JPH0726506A - アスファルト舗装工法及びこれに用いる装置 - Google Patents

アスファルト舗装工法及びこれに用いる装置

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JPH0726506A
JPH0726506A JP17422493A JP17422493A JPH0726506A JP H0726506 A JPH0726506 A JP H0726506A JP 17422493 A JP17422493 A JP 17422493A JP 17422493 A JP17422493 A JP 17422493A JP H0726506 A JPH0726506 A JP H0726506A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 定木を使用せずにアスファルト舗装を作業効
率良く行い、且つアスファルト舗装の質を向上させるア
スファルト舗装工法及びこれに用いる装置を提供する。 【構成】 アスファルトフィニッシャ10を用いて路面
にアスファルトを敷設するアスファルト舗装装置におい
て、アスファルトフィニッシャ10のスクリード18の
側端に設けられて上下に振動し、アスファルトフィニッ
シャ10の走行に伴って、アスファルトフィニッシャ1
0によってアスファルトが敷きならされて形成されたア
スファルト敷きならし部20の側縁部22を他のアスフ
ァルト敷きならし部20よりも高密度に押し固める押し
固め装置12を具備する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、アスファルト舗装工法
及びこれに用いる装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、既存の道路を改修してアスファル
ト舗装をする場合、或いは舗装道路を新設する場合に
も、定木(じょうぎ)と呼ばれる多数の角材を使用する
工法が実施されている。その一例を既存の道路を改修す
る場合について以下に説明する。アスファルトを敷く道
路が既存の道路である場合、全面的に通行止めにするこ
とはできない。このため、道路を幅員方向に分割し、そ
の分割路面を順次アスファルト舗装をする工法が実施さ
れている。例えば、幅員が6メートルの道路では3メー
トルずつをアスファルト舗装する。このとき、図10に
示すように、道路の片側に敷かれるアスファルトが、セ
ンターラインよりはみ出たり、ローラー装置によって押
し固める際に側縁部が崩れないように、センターライン
に沿って定木と呼ばれる角材が固定される。この定木の
厚さは、路面に盛られるアスファルトの厚さによって決
定されるが、通常は4〜6cm程度であり、釘によって
路面に固定される。
【0003】ところで、そのような既存の道路を改修す
る作業は、1日当たりに約1km程度がなされることが
多い。従って、この作業に用いられる一本の定木の長さ
が5mであるとすれば、その定木は200本が必要であ
る。また、敷設されるアスファルトの厚さに合わせて種
類の異なる定木が必要で、曲がり道には、そのカーブに
沿うような定木が必要となり、舗装業者は多量の定木を
保有していなければならない。
【0004】上記の定木を使用する舗装工法(以下、定
木舗装工法という。)によるアスファルトの敷設作業を
説明する。先ず、道路の幅員を正確に半分に分割するよ
うに印を付ける。いわゆるスミ出しを行う。このように
して付けられた路面のセンターラインに沿って、図11
に示すように定木80を配設し、その定木80をコンク
リート釘82で打ちつけることによって路面に固定す
る。次に、図12に示すようにアスファルトフィニッシ
ャ10によってアスファルトを敷きならし、アスファル
ト敷きならし部84を形成する。このとき、アスファル
トは完成時の85%程度の密度となっている。また、ア
スファルトは定木の厚さより若干厚く余盛りの部分があ
るように敷きならすことが望ましい。これは、ローラー
装置によってアスファルトを転圧する際に定木80が邪
魔にならないようにするためである。そして、ローラー
装置によって、アスファルトが図13に示すように所定
の密度100%となるように押し固められる。次に、図
14に示すように路面に固定された定木を取り除き、図
15に示すように残り半分の路面にアスファルトを敷き
ならし、アスファルト敷きならし部85を形成する。そ
