の24時間のうちの1時間毎それぞれに対応する2
4個のタイマー表示器50(表示器50−1〜表示器5
0−24)によりなるものであり、これら24個のタイ
マー表示器50はそれぞれ、赤色と緑色の2色のLED
により構成されている。
【0055】従って、タイマー表示器50はそれぞれ1
日の24時間のうちの対応する1時間毎に設定された温
度の高低に応じて異なる色彩、即ち、赤色、緑色あるい
は赤緑混合色たる黄色のいずれかで点灯または点滅する
ものである。より詳細には、対応する時刻に設定された
温度が14℃あるいは16℃の低温の場合には緑色で点
灯または点滅し、対応する時間に設定された温度が18
℃、20℃あるいは22℃の中温の場合には黄色で点灯
または点滅し、対応する時間に設定された温度が24℃
あるいは26℃の高温の場合には赤色で点灯または点滅
するものである。
【0056】次に、第2エリア18bに設けられたタイ
マー/現時刻調整スイッチ26は、このオイルヒーター
10の動作状態を設定する操作子であり、このタイマー
/現時刻調整スイッチ26を操作すると、その操作に応
じてオイルヒーター10の動作状態が設定される。
【0057】即ち、タイマー/現時刻調整スイッチ26
は、このオイルヒーター10の運転状態が運転中状態の
ときに操作されると、オイルヒーター10の動作状態を
「時計の調整モード」、「タイマーの設定内容確認・変
更モード」、「手動運転モード」あるいは「自動運転モ
ード」のいずれかに変更する。
【0058】より詳細には、オイルヒーター10が「手
動運転モード」で運転中状態のときには、タイマー/現
時刻調整スイッチ26は、操作される度に「時計の調整
モード」→「タイマーの設定内容確認・変更モード」→
「手動運転モード」→「時計の調整モード」→・・・の
繰り返しでオイルヒーター10の運転状態を変更し、所
望のモードに対応するところで操作を止めると、操作を
止めたときに動作モード表示器54が点灯している所望
のモードに決定されるものである。
【0059】また、オイルヒーター10が「自動運転モ
ード」で運転中状態のときには、タイマー/現時刻調整
スイッチ26は、操作される度に「時計の調整モード」
→「タイマーの設定内容確認・変更モード」→「自動運
転モード」→「時計の調整モード」→・・・の繰り返し
でオイルヒーター10の運転状態を変更し、所望のモー
ドに対応するところで操作を止めると、操作を止めたと
きに動作モード表示器54が点灯している所望のモード
に決定されるものである。
【0060】この際、タイマー/現時刻調整スイッチ2
6の操作状態を表示するタイマー/時計調整スイッチ動
作表示器56は、タイマー/現時刻調整スイッチ26が
操作されたときに点灯し、タイマー/現時刻調整スイッ
チ26が操作されていないときには消灯するものであ
る。
【0061】また、動作モードを表示する動作モード表
示器54は、タイマー/現時刻調整スイッチ26の操作
状態に応じて、「時計の調整モード」を示す動作モード
表示器54−1、「タイマーの設定内容確認・変更モー
ド」を示す動作モード表示器54−2、「手動運転モー
ド」を示す動作モード表示器54−3、「自動運転モー
ド」を示す動作モード表示器54−4のいずれかが点灯
し、オイルヒーター10の運転状態が停止状態のときに
消灯するものである。
【0062】なお、「自動運転モード」を示す動作モー
ド表示器54−4は、手動運転/自動運転切り換えスイ
ッチ24が操作され、オイルヒーター10の動作状態が
「自動運転モードのとき(即ち、自動運転ON表示器4
4が点灯しているとき)には、点灯するものである。
【0063】さらに、タイマー/現時刻調整スイッチ2
6により「時計の調整モード」あるいは「タイマーの設
定内容確認・変更モード」が選択されると、即ち、動作
モード表示器54−1あるいは動作モード表示器54−
2が点灯しているときには、タイマー変更受付表示器5
8が点滅するものである。
【0064】このタイマー変更受付表示器58は、時刻
設定の際や温度設定の内容を確認あるいは変更する際な
どに点滅し、それ以外の場合は消灯するものである。
【0065】なお、上記したオイルヒーター10の4つ
の動作状態、即ち、「時計の調整モード」、「タイマー
の設定内容確認・変更モード」、「手動運転モード」な
らびに「自動運転モード」のそれぞれについては、後に
詳述することとする。
【0066】時計・タイマー時間調整キースイッチ(U
P)28ならびに時計・タイマー時間調整キースイッチ
(DOWN)30は、時刻設定に際して時刻を選択する
操作子であり、これら時計・タイマー時間調整キースイ
ッチ(UP)28あるいは時計・タイマー時間調整キー
スイッチ(DOWN)30を操作すると、その操作に応
じて時刻が選択されるとともに、当該選択された時刻が
第1エリア18aの時計表示器48に表示されるもので
ある。
【0067】即ち、時計・タイマー時間調整キースイッ
チ(UP)28が操作されると、時計表示器48にデジ
タル数字表示されている時刻が先に進み、時計・タイマ
