JPH07259011A - 道路舗装装置 - Google Patents

道路舗装装置

Info

Publication number
JPH07259011A
JPH07259011A JP7280494A JP7280494A JPH07259011A JP H07259011 A JPH07259011 A JP H07259011A JP 7280494 A JP7280494 A JP 7280494A JP 7280494 A JP7280494 A JP 7280494A JP H07259011 A JPH07259011 A JP H07259011A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
road
pavement
shaped member
main body
traveling
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP7280494A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2909870B2 (ja
Inventor
Yoshibumi Nakamura
義文 中村
Manabu Yamaguchi
山口  学
Hideaki Hayasaka
英明 早坂
Hirotoshi Saito
博俊 斎藤
Tsunehiro Namegawa
恒弘 行川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Maeda Road Construction Co Ltd
Original Assignee
Maeda Road Construction Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Maeda Road Construction Co Ltd filed Critical Maeda Road Construction Co Ltd
Priority to JP6072804A priority Critical patent/JP2909870B2/ja
Publication of JPH07259011A publication Critical patent/JPH07259011A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2909870B2 publication Critical patent/JP2909870B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Road Paving Machines (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 横断面方向に勾配変化点を有する断面形状の
道路においても、構造上無理なく可動フレームを屈曲可
能で、舗装面に凹凸等があっても横行装置走行輪が浮上
することもなく、伸縮型のフレームの両端部を本体部内
に伸縮させた場合においてケーブル・ホース類支持案内
具がはみ出すこともない道路舗装装置を提供する。 【構成】 可動フレームの略中央下方にその屈曲角度を
変えるクラウン装置が備えたので、フレーム横断面を箱
型断面にでき、屈曲の水平力を作用させても「ねじり」
等が生じない。走行路の断面形状が横行装置走行輪の下
面および上面を規制する2段階状凹部形状で、横行装置
走行輪の断面形状が2段階状凹部に密接可能な2段階の
凸部形状に形成される。伸縮部には本体梁部内に常時収
納される延長部が設けられ、ケーブル・ホース類支持案
内具の他端部はこの延長部の端部上に設けられる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、道路の全幅員にわたり
連続的な道路舗装が可能な道路舗装装置に係り、特に、
道路全幅員にわたる連続的なコンクリート舗装の撒き出
し、敷き均し、削り均し、締め固め、形状仕上げ、表面
仕上げ等に好適な道路舗装装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、道路舗装機械、特にコンクリート
舗装用機械としては、まだ固まっていないコンクリート
(以下「生コンクリート」という)の撒き出し及び敷き
均しを行うコンクリートスプレッダ、敷き均された生コ
ンクリートの削り均し、締固め、形状仕上げを一貫して
施工するコンクリートフィニッシャ、及びこのコンクリ
ートフィニッシャにより形状仕上げされた生コンクリー
ト表面を道路の最終断面形状にまで仕上げるコンクリー
トレベラとが知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来のコンクリー
トスプレッダ、コンクリートフィニッシャおよびコンク
リートレベラにおいては、図14に示すように、道路横
断方向に勾配変化点Pを有する道路の横断方向に走行輪
494a〜494cが走行可能な走行路として下部ガイ
ド板492A〜492Dおよび上部ガイド板493A〜
493Dを有し、梁状の可動フレーム478A〜478
Dの略中央上部に設けられたクラウン装置489a,4
89bにより、勾配変化点Pに対応する点である支承ピ
ン491を屈曲点として道路横断方向の道路形状と略同
一形状に屈曲可能な梁状の可動フレーム478A〜47
8Dと、走行輪494a〜494cを介して上記の可動
フレーム478A〜478Dに吊下され道路の全幅員に
わたって道路横断方向に往復走行可能な横行装置477
Mと、この横行装置477Mに接続され生コンクリート
を道路の全幅員にわたって略均一に撒き出し又は敷き均
し又は所定の高さ若しくは厚さに削り均し又は締め固め
又は形状仕上げし又は仕上げる舗装処理のいずれかを行
う舗装処理部である摺動部477と、を備えて、道路の
全幅員にわたって道路舗装処理を行うものが知られてい
る。この場合、図15(A)に示すように、梁状の可動
フレーム478A〜478Dの略中央上部にクラウン装
置489a,489bを設け図上左右方向に腕状部材を
伸縮することにより可動フレーム478A〜478Dの
屈曲角度を駆動制御する方式の道路舗装装置では、横行
装置477Mから走行輪494a〜494cを張り出さ
せ、この走行輪494a〜494cにより横行装置47
7Mを吊下させるために、可動フレーム478A〜47
8Dの横断面の下部の形状は略L字状に形成する必要が
あり、可動フレーム478A〜478Dの略中央上部に
それぞれ1対のクラウン装置489a,489bを設け
るためには、図15(B)に示すような略コ字状に形成
する必要があった。しかしながら、このような非対称な
略コ字状断面の可動フレーム478A〜478Dの上部
のクラウン装置489a,489bの位置に水平力を加
えると、可動フレーム478A〜478Dに軸力だけで
なく「ねじり」も与えることになり、可動フレームの断
面を大きくする必要があるほか、構造上の弱点となるお
それがあった(特願平4−150130号参照)。ま
た、図14に示すような従来のコンクリートスプレッ
ダ、コンクリートフィニッシャおよびコンクリートレベ
ラにおいては、横行装置477Mの走行輪用の走行路と
して下部ガイド板492A〜492Dおよび上部ガイド
板493A〜493Dが設けられているが、走行輪49
4a〜494cと上部ガイド板493A〜493Dとの
間には若干の空隙があるため、舗装処理すべき生コンク
リートCの表面に凹凸や不陸があると、図16に示すよ
うに、横行装置の走行輪が浮き上がる事態が発生する場
合があり、舗装の仕上り精度が悪化するおそれがあっ
た。また、図17に示すように、中央部に固定の梁状部
材である本体部ビーム433を有するとともに、この本
体部ビーム433の両端部に道路横断方向に伸縮可能な
1対の梁状部材である伸縮部ビーム434L,434R
を有し、各伸縮部ビーム434L,434R梁部は本体
部ビーム433内に入れ子状に収納され、上記本体部ビ
ーム433及び各伸縮部ビーム434L,434Rに設
けられた走行路(図示せず)を走行する横行装置(図示
