JP2002106804A - 変圧貫流ボイラの給水流量制御装置 - Google Patents
変圧貫流ボイラの給水流量制御装置Info
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- JP2002106804A JP2002106804A JP2000299704A JP2000299704A JP2002106804A JP 2002106804 A JP2002106804 A JP 2002106804A JP 2000299704 A JP2000299704 A JP 2000299704A JP 2000299704 A JP2000299704 A JP 2000299704A JP 2002106804 A JP2002106804 A JP 2002106804A
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- Control Of Steam Boilers And Waste-Gas Boilers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 火炉パスのマスフローを増加させ、火炉メタ
ル温度の上昇を抑制し、ボイラ本体が熱的に厳しい状況
に晒されることを緩和する一方、飽和水の節炭器入口へ
の再循環流量を増加させて、飽和水の熱回収を行い、節
炭器入口給水温度並びに節炭器出口ガス温度を高め、脱
硝反応を促進して効率を向上し、且つ空気予熱器入口ガ
ス温度を高め、ミル一次空気温度を上昇させてミル出炭
特性もアップさせ、更に、タービンを短時間に効率よく
冷却することもできるようにする。 【解決手段】 起動時並びにタービン冷却中には、負荷
指令27に基づく給水流量指令32を低負荷から中負荷
にかけて通常時より所要量だけ増加させて最低給水流量
指令39とし、最低給水流量指令39と給水流量25と
の給水流量偏差34をなくすよう給水ポンプ21へ制御
指令36を出力する制御器38を備える。
ル温度の上昇を抑制し、ボイラ本体が熱的に厳しい状況
に晒されることを緩和する一方、飽和水の節炭器入口へ
の再循環流量を増加させて、飽和水の熱回収を行い、節
炭器入口給水温度並びに節炭器出口ガス温度を高め、脱
硝反応を促進して効率を向上し、且つ空気予熱器入口ガ
ス温度を高め、ミル一次空気温度を上昇させてミル出炭
特性もアップさせ、更に、タービンを短時間に効率よく
冷却することもできるようにする。 【解決手段】 起動時並びにタービン冷却中には、負荷
指令27に基づく給水流量指令32を低負荷から中負荷
にかけて通常時より所要量だけ増加させて最低給水流量
指令39とし、最低給水流量指令39と給水流量25と
の給水流量偏差34をなくすよう給水ポンプ21へ制御
指令36を出力する制御器38を備える。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、変圧貫流ボイラの
給水流量制御装置に関するものである。
給水流量制御装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図3は変圧貫流ボイラの一例を表わすも
のであって、図3中、1はボイラ本体、2はボイラ本体
1内へ微粉炭等の燃料を噴射して燃焼させるバーナ、3
は一次過熱器、4は二次過熱器、5は三次過熱器、6は
最終過熱器、7は一次再熱器、8は二次再熱器、9は節
炭器であり、バーナ2からボイラ本体1内へ燃料を噴射
して燃焼させることにより、燃焼ガスを生成し、生成さ
れた燃焼ガスを流通させ、二次過熱器4、三次過熱器
5、最終過熱器6、二次再熱器8、一次過熱器3、一次
再熱器7及び節炭器9と熱交換させ、熱交換した後の排
ガスを排ガスダクト10へ流出させ、下流側に設けられ
た脱硝、脱硫等の排煙処理装置(図示せず)で窒素酸化
物や硫黄酸化物等を除去した後、大気へ放出するように
なっている。
のであって、図3中、1はボイラ本体、2はボイラ本体
1内へ微粉炭等の燃料を噴射して燃焼させるバーナ、3
は一次過熱器、4は二次過熱器、5は三次過熱器、6は
最終過熱器、7は一次再熱器、8は二次再熱器、9は節
炭器であり、バーナ2からボイラ本体1内へ燃料を噴射
して燃焼させることにより、燃焼ガスを生成し、生成さ
れた燃焼ガスを流通させ、二次過熱器4、三次過熱器
5、最終過熱器6、二次再熱器8、一次過熱器3、一次
再熱器7及び節炭器9と熱交換させ、熱交換した後の排
ガスを排ガスダクト10へ流出させ、下流側に設けられ
た脱硝、脱硫等の排煙処理装置(図示せず)で窒素酸化
物や硫黄酸化物等を除去した後、大気へ放出するように
なっている。
【0003】一方、図4は前述の変圧貫流ボイラの給水
・蒸気系統を表わすものであり、ボイラ給水は、燃料が
燃焼されるボイラ本体1の火炉炉壁に形成される蒸発器
