JP2002229660A - ソフトウェア流通管理システム、ソフトウェア流通管理方法、ソフトウェア使用管理アプレット、ソフトウェア使用管理アプレットを記録した媒体及びソフトウェア流通管理サーバ - Google Patents

ソフトウェア流通管理システム、ソフトウェア流通管理方法、ソフトウェア使用管理アプレット、ソフトウェア使用管理アプレットを記録した媒体及びソフトウェア流通管理サーバ

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JP2002229660A
JP2002229660A JP2001024436A JP2001024436A JP2002229660A JP 2002229660 A JP2002229660 A JP 2002229660A JP 2001024436 A JP2001024436 A JP 2001024436A JP 2001024436 A JP2001024436 A JP 2001024436A JP 2002229660 A JP2002229660 A JP 2002229660A
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software
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key
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JP2001024436A
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Inventor
Hideyuki Okamoto
英之 岡本
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 新しいソフトウェアの流通方法を提供する。 【解決手段】 操作端末200では、コンピュータソフ
トウェアで作成したユーザファイルを外部記憶装置20
1に保存する際に、暗号鍵で暗号化して保存する。外部
記憶装置に保存されている暗号化ファイルを取り出して
プログラム作業メモリー205に展開する際に、該当す
るユーザファイルの暗号鍵に対応する復号鍵をソフトウ
ェア流通管理サーバ100にネットワーク300を通じ
て要求し、当該サーバから受け取った復号鍵によって当
該ユーザファイルを復号してプログラム作業メモリーに
展開し、この際に復号に使用した復号鍵は消滅させる。
ソフトウェア流通管理サーバ100では、暗号鍵に対応
する復号鍵を管理し、操作端末200からの復号鍵要求
を受け付けて復号鍵をダウンロードし、復号鍵をダウン
ロードする度に該当するユーザのユーザアカウントに課
金する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ソフトウェア流通
管理システム、ソフトウェア流通管理方法、ソフトウェ
ア使用管理アプレット、ソフトウェア使用管理アプレッ
トを記録した媒体、及びソフトウェア流通管理サーバに
関する。
【0002】
【従来の技術】コンピュータソフトウェアは、CD−R
OMのようなメディアに保存された形で販売されてい
る。また近年では、インターネットの普及によりネット
ワーク経由でプロバイダサイトからユーザコンピュータ
にダウンロードさせてインストールさせる流通形態もと
られるようになってきている。
【0003】ところで、コンピュータソフトウェアは誰
でも容易に複製して頒布することができる著作物である
ので、それを制限するためにユーザが正規流通版の保存
メディアを購入し、パッケージを開封する行動によって
使用権を正式に得なければ使用開始できない流通形態を
とることにより、不正なコピーによる使用を制限するよ
うにしている。
【0004】このことは反面、ユーザにとってはソフト
ウェアパッケージを開いて実際にインストールしてみる
まで、そのソフトウェアの善し悪し、適否がはっきりと
分からないことも多いため、期待した機能、性能が得ら
れないソフトウェアに対して高額な使用料金を支払って
しまう危険性がある。これを避けるために、ソフトウェ
アメーカによっては、一部機能に制限を付した試供版を
無料でユーザに配布し、ユーザが気に入れば正規版をパ
ッケージソフトウェアとして、あるいはネットワーク配
信により入手させる流通形態をとることもある。そして
ネットワーク配信の場合には、ソフトウェア配信サービ
ス業者やメーカにクレジットで使用料を支払う形態をと
ることが多い。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、これら従来
のソフトウェア流通方法では、いずれにしてもソフトウ
ェアプログラムをユーザが入手するためには一括払い、
分割払いのいずれにしても、プログラムを使用するしな
いにかかわらず、入手する際に対価全額を支払うことに
なり、特に、期待していたほど使用しないソフトウェア
に入手してしまったユーザには、無駄な支出を強いるこ
とが避けられなかった。
【0006】他方、ソフトウェアメーカにとっても、パ
