JP2002255106A - 角袋自動梱包機 - Google Patents

角袋自動梱包機

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JP2002255106A
JP2002255106A JP2001053187A JP2001053187A JP2002255106A JP 2002255106 A JP2002255106 A JP 2002255106A JP 2001053187 A JP2001053187 A JP 2001053187A JP 2001053187 A JP2001053187 A JP 2001053187A JP 2002255106 A JP2002255106 A JP 2002255106A
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JP
Japan
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tape
wrapping paper
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paper
air cylinder
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Application number
JP2001053187A
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English (en)
Inventor
Shigeru Kanayama
茂 金山
Masaaki Yamamoto
正昭 山本
Yosuke Hachiman
陽介 八幡
Yasuaki Matsui
康明 松井
Masaki Koroyasu
雅樹 頃安
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kyokuto Sanki Co Ltd
Nexta Corp
Original Assignee
Kyokuto Sanki Co Ltd
Nexta Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 包装紙にラミネート紙等環境汚染のおそれの
ある紙ではない一般紙を使用して角袋の束を効率的に自
動梱包できる梱包機を提供する。 【解決手段】 自動梱包機の本体部を、紙管受部18と、
巻き出しローラ1aおよび押さえローラ1bと、送り出
しローラ1cおよび押さえローラ1dと、カッター10
と、梱包テーブル8と、プレス板12と、紙チャツク9
と、紙ガイド5と、折り込み板11aと、紙押さえ板13
と、駆動源のモーター、エアシリンダ等で構成し、包装
紙の重ね合わせ部にテープを貼り付けるテープ貼り部
を、テープの支持軸72と、刃物71aと、テープ押さえ73
aと、テープ保持74aと、テープチャツク76aと、吸着
パッド80と、水タンク82と、水塗布用のフェルト88a
と、駆動源のエアシリンダ等で構成し、全体を本体部の
フレーム19で支持する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、商品を多数積み重
ねて束として梱包する自動梱包機、特に角袋の束を包装
紙で巻き込み梱包する自動梱包機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】角袋を多数積み重ねて束として梱包する
角袋自動梱包機は従来から存在する。そして、それら従
来の梱包機は、梱包工程の合理化の観点から、包装紙と
してビニール系の樹脂フィルムを貼付加工したラミネー
ト紙を使用することが多い。
【0003】図17は、そうしたラミネート紙を包装紙
として従来の自動梱包機により所定枚数の角袋の束を巻
き込み梱包した角袋の梱包状態を示している。この場
合、角袋bの束を一巻きしたところで包装紙aの両端内
面同志を紙のロール方向において所定の長さ重ね合わ
せ、その重ね合わせ部cを所要温度に熱した熱板で押さ
え付けることによって、両端内面の樹脂層が加熱により
溶けて互いに接着する。
【0004】このようにラミネート紙を使用すると、包
装紙の他にテープ、糊類等の接合材を必要としない。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、ラミネ
ート紙を使用する上記従来の方法には、梱包技術以前の
問題がある。つまり、環境保護の観点から、ビニール系
のフィルムを貼付した紙の使用は極力減らす必要があ
り、ラミネート紙を使用する梱包はそれ自体が問題をは
らんでいる。
【0006】そこで、包装紙にラミネート紙等環境汚染
のおそれのある紙ではない一般紙を使用して角袋の束を
自動梱包することのできる梱包機の開発が要求される。
そして、その一般紙を使用する自動梱包機は、一般紙の
場合はラミネート紙のように加熱によって接着すること
ができないため、梱包工程の合理化の観点から包装紙の
重ね合わせ部の接合を如何にして行うかが課題である。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1に係る発明は、
所定枚数積み重ねて略直方体とした角袋の束を包装紙で
巻き込み梱包する角袋自動梱包機であって、ロールから
包装紙を引き出す手段と、梱包する角袋の束を載置する
テーブルと、該テーブルに載置された角袋の束を圧縮す
る手段と、圧縮した角袋の束に上記ロールから引き出し
た包装紙を巻き付ける手段と、上記角袋の束に巻き付け
た包装紙の始端と終端を接合するよう該包装紙の始端お
よび終端の重なり合い部にテープを貼り付ける手段と、
