JP2002246773A - 電装基板の取り付け構造および画像形成装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 制御ユニットの挿脱作業性の向上、接地性の
確保および機能増設作業性の向上そして電磁波の漏洩を
防止できる構成を備えた電装部品取り付け構造提供す
る。 【解決手段】 ＩＣなどの電装部品を装備した回路が形
成されている電装基板を取り付けるための構造であっ
て、上記電装基板は板金製のブラケットに取り付けら
れ、該ブラケットにより表裏一方の面を覆われているこ
とを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】本発明は、電装基板取り付け
構造および画像形成装置に関し、さらに詳しくは機能増
加のための装置を増設するための構造に関する。

【０００２】

【従来の技術】複写機やプリンタあるいはファクシミリ
装置などの画像形成装置には、画像形成処理を実行する
ため、およびこの実行に用いられる機構部品の駆動系を
作動させるための制御部が設けられている。制御部に
は、種々のＩＣなどの電装部品を有する回路が形成され
た電装基板、いわゆる、プリント基板が用いられ、この
プリント基板の出力端子からハーネスを介して必要な箇
所に信号が送信されるようになっている。

【０００３】制御部として、画像形成装置内に装備され
ている既存の装置、つまり、潜像担持体である感光体や
これに対する帯電、書き込み、現像および転写、さらに
は感光体のクリーニング、定着の各工程での動作を集約
して制御するために装置内部に固定されているメイン基
板と、このメイン基板とは別に各部に配置されたコント
ロール基板とが採用されており、メイン基板とコントロ
ール基板とはハーネスを介して接続されている。

【０００４】

【発明が解決しようとする課題】各部に配置されている
コントロール基板は、装置内に収容されているメイン基
板と違って、保守時あるいは機能増設などの際に装置内
部から取り外すことができるようになっている。

【０００５】従来、コントロール基板の構成としては、
装置側の開口を塞ぐことが可能なパネルとこのパネルに
一体化されてハーネス接続用のコネクタを備えたプリン
ト基板とで主要部が構成されており、装置に対して挿脱
できるようになっている。

【０００６】コントロール基板の挿脱時には、装置内に
設けられているガイドレールに対してプリント基板を直
接嵌合させて摺動させる。しかし、近年では、画像形成
装置の占有スペースを小さくするために、画像形成装置
自体の小型化が図れられており、駆動系とこれの近傍に
プリント基板が対向して位置している場合にはプリント
基板との対向間隔も小さくする傾向にあることから、そ
れら駆動系の部品とプリント基板側の部品との接触事故
が起こりやすくなり、部品の破損を招く虞がある。この
ことから、プリント基板の挿脱作業は伸張に行わなけれ
ばならず、コントロール基板を挿脱する際の作業性がき
わめて悪くなる。しかも、ガイドレールには非導電性部
材であるプリント基板が位置することから、プリント基
板の接地性が不十分となりやすい。

【０００７】一方、コントロール基板には、画像形成装
置の機能増加を図る際にその機能用の装置を実装する場
合がある。例えば、プリンタとして用いる際のデータ量
の増加を希望する場合に記憶装置としてのハードディス
クを新たに増設する場合がある。新たな機能の付加ある
いは既存機能の増大化を図るのは、いわゆる、オプショ
ン設定であり、この場合には、コントロール基板を取り
出し、新たな機能増大化装置、例えばハードディスクを
プリント基板に搭載することが行われる。

【０００８】しかし、ハードディスクなどの機能増大化
装置を付加した場合には、これら装置に対する信号用お
よび電源用などのハーネスを接続する必要がある。従っ
て、プリント基板上に取り付けられた機能増大化装置か
ら画像形成装置本体内に向けてハーネスの配線を行うの
はきわめて作業性が悪く、しかも、簡単にはできない。
さらに、ハーネス類の延長距離が長くなると、電磁波の
発生領域が多くなるという問題も出てくる。電磁波の影
響は画像形成装置内での他の機器類の誤動作の原因にも
なりかねない。

