JP2002257301A - 再熱器ガスダンパの開度変化を利用した火炉パス出口温度制御方法及び装置 - Google Patents
再熱器ガスダンパの開度変化を利用した火炉パス出口温度制御方法及び装置Info
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Abstract
存の信号を用いた簡単な回路構成により火炉パス出口温
度を略一定に制御し、ボイラ全体の蒸気温度を安定させ
る。 【解決手段】 基準信号26から得た火炉パス出口基準
温度29に基づいて火炉パス出口温度を設定する火炉パ
ス出口温度指令回路27を備え、且つ基準信号26を第
1の関数発生器46により変換して求めた再熱器ガスダ
ンパ開度指令信号47と再熱器ガスダンパの開度信号4
8とを引算して開度偏差信号50を求める引算器49
と、開度偏差信号50を変換して不感帯補正後開度偏差
信号52を求める第2の関数発生器51と、信号52を
積分して温度補正信号57を求める積分器56と、信号
57を火炉パス出口基準温度29に加算する加算器58
とを有する火炉パス出口温度補正演算回路45を備え
る。
Description
の開度変化を利用した火炉パス出口温度制御方法及び装
置に関するものである。
て、1は火炉1aと後部伝熱部1bとを有するボイラ本
体、2はボイラ本体1の火炉1a内へ燃料を噴射して燃
焼させるバーナ、3は一次過熱器、4は二次過熱器、5
は三次過熱器、6は最終過熱器、7は一次再熱器、8は
二次再熱器、9は節炭器であり、バーナ2からボイラ本
体1の火炉1a内へ燃料を噴射して燃焼させることによ
り、燃焼ガスを生成し、生成された燃焼ガスを流通さ
せ、二次過熱器4、三次過熱器5、最終過熱器6、二次
再熱器8、一次過熱器3、一次再熱器7及び節炭器9と
熱交換させ、熱交換した後の排ガスを排ガスダクト10
へ流出させ、下流側に設けられた脱硝、脱硫等の排煙処
理装置(図示せず)で窒素酸化物や硫黄酸化物等を除去
した後、大気へ放出するようになっている。
側と一次過熱器3側の節炭器9の下部には、再熱器ガス
ダンパ23が設けられており、該再熱器ガスダンパ23
によって一次再熱器7側を流通する燃焼ガスと、一次過
熱器3側を流通する燃焼ガスの流量と、を制御するよう
にしている。
統を表わすものであり、ボイラ給水は、燃料が燃焼され
るボイラ本体1の火炉1a(図5)の炉壁にて形成され
る蒸発器11で加熱され、ノーズ部12を経て、汽水分
離器13で水と蒸気に分離され、該汽水分離器13で水
と分離された蒸気は、ボイラ本体1の天井並びに後部伝
熱部周壁14を通過し、一次過熱器3、二次過熱器4、
三次過熱器5及び最終過熱器6で過熱され、高圧タービ
ン15へ導かれ、該高圧タービン15が駆動されて発電
が行われる。前記高圧タービン15を駆動した後の蒸気
は、一次再熱器7及び二次再熱器8へ導かれ、該一次再
熱器7及び二次再熱器8で再熱された後、中・低圧ター
ビン16へ導入され、該中・低圧タービン16が駆動さ
れて発電が行われる。前記中・低圧タービン16を駆動
した後の蒸気は、復水器17へ導かれてボイラ給水に戻
され、該ボイラ給水は、復水脱塩装置18と低圧給水加
熱器19と脱気器20とを経由し、給水ポンプ21によ
り高圧給水加熱器22を介して節炭器9へ圧送され、該
節炭器9で加熱され、前記蒸発器11へ送給され、循環
されるようになっている。
15に供給する過熱蒸気の温度は、例えば二次過熱器4
と三次過熱器5と最終過熱器6の各入口に設けたスプレ
40,41,42により水噴射することによって主に制
御される。
蒸気の温度は、図5に示すように、節炭器9の下部に設
けた再熱器ガスダンパ23の開度を、再熱蒸気温度制御
装置24により制御して、一次再熱器7側を流通する燃
焼ガスの流量を調節することによって主に制御される。
即ち、ボイラの種々の制御を行う自動プラント制御装置
に備えられる前記再熱蒸気温度制御装置24は、MWD
(メガワットディマンド)又はBID(ボイラインプッ
