JP2003162623A - 資産管理方法およびシステム - Google Patents

資産管理方法およびシステム

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JP2003162623A JP2001360243A JP2001360243A JP2003162623A JP 2003162623 A JP2003162623 A JP 2003162623A JP 2001360243 A JP2001360243 A JP 2001360243A JP 2001360243 A JP2001360243 A JP 2001360243A JP 2003162623 A JP2003162623 A JP 2003162623A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 コンピュータなどを管理する管理者の負担を
より軽減する。 【解決手段】 管理装置に情報処理装置を管理するマネ
ージャプログラムを設け、情報処理装置の利用期間の情
報から情報処理装置が利用期間内であるかどうかを判断
し、情報処理装置が利用期間内であると判断した場合に
は、情報処理装置が資産であることを管理装置の記憶部
に登録し、更に情報処理装置が利用期間内であるかどう
かを判断し、情報処理装置が利用期間内でないと判断し
た場合には処理を終了する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、情報処理装置など
を管理するものに関する。
【0002】
【従来の技術】資産管理の従来技術として例えば特開平
11−203349号公報に記載されたものがある。こ
れは、管理の対象となる資産をデータベースに登録し、
この時に資産に割当てられる管理番号のバーコードを印
刷し、資産品に貼り付ける。棚卸の際に、作業者はデー
タベースからハンディターミナルに資産品のデータを送
り、作業者はハンディターミナルに登録された資産品の
データをスキャンすることで、棚卸日、担当者が更新さ
れ、更新されたデータがデータベースに反映されるもの
である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】現在、コンピュータが
一人一台に割当てられるが、このような数が多い資産品
を管理する場合、作業者がそれぞれのコンピュータに貼
り付けられた管理番号を確認するには、かなりの作業時
間を必要とする。また、最近ではノート型のパソコンに
見られるように小型で携帯性に優れた電子機器が多数あ
る。このような資産品を管理する場合、常に固定された
場所にあるとは限らない。また、コンピュータを構成す
る本体、CRTなどの表示装置といったように本体と表
示装置とは別々の資産品であるが、表示装置は、本体が
なければ機能をなさないように本体と表示装置とは一体
として管理する必要がある。本発明の第1の目的は、常
に固定された場所にあると限られないような資産品も管
理できるようなシステムを提供することにある。また、
本発明の第2の目的は、資産品どうしを関係付けて管理
できるシステムを提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成する一つ
の解決する手段として、管理対象物からの指示によって
当該管理対象物の管理を開始し、管理対象物が資産の対
象外となったときに管理を終了するマネージャを設け
る。作業者は管理装置のマネージャによって資産品を把
握することができる。
【0005】また、管理対象物には、マネージャへ問合
せを行って、問合せの結果から自分は資産品であると判
断するエージェントを設ける。
【0006】更に、エージェントはマネージャが管理を
終了していた場合には、資産品でないと判断し管理対象
物が処理を実行できないようにロックする。これによ
り、資産の対象外となった管理対象物が不正に利用され
ることがなくなる。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、図面を用いて説明する。
【0008】図1は、資産管理システムのシステム構成
を示した図である。本資産管理システムは、非資産管理
サーバ100−1、・・・、100−N、資産管理サー
バ110−1、・・・、110−M、資産利用管理サー
バ120−1、…、120−Lとを有し、これらがネッ
トワークで接続されている。また、非資産管理サーバ1
00、資産管理サーバ110、利用管理サーバ120に
は、オペレータが操作するための端末130が接続され
ている。また、ここでは図示していないが、それぞれの
管理サーバには1つ又は複数のデータベースが接続され
ている。本資産管理システムは、非資産管理サーバ10
0、資産管理サーバ110と通信するための通信機能、
メモリなどの記憶機能、CPU(中央演算処理装置)な
どの処理機能を有するものであれば管理対象物とするこ
とができる。例えば、これらの機能を備えたものとし
て、コンピュータ、プリンタ、コピー機などのOA機
器、電化製品などの機器(以下、これらを総称して「情
報処理装置」と称す。)を管理することができる。本シ
ステムの管理対象物である情報処理装置140は、資産
エージェントと呼ぶプログラムが組み込まれている。
【0009】本システムでは、非資産管理サーバ10
0、資産管理サーバ110で情報処理装置を管理するこ
とができるが、資産管理サーバ110は情報処理装置か
らのアクセスによって管理を開始するようにしている。
これにより、資産管理サーバ110の管理者は、それぞ
れの情報処理装置に問合せをする必要がなく作業量を低
減することができる。
【0010】また情報処理装置140は、資産管理サー
バ110へ問合せることにより、自分が資産管理サーバ
110の管理下であるかを確認し、管理下でない場合に
は動作しないようにロックする。このように管理下にな
い情報処理装置をロックさせることで、不正な使用を防
止することができる。
【0011】尚、本実例で「資産」とは、利用するため
に購入又は賃した情報処理装置のことであり、また、
「非資産」とは販売又は賃すための情報処理装置のこと
である。
【0012】次に、システム全体の動作について説明す
る。
【0013】図1に示すシステムにおいて非資産管理サ
ーバ100は、情報処理装置を販売したり、貸し出した
りする者が利用するサーバである。資産管理サーバ11
0は、購入又は借りて情報処理装置を利用する者が利用
するサーバである。従って、情報処理装置の販売又は貸
出しにより非資産管理サーバ100で管理されている情
報処理装置が資産管理サーバ110で管理されるように
なったり、資産管理サーバ110で管理されている情報
処理装置が非資産管理サーバ100で管理されるように
なる。
【0014】以下、図2を用いて非資産管理サーバ10
0、資産管理サーバ110、情報処理装置140との間
で行われる情報の受け渡しを中心にシステムの動作を説
明する。ここでは、非資産管理サーバ100を利用して
管理している者から、資産管理サーバ110を利用して
管理する者へ情報処理装置を貸した場合について説明す
る。
【0015】図2(a)は、非資産管理サーバ100で
管理されている情報処理装置を資産管理サーバ110で
利用するための申請処理を示したものである。
【0016】資産管理サーバ110から非資産管理サー
バ100へ、「利用要求」と共に資産管理サーバ110
の「アドレス情報」を送る(201)。
【0017】情報処理装置の利用要求を受けた非資産管
理サーバ100は、利用可能な情報処理装置、仮想マネ
ージャを選定する。仮想マネージャとは、情報処理装置
を管理するためのプログラムであり、詳細は後述する。
【0018】非資産管理サーバ100は、「利用可能な
製品情報」として、情報処理装置の製品名、状態、製造
元、仕様、対応機種、必要機種、価格、仮想マネージャ
名などを資産管理サーバ110へ送る(202)。
【0019】資産管理サーバ110側では、利用する情
報処理装置、仮想マネージャを選択し、整理番号、導入
形態、利用期間、利用先を「利用する製品情報」として
非資産管理サーバ100へ送る(203)。整理番号は
利用先で情報処理装置に付けられる番号、導入形態は、
情報処理装置を購入するのか、借りるのかを示すもので
ある。利用期間は、情報処理装置を借りる期間である。
【0020】非資産管理サーバ100は、受取った情報
をデータベースに登録し、情報処理装置に整理番号を登
録する。必要があれば仮想マネージャ名も登録する。非
資産管理サーバ100側で仮想マネージャが選択された
場合、非資産管理サーバ100は、データベースから該
当する仮想マネージャを読み出して、資産管理サーバ1
10へ送る(204)。以上の処理を終えると、非資産
管理サーバ100は処理を終了したことを示す「完了通
知」を資産管理サーバ110へ送る(205)。資産管
理サーバ110は完了通知を受取って処理を終了する。
【0021】次に、資産管理サーバ100で情報処理装
置140を管理する場合について説明する。
【0022】本システムでは、情報処理装置140から
資産管理サーバ110に対して、情報を送ることによ
り、資産管理サーバ110での管理が開始されるように
なっている。
【0023】図2(b)は、資産管理サーバ110で情
報処理装置140を管理するための初期設定を示したも
のである。
【0024】情報処理装置140の電源が投入される
と、情報処理装置140は初期設定を行う。
【0025】情報処理装置140は、資産管理サーバ1
10へ初期設定情報として整理番号、利用先、利用開始
日、利用期間、製品名、仮想マネージャ名の情報を送る
(206)。資産管理サーバ110は、受取った整理番
号から当該情報処理装置が要求したものかを確認し、仮
想マネージャを起動する。次に、資産管理サーバ110
は、起動された仮想マネージャの処理に必要な項目を情
報処理装置140へ送る(207)。例えば、仮想マネ
ージャがCPUやメモリの使用率を見て情報処理装置が
遊休資産かどうかを見るものである場合、CPUやメモ
リの使用率が、仮想マネージャの処理に必要な項目とな
