JPH09165741A - 地盤改良装置の相対回転攪拌機構 - Google Patents

地盤改良装置の相対回転攪拌機構

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JPH09165741A
JPH09165741A JP34819995A JP34819995A JPH09165741A JP H09165741 A JPH09165741 A JP H09165741A JP 34819995 A JP34819995 A JP 34819995A JP 34819995 A JP34819995 A JP 34819995A JP H09165741 A JPH09165741 A JP H09165741A
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excavation shaft
casing
shaft
blade
planetary gear
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Shigeaki Tanaka
重明 田中
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  • Consolidation Of Soil By Introduction Of Solidifying Substances Into Soil (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 地盤改良装置を小型化し、製造コストを低減
すること。 【解決手段】 駆動装置により回転させられる単一の掘
削軸の下端部に遊星歯車機構が配設され、掘削軸の更に
下方に内翼、削孔刃体が設けられている地盤改良装置の
相対回転攪拌機構。掘削軸の外側には円筒状ケーシング
が配設され、遊星歯車機構の静止支持体を固定してい
る。遊星歯車機構には、掘削軸の回転と反対方向に回転
させられる反転出力体が備えられ、反転出力体に外翼が
連結されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、地盤改良装置の相
対回転攪拌機構、更に詳しくは、駆動装置により回転駆
動される単一の掘削軸の該回転によって内翼及び外翼を
互いに反対方向に回転させることができる、新規な地盤
改良装置の相対回転攪拌機構に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、杭打機、あるいは油圧ショベ
ル等の建設機械に装着された掘削軸下端の攪拌機を回転
させ、地盤に垂直孔を掘削しながら攪拌機から固化材を
吐出し、攪拌機により掘削土と固化材とを攪拌・混練す
ることによって地盤の改良を行なう、地盤改良装置は当
業者には広く知られ、実用に供されている。
【0003】地盤改良装置の前記攪拌機の一典型例とし
ては、互いに反対方向に回転させられる内翼及び外翼を
備えたものを挙げることができる(例えば、特公平3−
40166号公報、実開平5−61225号公報参
照)。この形態の攪拌機における内翼及び外翼を互いに
反対方向に回転させるための相対回転攪拌機構は、駆動
装置によって互いに反対方向に回転させられる中軸(内
軸)及び外軸からなる掘削軸を備えている。中軸は、外
軸の下端部から更に下方に延び出るよう配置されてい
る。中軸の前記延出部分には半径方向外方に突出する内
翼が連結されている。中軸の最下端には削孔刃体が装着
されている。外軸の下端には外翼が連結されている。外
翼の最大回転半径を規定する部分は、内翼のそれより半
径方向外方に位置付けられている。前記削孔刃体は外翼
より下方にあって、攪拌機の最下端を規定している。中
軸には固化材の流路を規定する縦孔が形成され、その下
端部には吐出口が形成されている。
【0004】地盤改良作業を行なう際には、駆動装置に
よって、掘削軸の中軸を正転、外軸を逆転させながら攪
拌機を降下させて地盤に貫入させ、攪拌機の最下端にあ
る削孔刃体により所定深さまで地盤を掘削して垂直孔を
形成する。この間、中軸の下端部の吐出口からは固化材
が吐出され、相互に反対方向に回転する内翼と外翼とに
より、掘削土と固化材が攪拌・混練される。次いで中軸
及び外軸をそれぞれ前記と逆方向に回転させながら攪拌
機を垂直孔から引き抜く。以上により地盤中には強固な
改良柱体が造成される。
【発明が解決しようとする課題】
【0005】上述した相対回転攪拌機構においては、内
翼及び外翼を互いに反対方向に回転させるための掘削軸
(駆動軸)は、内翼回転用の中軸と外翼回転用の外軸と
から構成されている。そして、駆動装置は、中軸を所定
方向に回転駆動させると共に外軸を該所定方向と反対方
