JP2002245798A - 半導体記憶回路およびその半導体記憶回路を内蔵した液晶駆動用半導体集積回路 - Google Patents

半導体記憶回路およびその半導体記憶回路を内蔵した液晶駆動用半導体集積回路

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JP2002245798A
JP2002245798A JP2001044427A JP2001044427A JP2002245798A JP 2002245798 A JP2002245798 A JP 2002245798A JP 2001044427 A JP2001044427 A JP 2001044427A JP 2001044427 A JP2001044427 A JP 2001044427A JP 2002245798 A JP2002245798 A JP 2002245798A
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Yasunobu Inoue
泰伸 井上
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Kansai Nippon Electric Co Ltd
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Kansai Nippon Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 少ない回路数でテスト回路を内蔵して、少な
いテスト時間で不良メモリセルを確実に検出できる半導
体記憶回路を提供する。 【解決手段】 メモリセルアレイ11に第1〜第4テス
トパターン(奇数列,偶数列)=(0,0)、(1,
1)、(0,1)、(1,0)が書込まれ、書込まれた
データが各列から1行ごとに読出され、テスト制御信号
TC=“0”(第1〜第2テストパターン)または
“1”(第3〜第4テストパターン)のテスト制御信号
TCとともにテスト回路12に供給される。テスト回路
12は、1行ごとに、第1段目のEXOR回路13で、
偶数列から読出したデータとテスト制御信号TCとが排
他的論理和処理され、第2段目のEXOR回路14で、
奇数列から読出したデータとEXOR回路13からの出
力とが排他的論理和処理される。各EXOR回路14の
出力は、OR回路15で階層的に論理和処理され、テス
ト結果を出力する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は半導体記憶回路およ
びその半導体記憶回路を内蔵した液晶駆動用半導体集積
回路に関する。
【0002】
【従来の技術】多数のメモリセルからなるメモリセルア
レイを備えた半導体記憶回路の動作のテストとして、す
べてのメモリセルに“0”および“1”のデータを書込
み、すべてのメモリセルから書込んだデータを読出し、
読出したデータを書込んだ元のデータと一致するかを内
蔵のテスト回路で判定することが行われている。このテ
ストをメモリセル1個ごとに行っていたのでは、記憶容
量が大きい場合、テスト時間が長くなるため、複数のメ
モリセルを同時にテストすることが行われている。特開
平10−289600号公報には、半導体記憶回路に含
まれる複数のメモリセルを同時にテストするために、メ
モリセルアレイからパラレルで読出したデータをEXO
R回路で階層的に比較しデータの一致・不一致を判定す
る技術が開示されている。以下、公報の図8に示された
回路の一部を、名称および符号を一部変更して、図5に
示して説明する。メモリセルアレイ1の各メモリセル
に、書込みデータDwとして所定のテストパターンが書
込まれ、書込まれたデータは、メモリセルアレイ1の8
個の出力端からデータDr1,Dr2,Dr3,・・・,Dr7 ,
Dr8として読出され、テスト回路2に供給される。テス
ト回路2は、EXOR回路3を8+4+2+1=15個
の4階層で構成され、1段目の8個のEXOR回路3の
一方の入力にデータDr1,Dr2,Dr3,・・・,Dr7 ,D
r8がそれぞれ供給され、他方の入力に書込んだ元のデー
タDw1,Dw2,Dw3,・・・,Dw7,Dw8がそれぞれ供給
されて非論理和処理され、1段目の出力が2段目の4個
のEXOR回路3に供給されて非論理和処理され、2段
目の出力が3段目の2個のEXOR回路3に供給されて
非論理和処理され、さらに3段目の出力が4段目の1個
のEXOR回路3に供給されて非論理和処理され、4段
目の出力がテスト結果としてテスト回路2から出力され
るようにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述のテス
