JP2002251225A - ソフトウエアのライセンスシステム - Google Patents

ソフトウエアのライセンスシステム

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JP2002251225A
JP2002251225A JP2001378747A JP2001378747A JP2002251225A JP 2002251225 A JP2002251225 A JP 2002251225A JP 2001378747 A JP2001378747 A JP 2001378747A JP 2001378747 A JP2001378747 A JP 2001378747A JP 2002251225 A JP2002251225 A JP 2002251225A
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Kagemoto Toyama
景基 遠山
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AMBITION Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ソフトウエアライセンスの選択肢を拡大
して同じソフトウエアであっても多様なユーザニーズに
応えることができ、またユーザに使用許諾されたソフト
ウエアの不正な複製を無くせるソフトウエアライセンス
付与技術の提供。 【解決手段】 ライセンス管理サーバマシン3が、使用
許諾対象のソフトウエアについて使用許諾可能な機能、
期間回数等を含むライセンスメニューをアプリケーショ
ン情報データベース3cに蓄積しており、ユーザ端末4は
インターネット網5を介してアクセス可能である。この
マシン3は、ユーザ端末4の合意選択に基づき使用許諾す
る機能、期間回数等を含むパスを作成し、ユーザ端末4
へ送信する。ユーザ端末4ではそのパスに含まれる機
能、期間回数等に応じて稼働許否の命令データを使用許
諾対象のソフトウエアに送出し、該パスの使用許諾内容
で当該ソフトウエアを使用できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、通信回線を介して
相互接続可能な端末間で行うソフトウエアのライセンス
付与技術に関する。
【0002】
【発明の背景】パーソナルコンピュータや、携帯電話、
PDA等の携帯情報通信端末で利用されるソフトウエア
は、これらのハードウエアにプレインストールしてある
例や、CD−ROM等の記録媒体に格納してパッケージ
販売する例のように、ユーザに対してそのソフトウエア
全体について一括ライセンスを与える方法が一般化され
ている。このライセンス方法によれば、ライセンスを受
けたユーザは、該ハードウエアや記録媒体に格納されて
いるソフトウエアに付属する全てを永久的に利用でき
る。
【0003】ところがその一方で、基本的な機能だけで
十分であるにも拘わらず不必要な機能までもが半ば強制
的にライセンス対象、即ち購入せざるを得ず理不尽であ
る、という一括ライセンスのあり方自体に対する疑問が
ユーザから多く投げかけられていることも事実である。
また、ソフトウエアの供給者にとっても、特にパッケー
ジ販売による一括ライセンスの場合にはソフトウエアが
不正に複製され易い、という問題もあるが、これも未解
決のままである。
【0004】ところで、近年ASP(Application Serv
ice Provider)サービスが注目されている。ASPサー
ビスは、ユーザが相応の対価の支払いを条件にサービス
利用権を得て、そのサービス利用権を行使して目的のデ
ータ処理をASPサーバに実行させ、通信回線を通じて
処理結果データをユーザ端末で受け取るサービスであ
り、いわばソフトウエア機能の外注サービスといえるも
のである。従って、このサービスはソフトウエア自体の
ライセンスとは異質のものである。そしてこのASPサ
ービスを利用すれば、ユーザは目的のソフトウエアを購
入しなくても、同じソフトウエアによって目的の処理結
果データをユーザ端末で受け取ることが可能であり、ソ
フトウエアの供給者にとってもソフトウエアが無制限に
不正に複製されないため合理的であるが、処理内容はA
SPサーバで実行可能な処理範囲に制約されるため、必
ずしも様々なユーザのニーズに応えきれない問題や、処
理結果データのデータ量が大きい場合には通信回線を通
じてのデータの受け取りに長時間を要するといった問題
がある。これらのことを考えると、やはりユーザ自身が
ソフトウエアのライセンスを受けた上で当該ソフトウエ
アを所有し、自己のハードウエアでそれを使用できる方
が結論としては何かと都合がよい。
【0005】以上のような従来のソフトウエアライセン
スやASPサービスの諸問題を解決すべくなされたのが
本発明である。即ち、本発明の目的は、ソフトウエアラ
イセンスを前提としつつその選択肢を拡大し、同じソフ
トウエアであっても多様なユーザニーズに応えることの
できるソフトウエアのライセンス付与技術を提供するこ
とにある。
【0006】また、本発明の他の目的は、ユーザに使用
許諾されたソフトウエアの不正な複製を無くすことがで
きるソフトウエアのライセンス付与技術を提供すること
にある。
【0007】
【課題を解決するための手段】そして、上記目的を達成
すべく本発明は、使用許諾対象のソフトウエアについて
使用許諾可能な機能、期間回数等を含むライセンスメニ
ューを蓄積するライセンス端末と、ライセンスメニュー
に対して通信回線を介してアクセス可能なユーザ端末
と、を備え、ユーザ端末の合意選択に基づいて使用許諾
する機能、期間回数等を含むパスをライセンス端末が作
成してユーザ端末へ送信すると、ユーザ端末では、受信
したパスに含まれる機能、期間回数等に応じて稼働許否
の命令データを使用許諾対象のソフトウエアへ送出し
て、ライセンス端末によって作成されたパスの使用許諾
内容で当該ソフトウエアを使用できるようになるソフト
ウエアのライセンスシステムを提供する。
【0008】このライセンスシステムでは、ライセンス
端末が使用許諾対象のソフトウエアについて使用許諾可
能な機能、期間回数等を含むライセンスメニューを蓄積
しており、このライセンスメニューに対してユーザ端末
が通信回線を介してアクセス可能となっている。従っ
て、ユーザ端末では、使用許諾対象のソフトウエアにつ
いて必要な機能、期間回数等だけをライセンスメニュー
から合意選択することができる。そのライセンスメニュ
ーに含まれる使用許諾可能な内容としては、内容的要素
と時間的要素に大別でき、ライセンス端末ではこれらを
任意に組み合わせて多彩な内容でライセンス条件を設定
できるから、ユーザの選択肢を拡大することができる。
内容的要素としては、使用許諾対象のソフトウエア全体
又は当該ソフトウエアの基本機能、当該ソフトウエアに
付属する他の機能、当該ソフトウエアのバージョンアッ
プソフト、当該ソフトウエアで使用可能な部品図、図
柄、絵柄等のイメージデータや楽曲データ等のコンテン
ツ等を設定することができる。また、時間的要素として
は、例えば時間無制限の永久、使用可能なカレンダー上
の期間を定めるカレンダー期間、使用可能な合計時間を
定める使用合計時間、使用可能な合計回数を定める使用
合計回数等を設定することができる。
【0009】そして、ユーザ端末によって合意選択がな
されると、ライセンス端末は、使用許諾する機能、期間
回数等を含むパスを作成してユーザ端末へ送信し、ユー
ザ端末では受信したパスに含まれる機能、期間回数等に
応じて稼働許否の命令データをソフトウエアへ送出し
て、ライセンス端末によって作成されるパスの使用許諾
内容でソフトウエアを使用できるようになる。従って、
ユーザの立場からすれば、自己の必要性に応じてカスタ
マイズしたソフトウエアを所有して当該ユーザ端末で自
由に使用できる。またソフトウエアの供給者の立場から
すれば、使用許諾を与えたユーザが他のユーザ端末でソ
フトウエアを稼働しようとしても、当該他のユーザ端末
には当該ソフトウエアを稼働許否の命令データを送出す
るためのパスが存在しないので、当該他のユーザ端末で
のソフトウエアの複製を防止できる。
【0010】こうしたライセンスシステムについては様
々な態様で実施可能である。例えば、上記ライセンスシ
ステムでは、CD−ROM等の記録媒体に格納されてお
