JP2014088758A - 地盤改良装置とその改良方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】掘削軸を単軸構成にし、簡素な構成で共回りを防止させ、掘削土のスムースな排出により地盤改良柱を形成するようにした。
【解決手段】回転駆動装置により回転駆動される単体軸1に、掘削土を攪拌し地上へスムースにする翼体2と、外周に掘削刃を有し下端に地盤改良材12の吐出穴を有して地盤掘削する削穴ビット5を設ける。翼体2の外周に掘削穴を滑らかにする掘削面案内壁体3を設けるとともに、翼体2と前記削穴ビット5との間の単軸体1に、外周端が前記掘削表面に食い込み前記翼体2及び削穴ビット5の回転と相対回転して掘削土を攪拌混合させる抑制翼6を回転自在に設ける。この構成により、抑制翼6が掘削穴に食い込んだとき単体軸1との間で相対回転が発生し共回りを防止して攪拌を促進させ、掘削時の地盤改良材12の注入に伴う余剰の掘削土を、滑らかにされた掘削穴を介して地上へ排出するようにして、地盤改良柱を形成する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、攪拌翼を有する地盤改良装置とその改良方法に関する。更に詳しくは、攪拌翼を固定する掘削軸を単体軸の構造にし、掘削穴の内周面を滑らかにするとともに地盤改良掘削土の共回り現象を防止するようにした地盤改良装置とその改良方法に関する。
地盤改良を行うための工法として種々の方式が提案されているが、地盤に掘削穴を設け、その掘削土にセメント等の凝固剤を注入し、攪拌翼で混合攪拌し固化させて杭等の地盤改良柱を形成する工法が知られ施工されている。その工法の1つである変位低減型深層混合処理工法(CDM-LODIC工法)は、軟弱地盤中にセメント系固化材スラリ−を注入し、これを掘削土処理機を用いて攪拌混合し、所定の強度に固化する工法である。
この工法は、攪拌混合翼の上部にスクリューを取り付け、セメントスラリーの投入量に相当する掘削土砂を排出することにより、即ち、掘削に伴って発生する余剰掘削土を排出しながらその容積変化に対応して施工する工法である。この工法を実施するものとして、特に、平行に配置した複数の回転軸を有する多軸攪拌装置が知られている。これにより、この工法は周辺の地盤や構造物に悪影響を与えることなく施工できる(例えば、特許文献1参照)。
これらの攪拌翼を有する攪拌装置は、同じロッドに取り付けられた複数の攪拌翼を同じ方向に回転させる方式になっていて、このロッドが複数のもので構成された装置であり、この装置は複数のロッドを設けることで掘削時に発生するトルクのムラのバランスをとっている。一般的にこの工法は、主として平行に配置した2軸、又は3軸の回転駆動軸を有しており、これを同時に回転駆動させ掘削を行う方式のものである。
又、他の施工方法として知られているエポコラム工法(登録商標)は、互いに逆回転する駆動軸を同軸上に設けたもので、この駆動軸を二重管構造にしたものである。即ち中心が同軸に配置された内管軸と外管軸とを、独立に回転駆動させることが可能な構造である。一方の軸に攪拌翼の外翼と内翼とを一体化して同一方向に回転させ、他方の軸には、中翼と削孔ヘッドを一体化し逆回転させて掘削する施工である。一般に、この工法に使用される攪拌翼は、基本的には二重管構造の駆動軸を有するものである。
この工法は、二重管構造の駆動軸を同時に正逆回転させることにより掘削土の翼に対する共回りを防止すると共に、相対する翼間の土砂を対流することにより流動させ、均質な地盤改良体を造成し、所定強度に固化する工法として知られている。このエポコラム工法は、大口径コラムの築造が可能で、施工コストの軽減と工期短縮が図れ、掘削土とセメント系スラリーとの均一攪拌や土塊の崩壊(解砕)を促進させるため攪拌性能が高い等の特徴がある。
この工法で用いる攪拌翼は、籠状の形状を有する外翼で、掘削穴の内周面が円滑な面に削られるために、セメントスラリーの投入量に相当する土砂は掘削穴の最外周を通り地上に円滑に排出される。また、攪拌翼を駆動する掘削軸を二重管にして、内外の攪拌翼を逆回転させて地盤改良する技術も提案されている(例えば、特許文献2及び3参照)。