せず)にケーブル・ホース類支持案内具435の一端部
442が設けられ、かつ、上記のケーブル・ホース類支
持案内具435の一端部442とは逆側となるケーブル
・ホース類支持案内具435の他端部441が上記の本
体部ビーム433の略中央部に設けられた舗装装置が知
られている。上記のケーブル・ホース類支持案内具と
は、図18に示すように、両端開放筒状のユニットUが
複数個、連結部Tで回動自在に連結されて構成されたも
のであり、この舗装装置全体の動力源手段である電源
部、油圧源部、空気圧源部、又は制御手段である制御部
(図示せず)から上記横行装置(図示せず)までの動力
源である電源や油圧源、又は空気圧源の供給、制御信号
伝達のための電線、油圧装置用油を供給するための油圧
ホース、あるいは空気圧装置用圧縮空気を供給するため
の空気ホース等を内蔵し、柔軟に折曲可能で各伸縮部ビ
ーム434L,434Rの伸縮動作に対応して繰出すこ
とができるものである。しかし、図17のようにケーブ
ル・ホース類支持案内具435を配置すると、図17
(A)や図17(B)に示すように各伸縮部ビーム43
4L,434Rを本体部ビーム433から左右に延伸し
た場合や、図17(D)に示すように図上右側の伸縮部
ビーム434Rを本体部ビーム433内に収納した場合
には支障がないものの、図17(C)に示すように、図
上左側の伸縮部ビーム434Lを本体部ビーム433内
に収納した場合で横行装置(図示せず)が図17(C)
の左端に到達しケーブル・ホース類支持案内具435の
一端部442が左端に到達した場合には、図上左側のケ
ーブル・ホース類支持案内具435の一部が本体部ビー
ム433の外部(図17(C)の左側)にはみ出してし
まう、という問題があり、作業中に何かに引っ掛かった
りして支障となるほか、工事中の安全上も問題であっ
た。本発明は、これらの問題点を解決するためになされ
たものであり、横断面方向に勾配変化点を有する断面形
状の道路においても、構造上無理なく可動フレームを屈
曲可能で、舗装面に凹凸等があっても横行装置走行輪が
浮上することもなく、伸縮型のフレームの両端部を本体
部内に伸縮させた場合においてケーブル・ホース類支持
案内具がはみ出すこともない道路舗装装置を提供するこ
とを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
め、本願の第1の発明は、道路横断方向に勾配変化点を
有する道路の横断方向に走行輪が走行可能な走行路を有
しかつ前記勾配変化点に対応する点を屈曲点として前記
道路横断方向の道路形状と略同一形状に前記梁状部材を
屈曲させ得る1対の梁状部材と、前記走行輪を介して前
記梁状部材に吊下され前記道路の全幅員にわたって前記
道路横断方向に往復走行可能な横行手段と、当該横行手
段に接続され道路舗装材料を前記道路の全幅員にわたっ
て略均一に撒き出し又は敷き均し又は所定の高さ若しく
は厚さに削り均し又は締め固め又は形状仕上げし又は仕
上げる舗装処理のいずれかを行う舗装処理手段と、を備
え、前記道路の全幅員にわたって道路舗装処理を行う道
路舗装装置であって、前記梁状部材の略中央下方には、
前記舗装処理手段が処理した後の前記道路舗装材料の断
面形状が、最終的に仕上げるべき最終道路断面形状に所
定の仕上げ余裕を加えたものと略等しいか又は当該最終
道路断面形状に所定の仕上げ余裕を加えたものと略等し
いか又は当該最終道路断面形状と等しくなるように、前
記1対の梁状部材の各々が前記屈曲点において前記道路
横断方向になす角度を前記道路の横断面形状に対応させ
て駆動制御する梁材屈曲手段が設けられて構成される。
また、本願の第2の発明は、道路の横断方向に走行輪が
走行可能な走行路を有する梁状部材であって、当該梁状
部材の中央部に本体梁部を有するとともに当該梁状部材
の両端部に前記道路横断方向に伸縮可能な1対の伸縮梁
部を有する梁状部材と、前記走行輪を介して前記梁状部
材に吊下され前記道路の全幅員にわたって前記道路横断
方向に往復走行可能な横行手段と、当該横行手段に接続
され前記道路舗装材料を前記道路の全幅員にわたって略
均一に撒き出し又は敷き均し又は所定の高さ若しくは厚
さに削り均し又は締め固め又は形状仕上げし又は仕上げ
る舗装処理のいずれかを行う舗装処理手段と、を備え、
前記道路の全幅員にわたって道路舗装処理を行う道路舗
装装置であって、前記伸縮梁部の走行路は前記本体梁部
の走行路内に入れ子状に収納され、前記伸縮梁部の走行
路および前記本体梁部の走行路の断面形状は前記走行輪
の下面および上面を規制するような2段階の凹部形状に
構成され、かつ、前記走行輪の断面形状は当該2段階の
凹部に密接可能な2段階の凸部形状に形成されて構成さ
れる。そして、本願の第3の発明は、前記道路横断方向
に走行輪が走行可能な走行路を有する梁状部材であっ
て、当該梁状部材の中央部に本体梁部を有するとともに
当該梁状部材の両端部に前記道路横断方向に伸縮可能な
1対の伸縮梁部を有する梁状部材と、前記走行輪を介し
て前記梁状部材に吊下され前記道路の全幅員にわたって
前記道路横断方向に往復走行可能な横行手段と、当該横
行手段に接続され前記道路舗装材料を前記道路の全幅員
にわたって略均一に撒き出し又は敷き均し又は所定の高
さ若しくは厚さに削り均し又は締め固め又は形状仕上げ
し又は仕上げる舗装処理のいずれかを行う舗装処理手段
と、前記横行手段と舗装処理手段に動力源と供給する動
力源手段と、前記横行手段と舗装処理手段を制御する制
御手段と、を備えた道路舗装装置であって、前記各伸縮
梁部は前記本体梁部内に入れ子状に収納され、前記1対
の伸縮梁部のうちの一方の伸縮梁部には前記本体梁部内
に常時収納される枝状部材が設けられ、前記動力源手段
または制御手段から前記横行手段までの動力源供給また
は制御信号伝達のための電線やホース類を内蔵し柔軟に
折曲可能で前記各伸縮梁部の伸縮動作に対応して繰出し
可能な電線・ホース類内蔵手段が設けられ、かつ、前記
横行手段とは逆側となる前記電線・ホース類内蔵手段の
他端部は前記枝状部材の端部上に設けられて構成され
る。
【0005】
【作用】上記構成を有する本願の第1の発明によれば、
1対の梁状部材の各々が前記屈曲点において前記道路横
断方向になす角度を前記道路の横断面形状に対応させて
駆動制御する梁材屈曲手段が、梁状部材の略中央下方に
設けられているので、横行装置の走行輪を考慮しても、
梁状部材の横断面を箱型断面に構成することができ(図
8(B)等)、梁状部材の屈曲のために大きな水平力を
作用させても、対称断面への対称荷重とすることが可能
で、「ねじり」等の構造上の問題が生じることがない。
また、上記構成を有する本願の第2の発明によれば、伸
縮梁部の走行路は本体梁部の走行路内に入れ子状に収納
され、上記伸縮梁部の走行路および上記本体梁部の走行
路の断面形状は横行手段の走行輪の下面および上面を規
制するような2段階の凹部形状に構成され、かつ、横行
手段走行輪の断面形状は上記の2段階の凹部に密接可能
な2段階の凸部形状に形成されているので、梁部中央の
本体梁部のみの走行路内においては上記の2段階の凸部
形状をなす横行手段走行輪の一方の凸部分である第1凸
部が上記の2段階の凹部形状をなす走行路のうち上記第
1凸部と対応する一方の凹部分である第1凹部と密接
し、本体梁部と伸縮梁部の両者が入れ子状態となる部分
の走行路内においては上記の2段階の凸部形状をなす横
行手段走行輪の両方の凸部分が上記の2段階の凹部形状
をなす走行路のうちの両方の凹部分と密接し、梁部両端
の伸縮梁部のみの走行路内においては上記の2段階の凸
部形状をなす横行手段走行輪の凸部分のうち第1凸部以
外の凸部である第2凸部が上記の2段階の凹部形状をな
す走行路のうち上記第1凹部以外の凹部であって上記第
2凸部と対応する第2凹部と密接する。したがって、た
とえ舗装面の凹凸等があっても横行手段走行輪は上方に
も下方にもがたつきがないように走行路によって規制さ
れ(図10(C)等)、走行輪の浮上などは発生しな
い。そして、上記構成を有する本願の第3の発明によれ
ば、梁状部材の各伸縮梁部は本体梁部内に入れ子状に収
