JP2002254943A - シフト装置 - Google Patents

シフト装置

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JP2002254943A
JP2002254943A JP2001057303A JP2001057303A JP2002254943A JP 2002254943 A JP2002254943 A JP 2002254943A JP 2001057303 A JP2001057303 A JP 2001057303A JP 2001057303 A JP2001057303 A JP 2001057303A JP 2002254943 A JP2002254943 A JP 2002254943A
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light
shift
transmission
light emitting
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JP2001057303A
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English (en)
Inventor
Chikao Nagasaka
近夫 長坂
Noriyasu Shamoto
紀康 社本
Yoshimasa Kunimatsu
嘉昌 國松
Atsushi Mizutani
敦 水谷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tokai Rika Co Ltd
Original Assignee
Tokai Rika Co Ltd
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16HGEARING
    • F16H59/00Control inputs to control units of change-speed-, or reversing-gearings for conveying rotary motion
    • F16H59/02Selector apparatus
    • F16H59/0278Constructional features of the selector lever, e.g. grip parts, mounting or manufacturing
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16HGEARING
    • F16H63/00Control outputs from the control unit to change-speed- or reversing-gearings for conveying rotary motion or to other devices than the final output mechanism
    • F16H63/40Control outputs from the control unit to change-speed- or reversing-gearings for conveying rotary motion or to other devices than the final output mechanism comprising signals other than signals for actuating the final output mechanisms
    • F16H63/42Ratio indicator devices

Abstract

(57)【要約】 【課題】変速機の接続状態が切り換わったか否かを容易
に認識することができるシフト装置を提供する。 【解決手段】シフト操作体11の操作部12は中空構造
をなしており、支持部14から先端部12aにかけて同
操作部12の軸線方向に延びる中空部15を備えてい
る。操作部12の先端部12aには、レンズ部17が形
成されている。このレンズ部17は、運転席を向くよう
に形成されている。基体13には発光部材19が配設さ
れ、発光部材19の発光時には、その光がレンズ部17
に伝達されて同レンズ部17が発光するようになってい
る。この発光部材19は、SBW−ECU21からの作
動信号に基づき、変速機の接続状態毎に設定された発光
色で発光する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両の変速機の接