ト回路2と同様の回路で、例えば、1536個のメモリ
セルを同時にテストする場合、2入力EXOR回路が1
536+1536/2+768/2+384/2+19
2/2+96/2+48/2+24/2+12/2+6
/2=3069個と3入力EXOR回路が1個の計30
70個のEXOR回路を11段の階層で構成する必要が
あり、テスト回路が大きくなり過ぎるという問題があ
る。また、2段目以降の各段において、EXOR回路の
2入力ともに不良データが供給された場合、出力として
良品データが出力され、不良検出率が落ちるという問題
がある。本発明は上記問題点に鑑み、同時にテストする
メモリセル数を増加させても、回路数をあまり増加させ
ずに、不良メモリセルを確実に検出でき、テスト時間を
短縮できるテスト回路を内蔵した半導体記憶回路および
その半導体記憶回路を内蔵した液晶駆動用半導体集積回
路を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の半導体記憶回路
は、多数のメモリセルを有し、テストモード選択時に各
メモリセルに書込みデータとして所定のテストパターン
が書込まれ、書込まれたデータが2a(aは、2以上の
整数)個のメモリセルごとに読出されるメモリセルアレ
イと、読出されたデータとテスト制御信号とから各メモ
リセルの動作の良/不良を判定するテスト回路とを有す
る半導体記憶回路であって、メモリセルアレイが、前記
各2a個のメモリセルの2個ずつを1組とし、テスト回
路が、前記各組の一方のメモリセルから読出したデータ
と前記テスト制御信号とを排他的論理和するa個の第1
段目のEXOR回路と、前記各組の他方のメモリセルか
ら読出したデータと前記第1段目のEXOR回路からの
出力とを排他的論理和するa個の第2段目のEXOR回
路と、前記各第2段目のEXOR回路の出力を論理和す
るOR回路とを有し、前記テストパターンが、前記各組
に(0,0)、(1,1)、(0,1)、(1,0)の
第1乃至第4テストパターンで書込まれ、前記第1およ
び第2テストパターンのとき、前記テスト制御信号が
“0”で供給され、前記第3および第4テストパターン
のとき、前記テスト制御信号が“1”で供給されること
を特徴とする。また、本発明の液晶駆動用半導体集積回
路は、液晶パネルのデータ線j本×走査線k本分の画素
に対応するnビットの階調用表示データを記憶する2a
(=n×j,aは2以上の整数)列×k行のメモリセル
を有する表示データメモリおよびそのテスト回路を内蔵
し、テストモード選択時に表示データメモリの各メモリ
セルに書込みデータとして所定のテストパターンが書込
まれ、書込まれたデータが2a列×1行のメモリセルご
とに読出され、読出されたデータとテスト制御信号とか
ら各メモリセルの動作の良/不良がテスト回路で判定可
能である液晶駆動用半導体集積回路であって、表示デー
タメモリが、前記各2a個のメモリセルの2個ずつを1
組とし、テスト回路が、前記各組の一方のメモリセルか
ら読出したデータと前記テスト制御信号とを排他的論理
和するa個の第1段目のEXOR回路と、前記各組の他
方のメモリセルから読出したデータと前記第1段目のE
XOR回路からの出力とを排他的論理和するa個の第2
段目のEXOR回路と、前記各第2段目のEXOR回路
の出力を論理和するOR回路とを有し、前記テストパタ
ーンが、前記各組に(0,0)、(1,1)、(0,
1)、(1,0)の第1乃至第4テストパターンで書込
まれ、前記第1および第2テストパターンのとき、前記
テスト制御信号が“0”で供給され、前記第3および第
4テストパターンのとき、前記テスト制御信号が“1”
で供給されることを特徴とする。
【0005】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施例の半導体
記憶回路について図1を参照して説明する。半導体記憶
回路10は、メモリセルアレイ11とテスト回路12と
を有し、メモリセルアレイ11は、例えば、1536列
×160行のマトリクス状に配列された多数のメモリセ
ルを有しているが、説明を簡明にするため図1では列数
を8列として説明する。尚、通常モード時にメモリセル
アレイ11から読出されたデータが供給される後段回路
は図示を省略している。メモリセルアレイ11は、各メ
モリセルにデータDwが書き込まれ、書込まれたデータ
が8列の各列からメモリセル1行ごとにデータDr1,D
r2,Dr3,・・・,Dr7 ,Dr8として読出される。テスト
回路12は、8列のうち偶数列のメモリセルからの読出
したデータDr2,Dr4,Dr6,Dr8が一方の入力に供給
され、“0”または“1”のテスト制御信号TCが他方
