JP3966422B2 - スペクトラム拡散通信方式の移動体通信システムで使用される受信回路、受信方法 - Google Patents

スペクトラム拡散通信方式の移動体通信システムで使用される受信回路、受信方法 Download PDF

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本発明は、車両、船舶、航空機その他の移動体に搭載されたり、人によって持ち運ばれるスペクトラム拡散通信装置に搭載され、CDMA方式の移動通信システムの無線回線に対するアクセスに供されるスペクトラム拡散通信方式の移動体通信システムで使用される受信回路および受信方法に関する。
従来、移動通信の分野では、通信形態、通信内容、サービス対象その他の相違に応じて種々のシステムが構築され、さらに、新たな技術の適用に関する研究・開発が盛んに行われている。
このような技術の中でも、伝送情報により搬送波信号をディジタル変調して生成された一次被変調波信号に所定の時系列の拡散符号を乗算することにより、その信号の周波数スペクトラムを拡散して送信し、受信側で受信波と同じ系列の拡散符号を用いて相関検出を行うことにより一次被変調波信号を復元するCDMA(Code Division Multiple Access) 通信方式は、秘話性に富み、無線伝送路における周波数選択性フェージングその他の変動や干渉・妨害の影響を受け難い特性を有し、かつランダムアクセス通信方式として適合性を有するために、有望な多元接続方式として移動通信システムに適用する検討が行われている。
特開昭55−38776号公報 特開昭63−14598号公報
ところで、このような移動通信システムの移動局では、音声による通話サービスを提供することを目的として構成されているために、通話と並行してファクシミリの端末装置やデータ端末を介して通信を行うことはできず、このように通話と並行した通信を行うためには、その通信内容に適応した端末に接続された移動局装置を別途用いなければならなかった。
本発明は、小規模の回路を用いて並行して複数の通信を行うことができるスペクトラム拡散通信方式の移動体通信システムで使用される受信回路および受信方法を提供することを目的とする。
図1は、本発明の原理ブロック図である。
本発明は、アンテナの送受信共用を行うアンテナ共用手段11と、伝送情報により単一の搬送波信号を個別に変調する変調手段121 、122 と、急峻な自己相関特性を有し、かつ符号系列の相互相関が小さな拡散符号を個別に生成する符号発生手段131 〜134 と、変調された個々の搬送波信号の周波数スペクトラムをそれぞれ符号発生手段131 、132 によって生成された拡散符号により拡散し、アンテナ共用手段11を介して送信する拡散処理手段141 、142 と、アンテナ共用手段11を介して得られる受信波に含まれる拡散符号の成分に符号発生手段133 、134 を位相同期させる同期手段15と、受信波の周波数スペクトラムをそれぞれ符号発生手段133 、134 によって生成された拡散符号により逆拡散する逆拡散処理手段161 、162 と、逆拡散処理手段161 、162 によって逆拡散された受信波を個別に復調し、これらの受信波に含まれる伝送情報を復元する復調手段171 、172 とを備えたことを特徴とする。
受信処理部は、符号発生手段133、符号発生手段134、逆拡散処理手段161、逆拡散処理手段162に対応する。
(作用)
本発明では、変調手段121 、拡散処理手段141 、逆拡散処理手段161 および復調手段171 を介して形成される通信路より多くの通信路が要求されているときに、拡散処理手段142 は、符号発生手段132 が生成した拡散符号により、変調手段122 が伝送情報により変調した搬送波信号の周波数スペクトラムを拡散してアンテナ共用手段11を介して送信する。さらに、逆拡散処理手段162 は、符号発生手段134 が同期手段15の同期制御の下で受信波の拡散符号の成分と位相同期させて出力する拡散符号により、受信波の周波数スペクトラムを逆拡散する。復調手段172 は、このようにして逆拡散された受信波を復調して伝送情報を復元する。これにより、特定の通信相手からの通信量に応じた通信路の設定が可能となる。