続状態を電気制御によって切り換えるシフト装置に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】従来、電気制御によって変速機の接続状
態を切り換えるシフトバイワイヤ式のシフト装置が提案
されている。この種のシフト装置では、車両室内に配設
されたシフト操作体が操作されるとその操作態様が電気
信号として検出される。そして、その検出信号に基づい
て変速機の接続状態を切り換えるためのアクチュエータ
が動作されるようになっている。こうしたシフト装置を
用いると、リンク機構等の機械的な構成が不要となると
ともに小型化が容易となる。このため、シフト装置及び
室内アクセサリのレイアウトに自由度が増し、快適な室
内空間を実現することができる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来のシフ
トバイワイヤ式のシフト装置では、変速機の接続状態
が、例えばコンビネーションメータに設けられたインジ
ケータによって表示されるようになっている。このた
め、運転者は、このインジケータを目視することによ
り、シフト操作体の操作に基づいて変速機の接続状態が
切り換わったか否かを認識するようになっている。
【0004】しかし、こうしたインジケータを目視する
ことは運転者にとって煩雑な動作であった。すなわち、
より確実にシフト操作を行う場合、運転者は、まずシフ
ト操作体に視線を向けて操作を行い、その後インジケー
タに視線を移動する必要があるため、その動作が煩雑で
あった。
【0005】本発明はこうした実情に鑑みてなされたも
のであり、その目的は、変速機の接続状態が切り換わっ
たか否かを容易に認識することができるシフト装置を提
供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、請求項1に記載の発明では、運転者によって操作
される操作部とその操作部を支持する基体とを有するシ
フト操作体を備え、そのシフト操作体の操作状態を電気
的に検出し、その検出結果に基づいて変速機の接続状態
を切り換えるシフト装置において、前記操作部に、前記
シフト操作体の操作状態または前記変速機の接続状態が
切り換わったことを条件として発光する発光部位を設け
たことを要旨とする。
【0007】請求項2に記載の発明では、請求項1に記
載のシフト装置において、前記発光部位は、前記シフト
操作体の操作状態または前記変速機の接続状態に応じて
それぞれ異なる発光色で発光することを要旨とする。
【0008】請求項3に記載の発明では、請求項1また
は請求項2に記載のシフト装置において、前記発光部位
からの光を運転席方向に発するようにしたことを要旨と
する。
【0009】以下、本発明の「作用」について説明す
る。請求項1に記載の発明によると、シフト操作体の操
作状態または変速機の接続状態が切り換わったことを条
件として発光部位が発光するため、運転者は、発光部位
を視認することにより、変速機の接続状態が切り換わっ
たか否かを認識することが可能となる。しかも、発光部
位はシフト操作体の操作部に設けられているため、発光
部位の視認を容易に行うことができる。
【0010】請求項2に記載の発明によると、発光部位
は、シフト操作体の操作状態または変速機の接続状態に
応じてそれぞれ異なる発光色で発光する。このため、変
速機の接続状態が切り換わったか否かの認識に加えて、
変速機の接続状態も確実に認識することが可能となる。
【0011】請求項3に記載の発明によると、発光部位
からの光は運転席方向に発せられる。このため、運転者
は、発光部位の視認を容易かつ確実に行うことが可能と
なる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明を具体化した一実施
形態を図1〜図3に基づき詳細に説明する。図1に示す
ように、車両1の室内において、センターコンソールパ
ネル2には、シフト操作体11が配設されている。この
シフト操作体11はレバー状の操作部12と、その操作
部12を支持する基体13とを備えている。基体13
は、センターコンソールパネル2に一体に形成されてい
る。この基体13には十字状のシフトゲートが形成さ
れ、操作部12はそのシフトゲートの交点位置で上方を
向くように配設されている。
【0013】図2に示すように、操作部12において基
体13内に位置する箇所には、支持部14が形成されて
いる。そして、この支持部14は、基体13に設けられ
た図示しない支持構造によって支承されている。このた
め、操作部12は、支持部14を軸心として、例えば図