向に回転駆動させるよう構成されている。しかしながら
このような従来の機構は、次のような問題を有してい
る。 (1)掘削軸が相対回転する中軸と外軸とから構成され
ているので構成が複雑となり大型化すること、及び、駆
動装置が二つの軸を同時に相対回転させることにより大
型化すること、等に起因して、地盤改良装置が大型化
し、装置の製造コストを高くする。また駆動装置の大型
化は駆動モータを含む駆動装置(駆動系)の負荷を増大
させ、削孔能力を低下させる。駆動装置の能力を増大さ
せると、地盤改良装置が更に大型化し、装置の製造コス
トを一層高くすることになる。 (2)掘削すべき垂直孔の深さ、すなわち施工深度を延
伸したい場合には、掘削軸を駆動力を伝達できるよう伸
縮可能に、しかも所定の長さに解除自在にロックできる
ような伸縮機構とする必要がある。掘削軸をこのような
伸縮機構を構成することは不可能ではないが、前記した
ように、掘削軸が相対回転する中軸及び外軸からなり、
しかもそれらは二重構造をなしているため、その延伸作
業すなわち切継ぎの遂行は著しく困難であり、したがっ
て著しく長い時間を要するので、実用上は不可能に近い
といえる。したがって、施工深度は、地盤改良装置に装
着された固定リーダの長さの範囲内に限定されているの
が実情であった。
【0006】本発明は前記事実に基づいてなされたもの
で、その第1の目的は、地盤改良装置を小型化し、製造
コストを低減することができる、新規な地盤改良装置の
相対回転攪拌機構を提供することである。
【0007】本発明の第2の目的は、施工深度の延伸作
業をきわめて容易にしかも著しく短時間に遂行すること
を可能とする、新規な地盤改良装置の相対回転攪拌機構
を提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、静止部
を含む駆動装置により回転させられる単一の掘削軸と、
該掘削軸の下端部に相対回転自在にかつ軸方向には移動
できないよう支持された静止支持体を含む遊星歯車機構
と、該掘削軸の、該遊星歯車機構から下方に延び出た延
出部分に連結された内翼と、該掘削軸の該延出部分の下
端部に装着された削孔刃体と、該遊星歯車機構に連結さ
れた外翼と、該掘削軸の外側に配設されかつ上端が該駆
動装置の該静止部に連結され下端が該遊星歯車機構の該
静止支持体に連結された円筒状ケーシングとを備え、該
遊星歯車機構は、該掘削軸に設けられたサンギヤと、該
静止支持体に回転自在に支持されかつ内周面にリングギ
ヤが形成された環状の反転出力体と、該静止支持体に回
転自在に支持されかつ該サンギヤ及び該リングギヤに噛
み合わされた複数個の遊星歯車とを備え、該外翼は該遊
星歯車機構の該反転出力体に連結されている、ことを特
徴とする地盤改良装置の相対回転攪拌機構が提供され
る。
【0009】本発明による地盤改良装置の相対回転攪拌
機構は前記のように構成されているので、地盤の掘削に
際して、駆動装置により単一の掘削軸を所定方向に回転
駆動させると、それと一体に内翼及び削孔刃体が同方向
に回転させられる。同時に、掘削軸に設けられたサンギ
ヤが所定方向に回転させられるので、遊星歯車機構の遊
星歯車の各々が反対方向に回転させられる。遊星歯車の
各々を支持する静止支持体はケーシングを介して駆動装
置の静止部に連結されることにより回転しないので、リ
ングギヤが遊星歯車の各々の回転方向と同方向、すなわ
ち掘削軸の回転方向と反対方向に回転させられる。その
結果、リングギヤが形成されている反転出力体に連結さ
れた外翼が掘削軸に連結された内翼と反対方向に回転さ
せられる。
【0010】本発明における相対回転攪拌機構において
は、掘削軸が単一の掘削軸により構成されているので、
中軸と外軸との二本の軸から構成されている従来の掘削
軸に較べて、駆動軸自体の構成が著しく簡略化され、小
型化される。更に、単一の掘削軸を回転駆動するための
駆動装置は、二つの軸をそれぞれ反対方向に回転駆動さ
せるための従来の駆動装置に較べて構成が著しく簡略化
されかつ小型化される。その結果、地盤改良装置は著し
く小型化され、製造コストが大幅に低減される。
【0011】掘削軸及び駆動装置の簡略化及び小型化は
駆動モータを含む駆動装置の負荷を軽減させ、削孔能力
を増大させる。このことは、逆に、駆動装置を小型化す
ることを可能とするので、地盤改良装置を一層小型化
し、装置の製造コストを更に低減することができる。
【0012】単一の掘削軸を回転駆動するための駆動装
置は、多くの種類が実用化されているので、地盤改良に
おける各種用途に応じた選定、すなわち使い分けが広く
可能となり、一層効率的かつ効果的な地盤改良作業を遂
行することができる。
【0013】本発明によれば、更に、該掘削軸は、該駆
動装置に連結された上掘削軸と、該遊星歯車機構に連結
された下掘削軸とからなり、該上掘削軸と該下掘削軸と