ー時間調整キースイッチ(DOWN)30を操作される
と、時計表示器48にデジタル数字表示されている時刻
が後ろに戻るものである。
【0068】次に、設定内容決定スイッチ32は、温度
設定や時刻設定の内容を決定する操作子であり、このオ
イルヒーター10の動作状態が「時計の調整モード」あ
るいは「タイマーの設定内容確認・変更モード」のとき
に操作すると、その操作に応じて温度設定や時刻設定の
内容が決定される。
【0069】例えば、温度設定に際し温度調節スイッチ
22により温度を選択して温度設定表示器42に表示さ
せた後に、設定内容決定スイッチ32を操作すると、温
度設定表示器42に表示させた温度が決定されて所定の
記憶領域に記憶されるものである。
【0070】また、時刻設定に際し時計・タイマー時間
調整キースイッチ(UP)28ならびに時計・タイマー
時間調整キースイッチ(DOWN)30により時刻を選
択して時計表示器48に表示させた後に、設定内容決定
スイッチ32を操作すると、時計表示器48に表示させ
た時刻が決定されて所定の記憶領域に記憶されるもので
ある。
【0071】そして、非常停止テストスイッチ34は、
このオイルヒーター10が転倒事故などの異常事態に至
ったときの動作を設定する操作子であり、この非常停止
テストスイッチ34を操作すると、その操作中はオイル
ヒーター10の異常事態における動作が設定される。こ
のため、非常停止テストスイッチ34を操作することに
より、異常事態におけるオイルヒーター10の動作をテ
ストすることができるものである。
【0072】具体的には、非常停止テストスイッチ34
の操作中は、オイルヒーター10の電源がオンの状態
で、ヒーター16−1、16−2制御出力の停止し、ア
ラーム音が鳴り、アラーム表示器52が赤色に点灯する
とともに、アラーム表示器52を除く全ての表示器が消
灯する。
【0073】そして、非常停止テストスイッチ34の操
作を止めると、異常事態における動作の設定が解除さ
れ、その後、運転ON/OFFスイッチ20をオンして
オイルヒーター10を運転中状態とすることができる。
【0074】なお、この非常停止テストスイッチ34の
操作によりオイルヒーター10の電源切断用の信号端子
が動作するので、この電源切断用の信号端子の出力を使
用することにより、オイルヒーター10の電源をオフに
するようにしてよい。その際には、電源を再び投入する
ことにより再起動することができるものである。
【0075】なお、図5には、本発明によるオイルヒー
ターの実施の形態の一例の電気回路を示した回路図が示
されており、図6には、本発明によるオイルヒーターの
実施の形態の一例の操作パネル部18を電気回路図的に
示した説明図が示されている。
【0076】以上の構成において、本発明によるオイル
ヒーター10の動作の概要について説明することとす
る。
【0077】なお、このオイルヒーター10に初めて電
源を投入した場合には、電源コード19を介し電力が供
給されると、時計表示器48とタイマー変更受付表示器
58とが点滅するようになされている。
【0078】この時計表示器48ならびにタイマー変更
受付表示器58の点滅は、このオイルヒーター10の使
用者に時計106の設定を促すものであり、使用者は、
時計・タイマー時間調整キースイッチ(UP)28ある
いは時計・タイマー時間調整キースイッチ(DOWN)
30を操作して、時計表示器48の表示内容を現在時刻
と一致させる。
【0079】この状態で設定内容決定スイッチ32を操
作すると、時計106の設定が現在時刻と一致し、時計
106が自動的にカウントし時計表示器48に表示され
る時刻は常に現在時刻を示すようになる。
【0080】このようにして時計106の設定が行われ
た後に、オイルヒーター10は運転状態へと移行するこ
とができるようになされている。つまり、時計106の
設定が行われた後に、運転ON/OFFスイッチ20を
操作してオンにすると、オイルヒーター10の動作状態
は運転中状態となる。
【0081】ここで、オイルヒーター10が運転中状態
の場合には、このオイルヒーター10は「時計の調整モ
ード」、「タイマーの設定内容確認・変更モード」、
「手動運転モード」ならびに「自動運転モード」の4つ
の動作状態のうちのいずれかの動作モードで動作するも
のである。
【0082】以下に、4つの動作モードそれぞれつい
て、 (1)手動運転モード (2)自動運転モード (3)タイマーの設定内容確認・変更モード (4)時計の調整モード の順に順次説明することとする。
【0083】(1)手動運転モード このオイルヒーター10の運転状態が停止状態のとき、
あるいは、上記したようにしてオイルヒーター10に初
めて電源が投入され時計106の設定が行われた後に、
運転ON/OFFスイッチ20がオンされると、オイル
ヒーター10の動作状態は手動運転モードで運転中状態
となる。
【0084】この手動運転モードのときには、使用者が
温度設定表示器42を目視しながら温度調節スイッチ2
2を操作することによって所望の温度を設定する。そう