納され、上記1対の伸縮梁部のうちの一方の伸縮梁部に
は上記本体梁部内に常時収納される枝状部材が設けら
れ、動力源手段または制御手段から上記横行手段までの
動力源供給または制御信号伝達のための電線やホース類
を内蔵し柔軟に折曲可能で上記各伸縮梁部の伸縮動作に
対応して繰出し可能な電線・ホース類内蔵手段が設けら
れ、かつ、上記横行手段とは逆側となる上記電線・ホー
ス類内蔵手段の他端部は上記枝状部材の端部上に設けら
れているので、従来のように上記伸縮梁部を本体梁部内
に収納した場合で上記横行手段が一方の伸縮梁部の端部
に到達した場合であっても、一方の伸縮梁部の電線・ホ
ース類内蔵手段が本体梁部外部にはみ出すことがなく、
本体梁部内に完全に収納される(図12(D)等)。
【0006】
【実施例】以下に、本発明の実施例を図面に基づいて説
明する。図1に、本発明の一実施例であるコンクリート
スプレッダ、コンクリートフィニッシャ、およびコンク
リートレベラから成るコンクリート舗装機械の編成の全
体構成を側面図として示す。
【0007】このコンクリート舗装機械編成は、図1に
示すように、コンクリートスプレッダ100により、ダ
ンプトラック等によって路上に荷おろしされたスランプ
値(コンクリート打設時の固さを示す指標値)がかなり
小さく練り混ぜ直後であっても非常に固くいわゆる「ワ
ーカビリチー」の低いコンクリートである生コンクリー
トを撒き出し及び敷き均し、敷き均された生コンクリー
トCをコンクリートフィニッシャ200により削り均
し、締め固め、形状仕上げが行なわれ、次いで、コンク
リートレベラ300によりコンクリート表面の最終平滑
仕上げが行なわれる。このため、コンクリートスプレッ
ダ100の後方にコンクリートフィニッシャ200が配
置され、その後方にコンクリートレベラ300が追随す
るように配置される。
【0008】以下に、図2を参照しつつ、上記のコンク
リートスプレッダ100の構成および作用について説明
する。図2に示すように、このコンクリートスプレッダ
100は、道路横断方向に勾配変化点Pを有する道路の
横断方向に走行輪17H,17H,17Hが走行可能な
走行路を有し勾配変化点Pに対応する点Q1 を屈曲点と
して道路横断方向の道路形状と略同一形状に形状を屈曲
させ得る1対の梁状部材である可動フレーム14A,1
4Bと、上記走行輪17H,17H,17Hを介して可
動フレーム14A,14Bに吊下され道路の全幅員にわ
たって道路横断方向に往復走行可能な横行手段である横
行装置17と、この横行装置17に接続され生コンクリ
ートCを道路の全幅員にわたって略均一に撒き出す舗装
処理を行う舗装処理手段であるブレード12および回転
昇降装置13と、を備えている。
【0009】上記の可動フレーム14A,14Bの略中
央下方には、上記のブレード12および回転昇降装置1
3が処理した後の生コンクリートの断面形状が、最終的
に仕上げるべき最終道路断面形状に所定の仕上げ余裕を
加えたものと略等しくなるように、可動フレーム14
A,14Bの各々が屈曲点Q1 において道路横断方向に
なす角度を道路の横断面形状に対応させて駆動制御する
クラウン装置15が設けられている。クラウン装置15
の詳細な構成は後述するコンクリートスプレッダ300
のクラウン装置の場合と同様である。
【0010】上記の稼働フレーム14A,14Bは、固
定フレーム19,19及び走行輪18A,18Bにより
レール9A,9B上に支持される。また、上記の回転昇
降装置13は、回転昇降軸13Aを有しており、この回
転昇降軸13Aにブレード12が取り付けられている。
したがって、回転昇降軸13Aの横行、昇降、回転動作
に伴うブレード12の動きにより、荷おろしされた生コ
ンクリートCが道路の全幅員にわたって敷き均される。
敷き均される生コンクリートCの道路横断方向の断面形
状は、道路の略中央部に頂点Pを有し、かつ道路の路肩
部に向かって下り勾配となる凸型(山型)断面である。
【0011】次に、上記のコンクリートフィニッシャ2
00の構成およびその作用について説明する。図1に示
すように、このコンクリートフィニッシャ200は、削
り均しを行う舗装処理手段である削り均しスクリード部
1と、締固めを行う舗装処理手段である振動スクリード
部2と、形状仕上げを行う舗装処理手段である形状仕上
げスクリード部3と、コンクリートフィニッシャ200
の全体を制御する制御部4と、削り均しスクリード部1
及び振動スクリード部2の全体を昇降可能なフィニッシ
ャ昇降部6A、6Bと、を備えている。ここに、削り均
しスクリード部1と、振動スクリード部2と、制御部4
と、フィニッシャ昇降部6A、6Bとは、コンクリート
フィニッシャ本体部を構成しており、形状仕上げスクリ
ード部3はこのコンクリートフィニッシャ本体部に牽引
されるように構成されている。
【0012】削り均しスクリード部1は、削り均しロー
タ10を有しており、この削り均しロータ10により、
撒き出された生コンクリートCを所定の厚さに削り均
す。この場合、削り均しロータ10が道路の全幅員にわ
たって道路横断方向に往復走行可能な横行手段である横
行装置に取り付けられ、上記横行装置の走行輪が走行可
能な走行路を有し道路横断方向の道路形状と略同一形状
に形状を屈曲させ得る1対の梁状部材である可動フレー
ムを有するように構成してもよい。
【0013】この場合、生コンクリートCは、削り均し
スクリード部1により、予めセットされた制限高さ若し
くは制限厚さ以下となるように削られる。図には示して
いないが、この制限高さ等は、調整ネジ等により微調整
可能である。この制限高さ等は、最終的な道路舗装の断
面高さに後続する削り均しスクリード部1等の仕上げの
余盛(余裕代)を加えたものである。
【0014】振動スクリード部2は、その中央部に船底
形のバイブレータ20が吊下されており、上記の削り均
しスクリード部1により削り均された生コンクリートC
は、この振動盤20の振動によって締め固められる。こ
の場合、バイブレータ20が道路の全幅員にわたって道
路横断方向に往復走行可能な横行手段である横行装置に
取り付けられ、上記横行装置の走行輪が走行可能な走行
路を有し道路横断方向の道路形状と略同一形状に形状を
屈曲させ得る1対の梁状部材である可動フレームを有す
るように構成してもよい。
【0015】上記の振動盤20上には振動盤20に振動
を与えるバイブレータ24が設置されている。このバイ
ブレータ24には、図示しないが、油圧モータと偏心軸
等が内蔵されており、油圧モータの回転を振動に変換し
て振動盤20に与える。このようにして生コンクリート
Cに振動を与えると、生コンクリートC中の空隙が消失
するとともにコンクリート中の気泡は表面に浮上して空
気中に放出され、十分に密なコンクリートとなる。同時
に、振動盤20の表面が一種の型枠となり、生コンクリ
ートCの表面が振動盤20の山型形状と等しくなる。振
動盤20の下面の位置は、最終的な道路舗装の断面の高
さに後続する形状仕上げスクリード部3等での仕上げの
余盛を見込んだものとなっている。
【0016】形状仕上げスクリード部3は、その進行方
向に対して直角に生コンクリートCの表面上を摺動する
4枚のフィニッシングスクリード30A〜30Dを有し
ており、図3に示すように、このフィニッシングスクリ
ード30A〜30Dと中央部の連結リンク32とクラン
ク機構(図示せず)の協動作用により、上記の振動スク
リード部2により締め固められた生コンクリートCの表
面上を4基の本体部フィニッシングスクリード30A〜
30Dが、形状仕上げスクリード部3の走行方向に対し
直角な方向(図3における矢印の方向)に往復駆動さ
れ、生コンクリートCの表面はほぼ平滑に形状仕上げさ
れる。本体部フィニッシングスクリード30A〜30D
の下面の位置は、最終的な道路舗装の断面の高さに後続
するコンクリートレベラ300での表面仕上げの余盛を
見込んだものとなっている。
【0017】また、形状仕上げスクリード部3は、図1
に示すように、連結フック71によりコンクリートフィ
ニッシャ100の本体部に牽引され、4つの走行輪72
A〜72Dにより走行用レール9上を走行可能である。
【0018】以下に、図1、図4乃至図11を参照しつ
