JP2002250004A - コンクリート舗装機械 - Google Patents
コンクリート舗装機械Info
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Abstract
機械による締固め作業が支障なく行なえるようにする。 【解決手段】 コンクリート舗装機械1に設けられた締
固め装置5を、車幅方向に長い締固め振動体27と締固
め振動体27に締固め運動を与える起振体29とで構成
し、締固め振動体27の作用面31両サイドにカット部
37を設け、作用面31の幅dを締固め振動体27の幅
Dより狭い形状とし、カット部37によって施行幅の幅
員が狭くなっても支障なく締固め作業が行なえるように
する。
Description
に適するコンクリート舗装機械に関する。
だ路面の修復を行なうオーバレイ施工にあっては、ショ
ットブラスト等の手段によって傷んだ路面の表面を剥ぎ
とるハツリ作業を行なった後に型枠を設置し、型枠と型
枠との間に生コンクリートを流し込み、その表面をコン
クリート舗装機械によって規定の仕上面に仕上げるよう
になっている。
て例えば、面積の広い空港エプロン等の修復を行なう時
には、コンクリート舗装機械の舗装幅が7mの場合、コ
ンクリート舗装機械による円滑な施工性を確保する観点
から、始めに一番端から7mの幅で施工を行ない、7m
あけて次の施工を行なう。以下、7mおきに施工を行な
うようにし、その施工した生コンクリートが硬まった時
点で、既設コンクリート舗装と既設コンクリート舗装の
未修復区間を施工する手段を採っている。
クリート舗装の舗装幅は型枠によって決定されるが、型
枠と型枠の間を長い距離にわたって正確に設置管理する
ことは技術的に難しいことと、締固め作業時の影響によ
って場合によっては型枠の一部領域が未修復側となる外
側に倒れることで、外側に倒れた分、舗装幅が広がり、
既設コンクリート舗装と既設コンクリート舗装の間の未
修復区間の幅員が狭くなるケースが生じる。
締固め振動体は規定された締固め幅に設定されているた
め、張り出し部と干渉し合い、先へ進むことが困難とな
る。
幅員より十分なクリアランスを有する長さに設定するこ
とで対応が図られており、クリアランスの領域は人手に
よって締固めが行なわれている。
ンクリート舗装によるオーバレイ施工にあっては、幅員
全領域にわたって重要な要因となるため、中央部はもと
より許す限り端部まで機械による締固めが求められる。
締固め振動体となるため、前記したように幅員が狭くな
った領域では、締固め作業が困難となる問題を招く。
ンクリート舗装面の上まで生コンクリートを一度に流し
込むようにすれば、既設コンクリート舗装面と揃う同一
面で締固め作業が行なえるため、幅員が狭くなっても干
渉という問題は起きないが反面、締固め層が大きい時は
下層まで確実な締固めが得られなくなる。
行ない、さらに残りの部分を締固める作業手順をふむこ
とで下層まで確実な締固めが得られるようになるが、前
記したように幅員が狭くなった所では実施が困難とな
る。
る締固め作業を行なって来たが、人手に頼る締固め領域
は機械による締固めと異なるようになり、全領域にわた
って均一な締固め面が得られなくなる。また、作業性の
面でも望ましくなかった。
る領域であっても、機械による均一な仕上面が得られる
ようにしたコンクリート舗装機械を提供することを目的
としている。
に、この発明のコンクリート舗装機械によれば、少なく
ともフロントスクリードと締固め装置とフィニッシング
スクリードとを備えたコンクリート舗装機械において、
前記締固め装置を、車幅方向に長い締固め振動体と締固
め振動体に締固め運動を与える起振体とで構成し、締固
め振動体の作用面両サイドに作用面から垂直に立上が
り、さらに外側へ向かって水平にカットされたカット部
を設け、締固め振動体の作用面の幅を、締固め振動体の
幅より狭い形状としたことを特徴とする。
均一に均きられた後、締固め装置によって締固められ、
フィニッシングスクリードによって規定された仕上面が
得られるようになる。
クリート舗装と既設コンクリート舗装の未修復区間の舗
装を行なうには、締固め振動体のカット部の水平面が既
設コンクリート舗装の上に出る位置まで生コンクリート
を流し込み締固め作業を行なう。この時、未修復の幅員
が狭くなっても、カット部によって支障なく締固め作業
が行なえる。
ト舗装の上にでるまで流し込み締固め作業を行なうこと
で幅員の幅に影響されることなく全領域にわたり機械に
よる均一な締固め作業が行なえると共に、上層から下層
領域まで確実な締固め状態が得られるようになる。
しながらこの発明の実施の形態について具体的に説明す
る。
図を示している。コンクリート舗装機械1は、前方から
フロントスクリード3、締固め装置5、フィニッシング
スクリード7とを備えている。フロントスクリード3と
締固め装置5は機体9に固定支持され、運転部11及び
駆動部13を除き上面はカバー15によって覆われてい
る。
走行脚17の走行輪19によって走行自在に支持されて
いる。走行輪19は駆動部13からの回転動力が与えら
れると共に、未修復路面に敷設された左右のガイドレー
ル21に沿って走行可能となっている。
された舗装幅より、所定のクリアランスを有する幅に設
定されている。フロントスクリード3のシャフト23に
は、前記駆動部13からの回転動力が与えられると共
に、ロータリ歯25がスパイラル状に設けられたロータ
リタイプとなっている。
動体27と締固め振動体27に締固め運動を与える起振
体29とで構成されている。
なる断面矩形状に形成され、油圧装置33によって上下
動が可能となっている。即ち、図1に示すように側方か
らみて八字状に形成された走行脚17に油圧装置33を
装着し、油圧装置33のピストン33aをシリンダ33
bに対して伸縮させることで、八字状に形成された走行
脚17の開度を強くしたり、あるいは、弱くすること
で、機体9の上下動と対応する締固め振動体25の上下
動が得られるようになっている。
装幅より若干小さい幅に設定され、作用面31の前端部
は、前進時に前方に投入された生コンクリートを作用面
31へ向けて誘導案内するテーパ状の誘導案内面35と
なっている。
には、作用面31から垂直に立上がり外側へ向かって水
平にカットされた垂直面37aと水平面37bとを有す
るカット部37が設けられ、作用面31の幅dは、締固
め振動体27の幅Dより狭い形状となっている。
所定の間隔で配置され、図示していないが偏心体が回転