すると、オイルヒーター10は連続運転して、当該設定
された所望の温度で室温を維持するように動作する。
【0085】なお、設定された温度で室温が維持される
ように、ヒーター16−1、16−2への通電の制御を
行う際のCPU100により実行される処理は、既に公
知のものであるためその詳細な説明は省略することとす
る。
【0086】この際、室温/本体温度センサー116か
ら出力されたアナログ信号がA/D変換器108によっ
て変換されたデジタル信号を、現在の室内の温度などを
示す温度データとして用いることにより室温の制御が行
われるものである。
【0087】そして、手動運転モードでのオイルヒータ
ー10の連続運転は、人用センサー114によって人が
24時間の間連続して検知されなかった場合、また、操
作パネル部18に設けられた各種操作子がいずれも24
時間の間連続して操作されなかった場合には、自動的に
停止され安全が確保されるようになされている。勿論、
このような連続運転の自動的な停止の有無や自動的に停
止させるまでの時間などの詳細な設定を変更することは
可能なものである。
【0088】また、オイルヒーター10が手動運転モー
ドで運転中状態のときに、運転ON/OFFスイッチ2
0がオフされて停止状態となり、再び、運転ON/OF
Fスイッチ20がオンされて運転中状態となった場合に
は、従前の手動運転モード、即ち、設定されていた温度
などが維持されて運転中状態が再起動される。
【0089】一方、オイルヒーター10が手動運転モー
ドで運転中状態のときに、手動運転/自動運転切り換え
スイッチ24が操作されると動作モードは「自動運転モ
ード」に変更される。また、タイマー/現時刻調整スイ
ッチ26を操作することにより、動作モードを「時計の
調整モード」あるいは「タイマーの設定内容確認・変更
モード」のいずれかに変更することができる。
【0090】(2)自動運転モード このオイルヒーター10の運転状態が手動運転モードで
運転中状態のときに、手動運転/自動運転切り換えスイ
ッチ24が操作されるか、あるいは、タイマー/現時刻
調整スイッチ26が操作されて「自動運転モード」が選
択されると、オイルヒーター10の動作状態は自動運転
モードで運転中状態となる。
【0091】こうして自動運転モードに変更されると、
タイマー107による1日の24時間単位での時間の計
測が開始される。また、予め標準設定温度メモリ110
に格納されている所定パターンの設定内容が、24時間
タイマー表示器51に全表示される。
【0092】具体的には、図4に示した標準設定温度メ
モリ110の内容に対応して、「0時」を示すタイマー
表示器50−24と、「1時」を示すタイマー表示器5
0−1と、「2時」を示すタイマー表示器50−2と、
「3時」を示すタイマー表示器50−3と、「4時」を
示すタイマー表示器50−4と、「5時」を示すタイマ
ー表示器50−5とが黄色で点灯する。
【0093】また、「6時」を示すタイマー表示器50
−6と、「7時」を示すタイマー表示器50−7と、
「8時」を示すタイマー表示器50−8と、「9時」を
示すタイマー表示器50−9とが赤色で点灯する。「1
0時」を示すタイマー表示器50−10と、「11時」
を示すタイマー表示器50−11と、「12時」を示す
タイマー表示器50−12と、「13時」を示すタイマ
ー表示器50−13と、「14時」を示すタイマー表示
器50−14と、「15時」を示すタイマー表示器50
−15と、「16時」を示すタイマー表示器50−16
と、「17時」を示すタイマー表示器50−17とが緑
色で点灯する。
【0094】そして、「18時」を示すタイマー表示器
50−18と、「19時」を示すタイマー表示器50−
19と、「20時」を示すタイマー表示器50−20
と、「21時」を示すタイマー表示器50−21と、
「22時」を示すタイマー表示器50−22と、「23
時」を示すタイマー表示器50−23とが赤色で点灯す
る。
【0095】従って、使用者は、24時間タイマー表示
器51の1日の24時間うちの1時間毎に設定された温
度に対応して点灯している24個のタイマー表示器50
−1〜50−24を目視することにより、予め所定パタ
ーンで標準設定温度メモリ110に格納されている1日
の24時間分の設定温度を容易に確認することができ
る。
【0096】この標準設定温度メモリ110に格納され
ている所定パターンの設定内容の全表示は1分間行わ
れ、その後、時計表示器48に現在時刻が表示されると
ともに、時計表示器48に表示された現在時刻に対応す
る時刻を示すタイマー表示器50のみが点灯し、それ以
外の23個のタイマー表示器50は消灯する。
【0097】例えば、時計表示器48に表示された現在
時刻が「12:34」の場合には、「12時」を示すタ
イマー表示器50−12のみが緑色で点灯し、それ以外
の23個のタイマー表示器50は消灯する。
【0098】そして、標準設定温度メモリ110に格納
されている1日の24時間分の所定パターンの設定温度