【０００９】本発明の目的は、従来の電装部品取り付け
構造および画像形成装置における問題に鑑み、制御ユニ
ットの挿脱作業性の向上、接地性の確保および機能増設
作業性の向上そして電磁波の漏洩を防止できる構成を備
えた電装部品取り付け構造および画像形成装置を提供す
ることにある。

【００１０】

【課題を解決するための手段】請求項１記載の発明は、
ＩＣなどの電装部品を装備した回路が形成されている電
装基板を取り付けるための構造であって、上記電装基板
は板金製のブラケットに取り付けられ、該ブラケットに
より表裏一方の面を覆われていることを特徴としてい
る。

【００１１】請求項２記載の発明は、上記ブラケット
に、上記電装基板の取り付け支持位置に向けた指向ガイ
ド部が設けられていることを特徴としている。

【００１２】請求項３記載の発明は、上記ブラケット
に、機能付加装置の取り付け位置が設けられていること
を特徴としている。

【００１３】請求項４記載の発明は、上記電装基板の取
り付け支持位置に、上記ブラケットの指向ガイド部に嵌
合可能なガイドレールが設けられていることを特徴とし
ている。

【００１４】請求項５記載の発明は、上記電装基板が縦
置きされた状態で上記ガイドレール内を摺動可能であ
り、該ガイドレールのうちで、縦置きされた際に上側に
位置するブラケットの端部が対向するガイドレールは、
電装基板の倒れを防止する構成とされていることを特徴
としている。

【００１５】請求項６記載の発明は、上記電装基板の取
り付け支持位置に、上記ブラケットに圧接可能な接地部
材が配置されていることを特徴としている。

【００１６】請求項７記載の発明は、上記接地部材が、
弾性を有し、その弾性により上記ブラケットを一方向に
押圧しながらガイド可能であることを特徴としている。

【００１７】請求項８記載の発明は、請求項１乃至７の
うちの一つに記載の電装基板の取り付け構造を用いるこ
とを特徴としている。

【００１８】

【発明の実施の形態】以下、図面に示した実施例により
本発明の実施の形態を説明する。図１は、本発明実施例
による電装基板の取り付け構造が用いられる画像形成装
置の外観図である。なお、図１中の符号Ｒは、画像形成
装置１の後側を意味している。本実施例における画像形
成装置１は、プリンタ機能を出荷時の機能とするもので
あり、そのための機能を発揮させる構成が内部に備えら
れている。つまり、図示しないが、画像形成装置１の内
部には、感光体およびこの感光体を対象として画像形成
処理を行う帯電部、書き込み部、現像部、転写部、定着
部、クリーニング部および給紙部が装備されており、こ
らら各部を対象としたシーケンス制御をはじめとする各
種制御は画像形成装置１の内部に実装されているメイン
制御基板によって行われる。

【００１９】画像形成装置１には、メイン制御基板の他
に、このメイン制御基板からの信号により各部での駆動
装置を駆動制御する電装基板であるコントロール基板２
が設けられている。コントロール基板２は、後で詳細を
説明する板金製のブラケット３に取り付けられており、
ブラケット３は外装パネル３Ａを一体化してコントロー
ル基板２を含むコントロールユニット４を構成してい
る。

【００２０】コントロール基板２には、図２に示すよう
に、機能の付加に応じてＳＤＲＡＭモジュール５，エミ
ュレーションモジュール（図示されず）、ハードディス
ク６などが増設できるようになっている。

【００２１】コントロールユニット４は、開口部１Ａか
らコントロールユニットの取り付け支持位置に相当する
画像形成装置内部に挿入可能であり、挿入されると内部
に配備されているメイン制御基板７に直接接続されるよ
うになっている。メイン制御基板７と直接接続するため
に、コントロール基板２には、図２に示すように、コネ
クタ８が取り付けられており、このコネクタ８がメイン
制御基板７側のコネクタ７Ａと接続されることにより、
配線を用いないで直接メイン制御基板７と電気的接続状
態が得られる。メイン制御基板７と接続される状態とな
ったコントロールユニット４は、ブラケット３の外装パ
ネル３Ａが画像形成装置１の開口部１Ａを覆うことによ
り装置の外表面の一部として構成できるようになってい
る。