る。
【0026】情報処理装置140は、送られてきた仮想
マネージャに必要な項目を記憶領域に格納し、初期設定
の処理を終了する。
【0027】資産管理サーバ110では仮想マネージャ
が起動し、情報処理装置140を管理する。例えば、情
報処理装置140が予め定めた有効期間内であるかどう
かを管理する仮想マネージャの場合は、資産管理サーバ
110のタイマによって情報処理装置140が利用期間
内であるかどうかを判断し、利用期間を経過すると処理
を終了する。資産管理サーバ110のテーブルには、仮
想マネージャが処理を行っている場合に「manage」が、
仮想マネージャが処理を終了した場合に「end」が登録
される。尚、このテーブルへの登録については後述す
る。このように、仮想マネージャは情報処理装置140
が有効に利用できる期間の間だけ動作するものもある。
【0028】図2(c)は、初期設定が終了した資産管
理サーバ100と情報処理装置140との動作を示した
ものである。資産管理サーバ110は起動された仮想マ
ネージャで情報処理装置140を管理する。情報処理装
置140は資産管理サーバ110へ問合せることによ
り、有効な資産であるかどうかを確認する。
【0029】情報処理装置140は、定期的に整理番
号、仮想マネージャの処理に必要な項目のデータを送る
(208)。資産管理サーバ110は、送られた整理番
号から当該情報処理装置140を管理している仮想マネ
ージャが処理を行っているか否かを確認する。仮想マネ
ージャが処理を行っている場合には「manage」を、処理
を終えた場合は「end」を、処理の対象外である場合に
は「except」を情報処理装置140に送る(209)。
情報処理装置140は、「manage」を受取ると資産管理
サーバ110で管理されていると判断し、所定時間が経
過した後に再び整理番号、仮想マネージャで処理に必要
な項目を資産管理サーバに送る(208)。情報処理装
置140は、「except」を受け取ると資産管理サーバ1
10の管理の対象外であると判断する。この場合、情報
処理装置140は特になにもしない。
【0030】一方、情報処理装置140は、「end」を
受取ると、資産管理サーバ110での管理が終了した判
断する。資産管理サーバ110で管理が終了したと判断
した情報処理装置140は、利用者が利用できないよう
にロックするとともに、ロックを解除するためのキーを
生成する。情報処理装置140は、整理番号と生成した
キーを資産管理サーバ110へ送る(210)。整理番
号とキーを受取った資産管理サーバ110は、非資産管
理サーバ100へ整理番号とキーを送る(211)。
尚、ここでキーは情報処理装置の公開鍵で暗号化された
ものであり、秘密鍵を持たない資産管理サーバ110で
は復号化することができないようになっている。
【0031】このように、資産管理サーバは情報処理装
置からの問合せで管理を行っている。従って、管理者は
情報処理装置を確認しに行ったり、あるいは情報処理装
置へ通信回線を介してアクセスする必要がなくなり、管
理者の負担を軽減することができる。
【0032】また、非資産管理サーバの利用者が期限付
きで情報処理装置を貸した場合、期限が切れると情報処
理装置自身をロックしてしまうので、期限を過ぎて情報
処理装置が利用されることがなくなる。
【0033】情報処理装置の利用期間が終了すると、返
却される。
【0034】図2(d)は、返却された情報処理装置を
再び利用できるようにロックを解除する処理を示したも
のである。非資産管理サーバ100は、情報処理装置1
40へロック解除通知を送る(212)。ロック解除通
知を受けた情報処理装置140は、自情報処理装置を特
定するための整理番号を非資産管理サーバ100へ送
る。非資産管理サーバ100は、送られてきた整理番号
から図2(c)で取得した暗号化されたキーを読出し、
秘密鍵で復号化する。この復号化したキーを情報処理装
置140へ送る(214)。情報処理装置140は送ら
れたキーでロックの解除を行い、ロックが解除した場合
には「解除」を、ロックが解除しなかった場合には「非
解除」を非資産管理サーバ100へ通知する(21
5)。
【0035】図2では、情報処理装置を借りた場合につ
いて説明した。ここで、資産管理サーバ110を有する
者が情報処理装置を購入した場合は、図2(c)で示し
た整理番号とキーとを非資産管理サーバ100へ送らな
くてもよい。この場合、資産管理サーバ110で情報処
理装置のロックが解除できるように、非資産管理サーバ
100は、資産管理サーバ110へキーを復号化するた
めの秘密鍵を送る。あるいは、情報処理装置がキーを暗
号化しないようにすれば、資産管理サーバ110は、ロ
ックを解除することができる。
【0036】尚、図2では1つの非資産管理サーバにつ
いて説明したが複数の非資産管理サーバであっても処理
は同じである。
【0037】図3は、資産利用管理サーバ120による
資産管理を示したものである。資産利用管理サーバ12
0は、非資産管理サーバ100、資産管理サーバ110
へ情報処理装置の管理状況を送るように通知する(30
1)。ここで、非資産管理サーバの管理状況とは、情報
処理装置を特定するための整理番号、当該情報処理装置
を有しているか否かの情報、当該情報処理装置の利用先
の情報などである。また、資産管理サーバの管理状況と
は、情報処理装置を特定するための整理番号、情報処理
装置を有しているか否かの情報、利用元の情報である。
資産利用管理サーバ120は、非資産管理サーバ10
0、資産管理サーバ110から管理状況を受けると(3
02)、双方の管理状況を照合して、一致するかを確認
する。例えば、同じ整理番号の情報処理装置が、非資産
管理サーバ、資産管理サーバともに所有しているとなっ
ている場合には、双方の管理状況が一致する。この場
合、資産利用管理サーバ120は、資産管理サーバ10
0、非資産管理サーバ110へ一致する情報処理装置の
整理番号を送る(303)。
【0038】尚、資産管理サーバ110では複数の非資
産管理サーバ100の利用者から情報処理装置を借りて
いる場合もある。この場合は、資産管理サーバ110か
ら送られた管理状況の利用元の情報から非資産管理サー
バ100を特定し、特定された非資産管理サーバ100
へ管理状況を送るよう通知してもよい。
【0039】このように、利用管理サーバで情報処理装
置の管理が正しく行われているか管理することにより、
非資産管理サーバ、資産管理サーバでの管理が正しく行
われるようになる。
【0040】以下、各管理サーバ、資産エージェントに
ついて説明する。
【0041】図4は非資産管理サーバ100と、それに
接続されているデータベースとを示したものである。
【0042】非資産管理サーバ100は、情報処理装置
を管理するためのサーバであり、情報処理装置をデータ
ベース410、420へ登録するための非資産登録部4
01、「資産」となる情報処理装置をデータベース41
0、420に登録する資産登録部402、ロックされた
情報処理装置を回復するための回復処理部403、資産
利用管理サーバ120へデータベース410、420の
内容を通知する利用状況通知部404とを有している。
各部の動作については、後述する。
【0043】また、非資産管理サーバ100には、情報
処理装置に関する情報を登録するデータベース410、
420、430と、仮想マネージャを登録するデータベ
ース440が接続されている。
【0044】図5にデータベース410の内容を示す。
このデータベースには非資産管理サーバ100で管理さ
れている情報処理装置に関する情報が登録されている。
このデータベースは、情報処理装置を特定するためのI
D501、利用状況502、状態503、利用元50
4、利用先505、導入形態506、支払507、利用
期間508、整理番号509、仮想マネージャ510、
設定キー511、公開鍵512、秘密鍵513、対応機
種グループ514、必要機種グループ515が登録され
る。利用状況502は、「資産」、「非資産」が登録さ
れる。状態503は、情報処理装置を利用に供していな
い場合に「新」が、利用に供した情報処理装置を再度利
用に供する場合に「古」が登録される。利用元504
は、データベース410へデータを登録した登録者及び
サーバのアドレスが登録される。利用先505は、売却
先又は賃し出し先の名称及びサーバのアドレスが登録さ
れる(ここでは、非資産管理サーバ100のアドレスが
登録される。)。導入形態506は、「売却」又は「貸
し出し」が登録される。支払507は、売却又は貸し出
しの際に料金が支払われたかが登録される。利用期間5
08は、貸し出しの場合に定められた期間が登録され
る。期間が定められていない場合には登録されない。整
理番号509は、利用先で各々の情報処理に付けられる
番号が登録される。仮想マネージャ510は、仮想マネ
ージャ名が登録される。尚、仮想マネージャについては
後述する。照合キー511は、情報処理装置のロックを
解除するキーが登録される。公開鍵512、秘密鍵51
3は、それぞれキーを暗号化、復号化するためのものが
登録される。
【0045】図6(a)は、データベース420の内容
を示したものである。それぞれの情報処理装置を特定す
るためのID521、情報処理装置の型名522、製品
名523、製造元524、仕様525、対応機種52
6、必要機種527、価格528が登録される。ID5
21は、データベース410のID501と同じもので
ある。製造元524は、製造元の名称と製造元の管理サ
ーバのアドレスが登録される。対応機種526は、その
情報処理装置で利用できる製品名又は型名を登録するも
のであり、必要機種527は、その情報処理装置を利用
するのに必要な製品名又は型名を登録するものである。
【0046】データベース430は、データベース41
0のデータが登録される。データベース410は、情報
処理装置の現在の状態を示しているので、情報処理装置
が売却又は貸し出しを繰り返すと、その度にデータベー
ス410の利用状況502、利用先505、利用期間5
08などの内容が変わる。データベース430は、デー
タベース410の内容が変更される度にそのデータを登