に従い、自動運転モードでのオイルヒーター10の連続
運転が行われる。
【0099】具体的には、自動運転モードに変更された
ときに時計106が示す現在時刻で初期設定されたタイ
マー107が1日の24時間単位で計測する時間に応じ
て、CPU100により標準設定温度メモリ110から
時計106が示す現在時刻と対応する1日の24時間の
うちの1時間に対応して記憶された温度が読み出され
て、この読み出された所定の温度で室温が維持されるよ
うに、CPU100によるヒーター16−1、16−2
への通電の制御が行われるものである。
【0100】この際、CPU100によるヒーター16
−1、16−2への通電の制御は、室温/本体温度セン
サー116による検出結果や、フィン状管体14の温度
が平衡状態になるまでの立ち上がり時間などを基づいて
行われるようになされている。
【0101】例えば、自動運転モードに変更されたとき
に現在時刻が「17:17」の場合には、「17:1
7」からタイマー107による1日の24時間単位での
時間の計測が開始される。この際、現在時刻「17:1
7」に対応する標準設定温度メモリ110の1時間は
「17時」なので、標準設定温度メモリ110の所定パ
ターン(図4参照)に設定されている「14℃」で室温
が維持される。
【0102】そして、タイマー107が43分の時間の
経過を計測したときには、現在時刻は「18:00」に
対応する標準設定温度メモリ110の1時間の「18
時」に設定されている「26℃」で室温が維持されるよ
うになる。
【0103】また、こうした自動運転モードでのオイル
ヒーター10の連続運転中に、使用者が温度設定表示器
42を目視しながら温度調節スイッチ22を操作するこ
とによって所望の温度を設定することができる。これに
より、所定パターンにより予め設定されていた温度が手
動により変更されて、当該変更された温度で室温を維持
するようにオイルヒーター10は動作する。
【0104】ただし、この自動運転モードにおいて使用
者により手動で設定変更された温度は、現在時刻の1時
間内のみ有効であり、次の1時間になったときには再び
予め設定されている所定パターンに戻る。
【0105】例えば、時計表示器48に表示された現在
時刻が「12:34」のときに、使用者により手動で設
定温度が20℃に変更された場合には、所定パターンに
より予め設定された12時の温度は14℃であるが、1
2:34から12:59までは設定変更された20℃で
室温を維持するように動作する。そして、時計表示器4
8に表示された現在時刻が「13:00」になると、再
び予め設定されている所定パターンに従い14℃で室温
を維持するように動作するものである。
【0106】また、オイルヒーター10が自動運転モー
ドで運転中状態のときに、運転ON/OFFスイッチ2
0がオフされて停止状態となり、再び、運転ON/OF
Fスイッチ20がオンされて運転中状態となった場合に
は、従前の自動運転モード、即ち、予め設定されていた
所定パターンの温度などが維持されて運転中状態が再起
動される。
【0107】一方、オイルヒーター10が自動運転モー
ドで運転中状態のときに、手動運転/自動運転切り換え
スイッチ24が操作されると動作モードは「手動運転モ
ード」に変更される。また、タイマー/現時刻調整スイ
ッチ26を操作することにより、動作モードを「時計の
調整モード」あるいは「タイマーの設定内容確認・変更
モード」のいずれかに変更することができる。
【0108】(3)タイマーの設定内容確認・変更モー
ド このオイルヒーター10の運転状態が手動運転モードあ
るいは自動運転モードで運転中状態のときに、タイマー
/現時刻調整スイッチ26が操作されて「タイマーの設
定内容確認・変更モード」が選択されると、オイルヒー
ター10の動作状態はタイマーの設定内容確認・変更モ
ードとなる。
【0109】この際、操作パネル部18の動作モード表
示器54−2が点灯し、24時間タイマー表示器51の
うち時計表示器48に表示されている現在時刻に対応す
る時刻を示すタイマー表示器50のみが点滅するととも
に、タイマー変更受付表示器58が点滅する。
【0110】このタイマーの設定内容確認・変更モード
においては、 (3−1)タイマー設定内容モニター (3−2)タイマー設定内容部分書き換え (3−3)タイマー設定内容全書き換え の3つの作業を行うことが可能となる。以下、3つの作
業のそれぞれについて順次説明することとする。
【0111】なお、「タイマーの設定内容確認・変更」
モードの上記3つの作業中において、5分以上放置する
と作業内容がキャンセルされるようになされている。勿
論、このような作業内容のキャンセルの有無や自動的に
キャンセルさせるまでの時間などの詳細な設定を変更す
ることは可能なものである。
【0112】そして、この「タイマーの設定内容確認・
変更」モードの状態における作業が終了した後に、タイ
マー/現時刻調整スイッチ26が操作して「手動運転モ
ード」あるいは「自動運転モード」に変更すると、変更
されたモードで運転中状態が再開される。