の入力に供給される8/2=4個の第1段目の2入力E
XOR回路13と、8列のうち奇数列のメモリセルから
の読出したデータDr1,Dr3,Dr5,Dr7が一方の入力
に供給され、EXOR回路13からの出力が他方の入力
に供給される8/2=4個の第2段目の2入力EXOR
回路14と、各EXOR回路14の出力を階層的に論理
和する4/2+2/2=3個の2入力OR回路15とを
有し、メモリセルを8列×1行ずつ同時にテストする。
【0006】半導体記憶回路10のテストモード選択時
の動作を説明する。メモリセルアレイ11の各メモリセ
ルに、書込みデータDwとして第1テストパターンのデ
ータDw=(奇数列,偶数列)=(0,0)が書込ま
れ、書込まれたデータが8列の各列からメモリセル1行
ごとにデータDr1,Dr2,Dr3,・・・,Dr7 ,Dr8とし
て読出され、テスト制御信号TC=“0”とともにテス
ト回路12に供給される。テスト回路12は、メモリセ
ル1行ごとに、EXOR回路13で、8列のうち偶数列
のメモリセルからの読出したデータDr2,Dr4,Dr6,
Dr8と“0”のテスト制御信号TCとが排他的論理和処
理され、EXOR回路14で、8列のうち奇数列のメモ
リセルからの読出したデータDr1,Dr3,Dr5,Dr7と
EXOR回路13からの出力とが排他的論理和処理され
る。各EXOR回路14の出力は、OR回路15で階層
的に論理和処理され、テスト結果を出力する。
【0007】次に、メモリセルアレイ11の各メモリセ
ルに、書込みデータDwとして第2テストパターンのデ
ータDw=(奇数列,偶数列)=(1,1)が書込ま
れ、同様に、データDr1,Dr2,Dr3,・・・,Dr7 ,D
r8として読出され、テスト制御信号TC=“0”ととも
にテスト回路12に供給され、EXOR回路13、EX
OR回路14およびOR回路15で論理処理され、テス
ト結果を出力する。
【0008】次に、メモリセルアレイ11の各メモリセ
ルに、書込みデータDwとして第3テストパターンのデ
ータDw=(奇数列,偶数列)=(0,1)が書込ま
れ、同様に、データDr1,Dr2,Dr3,・・・,Dr7 ,D
r8として読出され、テスト制御信号TC=“1”ととも
にテスト回路12に供給され、EXOR回路13、EX
OR回路14およびOR回路15で論理処理され、テス
ト結果を出力する。
【0009】次に、メモリセルアレイ11の各メモリセ
ルに、書込みデータDwとして第4テストパターンのデ
ータDw=(奇数列,偶数列)=(1,0)が書込ま
れ、同様に、データDr1,Dr2,Dr3,・・・,Dr7 ,D
r8として読出され、テスト制御信号TC=“1”ととも
にテスト回路12に供給され、EXOR回路13、EX
OR回路14およびOR回路15で論理処理され、テス
ト結果を出力する。
【0010】次に、上述の第1テストパターン〜第4テ
ストパターンによるメモリセルの8列×1行分のテスト
出力例、すなわち最終段のOR回路15の出力例を説明
する。 (1)すべてが良品のとき、第1〜第4テストパターン
のすべてにおいて0の良品判定がされる。 (2)奇数列の1個以上が“0”書込みで“1”読出し
の不良のとき、第1および第3テストパターンで“1”
の不良判定がされる。 (3)偶数列の1個以上が“0”書込みで“1”読出し
の不良のとき、第1および第4テストパターンで“1”
の不良判定がされる。 (4)奇数列の1個以上が“1”書込みで“0”読出し
の不良のとき、第2および第4テストパターンで“1”
の不良判定がされる。 (5)偶数列の1個以上が“1”書込みで“0”読出し
の不良のとき、第2および第3テストパターンで“1”
の不良判定がされる。 (6)奇数列、その上位側に隣接する偶数列の1組以上
が“0”書込みで“1”読出しの不良のとき、第3およ
び第4テストパターンで“1”の不良判定がされる。 (7)奇数列、その上位側に隣接する偶数列の1組以上
が“1”書込みで“0”読出しの不良のとき、第3およ
び第4テストパターンで“1”の不良判定がされる。
【0011】以上説明したように、メモリセル8列×1
行分のうちどのメモリセルが不良であっても、第1〜第
4テストパターンのどれかで不良判定がされる。メモリ
セルを8列×1行ずつテストする場合、本実施例の半導
体記憶回路10のテスト回路12では、2入力EXOR
回路が8個と2入力OR回路15が3個であるが、図5
で示されるテスト回路では、2入力EXOR回路が8+
8/2+4/2+2/2=15個必要となり、本実施例
のOR回路3個と、図5で示されるテスト回路の2段目
以降のEXOR回路7個とを比べた場合、OR回路より
大きい回路で構成されるEXOR回路が少なくて済む本
実施例の方がテスト回路を小さくすることができる。
