JP2002252865A - 無線通信ネットワークシステム - Google Patents

無線通信ネットワークシステム

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JP2002252865A JP2001050751A JP2001050751A JP2002252865A JP 2002252865 A JP2002252865 A JP 2002252865A JP 2001050751 A JP2001050751 A JP 2001050751A JP 2001050751 A JP2001050751 A JP 2001050751A JP 2002252865 A JP2002252865 A JP 2002252865A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 基地局間を無線により回線を確立して、基地
局の配置のフレキシビリティを向上させ、もって低コス
トの通信網を構築することのできるセルラー方式の無線
通信ネットワークシステムを提供する。 【解決手段】 本発明のセルラー方式の無線通信ネット
ワークシステムは、複数の基地局1と複数の移動局♯i
(i=1、2、…、N)とからなるものにおいて、基地
局1間が無線通信によって接続されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数の基地局と複
数の移動局とから構成されるセルラー方式の無線通信ネ
ットワークシステムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、通信技術の進歩に伴う新しいデー
タ通信方式として、スペクトル拡散方式による通信方式
が研究されかつ実用化されつつある。このスペクトル拡
散方式による通信方式は、発信側の携帯電話等の通信端
末により音声信号等をスペクトル拡散により変調してデ
ータ化して、無線信号としてアンテナから発信する一
方、受信側の端末でデータを復調して通話等を行うもの
である。
【0003】ところで、近未来の情報化社会は、データ
ベース等の情報源、情報を利用するユーザー、及び情報
伝送を行う通信回線から構成され、その近未来に通信ネ
ットワークは、大容量の伝送路による有線ネットワーク
と、ユーザーが音声、画像、データ等の情報を「いつで
も、どこでも、誰とでも」相互に授受の可能な携帯端末
装置による無線ネットワークとから構成されると想定さ
れており、徐々にこの構想が実現化されつつある。
【0004】現実に、その有線ネットワークには、光フ
ァイバ、同軸ケーブル等が使用され、ISDN、インタ
ーネットに代表されるコンピュータネットワークとして
その発展、普及が著しいものがある。この有線ネットワ
ークの特徴は、信頼性が高く、大容量伝送が可能であ
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、その有
線ネットワークの構築にあたっては、ケーブルの施設が
必要であり、そのためのスペースを確保しなければなら
ず、また、コストがかかるという不具合がある。
【0006】例えば、携帯電話、PHS等の移動局の無
線通信ネットワークシステムでは、基地局を平均して数
Kmごとに設置し、基地局と基地局間とは有線で接続
し、基地局の電波の届く範囲内では、移動局と基地局と
の間を無線で交信する構成となっている。
【0007】このため、基地局を施設するための敷地等
を確保する必要があると共にケーブルを施設しなければ
ならず、コストがかかるという問題点がある。
【0008】本発明は、上記の事情に鑑みて為されたも
ので、基地局間を無線により回線を確立して、基地局の
配置のフレキシビリティを向上させ、もって低コストの
通信網を構築することのできるセルラー方式の無線通信
ネットワークシステムを提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、複数の基地局と複数の移動局とからなるセルラー方
式の無線通信ネットワークシステムにおいて、前記基地
局間を無線通信によって接続することを特徴とする。
【0010】請求項2に記載の発明は、前記基地局間を
接続するための無線通信方式がOFDMによる通信方式
であることを特徴とする。
【0011】請求項3に記載の発明は、前記基地局間を
接続するための無線通信方式がパケットCDMAによる
通信方式であることを特徴とする。
【0012】請求項4に記載の発明は、前記基地局と前
記移動局との通信がAS−CDMAであることを特徴と
する。
【0013】請求項5に記載の発明は、前記パケットC
DMAによる通信方式のパケットは、その一フレームが
バーカーコードからなるプリアンブルブロックと互いに
直交するM系列コードからなる情報ブロックとからなる
ことを特徴とする。
【0014】請求項6に記載の発明は、前記基地局間と
前記移動局間との通信は、ダウンリンク及びアップリン
ク共にマルチコード伝送方式であることを特徴とする。
【0015】請求項7に記載の発明は、前記マルチコー
ド伝送方式は、送信の際にデータを複数の異なる直交拡
散符号に割り当て、各直交符号が割り当てられたデータ
を同時に合成して1個の情報ブロックを構成し、プリア
ンブルブロックの後に前記情報ブロックを接続して1フ
レームを構成してなることを特徴とする。
【0016】請求項8に記載の発明は、前記マルチコー
ド伝送方式は、受信の際に前記プリアンブルの検出によ
って前記情報ブロックを検出し、該情報ブロックに含ま
れる各拡散符号の同期確立後に前記拡散符号を逆拡散
し、各拡散符号に基づくデータを復調して各データを合
成することにより全体のデータを復調とすることを特徴
とする。
【0017】請求項1ないし請求項8に記載の発明によ
れば、基地局間を無線により回線を確立することができ
るので、基地局の配置のフレキシビリティが向上し、も
って低コストの通信網を構築することができる。
【0018】請求項9に記載の発明は、前記基地局と前
記移動局との通信が、ダウンリンク、アップリンク共に
M−aray伝送方式であることを特徴とする。
【0019】請求項10に記載の発明は、前記M−aray
伝送方式は、送信の際にデータを分割して各データごと
に直交拡散符号を割り当て、各拡散符号を時間順に選択
して合成することによって情報ブロックを構成し、当該
情報ブロックをプリアンブルブロックの後に接続して1
フレームを構成してなることを特徴とする。
【0020】請求項11に記載の発明は、前記M−aray
伝送方式は、受信の際に前記プリアンブルの検出によっ
て前記情報ブロックを検出し、該情報ブロックに含まれ
る各拡散符号の同期確立後に、同期信号に基づいて使用
する拡散符号の個数に相当する個数の逆拡散符号を発生
させて、前記情報ブロックに含まれる各拡散符号を逆拡
散させた後、積分回路を通して、各積分回路の積分値を
比較することによりデータを復調することを特徴とす
る。
【0021】請求項10、請求項11に記載の発明によ
れば、伝送速度が向上する。
【0022】請求項12に記載の発明は、前記基地局と
前記移動局との通信は、アップリンクの際に、パケット
構成の近似同期CDMA方式を用い、前記パケットは同
期ブロックと情報ブロックとを順に並べた1フレームか
らなり、前記情報ブロックは近似同期CDMA符号であ
ることを特徴とする。
【0023】請求項12に記載の発明によれば、近似同
期CDMAをショートコードのマッチドフィルタとスラ
