JP2002256587A - 多軸オーガ装置 - Google Patents

多軸オーガ装置

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JP2002256587A JP2001059728A JP2001059728A JP2002256587A JP 2002256587 A JP2002256587 A JP 2002256587A JP 2001059728 A JP2001059728 A JP 2001059728A JP 2001059728 A JP2001059728 A JP 2001059728A JP 2002256587 A JP2002256587 A JP 2002256587A
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Akira Tokimune
章 時宗
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Sanwa Kikoh Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 複数のオーガ駆動軸を同調回転させると共
に、これらオーガ駆動軸間のピッチを容易に変更できる
ようにした多軸オーガ装置を提供する。 【解決手段】 夫々独自にモーターによって駆動される
2つのオーガ駆動軸2A,2Bの夫々に、傘歯車13を
取り付けると共に、この傘歯車13と噛合する傘歯車1
4を取り付けた従動軸15をオーガ駆動軸2A,2Bに
支承された枠体16に軸支してなる同調ユニット12を
設け、隣合う同調ユニット12,12の同軸状に対向突
出する双方の従動軸15,15を連結スリーブ17によ
って一体回転可能に連結すると共に、双方の枠体16,
16を連結部材18によって一体的に連結する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、地盤改良装置に使
用される多軸オーガ装置に関する。
【0002】
【従来の技術及びその課題】従来の多軸オーガ装置は、
そのほとんどが、夫々独自にモーターによって駆動され
る複数のオーガ駆動軸を夫々単独で回転させるように構
成されているため、各オーガ駆動軸に連結される掘削ロ
ッドの先端部に掘削翼を同一レベルに配設できず、従っ
て各掘削ロッド間の隣合う掘削翼で掘削される地盤に段
差が生じて、3盤改良が有効に行えないと云う不都合が
あった。また、複数のオーガ駆動軸を同調回転させるよ
うにした多軸オーガ装置もあるが、その装置では構造が
複雑化する上に、掘削ロッド間のピッチが変更された場
合には、オーガ装置の大部分を新たな構造とする必要が
あって、製作コストが非常に高くついていた。
【0003】本発明は、複数のオーガ駆動軸を同調回転
させると共に、これらオーガ駆動軸間のピッチを簡単容
易に変更できるようにした多軸オーガ装置を提供するこ
とを目的すとする。
【0004】
【課題を解決するための手段】請求項1に係る発明は、
例えば2軸オーガ装置を例示した図1及び図2から分か
るように、夫々独自にモーター9A,9Bによって駆動
される複数のオーガ駆動軸2A,2Bの夫々に、傘歯車
13を取り付けると共に、この傘歯車13と噛合する傘
歯車14を取り付けた従動軸15をオーガ駆動軸2A,
2Bに支承された枠体16に軸支してなる同調ユニット
12を設け、隣合う同調ユニット12,12の同軸状に
対向突出する双方の従動軸15,15を連結スリーブ1
7によって一体回転可能に連結すると共に、双方の枠体
16,16を連結部材18によって一体的に連結したこ
とを特徴とする。
【0005】請求項2は、請求項1に記載の多軸オーガ
装置において、前記連結スリーブ17は、各同調ユニッ
ト12の従動軸15に対しスプライン嵌合されるように
なっていることを特徴とする。
【0006】請求項3は、請求項1又は2に記載の多軸
オーガ装置において、前記連結スリーブ17は、軸方向
に2分割されて、対向するフランジ部f,fでボルトb
結合される一対の分割スリーブ17a,17aからなる
ことを特徴とする。
【0007】請求項4は、請求項1〜3の何れかに記載