ッケージの製作費用、流通費用が嵩み、不正コピーによ
る損失も繰り込む必要があるため、ソフトウェア使用の
対価を低額に設定することが難しった。
【0007】本発明はこのような従来の問題点に鑑みて
なされたもので、ユーザにとってソフトウェアが初期費
用なしでも入手でき、使用頻度に応じて課金されるた
め、使用しないソフトウェアのために無駄に使用料を払
う危険を避けることができ、またメーカにとってもパッ
ケージ製作や流通のための費用を抑えられるために、使
用料を比較的低額に設定することができ、多くのユーザ
の使用により、良いソフトウェアに対してそれに見合っ
た対価が期待できるソフトウェア流通管理システム、ソ
フトウェア流通管理方法、ソフトウェア使用管理アプレ
ット、ソフトウェア使用管理アプレットを記録した媒体
及びソフトウェア流通管理サーバを提供することを目的
とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明のソフト
ウェア流通管理システムは、操作端末と、前記操作端末
にネットワークを介して接続されたソフトウェア流通管
理サーバとから構成され、前記操作端末は、(1−1)
ユーザファイルを暗号化して外部記憶装置に保存するた
めの暗号鍵を保持し、(1−2)コンピュータソフトウ
ェアが作成したユーザファイルを前記外部記憶装置に保
存する際に、前記暗号鍵により暗号化して保存させ、
(1−3)前記コンピュータソフトウェアが前記外部記
憶装置に暗号化されて保存されているユーザファイルを
取り出してプログラム作業メモリーに展開する際に、前
記暗号鍵に対応する復号鍵を前記ソフトウェア流通管理
サーバに要求し、当該サーバから受け取った復号鍵によ
って当該ユーザファイルを復号してプログラム作業メモ
リーに展開させ、(1−4)復号に使用した復号鍵は消
滅させる処理を行うソフトウェア使用管理手段を備え、
前記ソフトウェア流通管理サーバは、(2−1)暗号鍵
に対応する復号鍵を管理し、前記操作端末からの復号鍵
要求を受け付けて復号鍵をダウンロードする鍵管理手段
と、(2−2)前記復号鍵をダウンロードする度に、ア
クセス元のユーザのユーザアカウントに課金する課金管
理手段とを備えたことを特徴とするものである。
【0009】請求項2の発明は、請求項1のソフトウェ
ア流通管理システムにおいて、前記操作端末のソフトウ
ェア使用管理手段は、前記ユーザファイルを前記外部記
憶装置に暗号化して保存する際、暗号化に用いた暗号鍵
の識別コードを暗号化ユーザファイルに付加して保存
し、前記暗号化ユーザファイルを前記外部記憶装置から
取り出してプログラム作業メモリーに展開する際、前記
暗号鍵の識別コードを読み出し、当該識別コードに対応
する復号鍵の要求を前記ソフトウェア管理サーバに送信
し、前記ソフトウェア流通管理サーバの鍵管理手段は、
前記複数の暗号鍵それぞれの識別コードと各暗号鍵用の
復号鍵とを対応させて保持し、前記操作端末からの復号
鍵の要求に対して、指定された識別コードに対応した復
号鍵を選択してダウンロードすることを特徴とするもの
である。
【0010】請求項3の発明は、請求項1又は2のソフ
トウェア流通管理システムにおいて、前記ソフトウェア
流通管理サーバの課金管理手段は、ユーザ登録の際にグ
ループ識別コードを登録させ、同一のグループ識別コー
ドを用いた複数の操作端末それぞれからの復号鍵要求に
対して同一のユーザアカウントに課金することを特徴と
するものである。
【0011】請求項4の発明のソフトウェア流通管理方
法は、操作端末では、(1−1)ユーザファイルを暗号
化して外部記憶装置に保存するための暗号鍵を保持し、
(1−2)コンピュータソフトウェアで作成したユーザ
ファイルを前記外部記憶装置に保存する際に、前記暗号
鍵で暗号化して保存し、(1−3)前記外部記憶装置に
暗号化されて保存されているユーザファイルを取り出し
てプログラム作業メモリーに展開する際に、該当するユ
ーザファイルの暗号鍵に対応する復号鍵をソフトウェア
流通管理サーバにネットワークを通じて要求し、当該サ
ーバから受け取った復号鍵によって当該ユーザファイル
を復号してプログラム作業メモリーに展開し、(1−
4)復号に使用した復号鍵は消滅させ、前記ソフトウェ
ア流通管理サーバでは、(2−1)暗号鍵に対応する復
号鍵を管理し、前記操作端末からの復号鍵要求を受け付
けて復号鍵をダウンロードし、(2−2)前記復号鍵を
ダウンロードする度に該当するユーザのユーザアカウン
トに課金することを特徴とするものである。
【0012】請求項5の発明は、請求項4のソフトウェ
ア流通管理方法において、前記操作端末側では、前記ユ
ーザファイルを前記外部記憶装置に暗号化して保存する
際には、暗号化に用いた暗号鍵の識別コードを暗号化ユ
ーザファイルに付加して保存し、前記暗号化ユーザファ
イルを前記外部記憶装置から取り出してプログラム作業
メモリーに展開する際には前記暗号鍵の識別コードを読
み出し、当該識別コードに対応する復号鍵の要求を前記
ソフトウェア管理サーバに送信し、前記ソフトウェア流
通管理サーバでは、前記複数の暗号鍵それぞれの識別コ
