JP2008128997A - 自動車用計器装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】この発明は、運転者が車外前方を注視していても、エンジン回転数を認識することができる自動車用計器装置を提供することを目的とする。
【解決手段】車速とエンジン回転数とを同一の略円形状の目盛板4内で表示し、車速を、上記目盛板4の中心を回転中心とする指針6と、目盛板4の周縁部に施した目盛4aとにより表示するか、または数文字表示部8a〜8cにおける数文字の発光により表示する自動車用計器装置1であって、目盛板4の所定領域を発光させる盤面発光部材10を有し、該盤面発光部材10は、上記エンジン回転数の増減に対応して、上記目盛板4の発光面積を拡縮させることができるようにした。
【選択図】図2

Description

この発明は、車速とエンジン回転数とを同一の略円形状の盤面内で表示する自動車用計器装置に関する。
車速を表示する盤面内にエンジン回転数目盛を施して、車速表示機能とエンジン回転数表示機能とを兼ね備えるようにした自動車用計器装置が知られている。
このような自動車用計器装置としては、例えば、盤面の周縁部側、中心側にそれぞれ速度計表示目盛、エンジン回転数表示目盛を施したものが提案されている。このような構成においては、上記盤面の中心を回転中心とする指針により、運転者は車速及びエンジン回転数を認識できるようになっている(特許文献1参照)。
実開昭57−122570号公報
この場合、エンジン回転数を認識するためには、運転者は運転中に視線を置いているフロントウインドウを通した車外前方から、インストルメントパネル上部に配置される上記盤面に視線を移動させ、指針の先端位置及び指針が指し示す目盛を注視しなければならないという煩わしさがあった。
この発明は、運転者が車外前方を注視していても、エンジン回転数を認識することができる自動車用計器装置を提供することを目的とする。
この発明の自動車用計器装置は、車速とエンジン回転数とを同一の略円形状の盤面内で表示し、車速を、上記盤面の中心付近を回転中心とする指針と、上記盤面周縁部に施した目盛とにより表示するか、または数文字の発光により表示する自動車用計器装置であって、上記盤面の所定領域を発光させる盤面発光部材を有し、該盤面発光部材は、上記エンジン回転数の増減に対応して、上記盤面の発光面積を拡縮させることを特徴とする。
この構成によれば、同一の盤面内で車速とエンジン回転数とを表示することができる。さらに、運転者が走行中に車外前方を注視していても、視界の端に入る光により発光面積の拡縮を確認できるため、運転者は、視線を移動させて指針、目盛を注視することなく上記エンジン回転数を認識することができる。
この発明の一実施態様においては、上記盤面発光部材は、上記盤面の周方向に延びる発光部を、正面視で上記盤面の中心側から周縁部側に向かって同心状に複数配列してなり、上記エンジン回転数の増大に対応して、中心側の発光部から上記盤面の周縁部側の発光部に向かって順次発光し、上記盤面の発光面積を拡大させることを特徴とする。
この構成によれば、発光面積の拡大に伴って光が運転者の視界に入りやすくなるため、その度合いによって運転者はエンジン回転数を直感的に認識することができる。
この発明の一実施態様においては、上記複数の発光部を上記盤面と直交する方向に配列するとともに、最も中心側の発光部を最も盤面から離れた奥側に配置し、上記盤面の周縁部側に向かうにつれて、隣接する発光部を盤面に近い手前側に順次配置したことを特徴とする。
この構成によれば、エンジン回転数の増大に対応して、発光部位が手前側(運転者側)に浮き上がるような視覚効果がもたらされる。従って、上記盤面内におけるエンジン回転数表示を三次元的な変化で捉えることができるため、上記エンジン回転数の認識を一層促進させることができる。
この発明の一実施態様においては、上記複数の発光部を、上記盤面と直交する方向において階段状に配置するとともに、隣接する発光部間の段差部に遮光部材を設けたことを特徴とする。
この構成によれば、発光している発光部の光が隣接する発光していない発光部に漏れることに起因して、発光領域の正確な認識が困難になることを防止できる。
この発明の一実施態様においては、上記盤面と直交する方向に延びるリブを、上記複数の発光部に共通に取付けるとともに、上記盤面の周方向に等間隔に配設したことを特徴とする。