りユーザ端末にインストールするソフトウエアであって
も、通信回線を通じてユーザ端末にダウンロードしてか
らインストールするソフトウエアの何れであっても適用
できる。また、上記ライセンスシステムを実施するに際
しては、予め利用制限を掛けてあるソフトウエアをユー
ザ端末にインストールした後に上記ライセンスシステム
を実施して既許諾項目について利用制限を解除するよう
にしてもよいし、上記ライセンスシステムの実施後に既
許諾項目についてだけユーザ端末でインストールできる
ようにすることもできる。さらに、上記ライセンスシス
テムは、“ユーザ端末”としてのパーソナルコンピュー
タやPDA、携帯電話等といったライセンス端末と通信
可能な端末機器で利用可能なソフトウエアについて適用
することができる。
【0011】また本発明は、上記目的を達成すべく、上
述のライセンスシステムについても適用できるソフトウ
エアのライセンス端末と、ユーザ端末と、コンピュータ
プログラムと、記録媒体を提供する。まず、そのライセ
ンス端末として、本発明は、使用許諾対象のソフトウエ
アについて使用許諾可能な機能、期間回数等を含むライ
センスメニューを蓄積する手段と、通信回線を介して接
続するユーザ端末の合意選択に基づいて使用許諾する機
能、期間回数等を含むパスを作成する手段と、通信回線
を介してユーザ端末に対してパスを送信する手段と、を
備えるソフトウエアのライセンス端末を提供する。
【0012】また、本発明による上記コンピュータプロ
グラムは、使用許諾対象のソフトウエアを使用するユー
ザ端末と通信回線を介して接続可能となっており前記ソ
フトウエアについて使用許諾可能な機能、期間回数等を
含むライセンスメニューを蓄積するライセンス端末の制
御手段によって、処理a;前記ソフトウエアに関するラ
イセンスメニューをユーザ端末へ送信する処理,処理
b;ユーザ端末がライセンスメニューの中から合意選択
した機能、期間回数等を含む合意選択データを受信し、
当該合意選択データに基づいて前記ソフトウエアについ
て使用許諾する機能、利用期間等を含むパスを作成する
処理,処理c;パスをユーザ端末に送信する処理を実行
するコンピュータプログラムとして構成したものであ
る。
【0013】そして、上記記録媒体は、そのコンピュー
タプログラムを格納するコンピュータ読取り可能な記録
媒体として構成したものである。
【0014】さらに、本発明による上記ユーザ端末は、
使用許諾対象のソフトウエアについて使用許諾可能な機
能、期間回数等を含むライセンスメニューを蓄積するラ
イセンス端末と通信回線を介して接続する手段と、ライ
センスメニューの中から合意選択した機能、期間回数等
を含むパスをライセンス端末から受信する手段と、受信
したパスに含まれる機能、期間回数等に応じて稼働許否
の命令データを前記ソフトウエアへ送出する手段と、を
備えるものとして構成してある。
【0015】また、本発明による上記コンピュータプロ
グラムは、使用許諾対象のソフトウエアについて使用許
諾可能な機能、期間回数等を含むライセンスメニューを
蓄積するライセンス端末と通信回線を介して接続可能と
なっているユーザ端末の制御手段によって、以下の処理
a;ライセンスメニューの中から合意選択した機能、期
間回数等を含む合意選択データを作成する処理,処理
b;当該合意選択データに基づいて前記ソフトウエアに
ついて使用許諾する機能、利用期間等を含むパスをライ
センス端末から受信し、受信したパスに含まれる機能、
期間回数等に応じて稼働許否の命令データを前記ソフト
ウエアへ送出する処理を実行するコンピュータプログラ
ムとして構成したものである。
【0016】そして、上記記録媒体は、そのコンピュー
タプログラムを格納するコンピュータ読取り可能な記録
媒体として構成したものである。
【0017】ところで、上述した本発明のライセンスシ
ステムについては、ユーザ端末に付与したパスが機能、
期間回数等の使用許諾内容について現在の有効性を示す
パス状態データを含んでおり、ライセンス端末は、ユー
ザ端末から受信したパスのパス状態データが“有効”で
ある場合に、当該ユーザ端末の合意選択に基づいて既に
使用許諾した機能、期間回数等とその使用許諾内容につ
いての現在の有効性を示すパス状態データとを含み当該
ユーザ端末とは別の他のユーザ端末へ移動可能なポータ
ブルパスを作成して当該ユーザ端末へ送信し、前記他の
ユーザ端末では、当該ユーザ端末から移動されたポータ
ブルパスに基づいて前記ユーザ端末で使用許諾済みのソ
フトウエアと同じソフトウエアを使用できるようになっ
ているものとして構成することができる。
【0018】これによれば、使用許諾されたソフトウエ
アを利用できるユーザ端末が一台に制限されることはな
く、同じソフトウエアを他のユーザ端末で利用できる。
従って、ユーザ端末に不具合が生じたような場合であっ
ても、他のユーザ端末へソフトウエアを合法的に気兼ね
なく移動させることができる。
【0019】そして、この場合、ユーザ端末では、ポー
タブルパスの受信と共にパスのパス状態データを“移動
中”に変更して、稼働禁止の命令データを使用許諾済み
のソフトウエアに対して送出し当該ソフトウエアを使用
できなくなるようにしたものである。
【0020】従って、ユーザ端末と他のユーザ端末で同
じソフトウエアの並行使用を防止できるから、ソフトウ
エアの供給者からすれば、ソフトウエアの無制限な複製
を防止できるメリットがある。
【0021】また、上記ライセンスシステムについて
は、ライセンス端末は、他のユーザ端末から受信したポ
ータブルパスのパス状態データが“移動中”である場合
に、新規パスを作成して他のユーザ端末へ送信し、他の
ユーザ端末では、当該新規パスに含まれる機能、期間回
数等に応じて稼働命令データを前記ソフトウエアに送出
して当該ソフトウエアを使用できるようになっているも
のとして構成できる。
【0022】これによれば、ライセンス端末においてポ
ータブルパスのパス状態データを判別することで、他の
ユーザ端末でソフトウエアの使用を許可してもよいか否
かを確認することができる。即ち、ポータブルパスのパ
ス状態データが“移動中”であれば、当初ユーザ端末に
付与したパスが有効、即ちライセンスが有効であること
を意味するので、当該他のユーザ端末でソフトウエアを
使用してよい条件を満たし、他のユーザ端末で当該ソフ
トウエアを使用できるようになる。一方、“移動中”以
外の場合には、当該他のユーザ端末でソフトウエアを使
用してよい条件を満たさず、ソフトウエアの稼働を適切
に禁止できる。
【0023】そして、この場合、他のユーザ端末は、新
規パスの受信と共にポータブルパスのパス状態データを
“無効”に変更して、当該ポータブルパスを無効化する
ようになっているものとして構成できる。
【0024】このように他のユーザ端末でポータブルパ
スを無効化しておけば、このポータブルパスの再利用に
よる更に別のユーザ端末でソフトウエアを使用すること
を防止することができる。
【0025】以上のような本発明のライセンスシステム
等で行う処理は、各端末に備える中央演算処理装置(C
PU)等の制御手段によって実行されるソフトウエア
(後述するライセンス管理プログラム、ライセンスコン
トローラ、ライセンスマネージャ等)によって制御さ
れ、実行される。
【0026】
【発明の実施の形態】以下、本発明によるソフトウエア
のライセンスシステム、ライセンス端末、ユーザ端末、
ソフトウエアの記録媒体の一実施形態について、図面を
参照しつつ説明する。
【0027】1 ライセンスシステムの概要: 本例の
ライセンスシステムは、図1で示すように、ユーザにソ
フトウエアを供給する複数の供給者端末1,2と、“ラ
イセンス端末”としてのライセンス管理サーバマシン3
と、パーソナルコンピュータであるユーザ端末4と、が
インターネット網6を通じて相互に接続可能として構成
されている環境で実施される。従って、この実施形態で
は、ソフトウエアのライセンスをライセンス管理サーバ
マシン3で統合して行うことができるので、ソフトウエ
アの供給者にとって便利であり、ユーザにとっても複数
の供給者から提供されるソフトウエアについて本例のラ
イセンスシステムを利用でき選択の幅が大きく広がるメ
リットがある。
【0028】1.1 供給者端末1,2の構成: 供給
者端末1,2は、ソフトウエアのメーカーや販売者等の
供給者が自己の管理の下に運営するクライアントマシン