は、相対回転できないようかつ軸方向に相対移動自在に
連結され、該ケーシングは、該駆動装置の該静止部に連
結された上ケーシングと、該遊星歯車機構の該静止支持
体に連結された下ケーシングとからなり、該上ケーシン
グと該下ケーシングとは、相対回転できないようかつ軸
方向に相対移動自在に連結され、該上ケーシングと該下
ケーシングとの間には、それらの軸方向の相対移動を解
除自在にロックするロック手段が設けられている、前記
構成を有する地盤改良装置の相対回転攪拌機構、が提供
される。
【0014】この発明においては、地盤改良の際、ケー
シング及び掘削軸を例えば最短に縮小した状態にロック
して垂直孔を掘削する。所定の深度まで掘削した後、更
に施工深度を延伸する場合には、上ケーシングと下ケー
シング間のロック手段のロックを解除した後、駆動装置
を所定のストロークに従って上昇させる。この間、上掘
削軸は下掘削軸に対し、また上ケーシングは下ケーシン
グに対し、それぞれ駆動装置と共に相対的に上昇させら
れる。下掘削軸及び下ケーシングは現状位置に残され
る。次いで、前記ロック手段をロックすることにより上
ケーシングと下ケーシングとを連結する。以上の操作に
より掘削軸及びケーシングは共に所定の長さ延伸された
状態に保持される。駆動装置を再下降させることにより
更なる掘削が遂行され、施工深度が延伸される。施工完
了後、前記延伸操作とは逆の操作を遂行することによ
り、掘削軸及びケーシングは共に施工前の全長とされ
る。
【0015】上述したことから明らかなように、施工深
度の延伸作業とは、すなわち掘削軸の延伸作業であり、
本発明においては、上述したように、上ケーシングと下
ケーシング間のロックを解除し、駆動装置を所定ストロ
ーク上昇させた後、再び上ケーシングと下ケーシング間
をロックすることにより完了する。上ケーシングと下ケ
ーシングとが連結された状態で、遊星歯車機構の静止支
持体と駆動装置の静止部とはケーシングを介して一体に
連結される。下掘削軸は、遊星歯車機構の静止支持体に
対して軸方向には移動できない。このような構成によ
り、上ケーシングと下ケーシングとが連結されると、上
掘削軸と下掘削軸とが軸方向に相対移動自在であって
も、軸方向の該移動ができなくなり、掘削作業が可能と
なるのである。前記本発明によれば、上ケーシングと下
ケーシング間のロックを解除し駆動装置を引き上げ、再
びロックするのみで掘削軸を延伸でき、次の掘削が可能
となる。しかも上ケーシングと下ケーシングとは掘削軸
の外側に位置するので、施工深度の延伸作業は、きわめ
て容易にしかも著しく短時間に遂行することが可能とな
った。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、図1〜図8を参照して本発
明の実施の形態について説明する。なお、図1〜図8に
おいて同一部分は同一符号で示してある。図1を参照し
て、2は地盤改良装置、4はリーダであって、杭打機6
の前部に直立して設けられている。7は相対回転攪拌機
構全体を示し、8は駆動装置であってリーダ4の頂部に
ワイヤ10により昇降自在に吊り下げられている。12
は円筒状のケーシング、14は攪拌機、16はケーシン
グのための振れ止めであって、リーダ4の下端部に装着
されている。Gは地盤、18は攪拌機14により掘削さ
れた垂直孔を示している。当業者には周知の構成でよい
駆動装置8は、ハウジングのような静止部8aと、図示
はされていないが、静止部8a内に配置された正転・逆
転可能な歯車機構と、この歯車機構を駆動する油圧モー
タとを備えている。ケーシング12は、後に詳述するよ
うに、上ケーシング12aと下ケーシング12bとから
なり、相互に相対回転できないようかつ軸方向に相対移
動自在に連結されると共に、それらの間には、相互の軸
方向の相対移動を解除自在にロックするロック手段が設
けられている。上ケーシング12aの上端は駆動装置8
の静止部8aに連結され、下ケーシング12bの下端は
後述する遊星歯車機構の静止支持体に連結されている。
【0017】単一の軸からなる掘削軸20は、ケーシン
グ12内を貫通して延びるよう配設されている。図8に
示すように、掘削軸20は、上掘削軸22と下掘削軸2
4とからなる。上掘削軸22は断面が4角形をなすロッ
ド部材からなり、その中心部には、その軸線と共通の軸
線を有する貫通孔(縦孔)21が形成されている。下掘
削軸24は断面が円形のロッド部材からなり、その中心
部には、その軸線と共通の軸線を有する、断面が4角形
をなす貫通孔(縦孔)23が形成されている。上掘削軸
22は下掘削軸24の貫通孔23に摺動自在に嵌合され
ている。これにより、上掘削軸22と下掘削軸24と
は、相互に相対回転できないようかつ軸方向に相対移動
自在に連結される。上掘削軸22の上端は駆動装置8の