トディマンド)等のボイラ制御の基準となる基準信号2
6から再熱器ガスダンパ開度指令信号25を求め、この
再熱器ガスダンパ開度指令信号25によって前記再熱器
ガスダンパ23の開度を制御し、一次再熱器7を通過す
る燃焼ガス流量をコントロールして再熱蒸気の温度を制
御している。
6のノーズ部12の出口は、火炉パスでの加熱によって
水が蒸気になって導出される箇所であり、従って、この
火炉パス出口(ノーズ部12の出口)の温度は、火炉1
aがどの程度の加熱度を維持しているかを見る重要な指
標となっている。
ての石炭の種類が変わることによって、火炉1aの収熱
が変化することが知られている。例えば火炉収熱の低い
石炭の場合には後部伝熱部1b側の収熱が増加する。
又、火炉収熱が高い石炭の場合には後部伝熱部1b側の
収熱が低下する。又、燃焼に伴って発生する灰が火炉1
aの炉壁内面に付着した場合には火炉1aの伝熱が低下
することによって火炉1a側の収熱が低下する。
1aへの灰の付着等により火炉収熱が変化すると、火炉
パス出口温度が変動することになる。一方、火炉収熱が
変化すると、再熱蒸気温度を制御している再熱器ガスダ
ンパ23はその開度が変化するが、この開度変化による
再熱蒸気温度の制御効果の発現はゆっくりしていて時間
遅れがあり、このために再熱器ガスダンパ23は過度に
動いてしまう傾向があり、このために再び開度を修正す
る制御が行われることになるが、この再熱器ガスダンパ
23の開度の変動に伴って過熱器スプレ40,41,4
2の水噴射量も変化する。従って、前記火炉パス出口温
度が変化すると、ボイラ全体の蒸気温度が不安定になる
という問題がある。
られる従来の火炉パス出口温度指令回路27の一例を示
したものであり、該火炉パス出口温度指令回路27は、
前記MWD又はBID等のボイラ制御の基準となる基準
信号26から関数発生器28によって火炉パス出口基準
温度29を得ている。前記関数発生器28は、図8に示
すように、基準信号26の入力に対して関数F3(x)
のような火炉パス出口基準温度29を出力する。この火
炉パス出口基準温度29は、水燃比蒸気温度制御回路3
0に出力されて、火炉パス出口温度を一定に保持するよ
うに、ボイラ給水量に対する燃料供給量の増減を制御す
る。
じた場合に、前記したように基準信号26から関数発生
器28により得た火炉パス出口基準温度29によって火
炉パス出口温度を制御するのみでは、火炉1aと、それ
以後の過熱器3,4,5,6、再熱器7,8、及び節炭
器9を含む後部伝熱部1b側との収熱が変化することに
よって再熱器ガスダンパ23の開度、及び過熱器スプレ
40,41,42の水噴射量が大きく変化することにな
り、よってボイラ全体の蒸気温度が不安定になる。
ために、従来、図7に示す火炉パス出口温度補正装置3
7を設けることが提案された。この火炉パス出口温度補
正装置37は、多炭種対応制御装置37A(CAPS)
を用いている。
めには、まず図6に示すように、節炭器9の入口に圧力
計38と温度計39を設け、又、蒸発器11の入口、ノ
ーズ部12の出口にも温度計39を設ける。更に、一次
過熱器3の入口、一次過熱器3の出口にスプレ40を有
している場合には該スプレ40の前後、二次過熱器4の
出口にスプレ41を有している場合には該スプレ41の
前後、三次過熱器5の出口にスプレ42を有している場
合には該スプレ42の前後、及び最終過熱器6の出口の
夫々にも温度計39を設ける。
各温度計39,39・・・による検出温度を、大型の演
算容量をもつ多炭種対応制御装置37Aに入力すること
により、ボイラの各伝熱部におけるエンタルピを演算す
ることによって火炉1aの収熱を求め、更に、この火炉
1aの収熱の変化に基づいた温度補正信号43を演算に
より求めて出力するようにしている。
補正信号43は、加算器44にて前記火炉パス出口温度
指令回路27の火炉パス出口基準温度29に加算するよ
うにしている。
置37では、多炭種対応制御装置37Aによって火炉1
aの収熱を演算することにより求め、この火炉1aの収