で、ライセンス管理サーバマシン3にアクセスして、そ
こに蓄積されているライセンスメニューの作成・更新等
を行う。この作成・更新等は、供給者端末1,2の図示
せぬ制御手段としてのCPUにより実行されるライセン
スメニューマネージャ1aによって行われる(図6参
照)。なおこれらの供給者端末1,2には、ソフトウエ
アをユーザ端末4にダウンロードするftpサーバを備
えるようにしておいてもよい。
【0029】1.2 ライセンス管理サーバマシン3の
構成: ライセンス管理サーバマシン3は、本例のライ
センスシステムの中核を担うもので、図示せぬ制御手段
としてのCPUによって実行されるライセンス管理プロ
グラム3aが、備え付けのユーザアカウントデータベー
ス3bとアプリケーション情報データベース3cにアク
セスしたり、供給者端末1,2やユーザ端末4との通信
制御を実行するようになっている。
【0030】ユーザアカウントデータベース3bには、
図2で示すような「ユーザアカウント」が蓄積されてお
り、上述のライセンス管理プログラム3aによって書込
み・読出し等が管理される。ユーザアカウントには、ユ
ーザ毎に「ユーザID(UserID))」が登録されていて、
各ユーザIDには、「ユーザデータ(UserInfo))」と
「ライセンスデータ(License))」が蓄積されている。ユ
ーザデータはユーザ登録の際にユーザ自身が入力する情
報で、「氏名」「住所」「電話番号」「電子メールアド
レス」クレジットカード番号等の「課金情報」といった
データが蓄積される。ライセンスデータには、ユーザ毎
に使用許諾されているソフトウエア(ソフトウエア全
体、ソフトウエアの部分的な機能プログラム、ソフトウ
エアで利用可能なイメージデータ,楽曲データ等のコン
テンツを含む)を特定するための「アプリケーションI
D(AppID))」が列挙され、そのアプリケーションID毎
に「ライセンスベース(LicenseBase))」と「ライセンス
バリデティ(LicenseValidity))」が蓄積されている。
【0031】ライセンスベースには、アプリケーション
IDに対応するソフトウエアについてのライセンス条件
に関するデータが含まれている。即ち、図3で示すよう
に「ライセンス取得日時」「パス発行規定(購入時とパ
ス更新時における発行条件に関する規定)」「仮パス期
間回数(ライセンスの時間的要素(例えば、時間無制限
で使用可能な“永久”、使用可能なカレンダー上の期間
に従う“カレンダー期間”、使用可能な合計時間に従う
“使用合計時間”、使用可能な合計回数の範囲に従う
“使用合計回数”))」、仮パス期間回数と同内容の
「パス期間回数」が含まれている。なお、図3の仮パス
期間回数に付されている「×」はデータを記入する必要
がない場合に空欄であることを示す不使用項目を意味す
る記号である。
【0032】また、ライセンスバリデティには、アプリ
ケーションID毎の現在のライセンス状況に関するデー
タが含まれている。即ち、図4で示す「ライセンス残
量」「ライセンス状況」「パス状態」の各データであ
る。このうち、ライセンス残量は、当該アプリケーショ
ンIDに付与される使用許諾が“永久”の場合には
「×」、“カレンダー期間”の場合には開始日時と終了
日時、“使用合計時間”の場合には残量時間、“使用合
計回数”の場合には残存回数によってデータが構成され
る。また、ライセンス状況は、課金の履行に応じてライ
センスが有効であるか否かのデータによって構成され
る。そして、パス状態には“有効”“無効”“移動中”
の何れかのデータが記録される。
【0033】以上のようにライセンス管理サーバマシン
3は、ライセンス管理プログラム3aがユーザアカウン
トデータベース3bにアクセスすることで、ユーザ毎に
(ユーザID)、どのアプリケーションについて(アプ
リケーションID)、どのようなライセンス条件でライ
センスされており(ライセンスベース)、そのライセン
スが現在どのような状況にあるか(ライセンスバリデテ
ィ)を、即座に検出できるようになっている。
【0034】アプリケーション情報データベース3cに
は、図5で示すような使用許諾対象のソフトウエアにつ
いてのライセンス条件に関する情報が蓄積されている。
具体的には、各「アプリケーションID(AppID))」毎に
「ライセンスメニュー(LicenseMenu))」が登録されてい
る。この登録は上述したように、供給者端末1,2がイ
ンターネット網を通じてライセンス管理サーバマシン3
にアクセスして行うが、その際には同じソフトウエア
(例えばアプリケーションIDに“a”が含まれている
“a−1”“a−2”)であっても、その使用許諾する
内容(“a−1”は機能プログラム、“a−2”はイメ
ージデータ等のコンテンツ)に応じて複数のライセンス
メニューを登録できる。また、同じソフトウエアでその
使用許諾する内容が同じであっても(例えば“c−1”
と“c−1”)、使用許諾する時間的要素(上の“c−
1”は永久、下の“c−1”はカレンダー期間)に応じ
複数のライセンスメニューを登録することもできる。こ
のようにしてあるのは、同じソフトウエアであっても、
あくまでソフトウエア全体の使用許諾を欲するユーザ
や、ソフトウエアの部分的な機能プログラムについてだ
け使用許諾を欲するユーザや所定期間で使用できればよ
いユーザ等、様々なユーザニーズに応じて多彩なライセ
ンスメニューを提供するためである。図5のライセンス
メニューに含まれる「ライセンス条件名」は、使用許諾
対象のソフトウエアについてのライセンス条件(内容)
を区別する名称である。「ライセンス期間回数」は、ラ
イセンスの時間的要素を示すデータで、アプリケーショ
ンID毎に“永久”“カレンダー期間”“使用合計時
間”“使用合計回数”の別がソフトウエアの供給者によ
って設定されている。「ライセンス対価」は金額であ
り、その支払方法である「課金方法」もソフトウエアの
供給者が選択的に設定できるようにしてある。そして、
「パス発行規定」では、「購入時規定」として購入時に
発行されるパスの種類を規定しており、「パス更新時規
定」として課金状況に応じてパスの更新をどのように処
理するかを規定している。また、パス発行規定に含まれ
る「仮パス期間回数」や「パス期間回数」は、ライセン
スバリデティの更新時およびパス更新時にライセンスバ
リデティのライセンス残量とパスのパス残量をどのよう
に加減するかを規定するものである。
【0035】1.3 ユーザ端末4の構成: 図1のユ
ーザ端末4はパーソナルコンピュータである。ユーザ端
末4には、本例のライセンスシステムを実施するのに必
要なライセンスコントローラ4aとライセンスマネージ
ャ4bの二つのモジュール構成とされた本発明の「コン
ピュータプログラム」としてのライセンス実行プログラ
ムを備えている。このライセンス実行プログラムは、供
給者端末1,2やライセンス管理サーバマシン3からイ
ンターネット網5を通じてユーザ端末4へダウンロード
してインストールしたり、またはCD−ROM等の記録
媒体からインストールしたりして、ユーザ端末4に備わ
ることになり、図示せぬ制御手段であるCPUによって
実行される。ライセンスコントローラ4aは、ユーザ端
末4で使用される使用許諾対象のソフトウエアに対する
インターフェイス等として機能するプログラムで、後述
するパスに含まれる機能、期間回数等に応じて稼働許否
の命令データを作成してソフトウエアに対して送出し、
当該ソフトウエアはそれに応じて動作が制御される。ラ
イセンスマネージャ4bは、ユーザやライセンス管理サ
ーバマシン3に対するインターフェイスとして機能する
プログラムで、ライセンス管理サーバマシン3によって
作成・送信されるパスを受信したり、ライセンス管理サ
ーバマシン3から送信されてくるライセンスメニューを
ディスプレイ等の出力装置Mを介してユーザに表示する
動作を制御する。
【0036】2 ライセンスシステムによる各種処理の
説明; 上述のように概略構成されるライセンスシステ
ムで行われる各種処理を説明する。
【0037】2.1 使用許諾対象のソフトウエアのラ
イセンスメニューへの登録(図6); この実施形態に
係るライセンスシステムを実施するためには、先ずソフ
トウエアの供給者が、使用許諾対象のソフトウエアにつ
いてライセンスメニューを作成して登録しておく必要が
ある。その処理は、供給者端末1,2で実行されるライ
センスメニューマネージャ1aによって行われる。即