して、ローラー装置によって、アスファルトが最初の半
分の路面と同様に図16に示すように所定の密度100
%となるように押し固められ、舗装作業が完成する。な
お、既存の道路を改修する作業は、既に舗装されたアス
ファルト面上に重ねてアスファルトを敷く場合、また
は、凹凸の路面を削って平らにし、その上にアスファル
トを敷く場合がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記の定木舗装工法に
よれば、多数の定木を路面に固定するために、コンクリ
ート釘を打ちつける必要があり、この作業のために多く
の労力を費やしてした。例えば、1kmの舗装をするた
めの定木の固定作業は、10人程度の作業者で2〜3時
間を要する作業となっている。また、最初の半分の路面
が舗装された後に、その定木を取り除く作業にも多くの
労力を費やすことになり、作業効率が非常に悪かった。
そして、これらの作業は道路の中央で行うため非常に危
険であり、また、この作業中には車両が通行しずらく、
さらなる交通渋滞の原因になっていた。
【0006】また、この定木舗装工法によってアスファ
ルト舗装された路面では、センターラインの継ぎ目部の
密度が低かったり、その継ぎ目の密着度が不十分な場合
がある。これは、ローラー装置が定木上に乗り上げた場
合にアスファルトが充分に転圧されなかったり、定木と
隣接する部分にアスファルトが充分に充填されなかった
ために起こる。また、アスファルトの継ぎ目面が路面に
対して直角方向にあるので、ローラー装置によってアス
ファルトに荷重をかけて押し固める際、その荷重が継ぎ
目面を密着させるようにかかりにくいために引き起こさ
れる。このように継ぎ目部の密度及び密着度が不十分で
あると、道路の中央部に走行方向に沿って縦割れが発生
し易い。アスファルトの密度が低い部分は、雨水が浸透
し易く、さらにその水分が氷結することによって、その
ひび割れを拡大させる。また、継ぎ目の密着が不十分な
場合にも、継ぎ目の部分に水が浸透しひび割れを拡大さ
せてしまう。このため、路面の継ぎ目部に不良があった
場合は、継ぎ目部のある路面の中央部を切り取り、再度
アスファルトを充填することが行われている。そのよう
な作業を行うようでは、作業効率が非常に悪くなってし
まう。
【0007】また、山道のように、路肩に側溝のない道
路を簡易舗装する際にも、路面の側縁からアスファルト
がはみ出ないように定木が使用される。この場合には、
定木を取り除いた後、そのアスファルト敷きならし部の
側縁部を作業者がスコップとレイキによってならす作業
がなされるが、作業効率が悪かった。さらに、新設の道
路にアスファルト舗装をする際にも、路面の側溝等に接
続される部分は、一般に手作業によって擦りつけられ押
し固められており、作業効率が悪かった。そこで、本発
明の目的は、定木を使用せずにアスファルト舗装を作業
効率良く行い、且つアスファルト舗装の質を向上させる
アスファルト舗装工法及びこれに用いる装置を提供する
ことにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明は次の構成を備える。すなわち、本発明は、
路面にアスファルトを敷設するアスファルト舗装工法に
おいて、アスファルトが敷きならされて形成されるアス
ファルト敷きならし部の全面をローラー装置等によって
押し固める前に、該アスファルト敷きならし部の側縁部
を他のアスファルト敷きならし部よりも高密度に押し固
めることを特徴とする。
【0009】また、本発明は、アスファルトフィニッシ
ャを用いて路面にアスファルトを敷設するアスファルト
舗装工法において、アスファルトフィニッシャによって
アスファルトが敷きならされて形成されたアスファルト
敷きならし部の側縁部を、アスファルトフィニッシャの
スクリードの側端に設けられた押し固め装置によって該
アスファルトフィニッシャの走行に伴って他のアスファ
ルト敷きならし部よりも高密度に固めることを特徴とす
ることで、定木を不要にすると共に、アスファルトフィ
ニッシャの走行と同時にアスファルト敷きならし部の側
縁部を押し固めることができるため、作業効率を向上さ
せることができる。
【0010】前記アスファルト敷きならし部の側縁部の
端面を斜面に形成することによって続いて行う作業が好
適になされる。また、上記の工法を利用し、アスファル
トフィニッシャを用いて幅方向に少なくとも2分割され