前記歯車機構に軸方向に移動できないように連結され、
下掘削軸24は後述する遊星歯車機構に連結されてい
る。前記地盤改良装置2は、以下に説明する攪拌機14
を含む相対回転攪拌機構7を除き、当業者には周知の構
成からなるので、詳細な説明は省略する。
【0018】次に、地盤改良装置2に適用されている、
本発明に従って構成された相対回転攪拌機構7の実施の
形態について詳細に説明する。図2を参照して、下掘削
軸24は、遊星歯車機構26に連結されると共にそれを
貫通してその下方に延び出るよう配置されている。遊星
歯車機構26は、後述するように、上外翼支持体を備え
ている。28は削孔刃体(削孔ヘッド)であって、下掘
削軸24の延出部分の最下端部、すなわち掘削軸20の
最下端部に装着されている。削孔刃体28は、下掘削軸
24の周面からその軸線に直交する両方向に羽根状に延
出するよう構成され、その下端に掘削刃が櫛状に形成さ
れている。29は下外翼支持体であって、削孔刃体28
より上方における下掘削軸24の延出部分に回転自在に
支持されている。
【0019】図3に示すように、下掘削軸24は、その
下端部に離脱自在に連結されたジョイント部24aを含
んでいる。ジョイント部24aには、その軸線と共通の
軸線を有する貫通孔(縦孔)25が形成されている。ジ
ョイント部24aには遊星歯車機構26が配設されてい
る。遊星歯車機構26は、ジョイント部24aの軸方向
中央部の外周面に形成されたサンギヤ30と、上静止支
持部材32aと下静止支持部材32bとを含む静止支持
体32と、静止支持体32に回転自在に支持されかつ内
周面にリングギヤ34が形成された環状の反転出力体3
6と、静止支持体32に回転自在に支持されかつサンギ
ヤ30及びリングギヤ34に噛み合わされた複数個の遊
星歯車38とを備えている。
【0020】サンギヤ30はジョイント部24aの大径
部に形成されている。ジョイント部24aの大径部を挟
んだ軸方向上下部には小径部が形成され、上側の小径部
に上静止支持部材32aが、下側の小径部に下静止支持
部材32bが、それぞれ回転自在に支持されている。上
静止支持部材32a及び下静止支持部材32bは、図示
のように、それぞれ一体に連結された複数個の環状部材
から構成されている。上静止支持部材32a及び下静止
支持部材32b間に、前記遊星歯車38の各々が軸を介
して回転自在に支持されている。したがって、上静止支
持部材32a及び下静止支持部材32bは、遊星歯車3
8の各々を介して相互に一体的に連結されると共に、ジ
ョイント部24aの大径部により軸方向に移動できない
よう、ジョイント部24aに対して相対回転自在に支持
される。上静止支持部材32aは前記下ケーシング12
bの下端に連結されている。したがって、静止支持体3
2は、ケーシング12を介して駆動装置8の静止部8a
に連結されるので回転はしない。
【0021】遊星歯車機構26は以上のように構成され
ているので、下掘削軸24が時計方向に回転駆動される
と、それと一体に形成されたサンギヤ30も時計方向に
回転させられるので、遊星歯車38の各々が反時計方向
に回転させられる。遊星歯車38の各々を支持する静止
支持体32は前記したように回転しないので、リングギ
ヤ34が遊星歯車38の各々の回転方向と同方向である
反時計方向に回転させられる。その結果、リングギヤ3
4が形成されている反転出力体36が、下掘削軸24の
回転方向に対して反対方向である反時計方向に回転させ
られる。逆に下掘削軸24が反時計方向に回転駆動され
た場合には、反転出力体36は時計方向に回転させられ
る。
【0022】図2に示すように、ジョイント部24aの
下方には下掘削軸24の一部を構成する中空軸24bが
離脱自在に連結され、更に、中空軸24bの下端には他
のジョイント部24cが離脱自在に連結されている。ジ
ョイント部24cの最下端部に前記削孔刃体28が離脱
自在に装着されている。ジョイント部24aの、遊星歯
車機構26より下方の部分、中空軸24b及びジョイン
ト部24cは、下掘削軸24b、したがって掘削軸24
の前記延出部分を規定している。なお、掘削軸24の前
記貫通孔21、25を含む中空部は固化材の流路を規定
している。この流路には、掘削軸24の上端部に設けら
れた図示しないスイベルジョイントを介して固化材が供
給されるよう構成されている。この固化材は掘削軸24
の下端部に設けられた図示しない吐出口から吐出され
る。掘削軸24における固化材の供給、吐出に関する前
記のような構成は周知である。
【0023】次に、図4を参照して、下外翼支持体29
について説明する。下外翼支持体29は、ジョイント部
24cに軸受40及び42を介して回転自在に支持され
た環状の主支持部材44と、主支持部材44の上部に重
合・連結された環状の部材45及び46と、主支持部材