録する。これによりデータベース430には履歴が登録
され、管理者は情報処理装置が過去どのように利用され
ていたかを知ることができる。
【0047】図6(b)は、データベース440の内容
を示したものである。データベース440には、仮想マ
ネージャと仮想マネージャが行う処理の内容、仮想マネ
ージャに必要なデータ項目とが登録される。仮想マネー
ジャとは、情報処理装置を管理するためのプログラムで
あり、例えば情報処理装置が予め定めた期間内で利用さ
れているかどうかを管理する契約仮想マネージャ、情報
処理装置が遊休資産であるかどうかを管理する遊休仮想
マネージャなどがある。
【0048】次に、非資産管理サーバ100の各部の動
作について説明する。
【0049】非資産登録部401は、非資産となる情報
処理装置をデータベース410、420へ登録する。
【0050】非資産である情報処理装置の登録の方法と
して、情報処理装置の製品名、型名などのリストをフロ
ッピー(登録商標)ディスクなどの記録媒体や、ネット
ワークを介して取り込む方法と、オペレータがキーボー
ドなどの入力装置を利用して入力する方法がある。非資
産登録部401の処理により、データベース410、4
20のID501、521、利用状況502、状態50
3、型名522、製品名523、製造元524、仕様5
25、対応機種526、必要機種527、価格528が
登録される。尚、このとき利用状況502には「非資
産」と登録する。
【0051】次に資産登録部402の処理について説明
する。資産登録部402は、図2(a)に示した処理を
行うためのもので、ここでは図2(a)を用いて説明す
る。
【0052】資産管理サーバ110から送られてくる
「利用要求」(201)としては、大きく分けると情報
処理装置の利用要求、仮想マネージャの利用要求、情報
処理装置と仮想マネージャの利用要求がある。資産登録
部402は、要求が情報処理装置の利用要求である場
合、データベース410、420から利用可能な情報処
理装置を読み出す。情報処理装置の読出しは、データベ
ース410の利用状況502に「非資産」と登録されて
いる情報処理装置のID、型名、製品名、状態、製造
元、仕様、対応機種、必要機種、価格を読み出す。また
仮想マネージャの利用要求の場合、データベース440
から登録されている仮想マネージャ名を読み出す。資産
登録部402は、このように読み出したID、型名、製
品名、状態、製造元、仕様、対応機種、必要機種、価
格、仮想マネージャ名を「利用可能な製品情報」202
として資産管理サーバ110へ送る。
【0053】資産登録部402は、「利用する製品情
報」203を資産管理サーバ110から受取ると、この
情報をデータベース410に登録する。資産管理サーバ
110から送られてくる「利用する製品情報」には、I
D、整理番号、利用先、利用期間、製品名、利用開始
日、仮想マネージャ名が含まれているので、IDに基づ
いてデータベース410に登録する。この時、利用する
製品情報として送られてきたIDの利用状況502に
「資産」と登録する。このように、利用状況に「資産」
と登録することで、当該情報処理装置は非資産管理サー
バ100の管理対象外であることを示す。また、利用状
況502に「資産」と登録した情報処理装置のデータを
データベース430へ履歴データとして登録する。
【0054】次に、資産管理サーバ101から送られて
きた利用する製品情報の中に仮想マネージャ名があった
場合、データベース440から要求された仮想マネージ
ャを読み出して、要求のあった資産管理サーバ110へ
送る。最後に、「完了通知」205を資産管理サーバ1
10へ通知し、処理を終了する。
【0055】このように、非資産管理サーバ100では
資産管理サーバ110で管理される情報処理装置の整理
番号、利用先を登録することで、情報処理装置がどこで
利用されているかを管理することができる。また、情報
処理装置を管理するための仮想マネージャを送ることが
できるので、資産管理サーバ側で、管理するためのプロ
グラムを作成するといった手間を省くことができる。
【0056】次に、回復処理部403の処理について説
明する。これは、図2(d)で示した処理を行うもので
あり、ロックされた情報処理装置を再び利用できるよう
にするための処理である。ここでは、図2(d)により
説明する。
【0057】非資産管理サーバ100は、情報処理装置
140へ回復を行う通知を送る(212)。この通知に
基づいて情報処理装置140は非資産管理サーバ100
へ整理番号を送る(213)。非資産管理サーバ100
の回復処理部403は、情報処理装置から受取った整理
番号から対応する暗号化されたキーと秘密鍵をデータベ
ース410から読み出し、秘密鍵で暗号化されたキーを
復号化する。この復号化されたキーを情報処理装置へ送
る。復号化されたキーを受けた情報処理装置140は、
ロックを解除した場合に「解除」を、ロックを解除でき
ない場合には「非解除」を非資産管理サーバ100へ送
る。「解除」の通知を受けた回復処理部403は、当該
情報処理装置の利用状況に「非資産」と登録し、状態に
「古」を登録する。一方、情報処理装置から「解除不
可」を受けた回復処理部403は、整理番号とIDとを
表示装置に表示する。これは、資産管理サーバ110か
ら送られてきた暗号化されたキーが異なるか、あるいは
情報処理装置が異なる場合である。これにより資産管理
サーバ110で情報処理装置が正しく管理される。
【0058】利用状況通知部404は、図3に示すよう
に資産利用管理サーバ120から管理状況の通知を受け
るとデータベース410から、利用状況、利用先、利用
期間、整理番号、製品名を利用管理サーバ120へ送
る。また、利用管理サーバ120から一致しない情報処
理装置の整理番号を受けると、端末に整理番号と製品名
とを表示する。
【0059】図7は、資産管理サーバ110と、それに
接続されているデータベースとを示したものである。
【0060】資産管理サーバ110は、購入又は借りた
情報処理装置を「資産」として管理するためのものであ
り、情報処理装置の購入又は賃貸を申し込む利用申請部
701、複数の仮想マネージャ706、仮想マネージャ
を利用して情報処理装置を管理するための仮想マネージ
ャ制御部702、データベース730及び仮想マネージ
ャ管理テーブル720を検索する検索部703、グルー
プ設定処理部704、資産利用管理サーバ120へデー
タベース730の内容を通知する利用状況通知部705
とを有している。ここで、契約仮想マネージャ707、
使用率仮想マネージャ708、償却仮想マネージャ70
9、課金仮想マネージャ710、グループ仮想マネージ
ャ711を有しているが、これらは他の装置から読み込
んだり、資産管理サーバ110で生成したものである。
【0061】また資産管理サーバ110は、仮想マネー
ジャと仮想マネージャで管理されている情報処理装置と
の関係を示す仮想マネージャ管理テーブル720を有し
ている。このテーブル720には、資産管理サーバ11
0が有している仮想マネージャ名、仮想マネージャが管
理するために必要な項目、実際に利用する仮想マネージ
ャを示す利用フラグ、仮想マネージャが管理している情
報処理装置の整理番号が格納されている。また、仮想マ
ネージャで管理されている場合には、「manage」、管理
を終了した場合には「end」、管理対象外の場合には「e
xcept」が格納されている。
【0062】各部の動作については後述する。
【0063】図8は、データベース730の内容を示し
たものである。データベース730には、整理番号80
1、利用先802、導入形態803、利用開始日80
4、利用時間805、利用期間806、製品名807、
型名808、価格809、支払810、賃貸料811、
資産状態812、税額813、利用終了日814、対応
機種815、必要機種816、対応機種グループ81
7、必要機種グループ818などが登録される。ここ
で、整理番号801、利用先802、導入形態803、
利用期間806、製品名807、型名808、価格80
9、支払810は図5、図6(a)で示したデータベー
ス410、420に登録される利用期間、利用先、導入
形態、整理番号、製品名、価格、支払と同じものであ
る。利用開始日804は、情報処理装置の利用を開始し
た日であり、利用時間805は情報処理装置の利用を開
始した日からの時間を示すものであり、利用終了日81
4は情報処理装置の利用が終了した日を示すものであ
る。賃貸料811、資産状態812、税額813は仮想
マネージャによって登録されるものであり、図7に示し
たものと別の仮想マネージャがあれば、登録される項目
が新たに追加される。対応機種グループ817は、当該
情報処理装置で利用できる情報処理装置の整理番号を登
録するものである。必要機種グループ818は、当該情
報処理装置を利用するために必要な情報処理装置の整理
番号を登録するものである。この対応機種グループ81
7、必要機種グループ818の登録は、資産管理サーバ
110の管理者又は情報処理装置の利用者が端末から登
録してもよい。また、非資産管理サーバ100の管理者
が登録してもよい。また、後述するグループ設定処理部
704により自動的に設定するようにしてもよい。
【0064】次に、資産管理サーバ110について説明
する。
【0065】利用申請部701の処理を説明する。利用
申請部701は、図2(a)に示す処理を行うものであ
り、ここでは図2(a)により説明する。
【0066】オペレータは端末から利用申請部701を
起動し、情報処理装置の利用か、仮想マネージャの利用
か、情報処理装置と仮想マネージャの利用かを「利用要
求」として非資産管理サーバ100へ送る。
【0067】利用申請部701では、非資産管理サーバ
100から利用可能な製品情報として送られてきた製品
名、状態、製造元、仕様、対応機種、必要機種、仮想マ
ネージャ名を、端末に表示する。図9に表示画面の例を
示す。図9に示す画面は、「利用要求」として情報処理
装置と仮想マネージャを指定したものであり、製品名、
状態、製造元、仕様、価格、仮想マネージャ名などが表
示されている。尚、対応機種、必要機種などの項目につ