一方、混合攪拌装置を同方向に回転させる単体軸として構成されている例では、攪拌部材の他に掘削穴に接触させる接触部材を別に設けるものや、二つある翼体の一方を停止させ、共回りを防止し対流攪拌を生じさせる構成のものが知られている(例えば、特許文献4及び5参照)
特開2008−88731号公報 特開平9−165740号公報 特開平10−30224号公報 特開2005−194710号公報 特開2009−102872号公報
これらの工法で使用されている攪拌翼を駆動するための掘削軸は、基本的に大半のものは、掘削土が翼軸と一体に回転してしまう共回り現象を防止する必要から、その掘削バランスを考慮して2軸又は3軸で構成されるものである。このような複数軸による攪拌装置は、広域の地盤改良に必要とされているものである。しかしながら、住宅地等の狭い軟弱地のような地盤における地盤改良では、これら従来の工法では、装置が大型になりコストアップも伴い適当ではない。
又、エポコラム工法(登録商標)では、互いに反対方向に回転駆動させる必要から、同軸で2つの独立して回転する回転軸を有する二重管構造のものが使用されている。この構造は、掘削軸、及びこの掘削軸を駆動する駆動機構が複雑で、かつ大口径が可能な掘削機能のためには、これを施工する装置は大型なものにならざるをえず、結果としてコストの高い地盤改良となる。この二重管構造のものは、二重管の各々の軸の駆動機構が必要であり、構造が複雑で高コストになる。
いずれにしても従来のこれら工法は、大工事を想定して開発されたものが主で、小規模の工事には不適当である。一方、前述のように単体軸構成のものも提案されているが、前述した従来のものはピンや案内回転体等の可動体を設け掘削穴に接触させる構成のものである。構成が複雑になる上、又掘削土をスムースに排出する上では難点があり、装置の複雑さから安定性維持では問題がある。小規模であっても大口径用の地盤改良の機能を有し、安定して稼動できるコンパクトな装置が望まれていた。本発明は上述のような技術背景のもとになされたものであり、下記目的を達成する。
本発明の目的は、攪拌翼を有する地盤改良装置において、掘削軸を回転可能な単体軸構造にし、掘削穴を滑らかにして掘削土のスムースな排出を可能とし、簡素な構造で共回りを防止し、地盤改良材との攪拌混合を効果的にして対流効果を高めるようにした地盤改良装置とその改良方法を提供することにある。
本発明の他の目的は、地盤改良装置の各部材の構造を簡素化し、コスト低減を図った地盤改良装置とその改良方法を提供することにある。
本発明は、前記目的を達成するため、次の手段を採る。
本発明1の地盤改良装置は、
地盤の攪拌回転翼を有して、掘削穴を掘削し前記掘削穴内の地盤改良を行う地盤改良装置であって、
回転駆動装置により回転駆動され、地盤改良材(12)を吐出させるための吐出穴(8)を有する単体軸(1)と、
この単体軸(1)に固定され、前記掘削穴内の掘削された掘削土を攪拌するとともに上部へ押し出す翼体(2,14,15,16)と、
前記翼体(2,14,15,16)の外周端部に設けられ、前記掘削穴の内周面に回転しながら接触し、前記翼体(2,14,15,16)と一体的に移動し前記内周面を滑らかにする掘削面案内壁体(3,10)と、
前記単体軸(1)の地盤底側の端部に設けられ、複数の掘削刃(5a)を有して前記掘削穴を掘削する削穴ビット(5)と、
前記翼体(2,14,15,16)と前記削穴ビット(5)との間の前記単体軸(1)に回転自在に設けられ、外周端部が前記内周面に係合して回転が止められ、前記翼体(2,14,15,16)及び前記削穴ビット(5)の回転と相対回転して掘削された掘削土を前記地盤改良材(12)とともに混合攪拌させる抑制翼(6)とからなる。
本発明2の地盤改良装置は、本発明1において、
前記翼体(2,14,15,16)は、上下方向に二つの翼(16a,16b)の回転方向に対して傾斜している傾斜面が互いに逆方向であることを特徴とする。
本発明3の地盤改良装置は、本発明1又は2において、
前記翼体(2,14,15,16)は、上下方向に二つの翼(2a,2b)で構成され、各々の前記翼(2a,2b)の外周端部が前記掘削面案内壁体(3,10)で互いに結合されていることを特徴とする。