の多軸オーガ装置において、前記連結部材18は、円筒
部25とこれの両端に夫々突設されたフランジ部26,
26とからなるもので、円筒部25の両端フランジ部2
6,26が双方の同調ユニット12,12の枠体16,
16に夫々ボルトb結合されてなることを特徴とする。
【0008】
【発明の実施の形態】図1の(A)は、2軸オーガ装置
からなる多軸オーガ装置1を備えた地盤改良装置の正面
図で、同図の(B)は(A)のX−X線断面図である。
この多軸オーガ装置1は、クローラクレーンKにより立
設されたリーダ(図示省略)に沿って昇降可能に支持さ
れると共に、リーダの頂部から昇降操作ワイヤー(図示
省略)によって吊支され、この多軸オーガ装置1のオー
ガ駆動軸2A,2Bに掘削ロッド3,3が夫々着脱可能
に垂下連結されている。
【0009】図1の(A)及び(B)に示すように、各
掘削ロッド3には先端部に掘削翼4が取り付けられ、こ
の掘削翼4から上方へ軸方向所定間隔おきに攪拌翼5が
取り付けられ、そして各掘削翼4及び各攪拌翼5は夫
々、両掘削ロッド3,3間において、周方向に異なった
配置角度で同一レベルに配設されている。尚、攪拌翼5
については、両掘削ロッド3,3間で段違いになるよう
に配設されてもよい。図1において、6は上部振れ止め
金具、7は下部振れ止め金具である。
【0010】図2は2軸オーガ装置からなる多軸オーガ
装置1を示す縦断面図である。この多軸オーガ装置1の
左右2つのオーガ駆動軸2A,2Bは、機枠8に設けて
ある減速機付きモーター9A,9B(図1参照)の出力
軸(図示せず)に夫々連動連結され、これら両オーガ駆
動軸2A,2Bの下端フランジ部10,10に掘削ロッ
ド3の上端フランジ部11,11が夫々ボルト結合され
ている。
【0011】図2に示すように、各オーガ駆動軸2A,
2Bには同調ユニット12が設けられ、この同調ユニッ
ト12は、各オーガ駆動軸2A,2Bに傘歯車13を取
り付けると共に、この傘歯車13と噛合する傘歯車14
を取り付けた従動軸15を、オーガ駆動軸2A,2Bに
支承された枠体16に軸支することによって構成される
もので、オーガ駆動軸2A側の同調ユニット12の従動
軸15と、これと同軸状に対向突出するオーガ駆動軸2
B側の同調ユニット12の従動軸15とを連結スリーブ
17によって一体回転可能に連結すると共に、これら同
調ユニット12,12の枠体16,16相互を連結部材
18によって一体的に連結し、これによって隣合うオー
ガ駆動軸2A,2Bを互いに逆方向に同調回転させるよ
うにしている。尚、傘歯車13,14は軸線が同一面内
で互いに直交するように配置される一対の傘歯車で、傘
歯車14を取り付けている従動軸15はオーガ駆動軸2
A,2Bに対して直角に配設される。
【0012】各同調ユニット12の枠体16は、夫々軸
受19を介してオーガ駆動軸2A,2Bに相対回転可能
に支承される上下枠材20,21と、両枠材20,21
の左右両端部をつなぐ左右両側枠22,23とを矩形枠
状に一体的に枠組みしたもので、側枠22には従動軸1
5の中央部を回転自在に軸支する軸受部材24が取り付
けられている。
【0013】一端部に傘歯車16を取り付けている従動
軸15の他端部は、軸受部材15の外方に所要長さ突出
し、しかして両同調ユニット12,12間に同軸状に対
向突出する従動軸15,15の突出端部a,aに亘って
連結スリーブ17がスプライン嵌合され、それにより両
従動軸15,15が一体回転可能に連結されている。即
ち、各従動軸15の突出端部aにはその外周面に、軸方
向に延びる溝条が周方向一定ピッチで条設され、連結ス
リーブ17にはその内周面に従動軸15側の溝条に係合
する突条が周方向一定ピッチで条設されていて、連結ス
リーブ17を、同軸状に対向突出する両従動軸15,1
5の突出端部a,aに亘ってスプライン嵌合させること
によって、両従動軸15,15は一体回転可能な状態に
簡単容易に連結される。
【0014】連結部材18は、円筒部25と、この円筒
部25の両端に夫々突設されたフランジ部26,26と
からなるもので、円筒部25の両端フランジ部26,2
6が両方の同調ユニット12,12の枠体16,16の