該手段によるテープ貼り付け後に角袋の束の圧縮を開放
する手段と、圧縮を開放した角袋の束を、巻き付けた包
装紙共々機外へ排出する手段とを有するよう構成したも
のである。
【0008】この角袋自動梱包機は、テーブルに載置さ
れた多数の角袋の束を該角袋の束の幅より充分に幅の広
い包装紙で自動巻き込み梱包するためのもので、上記構
成は、角袋の束を包装紙で自動巻き込みする本体部と、
自動巻き込み後、包装紙の重ね合わせ部にテープを自動
貼り付けするテープ貼り部とに大別される。
【0009】上記構成において、ロールから包装紙を引
き出す手段と、梱包する角袋の束を載置するテーブル
と、該テーブルに載置された角袋の束を圧縮する手段
と、圧縮した角袋の束に上記ロールから引き出した包装
紙を巻き付ける手段と、テープ貼り付け後に角袋の束の
圧縮を開放する手段と、圧縮を開放した角袋の束を、巻
き付けた包装紙共々機外へ排出する手段とが本体部に相
当し、上記角袋の束に巻き付けた包装紙の始端と終端を
接合するよう該包装紙の始端および終端の重なり合い部
にテープを貼り付ける手段がテープ貼り部に相当する。
【0010】上記角袋の束を包装紙で自動巻き込みする
本体部は、より具体的には、芯金を通しロール状に巻か
れた包装紙を回転可能に支持する支持手段と、駆動手段
(第1モータ51、第2モータ52a)により駆動されて回
転する弾力性のあるローラ(巻き出しローラ1a、送り
出しローラ1c)と押さえ手段を有する固いローラ(押
さえローラ1b、押さえローラ1d)により紙の巻き出
し、送り出しをする手段と、包装紙の頭出し部へのエア
ブロー(ブロー管3)によるガイドと、ローラにより送
り出され下方に移動する包装紙を所定の位置に導くガイ
ド手段(補助ガイド6)と、該包装紙の先端を全幅にわ
たって挟持する手段(チャック9)と、該挟持手段を上
下方に移動させる駆動手段(第7モータ57a)と、直立
した包装紙の姿勢を保持する吸着手段(吸着パッド7)
と、包装紙を水平方向に設定距離だけ伸展させる手段
(上部ユニット4、第3モータ53a)と、テーブル(プ
レス板12)に載置された角袋の束を圧縮し保持する手段
(梱包テーブル8、第4モータ54a)と、包装紙を所定
長さ送り出した後に全幅にわたって切断する手段(カッ
ター10)と、角袋の束の一面に沿って、角袋を載置する
テーブルより下方に垂れた包装紙を、テーブルの下面に
沿って折り込みつつ移動する手段(折り込み板11a、折
り込みローラ11b)と、角袋の反対側の面に沿って垂下
した包装紙をテーブルの下面よりやや下の位置で前述の
折り込み方向と反対の方向に折り込み、テーブルの下面
に向けて押し上げる手段(紙押さえ板13、第6エアシリ
ンダ)とにより構成され、また、テープ貼り付け完了
後、梱包された角袋を次の工程台へ排出する手段(袋排
出板14)を有するものであってよい。
【0011】また、請求項2に係る発明は、上記請求項
1の係る発明の角袋自動梱包機において、包装紙を巻き
付ける手段を、角袋の束を載置したテーブルごと包装紙
を巻き付けるよう構成し、梱包後の角袋の束を排出する
手段を、テーブルを残して角袋の束と包装紙だけを機外
へ排出するよう構成するものである。
【0012】より具体的には、例えば、梱包後の角袋を
排出する際、テーブルの下側に巻き込まれた包装紙がテ
ーブル上の角袋と共に排出可能なように、該排出時の
み、テーブルの一端を支持している支持手段(テーブル
保持器39)が下降して、テーブル下面との間に所要の間
隙を作るようにする。
【0013】また、請求項3に係る発明は、上記請求項
1または2に係る発明の角袋自動梱包機において、テー
プを貼り付ける手段を、ロールから引き出した片面に水
溶性乾燥糊層を有するテープの先端部を所定の保持位置
に保持するテープ保持と、該手段に保持されたテープの
先端部を挟持して所定長さ引き出す手段と、該手段によ
るテープ引き出しの過程において上記テープの糊面に水
を塗布する手段と、上記所定長さ引き出されたテープを
上記保持位置の近傍で押さえるテープ押さえと、上記テ
ープ引き出しの過程において、引き出し後に上記テープ
押さえと上記テープ保持との間に位置することになるテ
ープ部分には糊面への水の塗布を行わないようにする手
段と、上記テープ押さえと上記テープ保持との間でテー
プを切断する手段と、切断されたテープを吸着し保持し
て、角袋の束に巻き付けた包装紙の始端および終端の重
なり合い部に押し付ける手段と、押し付けたテープを貼
り均す手段とを具備する構成とするものである。
【0014】テープを張り付ける手段(テープ貼り部)
は、より具体的には、上下に圧縮されて包装紙で自動巻
き込みされた角袋を載置するテーブル(プレス板12)の
下方に配置され、裏面に水溶性の糊を塗布したテープの
ロールの芯部を支持して回転可能に保持する手段(支持
軸72)と、テープの先端を挟持して設定長さ引き出す手
段(テープチャック76a)と、引き出し時以外テープの
先端部を保持する、テープ引き出し手段が通過可能なテ
ープ保持手段(テープ保持74a)と、設定長さ引き出し
たテープを引き出し基端側で押さえる押さえ手段(テー
プ押さえ73a)と、テープの引き出し中にテープに水塗
布する手段(フェルト88a)と、その水塗布手段に水タ
ンク(水タンク82)から設定した時間間隔で設定量の水
を供給する手段(ポンプ83)と、テープを切断する手段
(刃物71a)と、テープを吸着する手段(吸着パッド)
と、テープと吸着手段を共に上昇させる手段(第16エ
アシリンダ78c)とテープを包装紙に押し付けてテープ
の端を貼り付け均す手段(端均しローラ81a)等により
構成したものであってよい。
【0015】上述の具体的手段によって角袋の束を自動
梱包する動作の概要は次のとおりであって、まず、自動
梱包機用に作られた操作盤により、必要なパラメータを