ードと各暗号鍵用の復号鍵を対応させて保持し、前記復
号鍵の要求に対して、指定された識別コードに対応した
復号鍵を選択してダウンロードすることを特徴とするも
のである。
【0013】請求項6の発明は、請求項4又は5のソフ
トウェア流通管理方法において、前記ソフトウェア流通
管理サーバでは、ユーザ登録の際にグループ識別コード
を登録させ、同一のグループ識別コードを用いた複数の
操作端末それぞれからの復号鍵要求に対して同一のユー
ザアカウントに課金することを特徴とするものである。
【0014】請求項7の発明のソフトウェア使用管理ア
プレットは、(1−1)ユーザファイルを暗号化して外
部記憶装置に保存するための暗号鍵を保持し、(1−
2)コンピュータソフトウェアがその作成したユーザフ
ァイルを作業用メモリーから外部記憶装置に保存する際
には、前記暗号鍵により暗号化して保存させ、(1−
3)前記コンピュータソフトウェアが前記外部記憶装置
に暗号化されて保存されているユーザファイルを取り出
してプログラム作業メモリーに展開する際には、前記暗
号鍵に対応する復号鍵をソフトウェア流通管理サーバに
ネットワークを通じて要求し、当該サーバから受け取っ
た復号鍵によって当該ユーザファイルを復号してプログ
ラム作業メモリーに展開させ、(1−4)復号に使用し
た復号鍵は消滅させる処理を行うことを特徴とするもの
である。
【0015】請求項8の発明のソフトウェア使用管理ア
プレットは、(1−1)ユーザファイルを暗号化して外
部記憶装置に保存するための暗号鍵を保持し、(1−
2)コンピュータソフトウェアが作成したユーザファイ
ルを前記外部記憶装置に保存する際には、前記暗号鍵に
より暗号化して保存させると共に、暗号化に用いた暗号
鍵の識別コードを暗号化ユーザファイルに付加して保存
し、(1−3)前記コンピュータソフトウェアが前記外
部記憶装置に暗号化されて保存されているユーザファイ
ルを取り出してプログラム作業メモリーに展開する際に
は、前記暗号鍵の識別コードを読み出し、当該識別コー
ドに対応する復号鍵をソフトウェア流通管理サーバにネ
ットワークを通じて要求し、当該サーバから受け取った
復号鍵によって当該ユーザファイルを復号してプログラ
ム作業メモリーに展開させ、(1−4)復号に使用した
復号鍵は消滅させる処理を行うことを特徴とするもので
ある。
【0016】請求項9の発明のコンピュータ読み取り可
能な媒体は、請求項7又は8のソフトウェア使用管理ア
プレットを記録したものである。
【0017】請求項10の発明のソフトウェア流通管理
サーバは、暗号鍵に対応する復号鍵を管理し、操作端末
からの復号鍵要求を受け付けて復号鍵をダウンロードす
る鍵管理手段と、登録ユーザごとのユーザアカウントを
保持し、前記復号鍵をダウンロードする度に該当するユ
ーザのユーザアカウントに課金する課金管理手段とを備
えたものである。
【0018】請求項11の発明は、請求項10のソフト
ウェア流通管理サーバにおいて、前記鍵管理手段は、複
数の暗号鍵それぞれの識別コードと各暗号鍵用の復号鍵
を対応させて保持し、前記操作端末からの復号鍵の要求
に対して、指定された識別コードに対応した復号鍵を選
択してダウンロードすることを特徴とするものである。
【0019】請求項12の発明は、請求項10又は11
のソフトウェア流通管理サーバにおいて、前記課金管理
手段は、ユーザにソフトウェア使用管理アプレットのユ
ーザ登録をさせる際にグループ識別コードを登録させ、
同一のグループ識別コードを用いた複数の操作端末それ
ぞれからの復号鍵要求に対して同一のユーザアカウント
に課金するようにしたものである。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図に
基づいて詳説する。図1は本発明の1つの実施の形態の
ソフトウェア流通管理システムの全体を示している。こ
のソフトウェア流通管理システムは、ソフトウェア流通
管理サーバ100と、1又は複数の操作端末200と、
これを接続するインターネット、LAN、広域有線又は
無線通信網、あるいはこれらを複合したネットワーク等
の情報ネットワーク300から構成されている。
【0021】ソフトウェア流通管理サーバ100は、ソ
フトウェアメーカあるいはソフトウェアベンダーが運営
するサイトに設置されるコンピュータであり、鍵管理情
報ユーザファイル101を登録管理する鍵管理装置10
2と課金管理情報ユーザファイル103を登録管理する
課金管理装置104を備えている。なお、これら鍵管理
装置102、課金管理装置104は実際のハードウェア
ではなく、サーバコンピュータにインストールされるソ
フトウェア流通管理プログラムに含まれる鍵管理処理機
能、課金管理処理機能であるが、説明を簡明にするため
にそれぞれ独立した装置として示してある。
【0022】鍵管理装置102における鍵管理情報ユー
ザファイル101には、複数の暗号鍵それぞれの識別コ
ードとしての鍵番号105をキーにして、暗号鍵106
とそれに対する復号鍵107との情報が登録してある。
そして鍵管理装置102は、いずれかの操作端末200
から鍵番号を指定した復号鍵の要求を受け付けて、指定