た路面の分割路面毎に順次アスファルトを敷設するアス
ファルト舗装工法において、最初の分割路面にアスファ
ルトフィニッシャによってアスファルトを敷きならし、
該アスファルト敷きならし部の側縁部を他のアスファル
ト敷きならし部よりも高密度に押し固めると共に該側縁
部の端面を斜面に形成し、次いで、該アスファルト敷き
ならし部の全面をローラー装置等によって押し固め、隣
接する次の分割路面及び前記アスファルト敷きならし部
の斜面上にアスファルトを敷きならし、次いで、該アス
ファルト敷きならし部をローラー装置等によって押し固
めることで、アスファルトの継ぎ目を好適に密着させる
ことができ、継ぎ目部の密度が低くなることを防止でき
る。
【0011】さらに、本発明は、アスファルトフィニッ
シャを用いて路面にアスファルトを敷設するアスファル
ト舗装装置において、アスファルトフィニッシャのスク
リードの側端に設けられて上下に振動し、アスファルト
フィニッシャの走行に伴って、該アスファルトフィニッ
シャによってアスファルトが敷きならされて形成された
アスファルト敷きならし部の側縁部を他のアスファルト
敷きならし部よりも高密度に押し固める押し固め部材を
具備することを特徴とするアスファルト舗装装置にもあ
る。前記アスファルト舗装装置において、アスファルト
フィニッシャの走行に伴って、前記アスファルト敷きな
らし部の側縁部の端面を斜面に形成する斜面成形部材が
設けられていることを特徴とすることで、アスファルト
敷きならし部の側縁部を好適に成形することができる。
【0012】また、本発明は、アスファルトフィニッシ
ャを用いて路面にアスファルトを敷設するアスファルト
舗装装置において、アスファルトフィニッシャのスクリ
ードの側端に固定される支持体と、該支持体に弾性部材
を介して上下に振動自在に装着され、アスファルトフィ
ニッシャによってアスファルトが敷きならされて形成さ
れたアスファルト敷きならし部の側縁部を、振動による
殴打によって他のアスファルト敷きならし部よりも高密
度に押し固める押し固め部材と、前記押し固め部材上に
搭載され、振動を発生する振動発生装置とを具備するこ
とを特徴とするアスファルト舗装装置にもある。上記の
アスファルト舗装装置において、前記押し固め部材の外
側縁に一方の端縁において回動自在に設けられ、前記ア
スファルト敷きならし部の側縁部の端面に接触し、該端
面を斜面に形成する斜面成形部材と、前記支持体と前記
斜面成形部材との間を連結する連結部材と、該連結部材
に設けられ、連結部材の長さを調整して斜面成形部材の
角度を調整する長さ調整部と、前記連結部材の一部を構
成するシリンダ内に弾装され、前記斜面成形部材を弾性
的に受ける圧縮スプリングとを具備することで、アスフ
ァルト敷きならし部の側縁部を好適に成形することがで
きる。
【0013】さらに、上記のアスファルト舗装装置にお
いて、前記振動発生装置が、油圧モータと、該油圧モー
タの動力によって振動を発生するバイブレータとによっ
て構成されていることにより、容易にアスファルトを押
し固めるための振動を得ることができ、その振動を効率
良く利用することができる。さらにまた、上記のアスフ
ァルト舗装装置において、前記弾性部材が、ゴム材から
なるショックアブゾーバであることで、アスファルトを
押し固めるための適正な振動を容易に得ることができ
る。
【0014】
【作用】本発明のアスファルト舗装工法及びこれに用い
る装置によれば、アスファルトが敷きならされて形成さ
れるアスファルト敷きならし部の全面をローラー装置等
によって押し固める前に、該アスファルト敷きならし部
の側縁部を他のアスファルト敷きならし部よりも高密度
に押し固める。この高密度に押し固められた側縁部によ
って、アスファルトがはみ出ることを防止し、敷きなら
し部の全面をローラー装置等によって押し固める際にア
スファルト敷きならし部の側縁部が崩れることを防止で
きる。すなわち、定木を使用することなくアスファルト
舗装を好適に行うことができ、定木の固定及び取り外し
を行う必要がないから、アスファルト舗装の作業効率を
向上させることができる。
【0015】また、路面を幅員方向に分割して順次アス
ファルト舗装する場合には、アスファルト敷きならし部
の側縁部の端面が斜面に形成されることで、アスファル
トの継ぎ目を好適に密着させることができ、継ぎ目部の
密度が低くなることを防止できる。
【0016】