本発明4の地盤改良装置は、本発明1又は2において、
前記二つの翼(2a,2b)と前記掘削面案内壁体(3,10)の回転で区画される空間に、第2の抑制翼(7)を前記抑制翼(6)と一体的に設けたことを特徴とする。
本発明5の地盤改良装置は、本発明1又は2において、
前記掘削面案内壁体(10)は、前記単体軸(1)の中心線方向の前記二つの翼(2a,2b)の角度方向の位相が異なっていることを特徴とする。
本発明6の地盤改良装置は、本発明1又は2において、
前記翼体(2,14,15,16)の上部に、複数の翼を有する第2の翼体(13)を前記単体軸(1)に固定して設けたことを特徴とする。
本発明7の地盤改良装置は、本発明1又は2において、
前記翼体(2,14,15,16)に複数の攪拌部材(15c)を設けたことを特徴とする。
本発明8の地盤改良方法は、
地盤の攪拌回転翼を有して、掘削穴を掘削し前記掘削穴内の地盤改良を行う地盤改良方法であって、
単体軸(1)の端部に固定され、外周に複数の掘削刃(5a)を有する削穴ビット(5)を回転駆動装置により回転させ掘削し掘削土(B)を生成させる工程と、
前記単体軸(1)に設けられた吐出穴(8)より地盤改良材(12)を掘削穴(4a)に吐出させる工程と、
前記単体軸(1)に固定された翼体(2,14,15)の回転により、前記掘削土(B)を前記地盤改良剤(12)と混合攪拌するとともに、供給される前記地盤改良材(12)に相当する前記掘削土(B)を上部の地上へ排出させる工程と、
前記翼体(2,14,15)の外周に設けられた掘削面案内壁体(3,10)を前記掘削穴(4)に接触させ、回転及び上下方向の動作で前記掘削穴(4)の内周面を滑らかにする工程と、
前記翼体(2,14,15)と前記削穴ビット(5)との間の前記単体軸(1)に回転自在に設けられた抑制翼(6)の一部を前記掘削穴(4)の面に接触させ、前記翼体(2,14,15)及び前記削穴ビット(5)の回転と相対回転させ、前記掘削土(B)を前記地盤改良材(12)とともに混合攪拌させる工程と、
前記掘削土(B)を前記地盤改良材(12)とともに混合攪拌させながら、徐々に前記単体軸(1)を地上に引き上げ、前記掘削土(B)と前記地盤改良材(12)とで生成される混合掘削土(C)を固化して地盤改良柱を形成する工程とからなる。
本発明の地盤改良装置とその方法は、単体軸構成にして、翼体に簡素な構成の掘削面案内壁体を固定したことで、掘削穴の面を安定的に滑らかにすることができ、スクリュー等の装置を取り付けることなく掘削土の排出をスムースに行うことができるようになった。又、単体軸に回転自在で、外周端部を掘削穴の面に食い込ませることが可能な抑制翼を設け、翼体との相対回転を可能にしたことで攪拌時の共回り現象を防止できるようになった。更に、地盤改良材の吐出口を単体軸の地盤底側の端部に設けたことで、掘削中に掘削土と地盤改良材を混合攪拌することができた。これにより地上側から地盤底に向けて満遍なく掘削土と地盤改良剤を混合することになり、均一で緻密な地盤改良柱の混合体とすることができた。
図1は、本発明の実施の形態1の攪拌ヘッドを示す断面図である。 図2は、図1の平面図である。 図3は、翼体、掘削面案内壁体、抑制翼の関連構成を断面で示す説明図である。 図4は、本発明の他の実施の形態1の断面図で掘削面案内壁体の変形例を示すものである。 図5は、図4の平面図である。 図6は、本発明の攪拌ヘッドの実施の形態2の断面図で、翼体構成の変形例を示すものである。 図7は、図6の平面図である。 図8は、本発明の実施の形態3を示す攪拌ヘッドの断面図で、翼体上部に第2の翼体を設けた構成の変形例を示すものである。 図9は、図8の平面図である。 図10は、他の実施の形態4を示す攪拌翼の断面図で、図8の翼体に攪拌部材を設けた構成の変形例を示すものである。 図11は、図10の平面図である。 図12は、他の実施の形態3,4において、翼体、掘削面案内壁体、抑制翼の関連構造を断面で示す説明図である。 本発明の実施の形態5の攪拌ヘッドを示す外観図である。 図14は、本発明の地盤改良工法を示す工程図である。
[実施の形態]