いては表示されていないが、これらはスクロールして表
示することができる。また、整理番号、導入形態、利用
期間はオペレータが入力する項目である。整理番号は利
用先で情報処理装置に付けられる番号、導入形態は、情
報処理装置を購入するのか、借りるのかを入力する。利
用期間は、情報処理装置を借りる場合に入力が有効とな
り、オペレータは希望する期間を入力する。また、オペ
レータは利用を希望する仮想マネージャを選択できるよ
うになっている。
【0068】オペレータが画面に表示されている「決
定」のボタンを押すと、図9に示された項目を非資産管
理サーバ100へ「利用する製品情報」として送る(2
03)。
【0069】また、利用申請部701は、非資産管理サ
ーバ100から仮想マネージャを受けると(204)、
送られてきた仮想マネージャを登録する。利用申請部7
01は、完了通知を受けると画面で選択した情報処理装
置の整理番号、利用先、導入形態、利用期間、製品名、
価格、対応機種、必要機種をデータベース730へ登録
する。
【0070】次に、グループ設定処理部704の処理に
ついて説明する。
【0071】図10は、データベース730の一部を示
したものであり、利用申請部701により図10(a)
のようにデータベース730に登録されたものとする。
グループ設定処理部704は、登録された情報処理装置
のうち一つを選択する。次に選択した情報処理装置の型
名をキーにして、登録された情報処理装置の対応機種、
必要機種を検索する。検索の結果、対応機種、必要機種
に選択した情報処理装置の型名が登録されているものが
あれば、検索された情報処理装置の対応機種グループ、
必要機種グループに選択した情報処理装置の整理番号を
登録する。つまり、図10(a)の整理番号「000
1」を選択した場合、この情報処理装置の型名「SY2
221Z」をキーにして、他の整理番号の対応機種、必
要機種に対して検索を行う。この結果、整理番号「00
08」の対応機種に「SY2221Z」と登録されてい
るので、整理番号「0008」を検索結果として出力す
る。次に、整理番号「0008」の対応機種グループに
選択した整理番号「0001」を登録する。図10
(b)は、この処理を登録された全ての情報処理装置装
置に対して行った結果を示したものである。このよう
に、グループ設定処理部704により、データベース7
30に登録された情報処理装置に対して対応関係、又は
必要的な関係を登録することができる。
【0072】次に検索処理部703について説明する。
検索処理部703は、検索キーを受付け、データベース
730を検索し、その結果を出力するものである。検索
キー及び検索の対象となるものは、データベース730
に登録される項目及び仮想マネージャ管理テーブル72
0の項目である。また、検索結果の出力もデータベース
730の登録内容及び仮想マネージャ管理テーブル72
0の登録内容である。また、いくつかの項目を組合わせ
て検索キーとすることも、検索の対象とすることもでき
る。これにより、資産管理サーバ110の管理者又は情
報処理装置の利用者は、情報処理装置の処分を判断する
ことができる。例えば、検索処理部703を利用して情
報処理装置の整理番号を検索キーとし、整理番号を検索
対象とすると、検索キーに対応した情報処理装置の対応
機種グループ817、必要機種グループ818が表示さ
れる。ここで、対応機種グループ817、必要機種グル
ープ818に何も登録されていなければ、管理者又は利
用者は、資産管理サーバ110は対応する情報処理装
置、必要とする情報処理装置を有していなことが分か
る。従って、管理者又は利用者は、当該情報処理装置の
必要性がないと判断することができる。また、新たに情
報処理装置を導入しようとする場合、当該装置の型名又
は製品名をキーとして対応機種又は必要機種を対象に検
索することができる。これにより、新たに導入しようと
する情報処理装置に対応する情報処理装置があるかどう
かを判断することができる。
【0073】図11は、仮想マネージャ制御部702の
初期設定の処理を示したものである。この処理は、図2
(b)を行うためのものである。
【0074】仮想マネージャ制御部702は、情報処理
装置から初期設定情報として受取った整理番号がデータ
ベース730へ登録済みであるか確認する(110
1)。データベース730には、図2(a)の利用申請
の処理で利用する情報処理装置と共に整理番号が登録さ
れている。従って、情報処理装置から送られてきた整理
番号がデータベース730に登録されているか確認する
ことで、利用申請したものと同じか確認することができ
る。登録済みでない場合には(処理1101で
「N」)、整理番号と共に「未登録」を端末に表示する
(1110)。登録済みの場合には(処理1101で
「Y」)、初期設定情報として仮想マネージャが送られ
てきたかを判断し(1102)、仮想マネージャが送ら
れていれば(処理1102で「Y」)、仮想マネージャ
管理テーブル720に当該仮想マネージャが登録されて
いるかを確認する(1103)。仮想マネージャが登録
されていれば(処理1103で「Y」)、利用すること
を示すフラグを設定する(1104)。仮想マネージャ
が登録されていない場合については後述する。次に、仮
想マネージャ制御部702は仮想マネージャ管理テーブ
ル720に、情報処理装置の整理番号を登録し(110
5)、仮想マネージャ管理テーブル720の利用するこ
とを示すフラグが設定されている仮想マネージャを起動
する(1106)。次に、フラグが設定されている仮想
マネージャに必要な項目を読み込み、情報処理装置へ送
り(1107)、処理を終了する。
【0075】一方、仮想マネージャが登録されていない
と判断した場合(処理1103で「N」)、資産管理サ
ーバ110に接続された端末に仮想マネージャ名を表示
し(1108)、情報処理装置に仮想マネージャ名と当
該仮想マネージャがない旨を通知し(1109)、処理
を終了する。
【0076】このように情報処理装置から初期設定情報
を受けると資産管理サーバ110の仮想マネージャが実
行され、情報処理装置を管理する。実行される仮想マネ
ージャは図7に示す仮想マネージャ管理テーブル720
の利用フラグを設定することで実行される。ここでは情
報処理装置からも実行する仮想マネージャを指定できる
ようにしている。既に説明したように仮想マネージャ管
理テーブル720は、仮想マネージャが情報処理装置を
管理しているか否かを「manage」、「except」、「en
d」で表現している。「manage」は管理されている状態
を示し、「except」の場合は管理対象外であることを示
し、「end」は管理を終了したことを示す。従って、管
理対象については「manage」から「end」へと状態が遷
移する。また、整理番号が登録されていて、「manag
e」、「except」、「end」のいずれも登録されていない
場合は、仮想マネージャで管理の対象か否かを判断して
いない状態を示す。また、「end」と登録されている場
合、情報処理装置はロックされ利用できないようにな
る。
【0077】以下、資産管理サーバ110に登録されて
いる契約仮想マネージャ707、使用率仮想マネージャ
708、償却仮想マネージャ709、課金マネージャ7
10、グループ仮想マネージャ711について説明す
る。
【0078】契約仮想マネージャ707は、情報処理装
置を期限付きで借りた場合に、その期限を管理する仮想
マネージャである。図12は契約仮想マネージャの処理
を示したものである。
【0079】契約仮想マネージャ707は、仮想マネー
ジャ管理テーブル720の契約仮想マネージャの欄に
「manage」「except」「end」のいずれも登録されてい
ない整理番号を処理の対象と特定し、この整理番号の導
入形態、利用開始日、利用期間をデータベース730か
ら読み出す(1201)。ここで、導入形態として「貸
出し」と登録されていない場合には(処理1202で
「N」)、仮想マネージャ管理テーブル720の当該整
理番号で契約仮想マネージャの欄に「Except」を登録す
る(1209)。つまり、情報処理装置を購入した場合
には、契約仮想マネージャの管理対象外なので「excep
t」と登録している。
【0080】一方、「貸出し」の場合は(処理1202
で「Y」)、「manage」を登録し(1203)、取り出
した利用開始日と資産管理サーバ110から求めた現在
の日付から経過時間を求め(1204)、データベース
730へ登録する(1205)。経過時間が利用期間を
超えている場合は(処理1206で「N」)、仮想マネ
ージャ管理テーブル720の当該整理番号に「end」を
登録する(1210)。経過時間が利用期間内であれば
(処理1206で「Y」)、処理1201と同様に仮想
マネージャ管理テーブル720の契約仮想マネージャの
欄に「manage」「except」「end」のいずれも登録され
ていない整理番号があるか調る(1207)。処理12
07で「Y」の場合、処理の対象と特定し、この整理番
号の導入形態、利用開始日、利用期間をデータベース7
30から読み出す(1212)。
【0081】対象となるものがない場合には(処理12
07で「N」)、仮想マネージャ管理テーブル720の
契約仮想マネージャの欄に「manage」と登録されている
整理番号があるか調べる(1208)。「manage」と登
録されたものがあれば(処理1208で「Y」)、所定
時間待って、当該整理番号についてデータベースから利
用期間と利用開始日とを読み出し(1211)、処理1
204へ戻る。「manage」と登録されている整理番号が
ない場合には(処理1208で「N」)、処理を終了す
る。
【0082】このように契約仮想マネージャは、情報処
理装置が利用期間内であるかどうかを定期的にチェック
し、利用期間を経過すると管理を終了する。複数の情報
処理装置を管理している場合には、全ての情報処理装置
について管理を終了すると仮想マネージャは処理を終了
する。
【0083】使用率仮想マネージャ708とは、情報処
理装置が遊休資産であるかを判定する仮想マネージャで
ある。図13は使用率仮想マネージャの処理を示したも