【0113】(3−1)タイマー設定内容モニター タイマー/現時刻調整スイッチ26を操作して、動作モ
ード表示器54−2が点灯するとともに、24時間タイ
マー表示器51のうち時計表示器48に表示されている
現在時刻に対応する時刻を示すタイマー表示器50とタ
イマー変更受付表示器58とが点滅した状態で、時計・
タイマー時間調整キースイッチ(UP)28あるいは時
計・タイマー時間調整キースイッチ(DOWN)30を
操作して、点滅しているタイマー表示器50を変更し、
所望の1日の24時間のうちの1時間に対応するタイマ
ー表示器50を点滅させる。
【0114】そうすると、24時間タイマー表示器51
の点滅させたタイマー表示器50の示す1日の24時間
のうちの1時間に予め設定されている温度が、温度設定
表示器42に表示される。これにより、使用者は、標準
設定温度メモリ110に格納されている所定パターンに
より1日の24時間のうちの1時間、即ち、所定の時刻
に設定されている温度を目視により容易に確認すること
ができる。
【0115】例えば、使用者が時計・タイマー時間調整
キースイッチ(UP)28あるいは時計・タイマー時間
調整キースイッチ(DOWN)30を操作して、「19
時」を示すタイマー表示器50−19を点滅させた場合
には、温度設定表示器42−1、42−2が緑色で点灯
し温度設定表示器42−3、42−4、42−5が黄色
で点灯するとともに、温度設定表示器42−6、42−
7が赤色で点灯する。
【0116】従って、使用者は、標準設定温度メモリ1
10に記憶された所定のパターンの標準設定温度データ
(図4参照)により、予め19時には26℃の温度設定
がなされていることをモニターできる。
【0117】(3−2)タイマー設定内容部分書き換え まず、上記した(3−1)タイマー設定内容モニターと
同様にして、標準設定温度メモリ110に格納されてい
る所定パターンにより所定の時刻に設定されている温度
を、使用者がモニターできるようにする。
【0118】即ち、タイマー/現時刻調整スイッチ26
を操作して、動作モード表示器54−2が点灯するとと
もに、24時間タイマー表示器51のうち時計表示器4
8に表示されている現在時刻に対応する時刻を示すタイ
マー表示器50とタイマー変更受付表示器58とが点滅
した状態で、時計・タイマー時間調整キースイッチ(U
P)28あるいは時計・タイマー時間調整キースイッチ
(DOWN)30を操作して、点滅しているタイマー表
示器50を変更し、所望の1日の24時間のうちの1時
間と対応するタイマー表示器50を点滅させる。
【0119】そうすると、24時間タイマー表示器51
の点滅させたタイマー表示器50の所望の1日の24時
間のうちの1時間に予め設定されている温度が、温度設
定表示器42に表示される。
【0120】ここで、使用者が温度設定表示器42を目
視しながら温度調節スイッチ22を操作することによっ
て所望の温度を設定する。これにより、24時間タイマ
ー表示器51に表示させた1日の24時間のうちの1時
間に温度設定表示器42に表示させた所望の温度を設定
することができる。
【0121】具体的には、温度調節スイッチ22の操作
により出力されたアナログ信号がA/D変換器112に
より変換されてデジタル信号となり、このデジタル信号
を温度調節スイッチ22の操作に基づいた所定パターン
の温度の変更を示す温度調節データとしてRAM104
の所定領域に記憶する。
【0122】こうして温度調節データが生成された後に
オイルヒーター10が自動運転モードで運転中状態にな
ったときには、予め標準設定温度メモリ110に格納さ
れている所定パターンと、当該所定パターンによる設定
温度の一部の変更を示す温度調節データとに従い、自動
運転モードでのオイルヒーター10の連続運転が行われ
るようになる。
【0123】例えば、このタイマー設定内容部分書き換
えの作業により、24時間タイマー表示器51の「12
時」を示すタイマー表示器50−12を点滅させた状態
で20℃を設定し、また、「13時」を示すタイマー表
示器50−13を点滅させた状態で20℃を設定する。
【0124】この後、オイルヒーター10を自動運転モ
ードで運転中状態にすると、所定パターンにより予め設
定された12時ならびに13時の温度は14℃であるが
(図4参照)、12時から14時までの2時間は温度調
整データに基づいて20℃で室温を維持するように動作
する。この際、12時までならびに14時以降は所定パ
ターンに基づいた室温の維持がなされるものである。
【0125】(3−3)タイマー設定内容全書き換え タイマー/現時刻調整スイッチ26を操作して、動作モ
ード表示器54−2が点灯するとともに、24時間タイ
マー表示器51のうち時計表示器48に表示されている
現在時刻に対応する時刻を示すタイマー表示器50とタ
イマー変更受付表示器58とが点滅した状態で、設定内
容決定スイッチ32を操作して、タイマー変更受付表示
器58を連続点灯させる。
【0126】この状態で、使用者が温度設定表示器42