44の下部に重合・連結された環状の部材47及び48
とを備えている。部材45及び47とジョイント部24
cの外周面との間には複数のパッキン及びOリングが介
在され、部材46及び48とジョイント部24cの外周
面との間には複数のOリングが介在されている。下外翼
支持体29の潤滑部にはグリスが封入されるよう構成さ
れている。図4から明らかなように、下外翼支持体29
は、ジョイント部24cに対し回転自在であるが軸方向
には移動できないよう支持されている。
【0024】図2を参照して、下掘削軸24の前記延出
部分の外周面には、一対の水平翼50と、一対の水平翼
52とからなる内翼が取り付けられている。水平翼50
の各々は、矩形の板状部材からなり、下掘削軸24の外
周面から互いに反対方向にかつ水平に延出するよう、そ
れぞれの一端が該外周面に固定されている。各水平翼5
0に対して軸方向下方に位置する水平翼52は、各水平
翼50と実質上同一の構成を有し、同様な形態でそれぞ
れの一端が該外周面に固定されている。各水平翼50及
び52はそれぞれ、攪拌機14の貫入時における掘削軸
20の回転方向(時計方向)に向かって下方に傾斜して
取り付けられている。
【0025】続いて、遊星歯車機構26の反転出力体3
6に連結され、それと一体に回転する外翼60について
説明する。なお反転出力体36には以下に述べるよう
に、外翼60の上部が連結されるので、反転出力体36
は上外翼支持体を規定する。62はそれぞれ実質上同一
の構成をなす三つの縦翼であって、それぞれ細長い板状
部材から形成されている。64は周方向に間隔を置いて
配置された三つの上水平翼であって、縦翼62の各々の
上端部と反転出力体36との間を離脱自在にかつそれぞ
れ半径方向の長さを変えることができるよう連結してい
る。66は周方向に間隔を置いて配置された三つの下水
平翼であって、縦翼62の各々の下端部と下外翼支持体
29との間を離脱自在にかつそれぞれ半径方向の長さを
変えることができるよう連結している。
【0026】各縦翼62の各々の上端部内側には、半径
方向内方に水平に延出する上水平翼片64aが取り付け
られている。上水平翼片64aの各々は矩形の板状部材
からなり、それぞれの一端が該内側に固定されている。
各上水平翼片64aはそれぞれ、前記貫入時における反
転出力体36の回転方向(反時計方向)に向かって下方
に傾斜して取り付けられている。各上水平翼片64aに
は少なくとも一つの取付孔対が形成されている。各縦翼
62の各々の下方における内側にも、上水平翼片64a
と実質上同一の構成を有する下水平翼片66aが、同様
の形態で取り付けられている。各縦翼62の各々の内側
であって、上水平翼片64aと下水平翼片66aとの中
間位置には、水平翼68が取り付けられている。各水平
翼68は、取付孔対が形成されていないことを除き、前
記上水平翼片64a及び下水平翼片66aと略同一の構
成を有すると共に、それらと同様の形態で対応する縦翼
62に取り付けられている。
【0027】反転出力体36の外周面には、半径方向外
方に水平に延出する三つの上水平翼片64bが取り付け
られている。上水平翼片64bの各々は実質上同一の構
成をなす矩形の板状部材からなり、それぞれの一端が該
外周面に固定されている。上水平翼片64bの各々は、
周方向に等間隔を置いて配置されている(したがって上
水平翼片64bの各々の周方向ピッチは120°とな
る)。各上水平翼片64bはそれぞれ、前記貫入時にお
ける反転出力体36の回転方向(反時計方向)に向かっ
て下方に傾斜して取り付けられている。各上水平翼片6
4bにはその長手方向に間隔を置いて三つの取付孔対が
配列されている。下外翼支持体29の外周面にも、上水
平翼片64bと実質上同一の構成を有する下水平翼片6
6bが、同様の形態で取り付けられている。
【0028】前記上水平翼片64aの各々の取付孔対
は、対応する上水平翼片64bの取付孔対の各々と整合
しうるよう構成され、前記下水平翼片66aの各々の取
付孔対は、対応する下水平翼片66bの取付孔対の各々
と整合しうるよう構成されている。上水平翼片64aの
各々は、対応する上水平翼片64bの取付孔対の一つを
介して図示しないボルト・ナットにより離脱自在に連結
され、また下水平翼片66aの各々は、対応する下水平
翼片66bの取付孔対の一つを介して図示しないボルト
・ナットにより離脱自在に連結されている。この装着状
態において、各上水平翼片64aとこれに対応する上水
平翼片64bとは各上水平翼64を規定し、各下水平翼
片66aとこれに対応する下水平翼片66bとは各下水
平翼66を規定する。前記各水平翼68は、下掘削軸2
4に取り付けられた一対の水平翼50と他の一対の水平
翼52の上下方向中間に、相互に干渉しないよう配置さ
れている。