することで締固め振動体27に上下の振動を与えるよう
機能する。
されず、締固め振動体27に締固め運動を与える手段で
あれば、いずれのタイプのものであってもよい。
終の仕上面に仕上げるもので、昇降装置39により上下
動可能な前後の走行支持輪41によって支持されたフレ
ーム43に支持され、クランク機構部45によって左右
方向への運動が可能となっている。
械1において、路面の修復作業を行なうには、ハツリ作
業を行なった路面に左右のガイドレール21を敷設する
と共に、その内側に型枠45を設置した後、コンクリー
ト舗装機械1をガイドレール21に沿って走行可能にセ
ットする。
ートを、フロントスクリード3によるロータリ歯25の
回転によって均一に均した後、締固め装置5によって締
固める。
って規定された最終の仕上面に仕上げるようにする。
おきとなるよう施工を行ない、図3に示すように硬化し
た時点で、硬化完了後の既設コンクリート舗装47と既
設コンクリート舗装(反対側は図示していない)の間の
未修復区間の施工を続いて行なう。
設コンクリート舗装47の表面にマット等を介して敷設
を行なう。この時、左右の既設コンクリート舗装47の
縦壁47aが型枠となるから、既設コンクリート舗装4
7と既設コンクリート舗装の間に生コンクリート49を
投入する。
締固め振動体22のカット部37の水平面37bが既設
コンクリート舗装上面から上方に位置するまで投入し、
コンクリート舗装機械1によって未修復区間の施工を行
なう。
うに張り出し部Pを施工する幅員が狭くなっても、カッ
ト部37によって水平部37bは、既設コンクリート舗
装47の上面に臨むため何等支障なく締固め作業が続け
られる。この結果、作業が迅速に完了するようになる。
コンクリート舗装面まで投入し、フロントスクリード
3、締固め装置5、フィニッシングスクリード7の順に
作用させることで、上層から下層まで確実に締固められ
た最終の仕上面が得られるようになる。
コンクリート舗装機械によれば、締固め振動体の作用面
両サイドに設けられたカット部によって施工幅が狭くな
る領域が発生しても、締固め振動体による締固め作業が
何等支障なく行なうことができる。
側面図。
業時の動作説明図。
Claims (1)
- 【請求項1】 少なくともフロントスクリードと締固め
装置とフィニッシングスクリードとを備えたコンクリー
ト舗装機械において、前記締固め装置を、車幅方向に長
い締固め振動体と締固め振動体に締固め運動を与える起
振体とで構成し、締固め振動体の作用面両サイドに作用
面から垂直に立上がり、さらに外側へ向かって水平にカ
ットされたカット部を設け、締固め振動体の作用面の幅
を、締固め振動体の幅より狭い形状としたことを特徴と
するコンクリート舗装機械。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001050447A JP4538160B2 (ja) | 2001-02-26 | 2001-02-26 | コンクリート舗装機械 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001050447A JP4538160B2 (ja) | 2001-02-26 | 2001-02-26 | コンクリート舗装機械 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002250004A true JP2002250004A (ja) | 2002-09-06 |
JP4538160B2 JP4538160B2 (ja) | 2010-09-08 |
Family
ID=18911398
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001050447A Expired - Lifetime JP4538160B2 (ja) | 2001-02-26 | 2001-02-26 | コンクリート舗装機械 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4538160B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006257808A (ja) * | 2005-03-18 | 2006-09-28 | Nippo Corporation:Kk | コンクリート舗設における舗設機械の移送方法および移送装置 |
JP2012184550A (ja) * | 2011-03-03 | 2012-09-27 | Sumitomo (Shi) Construction Machinery Co Ltd | アスファルトフィニッシャにおけるスクリード装置 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JPH07259011A (ja) * | 1994-03-18 | 1995-10-09 | Maeda Road Constr Co Ltd | 道路舗装装置 |
JPH10114910A (ja) * | 1996-10-11 | 1998-05-06 | Nippon Hodo Co Ltd | 自走式コンクリート仕上げ機械 |
-
2001
- 2001-02-26 JP JP2001050447A patent/JP4538160B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (2)
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JP4619841B2 (ja) * | 2005-03-18 | 2011-01-26 | 株式会社Nippo | コンクリート舗設における舗設機械の移送方法および移送装置 |
JP2012184550A (ja) * | 2011-03-03 | 2012-09-27 | Sumitomo (Shi) Construction Machinery Co Ltd | アスファルトフィニッシャにおけるスクリード装置 |
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Publication number | Publication date |
---|---|
JP4538160B2 (ja) | 2010-09-08 |
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