JP2000074379A - 加熱調理器 - Google Patents
加熱調理器Info
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- JP2000074379A JP2000074379A JP10248936A JP24893698A JP2000074379A JP 2000074379 A JP2000074379 A JP 2000074379A JP 10248936 A JP10248936 A JP 10248936A JP 24893698 A JP24893698 A JP 24893698A JP 2000074379 A JP2000074379 A JP 2000074379A
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Abstract
としての機能を設けることにより、器具使用上の安全性
を確保し、且つ省電力を実現しつつ、便利に使用するこ
とができる加熱調理器を提供すること。 【解決手段】キッチンタイマスイッチ38と、タイマー
時間及び残り時間を表示するLED42a〜42eと、
タイムアップを報知するブザー34と、装置各部を制御
するCPU60とを備える。CPU60は、タイマーが
起動された場合には、燃焼制御とは独立して、LEDに
タイマー時間及び残り時間を表示させ、タイマー時間が
経過した後にタイムアップをブザー34に報知させる。
CPU60は、ポートP1がイネーブルである場合に
は、高速クロック66aによる高速モードで動作し、ポ
ートP2のみがイネーブルである場合には、低速クロッ
ク66bによる低速モードで動作するように構成され
る。
Description
し、更に詳しくは、ガステーブルコンロのタイマー機能
を有効利用する技術に関するものである。
ら温度自動調節モード、湯沸しモード及び炊飯モード等
の各種調理モード、並びに消火制御を伴うお知らせ機能
を備えたタイマモードを備えたガステーブルコンロが知
られている。これらの機能は、ガステーブルコンロに設
けられた各種操作部を用いて選択され使用される。従来
のガステーブルコンロは、燃焼制御中にタイマモードが
選択されると、選択されたタイマー時間のカウントが開
始された後、タイムアップと同時に消火制御がなされる
ように構成されていた。
火加減を調整するタイミングや料理の出来具合を確認す
るタイミングを知る目的でタイマーをセットすると、ユ
ーザとしてはタイムアップとなっても燃焼制御をそのま
ま継続させたいのにもかかわらず、タイムアップと同時
に消火制御がなされていた。そのため、このような目的
でタイマーをセットした場合には、もう一度点火操作を
しなおさなければならず不便であった。
被調理物の温度が急激に低下するとその出来具合に影響
を受けるものもある。このような場合には、ユーザはタ
イムアップと同時に消火がなされると困るため、結局、
被調理物の調理状態に逐一注意を払わなければならなか
った。そのため、燃焼制御を継続させながら火加減等を
確認するタイミングを知りたい場合には、ガステーブル
コンロとは別にキッチンタイマーを購入しこれを利用す
るほかなかった。
御とは独立した単なるお知らせタイマーとしての機能を
設けることにより、器具使用上の安全性を確保し、且つ
省電力を実現しつつ、便利に使用することができる加熱
調理器を提供することにある。
に本発明の請求項1に記載の加熱調理器は、複数のタイ
マー時間のうち所望のタイマー時間を選択しタイマーを
起動させるための操作手段と、選択されたタイマー時間
及び残り時間を表示する表示手段と、タイムアップを報
知する報知手段と、装置各部を制御する制御手段とを備
え、前記制御手段は、前記操作手段によりタイマーが起
動された場合には、燃焼制御とは独立して、前記表示手
段に前記タイマー時間及び残り時間を表示させ、前記タ
イマー時間が経過した後にタイムアップを報知手段に報
知させることを要旨とするものである。
ば、操作手段によりタイマーが起動されると、表示手段
にタイマー時間及び残り時間が表示され、タイマー時間
が経過した後、タイムアップが報知手段により報知され
る。一方、タイムアップ時の燃焼制御はそのまま継続さ
れるため、ユーザは、料理の出来具合、火力等を確認し
て所定のタイミングで味付けや火加減の調整を行うこと
ができる。
のように、前記複数のタイマー時間は、ユーザの使用目
的に応じて定められているとよい。そうすれば、調理方
法に応じてタイマー時間が選択されることになる。
のように、前記制御手段は、タイマー及び燃焼停止中
は、クロックを停止し、前記操作手段によりタイマーが
起動された場合には、燃焼制御の有無に応じて低速又は
高速のクロックで動作するようにするとよい。そうすれ