ち、図6で示すように、供給者端末1でライセンスメニ
ューマネージャー1aの起動後に(s10)供給者がア
プリケーションIDを入力すると(s12)、ライセン
スメニューマネージャ1aは、取得したアプリケーショ
ンIDに基づいてライセンス管理サーバマシン3のアプ
リケーション情報データベース3cにアクセスし(s1
4)、当該アプリケーションIDに対応するライセンス
メニューの読込みを実行する(s16)。しかしなが
ら、新規登録の時点でライセンスメニューが未登録なの
で、供給者端末1ではライセンスメニューが表示されず
(s18)、その代わりに図5で示すライセンスメニュ
ーの各項目についてデータ入力を行う(s20)。ライ
センスメニューマネージャ1aは、データを取得すると
(s22)、ライセンスメニューを更新して(s2
4)、アプリケーション情報データベース3cに保存す
る(s26)。こうしてライセンスメニューへの新規登
録が終了するが(s28)、一度登録した内容は上記と
同様の手順を踏むことで更新できる。
【0038】2.2 使用許諾対象のソフトウエアにつ
いての使用許諾処理; 次に、ユーザが、本例のライセ
ンスシステムに基づいて使用許諾を受ける処理手順の一
例を説明する。なお、この実施形態では、使用許諾を受
ける前提として、ユーザが既に使用許諾を受けようとす
る機能プログラムを含むソフトウエア(前記ライセンス
実行プログラムを含む)をCD−ROM等の記録媒体か
らユーザ端末4にインストールしてあるが、その使用は
できない状態となっていることを前提として説明する。
また、ここで使用許諾対象とするソフトウエアの機能プ
ログラムのアプリケーションIDは“a−1”と仮定す
る。
【0039】(1)固定パスブックの読み込み(図7、
図8(a)); まず、ユーザ端末4でライセンスコン
トローラ4aとライセンスマネージャ4bのモジュール
構成としてあるライセンス管理プログラムを起動すると
(s30)、ライセンスコントローラ4aはユーザ端末
4にインストールされているソフトウエアからアプリケ
ーションID“a−1”とユーセイジデータ(UsageInf
o)を取得する。ユーセイジデータとは、本ライセンス
システムに基づいて使用許諾された内容を実際にユーザ
端末4で使用した期間回数を示すデータで、図5で示す
仮パス期間回数又はパス期間回数が“永久”の場合には
未使用、“カレンダー期間”の場合には使用済みカレン
ダー期間が、“使用合計時間”の場合には使用済み合計
時間が、“使用合計回数”の場合には使用済み合計回数
がその内容として示される。ところが、ここでは未だ本
例のライセンスシステムによって使用許諾を受けていな
いため、アプリケーションID“a−1”に対応するユ
ーセイジデータは取得できず、アプリケーションID
“a−1”だけをユーザ端末4にインストールしてある
ソフトウエアから取得することになる(s32)。
【0040】そして、ライセンスコントローラ4aは、
取得したアプリケーションID“a−1”に対応する固
定パスブックを固定パスブック記憶媒体4cから読み込
む(s34)。ここで、固定パスブックは、ユーザ端末
4に使用許諾対象のソフトウエアについて使用許諾され
ている機能、期間等を含むパスを一括して管理するもの
である(図8(a)参照)。また、固定パスブック記憶
媒体4cは、その固定パスブックを記憶する媒体で、本
例では固定パスブック記憶媒体4cとしてユーザ端末4
に備え付けのハードディスクを利用しているが、他の記
憶媒体を利用してもよい。そして、ライセンスコントロ
ーラ4aは、読み込んだ固定パスブックの有効性を判断
する(s36)。この有効性の判断は、固定パスブック
記憶媒体4cに固定パスブックが存在し、且つ、固定パ
スブック中にユーザIDが含まれている場合にだけ“有
効”と判断される。ところが、ここではまだ固定パスブ
ック記憶媒体4cに固定パスブックが記憶されておらず
読み込み不可能なため、固定パスブックは“無効”であ
ると判断される。この場合には、次にライセンスマネー
ジャ4bへ処理が移行する。
【0041】(2)固定パスブックの作成i(図9)
まずユーザが入力装置を操作して図2で示すユーザア
カウント中のユーザデータの入力を完了すると(s6
2)、ユーザ端末4のライセンスマネージャ4bは、当
該ユーザデータをインターネット網5を介してライセン
ス管理サーバマシン3へ送信する(s64,s66)。
【0042】(3)ユーザ登録(図10); すると、
ライセンス管理サーバマシン3のライセンス管理プログ
ラム3aは、受信したユーザデータに基づいてユーザI
Dを作成すると共に(s70)、ユーザIDとユーザデ
ータとを内包するユーザアカウントを作成する(s7
2)。なお、ここで作成されるユーザIDは図2で示す
ユーザID“3”であるとしておく。そして、作成した
ユーザアカウントがユーザアカウントデータベース3b
に保存されると共に(s74)、ユーザID“3”がユ
ーザ端末4へ送信される(s76)。
【0043】(4)固定パスブックの作成ii(図9)
ユーザ端末4のライセンスマネージャ4bは、ユーザ
ID“3”の受信後(s78)、これを内包する固定パ
スブックを作成して(図8(a)参照、s80)、固定
パスブック記憶媒体4cに保存する(s82)。こうし
てユーザID“3”についての固定パスブックが作成さ
れると、再度ライセンスコントローラ4aに処理が移行
する。
【0044】(5)固定パスブックの読み込み(図
7); ライセンスコントローラ4aでは、上述したの
と同様に固定パスブック記憶媒体4cから固定パスブッ
クを読み込み(s34)、その有効性を判断する(s3
6)。今度は固定パスブックが固定パスブック記憶媒体
4cに存在し、且つ、固定パスブック中にユーザID
“3”が存在するので“有効”と判断される。
【0045】(6)パスの更新(図7); 次に、ライ
センスコントローラ4aは、その固定パスブック中に、
アプリケーションID“a−1”に対応するパスが存在
するか否かを判断する(s38)。ここでは未だ当該ソ
フトウエアの機能、期間回数等について新規に使用許諾
を受けていないと仮定しているのでパスは存在しない。
従って、ライセンスコントローラ4aは、アプリケーシ
ョンID“a−1”とユーザID“3”をライセンス管
理サーバマシン3のライセンス管理プログラム3aへ送
信する(s40)。
【0046】(7)ライセンスデータの更新(図1
0); ライセンス管理プログラム3aでは、受信した
アプリケーションID“a−1”とユーザID“3”に
対応するライセンスデータをユーザアカウントデータベ
ース3bから読み出して(s88,s90)、ライセン
スデータが有効であるか否かを判断する(s92)。こ
の有効性の判断は、ユーザアカウント中にライセンスデ
ータが存在し、且つ、ライセンスデータ中のライセンス
バリデティが有効を示す値を保持している場合(図4で
示すライセンス残量が残っており、且つ、ライセンス状
況が“有効”の値を保持している場合)に限って“有
効”と判断される。ところが、ここでは新規に使用許諾
を受ける場合を説明しているので、図2で示すユーザア
カウントにライセンスデータが存在しないと仮定してい
る。従って、ライセンス管理プログラム3aは、ライセ
ンスデータが“無効”であると判断し、アプリケーショ
ンID“a−1”に対応するライセンスメニューを、ア
プリケーション情報データベース3cから読み出して
(s94)、アプリケーションID“a−1”とそのラ
イセンスメニューをユーザ端末4へ送信する(s9
6)。
【0047】(8)ユーザ合意(図9); ユーザ端末
4のライセンスマネージャ4bは、アプリケーションI
D“a−1”とライセンスメニューを受信して(s9
8)、ライセンスメニューをユーザ端末4の出力装置M
へ出力する(s100)。このとき表示されるのは、図
5で示すアプリケーションID“a−1”に対応するラ
イセンスメニューである。ユーザはこのライセンスメニ
ューを見て、その内容に合意する場合には選択すること
ができる(s102)。ライセンスマネージャ4bは、
ユーザの合意選択に基づき生成される合意選択データ
(Agreement)を取得して、アプリケーションID“a
−1”と合意選択データとをライセンス管理サーバマシ
ン3に送信する(s106)。なお、合意選択データの
中には、図5で示すライセンスメニューのライセンス条