イディング相関器とによって構成でき、低消費電力化が
可能である。
【0024】請求項13に記載の発明は、前記基地局と
前記移動局との通信は、ダウンリンクの際に、プリアン
ブル部に位相情報をのせ、該位相情報によって前記セル
情報を提供することを特徴とする。
【0025】請求項13に記載の発明によれば、伝送効
率の向上を図ることができる。
【0026】請求項14に記載の発明は、前記基地局と
前記移動局との通信は、ダウンリンクの際に、前記プリ
アンブル部の位相情報を基準位相として絶対位相を検出
し、逆拡散後の位相補正と周波数オフセット補正とを行
って、絶対同期検波により前記データの復調を行うこと
を特徴とする。
【0027】請求項14に記載の発明によれば、復調効
率を向上させるため、伝送に必要な1ビット当たりのエ
ネルギー(Eb)/1Hz当たりの雑音電力(N0)を
低減することが可能である。
【0028】請求項15に記載の発明は、前記基地局は
その受信部でアップリンクの相関をとり、その後に受信
タイミングを検出し、該受信タイミングが最適になる時
間を算出し、最適時間をタイミング制御情報としてダウ
ンリンクのフレームに埋め込んで送信することを特徴と
する。
【0029】請求項16に記載の発明は、前記移動局
は、ダウンリンクの受信部でプリアンブル拡散符号を検
出して拡散符号の同期を確立し、次いで拡散符号を逆拡
散した後、積分回路を通してデータを復調し、その後に
受信フレームに埋め込まれた送信タイミング制御情報を
抽出し、該送信タイミング制御情報に基づいて逆拡散符
号のチップタイミングを制御してアップリンクとして送
信することを特徴とする。
【0030】請求項15、請求項16に記載の発明によ
れば、ダウンリンクにアップリンクのタイミング制御情
報を埋め込み、アップリンクの送信タイミングを制御で
きるので、近似同期CDMAの近似同期期間の短縮を図
ることが可能で、伝送速度の向上、チャンネル数の増大
を見込むことができる。
【0031】
【発明の実施の形態】(発明の実施の形態1)図1はセ
ルラー方式の無線通信方式のある基地局1のブロック回
路図を示すものである。この基地局1は半径rのセル2
内に存在するN個の移動局(携帯電話、PHS、ノート
型パーソナルコンピュータ等の通信端末)♯i(iは1
からNまでの整数)との通信をカバーするものとする。
【0032】基地局1と移動局♯iとは従来から電波を
介して通信が確立されており、その通信方式には、例え
ばスペクトル拡散方式がある。
【0033】各基地局1は、はデータフロー制御装置
3、N個の一対のOFDM送信装置4♯i(i=1、
2、…、N)、OFDM受信装置5♯iと、1個のパケ
ットCDMA送信装置6と、N個のAS−CDMA受信
装置7♯iと、分配器8と、TDD切り替えスイッチ9
とを有する。
【0034】各OFDM送信装置4♯iはセル間送信ア
ンテナ10♯iを有し、各OFDM受信装置5♯iはセル
間受信アンテナ11♯iを有する。TDD切り替えスイ
ッチ9はセル内送受信アンテナ12に接続されている。
データフロー制御装置3は、各OFDM送信装置4
i、各OFDM受信装置5♯i、各AS−CDMA受信
装置7♯i、パケットCDMA送信装置6に接続されて
いる。各AS−CDMA受信装置7♯iは、分配器8を
介してTDD切り替えスイッチ9に接続されている。T
DD切り替えスイッチ9は、セル内送受信アンテナ12
を分配器8とパケットCDMA送信装置6との間での接
続を切り替える機能を有する。これによって、アップリ
ンク(移動局♯iから基地局1への送信)とダウンリン
ク(基地局1から移動局♯iへの送信)との間で送信が
切り替えられる。
【0035】データフロー制御装置3は、OFDM送信
装置4♯i、OFDM受信装置5♯i、パケットCDMA
送信装置6、AS−CDMA受信装置7♯iの制御を行
うもので、自己の基地局の移動局から他の基地局の移動
局への送信であるのか、他の基地局の移動局から自己の
基地局内の移動局への受信であるのか、自己の基地局内
の移動局同士の通信であるのか、他の基地局の移動局と
他の基地局の移動局との間での中継であるのかを判断す
る。パケットCDMA送信装置6は後述するパケットを
形成する役割を果たす。
【0036】分配器8はセル内送受信アンテナ12で受
信されたデータを各AS−CDMA受信装置7♯iに分
配する役割を有する。
【0037】ここで、OFDMとは、直交周波数分割多
重(Orthogonal Freqency DivisionMultiplexing)の意
味であり、送信側でOFDM変調によりデータを変調し
て送信し、受信側でデータを復調する方式をいい、伝送
するデジタルデータを互いに直交する多数の搬送波(サ
ブキャリア)に分散して各サブキャリアを変調する方式
である。
【0038】ここで、CDMAとは、符号分割多重接続
(Code Division Multiple Access)の意味で、移動局
♯i毎に異なる符号を割り当て、スペクトル拡散技術に
よって、各移動局♯iが同時に同じ周波数帯域を利用で
きるようにした方式である。また、パケットとは、デジ
タル通信で用いられている通常のパケットの意味で使用
している。
【0039】また、TDDとは時分割多重(Time Divis
ion Duplex)の意味で、移動体通信システムでの基地局
1と移動局♯iとの間での双方向通信方式の一つで、ア
ップリンク(上り回線)とダウンリンク(下り回線)と
に同じ周波数の電波を使用する方式をいう。
【0040】そのパケットCDMAのパケットの1フレ
ーム15は、図2に示すように、プリアンブルブロック
13と情報ブロック14とからなる。
【0041】ここで、プリアンブルブロック13とは直
交符号のチップ同期を受信側で確保するための同期符号
列を含むコードブロックであり、移動局♯i側での同期
確立に用いられ、各移動局♯iで共通の符号が用いられ
る。情報ブロック14とは情報がコード化されたブロッ
クである。
【0042】ここでは、プリアンブルブロック13には
バーカーコードが用いられ、そのチップレートは例えば
22Mcpsであり、プリアンブルブロック13は例え
ば11チップから構成される。情報ブロック14は直交
M系列コードが用いられ、そのチップレートは例えば1
1Mcpsであり、そのNチャンネルは各移動局♯iに
それぞれ割り当てられている。
【0043】その1フレーム15はプリアンブルブロッ
ク13の例えば10シンボルと情報ブロック14の例え
ば511シンボルとからなり、情報ブロック14はNチ
ャンネルから構成されている。各情報シンボル17は例
えば64チップからなり、1シンボル1ビット変調方式
の場合、511ビットの情報を送信することが可能であ
る。
【0044】このパケットCDMA送信装置6は各チャ
ンネルの情報を算術加算して、基地局1内の各移動局♯
iに送信できるようになっている。
【0045】AS−CDMAとは近似同期CDMAをい
い、例えば、図3に示すように、近似同期CDMAの1
フレーム18は同期ブロック19と情報ブロック20と
からなっている。この近似同期CDMAは移動局♯iか
ら基地局1への送信の際に使用される。
【0046】同期ブロック19、情報ブロック20の1
シンボル21、22は例えば16チップ単位の同一符号
の4回の繰り返しからなり、16チップを符号Aで示
す。そのプリアンブルブロック19の各シンボル21は
変調をかけずに送信され、情報ブロック20の各シンボ
ル22は変調をかけて送信される。
【0047】この近似同期CDMAは、フーリエ変換し