【実施例】以下、本発明の好適な実施例を添付図面に基
づいて詳細に説明する。先ず、図1〜図5に基づいてア
スファルト舗装工法を説明する。図1に示すように、1
0はアスファルトフィニッシャである。また、12は押
し固め装置であり、アスファルトフィニッシャ10によ
ってアスファルトが敷きならされて形成されたアスファ
ルト敷きならし部20の側縁部22を、該アスファルト
フィニッシャ10の走行に伴って他のアスファルト敷き
ならし部20よりも高密度に固めるアスファルト舗装装
置を構成している。
【0017】この押し固め装置12がスクリード18の
側端に設けられたアスファルトフィニッシャ10を走行
させると、アスファルトフィニッシャ10によってアス
ファルトが敷きならされてアスファルト敷きならし部2
0が形成される。このアスファルトフィニッシャ10の
走行に伴って、押し固め装置12によって、前記アスフ
ァルト敷きならし部20の側縁部22を他のアスファル
ト敷きならし部20よりも高密度に固める。
【0018】これにより、アスファルト敷きならし部2
0の全面をローラー装置等によって押し固める前に、前
記側縁部22を押し固めることができる。この高い密度
に押し固められた側縁部によって、アスファルトがはみ
出ることを防止し、敷きならし部の全面をローラー装置
等によって押し固める際にアスファルト敷きならし部の
側縁部が崩れることを防止できる。すなわち、定木を使
用することなくアスファルト舗装を好適に行うことがで
き、定木の固定及び取り外しを行う必要がないから、ア
スファルト舗装の作業効率を向上させることができる。
【0019】上記のアスファルト舗装工法により、アス
ファルトフィニッシャ10を用いて幅方向に2分割され
た路面の分割路面を片側ずつアスファルト舗装するアス
ファルト舗装工法について図1の斜視図及び図2〜図5
の路面横断面図に基づいて説明する。先ず、図1に示す
ように、片側の分割路面にアスファルトフィニッシャ1
0によってアスファルトを敷きならす。このとき、上記
の押し固め装置12の押し固め部材14によって、図2
に示すように、アスファルト敷きならし部20の側縁部
22を他のアスファルト敷きならし部20よりも高密度
に押し固める。また、押し固め部材14の側縁に連結し
て設けられている斜面成形部材16によって、図2に示
すように前記側縁部22の端面を斜面24に形成する。
次いで、図3に示すように、アスファルト敷きならし部
20の全面がローラー装置等によって押し固められる。
そして、図4に示すように、隣接する残り分割路面及び
前記片側のアスファルト敷きならし部20の斜面24上
にアスファルトを敷きならし、残りのアスファルト敷き
ならし部21を形成する。次いで、図5に示すように、
残りのアスファルト敷きならし部21をローラー装置等
によって押し固め、アスファルト舗装が完成する。な
お、以上の工法によれば定木を使用する必要がないか
ら、この工法を「無定木舗装工法」ということができ
る。
【0020】このように片側のアスファルト敷きならし
部20の側縁部22の端面が斜面24に形成されること
で、その斜面24上に残りのアスファルト敷きならし部
21が好適にオーバーラップされる。これにより、ロー
ラー装置の荷重がアスファルトの継ぎ目を密着させるよ
うに好適にかかり、継ぎ目を完全に密着させることがで
き、道路中央部の密度が低くなることを防止できる。な
お、この無定木舗装工法は、路面を幅方向に3分割以上
して順次アスファルト舗装する場合にも好適に利用でき
ることは勿論である。
【0021】次に、アスファルト舗装装置を構成する上
記の押し固め装置12の一実施例について図1、図6〜
図9に基づいて詳細に説明する。なお、図6は、図1に
示すようにアスファルトフィニッシャ10に装着された
押し固め装置12を、アスファルトフィニッシャ10の
後方から見た図である。また、図7は図6の押し固め装
置12の側板15を取り除いた状態となる図6のA−A
矢視図である。30は支持体であり、複数の貫通孔28
(図7に示す実施例では3個)において、アスファルト
フィニッシャ10のスクリード18の側端に螺子によっ
て固定される。
【0022】14は押し固め部材であり、支持体30に
弾性部材32a、32bを介して振動自在に装着されて
いる。本実施例では、図6及び図7に示すように主に上
下方向に振動を受ける弾性部材32aが、押し固め部材
14の一部を構成し後述する油圧モータ52等を支持す