つ、上記のコンクリートレベラ300の構成およびその
作用について説明する。図に示すように、このコンクリ
ートレベラ300は、舗装処理手段である表面仕上げス
クリード部7と、コンクリートレベラ300の全体を制
御する制御部8とを備えている。
【0019】表面仕上げスクリード部7は、上記のコン
クリートフィニッシャ200の形状仕上げスクリード部
3により形状仕上げされた生コンクリートCの表面をさ
らに平滑になるように表面仕上げを行なう。
【0020】また、制御部8は、このコンクリートレベ
ラ300全体を制御する部分であり、外部からの操作に
よってコンクリートレベラ300の各部を制御するほ
か、センサ49、50等により自己の現在位置やコンク
リート表面の水準高さ等を自動的に計測しつつ、予め入
力等された動作プログラムによりコンクリートレベラ3
00の各部を自動制御する。
【0021】図4乃至6に示すように、この表面仕上げ
スクリード部7は、摺動部77と、可動フレーム78
と、固定フレーム79とを有している。可動フレーム7
8はその中央部で突き合わせ状に構成された1対の梁状
部材であり、その両端部を図示しないヒンジ支承等で支
持され、また、その中央部には、上記の15と同様なク
ラウン装置89が設けられている。
【0022】次に、図7ないし図9を用いて、クラウン
装置89の詳細な構成について説明する。図に示すよう
に、このクラウン装置89は、可動フレーム78A、7
8Bに接続する支承ピン67A、67Bと、この支承ピ
ン67A、67Bに接続するターンバックル66a〜6
6dと、このターンバックル66a〜66dの軸部と螺
合するスリーブ65a、65bと、スリーブ65a、6
5bに固定されたチェーン車63c、63dと、これら
チェーン車63c、63dを回転駆動する油圧モータ6
2、チェーン車63a、63b、チェーン64とを有し
ている。
【0023】上記のターンバックル66aと66b、お
よびターンバックル66cと66dとは、互いに逆方向
のネジが設けられており、スリーブ65aまたは65b
を回動させると、ターンバックル66aと66b、およ
びターンバックル66cと66dとは相互に接近または
離反するように移動する。
【0024】次に、クラウン装置89の動作について、
図9を参照しつつ説明を行なう。クラウン装置89にお
いては、まず、後述する制御部8のCPU81からの制
御指令信号に基づき油圧モータ62が正転または逆転回
転する。この回転力は、チェーン車63aからチェーン
64、チェーン車63bを介してチェーン車63c、6
3dに伝達される。
【0025】この回転力により、スリーブ65a、65
bが回転する。スリーブ65a内にはターンバックル6
6aおよび66bの軸部が螺合しており、スリーブ65
b内にはターンバックル66cおよび66dの軸部が螺
合しているが、互いに逆方向の螺子が設けられているの
で、スリーブ65a、65bが回転すると、ターンバッ
クル66aおよび66b、ターンバックル66cおよび
66dは互いに離反もしくは接近するように移動する。
【0026】これにより、ターンバックル66aおよび
66b、ターンバックル66cおよび66dが互いに離
反するように移動すると、支承ピン67A、67Bを介
して可動フレーム78A、78Bが図上左右方向に押し
開かれるように移動する。このため、可動フレーム78
A、78Bは、その両端部の支承ピン(図示せず)を回
動中心として回動し、その結果、可動フレーム78は山
型に傾斜する。
【0027】また、上記図4において、摺動部77は、
可動フレーム78の走行路92上を走行する走行輪94
により吊下される横行装置77Mに取り付けられ、摺動
板77Sと、摺動板77Sを図4上の矢印方向へ往復駆
動する駆動リンク77Lとを備えている。駆動リンク7
7Lは、図示しない駆動機構、たとえば、クランク機構
等に接続している。また、固定フレーム79には、位置
センサ49、レベルセンサ50、走行輪88が設けられ
る。
【0028】次に、表面仕上げスクリード部7の動作を
説明する。まず、CPU81からの制御信号により、ク
ラウン装置89が伸長すると、可動フレーム78が所定
の傾きで傾斜する。摺動部77は、後述するガイドロー
ラ等により、この可動フレーム78上を横行移動自在に
吊り支持されるから、摺動部77は、図4に示すよう
に、生コンクリートCの表面上を両方向矢印で示す方向
に往復摺動しながら、図5において矢印で示す方向に往
復移動する。
【0029】したがって、コンクリートフィニッシャ2
00の形状仕上げスクリード部3によって形状仕上げさ
れた生コンクリートCの表面をさらに平滑に表面仕上げ
することができる。
【0030】次に、横行装置77Mと可動フレーム78
との関係を図8(B)に示す。図8(B)に示すよう
に、横行装置77Mは摺動部支持ガイドローラ94を有
しており、この摺動部支持ガイドローラ94により可動
フレーム78の下部ガイド板92上を図5の矢印方向に
移動自在に吊り支持される。また、摺動部支持ガイドロ
ーラ94は、その上方も上部ガイド板93により規制さ
れ、横行装置77M自体の跳び等が防止されている。
【0031】上記のように、本実施例のコンクリートレ
ベラ300においては、可動フレーム78の各々が屈曲
点において道路横断方向になす角度を前記道路の横断面
形状に対応させて駆動制御するクラウン装置89が可動
フレーム78の略中央下方に設けられているので、横行
装置77Mの走行輪94を考慮しても、可動フレーム7
8の横断面を箱型断面に構成することができ(図8
(B))、可動フレーム78の屈曲のために大きな水平
力を作用させても、対称断面への対称荷重とすることが
可能で、「ねじり」等の構造上の問題が生じることがな
い。
【0032】ここで、可動フレーム78は、図7に示す
ように、摺動部77の両端を支持するために2組(本体
部可動フレーム78A〜78Dおよびこの本体部可動フ
レーム78A〜78D内に入れ子状に設けられた伸縮部
可動フレーム78E〜78H、そして上記本体部可動フ
レーム78の下部を構成する本体部下部フレーム73A
〜73Dおよびこの本体部下部フレーム73A〜73D
内に入れ子状に設けられた伸縮部下部フレーム73E〜
73H)の構成で設けられている。
【0033】次に、図10および図11に、可動フレー
ム78の略中央部における摺動部支持ガイドローラ94
と下部ガイド板92、および上部ガイド板93との関係
を示す。ここに、摺動部支持ガイドローラは横行手段走
行輪に、下部ガイド板又は上部ガイド板の一方は第1凹
部、他方は第2凹部に相当している。図10(B)およ
び図10(C)に示すように、上記の伸縮部可動フレー
ム78Eの走行路である下部ガイド板92Eと上部ガイ
ド板93Eは本体部可動フレーム78A等の走行路であ
る下部ガイド板92A等および上部ガイド板93A等内
に入れ子状に収納され、上記伸縮部可動フレームの走行
路および上記本体部可動フレームの走行路は山型鋼と溝
型鋼を組み合せて構成され、その断面形状は横行装置走
行輪94の下面および上面を規制するような2段階の凹
部形状に構成され、かつ、横行装置走行輪94の断面形
状は上記の2段階の凹部に密接可能な2段階の凸部形状
に形成されている。したがって、梁部中央の本体梁部で
ある本体部可動フレーム78Aや78Bの走行路内にお
いては上記の2段階の凸部形状をなす摺動部支持ガイド
ローラ94の一方の凸部分である第1凸部(この場合は
ローラの根元に近い部分)が上記の2段階の凹部形状を
なす走行路のうち上記第1凸部と対応する一方の凹部分
である第1凹部(この場合は下部ガイド板92A、およ
び上部ガイド板93A等)と密接し、本体梁部である可
動フレーム78A等と伸縮梁部である伸縮部可動フレー
ム78E等の両者が入れ子状態となる部分の走行路内に
おいては上記の2段階の凸部形状をなす摺動部支持ガイ
ドローラ94の両方の凸部分が上記の2段階の凹部形状
をなす走行路のうちの両方の凹部分と密接し、梁部両端
の伸縮梁部である伸縮部可動フレーム78E等の走行路
内においては上記の2段階の凸部形状をなす横行手段走