11で加熱され、ノーズ部12を経て、汽水分離器13
で飽和水と飽和蒸気に分離され、該汽水分離器13で飽
和水と分離された飽和蒸気は、ボイラ本体1の天井並び
に後部伝熱部周壁14を通過し、一次過熱器3、二次過
熱器4、三次過熱器5及び最終過熱器6で過熱され、高
圧タービン15へ導かれ、該高圧タービン15が駆動さ
れて発電が行われると共に、前記高圧タービン15を駆
動した後の蒸気は、一次再熱器7及び二次再熱器8へ導
かれ、該一次再熱器7及び二次再熱器8で再熱された
後、中・低圧タービン16へ導入され、該中・低圧ター
ビン16が駆動されて発電が行われ、前記中・低圧ター
ビン16を駆動した後の蒸気は、復水器17へ導かれて
ボイラ給水に戻され、該ボイラ給水は、復水脱塩装置1
8と低圧給水加熱器19と脱気器20とを経由し、給水
ポンプ21により高圧給水加熱器22を介して節炭器9
へ圧送され、該節炭器9で加熱され、前記蒸発器11へ
送給され、循環されるようになっている。
・蒸気系統を表わすものであり、ボイラ給水は、燃料が
燃焼されるボイラ本体1の火炉炉壁に形成される蒸発器
11で加熱され、ノーズ部12を経て、汽水分離器13
で飽和水と飽和蒸気に分離され、該汽水分離器13で飽
和水と分離された飽和蒸気は、ボイラ本体1の天井並び
に後部伝熱部周壁14を通過し、一次過熱器3、二次過
熱器4、三次過熱器5及び最終過熱器6で過熱され、高
圧タービン15へ導かれ、該高圧タービン15が駆動さ
れて発電が行われると共に、前記高圧タービン15を駆
動した後の蒸気は、一次再熱器7及び二次再熱器8へ導
かれ、該一次再熱器7及び二次再熱器8で再熱された
後、中・低圧タービン16へ導入され、該中・低圧ター
ビン16が駆動されて発電が行われ、前記中・低圧ター
ビン16を駆動した後の蒸気は、復水器17へ導かれて
ボイラ給水に戻され、該ボイラ給水は、復水脱塩装置1
8と低圧給水加熱器19と脱気器20とを経由し、給水
ポンプ21により高圧給水加熱器22を介して節炭器9
へ圧送され、該節炭器9で加熱され、前記蒸発器11へ
送給され、循環されるようになっている。
【0004】尚、前記汽水分離器13で分離された飽和
水は、ボイラ再循環ポンプ23の駆動により節炭器9入
口に再循環させるようになっており、その際の飽和水の
再循環量はボイラ再循環流量調節弁24の開度調節によ
って行われるようになっている。
水は、ボイラ再循環ポンプ23の駆動により節炭器9入
口に再循環させるようになっており、その際の飽和水の
再循環量はボイラ再循環流量調節弁24の開度調節によ
って行われるようになっている。
【0005】ところで、前記節炭器9へ供給される給水
流量を制御するための給水流量制御装置は、節炭器9入
口における給水流量25を検出する流量検出器26と、
負荷指令27に基づき給水流量指令28を求めて出力す
る第一関数発生器29と、予め設定される最低給水流量
指令30を出力する信号発生器31と、前記第一関数発
生器29から出力される給水流量指令28と前記信号発
生器31から出力される最低給水流量指令30のうち高
い方を選択し給水流量指令32として出力する高選択器
33と、該高選択器33から出力される給水流量指令3
2と前記流量検出器26で検出された給水流量25との
差を求め、給水流量偏差34として出力する減算器35
と、該減算器35から出力される給水流量偏差34を比
例積分処理し、該給水流量偏差34をなくすよう給水ポ
ンプ21へ制御指令36を出力する比例積分調節器37
とからなる制御器38とを備えてなる構成を有してい
る。
流量を制御するための給水流量制御装置は、節炭器9入
口における給水流量25を検出する流量検出器26と、
負荷指令27に基づき給水流量指令28を求めて出力す
る第一関数発生器29と、予め設定される最低給水流量
指令30を出力する信号発生器31と、前記第一関数発
生器29から出力される給水流量指令28と前記信号発
生器31から出力される最低給水流量指令30のうち高
い方を選択し給水流量指令32として出力する高選択器
33と、該高選択器33から出力される給水流量指令3
2と前記流量検出器26で検出された給水流量25との
差を求め、給水流量偏差34として出力する減算器35
と、該減算器35から出力される給水流量偏差34を比
例積分処理し、該給水流量偏差34をなくすよう給水ポ
ンプ21へ制御指令36を出力する比例積分調節器37
とからなる制御器38とを備えてなる構成を有してい
る。
【0006】尚、前記第一関数発生器29には、図5に
示される如く、負荷指令27の増減に対し略比例させる
形で給水流量指令28を増減させるような関数を設定し
てあり、又、前記信号発生器31には、最大連続負荷の
25[%]の負荷に相当する給水流量を最低給水流量指
令30として設定してある。
示される如く、負荷指令27の増減に対し略比例させる