【0029】次に、図5〜図7を参照して、ケーシング
12を構成する、上ケーシング12aと下ケーシング1
2bとの連結構造について説明する。上ケーシング12
aは円筒部材70を含み、下ケーシング12bは円筒部
材80を含んでいる。そして径の小さな上ケーシング1
2aが下ケーシング12b内に挿入され、後述するよう
な形態で相互に連結されている。先ず、上ケーシング1
2aの構成について説明する。
【0030】図5及び図6を参照して、上ケーシング1
2aのベースをなす円筒部材70の上端部及び下端部に
おける外周面には、それぞれ、二つの円弧状断面を有す
るプレート部材72が軸線を挟んで対向するよう固定さ
れている。各プレート部材72はそれぞれ実質上同一の
構成をなし、半径方向外方からみて矩形をなしている。
各プレート部材72の最大外径部には接線方向に水平に
延びる切欠き74が形成されている。切欠き74の断面
は円形断面を有する孔の一部をなすように形成されてい
る。円筒部材70の外周面には、また、軸線に平行に延
びる4つのガイド部材76が固定されている。ガイド部
材76の各々は丸棒部材からなり、プレート部材72の
各々の周方向両縁部を通るよう位置付けられている。円
筒部材70の最下端には各プレート部材72の最大外径
部より更に大径のガイドリング78が固定され、ガイド
リング78の周面にはパッキン79が装着されている。
ガイドリング78はパッキン79を介して下ケーシング
12bの円筒部材80の内周面に摺動自在に嵌合されて
いる。この状態で、各プレート部材72の最大外径部と
円筒部材80の内周面との間には隙間が形成されてい
る。
【0031】図7をも参照して、下ケーシング12bの
ベースをなす円筒部材80の上端部には、連結リング8
2が固定されている。連結リング82の外径は円筒部材
80の外径と同じに形成され、その内周面には、一対の
小径部84と一対の大径部86とが、それぞれ軸線を挟
んで対向するよう形成されている。大径部86の各々に
より規定される内径は、プレート部材72の各々により
規定される外径よりわずかに大きく、大径部86の各々
の周方向長さは、プレート部材72の各々の両縁部に位
置するガイド部材76の各々により規定される周方向長
さよりわずかに大きく形成されている。また小径部84
の各々により規定される内径は、円筒部材70により規
定される外径よりわずかに大きく形成されている。
【0032】連結リング82には、大径部86の各々の
最大外径部を接線方向に水平に延びる一対の貫通孔88
が形成されている。貫通孔88の各々の中央部は対応す
る大径部86の最大外径部において切り欠かれた状態を
なす。貫通孔88の半径は前記切欠き74の半径と一致
するよう形成されている。連結リング82には、各貫通
孔88に直交し、外周面から大径部86の各々の最大外
径部に向かって半径方向に貫通する一対のねじ孔89が
形成されている。
【0033】図5において、円筒部材70の上端部に位
置するプレート部材72の各々が、それぞれの両縁部に
位置するガイド部材76と共に連結リング82の、対応
する大径部86に摺動自在に嵌合されている。ガイド部
材76の各々は、大径部86の各々の対応する縁部に位
置付けられるので、円筒部材70の円筒部材80に対す
る回転は阻止され、したがって周方向の相対位置が一定
の状態で円筒部材70は円筒部材80に対して軸方向に
移動することができる。前記嵌合状態で、プレート部材
72の各々の切欠き74は、連結リング82の対応する
貫通孔88の切欠き部に整合して貫通孔88を実質上完
成させる。各貫通孔88には図示しないロックピンが連
結リング82の外方から離脱自在に挿入される。次いで
各ねじ孔89に図示しないロックボルトが連結リング8
2の外方から離脱自在に係合され、ロックピンが抜け出
さないようロックする。
【0034】以上のロック操作により円筒部材70の円
筒部材80に対する軸方向移動がロックされ、したがっ
て上ケーシング12aは下ケーシング12bに連結され
る。円筒部材70のプレート部材72の各々に形成され
た切欠き74、円筒部材80の連結リング82に形成さ
れた貫通孔88及びネジ孔89の各々、貫通孔88の各
々に挿入されるロックピン、ネジ孔89の各々に係合さ
れるロックボルト等は、上ケーシング12aと下ケーシ
ング12bとの軸方向の相対移動を解除自在にロックす
るロック手段を構成する。
【0035】ケーシング12を延伸したい場合には、図
5において、前記と逆のロック解除操作を遂行する。こ
れにより、上ケーシング12aが、下ケーシング12b
に対して軸方向に相対移動できるよう前記ロックが解除
される。次いで上ケーシング12aを上昇させ、その下
端部に位置するプレート部材72の各々を下ケーシング
12bの連結リング82の対応する大径部86に整合さ