入力して初期設定を行う。そして、スタートボタンを押
すと、予め設定された動作手順に従って自動梱包機の各
部が自動的に動作する。
【0016】ロール状に巻かれた包装紙はモータ駆動の
弾性体ローラ(巻き出しローラ1a、送り出しローラ1
c)と固いローラ(押さえローラ1b、押さえローラ1
d)により設定長さだけ送り出され、本体部の上方から
垂下していく。そして、垂下する包装紙を、包装紙の頭
を全幅にわたり挟持する手段(チャック9)が開いた状
態にあるところへ順調に導入するべく、ガイド手段(補
助ガイド)が包装紙の片面に沿うように下降する。その
際、包装紙を挟んでガイド手段の反対側は本体部の直立
する板面があるため、包装紙が反対側に靡くことはな
い。
【0017】包装紙の先端が挟持手段(チャック9)に
より挟持されると、ガイド手段(補助ガイド)は上昇す
る。そして、包装紙の送り出しが再開されるとともに挟
持手段(チャック9)は設定長さ下降し、この状態で直
立状態にある包装紙の上部表面(角袋巻き込み時外側に
なる面)を幅方向に所定の間隔で吸着手段(吸着パッド
7)により吸着保持する。そして、包装紙は吸着手段
(吸着パッド7)で保持された位置より上方で水平に折
れて角袋の上側を覆うように伸展する。
【0018】次いで、所定枚数束ねられてほぼ直方体と
された角袋の束を別途用意した移載機によって本体部の
テーブル(プレス板12)上の所定位置に載置し、全高さ
にわたって幅寄せし、全高さにわたり押し入れて外形を
整える。
【0019】その後、角袋を載置したテーブル(プレス
板)が上昇し、角袋の束を押し上げて、初期載置時の高
さの約2分の1に圧縮する。その際、角袋の束の上面
は、包装紙を水平方向に伸展させた手段(上部ユニット
4)の底面が押さえ止める(反力受けの機能)。
【0020】再び包装紙が設定長さ送り出され、角袋の
束の反機械側の面に沿ってたわみ落ちたところで、切断
手段(カッター10)が包装紙の幅方向に前進して全幅に
わたり切断する。
【0021】次いで、テーブル(プレス板12)の下面に
沿うように折り込み手段(折り込み板11a、折り込みロ
ーラ11b)が進出し、テーブルより下に巻き込み分の長
さ垂下している包装紙を折り込む。
【0022】その後、紙押さえ手段(紙押さえ板13)が
折り込み手段(折り込み板11a、折り込みローラ11b)
より下の高さレベルで折り込み手段とは反対の向きに進
出し、角袋の束の上記とは反対側の面に沿ってテーブル
(プレス板12)より下に巻き込み分の長さ垂下している
包装紙を折り込む。そして、その直後に紙押さえ手段
(紙押さえ板13)はテーブルの下面まで上昇する。この
時点で包装紙は始端と終端が重ね合わされる。折り込み
手段(折り込み板11a、折り込みローラ11b)と紙押さ
え手段(紙押さえ板13)は互いに重なる範囲が小さくさ
れている。なお、折り込み手段の幅方向中央には、下か
らのテープ貼り動作が可能なように充分な開口部が設け
られている。
【0023】次いで、テーブル(プレス板12)の下に配
設されたテープ貼り部の各手段が動作し、上面に水溶性
の乾燥した糊を加工したテープの上面に水塗布手段(フ
ェルト88a)により水を塗布し、、湿性にして糊の粘着
性を復活させて、そのテープを切断手段(刃物71a)に
より切断し、包装紙の重ね合わせ部に押し付け、均し手
段(端均しローラ81a)によりテープの端を貼り付け均
して確実に包装紙に貼り付ける。その際、切断手段(刃
物71a)の確実な切断性能を維持するため、切断箇所と
なる範囲ではテープに水塗布されないようにする。
【0024】テープの貼り付け終了後、折り込み手段
(折り込み板11a、折り込みローラ11b)と紙押さえ手
段(紙押さえ板13)はテーブル(プレス板12)の外側へ
後退する。また、テープ貼り付け手段(テープ貼り部)
も下降し、さらに、テーブル(プレス板12)も下降す
る。
【0025】その後、テーブル(プレス板12)と共に包
装紙に巻かれた角袋の束は、そのままの形で、包装紙を
巻き付けていない側の面を袋排出手段(袋排出板14)が
設定ストロークで押すことにより、テーブル外へ押し出
される。その際、テーブル(プレス板12)の一端を支持
している支持手段(テーブル保持器39)が下降して、該
支持手段の支持部上端とテーブルとの間に隙間ができ、
テーブルの下面に巻き込まれた包装紙はその隙間を通っ
てテーブルから抜け出る。袋排出手段(袋排出板14)
は、梱包された角袋が排出された後、原点に戻る。
【0026】なお、上記各手段の後の括弧書は、後述の
実施の形態における対応部分を例示したものである。
【0027】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。
【0028】図1〜4は本発明の実施の形態の一例の自
動梱包機の本体部の構成を示している。また、図5およ
び図6は、その自動梱包機のテープ貼り部の構成を示し
ている。
【0029】この実施の形態の自動梱包機は、角袋の束
を包装紙で巻き込む本体部(図1〜4)と、包装紙で巻
き込んだ後、包装紙の重ね合わせ部にテープを貼り付け
るテープ貼り部(図5および図6)とからなるもので、
それぞれの構成は次のとおりである。
【0030】本体部の構成は、図1〜4に示すとおり
で、所定の紙幅、長さを有しロール状に巻かれた包装紙
を回転自在に支持する紙管受け部18(図1)と、巻き出
し用の一対のローラ(巻き出しローラ1aおよび押さえ
ローラ1b)(図1)と、巻き出しローラ駆動用の第1
モーター51と、第1〜5のフリーローラ2a、2b、2
c、2d、2e(図1、図4)と、上部ユニット4と、
この上部ユニット4を移動させる第3モータ53a(図
1、図4)と、上部ユニット用のスライドユニット29を
具備する。