この構成によれば、上記リブを、上記複数の発光部を補強するための補強部材として、さらには指針による車速表示の際の目盛として兼用することができる。
この発明の一実施態様においては、上記盤面発光部材は、上記盤面の発光面積の拡大に対応して、発光する光の色相を順次変化させることを特徴とする。
この構成によれば、上記盤面内の発光領域における発光面積、色相の両者の変化によってエンジン回転数の認識をより一層促進させることができる。
なお、本発明において、発光する光の色相を変化させるとは、発光領域の縁部の色相を変化させることも含む。
この発明によれば、上記エンジン回転数の増減に対応して、上記盤面の発光面積を拡縮させるようにすることで、運転者が走行中に車外前方を注視していても、視界の端に入る光により発光面積の拡縮を確認できるため、運転者は、視線を移動させて指針、目盛を注視することなく上記エンジン回転数を認識することができる。
以下、図面に基づいて本発明の実施形態を詳述する。
(第1実施形態)
まず、図1〜図5に示す第1実施形態について説明する。図1は、本実施形態に係る自動車用計器装置1(以下、計器装置1と略記する)の設置位置を示す車室内前方の斜視図である。なお、図中において矢印(F)は車両前方、矢印(R)は車両後方を示す。
本実施形態に係る車両Xは、所謂左ハンドル仕様車であり、左側のフロントシート(即ち運転席)の前方に、ステアリング2及び計器装置1等が配設され、該計器装置1は、上記運転席、右側のフロントシート(即ち助手席)の前方のインストルメントパネル3に取付けられている。なお、計器装置1の上部は、図1に示すように、インストルメントパネル3上面部にて露出している。
図2は、本実施形態に係る計器装置1の正面図であり、図3は、図2におけるA−A線矢視断面図である。計器装置1は、これを速度計として利用すべく、周縁部に目盛4aが施された略円形状の目盛板4を手前側(運転席側)に備えている。目盛板4は、該目盛板4の奥側(車両前側)が運転席側から見えるように透明とされている。ここで、この従動ギア5と指針6とを、このような透明材質の板状体ではなく、例えば、外周に歯が形成されたリング状部分と、指針の先端部とを結合した一体的なフレーム体として、盤面部分を中抜き状に構成してもよい。
目盛板4の奥側には、透明な材質からなる従動ギア5が配設されており、この従動ギア5には、該目盛板4の中心付近と正面視で一致する位置にある中心5aから径方向外側に延びる指針6が取付けられている。さらに、従動ギア5は、駆動ギア7と歯合しており、駆動ギア7の回転駆動によって従動ギア5が回転すると、指針6が回転するようになっている。
ここで、従動ギア5は透明な材質からなる一方、指針6には適宜の着色がなされている。これにより、従動ギア5の回転時、実際には回転軸が存在していないにもかかわらず、正面視では擬似的に指針6が回転軸を中心にして回転しているように見える。
従動ギア5の奥側には、図示のように数文字を7セグメント表示等によりディジタル表示可能とする数文字表示部8a〜8dが透明な材質からなる回路基板8e上に実装された数文字表示部材8、目盛板4の周方向に等間隔に配置されたリブ9、9、…、目盛板4の周方向に延びる複数(ここでは6個)の発光部11〜16からなる盤面発光部材10が配設されている。
発光部11〜16は、正面視で目盛板4の中心(従動ギア5の中心5a)側から周縁部側に向かって同心状に広がるように配列されている。ここで、図2においては、各部材の前後関係によらず、運転席から目視できるものについては、便宜上目盛板4の奥側の部材を実線で示している。
数文字表示部8a〜8dは、例えば、透明の薄膜型有機エレクトロルミネッセンス(以下、有機ELと略記する)ディスプレイで構成される。但し、これに限らず、例えば、透明の薄膜型液晶ディスプレイを用いてもよい。
盤面発光部材10の発光部11〜16は、図3に示すように、目盛板4と直交する方向(前後方向)にも配列されており、最も中心側の発光部16が最も目盛板4から離れた奥側に配置され、目盛板4の周縁部側に向かうにつれて、隣接する発光部15、14、…が目盛板4に近い手前側に順次配置されている。また、発光部11〜16は内側にて階段状をなしている。
リブ9、9、…は、この階段状に沿って目盛板4と直交する方向に延びるように発光部11〜16に共通に取付けられている。これにより、発光部11〜16の補強が図られている。
発光部11〜16は、手前側へ光を照射する光源としての発光ダイオード11a〜16aを備えている。