すなわち、変調手段122 、符号発生手段132、134、拡散処理手段142 、逆拡散処理手段162 および復調手段172 は、それぞれ変調手段121 、符号発生手段131 、133 、拡散処理手段141 、逆拡散処理手段161 および復調手段171 を介してアクセスされる無線チャネルと並行して、そのチャネルと異なる無線チャネルを介する通信路を形成するが、これらの各手段は移動局装置内で共用されるアンテナ共用手段11、同期手段15その他に比べて小規模かつ実装面積が小さな回路で構成できるので、移動局に対する小型化および軽量化の要求を満足しつつ同時に複数の通信を行うことができる。
以上説明したように、本発明では、特定の通信相手からの通信量に応じて複数の拡散符号による拡散処理を行うことにより、複数の通信路の信号の受信処理が可能となる。さらに、特定の通信相手から複数の通信路が並行して形成された場合に複数の拡散符号により複数の逆拡散を行うとともに、1つの通信路が形成された場合には1つの拡散符号により逆拡散することにより、通信路が1つの場合でも複数の場合でも状況に応じた受信処理を行うことができる。
以下、図面に基づいて本発明の実施例について詳細に説明する。
図2は、本発明の一実施例を示す図である。
図において、制御部21の端末側の入出力は、送受話器に接続され、かつ所定の接栓を介してファクシミリ端末、計算機その他のデータ端末に接続される。制御部21の音声出力は音声コーデック(CODEC)22S および変調器(MOD)231 を介して乗算器241 の一方の入力に接続され、その出力は周波数変換器251 および電力増幅器261 を介してハイブリッド(H)27の一方の入力に接続される。ハイブリッド27の出力はアンテナ共用器(DUP)28の送信入力端子に接続され、そのアンテナ端子はアンテナ29に接続される。制御部21の一方のデータ出力は、音声コーデック22S の出力と変調器231 の入力との接続点に直結される。制御部21の他方のデータ出力は、変調器(MOD)232 を介して乗算器242 の一方の入力に接続され、その出力は周波数変換器252 および電力増幅器262 を介してハイブリッド27の他方の入力に接続される。変調器231 、232 の搬送波信号入力には発振器30の出力が接続され、周波数変換器251 、252 の局発入力には発振器31の出力が接続される。制御部21の送信制御出力は、電力増幅器261 、262 の制御入力に接続される。アンテナ共用器28の受信出力端子は、受信部32および同期部33を介して乗算器341 、342 の一方の入力に接続される。乗算器341 の出力は、検波部351 の検波入力および同期制御部36の入力に接続される。検波部351 の出力は制御部21の一方のデータ入力と音声コーデック(CODEC)22R の入力とに接続され、その出力は制御部21の音声入力に接続される。乗算器342 の出力は検波部352 の検波入力に接続され、その出力は制御部21の他方のデータ入力に接続される。同期制御部36の一方の出力は検波部351 の同期入力に接続され、同期制御部36の他方の出力は検波部352 の同期入力に接続される。制御部21の2つのチャネル設定出力はそれぞれ拡散パターン発生部371 、372 の制御入力に接続される。拡散パターン発生部371 の出力は乗算器241 、341 の他方の入力および同期部33の一方の帰還入力に接続され、拡散パターン発生部372 の出力は乗算器242 、342 の他方の入力および同期部33の他方の帰還入力に接続される。同期部33の2つの同期制御出力は、それぞれ拡散パターン発生部371 、372 の同期入力に接続される。
なお、本実施例と図1に示すブロック図との対応関係については、ハイブリッド27およびアンテナ共用器28はアンテナ共用手段11に対応し、変調器23は変調手段12に対応し、拡散パターン発生部37は符号発生手段13に対応し、乗算器24、周波数変換器25、電力増幅器26および発振器31は拡散処理手段14に対応し、受信部32および同期部33は同期手段15に対応し、乗算器34は逆拡散手段16に対応し、検波部35および同期部36は復調手段17に対応する。
図3は、本実施例を適用した移動通信システムの構成例を示す図である。
図において、本実施例を適用した移動局411、412はCDMA通信方式の無線回線を介して基地局42に接続され、その基地局は公衆通信網に接続される。 図4は、本実施例の動作を説明する図である。