形で給水流量指令28を増減させるような関数を設定し
てあり、又、前記信号発生器31には、最大連続負荷の
25[%]の負荷に相当する給水流量を最低給水流量指
令30として設定してある。
【0007】前記変圧貫流ボイラの給水流量制御装置に
おいては、流量検出器26により節炭器9入口における
給水流量25が検出され、制御器38の減算器35へ入
力されると共に、制御器38の第一関数発生器29にお
いて、負荷指令27に基づき給水流量指令28が求めら
れて高選択器33へ出力され、該高選択器33におい
て、前記第一関数発生器29から出力される給水流量指
令28と信号発生器31から出力される最低給水流量指
令30のうち高い方が選択され給水流量指令32として
減算器35へ出力され、該減算器35において、前記高
選択器33から出力される給水流量指令32と前記流量
検出器26で検出された給水流量25との差が求めら
れ、給水流量偏差34として比例積分調節器37へ出力
され、該比例積分調節器37において、前記減算器35
から出力される給水流量偏差34が比例積分処理され、
該給水流量偏差34をなくすよう給水ポンプ21へ制御
指令36が出力され、該給水ポンプ21の作動により節
炭器9へ供給される給水流量25が給水流量指令32と
等しくなるよう制御される。
おいては、流量検出器26により節炭器9入口における
給水流量25が検出され、制御器38の減算器35へ入
力されると共に、制御器38の第一関数発生器29にお
いて、負荷指令27に基づき給水流量指令28が求めら
れて高選択器33へ出力され、該高選択器33におい
て、前記第一関数発生器29から出力される給水流量指
令28と信号発生器31から出力される最低給水流量指
令30のうち高い方が選択され給水流量指令32として
減算器35へ出力され、該減算器35において、前記高
選択器33から出力される給水流量指令32と前記流量
検出器26で検出された給水流量25との差が求めら
れ、給水流量偏差34として比例積分調節器37へ出力
され、該比例積分調節器37において、前記減算器35
から出力される給水流量偏差34が比例積分処理され、
該給水流量偏差34をなくすよう給水ポンプ21へ制御
指令36が出力され、該給水ポンプ21の作動により節
炭器9へ供給される給水流量25が給水流量指令32と
等しくなるよう制御される。
【0008】この結果、最大連続負荷の25[%]以下
の低負荷時(いわゆるウェットモードでの運転時)に
は、図5に示される如く、最低給水流量指令30の方が
負荷指令27に基づいて第一関数発生器29から出力さ
れる給水流量指令28より高くなるため、最低給水流量
指令30に見合う流量の水が節炭器9へ供給され、火炉
パスの最低給水流量が確保されると共に、汽水分離器1
3で飽和水と飽和蒸気との分離が行われ、該汽水分離器
13で分離された飽和水は、ボイラ再循環ポンプ23の
駆動により節炭器9入口に再循環される。
の低負荷時(いわゆるウェットモードでの運転時)に
は、図5に示される如く、最低給水流量指令30の方が
負荷指令27に基づいて第一関数発生器29から出力さ
れる給水流量指令28より高くなるため、最低給水流量
指令30に見合う流量の水が節炭器9へ供給され、火炉
パスの最低給水流量が確保されると共に、汽水分離器1
3で飽和水と飽和蒸気との分離が行われ、該汽水分離器
13で分離された飽和水は、ボイラ再循環ポンプ23の
駆動により節炭器9入口に再循環される。
【0009】一方、最大連続負荷の25[%]を越えた
負荷帯(いわゆるドライモードでの運転時)には、負荷
指令27に基づいて第一関数発生器29から出力される
給水流量指令28の方が、図5に示される如く、最低給
水流量指令30より高くなるため、給水流量指令28に
見合う流量の水が節炭器9へ供給され、汽水分離器13
で飽和水と飽和蒸気との分離は行われなくなり、ボイラ
再循環ポンプ23の駆動による飽和水の節炭器9入口へ
の再循環も行われなくなる。
負荷帯(いわゆるドライモードでの運転時)には、負荷
指令27に基づいて第一関数発生器29から出力される
給水流量指令28の方が、図5に示される如く、最低給
水流量指令30より高くなるため、給水流量指令28に
見合う流量の水が節炭器9へ供給され、汽水分離器13
で飽和水と飽和蒸気との分離は行われなくなり、ボイラ
再循環ポンプ23の駆動による飽和水の節炭器9入口へ
の再循環も行われなくなる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述の
如く、最大連続負荷の25[%]の負荷に相当する給水
流量を最低給水流量指令30として設定するのでは、特
に起動時等に、ウェットモードからドライモードに切り
換る近傍において、火炉パスにおけるマスフロー(単位
断面積当りの流量[t/h/m2])は最低となり、且