次に、本発明の実施の形態を図に基づき説明する。本発明の地盤改良装置は、図示していないが、地上を移動可能な改良機本体に組み込まれ動作するものである。即ち、回転軸がこの改良機本体に設けられている駆動モータに接続され、これにより地盤改良装置の攪拌ヘッドAは、改良機本体の回転駆動により回転駆動される。図1は、本発明の実施の形態を示すものであり、攪拌ヘッドAの断面図で、図2は図1の平面図である。本実施の形態の回転軸は、管状の単体軸1であって二重管のものではない。
この単体軸1の地盤底側に削穴ビット5が配置され、この削穴ビット5は単体軸1を駆動する駆動モータ(図示せず)の駆動により、単体軸1と共に一体的に回転駆動される。削穴ビット5は、その回転外径が地盤改良柱の外径(掘削穴4の内径)に一致する。削穴ビット5は、複数の刃部5aが削穴ビット5の回転直径方向に直線上に配置されており、これは地盤改良柱の地盤底の低面を削りながら下方に前進し掘削を行う。又、この削穴ビット5の近傍の単体軸1の先端部には、地盤改良材12(図13参照)を掘削穴内に注入するための吐出穴8が配置されていて、地盤改良材12は地上部の供給装置から、この単体軸1の中空部1aを介して供給され、掘削された地盤底側の掘削穴領域4aに吐出される。なお、地盤改良材12を吐出するこの吐出穴8は、単体軸1に固定された固定翼に配置して吐出させたものであってもよい。
この削穴ビット5の上部には、一端が単体軸1に溶接により一体に固定された4枚の翼からなる翼体2が半径方向に設けられている。即ち、この翼体2は、同形状の2つの翼2a,2bが、上下に離間して配置されている。翼2a,2bは、それぞれねじれ板形状の2つの羽根からなり、2つの羽根は直径方向に単体軸1を挟んで対向して配置されている。この上下の2つの翼2a,2bの向きは同方向であり、各翼2a,2bを構成する2枚の羽根は、捻れの方向が異なり、即ち、180度の対向方向に固定されている。そのねじれ面は、翼体2が正転したときに掘削された掘削土を地上側に持ち上げるために、掘削土に分力が働く方向に傾斜形状のねじれ面を有する構成になっている。
この上下の2つの翼2a,2bの外周端には、掘削面案内壁体3が一体に溶接等で固定されている。この掘削面案内壁体3は、掘削穴4の内径の曲率とほぼ同一か、やや小径にした曲率面を有し、上下二枚の翼2a,2bの外周に跨って溶接により固定されている。この掘削面案内壁体3は翼体2が回転すると、掘削穴4に沿って掘削穴4の内周面を擦るように回転し、削穴ビット5で掘削された掘削穴4の凹凸掘削土面を鏝で均すかのように滑らかな内面にする。
単体軸1の下部に配置された削穴ビット5と翼体2との間、即ち、削穴ビット5と下部位置の翼2bとの間には、抑制翼6が単体軸1に回転自在に設けられている。この抑制翼6は、単体軸1を挟んで2つの板状の羽根体がボルト結合により、180度の半径方向に延在し、かつ抑制翼6の羽根面が掘削穴4の中心線方向と平行に配置された構成となっている。この抑制翼6の外周先端部6aは、掘削穴4に食い込み接触するようになっている。即ち、この抑制翼6の先端部6aの先端は、削穴ビット5の回転円軌跡より直径が大きくなるように設定されている。
一方、上下に離間して配置された2つの翼2a,2bの間の空間には、第2の抑制翼7が配置されている。この第2の抑制翼7は、二枚の長方形の平板の羽根体からなるものであり、この羽根体の一端が単体軸1に回転自在に設けられた軸受にボルトで結合されている。本例では、抑制翼7と抑制翼6とは一体である(図3参照)。二枚の羽根体の面それぞれの面は、単体軸1の中心軸線を含む面に平行に配置され、かつ半径方向に延在した構成、即ち180度の間隔であり、掘削穴4の直径方向である。第2の抑制翼7の回転円軌跡は、翼体2で区画される空間内にあり、掘削面案内壁体3の回転円軌跡内に納まるようになっている。又、図2に示すように、180度の直線方向の向きが抑制翼6とは円周角度位置が異なって配置されている。