熱の変化に応じて求めた温度補正信号43を火炉パス出
口基準温度29に加算するようにしているので、火炉1
aの収熱の変化が考慮された火炉パス出口温度指令31
を水燃比蒸気温度制御回路30に出力できる。これによ
り、火炉パス出口温度が略一定に保持されるように、ボ
イラ給水量に対する燃料供給量の増減が自動的に制御さ
れる。
パス出口温度補正装置37は、多炭種対応制御装置37
Aを用いているために、圧力計38と多数の温度計3
9,39・・・を設置する必要があり、更に、これらの
圧力計38と多数の温度計39,39・・・による検出
温度から火炉1aの収熱を演算するための大容量の演算
装置が必要があり、よって設備コストが増加するという
問題がある。
・・・を設置するために、既存のボイラに適用する際に
は圧力計38と多数の温度計39,39・・・を取付け
るための工数が多大となり、又、取付けのための設置ス
ペースを確保することも大変であるといった問題を有す
る。
数の温度計を設けることなしに、既存の信号を用いた簡
単な構成にて、火炉収熱が変化しても火炉パス出口温度
を略一定に制御してボイラ全体の蒸気温度を安定させる
ようにした再熱器ガスダンパの開度変化を利用した火炉
パス出口温度制御方法及び装置を提供しようとするもの
である。
得た火炉パス出口基準温度により火炉パス出口温度を設
定する際に、基準信号を変換して求めた再熱器ガスダン
パ開度指令信号と火炉収熱の変動指標としての再熱器ガ
スダンパの開度信号との偏差から温度補正信号を求め、
この温度補正信号により前記火炉パス出口基準温度を補
正することを特徴とする再熱器ガスダンパの開度変化を
利用した火炉パス出口温度制御方法、に係るものであ
る。
基準温度に基づいて火炉パス出口温度を設定する火炉パ
ス出口温度指令回路と、基準信号を第1の関数発生器に
より変換して求めた再熱器ガスダンパ開度指令信号と再
熱器ガスダンパの開度信号とを引算して開度偏差信号を
求める引算器と、該引算器からの開度偏差信号を変換し
て不感帯補正後開度偏差信号を求める第2の関数発生器
と、第2の関数発生器からの不感帯補正後開度偏差信号
を積分して温度補正信号を求める積分器と、該積分器か
らの温度補正信号を前記火炉パス出口温度指令回路の火
炉パス出口基準温度に加算する加算器と、を有する火炉
パス出口温度補正演算回路とを備えたことを特徴とする
再熱器ガスダンパの開度変化を利用した火炉パス出口温
度制御装置、に係るものである。
演算回路における引算器の下流に、負荷変化中は0%信
号を出力する切替器を備えていてもよい。
度信号の変化を火炉収熱の変動指標として捉え、再熱器
ガスダンパの開度信号の変化に基づいて火炉パス出口温
度指令回路の火炉パス出口基準温度を補正したので、従
来の自動プラント制御装置において使用している通常の
基準信号及び開度信号を利用して温度補正信号を得るこ
とができ、よって、従来の多炭種対応制御装置(CAP
S)を用いた火炉パス出口温度補正装置のように、圧力
計や多数の温度計を設置する必要がなく、しかも検出圧
力と検出温度から火炉収熱を演算するための大容量の演
算装置も必要とせずに、簡単な回路構成のみによって、
火炉パス出口温度を略一定に制御し、ボイラ全体の蒸気
温度を安定させることができる。
例と共に説明する。
を実施する装置の形態の一例であって、図中、図7と同
一の符号を付した部分には同一の符号を付して詳細な説
明は省略し、以下では本発明の特徴部分についてのみ詳
述する。
れに追随するように再熱器ガスダンパ23の開度が基準
値から増減するように変化することが知られている。即
ち、図2に示すように、火炉収熱が増加すると、後部伝
熱部1bの収熱が低下するために再熱器ガスダンパ開度
は増加し、又、火炉収熱が低下すると、後部伝熱部1b
の収熱が増加するために再熱器ガスダンパ開度は減少す
る。
3の現状開度が基準開度に対して偏差(ズレ)を生じる
ことは火炉1aの収熱が変化していることを表わしてい