のである。
【0084】使用率仮想マネージャ708は、仮想マネ
ージャ管理テーブル720の使用率仮想マネージャの欄
に「manage」、「end」、「except」のいずれも登録さ
れていない整理番号を管理の対象と特定し、この整理番
号の導入形態をデータベース730から読み出す(13
01)。ここで、導入形態として「貸出し」と登録され
ている場合には(処理1302で「Y」)、当該整理番
号の契約仮想マネージャの欄を参照し「end」と登録さ
れているか調べる(1303)。「end」と登録されて
いる場合は(処理1303で「N」)、当該情報処理装
置の利用期間が経過し、契約仮想マネージャ707の管
理が終了した状態であることを示している。従って、当
該情報処理装置は利用されないので使用率仮想マネージ
ャ708の対象から外す。つまり、当該整理番号に対応
する使用率仮想マネージャの欄に「except」と登録する
(1309)。「end」と登録されていない場合には
(処理1303で「Y」)、使用率仮想マネージャ70
8で管理するため「manage」を登録する(1304)。
【0085】次に、情報処理装置から送られてきたメモ
リの使用率、CPU使用率を、予め設定した閾値と比較
する(1305)。閾値より低い場合には(処理130
5で「Y」)、データベース730に「遊休資産」を登
録し(1310)、データベース620へ使用率を登録
する(1306)。次に、処理1301と同様に仮想マ
ネージャ管理テーブル720の使用率仮想マネージャの
欄に「manage」、「end」、「except」のいずれも登録
されていない整理番号があるか調べる(1307)。対
象となるものがあれば(処理1307で「Y」)、管理
の対象と特定し、この整理番号の導入形態をデータベー
ス730から読み出す(1311)。管理対象がない場
合には、仮想マネージャ管理テーブル720の使用率仮
想マネージャの欄に「manage」と登録されている整理番
号があるか調べ(1308)、あれば所定時間待って、
処理1305へ戻る。
【0086】尚、CPU使用率やメモリの使用率である
場合は平均値を求めて閾値と比較してもよい。また、情
報処理装置の利用率を求める場合には、情報処理装置で
電源が投入された合計時間を情報処理装置から使用率仮
想マネージャへ送り、使用率仮想マネージャでは使用開
始日からの経過時間T1と、電源が投入された合計時間
T2から、T2/T1を求めることにより使用率を求め
ることができる。これを閾値と比較して、閾値以下であ
れば、「遊休資産」と登録するようにしてもよい。ま
た、使用率仮想マネージャは閾値以下である場合には
(処理1305で「N」)、処理1310で「遊休資
産」と登録しているが、仮想マネージャ管理テーブル7
20に「end」と登録し、情報処理装置をロックするよ
うにしてもよい。
【0087】償却仮想マネージャ709とは、償却資産
の税率を計算するための仮想マネージャである。図14
は、償却仮想マネージャ709の処理を示したものであ
る。
【0088】償却仮想マネージャ709の処理も使用率
仮想マネージャと処理はほぼ同じである。使用率仮想マ
ネージャとの違いは、税額を計算することである(14
05)。税額は、評価額を求め、求めた評価額に所定の
係数を使って求める。例えば、評価額の計算としては次
のようになる。 評価額=取得価格(1−減価率/2) 評価額=前年度の価格(1−減価率) また、税金の計算は次のようになる。 税額=評価額×税率 このようにして求めた、税額をデータベース730に登
録する。尚、税額を求める計算式は自由に設定すること
ができる。
【0089】課金仮想マネージャ710は、利用期間か
ら情報処理装置の利用料金を求める仮想マネージャであ
る。課金仮想マネージャ710の処理は償却仮想マネー
ジャ709とほぼ同じであり、税額を計算する処理が利
用料金を計算する処理に代わったものである。
【0090】例えば、月々の支払がa円の場合は、次の
ように利用料金を求める。
【0091】利用料金=a×経過時間/720 経過時間は、利用開始日からの時間である。
【0092】グループ仮想マネージャ711とは、グル
ープ化された情報処理装置を管理するものである。図1
5はグループ仮想マネージャの処理を示したものであ
る。グループ仮想マネージャ711は、仮想マネージャ
管理テーブル720から「manage」、「except」、「en
d」のいずれも登録されていない整理番号を処理の対象
と特定する(1501)。次に、特定された対象の整理
番号の契約仮想マネージャの管理状況を仮想マネージャ
管理テーブル720から読み出す(1502)。ここで
管理状況が「end」の場合は(処理1503で
「Y」)、特定された整理番号に対応するグループ管理
仮想マネージャの欄に「end」を登録する(151
0)。契約仮想マネージャの管理状況が「end」以外の
場合には(処理1503で「N」)、対象とされた整理
番号の対応機種グループ及び必要機種グループをデータ
ベース730から読み出す(1504)。対応機種グル
ープ又は必要機種グループに整理番号が登録されていな
い場合には(処理1505で「N」)、仮想マネージャ
管理テーブル720の処理1501で特定した整理番号
に対するグループ管理マネージャの欄に「except」を登
録する(1511)。対応機種グループ又は必要機種グ
ループに整理番号が登録されている場合には(処理15
05で「Y」)、仮想マネージャ管理テーブル720か
ら、対応機種グループ又は必要機種グループに登録され
ている整理番号と一致する契約仮想マネージャの管理状
況を読み込む(1506)。次に、対応機種グループ又
は必要機種グループに登録された整理番号の内容と契約
仮想マネージャの管理状況から、処理1501で特定し
た整理番号の管理状況を決定する(1507)。この決
定方法は次のように行う。
【0093】まず、必要機種グループ818だけに整理
番号が登録されている場合について説明する。この場
合、必要機種グループ818に登録された整理番号に対
する契約仮想マネージャの管理状況として一つでも「en
d」があれば、処理1501で特定した整理番号のグル
ープ仮想マネージャの管理状況に「end」を登録し、そ
れ以外の場合は「manage」を登録する。
【0094】次に、対応機種グループ817だけに整理
番号が登録されている場合について説明する。この場
合、対応機種グループ817に登録された整理番号に対
する契約仮想マネージャの管理状況として一つでも「ma
nage」があれば、処理1501で特定した整理番号のグ
ループ仮想マネージャの管理状況に「manage」を登録す
る。全ての契約仮想マネージャの管理状況が「end」の
場合に、処理1501で特定した整理番号のグループ仮
想マネージャの管理状況に「end」を登録する。
【0095】対応機種グループ817、必要機種グルー
プ818の両方に整理番号が登録されている場合は、対
応機種グループ817、必要機種グループ818でそれ
ぞれ管理状況を決定し、その結果「manage」と「end」
といった2つの結果が出た場合には、「manage」を優先
する。
【0096】ここでは、対応機種グループ817、必要
機種グループ818のいずれかに登録された整理番号の
情報処理装置が、契約仮想マネージャで管理されている
場合には、グループ仮想マネージャで管理するように処
理している。従って、仮想マネージャ管理テーブル72
0を参照することにより、「manage」と登録されている
場合には、グループとして登録されている情報処理装置
があることがわかる。従って、当該情報処理装置を必要
とする情報処理装置があるので処分することができない
と管理者又は利用者は判断することができる。
【0097】処理1501で特定した整理番号の管理状
況を決定したら、次の対象を特定する(1508)。処
理1508では、処理1501と同様に仮想マネージャ
管理テーブル720から「manage」、「except」、「en
d」のいずれも登録されていない整理番号を処理の対象
と特定する。対象があれば(処理1508で「Y」)、
処理1502へ戻る。処理1508で対象がない場合に
は(処理1508で「N」)、「manage」と登録されて
いる他の整理番号があるかを調べ、あればその整理番号
を対象と特定して処理1502へ戻る。このように、グ
ループ仮想マネージャ711は、グループとして関連付
けされている他の情報処理装置の管理状況に基づいて対
象としている情報処理装置がグループとして管理されて
いるか、否かを仮想マネージャ管理テーブル720へ登
録している。
【0098】ここでは契約仮想マネージャ707の管理
状況によって「manage」、「end」を決定している。こ
れは、契約仮想マネージャ707が「end」の場合、契
約期間が切れて利用できなくなるためである。従って、
資産管理サーバ110のデータベース730の利用期間
を利用してもよいし、データベース730に管理対象で
あるかどうかを示す情報が格納されるようであれば、そ
の情報を利用してもよい。また、情報処理装置が利用さ
れているか否かを示す他の仮想マネージャがあれば、そ
の結果を利用してもよい。
【0099】ここでは5種類の仮想マネージャについて
説明したが、管理の内容によって他の仮想マネージャを
利用してもよい。
【0100】この5つの仮想マネージャは、既に説明し
た初期設定の時に処理が開始される。次に、図2(c)
に示すように初期設定が終了した後の仮想マネージャ制
御部902の処理を説明する。
【0101】図16は初期設定が終了した資産管理サー
バ110の仮想マネージャ制御部702の処理を示した
ものである。初期設定が終了した情報処理装置は、整理
番号を資産管理サーバ110へ送る。この時、初期設定
で仮想マネージャが必要とする項目を送るように要求さ
れていれば、その項目のデータを整理番号と共に送る。
仮想マネージャ制御部702は、仮想マネージャが必要
とする項目が送られてきたか確認し(1601)、送ら
れてきた場合には(処理1601で「Y」)、仮想マネ
ージャへ当該項目のデータを渡す(1602)。次に、