さらに、盤面発光部材10の前方には、発光部11〜16と同様に発光ダイオード21a〜26aを備えた発光部21〜26が前後方向に配列されている。これら発光部21〜26により第2発光部材20が構成されている。また、発光部21〜26は、前後方向に延びる筒状の透明カバー30によって共通に被覆されている。
ここで、盤面発光部材10の構成について、図4を参照してさらに詳細に説明する。図4は、図3の盤面発光部材10を拡大して示す要部拡大図である。発光部11〜16の発光ダイオード11a〜16aは、光を照射する側(手前側)が、それぞれ異なる着色を施された半透明の発光面11b〜16bによって被覆されている。また、発光部11〜16は、それぞれ回路基板11c〜16cを有しており、発光ダイオード11a〜16aがこの回路基板11c〜16c上に実装されている。
図4に示すように、各発光部11〜16の発光ダイオード11a〜16a、発光面11b〜16b、回路基板11c〜16cは、上述した階段状に沿ってその内側が計器装置1の奥側に向かうにつれて正面視で目盛板4の中心に近づくように配置されている。このような構成とすることにより、発光部11〜16(発光面11b〜16b)は、正面視で目盛板4の中心(従動ギア5の中心5a)から同心状に広がっているように見える。
ここで、発光面11b〜16bの色相は、例えば、最も奥側(目盛板4の中心側)に位置する16bでは紫色とされ、15b、14b…と、手前側に近づくにつれて徐々に赤みを増すように変化し、最も手前側の11bは赤色とされる。
ところで、隣接する発光部11〜16間の段差部には、目盛板4と略直交する方向に延びる遮光板11d〜16dが取付けられている。
次に、計器装置1の表示制御についてさらに図5を参照して説明する。図5は、計器装置1の表示制御を実行するためのブロック図である。
計器装置1の表示制御を実行する制御手段としてのCPU40に、記憶装置としてのROM41、RAM42を接続して構成している。さらに、CPU40は、車速を検出する車速センサ51、エンジン回転数を検出する回転数センサ52から検出信号を入力可能としている。
また、CPU40は、予め設定された変速特性に基づいて変速段を自動的に切換えるオートモードと、運転者の操作に応じて変速段を半自動的に切換えるマニュアルモードとを運転者の選択操作によって変更可能に構成された自動変速機(不図示)の表示装置としての機能も計器装置1に持たせるべく表示制御を実行する。
即ち、上記オートモードの選択時に、運転者によりP(パーキング)レンジ、R(後退)レンジ、N(ニュートラル)レンジ、D(ドライブ)レンジ、のいずれに操作されているかを検出するP(パーキング)レンジスイッチ53、R(後退)レンジスイッチ54、N(ニュートラル)レンジスイッチ55及びD(ドライブ)レンジスイッチ56からの信号、マニュアルモードの選択を検出するMレンジスイッチ57からの信号、上記マニュアルモードにおいて、シフトアップ操作及びシフトダウン操作がなされたことを検出するシフトアップスイッチ58及びシフトダウンスイッチ59からの信号が入力されるようになっている。
CPU40は、車速センサ51からの検出信号に基づいて、指針駆動回路61に車速に応じた制御信号を出力するようになっており、指針駆動回路61は、この制御信号に基づいて駆動ギア7を所定角度回転駆動させるようになっている。これにより、指針6、目盛板4の目盛4aによる車速の表示が可能となる。
ここで、記憶装置としてのROM41には、車速センサ51の検出結果と駆動ギア7の回動角との関係を予め設定したマップ、及び駆動ギア7を制御するためのプログラムが記憶されている。また、RAM42には、車速センサ51により検出された検出信号のデータが記憶されるようになっている。
ところで、リブ9は、目盛板4の周方向に等間隔に配設されているため、指針6による車速表示の際、目盛として機能させることができる。従って、リブ9を、上記複数の発光部11〜16を補強するための補強部材として、さらには指針6による車速表示の際の目盛として兼用することができる。
CPU40は、指針駆動回路61へ制御信号を出力するのと同時に、車速センサ51の検出信号に基づいて有機EL駆動回路62に表示制御信号を出力するようになっている。数文字表示部材8では、上記表示制御信号に基づいて、数文字表示部8a〜8cの該当する部位が点灯し、数文字の発光による車速のディジタル表示が可能となっている。