を目視しながら温度調節スイッチ22を操作することに
よって所望の温度を設定する。この後、時計・タイマー
時間調整キースイッチ(UP)28あるいは時計・タイ
マー時間調整キースイッチ(DOWN)30を操作し
て、時計表示器48に表示される時刻を変更し、所望の
時刻を時計表示器48に表示させる。
【0127】これにより温度設定表示器42に表示させ
ている所望の温度を、時計表示器48に表示させた所望
の時刻に設定することができる。また、こうした作業を
繰り返し行うことにより、所望の温度を所望の時刻にそ
れぞれ設定することができる。
【0128】具体的には、この作業により1日の24時
間分の設定温度のパターンとして、予め標準設定温度メ
モリ110に格納されている所定パターン(図4参照)
の他に、使用者の所望のパターンが生成されてRAM1
04の所定領域に記憶される。
【0129】そして、オイルヒーター10が自動運転モ
ードで運転中状態になったときには、当該使用者の所望
のパターンに従って自動運転モードでのオイルヒーター
10の連続運転が行われるようになる。
【0130】(4)時計の調整モード このオイルヒーター10の運転状態が手動運転モードあ
るいは自動運転モードで運転中状態のときに、タイマー
/現時刻調整スイッチ26が操作されて「時計の調整モ
ード」が選択されると、オイルヒーター10の動作状態
は時計の調整モードとなる。
【0131】この際、操作パネル部18の動作モード表
示器54−1が点灯し、時計表示器48に表示された現
在時刻が点滅するとともにタイマー変更受付表示器58
が点滅する。
【0132】そして、使用者が時計・タイマー時間調整
キースイッチ(UP)28あるいは時計・タイマー時間
調整キースイッチ(DOWN)30を操作して、時計表
示器48に表示されている時刻を変更し所望の時刻を表
示させる。
【0133】この状態で設定内容決定スイッチ32を操
作すると、時計106の設定が時計表示器48に表示さ
せた時刻から自動的にカウントを開始するようになり、
この時計106のカウントに従った時刻が時計表示器4
8に表示される。また、オイルヒーター10の動作モー
ドが従前の動作モード、即ち、手動運転モードがあるい
は自動運転モードでの運転中状態になる。
【0134】上記したようにして本発明によるオイルヒ
ーター10においては、タイマー107が1日の24時
間単位で計測する時間に応じて、標準設定温度メモリ1
10に1日の24時間のうちの1時間毎に対応して設定
されている所定の温度で室温が維持されるように、CP
U100によりヒーター16−1、16−2への通電の
制御が行われるので、時計106が示す現在時刻と対応
する1日の24時間のうちの1時間は、当該1日の24
時間のうちの1時間に対応して標準設定温度メモリ11
0に記憶された所定の温度で室温が維持されるようにな
り、オイルヒーター10は自動的に、予め設定された時
刻に予め設定された温度で室温を維持するように動作す
ることができる。
【0135】また、本発明によるオイルヒーター10に
おいては、このようにして予め設定された時刻に予め設
定された温度で室温を維持するように動作することがで
きるので、オイルヒーターの一般的な特性としてフィン
状管体14の温度が平衡状態になるまでの立ち上がり時
間が数十分必要であり、室温を設定された温度に安定さ
せるまでに時間がかるという問題点を解決することがで
きる。
【0136】即ち、本発明によるオイルヒーター10に
おいては自動運転モードのときに、フィン状管体14の
温度が平衡状態になるまでの立ち上がり時間を考慮して
CPU100によるヒーター16−1、16−2への通
電の制御が行われるので、予め設定された時刻となった
ときには既に室温を予め設定された温度に安定して維持
することができる。
【0137】さらに、本発明によるオイルヒーター10
においては、操作パネル部18には1日の24時間のう
ちの1時間毎に対応する24個のタイマー表示器50が
配設されており、タイマー表示器50はそれぞれ1日の
24時間のうちの対応する1時間毎に設定された温度の
高低に応じて異なる色彩、即ち、赤色、黄色あるいは緑
色のいずれかで点灯または点滅するようにしたので、使
用者はタイマー表示器50を目視することにより、所定
の時刻の設定温度などの設定内容を容易に確認すること
ができる。
【0138】さらにまた、本発明によるオイルヒーター
10においては、タイマーの設定内容確認・変更モード
のときに、時計・タイマー時間調整キースイッチ(U
P)28や、時計・タイマー時間調整キースイッチ(D
OWN)30や、温度調節スイッチ22を操作すること
により、所望の時刻に所望の温度をそれぞれ設定するこ
とができる。これにより、予め標準設定温度メモリ11
0に格納されている所定パターンの他に、使用者の所望
のパターンが生成されてRAM104の所定領域に記憶
されるので、オイルヒーター10を所望のパターンに従
って予め設定された時刻に予め設定された温度で室温を
維持するように動作させることができる。