側枠22,22に夫々ボルト結合されることによって、
両方の同調ユニット12,12が一体的に連結され、こ
れによって各同調ユニット12の枠体16は、オーガ駆
動軸2A,2Bの回転中に共回りすることなく、このオ
ーガ駆動軸2A,2B上に静止状態で支承される。この
ように、連結部材18を、円筒部25とこれの両端に夫
々突設されるフランジ部26,26とから構成すること
によって、連結部材18の製作が容易でコストを安くで
きる上、同調ユニット12の枠体16に対する取付け作
業も容易となる。
【0015】上記のように構成される多軸オーガ装置1
の使用において、両減速機付きモーター9A,9Bを互
いに逆方向に起動することにより、双方のオーガ駆動軸
2A,2Bが図2に示すように互いに逆方向に回転する
わけであるが、この場合、各オーガ駆動軸2A,2Bの
回転により、その同調ユニット12の傘歯車13,14
を介して従動軸15が回転し、しかして双方の同調ユニ
ット12の従動軸15,15は連結スリーブ17によっ
て一体に回転するようになっているから、双方のオーガ
駆動軸2A,2Bが互いに逆方向に同調回転することに
なる。
【0016】こうして両方のオーガ駆動軸2A,2Bが
互いに逆方向に同調回転するから、両オーガ駆動軸2
A,2Bに夫々連結された掘削ロッド3,3間において
隣合う双方の掘削翼4,4及び攪拌翼5,5が図1に示
すように周方向に異なった配置角度で且つ互いに同一レ
ベルに配設されていても、双方の掘削翼4,4どうし及
び双方の攪拌翼5,5どうしが夫々互いに干渉し合うこ
とがない。従って、両掘削ロッド3,3間で隣合う掘削
翼4,4及び攪拌翼5,5が互いに同一レベルで地盤の
掘削攪拌を行うことができる。
【0017】上述した2軸オーガ装置からなる多軸オー
ガ装置1を備えた地盤改良装置において、両掘削ロッド
3,3間のピッチP(図2参照)が変更される場合、多
軸オーガ装置1は、連結スリーブ17及び連結部材18
を、夫々両掘削ロッド3,3間のピッチP長さに対応し
た夫々所要長さのものと取り替えるだけで、両掘削ロッ
ド3,3間のピッチPの変更に容易に対応できる。図2
に示す実施形態の場合では、たまたま、隣合う同調ユニ
ット12,12の対向突出する従動軸15,15の先端
部がほとんど突き合わさった状態にあって、両掘削ロッ
ド3,3間のピッチPをこれよりも短くはできないが、
これよりもピッチPを長くする場合には、連結スリーブ
17及び連結部材18として、その長く設定されるピッ
チPに対応して図2に示されるものよりも夫々長く形成
されたものを使用すればよい。尚、機枠8に設置される
モーター9A,9Bの取付位置は、ピッチPの変更に対
応して変更する必要がある。
【0018】図3は3軸オーガ装置からなる多軸オーガ
装置1を示す縦断面図である。この多軸オーガ装置1の
3つのオーガ駆動軸2A,2B,2Cは、機枠8に設け
てある3台の減速機付きモーターの出力軸(図示せず)
に夫々連動連結され、これら3つのオーガ駆動軸2A,
2B,2Cの下端フランジ部10,10,10に掘削ロ
ッド11,11,11が夫々ボルト結合されている。
【0019】3つのオーガ駆動軸2A,2B,2Cには
夫々同調ユニット12が設けられ、両端の同調ユニット
12,12は図2に示す2軸オーガ装置と同じ構成であ
り、中間の同調ユニット12が若干異なる構成となって
いる。即ち、中間の同調ユニット12は、オーガ駆動軸
2Cに傘歯車13を取り付けると共に、オーガ駆動軸2
Cを挟んでその両側で夫々傘歯車13と噛合する傘歯車
14を夫々取り付けた従動軸15,15を、オーガ駆動
軸2Cに支承された枠体16に軸支してなるもので、こ
の中間の同調ユニット12の左右両側に突出する従動軸
15,15と、左右両端にある同調ユニット12,12
の従動軸15,15とを、夫々連結スリーブ17によっ
て一体回転可能に連結すると共に、これら左右及び中間
の同調ユニット12,12,12の枠体16,16,1
6相互を夫々連結部材18によって一体的に連結し、こ
れによって3つのオーガ駆動軸2A,2B,2Cを互い
に逆方向に同調回転させるようにしている。
【0020】この3軸オーガ装置では、中間の同調ユニ