【００２２】コントロール基板２が取り付けられている
ブラケット３およびこのブラケットを介したコントロー
ルユニット４の取り付け構造が図３に示されている。図
３においてコントロール基板２は、その表裏各面のうち
で、電装部品のリード端子が突出する裏面側を覆われた
状態で板金製のブラケット３に取り付けられている。ブ
ラケット３に対するコントロール基板２の取付は、図示
しないが絶縁材質の締結部材などを用いて電気的にコン
トロール基板２がフロート状態となるようにされてい
る。

【００２３】ブラケット３は、開口部１Ａに対する挿脱
方向（矢印で示す方向）と垂直方向で直角な方向の端部
に指向ガイド部３Ｂ、３Ｃをそれぞれ備えている。指向
ガイド部３Ｂ、３Ｃは、開口部１Ａの内部において上下
位置に設けられているガイドレール９，１０に嵌合する
ことができ、嵌合することによりコントロール基板２を
含むコントロールユニット４が縦置きされた状態で開口
１Ａの内部に配置される。

【００２４】指向ガイド部３Ｂ、３Ｃのうちで、縦置き
された場合のコントロールユニット４の上側に位置する
指向ガイド部３Ｂは、ガイドレール９に一方の面をそし
て他方の面を開口部１Ａの内面にそれぞれ対向させる向
きに張り出した片部で構成され、コントロールユニット
４の下側に位置する指向ガイド部３Ｃは、コントロール
基板２の搭載面と平行する向き、つまり縦方向に張り出
した片部で構成されている。

【００２５】ガイドレール９，１０のうちで、上部に位
置するガイドレール９は、コントロールユニット４側の
指向ガイド３Ｂに対してコントロールユニット４の倒れ
を防止できる構成とされ、下方に位置するガイドレール
１０は、コントロールユニット４側の指向ガイド３Ｃを
摺動可能な状態で挟み込むことができる一対のレールに
より構成されている。

【００２６】コントロールユニット４のブラケット３に
は、機能付加装置、例えば、ハードディスク６の設置ス
ペースＳが設けられている。設置スペースＳに近接して
いるコントロール基板２には、設置スペースＳに設置さ
れるハードディスク６に対する通信用および電源用のコ
ネクタ１１，１２が予め設けられており、ハードディス
ク６側とハーネス１３を介して電気的接続できるように
なっている。

【００２７】一方、コントロールユニット４が挿入され
る開口部１Ａの内部はコントロールユニット４の取り付
け支持位置であり、その位置には、コントロールユニッ
ト４の接地部が設けられている。接地部は、画像形成装
置内の接地回路に接続された弾性部材からなるガイド部
材１４であり、ガイド部材１４は、ブラケット３に対向
する湾曲面の一部が切り裂かれてブラケット３の裏面に
圧接できるようになっている。

【００２８】ガイド部材１４は、切り裂かれた湾曲面の
先端が開口部１Ａの内側に向けられており、これによっ
てコントロールユニット４が開口部１Ａから内部へ挿入
される際には、湾曲面がブラケット３の裏面を押圧しな
がらなびくことができ、ブラケット３を一方向に押圧す
ることができる。この結果、ブラケット３の裏面が押圧
されるコントロールユニット４は、挿入時、自動的に一
方向に押圧されながら移動することができるので、ガイ
ドレール９，１０との対向関係を適正化され、いわゆる
ふらつきなどを生じることなく取り付け支持位置に向け
移動することができる。