仮想マネージャ管理テーブル720を参照して、当該整
理番号の仮想マネージャの管理状況(「manage」又は
「except」)を情報処理装置へ送り(1603)、情報
処理装置の応答があるか所定期間待つ。情報処理装置
は、「except」を受けると、情報処理装置自身をロック
し、ロックを解除するキーを整理番号とともに資産管理
サーバ110へ送る。仮想マネージャ制御部702は、
所定期間待って情報処理装置からキーが送られてきたか
確認し(1604)、キーが送られてきたら(処理16
04で「Y」)、データベース730へ情報処理装置の
利用状況の欄に利用終了を登録する(1605)。また
データベース730から情報処理装置を借りた非資産管
理サーバ100のアドレスを読み出して、整理番号とキ
ーを送る(1606)。
【0102】利用状況通知部705は、図3に示すよう
に資産利用管理サーバ120から管理状況の通知を受け
るとデータベース730から、利用元、利用期間、整理
番号、製品名、利用状況を利用管理サーバ120へ送
る。また、利用管理サーバ120から一致しない情報処
理装置の整理番号を受けると、端末に整理番号と製品名
とを表示する。
【0103】図17は、情報処理装置に組み込まれる資
産エージェントの構成を示したものである。資産エージ
ェントは、資産管理サーバ110との間で管理を行うた
めの管理設定部1701、管理処理部1702、情報処
理装置のアプリケーションプログラムを実行させないよ
うにするロック制御部1703、ロックを解除するロッ
ク解除部1704とを有している。情報処理装置に電源
が投入されると、オペレーティングシステムが起動した
後に、資産エージェントの管理設定部1701が起動す
る。管理設定部1701は初期設定を行うものであり、
初期設定が終了すると情報処理装置のアプリケーション
が使えるようになる。例えば、初期設定を終了した後に
アプリケーションのアイコンが表示される。資産エージ
ェントのロック制御部1703が起動すると、初期設定
を未終了の状態にし、アプリケーションを新たに起動で
きないようにする。尚、ロック制御部1703によりロ
ックされた場合でも、ロック解除部1704は起動す
る。各部の動作については後述する。
【0104】また、情報処理装置にはID1711、整
理番号1712、利用開始日1713、設定キー171
4、照合キー1715、公開鍵1716、仮想マネージ
ャ名1717が登録できる記憶領域1710を有してい
る。図18は、資産エージェントの管理設定部1701
の処理を示したものである。これは図2(b)の処理を
行うためのものである。
【0105】情報処理装置の電源が投入されると管理設
定部1701が処理を開始する。まず、初期設定が終了
しているか確認し(1801)、初期設定が終了してい
る場合には(処理1801で「N」)、処理を終了す
る。初期設定が終了していない場合には(処理1801
で「Y」)、情報処理装置の記憶領域1710に記憶さ
れている照合キー1715を読み込み、照合キー171
5が設定キー1714と同一か否かを確認する(180
2)。キーが同一でない場合、あるいはキーが記憶され
ていない場合には(処理1802で「N」)、処理18
02へ戻る。情報処理装置がロックされた状態とは、設
定キー1714を記憶領域1710から削除した状態の
ことである。設定キー1714が削除されると、処理1
802を繰り返し、初期設定が終了しない状態となり、
アプリケーションが起動できなくなる。
【0106】一方、キーが同一である場合には(処理1
802で「Y」)、資産管理サーバ110に対して接続
処理を行う(1803)。資産管理サーバ110との間
で通信が確立できない場合には、ネットワークの設定画
面を表示する。オペレータは、この設定画面から資産管
理サーバ110のアドレスを指定する。オペレータによ
り設定が行われた後、再度資産管理サーバ110に対し
て接続処理を行う(1803)。資産管理サーバ110
との間で通信が確立できると(処理1804で
「Y」)、資産管理サーバ110へ、記憶領域410に
登録された整理番号1712を送る(1805)。尚、
このときに仮想マネージャ名1717が登録されていれ
ば、仮想マネージャ名1717も整理番号と共に送る。
【0107】情報処理装置の管理設定部1701は、仮
想マネージャの処理に必要な項目が資産管理サーバ11
0から送られてきたら記憶領域1710に格納し(18
08)、初期設定が終了したことを登録し(180
9)、処理を終了する。
【0108】一方、資産管理サーバ110から仮想マネ
ージャがない旨の通知を受けた管理設定部1701は、
ロック制御部1703を起動し(1807)、処理18
02へ戻る。
【0109】ここまでの処理が情報処理装置を管理する
ための初期設定である。
【0110】次に、管理処理部1702の処理について
説明する。これは図2(c)を行うためのものである。
【0111】図19は、管理処理部1702の処理を示
したものである。管理処理部1702は、資産管理サー
バ110から仮想マネージャに必要な項目を送るように
要求されていれば(処理1901で「Y」)、仮想マネ
ージャに必要な項目を読み出して、それぞれの項目を満
たすデータを収集する(1902)。例えばメモリの使
用率、CPUの使用率であればオペレーティングシステ
ムで管理されているメモリ使用率やCPU使用率を取得
する。このように取得した仮想マネージャに必要な項目
のデータを整理番号とともに資産管理サーバ110へ送
る(1903)。
【0112】管理処理部1702は、資産管理サーバ1
10から送られてきたデータが「manage」であれば(処
理1904で「Y」)、処理を終了する。一方、「exce
pt」の場合は、ロック制御部1703を起動する(19
05)。
【0113】図20は、ロック制御部1703の処理を
示したものである。
【0114】ロック制御部1704が起動すると、情報
処理装置が利用できなくなることの通知を画面に表示す
る(2001)。次に、起動されているアプリケーショ
ンがあるかを確認し(2002)、起動されているアプ
リケーションがある場合には(処理2002で
「Y」)、処理を終了することの通知を画面に表示する
(2003)。次に、ファイルを外部の記憶装置に退避
するかを問合せ、退避する場合には(処理2004で
「Y」)、ファイル元の名称とコピー先の入力画面を表
示し(2005)、ファイルのコピーを実行する(20
06)。次に、記憶部に記憶されている設定キーを削除
し(2007)、新たにキーを生成する(2008)。
このキーは例えば乱数を用いて生成する。生成されたキ
ーを照合キー417として登録する(2009)。ま
た、生成されたキーを設定キーとして公開鍵で暗号化
し、資産管理サーバ110へ送る(2010)。この
時、設定キー1714は記憶領域1710に登録されな
い。このようにロック制御部1703は、ロックを解除
するためのキーを公開鍵で暗号化する。従って、復号化
を行う秘密鍵を有する者だけがロックを解除できるよう
になっている。
【0115】図21は、ロック解除部1704の処理を
示したものである。これは、図2(d)を行うためのも
のである。
【0116】ロック解除部1704は、非資産管理サー
バ100から回復を行う通知を受けると整理番号を非資
産管理サーバ100へ送る(2101)。非資産管理サ
ーバ100は、予め送られてきたキーを復号化して情報
処理装置に送る。ロック解除部1704は、送られたキ
ーと、照合キーとを比較し(2102)、キーが一致す
れば(処理2103で「Y」)、設定キーとして登録し
(2104)、非資産管理サーバ100へ「解除」を通
知する(2105)。一方、キーが一致しない場合には
(処理2103で「N」)、「非解除」を非資産管理サ
ーバ100へ通知する(2106)。
【0117】以上、図1に示す資産管理システムを構成
する非資産管理サーバ100、資産管理サーバ110、
資産エージェントについて説明した。
【0118】また、本実施例で説明した情報処理装置の
資産エージェントは、資産管理サーバ100へ問合せて
管理の対象であるか否かを判断していたが、情報処理装
置に資産管理サーバ110で説明した仮想マネージャ7
06、仮想マネージャ制御部702、仮想マネージャ管
理テーブル720を持たせるようにしてもよい。この場
合、情報処理装置の資産エージェントは、資産管理サー
バと情報処理装置のそれぞれの仮想マネージャ制御部に
対して、問合せを行い、それぞれの仮想マネージャ制御
部からの応答が異なる場合に、ロックするようにすれ
ば、情報処理装置が正しく管理される。
【0119】また、資産管理サーバと情報処理装置の仮
想マネージャは同一とする必要がなく、それぞれ必要な
管理を行うようにしてもよい。
【0120】次に他の実施例について説明する。
【0121】図1では、非資産管理サーバ100、資産
管理サーバ110と分けて説明した。ここでは非資産管
理サーバ100、資産管理サーバ110の機能を合わせ
た資産管理サーバについて説明する。つまり、情報処理
装置を販売する製造業者や貸し出す業者であっても、他
の業者から情報処理装置を借りたり、買ったりして利用
している。このような場合、非資産管理サーバ100と
資産管理サーバ110の2つの管理サーバよりも一つの
サーバで実現できるようにした方が効率がよい。
【0122】図22は、複数の会社の資産を管理するシ
ステムの構成を示したものである。本システムは、複数
の会社の資産を管理する資産管理サーバ2200と、資
産管理サーバ2200と通信を行う利用者サーバ221
0とを有している。図23は、資産管理サーバ2200
の構成を示したものである。尚、資産管理サーバ220
0の各部の機能について同一の符号は既に説明したもの
と同一である。この資産管理サーバ2200は情報処理
装置を貸す側と借りる側との間の仲介、情報処理装置を
販売する側と購入する側との間の仲介を行う仲介サーバ
となる。尚、以下では情報処理装置を貸す側、販売する
側のサーバの利用者を非資産登録者、情報処理装置を借
りる側、購入する側を資産登録者として説明する。
【0123】次に、図24に示したシステム全体の動作