2に矢印F,Rで示す方向に傾動し、シフトゲートに従
って前後左右に傾動可能となっている。そして、本実施
形態においてシフト操作体11は、操作部12を前方向
に傾動したときに「P」レンジ、同操作部12を後方向
に傾動したときに「N」レンジとなるように設定されて
いる。また、シフト操作体11は、操作部12を助手席
方向に傾動したときに「R」レンジ、同操作部12を運
転席方向に傾動したときに「D」レンジとなるように設
定されている。すなわち、操作部12の傾動方向に応じ
てシフトレンジが切り換わるようになっている。なお、
図1に示すように、基体13におけるシフトゲートの周
囲には、各シフトレンジへ切り換え操作方向を示すため
の文字「P」、「R」、「N」、「D」の文字13aが
記されている。
【0014】また、操作部12は中空構造をなしてお
り、支持部14から先端部12aにかけて同操作部12
の軸線方向に延びる中空部15を備えている。中空部1
5は、支持部14内において直角に屈曲され、端縁が支
持部14の側面14aに開口した状態となるように設け
られている。そして、その中空部15の屈曲箇所には、
反射材16が配設されている。この反射材16は、表面
が鏡面状をなし、支持部14の開口部方向から入射され
た光を操作部12の軸線方向に反射する角度となるよう
に配設されている。
【0015】一方、図1及び図2に示すように、操作部
12の先端部12aには、レンズ部17が形成されてい
る。このレンズ部17は、運転席を向くように形成され
ている。より詳しくは、レンズ部17は、運転者が運転
席に着座した際に運転者の顔が位置する箇所を向くよう
に形成されている。また、図2に示すように、先端部1
2a内には、前記反射材16と同等の反射材18が配設
されている。この反射材18は、中空部15における反
射材16方向から入射された光をレンズ部17に向かっ
て反射する角度となるように配設されている。
【0016】また、図1及び図2に示すように、基体1
3内において、支持部14の開口部の延長線上には、発
光部材19が配設されている。この発光部材19は、操
作部12の傾動軌跡と干渉しない位置に配設されてい
る。このため、発光部材19の発光時には、その光が支
持部14の開口部から中空部15に入射される。そし
て、その光は各反射材16,18により屈折されてレン
ズ部17から放射される。すなわち、発光部材19の発
光時にはレンズ部17が発光する。よって、レンズ部1
7が発光部位として機能する。なお、発光部材19は、
後記するSBW−ECU21に電気的に接続され、同S
BW−ECU21からの作動信号に基づいて発光するよ
うになっている。また、本実施形態において発光部材1
9は、フルカラーLEDによって構成されている。よっ
て、発光部材19の発光色に応じてレンズ部17の発光
色が決定される。
【0017】図3に示すように、車両1には、車両用変
速機制御装置20が設けられている。この車両用変速機
制御装置20は、シフト操作体11、発光部材19、変
速制御用電子制御装置(SBW−ECU)21、表示部
22、変速用油圧アクチュエータ23及びレンジ位置検
出器24を備えている。そして、シフト操作体11、発
光部材19、表示部22、変速用油圧アクチュエータ2
3及びレンジ位置検出器24は、SBW−ECU21に
電気的に接続されている。
【0018】表示部22はシフトレンジを表示するイン
ジケータであり、図1に示すように、インストルメント
パネル3のコンビネーションメータ4に設けられてい
る。この表示部22は、SBW−ECU21が出力する
制御信号に基づき、現在選択されているシフトレンジを
表示するようになっている。
【0019】変速用油圧アクチュエータ23は、オート
マチックトランスミッション(以下、変速機という)2
5の構成要素であって、電気信号によって操作される図
示しない電磁制御弁を備え、油圧ポンプから供給される
作動油を各電磁制御弁が給排制御することでギヤトレー
ンの接続状態を切り換える。ギヤトレーンの接続状態
は、中立状態(ニュートラル)N、駐車状態(パーキン
グ)P、走行状態(ドライブ)D及び後退状態(リバー
ス)Rに切り換えられる。
【0020】レンジ位置検出器24は変速機25のハウ
ジング内に設けられ、ギヤトレーンの接続状態(P,
N,D,R)を区別して検出し、その検出信号をSBW
−ECU21に出力する。
【0021】SBW−ECU21は図示しないマイクロ
コンピュータを備え、予め記憶されている制御プログラ
ムをマイクロコンピュータが実行することで変速用油圧
アクチュエータ23を制御してギヤトレーンの接続状態