るという点に着目し、再熱器ガスダンパ23の開度の変
化を指標として、火炉パス出口温度指令回路27の火炉
パス出口基準温度29を補正する火炉パス出口温度補正
演算回路45を構成した。
45は、MWD又はBIDからなる基準信号26を第1
の関数発生器46に入力して変換することにより再熱器
ガスダンパ開度指令信号47を求めている。この第1の
関数発生器46は、図3に示すように、基準信号26の
入力に対して関数F1(x)のような再熱器ガスダンパ
開度指令信号47を出力するようになっている。尚、こ
の再熱器ガスダンパ開度指令信号47には、図5の再熱
蒸気温度制御装置24による再熱器ガスダンパ開度指令
信号25を用いてもよい。
と、火炉収熱の変化指標としての再熱器ガスダンパ23
の開度信号48を引算器49に入力して引算し、開度偏
差信号50を求める。前記開度信号48は、従来から再
熱器ガスダンパ23に備えている開度発信器からの検出
信号を用いてもよく、又、再熱器ガスダンパ23の開度
を制御する図5の再熱器ガスダンパ開度指令信号25の
末端の信号を用いるようにしてもよい。この時、再熱器
ガスダンパ23が複数備えられている場合の開度信号4
8は平均開度とする。
は、第2の関数発生器51に入力することにより不感帯
補正後開度偏差信号52に変換される。この第2の関数
発生器51は、図4に示すように、開度偏差信号50の
入力に対して関数F2(x)のような所要の不感帯とゲ
インとを有する不感帯補正後開度偏差信号52を出力す
るようになっている。不感帯補正後開度偏差信号52の
不感帯は、下流の火炉パス出口温度指令回路27等に備
えられる図示しない比例積分器が微小な制御を繰返さな
いようにするためである。
正後開度偏差信号52は切替器53に入力する。切替器
53は、負荷が変化したときの負荷変化中54の信号が
入力されると、前記不感帯補正後開度偏差信号52を遮
断して0%信号55を出力するように切替えを行う。即
ち、負荷変化中は補正を行わないようにしている。
差信号52は、積分器56で積分されることにより温度
補正信号57となる。
7は、前記火炉パス出口温度指令回路27の火炉パス出
口基準温度29に、加算器58を介して加算する。
炉収熱の変動指標として引算器49に入力すると共に、
MWD又はBIDの基準信号26を第1の関数発生器4
6に入力し変換して求めた再熱器ガスダンパ開度指令信
号47を引算器49に入力して引算することにより、開
度偏差信号50を得る。
2の関数発生器51に入力されて不感帯補正後開度偏差
信号52に変換される。更に、この第2の関数発生器5
1からの不感帯補正後開度偏差信号52は、切替器53
を介し積分器56に入力されて積分されることにより、
温度補正信号57となる。積分器56からの温度補正信
号57は、前記火炉パス出口温度指令回路27の火炉パ
ス出口基準温度29に、加算器58を介して加算され
る。
が、再熱器ガスダンパ23の開度変化、即ち、火炉1a
の収熱が考慮された状態に補正され、その補正された火
炉パス出口温度指令31が水燃比蒸気温度制御回路30
に出力される。
を火炉収熱の変動指標として火炉パス出口基準温度29
を補正するので、火炉収熱の変化によって再熱器ガスダ
ンパ23の開度が過度に変化する前に、火炉収熱の変化
を検知して火炉パス出口基準温度29を補正し、火炉パ
ス出口温度を略一定に制御するので、再熱器ガスダンパ
23の過度の変動が押えられ、過熱器スプレ40,4
1,42の水噴射量が安定し、ボイラ全体の蒸気温度が
安定することになる。
4の信号によって切替器53が0%信号55を積分器5
6に出力するように切替わり、従って負荷変化時の水燃
比蒸気温度制御回路30の制御は、火炉パス出口基準温
度29のみによって行われる。
正演算回路45では、従来の自動プラント制御装置にお
いて使用している通常の基準信号26及び開度信号48
を利用して温度補正信号57を得るようにしたので、従
来の多炭種対応制御装置(CAPS)を用いた火炉パス
出口温度補正装置のように、圧力計や多数の温度計を設