つ火炉パス出口流体が飽和蒸気から過熱蒸気となるた
め、火炉メタル温度が上昇し、ボイラ本体1が熱的に厳
しい状況に晒される一方、飽和水の節炭器9入口への再
循環流量がゼロとなり、飽和水の熱回収が行われなくな
るため、節炭器9入口給水温度が低下し、節炭器9出口
ガス温度が低くなり、これに伴って、脱硝反応が起こり
にくくなって効率が低下すると共に、空気予熱器入口ガ
ス温度が低下し、ミル一次空気温度が低下してミル出炭
特性も低下するという欠点を有していた。
如く、最大連続負荷の25[%]の負荷に相当する給水
流量を最低給水流量指令30として設定するのでは、特
に起動時等に、ウェットモードからドライモードに切り
換る近傍において、火炉パスにおけるマスフロー(単位
断面積当りの流量[t/h/m2])は最低となり、且
つ火炉パス出口流体が飽和蒸気から過熱蒸気となるた
め、火炉メタル温度が上昇し、ボイラ本体1が熱的に厳
しい状況に晒される一方、飽和水の節炭器9入口への再
循環流量がゼロとなり、飽和水の熱回収が行われなくな
るため、節炭器9入口給水温度が低下し、節炭器9出口
ガス温度が低くなり、これに伴って、脱硝反応が起こり
にくくなって効率が低下すると共に、空気予熱器入口ガ
ス温度が低下し、ミル一次空気温度が低下してミル出炭
特性も低下するという欠点を有していた。
【0011】又、タービン定期点検前等のユニット停止
時にタービンを冷却するような場合、現状では、最大連
続負荷の25[%]を越えた負荷帯でウェットモードと
することは不可能であり、蒸気量の少ない20[%]程
度の負荷帯でしかタービンの冷却を行えないため、ター
ビンに供給される蒸気量を確保できず、タービンの温度
を短時間に効率よく低下させることは困難となってい
た。
時にタービンを冷却するような場合、現状では、最大連
続負荷の25[%]を越えた負荷帯でウェットモードと
することは不可能であり、蒸気量の少ない20[%]程
度の負荷帯でしかタービンの冷却を行えないため、ター
ビンに供給される蒸気量を確保できず、タービンの温度
を短時間に効率よく低下させることは困難となってい
た。
【0012】本発明は、斯かる実情に鑑み、火炉パスに
おけるマスフローを増加させ、火炉メタル温度の上昇を
抑制し得、ボイラ本体が熱的に厳しい状況に晒されるこ
とを緩和できる一方、飽和水の節炭器入口への再循環流
量を増加させて、飽和水の熱回収を行うことができ、節
炭器入口給水温度並びに節炭器出口ガス温度を高め、脱
硝反応を促進して効率を向上し得、且つ空気予熱器入口
ガス温度を高め、ミル一次空気温度を上昇させてミル出
炭特性もアップさせることができ、更に、タービンを短
時間に効率よく冷却することもできる変圧貫流ボイラの
給水流量制御装置を提供しようとするものである。
おけるマスフローを増加させ、火炉メタル温度の上昇を
抑制し得、ボイラ本体が熱的に厳しい状況に晒されるこ
とを緩和できる一方、飽和水の節炭器入口への再循環流
量を増加させて、飽和水の熱回収を行うことができ、節
炭器入口給水温度並びに節炭器出口ガス温度を高め、脱
硝反応を促進して効率を向上し得、且つ空気予熱器入口
ガス温度を高め、ミル一次空気温度を上昇させてミル出
炭特性もアップさせることができ、更に、タービンを短
時間に効率よく冷却することもできる変圧貫流ボイラの
給水流量制御装置を提供しようとするものである。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明は、低負荷時に汽
水分離器で分離された飽和水を節炭器入口に再循環させ
るようにした変圧貫流ボイラの給水流量制御装置であっ
て、節炭器入口における給水流量を検出する流量検出器
と、起動時並びにタービン冷却中には、負荷指令に基づ
く給水流量指令を低負荷から中負荷にかけて通常時より
所要量だけ増加させて最低給水流量指令とし、該最低給
水流量指令と前記流量検出器で検出された給水流量との
給水流量偏差をなくすよう給水ポンプへ制御指令を出力
する制御器とを備えたことを特徴とする変圧貫流ボイラ
の給水流量制御装置にかかるものである。
水分離器で分離された飽和水を節炭器入口に再循環させ
るようにした変圧貫流ボイラの給水流量制御装置であっ
て、節炭器入口における給水流量を検出する流量検出器
と、起動時並びにタービン冷却中には、負荷指令に基づ
く給水流量指令を低負荷から中負荷にかけて通常時より
所要量だけ増加させて最低給水流量指令とし、該最低給
水流量指令と前記流量検出器で検出された給水流量との
給水流量偏差をなくすよう給水ポンプへ制御指令を出力
する制御器とを備えたことを特徴とする変圧貫流ボイラ
の給水流量制御装置にかかるものである。
【0014】上記手段によれば、以下のような作用が得
られる。
られる。
【0015】起動時並びにタービン冷却中には、流量検
出器により節炭器入口における給水流量が検出されると