【0031】そして、上部ユニット4は、送り出し用の
一対のローラ(送り出しローラ1cおよび押さえローラ
1d)(図1、図3)と、送り出しローラ駆動用の第2
モーター52a(図1、図2)および第1エンコーダ52b
(図1)と、第6フリーローラ2fと、紙詰まりを防ぐ
ためのブロー管3(図1、図2)と、紙ガイド5(図
1、図2)と、紙ガイド駆動用の第5モータ55a(図
1、図3)および第4エンコーダ55b(図1、図2)
と、紙ガイド昇降用のボールネジ24、そのサポートユニ
ット27およびスライドユニット37(図1、図2)と、補
助ガイド6(図1、図2)と、補助ガイド駆動用の第1
エアシリンダ59(図1、図2)と、スライドユニット30
(図1、図2)と、カッター10およびカッター駆動用の
第5エアシリンダ63(図1、図2)と、整流板35(図
1、図2)と、移動ベース22と、倒れ防止板40(図1、
図2)と、倒れ防止板駆動用の第11エアシリンダ100
(図3)と、倒れ防止板旋回用の第12エアシリンダ10
1(図1、図3)とを具備している。
【0032】また、本体部は、チャック9およびチャッ
ク開閉用の第2エアシリンダ60(図1、図2)と、スラ
イドユニット32(図1、図3)と、チャック背板16(図
1、図2)と、チャック上下駆動用の第7モータ57aお
よび第6エンコーダ57b(図3)と、吸着パッド7と、
吸着パッド移動用の第3エアシリンダ61(図1、図4)
と、紙押さえ板13と、紙押さえ板水平駆動用の第6エア
シリンダ64(図1、図4)と、紙押さえ板上下駆動用の
第6モータ56aおよび第5エンコーダ56b(図4)と、
スライドユニット31(図1)と、袋排出板14(図1、図
2)と、袋排出板用の第7エアシリンダ65aおよび第1
0エアシリンダ65b(図1、図2)と、梱包テーブル8
と、梱包テーブル駆動用の第4モータ54aおよび第3エ
ンコーダ54b(図1、図3)と、梱包テーブル昇降用の
ボールネジ23、そのサポートユニット26およびスライド
ユニット28(図3参照)と、プレス板12(図1、図2)
と、折り込み板11a(図1、図6)と、折り込み板駆動
用の第4エアシリンダ62、第13シリンダ102およびそ
のスライドユニット69(図1)と、揺動アーム85(図
5)と、折り込みローラ11b(図1、図6)と、折り込
み板11aおよび折り込みローラ11bを駆動する第9エア
シリンダ67(図1)と、テーブル保持器39およびテーブ
ル保持器駆動用の第8エアシリンダ66(図2)と、それ
ら本体部の装置を支持するフレーム19(図1、図2)等
で構成される。第1〜7のモータ51、52a、53a、54
a、55a、56a、57aは、ブレーキ付ギアモートルであ
る。
【0033】また、テープ貼り部の構成は図5および図
6に示されるとおりで、所定の材質、幅長さを有し上面
に水溶性の乾燥した糊を加工しロールされたテープを回
転自在に支持する支持軸72と、ロールのテープ押さえ90
と、刃物71aと、刃物昇降駆動用の第10エアシリンダ71
bと、テープ押さえ73aと、テープ押さえ駆動用の第1
1エアシリンダ73bと、テープ保持74aと、テープ保持
駆動用の第12エアシリンダ74bと、テープチャック76
aと、テープチャツク駆動用の第13エアシリンダ76b
と、テープ引き出し駆動用の第14エアシリンダ77と、
ボックス78aと、ボックス昇降駆動用の第15エアシリ
ンダ78bおよび第16エアシリンダ78cと、吸着プレー
ト79と、吸着パッド80と、端均しローラ81aと、端均し
ローラ駆動用の第17エアシリンダ81bと、水タンク82
と、フェルト88aと、フェルト駆動用の第19エアシリ
ンダ88bと、フェルト88aに水Dを供給するポンプ83
と、それらテープ貼り部の装置を配設するテープ貼りベ
ース21等で構成される。
【0034】この自動梱包機は、ワーク仕様等に応じて
本体部及びテープ貼り部の動作を調整するために、動作
開始前に操作盤(図示せず)を使って必要なパラメータ
を入力する。しかる後、操作盤のスタートボタン(図示
せず)を押し、本体部およびテープ貼り部に所定を動作
を行わせる。
【0035】本体部の動作を、図7〜12に示す動作フ
ロー(ステップ1〜22)の順に説明する。
【0036】(ステップ1)本体部を初期設定した後、
スタートボタンを押すと、第1モーター51および第2モ
ーター52aが作動して、巻き出しローラ1aおよび送り
出しローラ1cが回転し、包装紙Aが巻き出しローラ1
aと押さえローラ1bとでロールから巻き出されるとと
もに、送り出しローラ1cと押さえローラ1dにより第
1設定長さだけ送り出される。また、紙詰まりを防ぐた
めに、ソレノイドバルブ(図示せず)が開いてブロー管
3よりエアが噴射し、包装紙Aの頭出部を下方向へ吹き
下げる。
【0037】包装紙Aは、巻き出しローラ1aと押さえ
ローラ1bとで巻き出される長さと、送り出しローラ1
cと押さえローラ1dとで送り出される長さ(第1設定
長さ)との差が、毎回一定で、その分、第1および第3
のフリーローラ2a、2cが下降し、それにより、一定
の長さが手繰り状に集積される。第1および第3のフリ
ーローラ2a、2cの下降位置はセンサ(図示せず)に
より検知され、それにより包装紙Aの手繰り集積分が毎
回一定の長さとなるよう制御される。
【0038】(ステップ2)第1エアシリンダ59が伸長
作動して補助ガイド6が下降し、送り出された包装紙A
がチャック9の開かれた上端部に導入される。そして、
第2エアシリンダ60が作動してチャック9が閉じ、包装
紙Aは端部約50mmがチャックされて、幅方向の全幅
にわたりしっかり挟持される。
【0039】(ステップ3)第1エアシリンダ59が収縮
作動して補助ガイド6が上昇する。そして、第2モータ
ー52aが作動し、第1エンコーダ52bが作動して、包装