を切り換える。SBW−ECU21は、シフト操作体1
1からの操作信号とレンジ位置検出器24からの検出信
号とに基づいて変速用油圧アクチュエータ23を制御す
る。例えば、シフト操作体11の操作部12を「D」位
置に傾動すると、その操作態様を示す操作信号が同シフ
ト操作体11からSBW−ECU21に対して出力され
る。SBW−ECU21は、この操作信号に基づき、変
速用油圧アクチュエータ23を駆動してギヤトレーンの
接続状態を走行状態Dに切り換える。ここで、走行状態
Dは、ギヤトレーンにおいてギヤ比が異なる接続状態が
自動で選択される自動走行モードでの接続状態である。
そして、この自動走行モードにおいては、SBW−EC
U21に接続されている変速機電子制御装置(ECT−
ECU)26が、車速及びスロットル開度に基づき公知
の制御内容でギヤトレーンの接続状態を切り換え制御す
る。
【0022】また、SBW−ECU21は、変速機25
におけるギヤトレーンの接続状態(変速機25の接続状
態)に基づいて、発光部材19に対して作動信号を出力
する。ここで、SBW−ECU21は、変速機25の接
続状態に応じて、それぞれ異なる色で発光部材19を発
光させるようになっている。なお、本実施形態において
発光部材19は、継続的に発光するようになっている。
また、発光部材19は、変速機25の接続状態に応じて
以下に示す色で発光するようになっている。
【0023】駐車状態P…赤色 後退状態R…橙色 中立状態N…緑色 走行状態D…青色 したがって、例えば変速機25の接続状態が駐車状態P
のときには、発光部材19は赤色で発光する。よって、
レンズ部17からは赤色光が放射される。そして、変速
機25の接続状態が駐車状態Pから走行状態Dに切り換
わると、発光部材19の発光色は、赤色から青色に切り
換わる。このため、レンズ部17からは青色光が放射さ
れる。
【0024】したがって、本実施形態によれば以下のよ
うな効果を得ることができる。 (1)発光部材19は、変速機25の接続状態に応じて
それぞれ異なる発光色で発光し、その光はレンズ部17
から放射される。このため、運転者は、レンズ部17を
視認してすることにより、シフト操作体11の操作に基
づいて変速機25の接続状態が切り換わったか否かを容
易に認識することができる。しかも、レンズ部17はシ
フト操作体11の操作部12に形成されているため、発
光部位の視認を容易に行うことができる。
【0025】(2)レンズ部17は、変速機25の接続
状態に応じてそれぞれ異なる発光色で発光するため、発
光色を確認することにより、変速機25の接続状態がど
の状態であるかを確実に認識することができる。しか
も、シフト操作体11を凝視しなくても変速機25の接
続状態を容易に認識することができる。つまり、運転者
は、周辺視野において操作部12を視認することによ
り、変速機25の接続状態を容易に認識することができ
る。
【0026】(3)レンズ部17は運転席を向くように
形成されているため、レンズ部17からの光は運転席方
向に発せられる。このため、運転者は、レンズ部17か
らの発光色をしやすくなり、同発光色の視認を容易かつ
確実に行うことが可能となる。
【0027】(4)シフト操作体11の基体13に発光
部材19が配設されている。すなわち、発光部材19
は、不動位置に配設されている。このため、発光部材1
9をSBW−ECU21に電気的に接続するための電線
としてフレキシブル材料を用いる必要がない。
【0028】(5)操作部12を発光させることによ
り、シフト操作体11を小型化した場合であっても、運
転者はシフト操作体11の位置を容易に認識することが
できる。また、コンビネーションメータ4に設けた表示
部22をレンズ部17の発光態様と同様に発光させるこ
とも考えられる。しかし、こうした発光は運転者に認識
させやすくするため目立つことが望ましいものの、この
場合には表示部22は運転者の例えば走行中の前方視野
内に位置するため、走行時に邪魔になってしまう。これ
に対し、操作部12に発光部位(レンズ部17)を設け
た場合にはその発光部位が走行中の前方視野内に位置し
ないため、該発光部位を目立つように発光させても走行
時に邪魔にならない。よって、運転者は、走行の妨げと
なることなく変速機25の接続状態を認識することがで
きる。
【0029】なお、本発明の実施形態は以下のように変
更してもよい。 ・ 前記実施形態では、シフト操作体11の基体13に
発光部材19を配設し、発光部材19からの光を反射材
16,18を介してレンズ部17から放射させるように
している。しかし、例えば図4(a)に示すように、操
作部12の中空部15における基端近辺に発光部材19