る支持板部材34の下面と支持体30の下部に突出され
た突出板部36の上面との間に挟まれて、アスファルト
フィニッシャ10の走行方向に間隔をおいて2個が装着
されている。また、主に水平方向に振動を受ける弾性部
材32bが、前記支持板部材34の上方へ折り曲げられ
て形成された垂直板部34aの内面と支持体30の上部
に水平方向に突出された突出部38の外面との間に挟ま
れて、アスファルトフィニッシャ10の走行方向に間隔
をおいて2個が装着されている。この弾性部材32a、
32bは、ゴム材からなるショックアブゾーバである。
なお、この弾性部材としては、他につる巻状のスプリン
グ等の弾性のある部材を用いることができるのは勿論で
ある。
【0023】この押し固め部材14の下端には、アスフ
ァルトフィニッシャ10によってアスファルトが敷きな
らされて形成されたアスファルト敷きならし部20の側
縁部22に接触し、振動によってその側縁部22を殴打
する殴打板部40が設けられている。また、この殴打板
部40と、油圧モータ52等を支持する支持板部材34
と、殴打板部40と支持板部材34とを連結・固着する
複数の固着板部42によって形成されている。上記殴打
板部40の下面は、スクリード18の下面と略同一の高
さに設定されている。また、この押し固め部材14上に
は、振動を発生する振動発生装置50が搭載されてい
る。この押し固め部材14の上下方向のベクトルを有す
る振動による殴打により、アスファルトフィニッシャ1
0によってアスファルトが敷きならされて形成されたア
スファルト敷きならし部20の側縁部22を、他のアス
ファルト敷きならし部20よりも高密度に押し固めるこ
とができる。
【0024】本実施例の振動発生装置50は、油圧モー
タ52と、その油圧モータの動力によって振動を発生す
るバイブレータ54とによって構成されている。このバ
イブレータ54は、回転軸にカウンターウェイトが設け
られているもので、その回転軸が油圧モータ52の回転
によって回転されることによって振動を発生するもので
ある。油圧モータ52の動力は、アスファルトフィニッ
シャ10の動力を使用すればよいから、特別な動力を必
要としない。また、バイブレータ54が押し固め部材1
4上に固定されているため、振動を前記側端面22に効
率良く負荷できる。なお、56はカップリングである、
油圧モータ52とバイブレータ54とを連結している。
【0025】16は斜面成形部材であり、押し固め部材
14の殴打板部40の外側縁に一方の端縁において蝶番
45によって回動自在に設けられている。この斜面成形
部材16は、アスファルトフィニッシャ10の走行に伴
って、前記アスファルト敷きならし部20の側縁部22
の端面に接触し、その端面を斜面24に形成する。
【0026】60は連結部材であり、図8に示すよう
に、支持体30と斜面成形部材16との間を連結してい
る。すなわち、連結部材60が、その一端において支持
体30の上部に突設された突設部30aの上部取付軸3
1と、その他端において斜面成形部材16上に設けられ
た下部取付軸17とでそれぞれに軸着されて連結されて
いる。62は長さ調整部であり、具体的にはターンバッ
クル構造になっている。この長さ調整部62は上記の連
結部材60に設けられ、連結部材60の長さを調整して
斜面成形部材16の角度を調整することができる。
【0027】64は圧縮スプリングであり、前記連結部
材60の一部を構成するシリンダ66内に弾装され、斜
面成形部材16を弾性的に受けている。詳細には、前記
長さ調整部62に一端側が螺合された中途部連結部材7
6の他端側に形成され、長さ調整部側62からシリンダ
66内に嵌入された第1のピストン68と、前記下部取
付軸17に軸着された下部連結部材70の先端に形成さ
れ、シリンダ66内に下方から挿入された第2のピスト
ン72との間に圧縮スプリング66が挿入されている。
【0028】このように斜面成形部材16が設けられて
いるため、連結部材60の長さ調整部62によって、ア
スファルト敷きならし部20の側縁部22の端面を所定
の角度の斜面24に形成すべく、斜面成形部材16の角
度を調整できる。具体的には、上部取付軸31に軸着さ
れた上部連結部材74と前記第1のピストン68を有す
る中途部連結部部材76との間に螺合されたターンバッ
クルである長さ調整部62をまわすことにより連結部材
60の長さを調整する。この操作は、長さ調整部62か