置する必要がなく、しかも検出圧力と検出温度から火炉
収熱を演算するための大容量の演算装置を必要とせず
に、簡単な回路構成のみによって、火炉収熱が変動して
も火炉パス出口温度を略一定に制御し、ボイラ全体の蒸
気温度を安定させることができる。
るものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内にお
いて種々変更を加え得ることは勿論である。
スダンパの開度変化を利用した火炉パス出口温度制御方
法及び装置によれば、再熱器ガスダンパの開度信号の変
化を火炉収熱の変動指標として捉え、再熱器ガスダンパ
の開度信号の変化に基づいて火炉パス出口温度指令回路
の火炉パス出口基準温度を補正するようにしたので、従
来の自動プラント制御装置において使用している通常の
基準信号及び開度信号を利用して温度補正信号を得るこ
とができ、よって、従来の多炭種対応制御装置(CAP
S)を用いた火炉パス出口温度補正装置のように、圧力
計や多数の温度計を設置する必要がなく、しかも検出圧
力と検出温度から火炉収熱を演算するための大容量の演
算装置も必要とせずに、簡単な回路構成のみによって、
火炉パス出口温度を略一定に制御してボイラ全体の蒸気
温度を安定させることができるという優れた効果を奏し
得る。
ク図である。
略的に示した線図である。
を表わす線図である。
を表わす線図である。
である。
す概要構成図である。
パス出口温度指令回路の一例を示す制御ブロック図であ
る。
す線図である。
Claims (3)
- 【請求項1】 基準信号から得た火炉パス出口基準温度
により火炉パス出口温度を設定する際に、基準信号を変
換して求めた再熱器ガスダンパ開度指令信号と火炉収熱
の変動指標としての再熱器ガスダンパの開度信号との偏
差から温度補正信号を求め、この温度補正信号により前
記火炉パス出口基準温度を補正することを特徴とする再
熱器ガスダンパの開度変化を利用した火炉パス出口温度
制御方法。 - 【請求項2】 基準信号から得た火炉パス出口基準温度
に基づいて火炉パス出口温度を設定する火炉パス出口温
度指令回路と、 基準信号を第1の関数発生器により変換して求めた再熱
器ガスダンパ開度指令信号と再熱器ガスダンパの開度信
号とを引算して開度偏差信号を求める引算器と、該引算
器からの開度偏差信号を変換して不感帯補正後開度偏差
信号を求める第2の関数発生器と、第2の関数発生器か
らの不感帯補正後開度偏差信号を積分して温度補正信号
を求める積分器と、該積分器からの温度補正信号を前記
火炉パス出口温度指令回路の火炉パス出口基準温度に加
算する加算器と、を有する火炉パス出口温度補正演算回
路とを備えたことを特徴とする再熱器ガスダンパの開度
変化を利用した火炉パス出口温度制御装置。 - 【請求項3】 火炉パス出口温度補正演算回路における
引算器の下流に、負荷変化中は0%信号を出力する切替
器を備えている請求項2記載の再熱器ガスダンパの開度
変化を利用した火炉パス出口温度制御装置。
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001058279A JP2002257301A (ja) | 2001-03-02 | 2001-03-02 | 再熱器ガスダンパの開度変化を利用した火炉パス出口温度制御方法及び装置 |
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Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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-
2001
- 2001-03-02 JP JP2001058279A patent/JP2002257301A/ja active Pending
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