この第2の抑制翼7は、図3の断面図に示すように、連結軸9を介して抑制翼6と一体になって単体軸1上を相対回転する。この抑制翼6は、掘削時に外周先端部6aの部分が掘削穴4の外周に食い込む状態になり回転が停止状態になる。即ち、単体軸1を回転駆動すると、翼体2と削穴ビット5は回転しつつも、抑制翼6は停止されるので、翼体2と抑制翼6とは相互の間で相対回転となり、攪拌される掘削土の供回りが防止できる。このため削穴ビット5と翼体2の回転に伴って発生する掘削土を、この抑制翼6で裁断し攪拌する機能を有することになる。第2の抑制翼7はこの攪拌動作を一層促進することになる。
この抑制翼6と第2の抑制翼7の羽根形状は、縦方向(単体軸1の中心線方向)に配置され、ねじれのない直方形の板状部材で構成されているが、第2の抑制翼7のねじれ方向は、翼体2のねじれ方向と逆のねじれ方向の形状のものであってもよい。この構成にすることで、掘削土は回転方向及び上下方向にも攪拌され一層の対流流動による攪拌効果を生む。掘削された掘削土は、翼体の攪拌動作で滑らかにされた掘削穴面を介してスムースに上方へもたらされる。掘削穴4の内面は、掘削面案内壁体3により攪拌と同時に滑らかにされているので、排出される掘削土と掘削穴4の内面との間の摩擦が軽減され、スムースに掘削土を上方へ案内することができるのである。次に、他の実施の形態を図4〜図12により説明する。
[他の実施の形態1]
図4〜図12に示す他の実施の形態1の地盤改良装置の攪拌ヘッドAの基本的な構造については、前述した実施の形態の攪拌ヘッドAと実質的に同一であるが、下部の翼2bの配置向きを上部の翼2aに対して、約90度(単体軸1の中心線を中心として)方向を変えて単体軸1に固定した点で相異する。この構成で、掘削面案内壁体10を2つの翼2a,2bの各々の外周先端部に固定する。上下二つの翼2a,2bは、90度角度位置がずれているので、掘削面案内壁体10は螺旋状にねじれ面状態で固定されている。
位相のずれた二つの翼2a,2bに跨る掘削面案内壁体10の曲面は、掘削穴4に対し徐々にこする状態で掘削穴4に接触する。この例の場合は、掘削穴4の内周面に接する螺旋状の形を成しているので、掘削面案内壁体10の掘削穴4に対する接触面積が大きくなる。ただし掘削面案内壁体10の曲面が複雑な形状になることが難点である。又、前述のように回転時に掘削面案内壁体10は、螺旋状の形を成しているので傾斜接触となり、急に掘削面案内壁体10に大きな負荷は生じない、即ち分散した負荷となる構造となり、単体軸1の回転駆動を滑らかにすることができる。
[他の実施の形態2]
次に、攪拌ヘッドAの翼体構造の変形例として、他の実施の形態2を図6及び図7により説明する。この攪拌ヘッドAの基本的な構造は、この変形例も前述した実施の形態と同様であるが、下部の翼2bの配置向きを上部の翼2aに対して、約90度(単体軸1の中心線を中心として)方向を変えて単軸体1に固定したものであり、前述の実施の形態で説明した同形状の掘削面案内壁体3を翼2bでなく支持バー11に取り付けた点が相異する。
掘削面案内壁体3を固定するために、翼2bが固定された単体軸1の位置、即ち掘削面案内壁体3と単体軸1の外周の軸受との間で、翼2aと同じ向きに棒材からなる支持バー11を連結して固定する。この支持バー11の先端部に翼2aの先端位置に合致するように、掘削面案内壁体3を溶接等で固定する。この構成であると、2つの翼2a,2bに対し支持バー11が追加された形になるので、掘削土の攪拌には翼2bに加え、この支持バー11も攪拌促進部材となる。
[他の実施の形態3]
更に、攪拌ヘッドAの翼体構造の変形例として、他の実施の形態3を図8及び図9により説明する。この他の実施の形態3の攪拌ヘッドAの構造は、翼体14の上部に複数の翼を有する第2の翼体13を設けたものである。本実施の形態3の例では3枚の翼としている。この第2の翼体13は、翼体14より小さい半径の翼で構成され、単体軸1に固定され翼体14とともに回転する。この第2の翼体13は、主に攪拌ヘッドAの引き上げ時にこの第2の翼体13が回転することで、攪拌ヘッドAの中心部の掘削土を上方へ持ち上げるようにしている。