行輪の凸部分のうち第1凸部以外の凸部である第2凸部
(この場合はローラの先端に近い部分)が上記の2段階
の凹部形状をなす走行路のうち上記第1凹部以外の凹部
であって上記第2凸部と対応する第2凹部(この場合は
下部ガイド板92E、および上部ガイド板93E等)と
密接する。このため、たとえ舗装面の凹凸等があっても
摺動部支持ガイドローラは上方にも下方にも「ガタ」が
ないように上下のガイド板によって規制され(図10
(C))、走行輪の浮き上がりなどは発生しない。上記
の走行路と走行輪の構成は、道路両端側へ梁部を伸縮可
能な梁部を有し、この梁上を横行自在な横行装置を有し
て道路全幅員にわたって舗装処理を行うすべての形式の
舗装装置に応用可能である。
【0034】図11は、図上右側から摺動部77が移動
し可動フレーム78の中央部を通過する場合を説明する
ものである。まず、図上で一点鎖線によって示すよう
に、先端の摺動部支持ガイドローラ94aが下部ガイド
板92D上を走行し可動フレーム78の中央点を通過す
ると、下部ガイド板92Dは可動フレーム78の中央点
までは右方から左方へ登り勾配となっているのに対し下
部ガイド板92Cでは逆に可動フレーム78の中央点か
ら左方へ向かって下り勾配となっているため、摺動部支
持ガイドローラ94aは下部ガイド板92Cから浮いた
状態となる。しかし、摺動部支持ガイドローラ94a
は、上部ガイド板93Cによりそれ以上上方に向かうこ
とを規制され、いわば頭を押えられた状態となる。その
後、中央の摺動部支持ガイドローラ94bが可動フレー
ム78の中央点を通過すると、摺動板77S全体の重心
が可動フレーム78の中央点より左方へ移動するので、
摺動部支持ガイドローラ94aは図11において実線で
示す位置に移動し、下部ガイド板92C上に着地して、
その後は下部ガイド板92C上を移動する。このように
して、摺動部77は可動フレーム78の中央点付近にお
いても支障なく移動することができる。
【0035】次に、本実施例の道路舗装装置におけるケ
ーブル・ホース類支持案内具の構成について説明する。
図12(A)又は図12(B)に示すように、この構成
では、中央部に固定の梁状部材である本体部ビーム33
を有するとともに、この本体部ビーム33の両端部に道
路横断方向に伸縮可能な1対の梁状部材である伸縮部ビ
ーム34L,34Rを有し、各伸縮部ビーム34L,3
4R梁部は本体部ビーム33内に入れ子状に収納され、
上記1対の伸縮部ビーム34L,34Rのうちの一方の
伸縮部ビーム34Lには上記本体部ビーム33内に常時
収納される枝状部材である伸縮部ビーム延長部36が設
けられ(図12(C))、上記本体部ビーム33及び各
伸縮部ビーム34L,34Rに設けられた走行路(図示
せず)を走行する横行装置(図示せず)にケーブル・ホ
ース類支持案内具35の一端部42が設けられ、かつ、
上記のケーブル・ホース類支持案内具35の一端部42
とは逆側となるケーブル・ホース類支持案内具35の他
端部41が上記の伸縮部ビーム延長部36の端部上に設
けられる。
【0036】上記のケーブル・ホース類支持案内具と
は、図18に示すように、両端開放筒状のユニットUが
複数個、連結部Tで回動自在に連結されて構成されたも
のであり、この舗装装置全体の動力源手段である電源
部、油圧源部、空気圧源部、又は制御手段である制御部
(図示せず)から上記横行装置(図示せず)までの動力
源である電源や油圧源、又は空気圧源の供給、制御信号
伝達のための電線、油圧装置用油を供給するための油圧
ホース、あるいは空気圧装置用圧縮空気を供給するため
の空気ホース等を内蔵し、柔軟に折曲可能で各伸縮部ビ
ーム34L,34Rの伸縮動作に対応して繰出すことが
できるものである。
【0037】上記の構成を採ることにより、図12
(A)や図12(B)に示すように各伸縮部ビーム34
L,34Rを本体部ビーム33から左右に延伸した場合
や、図12(E)に示すように図上右側の伸縮部ビーム
34Rを本体部ビーム33内に収納した場合に支障がな
いうえ、図12(D)に示すように、図上左側の伸縮部
ビーム34Lを本体部ビーム33内に収納した場合で横
行装置(図示せず)が図12(D)の左端に到達しケー
ブル・ホース類支持案内具35の一端部42が左端に到
達した場合でも、図12(D)に示すように、伸縮部ビ
ーム34Lの電線・ホース類内蔵手段であるケーブル・
ホース類支持案内具35Lが本体部ビーム33外部には
み出すことがなく、本体部ビーム33内に完全に収納さ
れる。上記のケーブル・ホース類支持案内具の構成は、
道路両端側へ梁部を伸縮可能な梁部を有し、この梁上を
横行自在な横行装置を有して道路全幅員にわたって舗装
処理を行うすべての形式の舗装装置に応用可能である。
【0038】次に、図13を用いて、制御部8のさらに
詳細な構成について説明する。図13に示すように、こ
の制御部8は、データ信号やコントロール信号の授受の
ためのバス82と、このバス82に接続され情報処理・
制御全体を司るCPU81(Central Processing Uni
t: 中央処理装置)と、バス82に接続されCPU81
の動作プログラムデータ等を格納するROM(Read Onl
y Memory:読出専用メモリ)84と、バス82に接続さ
れCPU81の処理途中のデータ等を一時的に格納する
RAM(Random Access Memory:随時読出し書込み可能
メモリ)83と、バス82に接続されCPU81に外部
から制御指令を与え、現在の動作状況等を表示するため
の入力・表示部85と、地上などに設置されたベンチマ
ーク等に予め設けられたバーコード等からレーザ光等に
より自己の現在位置情報を読み取る位置センサ49と、
仕上げる生コンクリートの表面の水準高さをレーザ光等
により読み取るレベルセンサ50と、を有して構成され
る。
【0039】また、制御部8は、必要に応じ、外部の情
報記憶媒体Mに格納されたCPU81の動作プログラム
データ等を読出してCPU81に出力したり、CPU8
1の処理した結果のデータ等を入力して情報記憶媒体M
に記憶させる外部記憶部86を備えてもよい。
【0040】上記のコンクリートレベラ300が生コン
クリートC上に到達したとき、図16に示すようにコン
クリートレベラ300の前部に設けられた位置センサ4
9が地上のベンチマーク等に設けられたバーコード等の
位置データをレーザ光等を用いて読み取る。
【0041】この位置データには、その位置における設
計断面形状のデータが含まれている。位置センサ49に
より読み出されたこの位置データは、バス82を介して
CPU81に送られる。CPU81は、送られてきた位
置データに基づき、クラウン装置89に制御信号を出力
し、山型に傾斜させる傾斜角度を調整する。クラウン装
置89の動作はクラウン装置15の動作と同様である。
【0042】そのほか、CPU81は、図示しない昇降
機構にも制御信号を出力し、コンクリートレベラ300
全体を図示しない油圧ジャッキ等により左右独立に昇降
させたり、コンクリートレベラ300全体の高さを油圧
駆動または手動により左右独立に微調整する。さらに、
CPU81は、ベンチマークから読み取ったこれら測量
用データや道路舗装用の断面形状データを、このコンク
リートレベラ300のオペレータの目視確認のために上
記の入力・表示部85に数値表示として表示させてもよ
い。
【0043】レベルセンサ50は、上記のレーザ光の
他、超音波等の非接触式のセンサが用いられる。レベル
センサ50の検出データは、CPU81に送られ、この
結果はクラウン装置89への制御信号を修正するように
フィードバックされる。
【0044】上記の実施例においては、各制御部4、8
が各々コンクリートフィニッシャ100、またはコンク
リートレベラ200の全体を制御する例について説明し
たが、これは、制御部4がコンクリートスプレッダ10
0、コンクリートフィニッシャ200およびコンクリー
トレベラ300を統括制御するように構成しても構わな
い。
【0045】なお、本発明は、上記実施例に限定される
ものではない。上記実施例は、例示であり、本発明の特
許請求の範囲に記載された技術的思想と実質的に同一な