【００２９】本実施例は以上のような構成であるから、
コントロール基板２がその裏面を金属製のブラケット３
によって覆われているので、リード端子およびこれが接
続されている回路パターンから発生する電磁波を遮蔽す
ることができる。しかも、リード端子が突出する側にブ
ラケット３が位置しているので、リード端子と他の部品
との干渉を防ぐことができ、挿脱時での作業性を悪化さ
せないようにして円滑な挿脱操作が可能となる。

【００３０】コントロールユニット４のブラケット３
は、開口部１Ａの内部に挿入されて取り付け支持位置に
配置されると、裏面にガイド部材１４が圧接しているの
で、コントロールユニット４の接地回路が構成される。
これにより、電磁波が周辺部に影響を及ぼすことがな
く、周辺に配置されている機器類の誤動作などを未然に
防止することが可能となる。

【００３１】コントロールユニット４を開口部１Ａから
内部に挿入する場合には、ブラケット３に有する指向ガ
イド部３Ｂ、３Ｃをガイドレール９，１０に嵌合させて
押し込む。この場合には、ガイドレール９と指向ガイド
部３Ｂとの嵌合により、コントロールユニット４の倒れ
が防止されると共にガイド部材１４がブラケット３の裏
面に圧接して一方向に押圧しているので、ガイドレール
９，１０に対して指向ガイド部３Ｂ、３Ｃが適正な対向
関係に維持されるので、ふらつきなどを生じることがな
い。このため、ふらつきなどが生じないように注意を払
う必要がなく、単純に押し込み操作のみで取り付け支持
位置に向けてコントロールユニット４を挿入することが
できる。しかもふらつきなどによって発生する虞がある
他の部品との接触、つまりコントロール基板２の電装部
品と周辺の電装部品との接触を強制的な押圧による位置
決めによって避けることができるので、接触を注意しな
がら行う挿脱作業に比較して作業性を高めることができ
る。

【００３２】コントロールユニット４に対してプリンタ
としての機能増大を図るためにハードディスク６を増設
する場合には、コントロールユニット４を開口部１Ａか
ら外部に引き出したうえで、接地スペースＳにハードデ
ィスク６を取り付ける。ハードディスク６とコントロー
ル基板２との電気的接続は、コントロール基板２に設け
られているコネクタ１１，１２およびハーネス１３を介
して行う。このため、増設された機能付加装置であるハ
ードディスク６とコントロール基板２との間の配線は、
コントロールユニット４内で済ませることができるの
で、装置本体内のメイン制御基板７との間で行う場合に
比べて配線距離を短くすることができる。この結果、増
設の際の配線作業の簡略化とハーネス類の配線長さによ
る電磁波の影響を低減することができる。

【００３３】

【発明の効果】請求項１記載の発明によれば、電装基板
がこれの表裏一方の面を覆われた状態で板金製のブラケ
ットに取り付けられているので、取り付け支持位置での
他の部品との干渉が防止されると共に電装基板から発生
する電磁波を遮蔽することが可能となる。

【００３４】請求項２記載の発明によれば、ブラケット
に指向ガイド部が設けられているので、電装基板の取り
付けし時位置に対する挿脱作業性を向上させることが可
能になる。

【００３５】請求項３記載の発明によれば、ブラケット
に機能付加装置の取り付け位置が設けられているので、
敢えて機能付加装置の接地部を設ける必要がなく、しか
も、機能付加装置と電装基板との配線長さを短くできる
ことにより電磁波の発生領域を少なくすることが可能と
なる。

【００３６】請求項４記載の発明によれば、電装基板の
取り付け支持位置にブラケットの指向ガイド部が嵌合す
るガイドレールが設けられているので、電装基板の挿脱
時での操作性を向上させることが可能となる。

【００３７】請求項５記載の発明によれば、電装基板の
取り付け支持位置には縦置きされる電装基板の上部にお
いて電装基板の倒れを防止するガイドレールが設けられ
ているので、挿脱時、特に、挿入時には挿入方向への注
意を払うだけですみ、挿脱時での作業性を向上させるこ
とが可能となる。