て周波数成分を抽出したときに、同じ符号を使っている
にもかかわらず周波数が重ならないようにすることがで
き、アップリンクの際に基地局1側で受信コードの論理
積をとったときに、基地局内の他の移動局♯iと交信中
でも混信が起こらないようにAS−CDMA受信装置7
を製作できる。
【0048】この発明の実施の形態1では、図1に示す
ように、基地局1内の移動局♯iから他の基地局の移動
局に例えば電話をかける場合には、基地局1内の移動局
♯iから送信された電波がその移動局♯iを管轄するセ
ル2内の送受信アンテナ12に受信される。
【0049】TDD切り替え装置11は受信した電波が
送信であるのか受信であるのかを判断し、基地局1内の
移動局♯iからの送信(アップリンク)であるときに
は、セル内送受信アンテナ12に分配器8を接続する。
分配器8はセル内送受信アンテナ12で受信した情報を
各AS−CDMA受信装置7♯iに分配する。ここで
は、i番目の移動局♯iからの情報であるので、i番目
のAS−CDMA装置♯iに分配器8からの情報が入力
される。
【0050】AS−CDMA受信装置7♯iは受信した
情報を復調して、データフロー制御装置3に出力する。
データフロー制御装置3は他の基地局に存在する移動局
との間での各OFDM送信装置4♯iにその情報を出力
する。
【0051】各OFDM送信装置4♯iはその情報をO
FDM変調方式に基づいて変調し、各セル間送信アンテ
ナ10♯iから相手先である他の基地局のセル内の移動
局♯に情報を無線電波に載せて送信する。相手先である
基地局のセル間受信アンテナ11♯iは、そのOFDM
変調方式で変調された情報を受信して各OFDM受信装
置5♯iに出力し、各OFDM受信装置5♯iはOFDM
変調方式で変調された情報を検波し、データーフロー制
御装置3に出力する。データフロー制御装置3は自己の
基地局のセル内に存在する移動局の場合には、その情報
をパケットCDMA送信装置6に向かって出力する。デ
ータフロー制御装置3は他の基地局に存在する移動局の
場合には、他の基地局への送信を行うための処理を行
う。
【0052】パケットCDMA送信装置6はその情報に
基づいてパケットCDMAの1フレーム15を作成し、
TDD切り替えスイッチ9に出力する。TDD切り替え
スイッチ9は、基地局から移動局への送信(ダウンリン
ク)であるので、パケットCDMA送信装置6をセル内
送受信アンテナ12に接続する。
【0053】ここでは、他の基地局に存在するある移動
局と図1に示す移動局♯1との間で通信を行うものとし
て説明する。なお、残りの移動局♯3〜♯Nも同時通信
中であるとする。 (パケットCDMA送信装置6の第1の構成例)このパ
ケットCDMA送信装置6は、ここでは、図4に示すよ
うに、1番目の移動局♯1に二つのチャンネル♯1、♯
2を使って同時に情報を送信する構成とされている。
【0054】データーフロー制御装置3から送られて来
た情報は、データーフロー制御装置3によって、データ
ー分配装置23、情報伝送拡散符号発生装置24♯
i(i=3〜N)に分配される。データー分配装置23
は送られて来た情報を二つのチャンネル♯1、♯2を使
って同時に送信するために情報を二つに分割する役割を
有する。
【0055】その情報の前段部分は、情報伝送拡散符号
発生装置24♯1に入力され、その情報の後段部分は、
情報伝送拡散符号発生装置24♯2に入力され、残余の
移動局に対する情報はそれぞれ対応する情報伝送拡散符
号発生装置24♯i(i=3、…、N)に入力される。
【0056】各情報伝送拡散符号発生装置24♯i(i
=1、2、…、N)は、情報の例えば1ビットを例えば
64チップの直交拡散符号(M系列コード)に割り当
て、情報伝送拡散符号データを生成する。この情報伝送
拡散符号データは拡散符号合成装置26に入力される。
その情報伝送拡散データをC♯i(i=1、2、…、
N)とする。
【0057】拡散符号合成装置26は、Nチャンネル分
の情報伝送拡散符号データを算術加算して511シンボ
ルの情報ブロック14を構成する。その算術加算データ
をSUMj(j=1、2、…、511)とする。SUMj
=(C♯1+C♯2+…+C♯i+…+C♯Njである。
【0058】その算術加算データSUMjはプリアンブ
ル拡散符号発生装置27の出力と共に拡散符号選択装置
28に入力される。
【0059】プリアンブル拡散符号発生装置27は10
シンボルのバーカーコードからなるプリアンブルブロッ
ク13を生成する。拡散符号選択装置28はフレーム構
成制御装置29によって制御され、拡散符号選択装置2
8はプリアンブルブロック13のデータと情報ブロック
14のデータとを合成して、1フレーム15を構成す
る。この1フレームからなるデータはTDD切り替えス
イッチ9を介してD/Aコンバータ30に出力される。
D/Aコンバータ30はそのデータをデジタルアナログ
変換し、そのアナログ信号はRF・IF回路31に入力
される。
【0060】RF・IF回路31はそのアナログ信号を
周波数変調し、そのアナログ信号はセル内送受信アンテ
ナ12から基地局1のセル2内の各移動局♯i(i=
1、3、…、N)に向けて送信(ダウンリンク)され
る。
【0061】基地局1のセル2内に存在する各移動局♯
1、♯3、…♯i、…、♯Nには、情報ブロック14の
先頭F(図2参照)が揃った情報が受信される。これを
マルチコード伝送という。
【0062】なお、ここでは、移動局♯2に対応するチ
ャンネルを移動局♯1の情報の送信に利用しているの
で、移動局♯2は無視するものとする。すなわち、基地
局1が管理する移動局の個数はN−1個となる。 (移動局♯1の受信装置の第1の構成例)図5は図4に
示すパケットCDMA送信装置6に対応する移動局♯1
の受信装置の構成を示すものである。
【0063】この図5において、32は移動局♯1の送
受信アンテナを示している。RF・IF回路33は基地
局1から到来した電波を検波し、アナログ信号をA/D
コンバータ34に出力する。A/Dコンバータ34はそ
のアナログ信号をデジタル変換し、情報データに変換す
る。
【0064】その情報データはプリアンブル拡散符号検
出装置35、逆拡散装置36♯1、36♯2に入力され
る。プリアンブル符号検出装置35はバーカーコードを
検出し、バーカーコードデータを拡散符号同期確立装置
37に出力する。
【0065】拡散符号同期確立装置37はプリアンブル
ブロック13に基づいて同期信号を生成する。その同期
信号は情報伝送拡散符号発生装置38♯1、38♯2に入
力される。
【0066】情報伝送拡散符号発生装置38♯1、38
2は情報伝送拡散符号データを発生し、情報伝送拡散
符号データを逆拡散装置36♯1、36♯2に出力する。
逆拡散装置36♯1、36♯2は論理積を演算する機能を
有する。
【0067】情報伝送拡散符号には、自己の値の論理積
をとると「自己の値の自乗(C♯i×C♯i)」、自己の
値と他の値との論理積をとると「C♯i×C♯k=0(た
だし、i≠k)」になる符号が用いられている。
【0068】従って、その算術加算データSUMj
(C♯1+C♯2+…+C♯i+…+C♯ NjとC♯1との
論理積をとるとC♯1×C♯1が得られ、算術加算データ
SUMj=(C♯1+C♯2+…+C♯i+…+C♯Nj
C♯2との論理積をとると、C♯ 2×C♯2が得られる。
【0069】よって、逆拡散装置36♯1、36♯2は論
理積データC♯1×C♯1、C♯2×C♯2をそれぞれ出力
する。1フレーム15の情報シンボル17はj=511
であるので、511個の論理積データC♯1×C♯1、C