を配設し、発光部材19からの光を反射材18を介して
レンズ部17から放射させるようにしてもよい。このよ
うにすれば、反射材16を配設する必要がなくなり、部
品点数を減らすことができる。
【0030】・ 前記実施形態では、シフト操作体11
の操作部12に中空部15を設けるとともに、同中空部
15内に反射材16,18を配設している。そして、発
光部材19からの光を、中空部15及び反射材16,1
8を介してレンズ部17から放射させるようにしてい
る。しかし、例えば図4(b)に示すように、操作部1
2の基端部近辺に発光部材19を配設するとともに、操
作部12内に発光部材19の上方からレンズ部17に延
びる光伝達部材(例えば光ファイバ)を配設してもよ
い。このようにすれば、操作部12を充実体によって構
成することができ、同操作部12の剛性を高めることが
できる。
【0031】・ 前記実施形態では、シフト操作体11
の操作部12としてレバー状物を用いている。しかし、
例えば図5に示すように、操作部12として、球面状物
を用いてもよい。そして、この球面状の操作部12を光
拡散材料によって形成するとともに、同操作部12内に
前記発光部材19を配設する。これにより、操作部12
全体を発光させるようにしてもよい。
【0032】・ 発光部材19は、変速機25の接続状
態が切り換わったときに限らず、操作部12がシフトレ
ンジの切り換え位置に操作されたときに発光するように
なっていてもよい。このようにすれば、運転者は、操作
部12がシフトレンジの切り換え位置まで正常に操作さ
れたか否かを認識することができる。
【0033】また、この場合、操作部12がシフトレン
ジの切り換え位置に操作されたときと、変速機25の接
続状態が切り換わったときとで、発光部材19を異なる
態様で発光させるようにしてもよい。例えば、操作部1
2がシフトレンジの切り換え位置に操作されたときには
発光部材19を点滅させ、変速機25の接続状態が切り
換わったときには発光部材19を継続的に発光させるよ
うにする。このようにすれば、運転者は、操作部12が
シフトレンジの切り換え位置まで正常に操作されたか否
かを認識できるとともに、その操作に基づいて変速機2
5の接続状態が切り換えられたか否かを認識することが
できる。また、例えばバッテリ電圧の低下時などには、
操作部12の操作完了時から変速機25の接続状態の切
り換え完了時までの時間が長くなる。このため、運転者
は、発光部材19の点滅時間によってこうしたバッテリ
電圧の低下なども認識することができる。なお、前記異
なる発光態様とは、点滅及び継続的な発光などの発光パ
ターンに限らず、発光色を変化させることであってもよ
い。
【0034】さらに、操作部12によるシフトレンジの
切り換え操作が異常操作(禁止操作)であった場合(前
方走行中に操作部12を「R」位置に操作した場合な
ど)には、異常操作を示す態様で発光部材19を発光さ
せるようにしてもよい。なお、異常操作を示す態様と
は、操作部12がシフトレンジの切り換え位置に操作さ
れたときや、変速機25の接続状態が切り換わったとき
における発光態様とは異なる態様を指す。
【0035】・ 前記実施形態において、基体13に記
された各文字13aを、前記発光部材19によって発光
させるようにしてもよい。このようにすれば、シフトレ
ンジを切り換えるための操作部12の傾動方向を確実に
認識することができる。
【0036】・ 前記実施形態において発光部材19
は、シフト操作体11に設けられている。しかし、発光
部材19は、必ずしもシフト操作体11に設けられてい
なくてもよく、要はレンズ部17等の発光部位から発光
させる構造をなしていればよい。
【0037】・ 前記実施形態では、発光部材19とし
てフルカラーLEDを用いている。しかし、発光部材1
9は、こうした多色発光素子に限らず、単色発光素子で
あってもよい。このようにしても、例えば変速機25の
接続状態毎に異なる発光パターンで発光部材19を発光
させれば、運転者はその発光パターンに基づいて変速機
25の接続状態がどの状態であるかを確実に認識するこ
とができる。なお、発光パターンとしては、点滅速度や
点滅パターンなどを変更することが考えられる。
【0038】・ 前記実施形態では、発光部材19を、
変速機25の接続状態に応じた発光色で継続的に発光さ
せるようになっている。しかし、発光部材19を、変速
機25の接続状態が切り換わった直後から所定時間のみ
発光させるようにしてもよい。このようにしても、運転
者は、シフト操作体11の操作に基づいて変速機25の
接続状態が切り換わったか否かを確実に認識することが