また、CPU40は、回転数センサ52からの検出信号に基づいて、エンジン回転数に応じた制御信号を第1LED(発光ダイオード)駆動回路63に出力するようになっている。第1LED駆動回路63は、この制御信号に基づいて発光部11〜16の各発光ダイオード11a〜16aの点灯、消灯を切換制御するようになっている。
本実施形態においては、エンジン回転数が所定未満である場合には、図2〜図4に示す最も奥側の発光ダイオード16aを点灯させ、エンジン回転数が増大するにしたがって、手前側の発光ダイオード15a、14a、…を順次点灯させるようになっている。そして、本実施形態では、エンジン回転数が増大する傾向にあれば、既に点灯した奥側の発光ダイオードは点灯した状態が維持されるようになっている。
この発光ダイオード11a〜16aの点灯により、目盛板4の所定領域を発光させることができるようになっており、エンジン回転数の増大に対応して、中心側の発光部16から目盛板4の周縁部側に向かって順次発光し、目盛板4の発光面積が拡大するようになっている。
逆に、エンジン回転数が減少した時には、目盛板4の周縁部側から中心の発光部16に向かって順次消灯され、上記発光面積が縮小するようになっている。
このように、エンジン回転数の増減に対応して、目盛板4の発光面積を拡縮させるようにすることで、同一の目盛板4内で車速とエンジン回転数とを表示することができる。さらに、運転者が走行中に車外前方を注視していても、視界の端に入る光により発光面積の拡縮を確認できるため、運転者は、視線を移動させて指針6、目盛4aを注視することなく上記エンジン回転数を認識することができる。
また、上記エンジン回転数の増大に対応して、中心側の発光部16から目盛板4の周縁部側の発光部11に向かって順次発光し、目盛板4の発光面積を拡大させるようにすることで、発光面積の拡大に伴って光が運転者の視界に入りやすくなるため、その度合いによって運転者はエンジン回転数を直感的に認識することができる。
また、上述したように、各発光部11〜16を目盛板4と直交する方向に配列しているため、エンジン回転数の増大に対応して順次手前側の発光ダイオード15a、14a、…を点灯させることで、発光部位が手前側(運転者側)に浮き上がるような視覚効果がもたらされる。従って、目盛板4内におけるエンジン回転数表示を三次元的な変化で捉えることができるため、エンジン回転数の認識を一層促進させることができる。
また、上述したように、発光面11b〜16bの色相は、最も奥側の16bから手前側に近づくにつれて、紫色から徐々に赤みを増すような設定とされているため、発光面積の変化に対応して、発光領域の周縁部側の縁部の色相が変化することとなる。これにより、発光面積、色相の両者の変化によってエンジン回転数の認識をより一層促進させることができる。
ここで、図4に示すように、隣接する発光部11〜16間の段差部に、遮光板11d〜16dを設けているため、発光している発光部(11〜16)の光が隣接する発光していない発光部に漏れることに起因して、発光領域の正確な認識が困難になることを防止できる。
上述したような発光ダイオード11a〜16aの制御を実行すべく、ROM41には、制御プログラムの他、発光ダイオード11a〜16aの点灯を開始させるタイミングを判定するためのエンジン回転数の閾値が記憶されている。
CPU40は、回転数センサ52の検出結果と上記各閾値とを比較し、エンジン回転数の検出値が閾値を上回った時、隣接する発光ダイオードを点灯させ、エンジン回転数の検出値が閾値を下回った時、最も周縁部側の発光ダイオードを消灯させるようになっている。なお、RAM42には、回転数センサ52により検出された検出信号のデータが記憶されるようになっている。
なお、本実施形態では、エンジン回転数が増大する傾向にあれば、既に点灯した奥側の発光ダイオードについては、その点灯状態が維持されるようになっているが、本発明においては必ずしもこれに限定されない。例えば、手前側(目盛板4の周縁部側)に向かうにしたがって、各発光面16b、15b、14b、…の面積が大きくなるように設定されていれば、現在のエンジン回転数の値が含まれる範囲を示す発光部のみを発光させるようにしてもよい。
また、本実施形態では、各発光面11b〜16bに着色を施して光の色相を変化させるようにしているが、発光面を略無色透明とし、発光ダイオード11a〜16aから照射される光の色相を異ならせるようにしてもよい。