せ、前記と同様なロック操作を遂行する。これによりプ
レート部材72の各々の軸方向の間隔により規定される
ストロークに従ってケーシング12が延伸される。
【0036】次に、以上のように構成された相対回転攪
拌機構7を備えた地盤改良装置2の作用について説明す
る。図1及び図2を参照して、先ず、地盤改良装置2は
所定の位置に移動させられ、据え付けが行なわれる。ケ
ーシング12は、図5に示すように縮小された状態にロ
ックされる。駆動装置8によって、単一の掘削軸20を
時計方向に回転させながら攪拌機14を降下させて地盤
Gに貫入させる。地盤Gの掘削は、掘削軸20の下端に
装着され、攪拌機14の最下端を規定する削孔刃体28
が時計方向に回転しながら地盤Gに作用することにより
遂行される。なおこの掘削作業時には、掘削軸20の下
端に設けられた図示しない吐出口から固化材(この実施
の形態ではセメント系固化材)が吐出される。削孔刃体
28により掘削された掘削土は、次に、削孔刃体28の
上部に位置する外翼60及び内翼(50、52)からな
る攪拌部分により固化材と攪拌・混練される。内翼であ
る水平翼50及び52は削孔刃体28と一体的に時計方
向に回転し、外翼60の縦翼52、上水平翼64、水平
翼68及び下水平翼66は遊星歯車機構26の作用によ
って反時計方向に回転するので、前記攪拌作用は効果的
に遂行される。以上のようにして、削孔刃体28を含む
攪拌機14は所定深さまで地盤Gを掘削、攪拌・混練し
て垂直孔18を形成する。
【0037】次いで掘削軸20を前記と逆方向に回転さ
せながら攪拌機14を垂直孔18から引き抜く。貫入時
とは逆に、内翼である水平翼50及び52は削孔刃体2
8と一体的に反時計方向に回転し、外翼60の縦翼5
2、上水平翼64、水平翼68及び下水平翼66は時計
方向に回転する。この引抜きの際には固化材の供給は停
止される。以上により地盤中には強固な改良柱体が造成
される。
【0038】前記地盤改良に際して、所定の深度まで掘
削した後、更に施工深度を延伸する場合には、上ケーシ
ング12aと下ケーシング12b間の前記ロック手段の
ロックを解除した後、駆動装置8を所定のストロークに
従って上昇させる。この間、掘削軸20を構成する上掘
削軸22は下掘削軸24に対し、また上ケーシング12
aは下ケーシング12bに対し、それぞれ駆動装置8と
共に相対的に上昇させられる。下掘削軸24及び下ケー
シング12bは現状位置に残される。次いで、前記ロッ
ク手段をロックすることにより上ケーシング12aと下
ケーシング12bとを連結する。以上の操作により掘削
軸20及びケーシング12は共に所定の長さ延伸された
状態に保持される。駆動装置8を再下降させることによ
り更なる掘削が遂行され、施工深度が延伸される。施工
完了後、前記延伸操作とは逆の操作を遂行することによ
り、掘削軸20及びケーシング12は共に施工前の全長
とされる。
【0039】なお、前記掘削を遂行するに際して、掘削
すべき垂直孔18の径を変更する場合には、垂直孔18
の径に合わせて、各上水平翼片64aの、対応する上水
平翼片64bに対する取り付け位置及び各下水平翼片6
6aの、対応する下水平翼片66bに対する取り付け位
置をそれぞれ変更することにより、各上水平翼64及び
各下水平翼66の半径方向の長さ、したがって各縦翼6
2の最大回転半径を所定値に規定することができる。ま
た削孔刃体28を垂直孔18の径に合わせて交換するこ
とにより、削孔刃体26の最大回転半径を前記所定値に
規定することができる。この実施の形態においては、各
上水平翼片64b及び各下水平翼片66bには、三つの
取付孔対が半径方向に間隔を置いて配列されているの
で、径の異なる三種類の垂直孔18を掘削することがで
きる。また削孔刃体28は径の異なる三種類が用意され
る。各縦翼62の重量は、各上水平翼片64a、各下水
平翼片66a及び水平翼68を含んでいても、攪拌機1
4全体に比べ著しく軽量である。その結果、掘削すべき
垂直孔18の径の変更作業はきわめて簡単となる。更
に、垂直孔18の径の相違に対応して用意すべき部材は
削孔刃体28のみであり、大幅なコストダウンを図るこ
とができる。
【0040】以上、本発明に従って構成された地盤改良
装置の相対回転攪拌機構の実施の形態について説明した
が、本発明は前記実施の形態に限定されるものではな
く、本発明の範囲を逸脱することなく種々の変形あるい
は修正が可能である。例えば前記実施の形態において、
一対のプレート部材72は、円筒部材70の上端部及び
下端部の2箇所に設けられているが、それらの設置箇所
を更に増加すれば、施工深度に応じて、ケーシング12
の長さ、したがって掘削軸20の長さを、きめ細かに選
定でき、一層安定した掘削作業を遂行することができ
る。
【0041】
【発明の効果】本発明に従って構成された地盤改良装置