紙Aが手繰り分集積分から第2設定長さ送り出され、こ
れと並行して、第7モータ57aが作動し、包装紙Aを挟
持したチャック9が第3設定値長さだけ下降する。
【0040】(ステップ4)第3エアシリンダ61が作動
して、4個の吸着パッド7が前進方向(図1において左
向き)に移動し、包装紙Aを吸着保持する。この時、包
装紙Aはチャツク背板16に沿ってほぼ垂直な状態にあ
る。
【0041】(ステップ5)再び、第2モーター52aが
作動し、第1エンコーダ52bが作動して、包装紙Aが手
繰り分集積分からさらに第3設定長さ送り出されるとと
もに、第3モータ53aが作動して上部ユニット4が前進
方向(図1において左向き)に設定距離だけ移動し、包
装紙Aを水平方向に伸展させる。前進する距離は、角袋
B(例えば幅×長さ:300mm×600mm)の幅寸
法よりやや長い距離である。
【0042】(ステップ6)所定枚数束ねられて略直方
体(例えば幅×長さ×高さ:300mm×600mm×
600mm)の束とされた角袋Bが、別途用意された移
載機(図示せず)により本自動梱包機本体部のプレス板
12の所定位置に載置される。移載機は、プレス板12上に
積み重なった角袋Bをチャック背板16に軽く押し付けた
後、全高さにわたって本自動梱包機本体部側に押し入れ
て角袋Bの束の外形を整えた後、本自動梱包機本体部か
ら離れる。
【0043】(ステップ7)第11エアシリンダー100
が伸長作動して、倒れ防止板40が例えば約750mm下
降し、プレス板12の上面より約140mmの高さまで達
する。倒れ防止板40は、断面矩形の板の上端に丸棒を溶
接した構成のもので、下降動作を終了した直後は、図2
に示すように、板の長辺が横向き(図2において左右の
向き)となった状態である。そして、この状態で、第1
2エアシリンダ101が作動して、倒れ防止板40は丸棒を
中心に90゜旋回し、板の長辺が前後(図2において紙
面に直交する向き)に向いて、角袋Bをチャック背板16
に再度軽く押し付ける。図1は、倒れ防止板40が旋回動
作を終了した状態を示している。
【0044】また、上記動作と同じタイミングで、第4
エアシリンダ62と第13エアシリンダ102が作動して、
折り込み板11aが退避方向(図1において左向き)に移
動し、次いで、第9エアシリンダ67が作動して折り込み
板11aがさらに退避方向(図1において左向き)に移動
し、それと連動して折り込みローラ116が折り込み方向
(図1において右向き)に移動する。この状態で、折り
込み板11aの後端(図1において右端)がプレス板12上
の角袋Bの束の前面(図1において左面)から充分離れ
る。この動作により、後の工程(ステップ11)におい
て切断される包装紙Aが、折込み板11aおよび折り込み
ローラー11bの後側(図1において右側)で角袋Bの前
面(図1において左面)に沿って垂下し、さらにその後
の工程(ステップ14)において、折り込みローラー11
bが折り込み板11aよりも前にあることにより、折り込
み時の包装紙Aとの抵抗が少なくて、折り込み易くな
り、圧縮された角袋Bの束を確実に梱包できるようにな
る。図1は、これら一連の動作が終了した状態を示して
いる。
【0045】(ステップ8)梱包テーブル8が上昇し
て、梱包テーブル8の上端に配設されたプレス板12の上
に載置されている角袋Bの束を押し上げ、上部ユニット
4の底部に配設された移動ベース22に押し当てて圧縮す
る。梱包テーブル8は、角袋Bの束が設定高さになった
時点で上昇を停止する。
【0046】梱包テーブル8は、第4モーター54aによ
りベルト(図示せず)を介してボールネジ23が回転駆動
され、梱包テーブル8に固定されたスライドユニット28
が上昇することによって、上昇する。なお、角袋Bの束
の圧縮後の高さは、初期高さの例えば約2分の1とされ
る。
【0047】(ステップ9)倒れ防止板40が第12エア
シリンダにより駆動されて90゜旋回して、押し付けを
解除し、次いで、第11エアシリンダ100により駆動さ
れて上昇し、次工程(ステップ10)の紙送り出しに備
える。また、それと同時に、吸着パッド7はエア供給に
より開放される。そして、開放された吸着パッド7は第
3エアシリンダ61の駆動により後退する。また、同時
に、第2エアシリンダ60の駆動によりチャック9も開
く。
【0048】(ステップ10)再び第2モーター52aが
作動し、第1エンコーダ52bが作動して、包装紙Aが手
繰り分集積分の残りからさらに第4設定長さ送り出され
る。
【0049】(ステップ11)第5エアシリンダ63(ロ
ッドレスシリンダ)が作動して、カッター10が本体部正
面視にて初期位置である右端から左端へ(図2において
右端から左端へ)移動しつつ包装紙Aを切断する。その
後、カッター10は初期位置に戻る。
【0050】切断によって包装紙Aは角袋Bの束の前面
(図1において左面)に沿って垂下し、その下端はプレ
ス板12より例えば約200mm下の位置に達する。
【0051】(ステップ12)第5モータ55aおよび第
1エアシリンダ59が作動し、切断され角袋Bの束の前面
沿いに垂下している包装紙Aの前面に沿って、紙ガイド
5および補助ガイド6が下降する。これにより、包装紙
Aは自由に靡くのが防止され、後の工程(ステップ1
4)において包装紙Aの折り込みを精度良く行えるよう
になる。
【0052】(ステップ13)第1エアシリンダ59が収
縮作動して、補助ガイド6のみ上昇し、次工程(ステッ
プ14)での折り込み板11aの折り込み移動に備える。
すなわち、折り込み板11aとの接触を防ぐ位置に上昇す
る。
【0053】(ステップ14)第4エアシリンダ62と第
13エアシリンダ102が作動して、折り込み板11aと折
り込みローラ11bが折り込み方向(図1において右向