また、本実施形態においては、発光面11b〜16bがリブ9で途切れている点を除き略円形の環状となっているが、これに限らず、目盛板4(盤面)の周方向に延びる形状であれば楕円形、多角形であってもよい。また、必ずしも環状であることにも限定されることはなく、扇形であってもよい。
ところで、図3に示す第2発光部20は、図1に示すインストルメントパネル3の上面部に位置している。さらに、盤面発光部材10の発光部11〜16と同時に、第2発光部材20の発光部21〜26も、エンジン回転数の増減に対応して発光面積が拡縮するように制御される。CPU40は、回転数センサ52からの検出信号に基づいて、エンジン回転数に応じた制御信号を第2LED駆動回路64に出力し、エンジン回転数が増大するにしたがって、発光ダイオード21a〜26aは、最も奥側の発光部26から発光部25、24、…と順次点灯するように制御される。これにより、運転者、または助手席の乗員がインストルメントパネル3の上面側からエンジン回転数を認識することができる。
また、計器装置1が自動変速機の表示装置として機能する場合、CPU40は、Pレンジスイッチ53、Rレンジスイッチ54、Nレンジスイッチ55及びDレンジスイッチ56からの信号の入力に応じて、ROM41において予め設定された制御信号を有機EL駆動回路62に出力し、数文字表示部8dに、P、R、N及びDのいずれかをディジタル表示させるようになっている。
また、マニュアルモードの選択を検出するMレンジスイッチ57からの信号により、CPU40は、シフトアップスイッチ58及びシフトダウンスイッチ59からの信号に基づいて、ROM41において予め設定された制御信号を有機EL駆動回路62に出力し、現在の変速段の数値を数文字表示部8dにディジタル表示させるようになっている。
(第2実施形態)
次に、図6、図7に示す第2実施形態について説明する。図6は、本実施形態に係る計器装置100の正面図であり、図7は、図6におけるB−B線矢視断面図である。
第1実施形態に示す盤面発光部材10は、目盛板4の中心(従動ギア5の中心5a)から周縁部側に向かって同心状に広がるように複数の発光部11〜16を配列した構成となっているが、本発明においては、必ずしもこれに限定されない。例えば、図6、図7に示すように、発光部11〜16を目盛板104の周方向に配列する構成としてもよい。
目盛板104の奥側には、第1実施形態と同様、中心105aを回転中心とする指針106が取付けられた従動ギア105、駆動ギア107が設けられ、互いに歯合している。その作用等は第1実施形態における従動ギア5、駆動ギア7と略同様である。
また、従動ギア105、指針106の奥側には、数文字表示部材108、目盛板104の周方向に等間隔で配置されたリブ109、109が配設されている。数文字表示部材108は、第1実施形態と同様、車速、変速機のレンジ、段数等を、数文字の発光によりディジタル表示する数文字表示部108a〜108dが透明の回路基板108e上に実装された構成となっている。なお、図6においても、各部材の前後関係によらず、運転席から目視できるものについては、便宜上目盛板104の奥側の部材を実線で示している。
ここで、本実施形態において、盤面発光部材110は、略扇形の発光面111b〜116bを備えた発光部111〜116が目盛板104の周方向に配列されることにより構成されている。
リブ109、109、…は、第1実施形態とは異なり、図7に示すように、各発光部111〜116を仕切る仕切り板としての機能を有している。なお、発光面111b〜116b、及びリブ109は、数文字表示部材108の設置スペースを確保すべく、手前側に向かうにつれて目盛板104の周縁部側に広がるような形状をなしている。
各発光部111〜116には、それぞれ個別に回路基板111c〜116cが設けられ、それぞれに多数の発光ダイオード111a〜116aが実装されている。
例えば、指針106が車速の増大に対応して図6の時計回りに回転するように設定されている場合、本実施形態の盤面発光部材110では、エンジン回転数の増大に対応して発光面116から順次115、114、…が発光し、時計回りに発光面積を拡大させるようにしている。
ここで、本実施形態においても、第1実施形態と同様、発光面111b〜116bに適宜の着色を施し、発光面116bから、115b、114b…と、発光面111bに近づくにつれて紫色から徐々に赤みを増すように変化させるようにしてもよい。