ット12の枠体16は、左右両端の同調ユニット12と
ほとんど同じで、上下両枠材20,21の左右両端部を
つなぐ側枠22,22に両側の従動軸15,15を回転
自在に軸支する軸受部材24,24が夫々取り付けられ
ている点が若干異なる。連結スリーブ17及び連結部材
18、その他の構成については、図2に示す2軸オーガ
装置の場合と同じである。
【0021】また、この3軸オーガ装置からなる多軸オ
ーガ装置1の使用においては、3台の減速機付きモータ
ーを互いに逆方向に起動することにより、3つのオーガ
駆動軸2A,2B,2Cが図3に示すように互いに逆方
向に回転するわけであるが、この場合、各オーガ駆動軸
2A,2B,2Cの回転により、その同調ユニット12
の傘歯車13,14を介して従動軸15が回転し、しか
して隣合う同調ユニット12,12の従動軸15,15
は連結スリーブ17によって一体に回転するようになっ
ているから、3つのオーガ駆動軸2A,2B,2Cが隣
合うものどうし互いに逆方向に同調して回転することに
なる。
【0022】上述した図2及び図3に示す多軸オーガ装
置1では、複数のオーガ駆動軸を夫々駆動するモーター
の一つが故障すれば、そのモーターで駆動される側の同
調ユニットがロックされて、他の正常なモーターに過負
荷がかかり、損傷するおそれがある。図4は、そのよう
な事態に対処するための手段を講じた多軸オーガ装置1
の実施形態を示したものである。
【0023】即ち、この図4に示す多軸オーガ装置1
は、隣合う同調ユニット12,12の対向する両従動軸
15,15を一体回転可能に連結する連結スリーブ17
として、軸方向に2分割されて、対向するフランジ部
f,fでボルトb結合される一対の分割スリーブ17
a,17aからなる連結スリーブを使用するものであっ
て、両オーガ駆動軸2A,2Bを夫々駆動するモーター
9A,9B(図1参照)の何れか一方、例えばモーター
9Aが故障してロックがかかった場合、このロックがか
かった側の従動軸15が停止するにもかかわらず、他の
モーター9Bは駆動しており、それがために駆動側の従
動軸15と停止側の従動軸15との間に捩じりが作用し
て、両従動軸15,15を連結する両分割スリーブ17
a,17aを結合しているボルトbを、上記捩じり作用
によりボルトbに発生する剪断力によって切断し、それ
によりその分割スリーブ17aを空回りさせて、モータ
ー9B側に負荷する過負荷による損傷を防止することが
できる。尚、図4において、nはボルトbに螺合される
ナットを示す。
【0024】以上の実施形態では、2軸オーガ装置と3
軸オーガ装置について説明したが、本発明の多軸オーガ
装置は、4軸以上のオーガ装置についても適用できるも
のである。また、連結スリーブ17は、各同調ユニット
12の従動軸15に対しスプライン嵌合されるものにつ
いて説明したが、角筒状の連結スリーブ17にすると共
に、従動軸15の端部をこの角筒状スリーブ17に対応
する角形に形成するようにしてもよい。
【0025】
【発明の効果】請求項1に係る発明の多軸オーガ装置に
よれば、夫々独自にモーターによって駆動される複数の
オーガ駆動軸の夫々に、傘歯車を取り付けると共に、こ
の傘歯車と噛合する傘歯車を取り付けた従動軸をオーガ
駆動軸に支承された枠体に軸支してなる同調ユニットを
設け、隣合う同調ユニットの同軸状に対向突出する双方
の従動軸を連結スリーブによって一体回転可能に連結す
ると共に、双方の枠体を連結部材によって一体的に連結
するようにしたから、複数のオーガ駆動軸の隣合うオー
ガ駆動軸を互いに逆方向に同調回転させることができ、
それによりオーガ駆動軸に夫々連結された複数の掘削ロ
ッド間において隣合う掘削翼更には攪拌翼を同一レベル
に配設することができて、同一レベルで地盤の掘削攪拌
を行うことができる。
【0026】しかも、この多軸オーガ装置では、オーガ
駆動軸に夫々連結された複数の掘削ロッド間のピッチが
変更される場合、多軸オーガ装置は、連結スリーブ及び
連結部材を、その変更されるピッチに応じて夫々所要長
さに形成されたものと取り替えるだけでよいから、掘削
ロッド間のピッチの変更に簡単容易に対応できるように
なる。
【0027】請求項2に係る発明の多軸オーガ装置によ