件名、ライセンス期間回数、パス発行規定、仮パス期間
回数、パス期間回数等が含まれている。
【0048】(9)ライセンスデータの発行(図1
0); ライセンス管理プログラム3aは、受信したア
プリケーションID“a−1”に対応するライセンスメ
ニューを、アプリケーション情報データベース3cから
読み出して(s108,s110)、読み出したライセ
ンスメニューと受信した合意選択データに基づいて、図
2〜図4でユーザID“3”のアプリケーションID
“a−1”で示すようなライセンスデータを作成し(s
112)、ユーザアカウントデータベース3bに保存す
る(s114)。
【0049】(10)パスの発行(図10); 次にラ
イセンス管理プログラム3aは、先ほど作成・保存した
ライセンスデータに基づいてパスの発行を行う。このパ
スは、ライセンスデータに基づいて作成されるが(s1
16)、ライセンスデータのライセンスベースにはパス
発行規定が含まれ、アプリケーションID“a−1”に
対応する「購入時規定」によれば“仮パス”ではなく
“パス”が購入時に発行されるようになっており、「パ
ス期間回数」によればその効力はパス更新が不要な“永
久”である(図2、図3)。従って、本例では“永久”
の時間的要素を持つ“パス”が発行されて、ユーザ端末
4へ送信される(s118)。ここで作成されるパス
は、図8(a)中のパス“1”で、そこにはアプリケー
ションID“a−1”とパスバリデティが含まれてい
る。このパス“1”の送信によって、ユーザに対してア
プリケーションID“a−1”に対応する機能プログラ
ムがユーザ端末4に新規に使用許諾されたことになる。
【0050】(11)新規パスの保存(図9); ユー
ザ端末4では、ライセンスマネージャ4bがパス“1”
を受信して(s120)、これをハードディスクである
固定パスブック記憶媒体4cに保存する。これと共にパ
ス“1”はライセンスコントローラ4aに送信される。
【0051】(12)パスの検証(図7); ライセン
スコントローラ4aは、受信したパス“1”が有効であ
るか否かを判断する(s52,s54)。この有効性の
判断は、図8(a)のパス“1”についてのパス状態が
“有効”を示しており、且つ、パス残量が残っている場
合に限り“有効”と判断される。ここでパス“1”のパ
ス状態は“有効”とされ、パス残量も“−〔永久〕”と
されているから、パス“1”は有効である。従って、ラ
イセンスコントローラ4aは、パス“1”に含まれるア
プリケーションID“a−1”の稼働を許可する命令デ
ータを作成し、これをユーザ端末4にインストールされ
ているソフトウエアに対して送出する(s56)。これ
によって、当該ソフトウエアについて今まで使えなかっ
たアプリケーションID“a−1”の機能プログラムが
ユーザ端末4で使用できる。
【0052】以上でユーザ端末4によるアプリケーショ
ンID“a−1”についての使用許諾の処理手順が終了
する(s60)。なお、図8(a)の固定パスブックに
含まれるユーザID“3”のパス“2”“3”“4”に
ついても上記と同様の手順で使用許諾することができる
が、既にユーザ登録や固定パスブックの作成等を済ませ
てあるため、これらの処理を省略できる分、使用許諾の
手順が簡略化されて、手短に使用許諾を受けることがで
きる。
【0053】2.3 使用許諾対象のソフトウエアにつ
いての使用許諾の更新処理i; 以上のような手順で使
用許諾されるソフトウエアについては、例えば図5のラ
イセンスメニューのアプリケーションID“c−2”や
“e−1”のように、期間的制限や回数制限がある場合
も想定される。こうした場合に一旦使用許諾されたソフ
トウエアの更新処理(パスの更新処理)を、次に説明す
る。
【0054】この更新処理の一例として、ユーザID
“3”が、図5のライセンスメニューのアプリケーショ
ンID“e−1”について、本例のライセンスシステム
に基づいて使用許諾を受けている場合について説明す
る。ここで図5のライセンスメニューを参照すると、ア
プリケーションID“e−1”については、ライセンス
期間回数が「合計回数(10回)」となっている。ま
た、パス期間回数は「合計回数(1回)」である。従っ
て、アプリケーションID“e−1”のソフトウエアは
ユーザ端末4で1回使用される毎に、図8(a)で示す
「パスバリデティ」中の「パス残量」が無くなることに
なる。そのため、ユーザは、当該ソフトウエアを1回使
用する毎にパス“4”を更新する必要がある。以下の説
明では、既に1回アプリケーションID“e−1”に対
応するソフトウエアを使用していることを前提として説
明する。
【0055】(1)固定パスブックの読み込み(図
7); 先ず、ユーザ端末4で使用許諾を受けているソ
フトウエア“e−1”を使用すると、ライセンスコント
ローラ4aは、ソフトウエア“e−1”からユーセイジ
データとアプリケーションID“e−1”を取得してか
ら(s32)、固定パスブックを固定パスブック記憶媒
体4cから読み込み(s34)、その有効性を判断する
(s36)。ここでは図8(a)で示すように、固定パ
スブックが存在し、且つ、固定パスブック中にユーザI
Dが含まれているので“有効”と判断される。
【0056】(2)パスの更新(図7); 次に、ライ
センスコントローラ4aは、アプリケーションID“e
−1”に対応するパスの存否を判断する(s38)。こ
こでは、図8(a)で示すように、固定パスブック中に
アプリケーションID“e−1”に対応するパス“4”
が存在している。従って、ライセンスコントローラ4a
は、パス“4”を固定パスブックから抽出する(s4
2)。そして、ステップ32で予めアプリケーションI
D“e−1”に対応するソフトウエアから取得済みのユ
ーセイジデータに基づいてパス“4”の「パスバリデテ
ィ」を更新する(s44)。この更新処理は、図8
(a)で示す「パスバリデティ」中の「パス残量」の値
からユーセイジデータに示す既使用値を減少して行う。
本例では、既にアプリケーションID“e−1”に対応
するソフトウエアを1回使用しているため、この処理を
行うと「パス残量」の値はゼロ値に更新される(s4
4)。ここで一旦、ゼロ値に更新された「パス残量」を
含むパス“4”が固定パスブック記憶媒体4cに保存さ
れる(s46)。
【0057】(3)パスの検証(図7); 次にライセ
ンスコントローラ4aは、パス“4”の有効性を判断す
る(s48)。この有効性の判断は、図8(a)で示す
「パスバリデティ」の「パス残量」がゼロより大きな値
を保持しており、且つ、「パス状態」が“有効”を示し
ている場合に限り“有効”と判断される。ここでは「パ
ス状態」は“有効”であるものの、上述のように「パス
残量」がゼロ値に更新されているため、パス“4”は有
効でないと判断される。そこで、ライセンスコントロー
ラ4aは、アプリケーションID“e−1”とユーザI
D“3”をライセンス管理サーバマシン3へ送信する
(s50)。
【0058】(4)ライセンスデータの更新(図1
0); ライセンス管理サーバマシン3のライセンス管
理プログラム3aは、受信したユーザID“3”とアプ
リケーションID“e−1”に対応するライセンスデー
タをユーザアカウントデータベース3bから読み出して
(s88,s90)、ライセンスデータの有効性を判断
する(s92)。この有効性判断は、ライセンスデータ
が存在し、且つ、図4のライセンスバリデティ中の「ラ
イセンス残量」がゼロより大きな値を保有しており「ラ
イセンス状況」が“有効”である場合にのみ“有効”と
される。ここでは、ユーザ端末4でアプリケーションI
D“e−1”に対応するソフトウエアが1回使用された
だけで「ライセンス残量」は“残存回数(9回)”であ
ってゼロ値ではない。また、「ライセンス状況」も“有
効”である。従って、ライセンス管理プログラム3a
は、ステップ126に進んで、ライセンスベースに基づ
いてライセンスバリデティの更新を行う。この更新は、
ライセンスバリデティの「ライセンス残量」の“残存回
数(9回)”から(図4参照)、ライセンスベースの
「パス発行規定」中の「パス期間回数」に示される“合
計回数(1回)”を減算した値(即ち“8回”)をライ
センスバリデティの「ライセンス残量」に代入して行
う。この更新を終えると、ライセンス管理プログラム3
aは、更新後のライセンスバリデティをユーザアカウン
トデータベース3bに保存する(s128)と共に、パ