【0012】次に、本発明の半導体記憶回路を液晶表示
装置に適用した場合の実施例を説明する。液晶表示装置
は、図2に示すように、液晶パネル100と液晶パネル
100の外周に配置した駆動装置200とを具備してい
る。液晶パネル100は、1画素を例えば4096色の
カラー表示するためにR(赤)、G(緑)、B(青)の
3サブ画素を各16階調表示で必要とし、例えば水平方
向384個×垂直方向160個の画素(水平方向384
×3=1152個×垂直方向160個のサブ画素)を備
え、サブ画素を構成する画素電極およびTFT(薄膜ト
ランジスタ)がマトリックス状に形成されたリア側のガ
ラス基板と、コモン電極およびカラーフィルタが形成さ
れたフロント側のガラス基板とが液晶を介して互いに対
向配置され、TFTと画素電極に、水平方向に延在し垂
直方向に並設される160本の走査線と、垂直方向に延
在し水平方向に並設される1152本のデータ線が接続
されて構成されている。駆動装置200は、液晶パネル
100の1152本のデータ線にj=384本ずつ接続
され、本発明の半導体記憶回路が内蔵されている3個の
水平ドライバIC210と、k=160本の走査線に接
続される1個の垂直ドライバIC220とで構成されて
いる。水平ドライバIC210は、液晶パネル100の
上側外周に3個がカスケード接続で片側配置され、垂直
ドライバIC220は、液晶パネル100の左側外周に
1個が片側配置される。垂直ドライバIC220から各
走査線に線順次に走査信号が供給されることにより、走
査信号が供給された走査線に接続されている各TFTが
オンし、水平ドライバIC210から各データ線に供給
された16階調の駆動電圧がこのオンしたTFTを介し
て対応する画素電極に供給され、コモン電極に供給され
る電圧との電位差で液晶を駆動する。
【0013】以下、水平ドライバIC210として、一
実施例の水平ドライバIC20について図3を参照して
説明する。水平ドライバIC20は、水平方向384個
×垂直方向160個のサブ画素に対応して、n=4ビッ
トの階調データである表示データ信号をI/Oバッファ
21およびデータレジスタ22を介して表示データRA
M23に書き込み、表示データRAM23に書き込まれ
た表示データ信号を読出し、表示データラッチ24によ
りラッチし、レベルシフタ25により信号レベルを高く
し、デコーダ26でデコードして、出力回路27に供給
し、出力回路27から表示データ信号に基づいた16階
調の階調電圧を駆動電圧として384本のデータ線に1
フレームサイクルごとに160回出力するものである。
また、この水平ドライバIC20には、表示データRA
M23の動作のテストを行うためにテスト回路28を内
蔵している。
【0014】I/Oバッファ21は、水平方向384個
×垂直方向160個のサブ画素に対応する表示データ信
号を、例えば、2サブ画素分として8ビット・パラレル
のデータ幅D〜Dでデータレジスタ22に転送す
る。
【0015】データレジスタ22は、I/Oバッファ2
1から転送されてきた8ビット・パラレルのデータ幅D
〜Dの表示データ信号を、図示しない制御回路から
の制御信号により、4ビット×水平方向6個のサブ画素
分(R(赤)、G(緑)、B(青)のサブ画素×2画
素)=24ビット分ずつ、順次、一時的に蓄え、図示し
ない制御回路からの制御信号により、この蓄えた24ビ
ット分ずつの表示データ信号を24ビット・パラレルで
表示データRAM23に供給する。
【0016】表示データRAM23は、水平方向384
個×垂直方向160個のサブ画素に対応する表示データ
信号を記憶するために、1536個列(4ビット×38
4個)×160行のマトリクス状に配列されたメモリセ
ルを有し、24ビット・パラレルで供給された表示デー
タ信号を、各メモリセルに書込み、また、書込まれた表
示データ信号を、メモリセルの1536列×1行分ずつ
読出し、表示データラッチ24およびテスト回路28に
供給する。
【0017】表示データラッチ24は、この読み出され
た表示データ信号をメモリセルの1536列×1行分ず
つ、すなわち、データ線384本への1出力分ごとに、
図示しない制御回路からのラッチ信号でラッチし、15
36ビット・パラレルでレベルシフタ25に供給する。
【0018】レベルシフタ25は、表示データ信号のレ
ベルを出力回路27の駆動レベルまでシフトさせてデコ
ーダ26に供給する。
【0019】デコーダ26はこのレベルシフタ25から
の表示データ信号を図示しない制御回路からの制御信号
によりデコードさせて出力回路27に供給する。
【0020】出力回路27は、このデコードされた表示
データ信号に応じて、図示しない電源回路からの16階