ら側方へ突出した第1のレバー63と、中途部連結部材
76から側方へ突出した第2のレバー77とを把持して
容易に行うことができる。
【0029】また、斜面成形部材16の角度が一定に保
持された状態で、長さ調整部62によって連結部材60
の全長を伸ばす方向に操作すれせば、シリンダ66内に
弾装された圧縮スプリング64によって適正な押圧力を
斜面成形部材16にかけることができる。このようにし
て、斜面成形部材16の角度、及び斜面成形部材16に
付勢される圧縮スプリング64の押圧力を、長さ調整部
62の調整のみにより容易に調整することができる。こ
れによって斜面成形部材16が所定の角度のときに、圧
縮スプリング64による所定の押圧力で、アスファルト
敷きならし部20の側縁部22の端面を所定の斜面24
に形成できる。
【0030】そして、路面の起伏や凹凸により、斜面成
形部材16を支持体30を介して支持するスクリード1
8が路面から浮き上がった状態となった場合には、斜面
成形部材16の取付角度は路面に追随して圧縮スプリン
グ64が伸長することによって自動的に大きくなり、斜
面を好適に形成することができる。また、斜面成形部材
16が路面に強く押圧された際には、斜面成形部材16
の取付角度は、路面に追随して圧縮スプリング64が収
縮することによって、自動的に小さくなり、斜面を24
を好適に形成することができる。なお、敷かれるアスフ
ァルトの量や地面により生じる衝撃も圧縮スプリング6
4に吸収される。
【0031】以上の構成からなる実施例のアスファルト
舗装装置によって、アスファルト敷きならし部20の側
縁部22が押し固められる原理を図9に基づいて説明す
る。アスファルトフィニッシャ10は矢印B方向に移動
しているから、前面板35の前方にアスファルトフィニ
ッシャ10のスクリュウによって押し出されてきたアス
ファルトが、殴打板部40の前部に設けられた傾斜面4
1に沿って、押し固め部材14の下方へ進入する。この
とき、押し固め部材14は振動発生装置50によって振
動しているため、殴打板部40の下面が、アスファルト
表面に接触してそのアスファルト表面を上下方向或いは
水平方向に叩くように作用してアスファルトを押し固め
る。すなわち、殴打板部40の傾斜面41も振動してい
るため、アスファルトがこの傾斜面41を通過するとき
に、そのアスファルトが次第に押し固められ、最終的に
は殴打板部40の後部の水平な下面によってアスファル
ト敷きならし部20が所定の厚さで所定の密度に形成さ
れるのである。
【0032】ところで、図1及び図6に示すように側板
15は、斜面成形部材16の外側面に取り付けられてお
り、供給されるアスファルトが側方へはみ出すことを阻
止する。この側板15の形状は種々考えられるが、アス
ファルトフィニッシャ10の走行方向に沿って伸縮でき
るように構成することもできる。また、図6に示すよう
に、15aは閉塞板であり、側板15に内側方向へ垂設
されており、前面板35の直後にその前面板35に摺接
するように設けられている。この閉塞板15aと前面板
35によって、アスファルトが押し固め装置12内に進
入することを阻止する。すなわち、この閉塞板15aの
存在によって、斜面成形部材16の傾斜角度が変化して
も、前面板35と側板15との間の隙間を閉塞すること
ができ、アスファルトが押し固め装置12内に進入しな
い。
【0033】なお、上記の押し固め装置としては、上記
の実施例の他にも、スクリードの側部に取り付けられる
押し固め部の前面に、上下動する突き固め部材を有する
装置を採用することも可能である。この突き固め部材と
は、通常の1分間に約4mの舗装する場合において、幅
10cm、厚さ15mm程度の板部材で、その小口部に
当たる部分で、アスファルト面を突き固めるように上下
動する部材である。この突き固め部材を上下動する動力
としては、油圧モータを用いることができ、油圧モータ
の回転動力をクランクシャフトによって上下動に変換し
て利用する。
【0034】また、この押し固め装置としては、スクリ
ードの側部に着脱可能に設けられるローラー装置、或い
はまた、スクリードの前面にスクリュウを装着し、アス
ファルトを強制的にアスファルト敷きならし部の側縁部
を成形する成形部と路面との間に押し込んで、その側縁
部を押し固める押し込みタイプの装置を採用することも
可能である。さらには、アスファルトフィニッシャとは
別体にアスファルト敷きならし部の側縁部上を押し固め