共に、制御器において、負荷指令に基づく給水流量指令
が低負荷から中負荷にかけて通常時より所要量だけ増加
されて最低給水流量指令とされ、該最低給水流量指令と
前記流量検出器で検出された給水流量との給水流量偏差
をなくすよう給水ポンプへ制御指令が出力され、該給水
ポンプの作動により節炭器へ供給される給水流量が、前
記通常時より所要量だけ増加された最低給水流量指令と
等しくなるよう制御されるため、火炉パスにおけるマス
フローが増加し、且つ火炉パス出口流体が飽和水と飽和
蒸気とからなる汽水混合体となる。
出器により節炭器入口における給水流量が検出されると
共に、制御器において、負荷指令に基づく給水流量指令
が低負荷から中負荷にかけて通常時より所要量だけ増加
されて最低給水流量指令とされ、該最低給水流量指令と
前記流量検出器で検出された給水流量との給水流量偏差
をなくすよう給水ポンプへ制御指令が出力され、該給水
ポンプの作動により節炭器へ供給される給水流量が、前
記通常時より所要量だけ増加された最低給水流量指令と
等しくなるよう制御されるため、火炉パスにおけるマス
フローが増加し、且つ火炉パス出口流体が飽和水と飽和
蒸気とからなる汽水混合体となる。
【0016】このため、起動時には、火炉メタル温度が
上昇せず、ボイラ本体が熱的に厳しい状況に晒されるこ
とが避けられる一方、飽和水の節炭器入口への再循環流
量がゼロとならずに増え、飽和水の熱回収が行われるた
め、節炭器入口給水温度が上昇し、節炭器出口ガス温度
が高くなり、これに伴って、脱硝反応が起こりやすくな
って効率が向上すると共に、空気予熱器入口ガス温度が
上昇し、ミル一次空気温度が上昇してミル出炭特性もア
ップする。
上昇せず、ボイラ本体が熱的に厳しい状況に晒されるこ
とが避けられる一方、飽和水の節炭器入口への再循環流
量がゼロとならずに増え、飽和水の熱回収が行われるた
め、節炭器入口給水温度が上昇し、節炭器出口ガス温度
が高くなり、これに伴って、脱硝反応が起こりやすくな
って効率が向上すると共に、空気予熱器入口ガス温度が
上昇し、ミル一次空気温度が上昇してミル出炭特性もア
ップする。
【0017】一方、タービン定期点検前等のユニット停
止時におけるタービン冷却中には、最大連続負荷の25
[%]を越えた負荷帯でもウェットモードとすることが
可能となり、タービンに供給される蒸気量を確保しつ
つ、タービンの温度を短時間に効率よく低下させること
が可能となる。
止時におけるタービン冷却中には、最大連続負荷の25
[%]を越えた負荷帯でもウェットモードとすることが
可能となり、タービンに供給される蒸気量を確保しつ
つ、タービンの温度を短時間に効率よく低下させること
が可能となる。
【0018】又、過渡的なタービンからの蒸気要求に対
しても、火炉パスにおけるマスフローが増加し汽水混合
体の量が増加したことにより、蒸発予備軍が存在する形
となり、主蒸気圧力の低下を抑制することにも役立つこ
ととなる。
しても、火炉パスにおけるマスフローが増加し汽水混合
体の量が増加したことにより、蒸発予備軍が存在する形
となり、主蒸気圧力の低下を抑制することにも役立つこ
ととなる。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図示
例と共に説明する。
例と共に説明する。
【0020】図1及び図2は本発明を実施する形態の一
例であって、図中、図3〜図5と同一の符号を付した部
分は同一物を表わしており、基本的な構成は図3〜図5
に示す従来のものと同様であるが、本図示例の特徴とす
るところは、図1及び図2に示す如く、制御器38に、
負荷指令27に基づき通常時より所要量だけ増加させた
最低給水流量指令39を求めて出力する第二関数発生器
40と、通常時には、図1中、a側に切り換えられ、信
号発生器31から出力される最低給水流量指令30を最
低給水流量指令41として高選択器33へ出力する一
方、起動時並びにタービン冷却中には、図1中、b側に
切り換えられ、前記第二関数発生器40から出力される
最低給水流量指令39を最低給水流量指令41として高
選択器33へ出力する切換器42とを追加装備した点に
ある。
例であって、図中、図3〜図5と同一の符号を付した部
分は同一物を表わしており、基本的な構成は図3〜図5
に示す従来のものと同様であるが、本図示例の特徴とす
るところは、図1及び図2に示す如く、制御器38に、
負荷指令27に基づき通常時より所要量だけ増加させた
最低給水流量指令39を求めて出力する第二関数発生器
40と、通常時には、図1中、a側に切り換えられ、信
号発生器31から出力される最低給水流量指令30を最
低給水流量指令41として高選択器33へ出力する一
方、起動時並びにタービン冷却中には、図1中、b側に
切り換えられ、前記第二関数発生器40から出力される
最低給水流量指令39を最低給水流量指令41として高