即ち、この第2の翼体13を設けることで、掘削穴4の主に穴周囲の掘削土を翼体14で攪拌し、掘削穴4の主に中心部の掘削土をこの第2の翼体13で攪拌することができ、効率のよい掘削土攪拌を行い攪拌した掘削土の排出を促進させることができる。又、本構造の場合は、前述した各実施の形態の翼体2と掘削面案内壁体3を一体にした翼体14としている。本構造は3枚の翼体14が等角度間隔に配置されており、各翼体14は上下に2つの対向する上下の翼14a,14bを有し、最外周には掘削面案内壁体3を有している。翼体14は、上下の翼14a,14b、掘削面案内壁体3を一体的に帯状の板材を曲げ加工して作られたものである。
[他の実施の形態4]
更に、攪拌ヘッドAの翼体構造の変形例として、他の実施の形態3を変形したものを実施の形態4として、図10及び図11により説明する。この構造は、他の実施の形態3で示した構造に対し、翼体15の2つの翼15a、15bの対向翼面に、半径方向にほぼ等間隔に、かつ複数の攪拌部材15cを設けたものである。この攪拌部材15cは、板状のもので図10に示した例では、単体軸1の中心線を含む面と平行な平面、即ち、平面状の板材で構成されている。なお、攪拌部材15cの配置は、平面状の板材ではなく、螺旋状に捻れさせたもの、又は、単体軸1の中心線を含む面と傾斜させた平面であってもよい。
この攪拌部材15cは、上下二つの翼15a,15bの翼面間に対向し、交互に位置がずれて配置されている。この攪拌部材15cを設けることで、上下二つの翼15a,15b間に滞留する掘削土を効率よく攪拌させ、上部の第2の翼体13と相まって掘削土を外方へ押しやることができ、攪拌力を一層高めることが可能である。図10に示した構造では、攪拌部材15cを他の実施の形態3の例に適用しているが、前述した他の構成にも適用できることはいうまでもない。
前述した他の実施の形態3,4において、連結部材9を介して抑制翼6と抑制翼7を一体にしている構造は前述したものと同様であるが、図12はそれに加え、第2の翼体13が翼体14,15と削穴ビットと一体になっていることを断面図で示す説明図である。又、図8及び図10は、掘削面案内壁体3が掘削穴4に離間した図となっているが、翼体は角度位置がずれた構成の断面図のためで、実際は掘削面案内壁体3が常に掘削穴4の内周面に接している。
[他の実施の形態5]
図13は、本発明の他の実施の形態5の攪拌ヘッドを示す外観図である。翼体16は、二つの翼16a,16bが上下に離間して配置されている。二つの上下の翼16a,16bは、図4の他の実施の形態1と同様に、下部の翼16bの配置を上部の翼16aに対して、約90度(単体軸1の中心線を中心として)方向を変えたものである。他の実施の形態1と大きく異なる点は、上の翼16aと下の翼16bの回転方向の傾斜面が逆方向である点である。掘削ビット5の傾斜方向と上の翼16aとは同じ方向であり、下の翼16bの傾斜面はこれと逆の傾斜面を有しているものである。
攪拌ヘッド16は、下方に移動中は掘削ビット5により掘削しながら下方に移動する。下の翼16bは、掘削ビット5とは逆の傾斜面を有しているので、掘削ビット5が掘削した掘削土を押圧する方向へ力が働く。このとき、攪拌ヘッド16は、下方に移動しているので、このために掘削された土は、下の翼16bで抑えられている部分の掘削土は行き場がなくなるが、他の掘削土は相対的に上方に移動することになる。上方に移動した掘削された土は、上の翼16aで、更に掬うように上部に移動されることになる。このように、上の翼16aと下の翼16bの傾斜面を互いに逆方向に形成することにより、一方の翼により改良地盤は下部に押しやられるが、同時に、他方の翼により上方に押し上げるので、局部的に対流が発生する。
以上のように、上下の攪拌効果が改善されるので、良質な地盤改良柱を形成できる。上の翼16aと下の翼16bの間に、単体軸1が回転中に回転しない抑制翼を配置していない点でも異なる。更に、他の実施の形態1の実施の形態と異なる点は、短い掘削面案内壁体3が各翼16a,16bの最外周部に、分割して取り付けられている点で異なる。このために石等の障害物が地盤改良土に混入しているとき等に避けることができる。なお、前述した実施の形態のもののように、掘削面案内壁体3を連続した帯状に連結したものであってもよい。
[地盤改良方法の施工例]