構成を有し、同様な作用効果を奏するものは、いかなる
ものであっても本発明の技術的範囲に包含される。
【0046】例えば、上記実施例においては、道路舗装
材料としてコンクリートを用いる例について説明した
が、これはアスファルト等の瀝青材料を用いるものであ
っても応用可能である。また、上記実施例においては、
道路舗装装置としてコンクリートスプレッダ及びコンク
リートレベラを用いる例について説明したが、これは他
の道路舗装装置、例えば、コンクリートフィニッシャ、
アスファルトフィニッシャ等の装置であっても応用可能
である。
【0047】また、上記実施例においては、道路横断方
向に凸型(山型)の勾配変化点を1個有する例について
説明したが、これは凹型(谷型)の勾配変化点を1個有
する例であってもよい。この場合には、上記の各クラウ
ン装置15または89において、各可動フレーム14
A,14Bや78A,78Bが凹型に傾斜可能なように
各ターンバックル66a〜66dのストローク(ネジの
設定長さ)を設定しておけばよい。そして、フィニッシ
ングスクリードの略中央部を滑らかに面取りし、あるい
は、レベラの摺動板の下面を、下側に凸な滑らかな曲面
状としておけば勾配変更点(最下点)においても十分滑
らかに仕上げることができる。
【0048】さらに、本発明は、道路横断方向に勾配変
化点を2個以上有するものであっても差し支えない。そ
して、もちろん、道路横断方向に勾配変化点を有しない
片勾配の道路であっても、支障なく施工可能である。ま
た、道路舗装に限定されるものではなく、空港の滑走路
の舗装、港湾埠頭の積み出し・積み下しヤードの舗装等
にも応用可能である。
【0049】また、上記実施例においては、仕上げ制御
情報としてバーコードを利用したディジタルデータを用
い、これをレーザ光等により読み取る例について説明し
たが、これは、この例に限定されるものではなく、他の
形態、例えば、ベンチマーク内にデータ情報をLED発
光やマイクロ電磁波、あるいは超音波等で発信可能な情
報発信手段を内蔵させ、この発信された情報を検出す
る、といった形態であっても実施可能である。さらに、
予め各位置での仕上げデータを制御部4や制御部8のR
AM等に入力しておき、位置を示す情報のみをベンチマ
ーク等から読み取っても構わない。
【0050】そのほか、上記実施例において、制御部4
の入力・表示部内に図示しない通信手段を設けておけ
ば、外部から電波等による遠隔操縦も可能である。ま
た、上記実施例では、主として自動制御、自動運転につ
いて説明したが、本発明は、もちろんマニュアル運転
(人間による操作)も可能である。
【0051】そして、上記実施例においては、入れ子状
に構成される上記伸縮部可動フレームの走行路および上
記本体部可動フレームの走行路は山型鋼と溝型鋼を組み
合せて構成され、その断面形状は横行装置走行輪94の
下面および上面を規制するような2段階の略矩形の凹部
形状に構成される例について説明したが、これには限定
されず、2段階の凹部形状であればどのような形状であ
ってもよく、2段階のテーパー(略台形)凹部形状、あ
るいは曲線で囲まれた断面等であってもかまわない。
【0052】
【発明の効果】以上説明したように、上記構成を有する
本願の第1の発明によれば、1対の梁状部材の各々が前
記屈曲点において前記道路横断方向になす角度を前記道
路の横断面形状に対応させて駆動制御する梁材屈曲手段
が、梁状部材の略中央下方に設けられているので、横行
装置の走行輪を考慮しても、梁状部材の横断面を箱型断
面に構成することができ(図8(B)等)、梁状部材の
屈曲のために大きな水平力を作用させても、対称断面へ
の対称荷重とすることが可能で、「ねじり」等の構造上
の問題が生じることがない。また、上記構成を有する本
願の第2の発明によれば、伸縮梁部の走行路は本体梁部
の走行路内に入れ子状に収納され、上記伸縮梁部の走行
路および上記本体梁部の走行路の断面形状は横行手段の
走行輪の下面および上面を規制するような2段階の凹部
形状に構成され、かつ、横行手段走行輪の断面形状は上
記の2段階の凹部に密接可能な2段階の凸部形状に形成
されているので、梁部中央の本体梁部のみの走行路内に
おいては上記の2段階の凸部形状をなす横行手段走行輪
の一方の凸部分である第1凸部が上記の2段階の凹部形
状をなす走行路のうち上記第1凸部と対応する一方の凹
部分である第1凹部と密接し、本体梁部と伸縮梁部の両
者が入れ子状態となる部分の走行路内においては上記の
2段階の凸部形状をなす横行手段走行輪の両方の凸部分
が上記の2段階の凹部形状をなす走行路のうちの両方の
凹部分と密接し、梁部両端の伸縮梁部のみの走行路内に
おいては上記の2段階の凸部形状をなす横行手段走行輪
の凸部分のうち第1凸部以外の凸部である第2凸部が上
記の2段階の凹部形状をなす走行路のうち上記第1凹部
以外の凹部であって上記第2凸部と対応する第2凹部と
密接する。したがって、たとえ舗装面の凹凸等があって
も横行手段走行輪は上方にも下方にもがたつきがないよ
うに走行路によって規制され(図10(C)等)、走行
輪の浮上などは発生しない。そして、上記構成を有する
本願の第3の発明によれば、梁状部材の各伸縮梁部は本
体梁部内に入れ子状に収納され、上記1対の伸縮梁部の
うちの一方の伸縮梁部には上記本体梁部内に常時収納さ
れる枝状部材が設けられ、動力源手段または制御手段か
ら上記横行手段までの動力源供給または制御信号伝達の
ための電線やホース類を内蔵し柔軟に折曲可能で上記各
伸縮梁部の伸縮動作に対応して繰出し可能な電線・ホー
ス類内蔵手段が設けられ、かつ、上記横行手段とは逆側
となる上記電線・ホース類内蔵手段の他端部は上記枝状
部材の端部上に設けられているので、従来のように上記
伸縮梁部を本体梁部内に収納した場合で上記横行手段が
一方の伸縮梁部の端部に到達した場合であっても、一方
の伸縮梁部の電線・ホース類内蔵手段が本体梁部外部に
はみ出すことがなく、本体梁部内に完全に収納される
(図12(D)等)。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例であるコンクリート舗装機械
編成の全体構成を示す側面図である。
【図2】図1に示すコンクリートスプレッダのさらに詳
細な構成を示す正面図である。
【図3】図1に示すコンクリートフィニッシャのさらに
詳細な構成を示す正面図である。
【図4】図1に示すコンクリートレベラのさらに詳細な
構成を示す側面図である。
【図5】図1に示すコンクリートレベラのさらに詳細な
構成を示す正面図である。
【図6】図1に示すコンクリートレベラのさらに詳細な
構成を示す平面図である。
【図7】図5に示すコンクリートレベラの可動部分のさ
らに詳細な構成を示す部分拡大正面図である。
【図8】図7に示すクラウン装置付近のさらに詳細な構
成を示す拡大図であり、図8(A)は拡大正面図を、図
8(B)は拡大断面図を各々示す。
【図9】図8に示すクラウン装置のさらに詳細な構成を
示す拡大断面図である。
【図10】図5に示すコンクリートレベラの可動部分の
さらに詳細な構成を示す部分拡大平面図である。
【図11】図7に示すコンクリートレベラの略中央部に
おける摺動部支持ガイドローラの動作を示す部分拡大正
面図である。
【図12】図1に示す各舗装装置におけるケーブル・ホ
ース類支持案内具の構成を示す概念図である。
【図13】図4に示す制御部のさらに詳細な構成を示す
ブロック回路図である。
【図14】従来例の舗装装置の略中央部における摺動部
支持ガイドローラの動作を示す部分拡大正面図である。
【図15】従来例の舗装装置におけるクラウン装置付近
の構成を示す拡大図であり、図15(A)は拡大正面図
を、図15(B)は拡大断面図を各々示す。
【図16】従来例の舗装装置における横行装置の問題点
を説明する図である。
【図17】従来例の舗装装置におけるケーブル・ホース
類支持案内具の問題点を説明する図である。
【図18】従来例のケーブル・ホース類支持案内具の構
成を説明する図である。
【符号の説明】