2×C♯2が出力される。
【0070】この論理積データC♯1×C♯1、C♯2×
C♯2はそれぞれデータ復調装置39♯1、39♯2に入
力される。その各データ復調装置39♯1、39♯2はそ
の論理積信号C♯1×C♯1、C♯2×C♯2に基づきデー
タを復調する。その復調データはデータ合成装置40に
入力され、データ合成装置40は基地局1での送信の際
に二つに分割された元のデータに合成し、上位のアプリ
ケーション層41に引き渡す。上位のアプリケーション
層41はそのデータの内容に基づき適宜の処理をする。
【0071】図4に示す基地局1のパケットCDMA送
信装置6と図5に示す移動局♯1とを用いれば、基地局
1から移動局♯1へのダウンリンクの際、一度に二倍の
情報を移動局♯1へ送信でき、高速伝送が実現可能であ
る。従って、1シンボル1ビット変調方式の場合、10
22ビットの情報を基地局1から移動局♯1に送信でき
ることになる。 (パケットCDMA送信装置6の第2の構成例)図6は
パケットCDMA送信装置6の第二例を示すブロック回
路図であって、ここでは、4チャンネルを使って移動局
♯1に情報を伝送する例が示されている。
【0072】情報伝送拡散符号発生装置24♯1は2ビ
ットデータの「00」に対応され、情報伝送拡散符号発
生装置24♯2はデータの「01」に対応され、情報伝
送拡散符号発生装置24♯3はデータの「10」に対応
され、情報伝送拡散符号発生装置24♯4は、データの
「11」に対応されている。
【0073】その各情報伝送拡散符号発生装置24♯1
〜24♯4は各2ビットデータに対応した情報伝送拡散
符号データを生成し、その情報伝送拡散符号データは拡
散符号選択装置32に入力される。拡散符号選択装置3
2にはデータフロー制御装置3からデータが入力され、
データの「+、−」、「00」、「01」、「10」、
「11」に応じて、どの情報伝送拡散符号データ(直交
拡散符号)を時間順に対応させるかを決定する。
【0074】その拡散符号選択装置32により選択され
た情報伝送拡散符号データは拡散符号合成装置26に入
力される。5チャンネル目以降の情報伝送拡散符号発生
装置24♯5、…、24♯i、…、24♯Nは移動局♯5
〜♯Nに割り当てられる。
【0075】その各情報伝送拡散符号データは拡散符号
合成装置26に入力され、拡散符号合成装置26は51
1個の算術加算データSUMjからなる情報ブロック1
4を出力する。その算術加算データSUMjは拡散符号
選択装置28に入力される。
【0076】拡散符号選択装置28はフレーム構成制御
装置29の制御によってプリアンブルブロック13のデ
ータと情報ブロック14のデータとを合成して1フレー
ム15を構成する。この1フレームからなるデータはT
DD切り替えスイッチ9を介してD/Aコンバータ30
に出力される。D/Aコンバータ30はそのデータをデ
ジタルアナログ変換し、そのアナログ信号はRF・IF
回路31に入力される。
【0077】RF・IF回路31はそのアナログ信号を
周波数変調し、そのアナログ信号はセル内送受信アンテ
ナ12から基地局1のセル2内の各移動局♯i(i=
1、5、…、N)に向けて送信(ダウンリンク)され
る。
【0078】基地局1のセル2内に存在する各移動局♯
1、♯5、…♯i、…、♯Nには、情報ブロック14の
先頭Fが揃った情報が受信される。これをM−aray伝送
という。
【0079】ここでは、4チャンネルが移動局♯1に割
り当てられるので、基地局1が管理する移動局の個数は
N−4個である。
【0080】また、情報伝送拡散符号発生装置38♯1
〜38♯4は、位相変調にBPSKを用いた場合3ビッ
ト、QPSKを用いた場合4ビット、多値変調の場合は
もっと多くのビットに対応されているので、1フレーム
15の情報ブロック14が511シンボルの場合、位相
変調にBPSKを用いた時は12×511ビットのデー
タを一度にダウンリンクさせることができることにな
る。 (移動局♯1の第2の構成例)図7は図6に示すパケッ
トCDMA送信装置6に対応する移動局♯1の受信装置
の構成を示すものである。
【0081】RF・IF回路33は基地局1から到来し
た電波を検波し、アナログ信号をA/Dコンバータ34
に出力する。A/Dコンバータ34はそのアナログ信号
をデジタル変換し、データに変換する。
【0082】そのデータはプリアンブル拡散符号検出装
置35、逆拡散装置36♯1、36♯2、36♯3、36
4に入力される。プリアンブル符号検出装置35はバ
ーカーコードを検出し、バーカーコードデータを拡散符
号同期確立装置37に出力する。
【0083】拡散符号同期確立装置37はプリアンブル
ブロック13に基づいて同期信号を生成する。その同期
信号は情報伝送拡散符号発生装置38♯1、38♯2、3
8♯ 3、38♯4に入力される。
【0084】情報伝送拡散符号発生装置38♯1、38
2、38♯3、38♯4は情報伝送拡散符号データを発
生し、情報伝送拡散符号データを逆拡散装置36♯1
36♯2、36♯3、36♯4に出力する。逆拡散装置3
6♯1、36♯2、36♯3、36♯4は論理積を演算する
機能を有する。
【0085】逆拡散装置36♯1、36♯2、36♯3
36♯4は論理積データC♯1×C♯1、C♯2×C♯2
C♯3×C♯3、C♯4×C♯4をそれぞれ出力する。1フ
レーム15の情報シンボル17はj=511であるの
で、511個の論理積データC♯ 1×C♯1、C♯2×C
2、C♯3×C♯3、C♯4×C♯4が出力される。
【0086】この論理積データC♯1×C♯1、C♯2×
C♯2、C♯3×C♯3、C♯4×C♯4はそれぞれ積分回
路42♯1、42♯2、42♯3、42♯4に入力される。
その各積分回路42♯1、42♯2、42♯3、42♯4
論理積データC♯1×C♯1、C♯2×C♯2、C♯3×C
3、C♯4×C♯4に基づき積分して積分信号を出力す
る。
【0087】その各積分信号は積分値比較装置43に入
力されている。積分値比較装置43にはテーブルが準備
され、そのテーブルには2ビットデータと積分ピーク値
との対応がつけられている。
【0088】2ビットデータ「00」は積分ピーク値P
1に対応され、2ビットデータ「01」は積分ピーク値
P2に対応され、2ビットデータ「10」は積分ピーク
値P3に対応され、2ビットデータ「11」は積分ピー
ク値P4に対応され、積分値比較装置43は入力された
積分信号のピーク値がピーク値P1〜P4のいずれかに
よって、そのピーク値に対応する2ビットデータをデー
タ復調装置44に出力する。データ復調装置44は2ビ
ットデータの符号の「+」、「−」を判別し、符号を含
めて3ビット一組のデータを上位アプリケーション層4
1に出力する。
【0089】図6に示す基地局1のパケットCDMA送
信装置6と図7に示す移動局♯1とを用いれば、基地局
1から移動局♯1へのダウンリンクの際、一度に12倍
の情報を移動局♯1へ送信でき、より一層高速伝送が実
現可能である。従って、1シンボル1ビット変調方式の
場合、6132ビットの情報を基地局1から移動局♯1
に送信できることになる。 (パケットCDMA送信装置6の第3の構成例)図8は
パケットCDMA送信装置6の第三の構成例を示す説明
図であって、ここでは、図9に示すプリアンブルブロッ
ク13に「+」、「−」の変調をかけて、プリアンブル
ブロックに各移動局♯1、♯5〜♯Nに共通のデータを
送信することにしたものである。
【0090】ここでは、パケットCDMA送信装置6は
セル情報記憶装置45を有する。セル情報記憶装置45