の相対回転攪拌機構によれば、地盤改良装置を小型化
し、製造コストを低減することができる。また、施工深
度の延伸作業をきわめて容易にしかも著しく短時間に遂
行することを可能とする。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明に従って構成された相対回転攪
拌機構の一実施の形態を備えた地盤改良装置の側面概略
図。
【図2】図1に示す相対回転攪拌機構に含まれる攪拌機
であって、周方向に等間隔を有する三つの縦翼のうちの
二つを平面に展開した状態で示す拡大側面図。
【図3】図2に示す攪拌機に含まれる遊星歯車機構の一
部を破断して示す図。
【図4】図2に示す攪拌機に含まれる下水平翼支持体の
一部を破断して示す図。
【図5】図1に示す相対回転攪拌機構に含まれる上ケー
シングと下ケーシングとの連結部の一部を破断して示す
説明図。
【図6】図5のA−A矢視部に相当する断面図。
【図7】図5のB−B矢視部に相当する断面図であって
下ケーシングのみを示す図。
【図8】図1に示す相対回転攪拌機構に含まれる上掘削
軸と下掘削軸との連結部の一部を破断して示す斜視概略
図。
【符号の説明】
2 地盤改良装置 7 相対回転攪拌機構 8 駆動装置 8a 静止部 12 ケーシング 12a 上ケーシング 12b 下ケーシング 14 攪拌機 18 垂直孔 20 掘削軸 22 上掘削軸 24 下掘削軸 26 遊星歯車機構 28 削孔刃体 29 下外翼支持体 30 サンギヤ 32 静止支持体 34 リングギヤ 36 反転出力体 38 遊星歯車 50及び52 内翼 60 外翼 70及び80 円筒部材 72 プレート部材 74 切欠き 76 ガイド部材 82 連結リング 84 小径部 86 大径部 88 貫通孔

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 静止部を含む駆動装置により回転させら
    れる単一の掘削軸と、該掘削軸の下端部に相対回転自在
    にかつ軸方向には移動できないよう支持された静止支持
    体を含む遊星歯車機構と、該掘削軸の、該遊星歯車機構
    から下方に延び出た延出部分に連結された内翼と、該掘
    削軸の該延出部分の下端部に装着された削孔刃体と、該
    遊星歯車機構に連結された外翼と、該掘削軸の外側に配
    設されかつ上端が該駆動装置の該静止部に連結され下端
    が該遊星歯車機構の該静止支持体に連結された円筒状ケ
    ーシングとを備え、 該遊星歯車機構は、該掘削軸に設けられたサンギヤと、
    該静止支持体に回転自在に支持されかつ内周面にリング
    ギヤが形成された環状の反転出力体と、該静止支持体に
    回転自在に支持されかつ該サンギヤ及び該リングギヤに
    噛み合わされた複数個の遊星歯車とを備え、 該外翼は該遊星歯車機構の該反転出力体に連結されてい
    る、ことを特徴とする地盤改良装置の相対回転攪拌機
    構。
  2. 【請求項2】 該掘削軸は、該駆動装置に連結された上
    掘削軸と、該遊星歯車機構に連結された下掘削軸とから
    なり、該上掘削軸と該下掘削軸とは、相対回転できない
    ようかつ軸方向に相対移動自在に連結され、 該ケーシングは、該駆動装置の該静止部に連結された上
    ケーシングと、該遊星歯車機構の該静止支持体に連結さ
    れた下ケーシングとからなり、該上ケーシングと該下ケ
    ーシングとは、相対回転できないようかつ軸方向に相対
    移動自在に連結され、 該上ケーシングと該下ケーシングとの間には、それらの
    軸方向の相対移動を解除自在にロックするロック手段が
    設けられている、請求項1記載の地盤改良装置の相対回
    転攪拌機構。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6195186B1 (ja) * 2017-05-01 2017-09-13 有限会社 櫂設計事務所 地盤改良装置の掘削・撹拌具
JP2021017757A (ja) * 2019-07-22 2021-02-15 日本コンクリート工業株式会社 掘削用治具および土留め構造物の構築方法
JP2021025380A (ja) * 2019-08-08 2021-02-22 京葉リース株式会社 掘削ヘッド
JP2021059885A (ja) * 2019-10-07 2021-04-15 京葉リース株式会社 掘削装置、連結具および掘削ヘッド
JP2022188475A (ja) * 2021-06-09 2022-12-21 株式会社不動テトラ 地盤改良装置

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