スの発行を行う。
【0059】(5)パスの発行(図10); パスの発
行は、先のステップ90でユーザアカウントデータベー
ス3bから読み出したライセンスデータのライセンスベ
ースに基づいて行われる。即ち、ライセンス管理プログ
ラム3aは、ライセンスベースの「パス発行規定」に含
まれる「パス期間回数」で示す“合計回数(1回)”
を、アプリケーションID“e−1”に対応する「パス
バリデティ」の「パス残量」に代入する処理を行ってパ
スを作成し(図8(a)、s116)、これをユーザ端
末4へ送信する(s118)。
【0060】(6)以降の更新処理; そして、以降の
更新処理は、既に説明したのと同様の処理手順を経て実
行される。即ち、ユーザ端末4による新規パスの保存
(s120〜s124)と、パスの検証(s52〜s5
6)と、を順次実行すれば、アプリケーションID“e
−1”に対応するソフトウエアの使用許諾を更新するこ
とができる。
【0061】2.3 使用許諾対象のソフトウエアにつ
いての使用許諾の更新処理ii; 以上のようにして、ア
プリケーションID“e−1”に対応するソフトウエア
の使用許諾は繰り返し更新できるが、図5のライセンス
メニューの「ライセンス期間回数」が“合計回数(10
回)”と規定されているように、更新回数は10回に制
限される。次に説明するのは、図2のユーザアカウント
のライセンスバリデティの「ライセンス残量」が“残存
回数0回”となった場合に、ライセンスを継続して購入
する場合と、購入しない場合の各処理手順である。
【0062】(1)継続購入の場合; アプリケーショ
ンID“e−1”に対応するソフトウエアの使用が10
回目になっても(s30)、固定パスブックの読み込み
と(s32〜s36)、パス更新と(s38,42,4
4,46)、パス検証(s48,s50)が行われる
(図7)。そして、これに続けて、ライセンス管理サー
バマシン3でライセンスデータの更新が行われるが(s
88、s90(図10))、既に図2のユーザアカウン
トのライセンスバリデティの「ライセンス残量」は“残
存回数0回”となってしまったので、ステップ92では
ライセンスデータが“無効”と判断される。すると、ラ
イセンス管理プログラム3aは、アプリケーションID
“e−1”に対応するライセンスメニューをアプリケー
ション情報データベース3cから読み込み(s94)、
これらをユーザ端末4へ送信する(s96)。ユーザ端
末4では、ユーザ合意が行われるが(s98〜s106
(図9))、この合意の過程でユーザが同じアプリケー
ションID“e−1”を継続購入する場合には再び同じ
アプリケーションID“e−1”を合意選択すればよ
い。この後は、上述したのと同様に、ライセンスデータ
の発行(s108〜s114(図10))、パスの発行
(s116,s118(図10))、新規パスの保存
(s120〜s124(図9))、パスの検証(s5
2,s54,s56,s60(図7))を経ることで、
アプリケーションID“e−1”に対応するソフトウエ
アを使用できる。
【0063】(2)購入しない場合; 継続購入する場
合と対比すると、図9のステップ98〜106における
ユーザ合意の過程が相違している。即ち、購入しない場
合には、ステップ106で購入しない旨の合意選択デー
タがユーザ端末4によってライセンス管理サーバマシン
3に送信される。すると、ライセンスデータの発行過程
にあるステップ112では(図10)、ライセンス管理
プログラム3aがライセンスバリデティの「パス状態」
を“無効”にしたライセンスデータを作成する。そし
て、それに続くステップ116では、パスバリデティの
「パス状態」が“無効”であるパスが作成されて、ユー
ザ端末へ送信され保存される(s118,s120,s
122,s124)。保存されたパスは、ライセンスコ
ントローラ4aに送信され(ステップ52)、ステップ
54で当該パスの有効性が判断されるが(図7)、ここ
ではパスのパスバリデティの「パス状態」が“無効”で
あるため、アプリケーションID“e−1”に対応する
ソフトウエアに対して稼働禁止の命令データが送出され
る(s58)。こうして、ユーザ端末4では当該ソフト
ウエアを使用できなくなる結果となる。
【0064】3 本例のライセンスシステムにより使用
許諾されたソフトウエアの端末間移動の説明; 以上の
ように行われる本例のソフトウエアのライセンスシステ
ムによって、ユーザ端末4にソフトウエアが使用許諾さ
れた場合には、そのソフトウエアをユーザ端末4で使用
禁止とした上で、他のユーザ端末6に移動させることが
できる。この移動は、ユーザ端末4とライセンス管理サ
ーバマシン3との間で行われるエクスポート処理と、他
のユーザ端末6とライセンス管理サーバマシン3との間
で行われるインポート処理とで実行される。なお、ここ
では図8(a)で示す、固定パスブックのパス“1”
“3”について移動を試みる例を説明する。
【0065】3.1 ポータブルパスのエクスポートi
(図11); 先ず、ユーザは、ユーザ端末4のライセ
ンスマネージャ4bを起動してから、アプリケーション
ID“a−1”“b−1”を入力する(s132)。こ
れらのアプリケーションIDを取得したライセンスマネ
ージャ4bは、次に固定パスブック記憶媒体4cから固
定パスブックを読み出してから(s136)、ポータブ
ルパスブック記憶媒体7からポータブルパスブックを読
み出して(s138)、ポータブルパスブックの有効性
を判断する(s140)。この有効性の判断は、ポータ
ブルパスブック記憶媒体7にポータブルパスブックが存
在し、且つ、ポータブルパスブック中にユーザIDが含
まれている場合に限って“有効”と判断される。
【0066】なお、ポータブルパスブック記憶媒体7と
は、ユーザ端末4とユーザ端末6との間で、ポータブル
パスブックを移動させるための記録媒体で、両端末4,
6がピア・ツー・ピア接続されていたりLAN接続され
ている場合のように相互にケーブルを介してデータ送受
が可能である場合には、ユーザ端末4のハードディスク
をポータブルパスブック記憶媒体7として利用すること
もできる。また、両端末4,6が図1のように接続され
ていない場合にはフレキシブルディスク、CD−RW等
の可搬可能な記録媒体をポータブルパスブック記憶媒体
7として利用できる。なお、本例のポータブルパスブッ
ク記憶媒体7はフレキシブルディスクである。
【0067】上述のステップ140について、ユーザ端
末4にはポータブルパスブックが存在しないので、ライ
センスマネージャ4bは、ユーザID“3”を内包する
ポータブルパスブックを作成し(s142)、これをフ
レキシブルディスクであるポータブルパスブック記憶媒
体7に保存する(s144)。そして、アプリケーショ
ンID“a−1”“b−1”に対応するパス“1”
“3”とユーザID“3”をライセンス管理サーバマシ
ン3へ送信する。
【0068】3.2 ポータブルパスの作成(図1
2); ライセンス管理サーバマシン3では、ライセン
ス管理プログラム3aがパス“1”“3”とユーザID
“3”を受信してから(s164)、パス“1”“3”
中のアプリケーションID“a−1”“b−1”とユー
ザID“3”に対応するライセンスバリデティをユーザ
アカウントデータベース3bから読み出して(s16
6)、ライセンスバリデティの有効性を判断する(s1
68)。この有効性判断では、ライセンスバリデティの
「ライセンス残量」がゼロより大きな値を有すること、
「ライセンス状況」が“有効”の値を有すること、「パ
ス状態」が“有効”の値を有すること、の3つが満たさ
れる時に限って“有効”と判断される。ここでは図4で
示すように、アプリケーションID“a−1”について
は、「ライセンス残量」が未使用で“永久”となってお
り、「ライセンス状況」と「パス状態」は共に“有効”
であるため、“有効”であると判断される。一方、アプ
リケーションID“b−1”については、「ライセンス
残量」が未使用で“永久”であるが、「ライセンス状
況」は“課金不能”で、「パス状態」は“無効”である
ため、“無効”であると判断され、ステップ170を通
じてユーザ端末4へエクスポート不可能のメッセージが
送信されて(s170)、ユーザ端末4のディスプレイ
等の出力装置Mに表示される(s160)。
【0069】従って、アプリケーションID“a−1”
についてだけライセンスバリデティが“有効”であるた