き)に移動し、角袋Bの束の前面(図1において左面)
に垂下している包装紙Aを角袋Bの束の下角で折り曲げ
て進み、プレス板12の下側に入って止まる。
【0054】続いて、第9エアシリンダ67が作動して、
折り込み板11aがさらに折り込み方向に移動し、それと
連動して折り込みローラ11bが退避方向(図1において
左向き)に移動し、板厚が薄くて長手方向(図6におい
て左右方向)中央に吸着パッド80との干渉を避けるため
の開口部を有する折り込み板11aが、包装紙Aを巻き込
んで平らに水平に動作し、その開口部の両側で包装紙A
を精度良く折り込み平らに均す。図6は、この一連の動
作が終了した状態を示している。
【0055】(ステップ15)第6エアシリンダ64が作
動して、紙押さえ板13が角袋Bの束の後側(図1におい
て右側に)に垂下している包装紙Aを巻き込むように前
進方向(図1において左向き)に移動し、また、第2エ
アシリンダ60が作動してチャック9が閉じ、さらに第7
モータ57aが作動して、チャック9が上記紙押さえ板13
の前進と同時に設定距離下降する。紙押さえ板13とチャ
ック9のこうした動作により、角袋Bの束の後側に垂下
している包装紙Aが角袋Bの下側に精度良く折り込まれ
る。そして、さらに第6モータ56aが作動して紙押さえ
板13が上昇し、先の工程(ステップ14)で折り込み板
11aにより折り込まれた包装紙Aの下側に付く。この
時、包装紙Aは、角袋Bの後側から折り込まれた部分
が、先の工程(ステップ14)で前側から折り込まれた
部分の下側に所定長さだけ重なり合う。
【0056】(ステップ16)後述のテープ貼り部の動
作のステップ13〜16が行われ、包装紙Aの重ね合わ
せ部の端縁に沿ってテープCが貼り付けられる。すなわ
ち、第15エアシリンダ78bが作動し、テープCが吸着
パッド80と共に上昇して包装紙Aの重ね合わせ部に押し
付けられ、次いで、エアシリンダ81bが作動して、端均
しローラ81aが広がり、テープCの端を伸ばして貼り付
け均しが行われる。そして、直後に端均しローラ81aが
引っ込み、原点位置に復帰する。
【0057】(ステップ17)第5モータ55aが作動
し、紙ガイド5が上昇して原点位置に復帰する。
【0058】(ステップ18)第6エアシリンダ64が作
動して紙押さえ板13が後側(図1において右側)に移動
し、さらに第6モータ56aが作動して紙押さえ板13は下
降し、原点位置に戻る。また、第4エアシリンダ62が作
動して折り込み板11aは退避方向(図1において左側)
へ移動する。
【0059】(ステップ19)第4モータ54aが作動
し、梱包テーブル8は下降して原点位置に戻る。また、
第16エアシリンダ78cが作動し、テープ貼り部を支持
するボックス78aが下降する。
【0060】(ステップ20)第3モータ53aが作動
し、上部ユニット4は後側(図1において右側)に移動
して原点位置に復帰する。
【0061】また、第8エアシリンダ66が作動して、プ
レス板12の一端を支持していたテーブル保持器39が下降
する。その結果、プレス板12は一端支持の状態になる
が、これに耐えうる強度に設計されている。
【0062】そして、第7エアシリンダ65aおよび第1
0エアシリンダ65bが作動し、袋排出板14が押し出し方
向(図2において左向き)に移動して、プレス板12上の
角袋Bの束の端面を押し、角袋Bの束を、束を巻き込ん
でいる包装紙Aと共にプレス板12の一端(図1において
左端)から排出する。
【0063】角袋Bの束の排出時には、プレス板12の下
に巻き込まれた包装紙Aがプレス板12の一端を支持して
いるテーブル保持器39の支持部と干渉する。そのため、
テーブル保持器39は上記のように下降し、プレス板12か
ら離れて隙間を作るのである。
【0064】(ステツプ21)第7エアシリンダ65aお
よび第10エアシリンダ65bが逆方向に作動して、袋排
出板14が退避方向(図2において右向き)に移動し原点
位置に復帰する。
【0065】(ステツプ22)第7モータ57aが作動し
てチャック9が上昇し、さらに第2エアシリンダ60が作
動してチャック9が開き、原点位置に戻る。
【0066】また、第8エアシリンダ66が作動してテー
ブル保持器39が上昇し、原点位置に復帰する。
【0067】さらに、第9エアシリンダが作動して折り
込み板11が折り込み方向(図1において右側)に移動
し、原点位置に復帰する。
【0068】以上で本体部の動作の1回分が終了する。
【0069】次に、テープ貼り部の動作を、図13〜1
6に示す動作フローの順に説明する。
【0070】(ステップ1)テープCをロールから引き
出して、先端部をテープ保持74aに保持させた状態(頭
出し状態)にする。また、水タンク82に水Dを供給し
て、ポンプ83によるフェルト88aへの水Dの供給が可能
な状態とする。
【0071】(ステップ2)第14シリンダ77が作動し
て、テープチャック76aがテープ保持74a側(図5およ
び図6において左向き)に移動し、テープチャック76a
と干渉しないよう凹字形に形成されたテープ保持74aを
くぐって、上下に開いたテープチャック76aの間にテー
プCの先端部が入った位置で止まる。
【0072】そして、第18エアシリンダ88bが作動し
て、フェルト88aが進出し、水DをテープCの乾糊加工
された上面に塗布できる状態で止まる。
【0073】(ステツプ3)第13エアシリンダ76bが
作動して、テープチャック76aがテープCを挟持する。
【0074】(ステップ4)第12エアシリンダ74bが
作動し、テープ保持74aが上昇(退避)する。
【0075】(ステップ5)第14エアシリンダ77が作
動し、テープチャック76aがテープCを挟持したままテ
ープ引き出し方向(図5および図6において右方向)に