ば、加熱調理器は、タイマー及び燃焼停止中は、クロッ
クが停止され、燃焼制御時には、高速のクロックで運転
され、燃焼制御時以外にタイマーが起動された場合に
は、低速のクロックで運転される。これにより、加熱調
理器の消費電力が抑えられることになる。
を図面を参照して詳細に説明する。図1は、本発明が適
用されるガステーブルコンロの概略的なブロック構成を
示したものである。図示されるように、ガステーブルコ
ンロ10は、燃焼ガスを供給する二股に分岐した主ガス
管路12に連通して、その一方にガスバーナ14、他方
にグリルバーナ16がそれぞれマグネット安全弁18,
20、及び図示しないキープソレノイドを介して設けら
れている。
スバーナ14上に載置される調理鍋の外底温度を検出す
る温度検出器22が設けられている。ガスバーナ14の
近傍には、該ガスバーナ14の炎を検知する炎検知器2
4が設けられ、これにより、イグナイタ26によって点
火された炎が検知される。同様にして、グリルバーナ1
6にも同様の炎検知器28、イグナイタ30が設けられ
ている。
ネルには、詳細な図示は省略しているが、ガスバーナ1
4やグリルバーナ16を点火又は消火するための点火消
火スイッチ32が各バーナ毎に設けられ、更に各スイッ
チの近傍にその火力を調節するための火力調整レバー
が、やはり各バーナ毎にそれぞれ設けられている。
たタイマー時間が経過したことをお知らせするブザー3
4、及び操作表示盤36が設けられている。この操作表
示盤36には、タイマー時間の選択に使用するキッチン
タイマスイッチ38、並びに調理モードの選択に使用す
る調理モードスイッチ40が設けられている。符号42
a〜42eは、LEDを示しており、LED42a〜4
2eは、タイマー時間(残り時間を含む)の表示、及び
調理モードの表示に兼用される。
ー時間及び残り時間が3分,5分,7分,10分,15
分に対応する。キッチンタイマスイッチ38によりタイ
マー時間の選択がなされると、タイマスイッチLED3
8a(図2参照)、及び選択されたタイマー時間に対応
したLED42a〜42eのうちのいずれかのLEDが
点灯する。LED42a〜42eは、タイマー時間のカ
ウント開始と同時に点滅し、刻々と変化する残り時間に
対応してその点滅箇所が切り替わる。
部44は、ガスバーナ14が備えられるコンロを制御す
るコンロ制御部46が備えられ、マグネット安全弁18
を駆動制御するマグネット安全弁駆動回路48、ガスバ
ーナ14の炎を検知する炎検知回路50、及びガスバー
ナ14上に載置される鍋の外底温度を検出する温度検出
回路52が設けられている。更に燃焼制御部44は、グ
リルバーナ16が備えられるグリル庫を制御するグリル
制御部54が備えられ、マグネット安全弁駆動回路5
6、及び炎検知回路58が設けられる。詳細な図示は省
略するがマグネット安全弁駆動回路48,56、炎検知
回路50,58、及び温度検出回路52は、CPU(中
央制御回路)60に接続されている。
2、キッチンタイマスイッチ38等の操作や燃焼制御状
態に応じて装置各部に指令信号を送出するものである。
CPU60は、キッチンタイマスイッチ38によりタイ
マー時間が選択されると、燃焼制御とは独立して、選択
されたタイマー時間に対応したLED42a〜42eの
うちいずれかを点灯させ、そのカウントが開始された後
は残り時間に対応したLEDを点滅させ、選択されたタ
イマー時間が経過した後にブザー34にお知らせ音を発
生させるものである。
を介して装置各部に接続されている。ポートPδは、こ
れに上述した燃焼制御部44が接続され、その通電制御
に用いられる。ポートP1,P2は、ストップモード解
除ポートであり、各々にキッチンタイマスイッチ38,
点火消火スイッチ32がトランジスタ62,64を介し
て接続され、CPU60の後述するストップモードを解
除するのに用いられる。
あり、各々にタイマー時間及び残り時間を表示するLE
D42a〜42eが接続されている。すなわち、ポート
P3〜P7は、それぞれ3分,5分,7分,10分,1
5分に対応している。
周波数4MHzのセラミック発振子からなる高速クロック6
6a(Icc=6mA)と、発振周波数32.768kHZの水晶振動子か
らなる低速クロック66b(Icc=30mA)とを備えており、
ポートP1,P2における信号値によっていずれのクロ
ックによって動作するのかを決定する。
ネーブルである場合には、ポートP2における信号値に
係わらず高速クロック66aによる高速モードで動作
し、ポートP1がディセーブルであってポートP2がイ
ネーブルである場合には、低速クロック66bによる低
速モードで動作する。したがって、高速クロック66a
は、燃焼制御時、及び燃焼制御時における当該燃焼制御
とは独立したタイマー制御時に用いられ、低速クロック