された鍵番号の復号鍵を選択してダウンロードする。
【0023】課金管理装置104における課金管理情報
ユーザファイル103には、登録ユーザごとにそのユー
ザ名、課金アカウント番号、そしてその他の必要な情
報、例えば、メールアドレス、ネットワークアドレス等
のユーザを特定する情報と、課金情報が登録してある。
そして課金管理装置104は、いずれかのユーザから復
号鍵の要求があり、それに対して鍵管理装置102が復
号鍵をダウンロードしたときに、ソフトウェア使用料と
して1回当たりの使用料を該当するユーザアカウントに
課金する。
【0024】操作端末200もコンピュータであり、ユ
ーザがソフトウェアプログラムをインストールすること
により、文章入力処理、表計算処理、描画処理、画像処
理、その他の所望の処理を実行する。この操作端末20
0は、内蔵されるか外部接続されるかは問わず、ハード
ディスク、CD‐R/W、MO、DVD−RAMのよう
なユーザファイルの書き込み・読み出しができる外部記
憶装置201を備えている。
【0025】さらに操作端末200には、ソフトウェア
メーカあるいはソフトウェアベンダーから種々の方法、
例えばネットワーク300を通じてダウンロードし、コ
ンピュータ雑誌の付録として配布されるCD−ROM、
DVD−ROM等の媒体からインストールし、街頭や店
頭で無料で配布されるCD−ROM等の媒体からインス
トールするといった方法で、ソフトウェア使用管理アプ
レット202の付加されたソフトウェアプログラムがイ
ンストールされている。
【0026】このソフトウェア使用管理アプレット20
2は、当該システムで使用の都度に課金するソフトウェ
アプログラムに付加される比較的小さなプログラムであ
り、主だった処理機能として暗号化処理部203と復号
化処理部204を備えている。暗号化処理部203は、
コンピュータソフトウェアが作成したユーザファイルを
外部記憶装置201に保存する際に暗号化するための暗
号鍵206と各暗号鍵の識別コードである鍵番号207
を保持しており、コンピュータソフトウェアが当該操作
端末200のプログラム作業用メモリー205からユー
ザファイルを外部記憶装置201に退避させるときに、
そのユーザファイルを図2のデータマップに示すよう
に、暗号鍵206により暗号化したユーザファイル20
8にして保存すると共に、使用した暗号鍵206の識別
コードである鍵番号207を付加情報209として暗号
化ユーザファイル208に付加して保存処理する。
【0027】他方、ソフトウェア使用管理アプレット2
02における復号化処理部204は、外部記憶装置20
1に暗号化されて保存されているユーザファイル208
を取り出してプログラム作業メモリー205に展開する
際に、ソフトウェア流通管理サーバ100にネットワー
ク300を通じてアクセスし、暗号鍵に対応する復号鍵
をその鍵番号を指定して要求し、当該サーバ100から
該当する鍵番号の復号鍵を受け取れば、それによって当
該ユーザファイルを復号してプログラム作業メモリー2
05に展開させる処理と、一度復号に使用した復号鍵を
消滅させる処理を行う。
【0028】次に、上記のソフトウェア流通管理システ
ムによるソフトウェア流通管理方法について説明する。
【0029】最初にソフトウェア流通管理サーバ100
は、オンラインあるいはオフラインでユーザ登録を受け
付け、課金管理装置104の課金管理情報ファイル10
3に登録する。この課金管理情報ファイル103には、
少なくともユーザの住所、氏名、電話番号、メールアド
レス、決済アカウント(口座)、ソフトウェア使用履歴
が登録される。なお、提供するソフトウェアの種類ごと
に使用料金を異ならせる場合には、使用ソフトウェアご
との使用履歴を登録するようにする。そしてその場合に
は、後述する操作端末200との通信の際に使用ソフト
ウェアの識別番号を鍵識別番号と共に受信することにす
る。
【0030】ユーザは操作端末200に、上述したソフ
トウェア使用管理アプレット202が付加され、その他
の部分は通常のアプリケーションソフトウェアである各
種のソフトウェアプログラムをインストーしており、そ
れによって作成したファイルを、暗号化したユーザファ
イル208として外部記憶装置201に保存している。
なお、この暗号化は後述する手順によって行われるもの
である。
【0031】以下では、この状態から操作端末200を
ユーザが起動し、所望のソフトウェアプログラムを動作
させ、外部記憶装置201から必要なファイルを取り出
してコンピュータソフトウェア作業用メモリー205に
展開し、種々の処理を行った後、作業用メモリー205
に作成されたユーザファイルを外部記憶装置201に保
存するまでの一連の処理手順を説明する。
【0032】(起動段階)ユーザが操作端末200を起
動し、所望のソフトウェアプログラムを実行させると、
そのソフトウェアプログラムに付加されているソフトウ
ェア使用管理アプレット202が起動し、最初にネット
ワーク300を通じてソフトウェア流通管理サーバ10
0に自動的にアクセスし、鍵管理装置102から暗号鍵
(ここでは、『KK05』とする)とその鍵番号『0
