JP2005312118A - ケーブル収納構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】回路基板が載った筐体間をケーブルが接続する構成において、放射ノイズを確実に低減する事が可能となる。
【解決手段】複写機本体筐体101と該筐体と着脱構造を持つ筐体102間の電気信号を通すケーブル107において、該ケーブル107の遊び部分を、筐体102の金属部分に沿わせるように引き込み構造を設けることで、ケーブル107の余丁分を給紙ユニット筐体102の金属部分に沿わせながらケーブル107を引き込む構造とした。
【選択図】図1

Description

本発明は、電子機器の放射ノイズに関し、特に、複写機に繋がるケーブルや筐体より放射される電磁波による障害を防止する場合に好適な筐体間のケーブル収納構造に関する。
近年、コンピュータや複写機等の電子機器から放射される電磁波によって周辺装置が障害を起こすことが問題となっている。このため、電子装置から放射される放射ノイズのレベルをVCCI(情報処理装置等電波障害自主協議会)で定める規格値以下に抑えるように自主規制されている。特に、異なる2つの筐体に囲まれたプリント基板等を信号伝送ケーブルにより接続する形態においては、信号伝送ケーブルにおいて発生する放射ノイズが大きな問題となっている。
従来から、信号伝送ケーブルにおいて発生する放射ノイズに対しては、信号伝送ケーブルにコアを設けたり、ケーブル自体をシールドケーブルにすることで放射ノイズの低減化をはかっていた。
また、近年複写機等では、カラー化、高速化や高機能化が要求されている。そのため複写機本体の周辺には、スライド状に可動着脱構造で給紙体等の機能を持った別ユニットが接続配置されるようになってきている。これらのユニットは比較的大型の金属筐体であり、複写機本体と信号伝送ケーブルで接続されている。
こうしたケーブルの遊びにより、ケーブルや、別ユニットの金属筐体がアンテナとなり放射ノイズを発生し、上記のコアやシールドケーブルでの低減化が非常に困難なものとなっている。
また、特開平11−192903等(特許文献1)のように、ケーブルの遊びを処理する形として、動滑車にレールガイド付きの錘を釣下げている。下垂部分の考えは一般的である。しかし、放射ノイズは、ケーブルを引き込んだだけでは変化しない。更に、特開2001−230564等(特許文献2)のように、巻き取り部分を筐体と別にして、ケーブル余丁部分を整理している。この方法も、放射ノイズは低減できない。
筐体やケーブルから発生する放射ノイズに対しては、特開平2002−134980(特許文献3)に記載されているように、筐体間を導電部材で接続し、ケーブルをその導電部材の近くを通すように,クランプで固定することで、放射ノイズを低減化する事ができる。このような筐体間を導電部材で接続した形態の背面図を図4に示す。図4において、複写機筐体101と給紙ユニット筐体102が設けられており、複写機筐体101の内部の回路基板103と、給紙ユニット筐体102の内部の回路基板104とが、信号伝送ケーブル107により接続されている。複写機筐体101と給紙ユニット筐体102とは、ロックユニット112と下部のスライドユニット110により接続されている。又、ケーブル107は、複写機ユニット101側では、背面が金属カバーとなっており、この金属カバーに沿うように、ケーブルクランプ115で固定されている。このケーブルクランプでケーブルは、ロックユニット112部に誘導され、筐体間接続部の近くを通るようになっている。
特開平11−192903 特開2001−230564 特開平2002−134980
しかしながら、特開平2002−134980(特許文献3)に記載されている、筐体間を導電部材で接続し、ケーブルをその導電部材の近くを通すように、クランプで固定するする方法では、給紙ユニット筐体102側のスライド移動分のケーブル余丁分が、成り行きで下垂している。即ち、別ユニットをスライドした時はケーブルの遊びが無いが、筐体間が接続された状態では、ケーブルに遊びが生じた構造になっている。
また、複写機本体の周辺に配置される様々機能を有する別ユニットは、紙つまりや印字不良とがあると、複写機本体から移動させなければならない。そのため複写機本体と各ユニット間を完全に固定して接続すると、作業性が非常に低下してしまうと言う課題も有った。
前記課題を解決するために、本発明においては、複写機本体筐体Aと該筐体と着脱構造を持つ筐体B間の電気信号を通すケーブルにおいて、該ケーブルの遊び部分を、筐体の金属部分に沿わせるように引き込み構造を設けたことを特徴としたケーブル収納構造としたものである。
本発明によれば、回路基板が載った筐体間をケーブルが接続する構成において、このケーブルの余丁分を給紙ユニット筐体の金属部分に沿わせながらケーブルRを引き込む構造とすることで、放射ノイズを確実に低減する事が可能となる。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。図1は本発明の第1の実施の形態に係るケーブル収納構造を示した背面図である。尚、図1において、図4と同じ部材には同じ符号を付している。
図1において、101は複写機筐体であり、102は給紙ユニット筐体である。第1の複写機筐体101の内部には回路基板103が固定されており、背面が金属カバーのため、破線で示してある。第2の筐体102の内部には回路基板104が配置され、外側のカバーは背面がプラスチック製、ここではカバーを取った状態を示してある。両者の回路基板には外部コネクタ105、内部の基板上のコネクタ106を経由して相互に信号を伝送するケーブル107が接続されている。
又、給紙ユニット筐体102は、複写機筐体101とスライドユニット110で接続され、接続時は、ロックユニット112で接続固定されている。コピー中は、この給紙ユニット102から用紙が供給され、複写機筐体101に入る。