66bは、燃焼制御時以外におけるタイマー制御時に用
いられることになる。
いずれもがディセーブルである場合、すなわち、タイマ
ーが停止し、且つ燃焼も停止している場合にはストップ
モードになり、消費電流が極端に抑えられる。ちなみ
に、「通常モード」というときは、CPU60が高速ク
ロック又は低速クロックで動作する動作モードを指し、
「ストップモード」というときは、CPU60のクロッ
クが停止した状態、すなわち、タイマーが停止し、且つ
燃焼も停止した状態を指すものとする(Icc=1mA)。
0には、上述したブザーや調理モードスイッチの他、制
御プログラムを格納したROM(リードオンリメモリ)
やRAM(ランダムアクセスメモリ)等が接続されてい
る。CPU60の電源回路には、3Vの電池が用いら
れ、各駆動回路の給電用としても用いられる。
に示したものである。同図に示した操作表示盤36に設
けられたLED42a〜42eの点灯を目印にユーザが
選択できるタイマー時間は、使用頻度が高い複数のタイ
マー時間が予め設定されており、キッチンタイマスイッ
チ38を用いて、3分,5分,7分,10分,15分の
5段階で選択できる。
やレトルト食品の温め用として,5分が麺類や半熟卵用
として,7分がスパゲティやゆで卵、焼魚用として,1
0分が、スパゲティやパスタ、堅ゆで卵、肉まん、煮物
用として,15分が茶碗蒸しや煮物用として使用でき
る。したがって、ユーザは調理方法に応じてタイマー時
間を選択し利用することができる。
応じて差はあるが、残り時間を上記した3分,5分,7
分,10分,15分として点滅表示すれば、大抵の料理
をカバーすることができる。また、このタイマー時間設
定は、人間の時間に対する感覚に適したものとなってい
る。
択できる調理モードとしては、天ぷらモード160℃,
天ぷらモード180℃,天ぷらモード200℃,湯沸し
モード,炊飯モードがある。操作表示盤34は、調理モ
ードスイッチ40により調理モードの選択の操作がなさ
れると、モードスイッチLED40a(図2参照)、及
び選択された調理モードに対応したLEDが点灯するよ
うに構成されている。
えたガステーブルコンロ10が点火消火スイッチ32や
操作表示盤36に設けられた各種スイッチを操作するこ
とで、どのように制御されるのかを説明する。
状態にある場合に、ユーザがコンロに鍋を載せて点火消
火スイッチ32をONするとポートP1がイネーブルと
なりストップモード解除信号がCPU60へ入力され
る。CPU60は、高速モードで動作を開始し、燃焼制
御に入る。そして燃焼制御時において、ユーザが料理の
出来具合を確かめるタイミングをお知らせ音により知る
目的でキッチンタイマスイッチ38をONし、タイマー
時間として15分を選択したとする(その後は、タイマ
ー時間が経過するまでガステーブルコンロの操作をしな
いものとする)。
焼制御を継続しながら、当該燃焼制御とは独立して当該
タイマー時間のカウント制御を開始し、タイマー時間の
残り時間に対応したLED42e〜LED42aを順次
点滅させる。15分が経過したところでタイムアップと
なり、CPU60はブザー34にお知らせ音を発生させ
る。その一方で、CPU60は、高速モードのまま当該
燃焼制御をそのまま継続する。
理の出来具合や火加減の確認のために時間の経過を知ら
せてくれるものとしてガステーブルコンロを便利に使用
できる。その後ユーザが点火操作スイッチ32をOFF
すると、CPU60は再びストップモードになり、ガス
テーブルコンロ10の運転が停止される。
モード状態にある場合に、ユーザがインスタント食品の
時間を図るため、キッチンタイマスイッチ38をONし
タイマー時間として5分を選択したとする。そうする
と、ポートP2がイネーブルになりストップモード解除
信号がCPU60へ入力される。CPU60は、燃焼制
御とは独立して低速モードで動作を開始し、当該タイマ
ー時間のカウント制御を開始し、タイマー時間の残り時
間に対応したLED42b〜LED42aを順次点滅さ
せる。5分が経過したところでタイムアップとなり、C
PU60はブザー34にお知らせ音を発生させた後、ス
トップモードに入る。
ップラーメン等の待ち時間を計る目的で、ガステーブル
コンロをより便利に使用することができる。更にこの場
合には、CPU60は、低速クロックで動作するもので
あるから、消費電力が抑えられ省電力化が実現されてい
る。
ンロ10によれば、高速モードで動作する燃焼制御中に
タイマー制御が開始され、そのまま燃焼制御が停止され
た場合には、CPU60は、自動的に低速モードへと動
作モードを切り替え、同様に、低速モードで動作するタ
イマー制御中に燃焼制御が開始された場合には、自動的
に高速モードへと動作モードを切り替える。更に、燃焼
制御中でもタイマー制御中でもない場合には、ストップ