5』を受け取り、これを暗号化処理部203に暗号鍵2
06とその鍵番号207として保持する。
【0033】(i)ソフトウェアプログラムを実行さ
せ、外部記憶装置201から暗号化されたファイルAを
読み込む。
【0034】(ii)この暗号化されたファイルAの読
み込みの際、ソフトウェア使用管理アプレット202の
復号化処理部204は、当該ファイルAに用いられてい
る暗号鍵の鍵番号情報209を読み出し、ネットワーク
300を通じてソフトウェア流通管理サーバ100の鍵
管理装置102に対して、鍵番号(ここでは、『01』
であったとする)を指定して対応する復号鍵を要求す
る。
【0035】(iii)サーバ100の鍵管理装置10
2は、鍵管理情報ファイル101を検索し、鍵番号『0
1』に対応する復号鍵『LL01』を読み出し、要求元
の操作端末200に送信する。この復号鍵『LL01』
の送信が完了すると、サーバ100の課金管理装置10
4は復号鍵を要求してきた操作端末200のユーザのユ
ーザアカウントにソフトウェアプログラムの使用料を課
金する。
【0036】(iv)操作端末200の復号化処理部2
04はこの復号鍵『LL01』を受け取ると、外部記憶
装置201から読み出した暗号化されたファイルAをソ
フトウェアプログラムで使用できる形式に復号する。復
号化処理部204は、この復号処理後には、使用した復
号鍵『LL01』を消去する。
【0037】(v)復号化処理部204は復号されたフ
ァイルAをソフトウェアプログラムに渡し、ソフトウェ
アプログラムはこれをコンピュータソフトウェア作業用
メモリー205に展開する。そしてユーザは、起動され
ているソフトウェアプログラムでこのファイルを利用す
る。そして、作業が終われば、ユーザはこれをファイル
Bにして再び外部記憶装置201に保存させるとする。
【0038】(vi)この保存処理の際には、ソフトウ
ェアプログラムはソフトウェア使用管理アプレット20
2にファイルBを渡す。
【0039】(vii)この暗号化処理部203は、作
業用メモリー205から書き出されるファイルBについ
て、起動段階で取得した暗号鍵『KK05』、鍵番号
『05』を用いてファイルBを暗号化する。
【0040】(viii)暗号化処理部203は暗号化
処理が終わると、暗号化されたファイルBを鍵番号情報
を付加して外部記憶装置201に保存する。
【0041】以降は、ユーザがソフトウェアプログラム
を使用中に、外部記憶装置201に保存されているファ
イル208のファイル名を指定して読み込み処理を実行
させる度に、上記の(i)〜(viii)の処理が繰り
返されることになる。
【0042】以上のソフトウェア流通管理システム及び
ソフトウェア流通管理方法について、図3のフローチャ
ートを用いて、さらに詳しく説明する。
【0043】<イベントIV1:操作端末の起動時に、
暗号鍵を取得>ユーザが操作端末200でソフトウェア
プログラムを起動すれば、ソフトウェア使用管理アプレ
ット202がサーバ100の鍵管理装置102に暗号鍵
を要求する(ステップS201)。これに対してサーバ
100の鍵管理装置102は鍵管理情報ファイル101
を参照して適当な鍵を選択し、鍵番号と暗号鍵を回答す
る。ここでは暗号鍵は『KK05』であり、鍵番号を
『05』とする(ステップS101)。次のサーバ10
0から鍵番号『05』と暗号鍵『KK05』を受け取る
と、操作端末200のアプレット202は、暗号鍵20
6と鍵番号207として暗号化処理部203に保持させ
る(ステップS202)。以後、操作端末200のソフ
トウェアプログラムが終了するまでこの暗号鍵と鍵番号
は変えられない。
【0044】<イベントIV2:ユーザ作成情報の新規
作成>ユーザがコンピュータソフトウェアを使用してユ
ーザファイルを新規に作成すると、これは作業用メモリ
ー205に保持される(ステップS203)。
【0045】<イベントIV3:ユーザ作成情報の外部
記憶装置への保存>ユーザがコンピュータソフトウェア
を使用してユーザ作成情報(ユーザファイル)を作成
し、作業用メモリー205に保持させているユーザファ
イルを外部記憶装置201に保存させる場合、暗号化処
理部203の働きにより、暗号鍵KK05を用いてその
ファイルを暗号化し、暗号化された例えばファイルBと
して外部記憶装置201に保存される。この外部記憶装
置201へのファイルBの保存の際、図2に示したデー
タマップに示すようにユーザ作成情報208と共に暗号
鍵の鍵番号情報209を保存する(ステップS20
4)。
【0046】<イベントIV4:ユーザ作成情報の外部
記憶装置からの読み込み>ユーザから使用中のソフトウ
ェアプログラムの必要のために外部記憶装置201に記
憶されている暗号化されたファイルAを読み込もうとす
ると、ソフトウェア使用管理アプレット202の復号化
処理部204が暗号化されたファイルAの鍵番号情報2
09を参照し、暗号化に用いられた暗号鍵(ここでは、
『KK01』とする)の鍵番号『01』を読み出し、サ
ーバ100の鍵管理装置102にこの鍵番号『01』に
対応する復号鍵を要求する(ステップS205)。