【００３８】請求項６記載の発明によれば、電装基板の
取り付け支持位置にはブラケットに圧接可能な接地部材
が設けられているので、電装基板の接地回路の一部を構
成することができる。これにより、接地性を向上させる
ことが可能となる。

【００３９】請求項７記載の発明によれば、接地部材が
弾性を有し、その弾性によりブラケットを一方向に押圧
しながらガイド可能であるので、摺動時には他の部品と
の接触を避けるような注意を払わなくても自動的に他の
部品との接触を避ける状態で摺動させることができる。
これにより、挿脱時での作業性を向上させることが可能
になる。

【００４０】請求項８記載の発明によれば、電装基板が
装備された際の電磁波による他の電装部品への影響をな
くすことができるとともに、電装基板への機能付加装置
の取り付けが可能でしかも挿脱作業性を改善できる画像
形成装置を得ることができる。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明実施例による電装基板の取り付け構造が
適用される画像形成装置を斜め後ろから見た外観図であ
る。

【図２】図１に示した画像形成装置の一部の透視図であ
る。

【図３】図１に示した画像形成装置における電装基板の
取り付け構造を説明するための部分的な斜視図である。

【符号の説明】

１ 画像形成装置 １Ａ 開口部 ２ 電装基板に相当するコントロール基板 ３ ブラケット ３Ａ 外装パネル ３Ｂ、３Ｃ 指向ガイド部 ４ コントロール基板を含むコントロールユニット ５ 機能付加装置の一つであるＳＤＲＡＭモジュール ６ 機能付加装置の他の一つであるハードディスク ７ 装置内に位置するメイン制御基板 ８、１１，１２ コネクタ ９，１０ ガイドレール １３ ハードディスクとコントロール基板との接続用
ハーネス １４ 接地部材をなすガイド部材

Claims (8)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】ＩＣなどの電装部品を装備した回路が形成
   されている電装基板を取り付けるための構造であって、 上記電装基板は板金製のブラケットに取り付けられ、該
   ブラケットにより表裏一方の面を覆われていることを特
   徴とする電装基板の取り付け構造。
2. 【請求項２】請求項１記載の電装基板取り付け構造にお
   いて、 上記ブラケットには、上記電装基板の取り付け支持位置
   に向けた指向ガイド部が設けられていることを特徴とす
   る電装基板の取り付け構造。
3. 【請求項３】請求項１または２記載の電装基板の取り付
   け構造において、 上記ブラケットには、機能付加装置の取り付け位置が設
   けられていることを特徴とする電装基板の取り付け構
   造。
4. 【請求項４】請求項１乃至３のうちの一つに記載の電装
   基板の取り付け構造において、 上記電装基板の取り付け支持位置には、上記ブラケット
   の指向ガイド部に嵌合可能なガイドレールが設けられて
   いることを特徴とする電装基板の取り付け構造。
5. 【請求項５】請求項４記載の電装基板の取り付け構造に
   おいて、 上記電装基板は縦置きされた状態で上記ガイドレール内
   を摺動可能であり、該ガイドレールのうちで、縦置きさ
   れた際に上側に位置するブラケットの端部が対向するガ
   イドレールは、電装基板の倒れを防止する構成とされて
   いることを特徴とする電装基板の取り付け構造。
6. 【請求項６】請求項４または５記載の電装基板の取り付
   け構造において、 上記電装基板の取り付け支持位置には、上記ブラケット
   に圧接可能な接地部材が配置されていることを特徴とす
   る電装基板の取り付け構造。
7. 【請求項７】請求項６記載の電装基板取り付け構造にお
   いて、 上記接地部材は、弾性を有し、その弾性により上記ブラ
   ケットを一方向に押圧しながらガイド可能であることを
   特徴とする電装基板の取り付け構造。
8. 【請求項８】請求項１乃至７のうちの一つに記載の電装
   基板の取り付け構造を用いることを特徴とする画像形成
   装置。