れば、連結スリーブが各同調ユニットの従動軸に対しス
プライン嵌合されるようになっているから、従動軸と連
結スリーブとの連結構造が簡単で製作が容易になると共
に、従動軸どうしの連結作業を迅速容易に行うことがで
き、また掘削ロッド間のピッチが変更された場合の連結
スリーブの製作も容易となる。
【0028】請求項3に係る発明の多軸オーガ装置によ
れば、連結スリーブが、軸方向に2分割されて、対向す
るフランジ部でボルト結合される一対の分割スリーブか
らなるため、何れかのモーターが故障してロックがかか
ったような場合、該ロックがかかった側の従動軸が停止
するにもかかわらず、他のモーターは駆動しており、そ
れがために駆動側の従動軸と停止側の従動軸との間に捩
じりが作用して、両駆動軸を連結する両分割スリーブを
結合しているボルトを、上記捩じり作用により発生する
剪断力によって切断し、それによりその分割スリーブを
空回りさせて、モーター側に負荷する過負荷による損傷
を防止することができる。
【0029】請求項4に係る発明の多軸オーガ装置によ
れば、連結部材が、円筒部とこれの両端に夫々突設され
たフランジ部とからなるもので、円筒部の両端フランジ
部が双方の同調ユニットの枠体に夫々ボルト結合されて
いるから、連結部材の製作が容易であると共に、同調ユ
ニットに対する取付作業も容易となり、更に掘削ロッド
間のピッチが変更された場合の連結部材の製作も容易と
なる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 (A)は、2軸オーガ装置からなる多軸オー
ガ装置を備えた地盤改良装置の正面図、(B)は(A)
のX−X線断面図である。
【図2】 2軸オーガ装置からなる多軸オーガ装置の縦
断面図である。
【図3】 3軸オーガ装置からなる多軸オーガ装置の縦
断面図である。
【図4】 本発明の他の実施形態を示す図2と同様な縦
断面図である。
【符号の説明】
1 多軸オーガ装置 2A,2B,2C オーガ駆動軸 3 掘削ロッド 4 掘削翼 5 攪拌翼 8 機枠 9 減速機付きモーター 12 同調ユニット 13,14 傘歯車 15 従動軸 16 枠体 17 連結スリーブ 17a 分割スリーブ f 分割スリーブのフランジ b ボルト n ナット 18 連結部材

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 夫々独自にモーターによって駆動される
    複数のオーガ駆動軸の夫々に、傘歯車を取り付けると共
    に、この傘歯車と噛合する傘歯車を取り付けた従動軸を
    オーガ駆動軸に支承された枠体に軸支してなる同調ユニ
    ットを設け、隣合う同調ユニットの同軸状に対向突出す
    る双方の従動軸を連結スリーブによって一体回転可能に
    連結すると共に、双方の枠体を連結部材によって一体的
    に連結したことを特徴とする多軸オーガ装置。
  2. 【請求項2】 前記連結スリーブは、各同調ユニットの
    従動軸に対しスプライン嵌合されるようになっているこ
    とを特徴とする請求項1に記載の多軸オーガ装置。
  3. 【請求項3】 前記連結スリーブは、軸方向に2分割さ
    れて、対向するフランジ部でボルト結合される一対の分
    割スリーブからなる請求項1又は2に記載の多軸オーガ
    装置。
  4. 【請求項4】 前記連結部材は、円筒部とこれの両端に
    夫々突設されたフランジ部とからなるもので、円筒部の
    両端フランジ部が双方の同調ユニットの枠体に夫々ボル
    ト結合されてなることを特徴とする請求項1〜3の何れ
    かに記載の多軸オーガ装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN105804133A (zh) * 2016-05-11 2016-07-27 泉州市泉永机械发展有限公司 一种千秋架及挖掘机
CN106193153A (zh) * 2016-07-05 2016-12-07 浙江海洋大学 一种绞吸挖泥船

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