これにより、第1実施形態と同様、目盛板104の発光面積を拡大させることができるため、運転者は、走行中に車外前方を注視していても視界の端に入る光によりエンジン回転数を認識できる。さらに、発光面111b〜116bの色を発光面積の拡縮に対応して変化させるようにすれば、発光面積、色相の両者の変化によってエンジン回転数の認識をより一層促進させることができる。
ここで、リブ109、109、…は、第1実施形態と同様、車速表示のための目盛として機能するとともに、本実施形態では、遮光板としての機能を有している。これにより、発光している発光部(111〜116)の光が隣接する発光していない発光部に及ぶことに起因して、発光領域の正確な認識が困難になることを防止できる。
(その他の実施形態)
上述した第1、第2実施形態においては、それぞれ、発光面積を拡縮させる方向を、目盛板4の中心側から周縁部側に向かう方向、目盛板104の周方向としているが、これらに限らず、例えば、目盛板の中心側から周縁部側へ向かって正面視で螺旋状に変化させるようにしてもよい。
また、上述した第1、第2実施形態においては、各発光部11〜16、111〜116において光の色相を異ならせるようにしているが、本発明においては必ずしもこれに限定されない。例えば、発光面積の増大に対応して、各発光部の発光ダイオードの制御により、発光領域全体を紫色から徐々に赤みがかった色に変化させるようにしてもよい。
また、発光する光の色を紫色から赤みを増大させるように変化させることにも限定されない。また、光の色相を変化させることにも限定されず、各発光部における発光が同じ色相であってもよい。
この発明の構成と、上述の実施形態との対応において、
この発明の盤面は、目盛板4、104に対応し、
以下同様に、
遮光部材は、遮光板11d〜16dに対応するも、
この発明は、上述の実施形態の構成のみに限定されるものではなく、多くの実施の形態を得ることができる。
本発明の第1実施形態に係る自動車用計器装置の設置位置を示す車室内前方の斜視図。 本発明の第1実施形態に係る自動車用計器装置の正面図。 図2におけるA−A線矢視断面図。 図3の盤面発光部材を拡大して示す要部拡大図 自動車用計器装置の表示制御を実行するためのブロック図。 本発明の第2実施形態に係る自動車用計器装置の正面図。 図6におけるB−B線矢視断面図。
符号の説明
1、100…自動車用計器装置
4、104…目盛板
4a、104a…目盛
6、106…指針
9、109…リブ
10、110…盤面発光部材
11〜16、111〜116…発光部
11d〜16d…遮光板

Claims (6)

  1. 車速とエンジン回転数とを同一の略円形状の盤面内で表示し、
    車速を、上記盤面の中心付近を回転中心とする指針と、上記盤面周縁部に施した目盛とにより表示するか、または数文字の発光により表示する自動車用計器装置であって、
    上記盤面の所定領域を発光させる盤面発光部材を有し、
    該盤面発光部材は、上記エンジン回転数の増減に対応して、上記盤面の発光面積を拡縮させる
    自動車用計器装置。
  2. 上記盤面発光部材は、上記盤面の周方向に延びる発光部を、正面視で上記盤面の中心側から周縁部側に向かって同心状に複数配列してなり、
    上記エンジン回転数の増大に対応して、中心側の発光部から上記盤面の周縁部側の発光部に向かって順次発光し、上記盤面の発光面積を拡大させる
    請求項1記載の自動車用計器装置。
  3. 上記複数の発光部を上記盤面と直交する方向に配列するとともに、
    最も中心側の発光部を最も盤面から離れた奥側に配置し、
    上記盤面の周縁部側に向かうにつれて、隣接する発光部を盤面に近い手前側に順次配置した
    請求項2記載の自動車用計器装置。
  4. 上記複数の発光部を、上記盤面と直交する方向において階段状に配置するとともに、
    隣接する発光部間の段差部に遮光部材を設けた
    請求項3記載の自動車用計器装置。
  5. 上記盤面と直交する方向に延びるリブを、上記複数の発光部に共通に取付けるとともに、
    上記盤面の周方向に等間隔に配設した
    請求項3または4記載の自動車用計器装置。
  6. 上記盤面発光部材は、上記盤面の発光面積の拡大に対応して、発光する光の色相を順次変化させる
    請求項1〜5のいずれか一項に記載の自動車用計器装置。
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