【0139】なお、上記した実施の形態は、以下の
(1)乃至(10)に説明するように変形してもよい。
【0140】(1)上記した実施の形態においては、フ
ィン状管体14内に充填された蓄熱不燃性オイルを加熱
する2本のヒーター16−1、16−2を配設するよう
にしたが、当該ヒーター16−1、16−2としては、
シーズヒーターをはじめ各種加熱手段を用いるようにし
てよい。
【0141】(2)上記した実施の形態においては、こ
のオイルヒーター10に初めて電源を投入したときに時
計106の設定を行い、その後、オイルヒーター10が
運転状態へと移行するようにしたが、これに限られるも
のではないことは勿論であり、予め時計106の設定を
行うようにし、オイルヒーター10に電源を投入したと
きには運転状態へと移行するようにしてもよい。
【0142】(3)上記した実施の形態においては、操
作パネル部18に設けられた各種操作子はいずれもキー
式のスイッチであるようにしたが、これに限られるもの
ではないことは勿論であり、例えば、図7に示す操作パ
ネル部18’のように、運転ON/OFFスイッチ2
0’、温度調節スイッチ22’、手動運転/自動運転切
り換えスイッチ24’、タイマー/現時刻調整スイッチ
26’、設定内容決定スイッチ32’などをダイヤル式
のスイッチとして形成するようにしてもよい。
【0143】また、上記した実施の形態においては、操
作パネル部18はフィン状管体14の一側面に配設され
るようにしたが、これに限られるものではないことは勿
論であり、例えば、オイルヒーター10が配設される室
内の壁面などに操作パネル部18が配設されるようにし
てもよい。この際、人用センサー114を操作パネル部
18の各種操作子と各種表示器が設けられている正面側
に配設したり、室温/本体温度センサー116の室温セ
ンサーが操作パネル部18内に配設するなどの各種変更
を行うようにすればよい。
【0144】(4)上記した実施の形態においては、標
準設定温度メモリ110に記憶された所定のパターンの
標準設定温度データは1種類(図4参照)であるように
したが、これに限られるものではないことは勿論であ
り、予め複数種類の所定パターンが標準設定温度メモリ
110に記憶されているようにしてもよい。また、所定
の時間に対応して所定の温度が記憶された外部の記憶手
段から、所定のパターンをオイルヒーター10に取り込
むようにしてもよい。
【0145】このような場合には、複数種類の所定パタ
ーンの中から所望のパターンを選択する選択手段や、所
定パターンを取り込むための取り込み手段を配設するな
どの各種変更を行うようにするとよい。
【0146】(5)上記した実施の形態においては、使
用者が所定の操作子を操作して所望の時刻に所望の温度
をそれぞれ設定すると、予め標準設定温度メモリ110
に記憶された所定のパターン(図4参照)の他に、使用
者の所望のパターンが生成されてRAM104の所定領
域に記憶されるようにしたが、これに限られるものでは
ないことは勿論であり、標準設定温度メモリ110に記
憶された所定のパターン(図4参照)が、使用者の設定
により所望のパターンに書き換えられるようにしてもよ
い。
【0147】(6)上記した実施の形態においては、所
定の時刻に対応して設定された所定の温度などの設定内
容を、操作パネル部18の24時間タイマー表示器51
の24個のタイマー表示器50によって、温度の高低に
応じた赤色、黄色ならびに緑色の3色で表示するように
したが、これに限られるものではないことは勿論であ
り、所定の時刻に対応して設定された所定の温度などの
設定内容が、赤色、黄色ならびに緑色の3色とは異なる
複数の色彩で表示されるようにしてもよい。
【0148】また、例えば、24時間タイマー表示器を
一連の円形表示器により構成するようにして、各時刻に
対応する位置で温度が高低に応じた異なる色彩で表示さ
れることにより、1日の24時間分の設定内容がグラデ
ーション表示されるようにしてもよい。要は、所定の時
刻毎に設定されている温度が高低に応じた複数の異なる
色彩で表示されるようにすると機能性の高いユーザーイ
ンターフェースを実現することができる。
【0149】さらに、24時間タイマー表示器51の2
4個のタイマー表示器50それぞれが、所定の色で点灯
するかあるいは消灯するかによって、所定の時刻におい
てオイルヒーター10の運転状態が運転中状態である
か、あるいは、停止状態であるかを表示するようにして
もよい。
【0150】(7)上記した実施の形態において、CP
U100とROM102、RAM104、標準設定温度
メモリ110ならびにA/D変換器112はワンチップ
化されるようにしてもよい。
【0151】(8)上記した実施の形態において、さら
に、オイルヒーター10の動作状態として、ヒーター1
6−1、16−2への通電の制限などを行って最大電力
を制限する最大電力制限モードでの運転ができるように
してもよい。
【0152】(9)上記した実施の形態ならびに上記し
た(1)〜(8)に示す変形例は、適宜に組み合わせる