移動を開始する。そのテープ引き出しの動作中、引き出
されるテープCの糊面側にフェルト88aによって水が塗
布されて、乾糊が再湿され、粘着性が戻る。
【0076】(ステップ6)テープCは、角袋Bが幅が
300mmの場合は約300mm引き出すが、その場合
に、最後の約30mmを残すあたりで第18エアシリン
ダ88bが作動してフェルト88aは原点位置に戻る。この
動作は、後工程(ステップ8)でテープCを切断する時
に、刃物71aに糊が付着して刃物71a自身の良好な切断
性能が維持できなくなるのを防止するとともに、次回の
切断時にテープCの裏面に糊を付着させないようにする
ためのもので、テープCへの水塗布を停止させてテープ
Cに粘着性を復元させない範囲を長さ約30mmに亙っ
て設けるのであり、後工程(ステップ8)では、この約
30mmの範囲内でテープCを切断する。
【0077】(ステップ7)テープCの引き出しが完了
すると、第11エアシリンダ73bが作動してテープ押さ
え73aが下降しテープCを挟持する。また、第12エア
シリンダ74bが作動してテープ保持74aが下降しテープ
Cを挟持する。
【0078】(ステップ8)第10エアシリンダ71bが
作動して刃物71aが上昇し、テープ押さえ73aとテープ
保持74aとの間でテープCを切断する。
【0079】(ステップ9)第10エアシリンダ71bが
逆方向に作動して、刃物71aが下降する。
【0080】(ステップ10)第16エアシリンダ78c
が作動して、ボックス78aが上昇し、ボックス上の吸着
プレート79と、該吸着プレート79上に配設された吸着パ
ッド80と、端均しローラ81aがボックス78aと共に上昇
して、吸着パッド80がテープCの下側に付く位置で止ま
る。
【0081】(ステップ11)真空発生器(図示せず)
が作動して、吸着パッド80がテープCの下面を吸着す
る。
【0082】(ステップ12)第11エアシリンダ73b
が作動してテープ押さえ73aが上昇し、同時に第13エ
アシリンダ76bが作動し、テープチャツク76aが開いて
テープCの両端を開放する。テープCは吸着パッド80の
みで保持された状態となる。
【0083】(ステップ13)以下のステップ13〜1
6は、前述の本体部の動作のステップ16において行わ
れるもので、まず、このステップ13では、第15エア
シリンダ78bが作動し、吸着パッド80が折り込み板11a
の開口部を抜けて上昇し、包装紙Aの重ね合わせ部にテ
ープCを押し付ける。
【0084】(ステップ14)そして、真空発生器が停
止して吸着パッド80による吸着からテープCが開放さ
れ、同時に、第17エアシリンダ81bが作動して、端均
しローラ81aが広がり、開放されたテープCを伸ばしな
がら両端に移動してテープCを貼り均す。
【0085】(ステップ15)第17エアシリンダ81b
が復帰作動して、端均しローラ81aが引っ込み、原点位
置に復帰する。
【0086】(ステップ16)第15エアシリンダ78b
および第16エアシリンダ78cが復帰作動して、ボック
ス78aが下降し、原点位置に復帰する。
【0087】以上で1回分のテープ貼り付け動作が終了
する。
【0088】以上詳述した動作により、角袋Bの束の梱
包及びテープの貼り付けを行うのである。
【0089】なお、上記実施の形態は、角袋用自動梱包
機であるが、本発明は、角袋以外にも商品を多数積み重
ねて束として梱包するのに利用でき、例えばクッション
性のある洋品雑貨等の束を梱包するのに利用可能であ
る。
【0090】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、包装紙にラミネート紙等環境汚染のおそれの
ある紙ではない一般紙を使用して角袋の束を自動梱包す
ることができ、しかも、包装紙の重ね合わせ部の接合を
効率的かつ確実に行うことができ、環境に配慮した仕上
がり精度の良い角袋の梱包作業が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の一例に係る自動梱包機の
本体部の側面図、
【図2】本発明の実施の形態の一例に係る自動梱包機の
本体部の正面図、
【図3】本発明の実施の形態の一例に係る自動梱包機の
本体部の正面視断面図、
【図4】本発明の実施の形態の一例に係る自動梱包機の
本体部の平面図、
【図5】本発明の実施の形態の一例に係る自動梱包機の
テープ貼り部の正面図、
【図6】本発明の実施の形態の一例に係る自動梱包機の
テープ貼り部の平面図、
【図7】本発明の実施の形態の一例に係る自動梱包機の
本体部の動作フローのステップ1〜4を示す図、
【図8】本発明の実施の形態の一例に係る自動梱包機の
本体部の動作フローのステップ5〜8を示す図、
【図9】本発明の実施の形態の一例に係る自動梱包機の
本体部の動作フローのステップ9〜11を示す図、
【図10】本発明の実施の形態の一例に係る自動梱包機
の本体部の動作フローのステップ12〜15を示す図、
【図11】本発明の実施の形態の一例に係る自動梱包機
の本体部の動作フローのステップ16〜19を示す図、
【図12】本発明の実施の形態の一例に係る自動梱包機
の本体部の動作フローのステップ20〜22を示す図、
【図13】本発明の実施の形態の一例に係る自動梱包機
のテープ貼り部の動作フローのステップ1〜4を示す
図、
【図14】本発明の実施の形態の一例に係る自動梱包機
のテープ貼り部の動作フローのステップ5〜8を示す
図、
【図15】本発明の実施の形態の一例に係る自動梱包機
のテープ貼り部の動作フローのステップ9〜12を示す
図、
【図16】本発明の実施の形態の一例に係る自動梱包機
のテープ貼り部の動作フローのステップ13〜16を示
す図、
【図17】従来の自動梱包機による角袋の梱包状態を示
す図(a)およびそのA部拡大図である。