この給紙ユニット110は、複写機筐体101にトラブルがあると、スライドユニット110の機能を使用して、横に40cm程離せるようになっている。
そこで、信号伝送ケーブル107の長さは、複写機筐体101を相対的に移動させる為、離した時に繋がる長さが必要である。ここでは1mの長さとなっている。このようなケーブル形態で、ケーブル107には、伝送信号と、DC電源が通っており、このケーブル107がアンテナとなり高い放射ノイズを放射する。
本発明者は鋭意研究の結果、ケーブルを金属筐体に沿わせて引き込むことにより、ケーブルから放射されるノイズを大幅に低減可能である事を見出した。
複写機筐体101は金属で形成された複写機本体であり、一連の一般的なスキャニングして、定着までの手段で構成されている。複写機筐体101の内部には給紙ユニット102を駆動させる信号発生回路基板103が配置されている。複写機筐体106の大きさは、縦70×横90×高さ100cmである。
また金属で形成された給紙ユニット筐体102は、大量の用紙を供給するためのユニットである。給紙ユニット102の内部の背面の金属板金には回路基板104が配置されている。第2の筐体107の大きさは、縦30×横50×高さ60cmである。回路基板103と回路基板104は、信号伝送ケーブル107により接続されていて、給紙信号は回路基板104からの信号を受けて駆動する。信号伝送ケーブル107は、回路基板103及び回路基板104とそれぞれの回路基板上のコネクタ,機内ケーブルを経由して、外部コネクタ105と基板上のコネクタ106を経由して接続されている。また、このケーブル107には、給紙ユニットの基板やモータを駆動するDC電源と、1MHzの信号が入り、80cm程の長さとなっている。
このケーブル107は、入り口部と基板側にローラー状のケーブルガイド108が設けられ、そのガイド間には、ケーブル107を下に引っ張るように動滑車109と錘111で構成された引き込み手段で、ケーブルガイドと外部コネクタ105間のケーブル107に遊びが無く、軽く曳かれた構造となっている。言い換えると、ケーブルがグランドとなる給紙ユニット102の金属面に沿った構造となり、いわゆる浮いたケーブルが少なくなり、放射ノイズを低減できる。
尚、この状態では、筐体間のケーブル部分直近部分にグランドを持ってきていない。しかし、ここでは、下部がスライドユニット110で、上部でロックユニット112が接続されているため、ケーブル部分のグランド金属が無くても効果が得られる。より大きな放射ノイズの減衰効果お得る為には、どちらかの金属接合部分ケーブル107を沿わせることがよい。
以上説明したように、本発明の第1の実施の形態のケーブル収納構造は、ケーブルからの放射ノイズを確実に低減する事が可能である事がわかる。
図2は本発明の実施例2に係るケーブル収納構造を示した背面図である。尚、図2において、図1と同じ部材には同じ符号を付し、その説明は省略する。
図2は、複写機筐体101と給紙ユニット筐体102との接続形態は同じである。異なる点は、ケーブル107を下垂させ、遊び部分をなくす構造である。動滑車109を下垂させるため、バネ113の上部接続し、バネ113の下部を筐体に固定したものである。この構造は、ケーブル107が給紙ユニット筐体の金属に沿うよう引き込まれ、収納され、結果として実施例1の場合と同様の放射ノイズを低減する効果が得られる。
図3は本発明の第3の実施の形態に係るケーブル収納構造を示した背面図である。尚、図3において、図1と同じ部材には同じ符号を付し、その説明は省略する。
図3において、複写機筐体101の外部コネクタ109が下部にあるときで、ケーブル107を給紙ユニット102の上部から引き込もうとすると、外に露出されるケーブル107が斜めとなり、長くなってしまい、両方の筐体からも離れてしまう。そこで、本実施例では、給紙ユニット筐体102内の動滑車109を下からバネ114によって押し上げた構造である。このとき、給紙ユニット筐体102の回路基板104は、下部に設置することが望ましい。ケーブル107の全長はできるだけ短いほうがよい。このような構成においても、第1の実施例と同様の効果を得ることができる。
実施例1に係るケーブル収納構造を示した背面図 実施例2に係るケーブル収納構造を示した背面図 実施例3に係るケーブル収納構造を示した背面図 従来の実施の形態に係るケーブル収納構造を示した背面図
符号の説明
101 複写機筐体
102 給紙ユニット筐体
103 複写機の回路基板
104 給紙ユニットの回路基板
105 給紙ユニットコネクタ
106 複写機筐体コネクタ
107 信号伝送ケーブル
108 ケーブルガイド
109 動滑車
110 給紙スライドユニット
111 錘
112 固定金具
113 バネ
114 バネユニット
115 ケーブルクランプ

Claims (4)

  1. 複写機本体筐体Aと該筐体と着脱構造を持つ筐体B間の電気信号を通すケーブルにおいて、該ケーブルの遊び部分を、筐体の金属部分に沿わせるように引き込み構造を設けたことを特徴としたケーブル収納構造。
  2. 前記引き込み構成であって、ケーブルの引き込み部のガイドと該ガイドからケーブルを下垂させる動滑車と錘で構成したことを特徴としたケーブル収納構造。
  3. 前記引き込み構成であって、ケーブルの引き込み部のガイドと該ガイドからケーブルを下垂させる動滑車と該動滑車を押し当てるバネで構成したことを特徴としたケーブル収納構造。
  4. 前記引き込み構成であって、ケーブルの引き込み部のガイドと該ガイドからケーブルを上向きに押し当てるバネと動滑車で構成したことを特徴としたケーブル収納構造。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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