選択器33へ出力する切換器42とを追加装備した点に
ある。
【0021】尚、前記第二関数発生器40には、図2に
示す如く、最低給水流量指令39を低負荷から中負荷に
かけて通常時より所要量だけ増加させるような関数を設
定してある。
示す如く、最低給水流量指令39を低負荷から中負荷に
かけて通常時より所要量だけ増加させるような関数を設
定してある。
【0022】次に、上記図示例の作動を説明する。
【0023】起動時並びにタービン冷却中には、切換器
42が図1中、b側に切り換えられ、負荷指令27に基
づいて第二関数発生器40から出力される通常時より所
要量だけ増加させた最低給水流量指令39が最低給水流
量指令41として高選択器33へ出力され、該高選択器
33において、第一関数発生器29から出力される給水
流量指令28と信号発生器31から出力される最低給水
流量指令41のうち高い方(この場合には、最低給水流
量指令41)が選択され給水流量指令32として減算器
35へ出力され、該減算器35において、前記高選択器
33から出力される給水流量指令32と前記流量検出器
26で検出された給水流量25との差が求められ、給水
流量偏差34として比例積分調節器37へ出力され、該
比例積分調節器37において、前記減算器35から出力
される給水流量偏差34が比例積分処理され、該給水流
量偏差34をなくすよう給水ポンプ21へ制御指令36
が出力され、該給水ポンプ21の作動により節炭器9へ
供給される給水流量25が給水流量指令32と等しくな
るよう制御される。
42が図1中、b側に切り換えられ、負荷指令27に基
づいて第二関数発生器40から出力される通常時より所
要量だけ増加させた最低給水流量指令39が最低給水流
量指令41として高選択器33へ出力され、該高選択器
33において、第一関数発生器29から出力される給水
流量指令28と信号発生器31から出力される最低給水
流量指令41のうち高い方(この場合には、最低給水流
量指令41)が選択され給水流量指令32として減算器
35へ出力され、該減算器35において、前記高選択器
33から出力される給水流量指令32と前記流量検出器
26で検出された給水流量25との差が求められ、給水
流量偏差34として比例積分調節器37へ出力され、該
比例積分調節器37において、前記減算器35から出力
される給水流量偏差34が比例積分処理され、該給水流
量偏差34をなくすよう給水ポンプ21へ制御指令36
が出力され、該給水ポンプ21の作動により節炭器9へ
供給される給水流量25が給水流量指令32と等しくな
るよう制御される。
【0024】これにより、前記給水ポンプ21の作動に
より節炭器9へ供給される給水流量25は、前記通常時
より所要量だけ増加された最低給水流量指令39と等し
くなるよう制御されるため、火炉パスにおけるマスフロ
ーが増加し、且つ火炉パス出口流体が飽和水と飽和蒸気
とからなる汽水混合体となる。
より節炭器9へ供給される給水流量25は、前記通常時
より所要量だけ増加された最低給水流量指令39と等し
くなるよう制御されるため、火炉パスにおけるマスフロ
ーが増加し、且つ火炉パス出口流体が飽和水と飽和蒸気
とからなる汽水混合体となる。
【0025】このため、起動時には、火炉メタル温度が
上昇せず、ボイラ本体1が熱的に厳しい状況に晒される
ことが避けられる一方、飽和水の節炭器9入口への再循
環流量がゼロとならずに増え、飽和水の熱回収が行われ
るため、節炭器9入口給水温度が上昇し、節炭器9出口
ガス温度が高くなり、これに伴って、脱硝反応が起こり
やすくなって効率が向上すると共に、空気予熱器入口ガ
ス温度が上昇し、ミル一次空気温度が上昇してミル出炭
特性もアップする。
上昇せず、ボイラ本体1が熱的に厳しい状況に晒される
ことが避けられる一方、飽和水の節炭器9入口への再循
環流量がゼロとならずに増え、飽和水の熱回収が行われ
るため、節炭器9入口給水温度が上昇し、節炭器9出口
ガス温度が高くなり、これに伴って、脱硝反応が起こり
やすくなって効率が向上すると共に、空気予熱器入口ガ
ス温度が上昇し、ミル一次空気温度が上昇してミル出炭
特性もアップする。
【0026】一方、タービン定期点検前等のユニット停
止時におけるタービン冷却中には、最大連続負荷の25
[%]を越えた負荷帯でもウェットモードとすることが
可能となり、タービンに供給される蒸気量を確保しつ
つ、タービンの温度を短時間に効率よく低下させること
が可能となる。
止時におけるタービン冷却中には、最大連続負荷の25
[%]を越えた負荷帯でもウェットモードとすることが
可能となり、タービンに供給される蒸気量を確保しつ
つ、タービンの温度を短時間に効率よく低下させること
が可能となる。
【0027】又、過渡的なタービンからの蒸気要求に対
しても、火炉パスにおけるマスフローが増加し汽水混合