【符号の説明】
A 包装紙 B 角袋 C テープ D 水 1a 巻き出しローラ 1b 押さえローラ 1c 送り出しローラ 1d 押さえローラ 2a 第1フリーローラ 2b 第2フリーローラ 2c 第3フリーローラ 2d 第4フリーローラ 2e 第5フリーローラ 2f 第6フリーローラ 3 ブロー管 4 上部ユニット 5 紙ガイド 6 補助ガイド 7 吸着パッド 8 梱包テーブル 9 チャック 10 カッター 11a 折り込み板 11b 折り込みローラ 12 プレス板 13 押さえ板 14 袋排出板 16 チャツク背板 18 紙管受け部 19 フレーム 21 テープ貼りベース 22 移動ベース 23 ボールネジ 24 ボールネジ 26 サポートユニット 27 サポートユニット 28 スライドユニット 29 スライドユニット 30 スライドユニツト 31 スライドユニット 32 スライドユニツト 35 整流板 37 スライドユニット 38 シャフトブロック 39 テーブル保持器 40 倒れ防止板 51 第1モータ 52a 第2モータ 52b 第1エンコーダ 53a 第3モータ 53b 第2エンコーダ 54a 第4モータ 54b 第3エンコーダ 55a 第5モータ 55b 第4エンコーダ 56a 第6モータ 56b 第5エンコーダ 57a 第7モータ 57b 第6エンコーダ 59 第1エアシリンダ 60 第2エアシリンダ 61 第3エアシリンダ 62 第4エアシリンダ 63 第5エアシリンダ 64 第6エアシリンダ 65a 第7エアシリンダ 65b 第10エアシリンダ 66 第8エアシリンダ 67 第9エアシリンダ 68 シャフトブロック 69 スライドユニット 71a 刃物 71b 第10エアシリンダ 73a テープ押さえ 73b 第11エアシリンダ 74a テープ保持 74b 第12エアシリンダ 76a テープチャック 76b 第13エアシリンダ 77 第14エアシリンダ 78a ボックス 78b 第15エアシリンダ 78c 第16エアシリンダ 79 吸着プレート 80 吸着パッド 81a 端均しローラ 81b 第17エアシリンダ 82 水タンク 83 ポンプ 85 揺動レバー 88a フェルト 88b 第19エアシリンダ 90 テープ押さえ 100 第11エアシリンダ 101 第12エアシリンダ 102 第13エアシリンダ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 山本 正昭 兵庫県龍野市竜野町日飼190番地 極東産 機株式会社内 (72)発明者 八幡 陽介 兵庫県龍野市竜野町日飼190番地 極東産 機株式会社内 (72)発明者 松井 康明 兵庫県龍野市竜野町日飼190番地 極東産 機株式会社内 (72)発明者 頃安 雅樹 兵庫県龍野市竜野町日飼190番地 極東産 機株式会社内 Fターム(参考) 3E028 AB02 BB01 DA04 EA03 3E051 AA01 AB05 AB09 BA02 CA02 CA04 CA05 CA08 CB05 DB10 EA01 FC02 FD07 JA07 KA02 KA07 KB10 LA02 LA07 LB01 3E056 AA02 BA06 CA14 DA05 EA01 EA07 FF02 3F062 AB01 BA08 BF12 BG02 BG07 CA00 FA03

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定枚数積み重ねて略直方体とした角袋
    の束を包装紙で巻き込み梱包する角袋自動梱包機であっ
    て、 ロールから包装紙を引き出す手段と、 梱包する角袋の束を載置するテーブルと、 該テーブルに載置された角袋の束を圧縮する手段と、 圧縮した角袋の束に上記ロールから引き出した包装紙を
    巻き付ける手段と、 上記角袋の束に巻き付けた包装紙の始端と終端を接合す
    るよう該包装紙の始端および終端の重なり合い部にテー
    プを貼り付ける手段と、 該手段によるテープ貼り付け後に角袋の束の圧縮を開放
    する手段と、 圧縮を開放した角袋の束を、巻き付けた包装紙共々機外
    へ排出する手段とを有することを特徴とする角袋自動梱
    包機。
  2. 【請求項2】 包装紙を巻き付ける手段は、角袋の束を
    載置したテーブルごと包装紙を巻き付けるよう構成さ
    れ、 梱包後の角袋の束を排出する手段は、テーブルを残して
    角袋の束と包装紙だけを機外へ排出するよう構成されて
    いることを特徴とする請求項1記載の角袋自動梱包機。
  3. 【請求項3】 テープを貼り付ける手段は、 ロールから引き出した片面に水溶性乾燥糊層を有するテ
    ープの先端部を所定の保持位置に保持するテープ保持
    と、 該手段に保持されたテープの先端部を挟持して所定長さ
    引き出す手段と、 該手段によるテープ引き出しの過程において上記テープ
    の糊面に水を塗布する手段と、 上記所定長さ引き出されたテープを上記保持位置の近傍
    で押さえるテープ押さえと、 上記テープ引き出しの過程において、引き出し後に上記
    テープ押さえと上記テープ保持との間に位置することに
    なるテープ部分には糊面への水の塗布を行わないように
    する手段と、 上記テープ押さえと上記テープ保持との間でテープを切
    断する手段と、 切断されたテープを吸着し保持して、角袋の束に巻き付
    けた包装紙の始端および終端の重なり合い部に押し付け
    る手段と、 押し付けたテープを貼り均す手段とを具備することを特
    徴とする請求項1または2記載の角袋自動梱包機。
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