モードになる。このように、CPU60はガステーブル
コンロ10の運転状態に応じて動作モードを切り替え、
これにより、消費電力が切り替えられるから消費電力が
抑えられ省電力化が実現されることになる。
テーブルコンロ10に搭載されるタイマを単なるお知ら
せタイマとして使用する場合には、タイムアップと同時
に消火制御がなされないため、消し忘れ等が懸念される
が、その防止策として従来から別個に搭載されている消
し忘れタイマ(コンロ:2時間、グリル:26分)によ
る各種安全機能が働くため火災は防止される。したがっ
て、ユーザは安全にガステーブルコンロを使用すること
ができる。
れるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種
々の改変が可能である。例えば、上記実施例では、燃焼
制御中においては高速モードで運転し、燃焼制御中でな
い場合におけるタイマー時間のカウント中は低速モード
で運転するようにしたが、このようにクロックを二つ設
けることなくクロックを一つにして、機能動作上必要な
回路ブロックにのみ通電するようにし、不要な回路ブロ
ックへの通電は停止するようにしても省電力化が図られ
る。また、消火制御を伴うタイマーお知らせ機能を備え
たガステーブルコンロに、上記実施の形態に係るタイマ
ー機能を搭載してもよい。
よれば、操作手段によりタイマーが起動されると、燃焼
制御とは独立して、表示手段にタイマー時間及び残り時
間が表示され、タイマー時間が経過した後にタイムアッ
プが報知手段により報知されるから、タイムアップ時の
燃焼制御はそのまま継続され、ユーザは、料理の出来具
合の確認用や火加減の調整用としてタイマー機能を使用
することができる。これにより、ユーザは、より便利に
ガステーブルコンロを使用することができる。係る加熱
調理器は、燃焼制御とは独立してタイムアップを報知す
るものであるから、インスタント食品の待ち時間を計る
等にも利用することができ、ユーザは、より便利にガス
テーブルコンロを使用することができる。
れば、複数のタイマー時間は、ユーザの使用目的に応じ
て定められたものであるから、ユーザは調理方法に応じ
てタイマー時間を選択することができ、便利に使用する
ことができる。
れば、燃焼制御がなされていない状態において、操作手
段によりタイマーが起動されると、制御手段は、低速の
クロックで動作し、タイマー及び燃焼停止中においては
クロックを停止するから省電力化が実現されることにな
る。
ンロの概略的な制御ブロックを示した図である。
面を示した図である。
Claims (3)
- 【請求項1】 複数のタイマー時間のうち所望のタイマ
ー時間を選択しタイマーを起動させるための操作手段
と、選択されたタイマー時間及び残り時間を表示する表
示手段と、タイムアップを報知する報知手段と、装置各
部を制御する制御手段とを備え、前記制御手段は、前記
操作手段によりタイマーが起動された場合には、燃焼制
御とは独立して、前記表示手段に前記タイマー時間及び
残り時間を表示させ、前記タイマー時間が経過した後に
タイムアップを報知手段に報知させることを特徴とする
加熱調理器。 - 【請求項2】 前記複数のタイマー時間は、ユーザの使
用目的に応じて定められていることを特徴とする請求項
1に記載される加熱調理器。 - 【請求項3】 前記制御手段は、タイマー及び燃焼停止
中はクロックを停止し、前記操作手段によりタイマーが
起動された場合には、燃焼制御の有無に応じて低速又は
高速のクロックで動作することを特徴とする請求項1又
は2に記載される加熱調理器。
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Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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CN104566520B (zh) * | 2014-12-02 | 2017-02-22 | 浙江森歌电器有限公司 | 一种智能集成灶 |
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1998
- 1998-09-03 JP JP24893698A patent/JP4059987B2/ja not_active Expired - Fee Related
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JP2016205759A (ja) * | 2015-04-28 | 2016-12-08 | 株式会社ノーリツ | コンロ |
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