【0047】サーバ100の鍵管理装置102は、要求
された鍵番号『01』に該当する復号鍵『LL01』を
選択して、要求元の操作端末200に回答する(ステッ
プS102)。この回答の後、サーバ100の課金管理
装置104は要求ユーザのユーザアカウントにソフトウ
ェアプログラムの使用料を課金する(ステップS10
3)。
【0048】操作端末200の復号化処理部204は復
号鍵『LL01』をサーバ100から受け取ると、この
復号鍵を用いてファイルAを復号し、作業用メモリー2
05に展開させる(ステップS206)。この復号処理
を終えると、復号化処理部204は復号鍵『LL01』
を消去する。
【0049】これにより、ソフトウェアプログラムが復
号鍵を要求するたびに1回の使用と見なして課金処理で
きる。
【0050】<イベントIV5:ユーザ生成情報の外部
記憶装置の保存>ユーザがソフトウェアプログラムを使
用して作成したファイルを再度外部記憶装置201に保
存する際には、ソフトウェア使用管理アプレット202
の暗号化処理部203がすでに保持している暗号鍵『K
K05』を用いてユーザファイルを暗号化し、例えばフ
ァイルAとして上書き保存する。このファイルAには、
ユーザファイル208と共に、鍵番号情報209(この
場合には、鍵番号『05』の情報)が保存されることに
なる(ステップS207)。
【0051】このようにして、この実施の形態のソフト
ウェア流通管理システム及びソフトウェア流通管理方法
によれば、ソフトウェアプログラムの配布、ユーザによ
る操作端末へのインストールについては特に制限せず、
実際にユーザが操作端末200にインストールしたソフ
トウェアプログラムを実行し、ユーザファイルを作成し
て外部記憶装置201に保存し、さらにそれを読み出し
て使用する際に課金するのである。したがって、ユーザ
にとっては、シェアウェアのように正規版のソフトウェ
アプログラムがいわば自由に無料で入手し、試用してみ
ることができるので、入手しても使わないソフトウェア
に対価を支払う必要がなくなるメリットがある。他方、
ソフトウェアベンダーにとっても、ソフトウェア使用管
理アプレットを正規版のソフトウェアプログラムに付加
して広くユーザに配布すれば、良質のプログラムであれ
ばあるほど使用頻度が高まり、大きな使用料を獲得する
ことができるメリットがあり、不正コピーを恐れずにソ
フトウェアプログラムを配布することができ、ひいては
ソフトウェアプログラムの価格を低くできる。
【0052】なお、上記の実施の形態では、ワンユーザ
ワンアカウントの場合について説明したが、これに限ら
ず、企業ユースのように、マルチユーザワンアカウント
に対しても対応することができる。その場合には、図4
に示すように、ユーザ登録の際にユーザ名と共にグルー
プ名を登録させておく。例えば、グループA内でユーザ
AとユーザBを登録していたとする。そして、ユーザA
の使用に対してはユーザAで該当グループAの使用料と
して課金し、ユーザBの使用に対してはユーザBで該当
グループAの使用料として課金する。さらに、ユーザC
が別の操作端末200Cで同じソフトウェアプログラム
を使用する場合には、登録されているユーザBの名前で
使用すれば、同一のグループAの使用料として課金する
のである。
【0053】こうして、登録ユーザとは異なるユーザが
ソフトウェアプログラムを使用する場合でも、同一グル
ープに属するものであれば、ユーザA又はユーザBの識
別コードを利用させることにより登録ユーザ数よりも多
くのユーザに使用させ、その使用料を同一のグループア
カウントに課金する。これにより、ユーザ制限せずとも
確実に、ユーザの使用回数に見合った使用料金を徴収す
ることができることになる。
【0054】さらに、図5に示すようにユーザ登録によ
りユーザごとに識別番号とパスワードを設定すれば、ユ
ーザは複数の操作端末200A〜200Cのいずれにお
いてもソフトウェアプログラムを使用することができ、
それに対して同一のユーザアカウントに課金処理するこ
とができる。
【0055】また配布するソフトウェアごとにソフトウ
ェア使用管理アプレットを付加し、それにアクセスする
サーバのURLをも登録させておくならば、ユーザが使
用するソフトウェアごとにそのベンダーの運営するソフ
トウェア流通管理サーバにより課金管理することができ
るようになる。
【0056】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、ソフトウ
ェアプログラムの配布、ユーザによる操作端末へのイン
ストールについては特に制限せず、実際にユーザが操作
端末にインストールしたソフトウェアプログラムを実行
し、ユーザファイルを作成して外部記憶装置に保存し、
さらにそれを読み出して使用する際に課金するので、ユ
ーザにとっては、シェアウェアのように正規版のソフト
ウェアプログラムがいわば自由に無料で入手して試用し
てみることができ、入手しても使わないソフトウェアに
対価を支払う必要がなくなるメリットがある。
【0057】他方、ソフトウェアベンダーにとっても、
ソフトウェア使用管理アプレットを正規版のソフトウェ