以下、図2〜図4を参照して本実施例の動作を説明する。
移動局411 の制御部21は、メモリ上に予め記憶された無線ゾーンの構成に基づいて制御用無線チャネルに対応する拡散パターンを生成することを拡散パターン発生部371 に指令し、上述した一方のデータ出力および一方のデータ入力を介して基地局42によって制御される制御用無線チャネルにアクセスする。
このような制御用無線チャネルに対するアクセスでは、変調器231 は発振器30から出力される搬送波信号を制御部21から出力される制御情報により変調して一次被変調波信号を生成する。乗算器241 は、拡散パターン発生部371 から出力される拡散パターンと上述した一次被変調波信号とを乗算してその信号の周波数スペクトラムを拡散する。周波数変換器251 はこのようにして乗算器241 から出力される信号と発振器31から出力される局発信号とを乗算して周波数変換処理を行い、電力増幅器261 はこのような処理により得られる送信波を所定の電力に増幅し、ハイブリッド27、アンテナ共用器28およびアンテナ29を介して基地局42に送信する。
さらに、制御用無線チャネルの受信波は、アンテナ29およびアンテナ共用器28を介して受信部32に与えられる。受信部32では、受信波のレベル変動分を補正する自動利得制御回路(AGC)と、受信波の占有帯域幅に受信帯域を合致させる自動周波数制御回路(AFC)との制御の下で受信波を抽出する。同期部33では、所定の方式による同期捕捉回路と遅延ロックトラッキング法による同期保持回路(DLL)とを含み、これらの回路は受信部32によって抽出された受信波に含まれる拡散パターンの成分に拡散パターン371、372から出力される拡散パターンを位相同期させ、かつその同期状態を保持する。乗算器341 は、このようにして拡散パターン発生部371 から出力される拡散パターンに基づいて、受信波に乗算器241 と反対の逆拡散処理を施す。
同期制御部36では、搬送波再生回路(CR)は、このような逆拡散処理により得られた信号に所定の信号処理を施して変調波成分、雑音その他の不要波成分を充分に抑圧した基準搬送波信号を生成する。さらに、クロック再生回路(BTR)は、受信波に含まれる制御情報に同期したクロックを再生する。検波部351 は、このような基準搬送波信号とクロックとに基づいて上述した逆拡散処理により得られた信号を検波し、基地局42から送信された制御情報を復元して制御部21に与える。
制御部21は、このようにして制御用無線チャネルにアクセスすることにより基地局42と対向で自局の入出圏その他に応じた所定の制御動作を行うが、例えば、移動局411 が発信して移動局412 と通話を開始するまでの過程では、移動局411 の制御部21は操作者が行う操作に応じて基地局42に着信先の移動局412 を示す発呼信号を送信する(図4(1))。基地局42は、その発呼信号に含まれる各情報に応じて所定の呼処理を行い、通話路を設定する際に空いている通話用の無線チャネル(図5(1))を捕捉し、そのチャネルに対応した拡散符号の識別情報P1 を示すチャネル指定信号を移動局411 に送信する(図4(2))。
移動局411 では、制御部21は、このような識別情報に応じた拡散符号を生成することを拡散パターン発生部371 に指令する。すなわち、送受話器から与えられる上り音声信号については、制御部21、音声コーデック22S 、変調器231 、乗算器241 、周波数変換器251 、電力増幅器261 、ハイブリッド27、アンテナ共用器28およびアンテナ29を介する伝送路が形成され、かつ基地局42から移動局411 に伝送される下り音声信号については、アンテナ29、アンテナ共用器28、受信部32、同期部33、乗算器341 、検波部351 、音声コーデック22R および制御部21を介する伝送路が形成されるので、基地局42との間を結ぶ通話用無線チャネルが確定する(図4(3))。
一方、基地局42は、移動局411 からの発信呼に応じて所定の呼処理手順にしたがって通話用のチャネル(図5(2))を捕捉し、そのチャネルに対応した拡散パターンの識別情報P2 と着信先の移動局の識別番号とを示す着呼信号を送信する(図4(3))。移動局412 では、制御部21は、移動局411 の制御部21と同様にして制御用無線チャネルにアクセスして上述した着呼信号を受信し、その信号の内容を解析することにより自局に対する着信呼を認識すると、基地局42に着呼応答信号を送信し(図4(5))、かつ着呼信号に含まれる識別情報P2 に応じた拡散符号を生成することを拡散パターン発生部371 に指令する。