め、ライセンス管理プログラム3aは、受信したパス
“1”に基づいてポータブルパス“1”を作成する(s
172)。このポータブルパス“1”は、パス“1”の
パスバリデティ中の「パス状態」「パス残量」をそれぞ
れ複製し、アプリケーションID“a−1”と組み合わ
せることで、図8(b)で示すように作成される。そし
て、ライセンス管理プログラム3aは、図8(c)で示
すように、ライセンスバリデティの「パス状態」に“移
動中”という値を代入し、ライセンスバリデティを更新
してから(s176)、作成したポータブルパス“1”
をユーザ端末4へ送信する(s178)。
【0070】3.3 ポータブルパスのエクスポートii
(図11); ユーザ端末4では、ポータブルパス
“1”を受信すると(s150)、パス“1”のパスバ
リデティ中の「パス状態」に“移動中”を示す値を代入
することでパス“1”を移動中の状態としてから(s1
52)、パス“1”を固定パスブック記憶媒体4cに保
存する(s154)。このように「パス状態」を“移動
中”とすることで、ユーザ端末4では、パス“1”に基
づいてアプリケーションID“a−1”に対応するソフ
トウエアに対して稼働禁止の命令データが送出され、当
該ソフトウエアを一旦使用できなくなる。これと共にポ
ータブルパス“1”はポータブルパスブック記憶媒体7
に保存される。こうしてポータブルパス“1”のエクス
ポート処理が終了する(s162)。
【0071】3.4 ポータブルパスのインポートi
(図13); 次に、ポータブルパスブック記憶媒体7
に格納したポータブルパス“1”を他のユーザ端末6に
インポートする処理を実行する。なお、他のユーザ端末
6は、ユーザ端末4のライセンスマネージャ4bと同じ
ライセンスマネージャ6bを備えていて、このプログラ
ムを制御手段としてのCPUが実行することで、これか
ら述べるインポート処理が行われる。
【0072】先ずユーザが、ユーザ端末6でライセンス
マネージャ6bを起動する(s180)。そして、イン
ポート対象のポータブルパス“1”に対応するアプリケ
ーションID“a−1”とユーザID“3”とをユーザ
の入力により取得すると(s182,s184)、ライ
センスマネージャ6bは、フレキシブルディスクである
ポータブルパスブック記憶媒体7からポータブルパス
“1”を読み出してから(s186)、ユーザ端末6に
備えるハードディスクである固定パスブック記憶媒体6
cから固定パスブックを読み出し(s188)、その有
効性を判断する(s190)。この有効性判断は、固定
パスブック記憶媒体6cに固定パスブックが存在し、且
つ、固定パスブックにユーザIDが含まれている場合に
限って“有効”と判断される。ところが、ユーザ端末6
は今回始めてポータブルパスをインポートするため、そ
の固定パスブック記憶媒体6cには固定パスブックが存
在しない。従って、ここでは“無効”と判断されて、ユ
ーザID“3”を内包する固定パスブックが作成され保
存される(s192,s194)。次に、ライセンスマ
ネージャ6bは、アプリケーションID“a−1”に対
応するポータブルパス“1”をポータブルパスブックか
ら抽出し(s196)、そのポータブルパス“1”とユ
ーザID“3”をライセンス管理サーバマシン3に送信
する(s198)。
【0073】3.5 パスの作成(図14); ライセ
ンス管理サーバマシン3では、ライセンス管理プログラ
ム3aが、受信したポータブルパス“1”中のアプリケ
ーションID“a−1”とユーザID“3”に対応する
ライセンスデータ中のライセンスバリデティをユーザア
カウントデータベース3bから読み出して(s21
6)、ライセンスバリデティが“移動中”の状態となっ
ているか否かを検証する(s218)。“移動中”か否
かの判断は、ライセンスバリデティに含まれる「ライセ
ンス残量」がゼロより大きな値を有し、「ライセンス状
況」が“有効”の値を保持し、「パス状態」が“移動
中”という値を保持していること、の3つを満足した場
合に限り、“移動中”であると判断される。ここでは、
アプリケーションID“a−1”については、「ライセ
ンス残量」が未使用で“永久”となっており、「ライセ
ンス状況」は“有効”であり、「パス状態」は図12の
ステップ174で“移動中”の状態に更新されているの
で、“移動中”であると判断される。従って、ライセン
ス管理プログラム3aは、ポータブルパス“1”のパス
バリデティ中の「パス状態」「パス残量」を複製し、ア
プリけーションID“a−1”と組み合わせてパス
“1”を作成する(s222)。次いで、ライセンス管
理プログラム3aは、読み出してあるライセンスバリデ
ティ中の「パス状態」に“有効”を示す値を代入して、
ライセンスバリデティを更新し(s224)、ユーザア
カウントデータベース3bに保存する(s226)。そ
して、ステップ222で作成されたパス“1”をユーザ
端末6へ送信する(s228)。
【0074】なお、上述のステップ218ではライセン
スバリデティが“移動中”であるか否かを判断している
が、ここで“移動中”と判断されない場合には、インポ
ート不可能のメッセージがユーザ端末6に送信されて
(s220)、これをユーザ端末6で受信し(s20
8)、当該メッセージがディスプレイ等の出力装置Mに
表示される(s210)。
【0075】3.6 ポータブルパスのインポートii
(図13); ユーザ端末6で実行されるライセンスマ
ネージャ6bは、パス“1”を受信してから(s20
0)、ポータブルパス“1”中のパスバリデティの「パ
ス状態」に“無効”の値を代入してポータブルパスを無
効化する(s202)。このようにポータブルパスを無
効化しておくことによって、ユーザがこのポータブルパ
スブック記憶媒体7を使い、さらに他のユーザ端末でア
プリケーションID“a−1”に対応するソフトウエア
を使用することを防止することができる。そして、ライ
センスマネージャ6bは、パスバリデティの「パス状
態」が“無効化”されたポータブルパス“1”を、ポー
タブルパスブック記憶媒体7に保存すると共に(s20
4)、パス“1”を固定パスブック記憶媒体6cに保存
する(s206)。以上の一例の処理によって、ユーザ
端末6に対するポータブルパスブックのインポートが終
了して(s212)、ユーザ端末6でアプリケーション
ID“a−1”に対応するソフトウエアを利用できるよ
うになる。
【0076】4 実施形態の変形例; 上記実施形態で
は、“通信回線”としてインターネット網を介して各端
末を接続したライセンスシステムを例示したが、これに
限定される趣旨ではなく、接続態様の種別は問わずに実
施できる。
【0077】また、上記実施形態では、複数の供給者端
末1,2を統括してライセンスの一括集中管理を行うた
めのライセンス管理サーバマシン3を設けるようにした
が、各供給者端末1,2にライセンス管理サーバマシン
3と同様のサーバマシンを備えるようにして、上述のラ
イセンスシステムを実施してもよい。
【0078】上記実施形態では、ユーザ端末4に予め使
用許諾対象のソフトウエアがインストールされている場
合を例示したが、上述の要領で使用許諾を得た後に許諾
を受けた分だけソフトウエアをユーザ端末4にインスト
ールできるようにしてもよい。
【0079】さらに、上記実施形態では、例えば図7の
ステップ40や50でライセンスコントローラ4aがア
プリケーションIDとユーザIDをライセンス管理サー
バマシン3に送信する前に、本例のシステムの安全性を
高める上でも、これらのデータを一旦ライセンスマネー
ジャ4bに送出してからユーザの手入力によるユーザ認
証処理を経てライセンス管理サーバマシン3に送信する
ようにしてもよい。
【0080】
【発明の効果】本発明のライセンスシステムによれば、
ユーザに対してソフトウエアライセンスの選択肢を拡大
することが可能で、同一のソフトウエアであっても多様
なニーズに応えることができる。そのため従来から疑問
視されていたソフトウエアの一括ライセンスの問題をユ
ーザのニーズに沿った形で合理的に解決することができ
る。
【0081】また、ソフトウエアの供給者にとっては、
例えばCD−ROM等の可搬可能な記録媒体によってソ
フトウエアを配布しても、ライセンス端末が作成したパ
スが無い限りユーザ端末で当該ソフトウエアを使用する
ことはできないので、従来から問題視されていたソフト
ウエアの不正な複製を無くせる、という大きなメリット
がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態によるライセンスシステム
の概要説明図。
【図2】図1のライセンス管理サーバマシンに備えるユ
ーザアカウントデータベースに蓄積されるユーザアカウ
ントのデータ構成を示す説明図。
【図3】図2のユーザアカウントに含まれるライセンス
ベースのデータ構成を示す説明図。
【図4】図2のユーザアカウントに含まれるライセンス
バリデティのデータ構成を示す説明図。
【図5】図1のライセンス管理サーバマシンに備えるア
プリケーション情報データベースに蓄積されるライセン
スメニューのデータ構成を示す説明図。
【図6】供給者端末によるアプリケーション情報データ
ベースに対するライセンスメニューの作成・更新の処理
手順を説明するフローチャート。
【図7】図1のユーザ端末で実行されるライセンスコン
トローラの処理手順を説明するフローチャート図。
【図8】分図(a)は固定パスブックのデータ構成を示
す説明図、分図(b)〜(d)はポータブルパスブック
のデータ構成を示す説明図。
【図9】図1のユーザ端末で実行されるライセンスマネ
ージャの処理手順を説明するフローチャート図。
【図10】図1のライセンス端末で実行されるライセン
ス管理プログラムの処理手順を説明するフローチャート
図。
【図11】図1のライセンスシステムで使用許諾された
ソフトウエアを一のユーザ端末と他のユーザ端末との間
で移動させる処理における、ユーザ端末でのエクスポー
ト処理手順を説明するフローチャート図。
【図12】図1のライセンスシステムで使用許諾された
ソフトウエアを一のユーザ端末と他のユーザ端末との間
で移動させる処理における、ライセンス管理サーバマシ
ンでのエクスポート処理手順を説明するフローチャート
図。
【図13】図1のライセンスシステムで使用許諾された
ソフトウエアを一のユーザ端末と他のユーザ端末との間
で移動させる処理における、当該他のユーザ端末でのエ
クスポート処理手順を説明するフローチャート図。
【図14】図1のライセンスシステムで使用許諾された
ソフトウエアを一のユーザ端末と他のユーザ端末との間
で移動させる処理における、ライセンス管理サーバマシ
ンでの当該他のユーザ端末へのエクスポート処理手順を
説明するフローチャート図。
【符号の説明】
1,2 供給者端末 3 ライセンス管理サーバマシン(ライセンス端
末) 3a ライセンス管理プログラム 3b ユーザアカウントデータベース 3c アプリケーション情報データベース 4 ユーザ端末 4a ライセンスコントローラ 4b,6b ライセンスマネージャ 4c 固定パスブック記憶媒体 5 インターネット網(通信回線) 6 他のユーザ端末 7 ポータブルパスブック記憶媒体

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 使用許諾対象のソフトウエアについて使
    用許諾可能な機能、期間回数等を含むライセンスメニュ
    ーを蓄積するライセンス端末と、ライセンスメニューに
    対して通信回線を介してアクセス可能なユーザ端末と、
    を備え、 ユーザ端末の合意選択に基づいて使用許諾する機能、期
    間回数等を含むパスをライセンス端末が作成してユーザ
    端末へ送信すると、ユーザ端末では、受信したパスに含
    まれる機能、期間回数等に応じて稼働許否の命令データ
    を使用許諾対象のソフトウエアへ送出して、ライセンス
    端末によって作成されたパスの使用許諾内容で当該ソフ
    トウエアを使用できるようになるソフトウエアのライセ
    ンスシステム。
  2. 【請求項2】 ユーザ端末に付与したパスが機能、期間
    回数等の使用許諾内容について現在の有効性を示すパス
    状態データを含んでおり、ライセンス端末は、ユーザ端
    末から受信したパスのパス状態データが“有効”である
    場合に、当該ユーザ端末の合意選択に基づいて既に使用
    許諾した機能、期間回数等とその使用許諾内容について
    の現在の有効性を示すパス状態データとを含み当該ユー
    ザ端末とは別の他のユーザ端末へ移動可能なポータブル
    パスを作成して当該ユーザ端末へ送信し、前記他のユー
    ザ端末では、当該ユーザ端末から移動されたポータブル
    パスに基づいて前記ユーザ端末で使用許諾済みのソフト
    ウエアと同じソフトウエアを使用できるようになってい
    る請求項1に記載のソフトウエアのライセンスシステ
    ム。
  3. 【請求項3】 ユーザ端末では、ポータブルパスの受信
    と共にパスのパス状態データを“移動中”に変更して、
    稼働禁止の命令データを使用許諾済みのソフトウエアに
    対して送出し当該ソフトウエアを使用できなくなるよう
    にしてある請求項2に記載のソフトウエアのライセンス
    システム。
  4. 【請求項4】 ライセンス端末は、他のユーザ端末から
    受信したポータブルパスのパス状態データが“移動中”
    である場合に、新規パスを作成して他のユーザ端末へ送
    信し、他のユーザ端末では、当該新規パスに含まれる機
    能、期間回数等に応じて稼働命令データを前記ソフトウ
    エアに送出して当該ソフトウエアを使用できるようにな
    っている請求項2又は請求項3に記載のソフトウエアの
    ライセンスシステム。
  5. 【請求項5】 他のユーザ端末は、新規パスの受信と共
    にポータブルパスのパス状態データを“無効”に変更し
    て、当該ポータブルパスを無効化するようになっている
    請求項4に記載のソフトウエアのライセンスシステム。
  6. 【請求項6】 使用許諾対象のソフトウエアについて使
    用許諾可能な機能、期間回数等を含むライセンスメニュ
    ーを蓄積する手段と、通信回線を介して接続するユーザ
    端末の合意選択に基づいて使用許諾する機能、期間回数
    等を含むパスを作成する手段と、通信回線を介してユー
    ザ端末に対してパスを送信する手段と、を備えるソフト
    ウエアのライセンス端末。
  7. 【請求項7】 使用許諾対象のソフトウエアを使用する
    ユーザ端末と通信回線を介して接続可能となっており前
    記ソフトウエアについて使用許諾可能な機能、期間回数
    等を含むライセンスメニューを蓄積するライセンス端末
    の制御手段によって、以下の処理a,b,cを実行する
    コンピュータプログラム。 a.前記ソフトウエアに関するライセンスメニューをユ
    ーザ端末へ送信する処理。 b.ユーザ端末がライセンスメニューの中から合意選択
    した機能、期間回数等を含む合意選択データを受信し、
    当該合意選択データに基づいて前記ソフトウエアについ
    て使用許諾する機能、利用期間等を含むパスを作成する
    処理。 c.パスをユーザ端末に送信する処理。
  8. 【請求項8】 使用許諾対象のソフトウエアについて使
    用許諾可能な機能、期間回数等を含むライセンスメニュ
    ーを蓄積するライセンス端末と通信回線を介して接続す
    る手段と、ライセンスメニューの中から合意選択した機
    能、期間回数等を含むパスをライセンス端末から受信す
    る手段と、受信したパスに含まれる機能、期間回数等に
    応じて稼働許否の命令データを前記ソフトウエアへ送出
    する手段と、を備えるユーザ端末。
  9. 【請求項9】 使用許諾対象のソフトウエアについて使
    用許諾可能な機能、期間回数等を含むライセンスメニュ
    ーを蓄積するライセンス端末と通信回線を介して接続可
    能となっているユーザ端末の制御手段によって、以下の
    処理a,bを実行するコンピュータプログラム。 a.ライセンスメニューの中から合意選択した機能、期
    間回数等を含む合意選択データを作成する処理。 b.当該合意選択データに基づいて前記ソフトウエアに
    ついて使用許諾する機能、利用期間等を含むパスをライ
    センス端末から受信し、受信したパスに含まれる機能、
    期間回数等に応じて稼働許否の命令データを前記ソフト
    ウエアへ送出する処理。
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