アプログラムに付加して広くユーザに配布することによ
り、良質のプログラムであればあるほど使用頻度が高ま
り、大きな使用料を獲得することができるメリットがあ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の1つの実施の形態のソフトウェア流通
管理システムの機能ブロック図。
【図2】上記の実施の形態における暗号化ファイルのデ
ータマップ。
【図3】上記の実施の形態によるソフトウェア流通管理
方法のフローチャート。
【図4】上記の実施の形態において、ソフトウェアプロ
グラムをグループ使用する場合の課金処理を示す機能ブ
ロック図。
【図5】上記の実施の形態において、同一ユーザが複数
の操作端末でソフトウェアプログラムを使用する場合の
課金処理を示す機能ブロック図。
【符号の説明】
100 ソフトウェア流通管理サーバ 101 鍵管理情報ファイル 102 鍵管理装置 103 課金管理情報ファイル 104 課金管理装置 200 操作端末 201 外部記憶装置 202 ソフトウェア使用管理アプレット 203 暗号化処理部 204 復号化処理部 205 作業用メモリー 208 ユーザ作成情報(ユーザファイル) 209 鍵番号情報
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G06F 17/60 332 G06F 17/60 502 502 G09C 1/00 660D G09C 1/00 660 G06F 9/06 660A

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 操作端末と、前記操作端末にネットワー
    クを介して接続されたソフトウェア流通管理サーバとか
    ら構成され、 前記操作端末は、 (1−1)ユーザファイルを暗号化して外部記憶装置に
    保存するための暗号鍵を保持し、 (1−2)コンピュータソフトウェアが作成したユーザ
    ファイルを前記外部記憶装置に保存する際に、前記暗号
    鍵により暗号化して保存させ、 (1−3)前記コンピュータソフトウェアが前記外部記
    憶装置に暗号化されて保存されているユーザファイルを
    取り出してプログラム作業メモリーに展開する際に、前
    記暗号鍵に対応する復号鍵を前記ソフトウェア流通管理
    サーバに要求し、当該サーバから復号鍵を受け取った復
    号鍵によって当該ユーザファイルを復号してプログラム
    作業メモリーに展開させ、 (1−4)復号に使用した復号鍵は消滅させる処理を行
    うソフトウェア使用管理手段を備え、 前記ソフトウェア流通管理サーバは、 (2−1)暗号鍵に対応する復号鍵を管理し、前記操作
    端末からの復号鍵要求を受け付けて復号鍵をダウンロー
    ドする鍵管理手段と、 (2−2)前記復号鍵をダウンロードする度に、アクセ
    ス元のユーザのユーザアカウントに課金する課金管理手
    段とを備えたことを特徴とするソフトウェア流通管理シ
    ステム。
  2. 【請求項2】 前記操作端末のソフトウェア使用管理手
    段は、前記ユーザファイルを前記外部記憶装置に暗号化
    して保存する際、暗号化に用いた暗号鍵の識別コードを
    暗号化ユーザファイルに付加して保存し、前記暗号化ユ
    ーザファイルを前記外部記憶装置から取り出してプログ
    ラム作業メモリーに展開する際、前記暗号鍵の識別コー
    ドを読み出し、当該識別コードに対応する復号鍵の要求
    を前記ソフトウェア管理サーバに送信し、 前記ソフトウェア流通管理サーバの鍵管理手段は、前記
    複数の暗号鍵それぞれの識別コードと各暗号鍵用の復号
    鍵とを対応させて保持し、前記操作端末からの復号鍵の
    要求に対して、指定された識別コードに対応した復号鍵
    を選択してダウンロードすることを特徴とする請求項1
    に記載のソフトウェア流通管理システム。
  3. 【請求項3】 前記ソフトウェア流通管理サーバの課金
    管理手段は、ユーザ登録の際にグループ識別コードを登
    録させ、同一のグループ識別コードを用いた複数の操作
    端末それぞれからの復号鍵要求に対して同一のユーザア
    カウントに課金することを特徴とする請求項1又は2に
    記載のソフトウェア流通管理システム。
  4. 【請求項4】 操作端末では、 (1−1)ユーザファイルを暗号化して外部記憶装置に
    保存するための暗号鍵を保持し、 (1−2)コンピュータソフトウェアで作成したユーザ
    ファイルを前記外部記憶装置に保存する際に、前記暗号
    鍵で暗号化して保存し、 (1−3)前記外部記憶装置に暗号化されて保存されて
    いるユーザファイルを取り出してプログラム作業メモリ
    ーに展開する際に、該当するユーザファイルの暗号鍵に
    対応する復号鍵をソフトウェア流通管理サーバにネット
    ワークを通じて要求し、当該サーバから受け取った復号
    鍵によって当該ユーザファイルを復号してプログラム作