について説明する。
【0124】図24(a)は、非資産登録者が非資産を
登録する動作を説明したものである。非資産登録者は、
利用者サーバ2210から資産管理サーバ2200へ非
資産登録者を示すID、パスワード、非資産を登録する
非資産登録要求及び利用者サーバ2210のアドレスを
送る(2401)。資産管理サーバ2200は、送られ
てきたID、パスワードから非資産登録者に非資産を登
録する権限があると判断した場合には登録許可通知を、
ID、パスワードが一致しない場合には不許可通知を利
用者サーバ2210へ送る(2402)。登録許可を受
けた非資産登録者は、利用者サーバ2210から登録す
る情報処理装置のデータを資産管理サーバ2200へ送
る(2403)。
【0125】資産管理サーバ2200へ送るデータは、
資産管理サーバ2200が有するデータベース410、
420のID501、521、利用状況502、状態5
03、型名522、製品名523、製造元524、仕様
525、価格528、対応機種526、必要機種527
である。
【0126】また、仮想マネージャと仮想マネージャが
行う処理の内容、仮想マネージャに必要なデータ項目と
を送ることにより非資産登録者の資産管理サーバ220
0のデータベース440に登録される。
【0127】資産管理サーバ2200は、データベース
へ情報処理装置のデータ及び仮想マネージャのデータの
登録を終了すると、登録完了通知を非資産登録者の利用
者サーバ2210へ送り、処理を終了する(240
4)。
【0128】図21(b)は、資産管理サーバ2200
で管理されている情報処理装置を利用するための申請処
理を示したものである。
【0129】資産登録者は利用者サーバ2210から資
産管理サーバ2200へ、ID、パスワード、利用要
求、アドレスを送る(2405)。利用要求を受けた資
産管理サーバ2200は、利用可能な情報処理装置、仮
想マネージャを選定する。資産管理サーバ2200は、
「利用可能な製品情報」として、情報処理装置の製品
名、状態、製造元、仕様、対応機種、必要機種、価格、
仮想マネージャ名などを資産登録者の利用者サーバ22
10へ送る(2406)。資産登録は、利用する情報処
理装置、仮想マネージャを選択し、整理番号、導入形
態、利用期間、利用先を「利用する製品情報」として利
用者サーバ2210から資産管理サーバ2200へ送る
(2407)。資産管理サーバ2200は、受取った情
報をデータベースに登録する。尚、利用者サーバ221
0で仮想マネージャが選択された場合、資産管理サーバ
2200は、データベースから該当する仮想マネージャ
を読み出して、資産管理サーバ2200へ送る(240
8)。以上の処理を終えると、資産管理サーバ2200
は処理を終了したことを示す「完了通知」を資産登録者
の利用者サーバ2210へ送る(2409)。利用者サ
ーバ2210は完了通知を受取って処理を終了する。
【0130】図24(c)は、資産管理サーバ110で
情報処理装置を管理するための初期設定を示したもので
ある。
【0131】情報処理装置140の電源が投入される
と、情報処理装置140は初期設定を行う。
【0132】情報処理装置140は、資産登録者の利用
者サーバ2210へ初期設定情報として整理番号、利用
先、利用開始日、利用期間、製品名、仮想マネージャ名
の情報を送る(2410)。利用者サーバ2210は情
報処理装置から受け取った初期設定情報を資産管理サー
バ2200へ送る(2411)。資産管理サーバ220
0は、受取った整理番号から当該情報処理装置が要求し
たものかを確認し、仮想マネージャを起動する。次に、
起動された仮想マネージャの処理に必要な項目を資産登
録者の利用者サーバ2210へ送る(2412)。資産
登録者の利用者サーバ2210は受け取った仮想マネー
ジャの処理に必要な項目を情報処理装置140へ送る
(2413)。情報処理装置140は、送られてきた仮
想マネージャに必要な項目を記憶領域に格納し、初期設
定の処理を終了する。
【0133】資産管理サーバ2200では仮想マネージ
ャが起動し、情報処理装置を管理する。
【0134】図25(a)は、初期設定が終了した資産
管理サーバ2200、利用者サーバ2210、情報処理
装置140との動作を示したものである。資産管理サー
バ2200は起動された仮想マネージャで情報処理装置
140を管理し、情報処理装置140は資産登録者の利
用者サーバ2210を介して資産管理サーバ2200へ
問合せることにより、有効な資産であるかどうかを確認
する。
【0135】情報処理装置140は、定期的に整理番
号、仮想マネージャの処理に必要な項目のデータを資産
登録者の利用者サーバ2210へ送る(2501)。資
産登録者の利用者サーバ2210は受け取った整理番
号、仮想マネージャの処理に必要な項目を資産管理サー
バ2200へ送る(2502)。資産管理サーバ220
0は、送られた整理番号から当該情報処理装置を管理し
ている仮想マネージャが処理を行っているか否かを確認
する。仮想マネージャが処理を行っている場合には「ma
nage」を、処理を行っていない場合は「end」、処理の
対象外の場合は「except」を資産登録者の利用者サーバ
2210へ送る(2503)。資産登録者の利用者サー
バ2210は、情報処理装置140に受け取った「mana
ge」又は「end」又は「except」送る(2504)。情
報処理装置140は、「manage」を受取ると資産管理サ
ーバ2200で管理されていると判断し、所定時間が経
過した後に再び整理番号、仮想マネージャの処理に必要
な項目を資産登録者の利用者サーバ2210へ送る(2
501)。資産登録者の利用者サーバ2210は、資産
管理サーバ2200へ受け取った整理番号、仮想マネー
ジャの処理に必要な項目を送る(2502)。
【0136】一方、「end」を受取ると情報処理装置1
40は、資産管理サーバ2200で管理されていないと
判断する。資産管理サーバ2200で管理されないと判
断した情報処理装置140は、利用者が利用できないよ
うにロックするとともに、ロックを解除するためのキー
を生成する。情報処理装置140は、整理番号と生成し
たキーを資産登録者の利用者サーバ2210へ送る(2
505)。資産登録者の利用者サーバ2210は資産管
理サーバ2200へ整理番号と生成したキーを資産管理
サーバ2200へ送る(2506)。整理番号とキーを
受取った資産管理サーバ2200は、非資産登録者の利
用者サーバ2210へ整理番号とキーを送る(250
7)。
【0137】図25(b)は、返却された情報処理装置
を再び利用できるようにロックを解除する処理を示した
ものである。資産管理サーバ2200は、非資産登録者
の利用者サーバ2210へロック解除通知を送る(25
08)。利用者サーバ2210は、情報処理装置140
へロック解除通知を送る(2509)。ロック解除通知
を受けた情報処理装置140は、自情報処理装置を特定
するための整理番号を利用者サーバ2210へ送る(2
510)。利用者サーバ2210は、整理番号を資産管
理サーバ2200へ送る(2511)。資産管理サーバ
2200は、送られてきた整理番号から図25(a)で
取得した暗号化されたキーを読出し、秘密鍵で復号化す
る。この復号化したキーを利用者サーバ2210へ送る
(2512)。また、利用者サーバ2210は情報処理
装置140へ復号化されたキーを送る(2513)。情
報処理装置140は送られたキーでロックの解除を行
い、ロックが解除した場合には「解除」を、ロックが解
除しなかった場合には「非解除」を利用者サーバ221
0へ通知する(2514)。利用者サーバ2514は、
資産管理サーバ2200へ「解除」又は「非解除」を送
る(2515)。
【0138】このように資産管理サーバを仲介サーバと
して利用することもできる。尚、データベースへ登録さ
れたデータ、仮想マネージャ、仮想マネージャ管理テー
ブルは資産登録者毎に設けてもよい。
【0139】尚、本実施例の管理対象である情報処理装
置は、通信機能、メモリなどの記憶機能、CPU(中央
演算処理装置)などの処理機能を有するものを前提に説
明したが、この他にソフトウェアプログラムも管理対象
とすることができる。この場合、プログラム毎に整理番
号を登録し、ソフトウェアが組み込まれたコンピュータ
が資産管理サーバとの間で処理を行う。この場合、資産
管理サーバでは資産として登録されたものがソフトウェ
アであることを示すデータをデータベースに格納してお
く。契約仮想マネージャによる管理が終了するとソフト
ウェアを利用できないように、情報処理装置がソフトウ
ェアを削除したり、ロックする命令を情報処理装置へ送
る。
【0140】また、フロッピディスクや磁気ディスク、
マイクロフィルムなども管理対象としてもよい。この場
合は、フロッピディスク等に識別子を示すバーコードな
どを貼り付け、このバーコードを読み取る装置が資産管
理サーバとの間で処理を行う。
【0141】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば管
理者の負担をより軽減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】資産管理システムの構成を示した図である。
【図2】資産管理システムの動作を説明するための図で
ある。
【図3】資産管理システムの動作を説明するための図で
ある。
【図4】非資産管理サーバの構成を示した図である。
【図5】データベースの内容を示した図である。
【図6】データベースの内容を示した図である。
【図7】資産管理サーバの構成を示した図である。
【図8】データベースの内容を示した図である。
【図9】表示画面の一例を示した図である。
【図10】グループ設定処理部の動作を説明するための
図である。
【図11】仮想マネージャ制御部の処理を示した図であ
る。
【図12】契約仮想マネージャの処理を示した図であ
る。
【図13】使用率仮想マネージャの処理を示した図であ
る。
【図14】償却仮想マネージャの処理を示した図であ
る。
【図15】グループ仮想マネージャの処理を示した図で
ある。