にはセル2内の各移動局♯1、♯5〜♯Nの情報伝送拡
散符号発生装置を制御する制御情報とRF・IF回路3
3の周波数を制御する制御情報とが記憶されている。プ
リアンブル拡散符号発生装置27のプリアンブルブロッ
ク13の各バーカーコードは拡散符号反転装置46に入
力され、拡散符号反転装置46はセル情報記憶装置45
の制御情報に基づいてプリアンブルブロック13の各バ
ーカーコードを符号反転し、拡散符号選択装置28に出
力する。
【0091】拡散符号選択装置28はフレーム制御装置
29の制御に基づき図9に示す1フレーム15を形成
し、この1フレーム15からなるデータが変調されて、
セル内送受信アンテナ12から基地局1のセル2内の各
移動局♯1、♯5〜♯Nにダウンリンクされる。その他
の構成は図6に示すパケットCDMA送信装置6の構成
と同一であるので、その詳細な説明は省略する。
【0092】なお、ここでは、セル情報記憶装置45、
拡散符号反転装置46を図6に示すパケットCDMA送
信装置6に設ける構成としたが、セル情報記憶装置4
5、拡散符号反転装置46を図4に示すパケットCDM
A送信装置6に設ける構成としても良い (移動局♯1の第3の構成例)図10は移動局♯1の受
信装置の第三の構成例のブロック回路図であって、プリ
アンブルブロック13のバーカーコードの極性(+、
−)を判定するための相関ピーク極性判定回路47とセ
ル情報判定回路48とを備える構成としたものであり、
その他の構成は図7に示す移動局♯1の受信装置の構成
と同一であるので、その詳細な説明は省略することに
し、異なる部分についてのみ説明する。
【0093】プリアンブル拡散符号検出装置35はプリ
アンブルブロック13の検出出力を拡散符号同期確立装
置37に出力すると共に、相関ピーク極性判定回路47
に出力する。相関ピーク極性判定回路47はバーカーコ
ードの極性が「+」か「−」かを判定し、その判定結果
をセル情報判定回路48に出力する。セル情報判定回路
48はその「+」、「−」の判定結果に基づき基地局1
のセル情報記憶装置45からどのような制御情報が送ら
れて来たかを判定する。
【0094】ここでは、セル情報判定回路48は情報伝
送拡散符号発生装置38♯1〜38♯4とRF・IF回路
33とにこれらを制御する制御情報を出力するので、情
報伝送拡散符号発生装置38♯1〜38♯4とRF・IF
回路33とはこれらの制御情報に基づいて制御される。
【0095】この図8に示すパケットCDMA送信装置
6と図10に示す移動局♯1との構成によれば、情報の
伝送に未使用のプリアンブルブロック13を利用して、
各移動局に共通の情報を伝送できるので、それだけ情報
伝送の利用効率を向上させることができる。 (移動局♯1の送信装置の第1の構成例)移動局♯1
は、ここでは、図11に示すように、データー分配装置
49、情報伝送拡散符号発生装置50、プリアンブル拡
散符号発生装置51、フレーム構成制御装置52、拡散
符号合成装置53、拡散符号選択装置54、D/Aコン
バーター55を有する。
【0096】上位アプリケーション層41はデータ分配
装置49にデータを出力する。データ分配装置49は♯
1チャンネルと♯2チャンネルとを使ってデータを二分
割する役割を果たす。前段部分のデータは情報伝送拡散
符号発生装置50♯1に入力され、後段部分のデータは
情報伝送拡散符号発生装置50♯2に入力される。
【0097】情報伝送拡散符号発生装置50♯1は図1
2(a)に示す情報伝送拡散符号データC’♯1を1シ
ンボル毎に生成し、情報伝送拡散符号発生装置50♯2
は図12(b)に示す情報伝送拡散符号データC’♯2
を1シンボル毎に生成する。これらの情報拡散符号信号
C’♯1、C’♯2は拡散符号合成装置53に入力され、
拡散符号合成装置53は情報伝送拡散符号データC’♯
1、C’♯2の算術加算して511シンボルの情報ブロッ
ク20を構成するための算術加算データSUMj(j=
1、2、…、511)を出力する。
【0098】プリアンブル拡散符号発生装置51は図3
に示すプリアンブルブロック19の情報シンボル21を
生成する。その情報シンボル21を構成する信号は算術
加算信号SUMjと共に拡散符号選択装置54に入力さ
れる。拡散符号選択装置54はフレーム構成制御装置5
2によってプリアンブルブロック19のデータと情報ブ
ロック20のデータとからなる1フレーム18(図3参
照)を形成する。この1フレーム18は、16チップ単
位の同一符号の繰り返しからなる近似同期CDMA信号
である。
【0099】その1フレーム18を構成するデータはD
/Aコンバータ55に入力され、D/Aコンバータ55
は1フレーム18を構成する近似同期CDMAデータを
デジタルアナログ変換し、そのアナログ信号はRF・I
F回路33によって変調され、送信・受信アンテナ32
から基地局1に送信(アップリンク)される。 (基地局1のAS−CDMA受信装置7の第1の構成
例)図13は図11に示す移動局♯1に対応するAS−
CDMA受信装置7♯1のブロック図である。
【0100】ここでは、AS−CDMA受信装置7はプ
リアンブル拡散符号検出装置56、拡散符号同期確立装
置57、情報伝送拡散符号発生装置58♯1、58♯2
逆拡散装置59♯1、59♯2、データ復調装置60
1、60♯2、データ合成装置61を有する。
【0101】プリアンブル拡散符号検出装置56、拡散
符号同期確立装置57、情報伝送拡散符号発生装置58
1、58♯2、逆拡散装置59♯1、59♯2、データ復
調装置60♯1、60♯2、データ合成装置61の機能
は、図5に示すプリアンブル拡散符号検出装置35、拡
散符号同期確立装置37、情報伝送拡散符号発生装置3
8♯1、38♯2、逆拡散装置36♯1、36♯2、データ
復調装置39♯1、39♯2、データ合成装置40の機能
と同一であり、移動局♯1から二分割されて同時に送信
されたデータがそのデータ合成装置61によって一つに
まとめられてデータフロー制御装置3に出力されること
になる。 (移動局♯2の送信装置の第2の構成例)図14は移動
局♯1の送信装置の第2の構成例を示すブロック図であ
る。ここでは、情報伝送拡散符号発生装置62♯1〜6
2♯4、拡散符号選択装置63を備え、4チャンネルを
使って同時に移動局♯1から基地局1に情報をアップリ
ンクできるようにしたものであり、上位アプリケーショ
ン層41から出力されたデータは4分割されて、4分割
された各分割データには、拡散符号選択装置63によっ
て情報伝送拡散符号発生装置62♯1〜62♯4が発生す
る情報伝送拡散符号が割り当てられる。
【0102】拡散符号選択装置53には情報伝送拡散符
号発生装置62♯1〜62♯4から出力される情報伝送拡
散符号データと上位アプリケーション層41から出力さ
れるデータとに基づいて情報伝送拡散符号データを拡散
符号選択装置54に出力し、拡散符号選択装置54はフ
レーム構成制御装置52に基づきプリアンブルブロック
データ19のデータと情報ブロック部データ20のデー
タとを合成して、1フレーム18を構成し、1フレーム
18のデータをD/Aコンバータ55に出力し、D/A
コンバータ55はその1フレーム18のデータをアナロ
グ信号に変換し、そのアナログ信号はRF・IF回路3
3により変調されて、基地局1に向けて送信(アップリ
ンク)される。
【0103】この図14に示す移動局♯1の送信装置に
よれば、4チャンネルを使って情報が一度に伝送される
ことになる。 (基地局1のAS−受信装置7の第2の構成例)図15
はこの基地局1のAS−CDMA受信装置7♯1の第2