    業メモリーに展開し、 (1−4)復号に使用した復号鍵は消滅させ、 前記ソフトウェア流通管理サーバでは、 (2−1)暗号鍵に対応する復号鍵を管理し、前記操作
    端末からの復号鍵要求を受け付けて復号鍵をダウンロー
    ドし、 (2−2)前記復号鍵をダウンロードする度に該当する
    ユーザのユーザアカウントに課金することを特徴とする
    ソフトウェア流通管理方法。
  5. 【請求項5】 前記操作端末側では、前記ユーザファイ
    ルを前記外部記憶装置に暗号化して保存する際には、暗
    号化に用いた暗号鍵の識別コードを暗号化ユーザファイ
    ルに付加して保存し、前記暗号化ユーザファイルを前記
    外部記憶装置から取り出してプログラム作業メモリーに
    展開する際には前記暗号鍵の識別コードを読み出し、当
    該識別コードに対応する復号鍵の要求を前記ソフトウェ
    ア管理サーバに送信し、 前記ソフトウェア流通管理サーバでは、前記複数の暗号
    鍵それぞれの識別コードと各暗号鍵用の復号鍵を対応さ
    せて保持し、前記復号鍵の要求に対して、指定された識
    別コードに対応した復号鍵を選択してダウンロードする
    ことを特徴とする請求項4に記載のソフトウェア流通管
    理方法。
  6. 【請求項6】 前記ソフトウェア流通管理サーバでは、
    ユーザ登録の際にグループ識別コードを登録させ、同一
    のグループ識別コードを用いた複数の操作端末それぞれ
    からの復号鍵要求に対して同一のユーザアカウントに課
    金することを特徴とする請求項4又は5に記載のソフト
    ウェア流通管理方法。
  7. 【請求項7】 (1−1)ユーザファイルを暗号化して
    外部記憶装置に保存するための暗号鍵を保持し、 (1−2)コンピュータソフトウェアがその作成したユ
    ーザファイルを作業用メモリーから外部記憶装置に保存
    する際には、前記暗号鍵により暗号化して保存させ、 (1−3)前記コンピュータソフトウェアが前記外部記
    憶装置に暗号化されて保存されているユーザファイルを
    取り出してプログラム作業メモリーに展開する際には、
    前記暗号鍵に対応する復号鍵をソフトウェア流通管理サ
    ーバにネットワークを通じて要求し、当該サーバから受
    け取った復号鍵によって当該ユーザファイルを復号して
    プログラム作業メモリーに展開させ、 (1−4)復号に使用した復号鍵は消滅させる処理を行
    うことを特徴とするソフトウェア使用管理アプレット。
  8. 【請求項8】 (1−1)ユーザファイルを暗号化して
    外部記憶装置に保存するための暗号鍵を保持し、 (1−2)コンピュータソフトウェアが作成したユーザ
    ファイルを前記外部記憶装置に保存する際には、前記暗
    号鍵により暗号化して保存させると共に、暗号化に用い
    た暗号鍵の識別コードを暗号化ユーザファイルに付加し
    て保存し、 (1−3)前記コンピュータソフトウェアが前記外部記
    憶装置に暗号化されて保存されているユーザファイルを
    取り出してプログラム作業メモリーに展開する際には、
    前記暗号鍵の識別コードを読み出し、当該識別コードに
    対応する復号鍵をソフトウェア流通管理サーバにネット
    ワークを通じて要求し、当該サーバから受け取った復号
    鍵によって当該ユーザファイルを復号してプログラム作
    業メモリーに展開させ、 (1−4)復号に使用した復号鍵は消滅させる処理を行
    うことを特徴とするソフトウェア使用管理アプレット。
  9. 【請求項9】 請求項7又は8のソフトウェア使用管理
    アプレットを記録したコンピュータ読み取り可能な媒
    体。
  10. 【請求項10】 暗号鍵に対応する復号鍵を管理し、操
    作端末からの復号鍵要求を受け付けて復号鍵をダウンロ
    ードする鍵管理手段と、 登録ユーザごとのユーザアカウントを保持し、前記復号
    鍵をダウンロードする度に該当するユーザのユーザアカ
    ウントに課金する課金管理手段とを備えて成るソフトウ
    ェア流通管理サーバ。
  11. 【請求項11】 前記鍵管理手段は、複数の暗号鍵それ
    ぞれの識別コードと各暗号鍵用の復号鍵を対応させて保
    持し、前記操作端末からの復号鍵の要求に対して、指定
    された識別コードに対応した復号鍵を選択してダウンロ
    ードすることを特徴とする請求項10に記載のソフトウ
    ェア流通管理サーバ。
  12. 【請求項12】 前記課金管理手段は、ユーザにソフト
    ウェア使用管理アプレットのユーザ登録をさせる際にグ
    ループ識別コードを登録させ、同一のグループ識別コー
    ドを用いた複数の操作端末それぞれからの復号鍵要求に
    対して同一のユーザアカウントに課金することを特徴と
    する請求項10又は11に記載のソフトウェア流通管理
    サーバ。
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