このようにして移動局412 では、基地局42との間を結ぶ通話用無線チャネルが確定し(図4(6))、基地局42を介して移動局411 との間に通信路が形成される。移動局411 、412 では、制御部21は、それぞれ所定のタイミングで電力増幅器261 の出力を断続制御することにより、上述した通話用無線チャネル上で基地局42と交互に送信を行う時分割複信(TDD)方式により通話が行われる。
基地局42は、通話中には、自局に対して至近距離にある点に移動局411 が移動したことを通話用無線チャネルの受信電界レベルに応じて認識し、そのチャネルを介して移動局411 に送信電力を低減することを要求する電力制御指令を送信する。移動局411 では、制御部21が第一のデータ入力を介してこのような指令を取り込んで認識すると、電力増幅器261 に出力電力を低減することを指令する。このようにして電力増幅器261 からアンテナ29側に給電される送信波の電力が低減されるので、基地局42では移動局411 の移動に応じて大きなレベルの受信波が到来することに起因して生じる感度抑圧が回避される。
また、上述したように音声による通話を開始する移動局の制御部21では、メモリ上に予め記憶された無線ゾーンの構成に基づいて制御用の無線チャネルに対応する拡散パターンを生成することを拡散パターン発生部372 に指令し、上述した他方のデータ出力および他方のデータ入力を介して基地局42によって制御される制御用無線チャネルにアクセスする。
このような制御用無線チャネルにアクセスする場合には、参照番号の添え番号として「1 」が付与された各構成要素に代えて同じ参照番号に添え番号として「2 」が付与されたものが同様の動作を行い、かつ添え番号が付与されていない参照番号で示す各構成要素が併用されるので、ここではこのような各部の基本的な動作については説明を省略する。
制御部21は、このようにして制御用無線チャネルにアクセスすることにより基地局42と対向で通話中に自局に生起する呼に応じた所定の制御動作を行うが、例えば、公衆通信網から着信先を移動局411 とするファクシミリの着信呼があった場合には、基地局42はその呼に応じて空の通話用無線チャネル(図5(3))を捕捉してそのチャネルに対応した拡散パターンの識別情報P3 と着信先の移動局の識別番号とを示す着呼信号を送信する(図4(4))。移動局411 の制御部21は、このような着呼信号に含まれる識別番号を解析することにより自局に対する着信呼を認識すると基地局42に着呼応答信号を送信し(図4(5))、かつその着呼信号に含まれる識別情報P3 に応じた拡散符号を生成することを拡散パターン発生部372 に指令するので、移動局411 と公衆通信網との間には、基地局42を介する通信路が形成される(図4(6))。
このようにして音声による通話中にファクシミリ着信呼に対する通信路が並行して設定された状態では、制御部21は、ファクシミリ端末から与えられる信号を変調器232 に転送し、反対に検波部352 から出力されるディジタル信号をファクシミリ端末に与える。さらに、制御部21は、第一の呼に割り付けられた通話用無線チャネルと同様にして第二の呼に割り付けられた通話用無線チャネルでも、電力増幅器262 の出力を断続して時
分割複信(TDD)方式による通話を実現し、かつ基地局42から受信される電力制御指令に応じて電力増幅器261 、262 の出力レベルを連動で可変制御する。
このように本実施例によれば、音声による通話専用に構成された移動局装置に一次変調を行う変調器、拡散処理を行う乗算器、拡散パターン発生部、周波数変換器、電力増幅器、逆拡散処理を行う乗算器および一次被変調波信号を復元する検波部のように小規模の回路を付加し、かつアンテナ系、無線チャネルの送受信系、同期制御系および送信周波数を決定する発振器のように回路規模が大きかったり、大きな実装スペースを要する回路を共用することにより、同時に複数の呼について並行して通信路を形成することが可能となる。