調の階調電圧のうちの1つを選択し、384本の各デー
タ線を駆動する駆動電圧として出力する。
【0021】テスト回路28は、図4に示すように、第
1段目のEXOR回路13が1536/2=768個、
第2段目のEXOR回路14が1536/2=768
個、2入力OR回路15が768/2+384/2+1
92/2+96/2+48/2+24/2+12/2+
6/2=765個、および最終段に3入力OR回路16
が1個で回路構成されている。
【0022】次に、水平ドライバIC20の動作を説明
する。図示しない制御回路において、表示モードまたは
テストモードが選択される。先ず、表示モードが選択さ
れた場合の動作について説明する。I/Oバッファ21
に水平方向384個×垂直方向160個のサブ画素に対
応する表示データ信号として、例えば、8ビット・パラ
レルのデータ幅D〜Dで供給されと、この表示デー
タ信号はデータレジスタ22に転送される。この表示デ
ータ信号がデータレジスタ22に順次供給されると、図
示しない制御回路からの制御信号により、4ビット×水
平方向6個のサブ画素分(R(赤)、G(緑)、B
(青)のサブ画素×2画素)=24ビット分ずつ、順
次、一時的に蓄えられ、この蓄えられた24ビット分ず
つの表示データ信号は24ビット・パラレルで表示デー
タRAM23に供給される。表示データRAM23に供
給された表示データ信号は、各メモリセルに書込まれ、
また、書込まれた表示データ信号は、メモリセルの15
36列×1行分ずつ読み出され、表示データラッチ24
およびテスト回路28に供給される。この読み出された
表示データ信号が表示データラッチ24に供給される
と、データ線384本への1出力分ごとに、図示しない
制御回路からのラッチ信号でラッチされて一時保存され
るとともに、レベルシフタ25に供給される。レベルシ
フタ25に供給された表示データ信号は、出力回路27
の駆動レベルまでシフトされてデコーダ26に供給され
る。デコーダ26に供給された表示データ信号は、図示
しない制御回路からの制御信号により極性等がデコード
されて出力回路27に供給される。出力回路27では、
このデコードされた表示データ信号に応じて、図示しな
い電源回路からの16階調の階調電圧のうちの1つを選
択し、384本の各データ線を駆動する駆動電圧として
出力する。テスト回路28に表示データ信号が供給され
と、テスト回路28からテスト結果が出力されるが、表
示モードが選択されているので、テスト結果は使われな
い。
【0023】次に、テストモードが選択され、データR
AM23がテストされるときの動作について説明する。
表示データRAM23の各メモリセルに、半導体記憶回
路10で説明した第1〜第4テストパターン(奇数列,
偶数列)=(0,0)、(1,1)、(0,1)、
(1,0)が、書込みデータDwとして、表示モードの
ときと同様に書込まれ、書込まれたデータが1536列
の各列からメモリセル1行ごとにデータDr1,Dr2,D
r3,・・・,Dr7 ,Dr8として読出され、テスト制御信号
TC=“0”(第1〜第2テストパターン)または
“1”(第3〜第4テストパターン)のテスト制御信号
TCとともにテスト回路28に供給される。テスト回路
28の動作は、半導体記憶回路10のテスト回路12と
同様であるので説明を省略する。
【0024】以上説明したように、メモリセル1536
列×1行分のうちどのメモリセルが不良であっても、第
1〜第4テストパターンのどれかで不良判定がされる。
メモリセルを1536列×1行ずつテストする場合、本
実施例の水平ドライバIC20のテスト回路28では、
2入力EXOR回路が1536個と、OR回路として、
2入力OR回路が768/2+384/2+192/2
+96/2+48/2+24/2+12/2+6/2=
765個、および最終段に3入力OR回路が1個で構成
されるが、図5に示すテスト回路2と同様のテスト回路
を用いた場合では、2入力EXOR回路が1536+1
536/2+768/2+384/2+192/2+9
6/2+48/2+24/2+12/2+6/2=15
36+1533個、および最終段に3入力OR回路が1
個で構成することが必要となり、本実施例のOR回路7
66個と、図5に示すテスト回路2と同様のテスト回路
を用いた場合の2段目以降のEXOR回路1534個を
比べた場合、OR回路より大きい回路で構成されるEX
OR回路が少なくて済む本実施例の方がテスト回路を小
さくすることができる。
【0025】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の半導体記
憶回路および液晶駆動用半導体集積回路によれば、内蔵
のテスト回路で、動作不良のメモリセルの確実な検出が