次に、本発明の地盤改良装置により地盤改良を行う方法について説明する。図14(a)〜(e)は、地盤改良工法の施工工程を示す図である。図14(a)に示すように、掘削ヘッドAはこれを回転駆動する地上の地盤改良機本体(図示せず)に支持された状態で所定位置に待機している。地盤に貫入する際は、地盤改良機の駆動装置により単体軸1が正転駆動回転される。この回転方向は、削穴ビット5と翼体2が地盤に食い込み掘削した掘削土を上方へ移送させる方向である。
この地盤貫入の進行に伴って、抑制翼6の中心部は単体軸1上に回転フリーな状態に支持されているが、抑制翼6の外周端円軌跡は掘削穴4より大きく設定されているので、掘削時に抑制翼6の外周端部6aが掘削穴4の内周の壁面に食い込み、抑制翼6は回転停止状態になる。削穴ビット5と翼体2は、回転を継続して掘削するので、抑制翼6は相対回転の状態、即ち抑制翼6のみ回転停止状態で掘削穴4の面に食い込みながら掘削方向に進行する。
翼体2の外周に固定された掘削面案内壁体3は、回転に伴い掘削穴4の凹凸状態にある掘削直後の掘削土に接触し、この面を滑らかにしながら地盤改良装置Aは地中に貫入する。このとき同時に地盤改良材12を注入する。この注入により掘削された掘削土は、掘削と同時に翼体2と抑制翼6により攪拌され、地盤改良材12との混合土となり、その攪拌に伴い相対的に徐々に上方へもたらされる。この攪拌において掘削土は、回転する翼体2と回転停止している抑制翼6の間で、裁断され回転方向と上下方向に対流しながら攪拌される。
攪拌された掘削土は、滑らかにされた掘削穴4の内周面に沿いに抵抗なくスムースに上方へ移動する。このような掘削動作をしながら掘削途中段階の図14(b)に示すように、掘削穴4の所定の地盤底に到達するように地盤改良装置Aを進行させる。このとき攪拌された掘削土Bは、この装置の上方に滞留していて、一部の余剰掘削土は地上に排出されている状態となる。
この進行状態のとき、地盤改良材12を供給するポンプ等からなる地盤改良材供給装置により、単体軸1上方から軸内1aを通して掘削穴に地盤改良材12を注入する。この地盤改良材12はセメントスラリーであり、単体軸1端の吐出穴8から図14(b)に示した矢印のように、掘削穴に吐出される。吐出された地盤改良材12は、掘削された掘削土とともに混合攪拌される。このようにして掘削土Bと地盤改良材12を対流流動させながら攪拌し混合し混合掘削土Cを生成する。
このとき掘削ヘッドAを少し上方へ移動させ、図14(c)のように地盤底の掘削穴領域4aを確保する。このときはセメントスラリーの注入を止め、単体軸1を逆回転させる。この逆回転で掘削土は下方向に流れ攪拌を促進させる。当初は地盤底側の掘削土のみ攪拌混合されるが、この動作を繰り返し継続させ地盤底から地上方向に単体軸1を徐々に引き上げることにより、掘削土は掘削の際に注入されるセメントスラリーと混合されているので、図14(d)に示すように緻密な混合掘削土Cとして固化前の地盤改良柱を形成していく。この攪拌混合は翼体2の正転、逆転動作を繰り返し継続しながら行われる。
図14(b)〜(d)に示すように、引き上げ途中においては、地盤改良装置Aの上方は掘削時にセメントスラリーとともに攪拌された掘削土Bが滞留している状態で、掘削ヘッドAの下方は正逆回転を繰り返し緻密に混合攪拌され、混合掘削土Cによる地盤改良柱が形成されている状態となる。地盤改良材12の注入量に相当する掘削土は、余剰掘削土として掘削穴4の壁面に沿って上部の地上にもたらされる。
又この引き上げ過程では、地盤の状況に合わせ、攪拌混合を効果的にするため、地盤改良装置Aを上下方向の移動を繰り返えしてもよく、このようにして最終的に図13(e)に示すように掘削穴4全体を掘削土と地盤改良材12の緻密な混合掘削土Cで充満させ地盤改良柱を形成する。
A…地盤改良装置
B…掘削土
C…混合掘削土
1…単体軸
2…翼体
3、10…掘削面案内壁体
4…掘削穴
5…削穴ビット
6…抑制翼
7…第2の抑制翼
8…吐出穴
9…連結軸
11…支持バー
12…地盤改良材

Claims (8)

  1. 地盤の攪拌回転翼を有して、掘削穴を掘削し前記掘削穴内の地盤改良を行う地盤改良装置であって、
    回転駆動装置により回転駆動され、地盤改良材(12)を吐出させるための吐出穴(8)を有する単体軸(1)と、