の構成を示すブロック図であって、図14に示す移動局
♯1の送信装置から送信された1フレーム18のデータ
を受信するためのものである。
【0104】この図15に示すAS−CDMA受信装置
7♯1の構成要素において、図13に示すAS−CDM
A受信装置7♯1の構成要素と同一構成要素については
同一符号を付して詳細な説明を省略し、異なる部分につ
いてのみ説明することとする。
【0105】図15に示すAS−CDMA受信装置7♯
1は、積分回路63♯1〜63♯4、積分値比較装置6
4、データ復調装置65を有する。
【0106】この積分回路63♯1〜63♯4、積分値比
較装置64、データ復調装置65の機能は図7に示す積
分回路42♯1〜42♯4、積分値比較装置43、データ
復調装置44の機能と同一であり、移動局♯1から4チ
ャンネルを用いて送信されたデータは、データ復調装置
65によって一つにまとめられて、データフロー制御装
置3に出力される。 (基地局1の変形例)この図16に示す基地局1の変形
例では、基地局1の基地局間の無線通信に、図1に示す
OFDM送信装置4♯i、OFDM受信装置5♯iの代わ
りに、パケットSS−CDMA送信装置66♯i、パケ
ットSS−CDMA受信装置66’♯iを用いる構成と
したもので、その他の構成要素は図1に示す構成要素と
同一であるので、同一構成要素に同一符号を付してその
詳細な説明は省略する。 (発明の実施の形態2) (基地局1の送受信装置の構成例)図17(a)に示す
ように、基地局1に対して移動局♯1、♯2、♯3が同
時に送信している場合について考える。移動局♯2は移
動局♯1よりも基地局1からもっとも遠い位置であるセ
ル半径rの距離にあるものとし、移動局♯3は基地局1
の近傍にあるものとし、移動局♯1は移動局♯2と基地
局1との間の中間位置(セル半径の1/2)にあるもの
とする。
【0107】この場合、基地局1と移動局♯3との間で
は、その距離がほぼ0であるので、伝搬による遅延時間
は無視することができる。すなわち、基地局1は移動局
♯3の送信と同時に情報を受信することになる。これに
対して、移動局♯1は基地局1からr/2の位置にある
ので、基地局1は移動局♯1からの送信をτ1だけ遅れ
て受信することになる。移動局♯2は基地局1からrの
位置にあるので、基地局1は移動局♯2からの送信をτ
2(2τ1)だけ遅れて受信することになる。
【0108】従って、基地局1から各移動局♯1〜♯3
に同時に通信(ダウンリンク)を行ったとしても、各移
動局♯1〜♯3から戻って来る1フレーム18の先頭F
が、アップリンクの際に、図17(b)に示すようにそ
れぞれずれることになる。
【0109】アップリンクの際に、各移動局♯1〜♯3
の1フレーム18の先頭Fがずれていると、基地局1が
時間管理をするのが難しい。
【0110】そこで、図18に示すように、基地局1の
各AS−CDMA受信装置7♯iを構成する。このAS
−CDMA受信装置7♯iはアップリンク受信装置6
7、受信相関装置68、受信タイミング検出装置69、
最適時間算出装置70、送信タイミング制御情報埋め込
み装置71を有する。ダウンリンク送信装置6はここで
はパケットCDMA送信装置であり、各移動局♯iに共
通に用いられる。
【0111】基地局1から移動局♯i、例えば、移動局
♯1にまず送信(ダウンリンク)すると、時間τ1だけ
遅れて移動局♯1がその情報を受信し、基地局1は移動
局♯1から送信(アップリンク)された情報をτ1だけ
遅れて受信する。その情報は、A/Dコンバータ72に
よりアナログデジタル変換され、TDD切り替えスイッ
チ72、分配器8を介してアップリンク受信装置67、
受信相関装置68に入力される。アップリンク受信装置
67は、例えば、プリアンブル拡散符号検出装置56、
拡散符号同期確立装置57、情報伝送拡散符号発生装置
58♯1、58♯2、逆拡散装置59♯1、59♯2、デー
タ復調装置60♯1、60♯2、データ合成装置61を備
え、移動局♯1から送信されたデータを復調する役割を
果たす。
【0112】受信相関装置68は例えば相関を検出する
マッチドフィルタから構成され、受信相関装置は、デー
タの相関を検出し、その相関信号が受信タイミング検出
装置69に入力される。受信タイミング検出装置69は
相関信号に基づき基地局1と移動局♯1との間の遅延時
間2τ1を演算し、最適時間算出装置70に出力する。
【0113】最適時間算出装置70は遅延時間2τ1に
基づいて基地局1が希望する最も適した時間を演算し、
送信タイミング制御情報埋め込み装置71に出力する。
【0114】ここで、送信タイミング制御情報とは、移
動局♯1の送信タイミングを制御するための制御情報で
ある。その送信タイミング制御情報埋め込み装置71は
ダウンリンク送信装置6にチップレベルの送信タイミン
グ制御情報を出力する。ダウンリンク送信装置6は例え
ば図2に示すバーカーコード13にチップレベルのタイ
ミング制御情報が埋め込まれた1フレーム15からなる
データを形成する。その1フレーム15からなるデータ
はTDD切り替えスイッチ9を介してD/Aコンバータ
30に出力され、D/Aコンバータ30はそのデータを
アナログ変換し、周波数変調されて、移動局♯iにダウ
ンリンクされる。
【0115】なお、近似同期CDMA(AS−CDM
A)では、1ビットを構成する「AAAA」又は「−A
−A−A−A」のデータ列の最先頭の符号「A」又は
「−A」の前に最後尾の符号「A」又は「−A」を付加
し、かつ、1ビットを構成する「AAAA」又は「−A
−A−A−A」のデータ列の最後尾の符号「A」又は
「−A」の後に最先頭の符号「A」又は「−A」を付加
して、図17(c)に示す情報シンボルを構成してデー
タを伝送することにより、遅延時間の差異による混信が
起こらないようにしている。 (移動局♯iの送受信装置の構成例)図19は図18に
示す基地局1の送受信装置に対応する移動局♯i、例え
ば、移動局♯1の送受信装置の構成を示すものである。
この図19に示す移動局♯1は送信タイミング制御情報
抽出装置73を備えており、RF・IF検出回路33、
A/Dコンバータ34、プリアンブル検出回路35、情
報伝送拡散符号発生装置38♯i、逆拡散装置36♯
1、積分回路42♯1、データ復調装置44は図5に示
す構成のものと同一である。
【0116】データ復調装置44から出力されるデータ
には、送信タイミング制御情報が埋め込まれており、送
信タイミング制御情報抽出装置73はそのデータに埋め
込まれている送信タイミング制御情報を抽出する役割を
果たす。
【0117】その送信タイミング制御情報抽出装置73
はアップリンク送信装置74にその送信タイミング制御
情報を出力し、アップリンク送信装置74はその送信タ
イミング制御情報により上位アプリケーションから送信
されたデータを送信する。そのアップリンク送信装置7
4から出力されたデータはD/Aコンバータ75により
アナログ変換され、RF・IF回路33により周波数変
調され、基地局1に送信される。
【0118】この発明の実施の形態によれば、移動局♯
iの基地局1に対する距離の差に基づく遅延時間τを、
送信タイミング制御情報に基づき補正するものであるの
で、各移動局♯iの基地局1からの距離の相異に基づく
1フレーム18の先頭Fのずれを防止でき、基地局1の
時間に各移動局♯iの時間を合わせることができる。
【0119】従って、各チャネル♯1〜チャネル♯Nの
情報を同時に算術加算して送信する際に便利である。 (発明の実施の形態3)基地局1から移動局♯iまでの
伝搬経路には各種の障害物があり、基地局1から周波数