すなわち、移動局装置に本来的に要求される軽量化や小型化の要求を満足しつつ、例えば、音声による通話とファクシミリ端末その他のデータ端末を用いたデータ通信とを並行して行ったり、複数のデータ端末を用いたデータ通信を並行して行うことができるので、着信先の移動局が通話中であるために不完了呼が生起する確率が低減され、かつ移動局側では、従来例のように通話を中断しなくてもファクシミリ端末その他を用いて所望の着信先に対するデータ伝送を行うことができる。
なお、本実施例では、通話中にファクシミリ呼が生起した場合を示したが、本発明は、このような呼に限定されず、例えば、パーソナルコンピュータその他のデータ端末にかかわる発信呼や着信呼が生起した場合にも、制御部21がその呼にかかわる呼処理を並行して行うことが可能であれば同様にして適用できる。
また、本実施例では、所定の通信制御手順にしたがって基地局から指定された拡散パターンにしたがって移動局に通話用無線チャネルの割り付けが行われているが、本発明は、このような方式に限定されず、例えば、移動局は予め複数の拡散パターンが割り付けられ、これらの拡散パターンの内、空いているものを適宜選択することにより、その選択された拡散パターンに対応した無線チャネルにアクセスする場合にも同様にして適用可能である。
さらに、本実施例では、変調器231 、232 が行う変調処理の方式については何も規定していないが、本発明は、上述したように小規模の回路を付加し、かつ大規模の回路や大きな実装スペースを要する回路を共用することにより複数の呼について並行した通話状態が実現できるならば、どのような方式を用いてもよい。また、スペクトラム拡散方式については、同様にして移動局装置に対する本来的な要求が満足されるならば、例えば、直接拡散方式、周波数ホッピング方式、時間ホッピング方式およびこれらの組合せによるハイブリッド方式も適用可能である。
本発明の原理ブロック図である。 本発明の一実施例を示す図である。 本実施例を適用した移動通信システムの構成例を示す図である。 本実施例の動作を説明する図である。 拡散パターンの割り付けを説明する図である。
符号の説明
11 アンテナ共用手段
12 変調手段
13 符号発生手段
14 拡散処理手段
15 同期手段
16 逆拡散処理手段
17 復調手段
21 制御部
22 音声コーデック(CODEC)
23 変調器(MOD)
24,34 乗算器
25 周波数変換器
26 電力増幅器
27 ハイブリッド(H)
28 アンテナ共用器(DUP)
29 アンテナ
30,31 発振器
32 受信部
33 同期部
35 検波部
36 同期制御部
37 拡散パターン発生部
41 移動局
42 基地局

Claims (2)

  1. 送信側で拡散処理を施され、無線チャネルを介して受信した信号に逆拡散処理を施すスペクトラム拡散通信方式の移動体通信システムで使用される受信回路において、
    1の前記送信側から送られる、第一の通信のために1の拡散符号を使用した1の無線チャネルを介して信号を受信する場合には、前記1の拡散符号に対応する拡散符号により逆拡散を施すとともに、前記1の送信側から送られる、前記第一の通信中に第二の通信の要求により、前記1の無線チャネルに追加して前記1の拡散符号とは異なる別の拡散符号を使用した別の無線チャネルを介して信号を受信する場合には、前記複数の拡散符号に対応する拡散符号により逆拡散を施す受信処理部を設けたこと
    を特徴とする受信回路。
  2. 送信側で拡散処理を施され、無線チャネルを介して受信した信号に逆拡散処理を施すスペクトラム拡散通信方式の移動体通信システムで使用される受信方法において、
    1の前記送信側から送られる、第一の通信のために1の拡散符号を使用した1の無線チャネルを介して信号を受信する場合には、前記1の拡散符号に対応する拡散符号により逆拡散を施すとともに、前記1の送信側から送られる、前記第一の通信中に第二の通信の要求により、前記1の無線チャネルに追加して前記1の拡散符号とは異なる別の拡散符号を使用した別の無線チャネルを介して信号を受信する場合には、前記複数の拡散符号に対応する拡散符号により逆拡散を施すこと
    を特徴とする受信方法。
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