できる。しかも、このようにした場合、発光部材19と
して単色発光素子を用いてもよい。
【0039】・ 発光部材19は、LEDに限らず、E
L素子や電球などの他の発光素子であってもよい。 ・ シフト操作体11は、センターコンソールパネル2
に限らず、インストルメントパネル3やステアリングコ
ラムなどに設けられてもよい。但し、どの位置に設けた
場合であっても、発光部位は運転者にとって容易に視認
可能な位置に設けられていることが望ましい。
【0040】・ 前記実施形態では、変速機25の接続
状態に応じてのみ発光部材19が発光するようになって
いる。しかし、例えばセンターコンソールパネル2にイ
ルミネーションスイッチを別途設け、そのスイッチが操
作されたときには、発光部材19が複数色でランダムに
発光する構成に具体化してもよい。このようにすれば、
車両1の室内にイルミネーション効果を演出することが
でき、シフト操作体11を装飾品として機能させること
ができる。
【0041】次に、特許請求の範囲に記載された技術的
思想のほかに、前述した実施形態によって把握される技
術的思想を以下に列挙する。 (1) 請求項1〜3のいずれか1項に記載のシフト装
置において、前記発光部位を、前記変速機の接続状態が
切り換わった直後から所定時間のみ発光させるようにし
たこと。この技術的思想(1)に記載の発明によれば、
変速機の接続状態が切り換わったか否かを認識すること
ができる。
【0042】(2) 運転者によって操作される操作部
とその操作部を支持する基体とを有するシフト操作体に
おいて、前記操作部に、複数色で発光する発光部位を設
けたこと。この技術的思想(2)に記載の発明によれ
ば、車両室内にイルミネーション効果を演出することが
でき、シフト操作体を装飾品として機能させることがで
きる。
【0043】
【発明の効果】以上詳述したように、請求項1に記載の
発明によれば、変速機の接続状態が切り換わったか否か
を認識することができる。
【0044】請求項2に記載の発明によれば、変速機の
接続状態が切り換わったか否かの認識に加えて、変速機
の接続状態がどの状態であるかも確実に認識することが
できる。
【0045】請求項3に記載の発明によれば、発光部位
の視認を容易かつ確実に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態におけるシフト操作体の配
設状態を示す車両室内の概略斜視図。
【図2】図1のA−A線断面図。
【図3】同実施形態の車両用変速機制御装置の概略構成
を示すブロック図。
【図4】(a),(b)は、他の実施形態のシフト操作
体の概略構成を示す概略断面図。
【図5】他の実施形態におけるシフト操作体の配設状態
を示す車両室内の概略斜視図。
【符号の説明】
1…車両、2…センターコンソールパネル、11…シフ
ト操作体、12…操作部、13…基体、15…中空部、
16,18…反射材、17…発光部位としてのレンズ
部、19…発光部材、20…車両用変速機制御装置、2
1…変速制御用電子制御装置(SBW−ECU)。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 國松 嘉昌 愛知県丹羽郡大口町豊田三丁目260番地 株式会社東海理化電機製作所内 (72)発明者 水谷 敦 愛知県丹羽郡大口町豊田三丁目260番地 株式会社東海理化電機製作所内 Fターム(参考) 3D040 AA03 AB01 AC04 AC36 AD02 AF07

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 運転者によって操作される操作部とその
    操作部を支持する基体とを有するシフト操作体を備え、
    そのシフト操作体の操作状態を電気的に検出し、その検
    出結果に基づいて変速機の接続状態を切り換えるシフト
    装置において、 前記操作部に、前記シフト操作体の操作状態または前記
    変速機の接続状態が切り換わったことを条件として発光
    する発光部位を設けたことを特徴とするシフト装置。
  2. 【請求項2】 前記発光部位は、前記シフト操作体の操
    作状態または前記変速機の接続状態に応じてそれぞれ異
    なる発光色で発光することを特徴とする請求項1に記載
    のシフト装置。
  3. 【請求項3】 前記発光部位からの光を運転席方向に発
    するようにしたことを特徴とする請求項1または請求項
    2に記載のシフト装置。
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