    この単体軸(1)に固定され、前記掘削穴内の掘削された掘削土を攪拌するとともに上部へ押し出す翼体(2,14,15,16)と、
    前記翼体(2,14,15,16)の外周端部に設けられ、前記掘削穴の内周面に回転しながら接触し、前記翼体(2,14,15,16)と一体的に移動し前記内周面を滑らかにする掘削面案内壁体(3,10)と、
    前記単体軸(1)の地盤底側の端部に設けられ、複数の掘削刃(5a)を有して前記掘削穴を掘削する削穴ビット(5)と、
    前記翼体(2,14,15,16)と前記削穴ビット(5)との間の前記単体軸(1)に回転自在に設けられ、外周端部が前記内周面に係合して回転が止められ、前記翼体(2,14,15,16)及び前記削穴ビット(5)の回転と相対回転して掘削された掘削土を前記地盤改良材(12)とともに混合攪拌させる抑制翼(6)と
    からなる地盤改良装置。
  2. 請求項1に記載の地盤改良装置において、
    前記翼体(2,14,15,16)は、上下方向に二つの翼(16a,16b)の回転方向に対して傾斜している傾斜面が互いに逆方向であることを特徴とする地盤改良装置。
  3. 請求項1又は2に記載の地盤改良装置において、
    前記翼体(2,14,15,16)は、上下方向に二つの翼(2a,2b)で構成され、各々の前記翼(2a,2b)の外周端部が前記掘削面案内壁体(3,10)で互いに結合されていることを特徴とする地盤改良装置。
  4. 請求項1又は2に記載の地盤改良装置において、
    前記二つの翼(2a,2b)と前記掘削面案内壁体(3,10)の回転で区画される空間に、第2の抑制翼(7)を前記抑制翼(6)と一体的に設けたことを特徴とする地盤改良装置。
  5. 請求項1又は2に記載の地盤改良装置において、
    前記掘削面案内壁体(10)は、前記単体軸(1)の中心線方向の前記二つの翼(2a,2b)の角度方向の位相が異なっていることを特徴とする地盤改良装置。
  6. 請求項1又は2に記載の地盤改良装置において、
    前記翼体(2,14,15,16)の上部に、複数の翼を有する第2の翼体(13)を前記単体軸(1)に固定して設けたことを特徴とする地盤改良装置。
  7. 請求項1又は2に記載の地盤改良装置において、
    前記翼体(2,14,15,16)に複数の攪拌部材(15c)を設けたことを特徴とする地盤改良装置。
  8. 地盤の攪拌回転翼を有して、掘削穴を掘削し前記掘削穴内の地盤改良を行う地盤改良を行う地盤改良方法であって、
    単体軸(1)の端部に固定され、外周に複数の掘削刃(5a)を有する削穴ビット(5)を回転駆動装置により回転させ掘削し掘削土(B)を生成させる工程と、
    前記単体軸(1)に設けられた吐出穴(8)より地盤改良材(12)を掘削穴(4a)に吐出させる工程と、
    前記単体軸(1)に固定された翼体(2,14,15,16)の回転により、前記掘削土(B)を前記地盤改良材(12)と混合攪拌するとともに、供給される前記地盤改良材(12)に相当する前記掘削土(B)を上部の地上へ排出させる工程と、
    前記翼体(2,14,15,16)の外周に設けられた掘削面案内壁体(3,10)を前記掘削穴(4)に接触させ、回転及び上下方向の動作で前記掘削穴(4)の内周面を滑らかにする工程と、
    前記翼体(2,14,15,16)と前記削穴ビット(5)との間の前記単体軸(1)に回転自在に設けられた抑制翼(6)の一部を前記掘削穴(4)の面に接触させ、前記翼体(2,14,15,16)及び前記削穴ビット(5)の回転と相対回転させ、前記掘削土(B)を前記地盤改良材(12)とともに混合攪拌させる工程と、
    前記掘削土(B)を前記地盤改良材(12)とともに混合攪拌させながら、徐々に前記単体軸(1)を地上に引き上げ、前記掘削土(B)と前記地盤改良材(12)とで生成される混合掘削土(C)を固化して地盤改良柱を形成する工程と
    からなる地盤改良方法。
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