1 削り均しスクリード部 2 振動スクリード部 3 形状仕上げスクリード部 4 制御部 6A、6B フィニッシャ昇降部 7 表面仕上げスクリード部 8 制御部 9A、9B 走行用レール 10 削り均しロータ 11A、11B 駆動軸 12 ブレード 13 回動昇降装置 13A 回動昇降軸 14A、14B 可動フレーム 15 クラウン装置 16A、16B 第1昇降部 17 横行装置 17H 走行輪 18A、18B 走行輪 19 固定フレーム 20A、20B 本体部振動盤 23A、23B サイドフレーム 24 バイブレータ 28A〜28D 駆動輪 30A〜30D 本体部フィニッシングスクリード 32 連結リンク 33 本体部ビーム 34L,34R 伸縮部ビーム 35 伸縮部ケーブル・ホース類支持案内具 36 伸縮部ビーム延長部 37A、37B サイドフレーム 38A、38B 第3昇降部 39A、39B 高さ微調整部 41 ケーブル・ホース類支持案内具接続部 42 ケーブル・ホース類支持案内具端部 47 位置センサ 49 位置センサ 50 レベルセンサ 62 油圧モータ 63a〜63d チェーン車 64 チェーン 65a、65b スリーブ 66a〜66d ターンバックル 67A、67B 支承ピン 71 連結フック 72A、72B 走行輪 73A〜73D 本体部下部フレーム 73E〜73H 伸縮部下部フレーム 74A〜74D 油圧ジャッキ 77 摺動部 77L 駆動リンク 77M 横行装置 77S 摺動板 78A〜78D 本体部可動フレーム 78E〜78H 伸縮部可動フレーム 79 固定フレーム 81 CPU 82 バス 83 RAM 84 ROM 85 入力・表示部 86 外部記憶部 88A〜88D 走行輪 89a,89b クラウン装置 92A〜92D 本体部下部ガイド板 92E〜92H 伸縮部下部ガイド板 93A〜93D 本体部上部ガイド板 93E〜93H 伸縮部上部ガイド板 94a〜94f 摺動部支持ガイドローラ 100 コンクリートスプレッダ 200 コンクリートフィニッシャ 300 コンクリートレベラ 433 本体部ビーム 434L,434R 伸縮部ビーム 435 伸縮部ケーブル・ホース類支持案内具 441 ケーブル・ホース類支持案内具接続部 442 ケーブル・ホース類支持案内具端部 477 摺動部 477M 横行装置 477S 摺動板 478A〜478D 可動フレーム 489 クラウン装置 491 支承ピン 492A〜492D 本体部下部ガイド板 493A〜493D 本体部上部ガイド板 494a〜494f 摺動部支持ガイドローラ C 生コンクリート G 路盤 M 情報記憶媒体 P 勾配変化点 T 連結部 U ケーブル・ホース類支持案内具ユニット
フロントページの続き (72)発明者 斎藤 博俊 東京都品川区上大崎3丁目14番12号 前田 道路株式会社内 (72)発明者 行川 恒弘 東京都品川区上大崎3丁目14番12号 前田 道路株式会社内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 道路横断方向に勾配変化点を有する道路
    の横断方向に走行輪が走行可能な走行路を有しかつ前記
    勾配変化点に対応する点を屈曲点として前記道路横断方
    向の道路形状と略同一形状に前記梁状部材を屈曲させ得
    る1対の梁状部材と、 前記走行輪を介して前記梁状部材に吊下され前記道路の
    全幅員にわたって前記道路横断方向に往復走行可能な横
    行手段と、 当該横行手段に接続され道路舗装材料を前記道路の全幅
    員にわたって略均一に撒き出し又は敷き均し又は所定の
    高さ若しくは厚さに削り均し又は締め固め又は形状仕上
    げし又は仕上げる舗装処理のいずれかを行う舗装処理手
    段と、を備え、前記道路の全幅員にわたって道路舗装処
    理を行う道路舗装装置であって、 前記梁状部材の略中央下方には、前記舗装処理手段が処
    理した後の前記道路舗装材料の断面形状が、最終的に仕
    上げるべき最終道路断面形状に所定の仕上げ余裕を加え
    たものと略等しいか又は当該最終道路断面形状に所定の
    仕上げ余裕を加えたものと略等しいか又は当該最終道路
    断面形状と等しくなるように、前記1対の梁状部材の各
    々が前記屈曲点において前記道路横断方向になす角度を
    前記道路の横断面形状に対応させて駆動制御する梁材屈
    曲手段が設けられたことを特徴とする道路舗装装置。
  2. 【請求項2】 道路の横断方向に走行輪が走行可能な走
    行路を有する梁状部材であって、当該梁状部材の中央部
    に本体梁部を有するとともに当該梁状部材の両端部に前
    記道路横断方向に伸縮可能な1対の伸縮梁部を有する梁
    状部材と、 前記走行輪を介して前記梁状部材に吊下され前記道路の
    全幅員にわたって前記道路横断方向に往復走行可能な横
    行手段と、 当該横行手段に接続され前記道路舗装材料を前記道路の
    全幅員にわたって略均一に撒き出し又は敷き均し又は所
    定の高さ若しくは厚さに削り均し又は締め固め又は形状
    仕上げし又は仕上げる舗装処理のいずれかを行う舗装処
    理手段と、を備え、前記道路の全幅員にわたって道路舗
    装処理を行う道路舗装装置であって、 前記伸縮梁部の走行路は前記本体梁部の走行路内に入れ
    子状に収納され、前記伸縮梁部の走行路および前記本体
    梁部の走行路の断面形状は前記走行輪の下面および上面
    を規制するような2段階の凹部形状に構成され、かつ、
    前記走行輪の断面形状は当該2段階の凹部に密接可能な
    2段階の凸部形状に形成されたことを特徴とする道路舗
    装装置。
  3. 【請求項3】 前記道路横断方向に走行輪が走行可能な
    走行路を有する梁状部材であって、当該梁状部材の中央
    部に本体梁部を有するとともに当該梁状部材の両端部に
    前記道路横断方向に伸縮可能な1対の伸縮梁部を有する
    梁状部材と、 前記走行輪を介して前記梁状部材に吊下され前記道路の
    全幅員にわたって前記道路横断方向に往復走行可能な横
    行手段と、 当該横行手段に接続され前記道路舗装材料を前記道路の
    全幅員にわたって略均一に撒き出し又は敷き均し又は所
    定の高さ若しくは厚さに削り均し又は締め固め又は形状
    仕上げし又は仕上げる舗装処理のいずれかを行う舗装処
    理手段と、 前記横行手段と舗装処理手段に動力源と供給する動力源
    手段と、 前記横行手段と舗装処理手段を制御する制御手段と、 を備えた道路舗装装置であって、 前記各伸縮梁部は前記本体梁部内に入れ子状に収納さ
    れ、前記1対の伸縮梁部のうちの一方の伸縮梁部には前
    記本体梁部内に常時収納される枝状部材が設けられ、前
    記動力源手段または制御手段から前記横行手段までの動
    力源供給または制御信号伝達のための電線やホース類を
    内蔵し柔軟に折曲可能で前記各伸縮梁部の伸縮動作に対
    応して繰出し可能な電線・ホース類内蔵手段が設けら
    れ、かつ、前記横行手段とは逆側となる前記電線・ホー
    ス類内蔵手段の他端部は前記枝状部材の端部上に設けら
    れたことを特徴とする道路舗装装置。
JP6072804A 1994-03-18 1994-03-18 道路舗装装置 Expired - Lifetime JP2909870B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6072804A JP2909870B2 (ja) 1994-03-18 1994-03-18 道路舗装装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6072804A JP2909870B2 (ja) 1994-03-18 1994-03-18 道路舗装装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH07259011A true JPH07259011A (ja) 1995-10-09
JP2909870B2 JP2909870B2 (ja) 1999-06-23