でき、また、テスト時間も短縮できるとともに、テスト
回路の回路構成を小さくすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例の半導体記憶回路の構成を
示すブロック図。
【図2】 本発明の半導体記憶回路が適用される液晶表
示装置の概略構成図。
【図3】 本発明の半導体記憶回路を内蔵する一実施例
の水平ドライバICの要部構成を示すブロック図。
【図4】 図3の水平ドライバICに内蔵されるテスト
回路の回路図。
【図5】 従来の半導体記憶回路の構成を示すブロック
図。
【符号の説明】
10 半導体記憶回路 11 メモリセルアレイ 12 テスト回路 13 第1段目の2入力EXOR回路 14 第2段目の2入力EXOR回路 15 2入力OR回路 16 3入力OR回路 20 水平ドライバIC 23 表示データRAM 28 テスト回路

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】多数のメモリセルを有し、テストモード選
    択時に各メモリセルに書込みデータとして所定のテスト
    パターンが書込まれ、書込まれたデータが2a(aは、
    2以上の整数)個のメモリセルごとに読出されるメモリ
    セルアレイと、読出されたデータとテスト制御信号とか
    ら各メモリセルの動作の良/不良を判定するテスト回路
    とを有する半導体記憶回路であって、 メモリセルアレイが、前記各2a個のメモリセルの2個
    ずつを1組とし、 テスト回路が、前記各組の一方のメモリセルから読出し
    たデータと前記テスト制御信号とを排他的論理和するa
    個の第1段目のEXOR回路と、前記各組の他方のメモ
    リセルから読出したデータと前記第1段目のEXOR回
    路からの出力とを排他的論理和するa個の第2段目のE
    XOR回路と、前記各第2段目のEXOR回路の出力を
    論理和するOR回路とを有し、 前記テストパターンが、前記各組に(0,0)、(1,
    1)、(0,1)、(1,0)の第1乃至第4テストパ
    ターンで書込まれ、前記第1および第2テストパターン
    のとき、前記テスト制御信号が“0”で供給され、前記
    第3および第4テストパターンのとき、前記テスト制御
    信号が“1”で供給されることを特徴とする半導体記憶
    回路。
  2. 【請求項2】液晶パネルのデータ線j本×走査線k本分
    の画素に対応するnビットの階調用表示データを記憶す
    る2a(=n×j,aは2以上の整数)列×k行のメモ
    リセルを有する表示データメモリおよびそのテスト回路
    を内蔵し、 テストモード選択時に表示データメモリの各メモリセル
    に書込みデータとして所定のテストパターンが書込ま
    れ、書込まれたデータが2a列×1行のメモリセルごと
    に読出され、読出されたデータとテスト制御信号とから
    各メモリセルの動作の良/不良がテスト回路で判定可能
    である液晶駆動用半導体集積回路であって、 表示データメモリが、前記各2a個のメモリセルの2個
    ずつを1組とし、 テスト回路が、前記各組の一方のメモリセルから読出し
    たデータと前記テスト制御信号とを排他的論理和するa
    個の第1段目のEXOR回路と、前記各組の他方のメモ
    リセルから読出したデータと前記第1段目のEXOR回
    路からの出力とを排他的論理和するa個の第2段目のE
    XOR回路と、前記各第2段目のEXOR回路の出力を
    論理和するOR回路とを有し、 前記テストパターンが、前記各組に(0,0)、(1,
    1)、(0,1)、(1,0)の第1乃至第4テストパ
    ターンで書込まれ、前記第1および第2テストパターン
    のとき、前記テスト制御信号が“0”で供給され、前記
    第3および第4テストパターンのとき、前記テスト制御
    信号が“1”で供給されることを特徴とする液晶駆動用
    半導体集積回路。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004261314A (ja) * 2003-02-28 2004-09-24 Shigen Kaihatsu Kk 微細気泡発生装置と微細気泡発生システム
JP2018041920A (ja) * 2016-09-09 2018-03-15 株式会社ニューフレアテクノロジー ブランキングアパーチャアレイ装置、荷電粒子ビーム描画装置、および電極テスト方法

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