る装置を走行させ、ローラー装置によってアスファルト
敷くならし部の全面を押し固める前に、その側縁部を押
し固めてもよい。また、ローラー装置を使用する前に、
最終的にアスファルト敷きならし部の側縁部となる部分
を押し固めるという意味では、アスファルトによってそ
の側縁部に相当する部分のみを筋状部として形成して押
し固めておき、その後で、その筋状部の両側の路面にア
スファルトを敷きならすことも可能である。これによれ
ば、少なくとも定木を使用する必要がない。以上、本発
明の好適な実施例について種々述べてきたが、本発明は
この実施例に限定されるものではなく、発明の精神を逸
脱しない範囲内でさらに多くの改変を施し得るのは勿論
のことである。
【0035】
【発明の効果】本発明のアスファルト舗装工法及びこれ
に用いる装置によれば、アスファルトが敷きならされて
形成されるアスファルト敷きならし部の全面をローラー
装置等によって押し固める前に、該アスファルト敷きな
らし部の側縁部を他のアスファルト敷きならし部よりも
高密度に押し固めることで、アスファルトがはみ出るこ
とを防止し、アスファルト敷きならし部の側縁部が崩れ
ることを防止できる。すなわち、定木を使用することな
くアスファルト舗装を行うことができる工法(無定木舗
装工法)であるため、、定木の固定及び取り外しを行う
必要がないから、アスファルト舗装の作業効率を向上さ
せることができる。また、路面を幅員方向に分割して順
次アスファルト舗装する場合には、アスファルト敷きな
らし部の側縁部の端面が斜面に形成されることで、アス
ファルトの継ぎ目を好適に密着させ、継ぎ目部の密度が
低くなることを防止し、アスファルト舗装の質を向上で
きるという著効も奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のアスファルト舗装工法の一実施例を説
明する斜視図。
【図2】本発明による工法の一工程を説明する断面図。
【図3】本発明による工法の一工程を説明する断面図。
【図4】本発明による工法の一工程を説明する断面図。
【図5】本発明による工法の一工程を説明する断面図。
【図6】本発明のアスファルト舗装装置の一実施例を示
す背面図。
【図7】図6の実施例のA−A側面図。
【図8】図6の実施例の斜面成形部材の取付状態を示す
説明図。
【図9】本発明のアスファルト舗装装置の一実施例を示
す原理図。
【図10】従来のアスファルト舗装工法の一実施例を説
明する斜視図。
【図11】従来の工法の一工程を説明する断面図。
【図12】従来の工法の一工程を説明する断面図。
【図13】従来の工法の一工程を説明する断面図。
【図14】従来の工法の一工程を説明する断面図。
【図15】従来の工法の一工程を説明する断面図。
【図16】従来の工法の一工程を説明する断面図。
【符号の説明】
10 アスファルトフィニッシャ 12 押し固め装置 14 押し固め部材 16 斜面成形部材 18 スクリード 20 アスファルト敷きならし部 22 側縁部 24 斜面 30 支持体 32a 弾性部材 32b 弾性部材 40 殴打板部 45 蝶番 50 振動発生装置 52 油圧モータ 54 バイブレータ 60 連結部材 62 長さ調整部 64 圧縮スプリング 66 シリンダ

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 路面にアスファルトを敷設するアスファ
    ルト舗装工法において、 アスファルトが敷きならされて形成されるアスファルト
    敷きならし部の全面をローラー装置等によって押し固め
    る前に、該アスファルト敷きならし部の側縁部を他のア
    スファルト敷きならし部よりも高密度に押し固めること
    を特徴とするアスファルト舗装工法。
  2. 【請求項2】 アスファルトフィニッシャを用いて路面
    にアスファルトを敷設するアスファルト舗装工法におい
    て、 アスファルトフィニッシャによってアスファルトが敷き
    ならされて形成されたアスファルト敷きならし部の側縁
    部を、アスファルトフィニッシャのスクリードの側端に
    設けられた押し固め装置によって該アスファルトフィニ
    ッシャの走行に伴って他のアスファルト敷きならし部よ
    りも高密度に固めることを特徴とするアスファルト舗装
    工法。
  3. 【請求項3】 前記アスファルト敷きならし部の側縁部