fの搬送波に載せて情報を送信したとしても、移動局♯
iでは周波数誤差成分が混じり、周波数f+Δfの搬送
波が到来する。この周波数f+Δfの誤差成分が混じっ
た状態で受信すると、各移動局間で混信が生じるおそれ
がある。
【0120】例えば、図20(a)に示すように、基地
局で周波数fでかつ位相φ=0で送信したとしても、角
速度ω(2π/f)が誤差Δωによりずれるために、図
20(b)に示すように移動局♯iの受信の際に位相差
φで受信されることになる。このため、移動局♯iで基
地局1からの送信を受信したときに混信が生じる。
【0121】なお、その図20において、Reは実軸を
示し、Imは虚軸を示し、Beは回転ベクトルを示す。
【0122】図21はこの混信を回避するための移動局
♯iの発明の実施の形態3のブロック回路図である。
【0123】図21に示す移動局♯iは、図5に示す移
動局♯iと同様のプリアンブル拡散符号検出装置35、
拡散符号同期確立装置37、情報伝送拡散符号発生装置
38を備えている。プリアンブル拡散符号検出装置35
はプリアンブル拡散符号としてのバーカーコード13を
検出し、拡散符号同期確立装置37と相関ピーク判定回
路76とにバーカーコードデータを出力する。
【0124】拡散符号同期確立装置37はバーカーコー
ドに基づき同期信号を生成し、情報伝送拡散符号発生装
置38♯1は同期信号に基づき情報伝送拡散符号を発生
し、情報伝送拡散符号データを逆拡散装置36♯iに出
力する。
【0125】相関ピーク判定回路76はバーカーコード
に基づきバーカーコードの時間間隔の変化を検出し、時
間間隔の変化により周波数誤差Δf(角速度ωの誤差Δ
ω)が求められる。ここでは、バーカーコードは10シ
ンボルであるので、10個の回転ベクトルBeが得ら
れ、この回転ベクトルBeの位相から誤差Δωが算出さ
れる。
【0126】その相関ピーク判定回路76の出力は絶対
位相検出回路77に入力され、絶対位相検出回路77は
絶対位相φと周波数誤差とを検出し、絶対位相検出回路
77の出力は位相補正回路78とデータ復調装置39と
に入力される。逆拡散装置36♯1は算術加算データS
UMjと情報伝送拡散符号発生装置38♯1の情報伝送拡
散符号データC’♯1との論理積データを生成し、その
論理積データを位相補正回路78に出力する。
【0127】位相補正回路78は周波数のずれを絶対位
相検出回路77に基づき補正を行い、その周波数補正後
の論理積データをデータ復調装置39に出力し、データ
復調装置39は絶対位相検出回路77の出力により座標
変換情報を用いてデータを復調し、その復調データは上
位アプリケーション41に出力される。
【0128】この発明の実施の形態によれば、周波数誤
差がある場合であっても、混信を防止することができ
る。
【0129】なお、この無線通信ネットワークシステム
を構成する基本システムの諸元は以下の通りである。 アクセス方式/全二重方式…SS−CDMA/TDD ダウンリンク …パケットCDMA方式 アップリンク …近似同期CDMA セル半径 …約150m 周波数帯 …2.45GHz ISMバンド 帯域 …26MHz(RCR−STD33による) 目標チャンネル数/伝送速度…24チャネル/64Kbps(1セル当たり)
【0130】
【発明の効果】請求項1ないし請求項8に記載の発明に
よれば、基地局間を無線により回線を確立することがで
きるので、基地局の配置のフレキシビリティが向上し、
もって低コストの通信網を構築することができる。
【0131】請求項請求項9ないし請求項11に記載の
発明によれば、伝送速度が向上する。
【0132】請求項12に記載の発明によれば、近似同
期CDMAをショートコードのマッチドフィルタとスラ
イディング相関器とによって構成でき、低消費電力化が
可能である。
【0133】請求項13に記載の発明によれば、伝送効
率の向上を図ることができる。
【0134】請求項14に記載の発明によれば、復調効
率を向上させるため、伝送に必要なEb/N0を低減す
ることが可能である。
【0135】請求項15、請求項16に記載の発明によ
れば、ダウンリンクにアップリンクのタイミング制御情
報を埋め込み、アップリンクの送信タイミングを制御で
きるので、近似同期CDMAの近似同期期間の短縮を図
ることが可能で、伝送速度の向上、チャンネル数の増大
を見込むことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態1に係わる基地局のブロ
ック図である。
【図2】 ダウンリンクに使用するパケットCDMAの
1フレームのフォーマットを示す図である。
【図3】 アップリンクに使用する近似同期CDMAの
1フレームのフォーマットを示す図である。
【図4】 図1に示すパケットCDMA送信装置の第1
の構成例を示すブロック図である。
【図5】 図4に示すパケットCDMA送信装置に対応
する移動局の受信装置の構成例を示すブロック図であ
る。
【図6】 図1に示すパケットCDMA送信装置の第2
の構成例を示すブロック図である。
【図7】 図6に示すパケットCDMA送信装置に対応
する移動局の受信装置の構成例を示すブロック図であ
る。
【図8】 図1に示すパケットCDMA送信装置の第3
の構成例を示すブロック図である。
【図9】 図8に示すパケットCDMA送信装置に用い
るパケットCDMAの1フレームのフォーマットを示す
図である。
【図10】 図8に示すパケットCDMA送信装置に対
応する移動局の受信装置の構成例を示す図である。
【図11】 移動局の送信装置の第1の構成例を示すブ
ロック図である。
【図12】 アップリンクの際に使用する情報伝送拡散
符号データの一例を示す図であって、(a)は一の情報
伝送拡散符号データの一例を示し、(b)はその一の情
報伝送拡散符号データとは異なる情報伝送拡散符号デー
タを示す。
【図13】 図11に示す移動局の送信装置に対応する
基地局1のAS−CDMA受信装置の構成例を示すブロ
ック図である。
【図14】 移動局の送信装置の第2の構成例を示すブ
ロック図である。
【図15】 図14に示す移動局の送信装置に対応する
基地局1のAS−CDMA受信装置の構成例を示すブロ
ック図である。
【図16】 図1に示す基地局の変形例を示すブロック
図である。
【図17】 基地局と移動局との通信の際の伝搬遅延時
間の説明図であって、(a)は基地局に対する移動局の
位置を模式的に示す図であり、(b)は移動局から送信
された近似同期CDMAのフレームの先頭のずれを示す
説明図、(c)はデータ列の一例を示す図である。
【図18】 基地局と移動局との伝搬遅延時間に関する
問題を解消するための基地局の送受信装置の構成例を示
すブロック図である。
【図19】 図18に示す基地局の送受信装置に対応す
る移動局の送受信装置の構成例を示すブロック図であ
る。
【図20】 周波数誤差に伴う回転ベクトルの説明図で
あり、(a)は基地局の回転ベクトルの位相の説明図で
あり、(b)は受信装置の回転ベクトルの位相の説明図
である。
【図21】 周波数誤差に伴う混信を回避するための移
動局の受信装置の構成例を示すブロック図である。
【符号の説明】
1…基地局 3…データフロー制御装置 4…OFDM送信装置 5…OFDM受信装置 6…パケットCDMA送信装置 7…AS−CDMA受信装置 ♯i(i=1、2、…、N)…移動局
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成13年11月20日(2001.11.