Family

ID=13499953

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6072804A Expired - Lifetime JP2909870B2 (ja) 1994-03-18 1994-03-18 道路舗装装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2909870B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002250004A (ja) * 2001-02-26 2002-09-06 Nippon Road Co Ltd:The コンクリート舗装機械

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0258010U (ja) * 1988-10-24 1990-04-26
JPH0461112U (ja) * 1990-10-01 1992-05-26
JPH0522609U (ja) * 1991-09-05 1993-03-23 日本鋪道株式会社 舗装体の表面仕上装置

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0258010U (ja) * 1988-10-24 1990-04-26
JPH0461112U (ja) * 1990-10-01 1992-05-26
JPH0522609U (ja) * 1991-09-05 1993-03-23 日本鋪道株式会社 舗装体の表面仕上装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002250004A (ja) * 2001-02-26 2002-09-06 Nippon Road Co Ltd:The コンクリート舗装機械

Also Published As

Publication number Publication date
JP2909870B2 (ja) 1999-06-23

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN102465486B (zh) 用于铣刨土壤或交通区域的地面处理机械以及方法
US2054437A (en) Apparatus for building roads
CN110857546B (zh) 用于铺路机的振荡组件
KR101919920B1 (ko) 지면에 트렌치를 생성하기 위한 다이아프램 벽 장치 및 방법
US6022171A (en) Apparatus and method for preparing a site and finishing poured concrete
US6830409B2 (en) Concrete placing and screeding machine
CN111764346A (zh) 一种渠道衬砌系统
US3856425A (en) Adjustable side for slip form
US3775018A (en) Road texturing machine
JPH10245809A (ja) 道路仕上げ機
US4432672A (en) Canal building apparatus
CN106351077B (zh) 一种地铁轨道板基座施工装备
JPH07259011A (ja) 道路舗装装置
JPH10114910A (ja) 自走式コンクリート仕上げ機械
JPH02240306A (ja) 湾曲面仕上装置
JP2563037B2 (ja) 道路舗装装置
GB2080374A (en) Apparatus for Levelling a Surface
JPH06287910A (ja) 道路舗装装置
JPH02210106A (ja) 土木機械用マニピュレータ及び該マニピュレータを使用したひび入れ機
CN211171515U (zh) 一种摊铺机自动找平结构
CN203296023U (zh) 渠道铺砂机的摊铺夯实小车
EP1440207B1 (en) Method and device for levelling of a surface
JP4602597B2 (ja) トンネル施工機
JP4321734B2 (ja) 道路の舗装装置
CA2592916C (en) A method and a device for moving a jet member

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090409

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Year of fee payment: 11

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100409

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100409

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Year of fee payment: 12

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110409

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Year of fee payment: 13

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120409

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130409

Year of fee payment: 14

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140409

Year of fee payment: 15

EXPY Cancellation because of completion of term