ようにしてもよい。
【0153】
【発明の効果】本発明は、以上説明したように構成され
ているので、使用者によって予め設定された時刻に、予
め設定された温度で室温を維持するように動作すること
ができることができるようになるという優れた効果を奏
する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるオイルヒーターの実施の形態の一
例を示す外観斜視図である。
【図2】本発明によるオイルヒーターの実施の形態の一
例のシステム構成を表すブロック構成図である。
【図3】本発明によるオイルヒーターの実施の形態の一
例の操作パネル部を示す概略構成説明図である。
【図4】標準設定温度メモリのデータ構造を模式的に示
す説明図である。
【図5】本発明によるオイルヒーターの実施の形態の一
例の電気回路を示した回路図である。
【図6】本発明によるオイルヒーターの実施の形態の一
例の操作パネル部を示す電気回路図的に示した説明図で
ある。
【図7】本発明によるオイルヒーターの実施の形態の他
の例の操作パネル部を示す概略構成説明図である。
【符号の説明】
10 オイルヒーター 11 キャスター 12 脚部 14 フィン状管体 16−1、16−2 ヒーター 18 操作パネル部 18a 第1エリア 18b 第2エリア 20、20’ 運転ON/OFF(オン/オフ)スイッ
チ 22、22’ 温度調節スイッチ 24、24’ 手動運転/自動運転切り換えスイッチ 26、26’ タイマー/現時刻調整スイッチ 28 時計・タイマー時間調整キースイッチ
(UP) 30 時計・タイマー時間調整キースイッチ
(DOWN) 32、32’ 設定内容決定スイッチ 34 非常停止テストスイッチ 40 運転ON/OFF表示器 42 温度設定表示器 44 自動運転ON表示器 46 ヒーター通電状態表示器 48 時計表示器 51 24時間タイマー表示器 50(50−1〜50−24) タイマー表示器 52 アラーム表示器 54 動作モード表示器 56 タイマー/時計調整スイッチ動作表示器 58 タイマー変更受付表示器 100 中央処理装置(CPU) 102 リード・オンリ・メモリ(ROM) 104 ランダム・アクセス・メモリ(RA
M) 106 時計 107 タイマー 108、112 アナログ/デジタル(A/D)変換器 110 標準設定温度メモリ 114 人用センサー 116 室温/本体温度センサー

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 蓄熱不燃性オイルを加熱することにより
    室内の空気を暖めて暖房を行うオイルヒーターにおい
    て、 蓄熱不燃性オイルを加熱する加熱手段と、 所定の時刻に対応して所定の温度を記憶する記憶手段
    と、 現在時刻を示す時計手段と、 前記時計手段が示す現在時刻で初期設定して1日の24
    時間単位で時間を計測する計測手段と、 前記計測手段が1日の24時間単位で計測する時間に応
    じて、前記記憶手段の所定の時刻に対応して記憶された
    所定の温度で室温が維持されるように前記加熱手段を制
    御する制御手段とを有するオイルヒーター。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のオイルヒーターにおい
    て、さらに、 前記記憶手段において所定の時刻に対応して記憶されて
    いる所定の温度を、所定の時刻毎に温度の高低に応じた
    異なる色彩で表示する表示手段を有するオイルヒータ
    ー。
  3. 【請求項3】 蓄熱不燃性オイルを加熱することにより
    室内の空気を暖めて暖房を行うオイルヒーターにおい
    て、 通電されて蓄熱不燃性オイルを加熱するヒーターと、 1日の24時間のうちの1時間毎に対応して所定の温度
    を記憶する記憶手段と、 現在時刻を示す時計と、 前記時計が示す現在時刻で初期設定されて1日の24時
    間単位で時間を計測するタイマーと、 前記記憶手段において1日の24時間のうちの1時間毎
    に対応して記憶されている所定の温度を、1日の24時
    間のうちの1時間毎に温度の高低に応じた異なる色彩で
    表示する表示手段と、 前記タイマーが1日の24時間単位で計測する時間に応
    じて、前記記憶手段の1日の24時間のうちの1時間に
    対応して記憶された所定の温度で室温が維持されるよう
    に前記ヒーターへの通電を制御する制御手段とを有する
    オイルヒーター。
  4. 【請求項4】 請求項1、請求項2または請求項3のい
    ずれか1項に記載のオイルヒーターにおいて、さらに、 所定の時刻に対応して所定の温度を設定する設定手段を
    有するオイルヒーター。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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