体の量が増加したことにより、蒸発予備軍が存在する形
となり、主蒸気圧力の低下を抑制することにも役立つこ
ととなる。
しても、火炉パスにおけるマスフローが増加し汽水混合
体の量が増加したことにより、蒸発予備軍が存在する形
となり、主蒸気圧力の低下を抑制することにも役立つこ
ととなる。
【0028】こうして、火炉パスにおけるマスフローを
増加させ、火炉メタル温度の上昇を抑制し得、ボイラ本
体1が熱的に厳しい状況に晒されることを緩和できる一
方、飽和水の節炭器9入口への再循環流量を増加させ
て、飽和水の熱回収を行うことができ、節炭器9入口給
水温度並びに節炭器9出口ガス温度を高め、脱硝反応を
促進して効率を向上し得、且つ空気予熱器入口ガス温度
を高め、ミル一次空気温度を上昇させてミル出炭特性も
アップさせることができ、更に、タービンを短時間に効
率よく冷却することもでき、又、過渡的なタービンから
の蒸気要求に対しても、主蒸気圧力の低下を抑制でき
る。
増加させ、火炉メタル温度の上昇を抑制し得、ボイラ本
体1が熱的に厳しい状況に晒されることを緩和できる一
方、飽和水の節炭器9入口への再循環流量を増加させ
て、飽和水の熱回収を行うことができ、節炭器9入口給
水温度並びに節炭器9出口ガス温度を高め、脱硝反応を
促進して効率を向上し得、且つ空気予熱器入口ガス温度
を高め、ミル一次空気温度を上昇させてミル出炭特性も
アップさせることができ、更に、タービンを短時間に効
率よく冷却することもでき、又、過渡的なタービンから
の蒸気要求に対しても、主蒸気圧力の低下を抑制でき
る。
【0029】尚、本発明の変圧貫流ボイラの給水流量制
御装置は、上述の図示例にのみ限定されるものではな
く、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更
を加え得ることは勿論である。
御装置は、上述の図示例にのみ限定されるものではな
く、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更
を加え得ることは勿論である。
【0030】
【発明の効果】以上、説明したように本発明の変圧貫流
ボイラの給水流量制御装置によれば、火炉パスにおける
マスフローを増加させ、火炉メタル温度の上昇を抑制し
得、ボイラ本体が熱的に厳しい状況に晒されることを緩
和できる一方、飽和水の節炭器入口への再循環流量を増
加させて、飽和水の熱回収を行うことができ、節炭器入
口給水温度並びに節炭器出口ガス温度を高め、脱硝反応
を促進して効率を向上し得、且つ空気予熱器入口ガス温
度を高め、ミル一次空気温度を上昇させてミル出炭特性
もアップさせることができ、更に、タービンを短時間に
効率よく冷却することもでき、又、過渡的なタービンか
らの蒸気要求に対しても、主蒸気圧力の低下を抑制でき
るという優れた効果を奏し得る。
ボイラの給水流量制御装置によれば、火炉パスにおける
マスフローを増加させ、火炉メタル温度の上昇を抑制し
得、ボイラ本体が熱的に厳しい状況に晒されることを緩
和できる一方、飽和水の節炭器入口への再循環流量を増
加させて、飽和水の熱回収を行うことができ、節炭器入
口給水温度並びに節炭器出口ガス温度を高め、脱硝反応
を促進して効率を向上し得、且つ空気予熱器入口ガス温
度を高め、ミル一次空気温度を上昇させてミル出炭特性
もアップさせることができ、更に、タービンを短時間に
効率よく冷却することもでき、又、過渡的なタービンか
らの蒸気要求に対しても、主蒸気圧力の低下を抑制でき
るという優れた効果を奏し得る。
【図1】本発明を実施する形態の一例の概要構成図であ
る。
る。
【図2】本発明を実施する形態の一例における負荷指令
と給水流量指令との関係を表わす線図である。
と給水流量指令との関係を表わす線図である。
【図3】一般的な変圧貫流ボイラの一例を表わす全体概
要構成図である。
要構成図である。
【図4】従来例の概要構成図である。
【図5】従来例における負荷指令と給水流量指令との関
係を表わす線図である。
係を表わす線図である。
1 ボイラ本体 9 節炭器 13 汽水分離器 21 給水ポンプ 23 ボイラ再循環ポンプ 24 ボイラ再循環流量調節弁 25 給水流量 26 流量検出器 27 負荷指令 32 給水流量指令 34 給水流量偏差 36 制御指令 38 制御器 39 最低給水流量指令
Claims (1)
- 【請求項1】 低負荷時に汽水分離器で分離された飽和
水を節炭器入口に再循環させるようにした変圧貫流ボイ
ラの給水流量制御装置であって、 節炭器入口における給水流量を検出する流量検出器と、 起動時並びにタービン冷却中には、負荷指令に基づく給
水流量指令を低負荷から中負荷にかけて通常時より所要
量だけ増加させて最低給水流量指令とし、該最低給水流
量指令と前記流量検出器で検出された給水流量との給水
流量偏差をなくすよう給水ポンプへ制御指令を出力する