    の端面を斜面に形成することを特徴とする請求項1又は
    請求項2記載のアスファルト舗装工法。
  4. 【請求項4】 アスファルトフィニッシャを用いて幅方
    向に少なくとも2分割された路面の分割路面毎に順次ア
    スファルトを敷設するアスファルト舗装工法において、 最初の分割路面にアスファルトフィニッシャによってア
    スファルトを敷きならし、該アスファルト敷きならし部
    の側縁部を他のアスファルト敷きならし部よりも高密度
    に押し固めると共に該側縁部の端面を斜面に形成し、 次いで、該アスファルト敷きならし部の全面をローラー
    装置等によって押し固め、 隣接する次の分割路面及び前記アスファルト敷きならし
    部の斜面上にアスファルトを敷きならし、 次いで、該アスファルト敷きならし部をローラー装置等
    によって押し固めることを特徴とするアスファルト舗装
    工法。
  5. 【請求項5】 アスファルトフィニッシャを用いて路面
    にアスファルトを敷設するアスファルト舗装装置におい
    て、 アスファルトフィニッシャのスクリードの側端に設けら
    れて上下に振動し、アスファルトフィニッシャの走行に
    伴って、該アスファルトフィニッシャによってアスファ
    ルトが敷きならされて形成されたアスファルト敷きなら
    し部の側縁部を他のアスファルト敷きならし部よりも高
    密度に押し固める押し固め部材を具備することを特徴と
    するアスファルト舗装装置。
  6. 【請求項6】 アスファルトフィニッシャの走行に伴っ
    て、前記アスファルト敷きならし部の側縁部の端面を斜
    面に形成する斜面成形部材が設けられていることを特徴
    とする請求項5記載のアスファルト舗装装置。
  7. 【請求項7】 アスファルトフィニッシャを用いて路面
    にアスファルトを敷設するアスファルト舗装装置におい
    て、 アスファルトフィニッシャのスクリードの側端に固定さ
    れる支持体と、 該支持体に弾性部材を介して上下に振動自在に装着さ
    れ、アスファルトフィニッシャによってアスファルトが
    敷きならされて形成されたアスファルト敷きならし部の
    側縁部を、振動による殴打によって他のアスファルト敷
    きならし部よりも高密度に押し固める押し固め部材と、 前記押し固め部材上に搭載され、振動を発生する振動発
    生装置とを具備することを特徴とするアスファルト舗装
    装置。
  8. 【請求項8】前記押し固め部材の外側縁に一方の端縁に
    おいて回動自在に設けられ、前記アスファルト敷きなら
    し部の側縁部の端面に接触し、該端面を斜面に形成する
    斜面成形部材と、 前記支持体と前記斜面成形部材との間を連結する連結部
    材と、 該連結部材に設けられ、連結部材の長さを調整して斜面
    成形部材の角度を調整する長さ調整部と、 前記連結部材の一部を構成するシリンダ内に弾装され、
    前記斜面成形部材を弾性的に受ける圧縮スプリングとを
    具備することを特徴とする請求項7記載のアスファルト
    舗装装置。
  9. 【請求項9】 前記振動発生装置が、油圧モータと、該
    油圧モータの動力によって振動を発生するバイブレータ
    とによって構成されていることを特徴とする請求項7記
    載のアスファルト舗装装置。
  10. 【請求項10】 前記弾性部材が、ゴム材からなるショ
    ックアブゾーバであることを特徴とする請求項7記載の
    アスファルト舗装装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007303222A (ja) * 2006-05-12 2007-11-22 Nippo Corporation:Kk 舗装体の端部締固め装置
JP2017160636A (ja) * 2016-03-08 2017-09-14 住友建機株式会社 アスファルトフィニッシャ
JP2022067952A (ja) * 2020-10-21 2022-05-09 大成ロテック株式会社 舗装端部締固装置
CN114960355A (zh) * 2022-06-01 2022-08-30 西安邮电大学 沥青路面平整装置

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