20)
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図1
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】
【手続補正2】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図7
【補正方法】変更
【補正内容】
【図7】
【手続補正3】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図10
【補正方法】変更
【補正内容】
【図10】
【手続補正4】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図14
【補正方法】変更
【補正内容】
【図14】
【手続補正5】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図15
【補正方法】変更
【補正内容】
【図15】
【手続補正6】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図16
【補正方法】変更
【補正内容】
【図16】
【手続補正7】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図17
【補正方法】変更
【補正内容】
【図17】
【手続補正8】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図18
【補正方法】変更
【補正内容】
【図18】
【手続補正9】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図21
【補正方法】変更
【補正内容】
【図21】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04Q 7/24 7/26 7/30 Fターム(参考) 5K022 DD01 DD21 DD31 EE01 EE21 EE31 5K067 AA42 CC10 DD25 DD57 EE02 EE10 EE23 GG01 GG11

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の基地局と複数の移動局とからなる
    セルラー方式の無線通信ネットワークシステムにおい
    て、 前記基地局間を無線通信によって接続することを特徴と
    する無線通信ネットワークシステム。
  2. 【請求項2】 前記基地局間を接続するための無線通信
    方式がOFDMによる通信方式であることを特徴とする
    請求項1に記載の無線ネットワークシステム。
  3. 【請求項3】 前記基地局間を接続するための無線通信
    方式がAS−CDMAによる通信方式であることを特徴
    とする請求項1に記載の無線通信ネットワークシステ
    ム。
  4. 【請求項4】 前記基地局と前記移動局との通信がパケ
    ットCDMAであることを特徴とする請求項1に記載の
    無線通信ネットワークシステム。
  5. 【請求項5】前記パケットCDMAによる通信方式のパ
    ケットは、その一フレームがバーカーコードからなるプ
    リアンブルブロックと互いに直交するM系列コードから
    なる情報ブロックとからなることを特徴とする請求項2
    又は請求項3に記載の無線通信ネットワークシステム。
  6. 【請求項6】 前記基地局間と前記移動局間との通信
    は、ダウンリンク及びアップリンク共にマルチコード伝
    送方式であることを特徴とする請求項1ないし請求項5
    のいずれか1項に記載の無線通信ネットワークシステ
    ム。
  7. 【請求項7】 前記マルチコード伝送方式は、送信の際
    にデータを複数の異なる直交拡散符号に割り当て、各直
    交符号が割り当てられたデータを同時に合成して1個の
    情報ブロックを構成し、プリアンブルブロックの後に前
    記情報ブロックを接続して1フレームを構成してなるこ
    とを特徴とする請求項6に記載の無線通信ネットワーク
    システム。
  8. 【請求項8】 前記マルチコード伝送方式は、受信の際
    に前記プリアンブルの検出によって前記情報ブロックを
    検出し、該情報ブロックに含まれる各拡散符号の同期確
    立後に前記拡散符号を逆拡散し、各拡散符号に基づくデ
    ータを復調して各データを合成することにより全体のデ
    ータを復調とすることを特徴とする請求項7に記載の無
    線通信ネットワークシステム。
  9. 【請求項9】 前記基地局と前記移動局との通信が、ダ
    ウンリンク、アップリンク共にM−aray伝送方式である
    ことを特徴とする請求項1ないし請求項5のいずれか1
    項に記載の無線通信ネットワークシステム。
  10. 【請求項10】 前記M−aray伝送方式は、送信の際に
    データを分割して各データごとに直交拡散符号を割り当
    て、各拡散符号を時間順に選択して合成することによっ
    て情報ブロックを構成し、当該情報ブロックをプリアン
    ブルブロックの後に接続して1フレームを構成してなる
    ことを特徴とする請求項9に記載の無線通信ネットワー
    クシステム。
  11. 【請求項11】 前記M−aray伝送方式は、受信の際に
    前記プリアンブルの検出によって前記情報ブロックを検
    出し、該情報ブロックに含まれる各拡散符号の同期確立
    後に、同期信号に基づいて使用する拡散符号の個数に相
    当する個数の逆拡散符号を発生させて、前記情報ブロッ
    クに含まれる各拡散符号を逆拡散させた後、積分回路を
    通して、各積分回路の積分値を比較することによりデー
    タを復調することを特徴とする請求項10に記載の無線
    通信ネットワークシステム。
  12. 【請求項12】 前記基地局と前記移動局との通信は、
    アップリンクの際に、パケット構成の近似同期CDMA
    方式を用い、前記パケットは同期ブロックと情報ブロッ
    クとを順に並べた1フレームからなり、前記情報ブロッ
    クは近似同期CDMA符号であることを特徴とする請求
    項1ないし請求項4のいずれか1項に記載の無線通信ネ
    ットワークシステム。
  13. 【請求項13】 前記基地局と前記移動局との通信は、
    ダウンリンクの際に、プリアンブル部に位相情報をの
    せ、該位相情報によって前記セル情報を提供することを
    特徴とする請求項12に記載の無線通信ネットワークシ
    ステム。
  14. 【請求項14】 前記基地局と前記移動局との通信は、
    ダウンリンクの際に、前記プリアンブル部の位相情報を
    基準位相として絶対位相を検出し、逆拡散後の位相補正
    と周波数オフセット補正とを行って、絶対同期検波によ
    り前記データの復調を行うことを特徴とする請求項13
    に記載の無線通信ネットワークシステム。
  15. 【請求項15】 前記基地局はその受信部でアップリン
    クの相関をとり、その後に受信タイミングを検出し、該
    受信タイミングが最適になる時間を算出し、最適時間を
    タイミング制御情報としてダウンリンクのフレームに埋
    め込んで送信することを特徴とする請求項1ないし請求
    項14のいずれか1項に記載の無線通信ネットワークシ
    ステム。
  16. 【請求項16】 前記移動局は、ダウンリンクの受信部
    でプリアンブル拡散符号を検出して拡散符号の同期を確
    立し、次いで拡散符号を逆拡散した後、積分回路を通し
    てデータを復調し、その後に受信フレームに埋め込まれ
    た送信タイミング制御情報を抽出し、該送信タイミング
    制御情報に基づいて逆拡散符号のチップタイミングを制
    御してアップリンクとして送信することを特徴とする請
    求項15に記載の無線通信ネットワークシステム。
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