制御器とを備えたことを特徴とする変圧貫流ボイラの給
水流量制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000299704A JP2002106804A (ja) | 2000-09-29 | 2000-09-29 | 変圧貫流ボイラの給水流量制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000299704A JP2002106804A (ja) | 2000-09-29 | 2000-09-29 | 変圧貫流ボイラの給水流量制御装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002106804A true JP2002106804A (ja) | 2002-04-10 |
Family
ID=18781477
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000299704A Pending JP2002106804A (ja) | 2000-09-29 | 2000-09-29 | 変圧貫流ボイラの給水流量制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002106804A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014512501A (ja) * | 2011-03-30 | 2014-05-22 | シーメンス アクチエンゲゼルシヤフト | 貫流ボイラの運転方法及び本方法を実施すべく構成されたボイラ |
CN104930535A (zh) * | 2015-06-12 | 2015-09-23 | 北京国电龙源环保工程有限公司 | 一种具有煤干燥及水回收功能的一体式直吹式制粉系统 |
CN104964302A (zh) * | 2015-06-12 | 2015-10-07 | 北京国电龙源环保工程有限公司 | 一种具有煤干燥及水回收功能的直吹式制粉系统 |
CN107477560A (zh) * | 2017-08-08 | 2017-12-15 | 杭州航民小城热电有限公司 | 锅炉系统 |
JP2020046140A (ja) * | 2018-09-20 | 2020-03-26 | 三浦工業株式会社 | 蒸気発生装置 |
-
2000
- 2000-09-29 JP JP2000299704A patent/JP2002106804A/ja active Pending
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014512501A (ja) * | 2011-03-30 | 2014-05-22 | シーメンス アクチエンゲゼルシヤフト | 貫流ボイラの運転方法及び本方法を実施すべく構成されたボイラ |
US9194577B2 (en) | 2011-03-30 | 2015-11-24 | Siemens Aktiengesellschaft | Method for operating a once-through steam generator and steam generator designed for carrying out the method |
CN104930535A (zh) * | 2015-06-12 | 2015-09-23 | 北京国电龙源环保工程有限公司 | 一种具有煤干燥及水回收功能的一体式直吹式制粉系统 |
CN104964302A (zh) * | 2015-06-12 | 2015-10-07 | 北京国电龙源环保工程有限公司 | 一种具有煤干燥及水回收功能的直吹式制粉系统 |
CN107477560A (zh) * | 2017-08-08 | 2017-12-15 | 杭州航民小城热电有限公司 | 锅炉系统 |
JP2020046140A (ja) * | 2018-09-20 | 2020-03-26 | 三浦工業株式会社 | 蒸気発生装置 |
JP7124591B2 (ja) | 2018-09-20 | 2022-08-24 | 三浦工業株式会社 | 蒸気発生装置 |
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20070905 |
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20081021 |
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A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20090422 |