【図16】仮想マネージャ制御部の処理を示した図であ
る。
【図17】資産エージェントの構成を示した図である。
【図18】管理設定部の処理を示した図である。
【図19】管理処理部の処理を示した図である。
【図20】ロック制御部の処理を示した図である。
【図21】ロック解除部の処理を示した図である。
【図22】他の資産管理システムの構成を示した図であ
る。
【図23】資産管理サーバの構成を示した図である。
【図24】システム全体の動作を説明するための図であ
る。
【図25】システム全体の動作を説明するための図であ
る。
【符号の説明】
100 非資産管理サーバ 110 資産管理サーバ 120 資産利用管理サーバ 130 端末 140 情報処理装置
フロントページの続き (72)発明者 島田 直樹 神奈川県横浜市戸塚区戸塚町5030番地 株 式会社日立製作所ソフトウェア事業部内

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】管理装置が有するマネージャプログラムに
    よって情報処理装置を管理する資産管理方法であって、 前記マネージャプログラムは、 情報処理装置の利用期間の情報から当該情報処理装置が
    利用期間内であるかどうかを判断し、 当該情報処理装置が利用期間内であると判断した場合に
    は、当該情報処理装置が資産であることを管理装置の記
    憶部に登録し、更に当該情報処理装置が利用期間内であ
    るかどうかを判断し、 当該情報処理装置が利用期間内でないと判断した場合に
    は処理を終了することを特徴とする資産管理方法。
  2. 【請求項2】管理装置が有するマネージャによって情報
    処理装置を管理する資産管理方法であって、 前記マネージャは情報処理装置の利用期間の情報によ
    り、利用期間外になるまで当該情報処理装置が資産であ
    ることを示す処理を実行し、 前記情報処理装置は、前記管理装置から前記マネージャ
    が処理を実行している通知を受けることで資産であると
    判断する資産管理方法。
  3. 【請求項3】管理装置が有するマネージャによって情報
    処理装置を管理する資産管理方法であって、 前記マネージャは情報処理装置の利用期間の情報によ
    り、利用期間外になると当該情報処理装置が資産である
    ことを示す処理を終了し、 前記情報処理装置は、前記管理装置から前記マネージャ
    が処理を終了した通知を受けることで資産でないと判断
    する資産管理方法。
  4. 【請求項4】請求項3の資産管理方法であって、 前記情報処理装置は、前記マネージャが処理を終了した
    通知を受けると、当該情報処理装置が有するアプリケー
    ションの実行ができなくなるようにする資産管理方法。
  5. 【請求項5】管理装置が有するマネージャによって情報
    処理装置を管理する資産管理方法であって、 前記マネージャは情報処理装置の利用期間の情報によ
    り、利用期間外になると当該情報処理装置が資産である
    ことを示す処理を終了し、 前記情報処理装置は、前記管理装置から前記マネージャ
    が処理を終了した通知を受けると、当該情報処理装置が
    有するアプリケーションの実行ができなくなるようロッ
    クし、当該ロックを解除するための情報を前記管理装置
    へ送ることを特徴とする資産管理方法。
  6. 【請求項6】情報処理装置が有するエージェントによっ
    て管理される資産管理方法であって、 前記エージェントは、 当該情報処理装置を管理する対象があるかどうかを管理
    装置に問合せ、 管理装置からの応答から管理対象がないと判断すると、
    実行されているアプリケーションを終了し、当該情報処
    理装置が有するアプリケーションを実行できなくなるよ
    うにロックし、当該ロックを解除する情報を生成するこ
    とを特徴とする資産管理方法。
  7. 【請求項7】複数の管理装置によって情報処理装置を管
    理する資産管理方法であって、 情報処理装置を管理している第1の管理装置が情報処理
    装置に管理対象外である通知を行い、 管理対象外である通知を受けた情報処理装置は、アプリ
    ケーションを実行できないようにロックし、ロックを解
    除するための情報を第2の管理装置へ送り、 前記第2の管理装置は、ロック解除の情報により前記情
    報処理装置のロックを解除することを特徴とする資産管
    理方法。
  8. 【請求項8】請求項7の資産管理方法であって、 前記第1の管理装置は、情報処理装置を管理するマネー
    ジャを有し、当該マネージャが前記情報処理装置の利用
    期間が経過したと判断した場合に、前記管理対象外であ
    る通知を行うことを特徴とする資産管理方法。
  9. 【請求項9】情報処理装置が有するエージェントによっ
    て管理される資産管理方法であって、 前記エージェントは、 当該情報処理装置を管理する対象があるかどうかを第1
    の管理装置に問合せ、 管理装置からの応答から管理対象がないと判断すると、
    実行されているアプリケーションを終了し、当該情報処
    理装置が有するアプリケーションを実行できなくなるよ
    うにロックし、当該ロックを解除する情報を第2の管理
    装置宛てに送ることを特徴とする資産管理方法。
  10. 【請求項10】情報処理装置を管理する資産管理装置で
    あって、 前記管理装置は、情報処理装置の利用期間の情報から当
    該情報処理装置が利用期間内であるかどうかを判断し、
    当該情報処理装置が利用期間内であると判断した場合に
    は、当該情報処理装置が資産であることを管理装置の記
    憶部に登録し、更に当該情報処理装置が利用期間内であ
    るかどうかを判断し、当該資産が利用期間内でないと判
    断した場合には処理を終了するマネージャを有すること
    を特徴とする資産管理装置。
  11. 【請求項11】情報処理装置と、情報処理装置を管理す
    る資産管理装置とを有する資産管理システムであって、 前記資産管理装置は、情報処理装置の利用期間の情報に
    より、利用期間外になるまで当該情報処理装置が資産で
    あることを示す処理を実行するマネージャを有し、 前記情報処理装置は、前記管理装置から前記マネージャ
    が処理を実行している通知を受けることで資産であると
    判断する資産判定部を有することを特徴とする資産管理
    システム。
  12. 【請求項12】情報処理装置と、情報処理装置を管理す
    る資産管理装置とを有する資産管理システムであって、 前記資産管理装置は、情報処理装置の利用期間の情報に
    より、利用期間外になると当該情報処理装置が資産であ
    ることを示す処理を終了するマネージャを有し、 前記情報処理装置は、前記管理装置から前記マネージャ
    が処理を終了した通知を受けることで資産でないと判断
    する資産判定部を有することを特徴とする資産管理シス
    テム。
  13. 【請求項13】請求項12の資産管理システムであっ
    て、 前記情報処理装置は、前記マネージャが処理を終了した
    通知を受けると、当該情報処理装置が有するアプリケー
    ションの実行ができなくなるようにするロック制御部を
    有することを特徴とする資産管理システム。
  14. 【請求項14】情報処理装置と、情報処理装置を管理す
    る資産管理システムであって、 前記管理装置は、前記情報処理装置の利用期間の情報に
    より、利用期間外になるまで当該情報処理装置が資産で
    あることを示すマネージャを有し、 前記情報処理装置は、前記管理装置から前記マネージャ
    が処理を終了した通知を受けると、当該情報処理装置が
    有するアプリケーションの実行ができなくなるようロッ
    クし、当該ロックを解除するための情報を前記管理装置
    へ送るロック制御部を有することを特徴とする資産管理
    システム。
  15. 【請求項15】エージェントを有する情報処理装置であ
    って、 前記エージェントは、 当該情報処理装置を管理する対象があるかどうかを管理
    装置に問合せ、 管理装置からの応答から管理対象がないと判断すると、
    実行されているアプリケーションを終了し、当該情報処
    理装置が有するアプリケーションを実行できなくなるよ
    うにロックし、当該ロックを解除する情報を生成するこ
    とを特徴とする情報処理装置。
  16. 【請求項16】複数の管理装置によって情報処理装置を
    管理する資産管理システムであって、 情報処理装置を管理している第1の管理装置は、情報処
    理装置に管理対象外である通知を行い、 管理対象外である通知を受けた情報処理装置は、アプリ
    ケーションを実行できないようにロックし、ロックを解
    除するための情報を第2の管理装置へ送り、 前記第2の管理装置は、ロック解除の情報により前記情
    報処理装置のロックを解除することを特徴とする資産管
    理システム。
  17. 【請求項17】請求項16の資産管理システムであっ
    て、 前記第1の管理装置は、情報処理装置を管理するマネー
    ジャを有し、当該マネージャが前記情報処理装置の利用
    期間が経過したと判断した場合に、前記管理対象外であ
    る通知を行うことを特徴とする資産管理システム。
  18. 【請求項18】エージェントを有する情報処理装置であ
    って、 前記エージェントは、当該情報処理装置を管理する対象
    があるかどうかを第1の管理装置に問合せ、管理装置か
    らの応答から管理対象がないと判断すると、実行されて
    いるアプリケーションを終了し、当該情報処理装置が有
    するアプリケーションを実行できなくなるようにロック
    し、当該ロックを解除する情報を第2の管理装置宛てに
    送ることを特徴とする情報処理装置。
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