JP2002244539A - 入力装置および学習用電子機器 - Google Patents

入力装置および学習用電子機器

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JP2002244539A
JP2002244539A JP2001039880A JP2001039880A JP2002244539A JP 2002244539 A JP2002244539 A JP 2002244539A JP 2001039880 A JP2001039880 A JP 2001039880A JP 2001039880 A JP2001039880 A JP 2001039880A JP 2002244539 A JP2002244539 A JP 2002244539A
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Hideyasu Takahashi
英康 高橋
Masao Kaino
誠夫 戒能
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Sharp Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 安全性の高い入力装置および前記入力装置を
用いた学習用電子機器を提供することを目的とする。 【解決手段】 入力装置21は、キーブロック22およ
びでキーブロック装着部31で構成される。キーブロッ
ク22の裏面25のボス位置に、入力情報に対応するボ
ス26が立設される。キーブロック装着部31の装着溝
32には、前記ボス位置に対応してボス26を挿通する
挿通孔33が形成され、挿通孔33に対応する位置にキ
ーゴム37の押圧部39とプリント基板38のキー入力
接点40が形成される。キーブロック22をキーブロッ
ク装着部31に装着すると、挿通孔33を挿通したボス
26によって押圧部39が押圧されてキー入力接点40
に当接し、キー入力接点40が通電して入力情報に対応
するキー信号が発生し、判別部はキー信号に基づいてキ
ーブロック22の入力情報を判別する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、キーブロックの固
有の入力情報を判別する入力装置、および前記入力装置
を用いた学習用電子機器に関する。
【0002】
【従来の技術】近年の幼児教育における学習用機器の電
子化には目ざましい発展が見られ、また低年齢層への各
種教育の提供および幼児教育の流行にともなって、さま
ざまな学習用電子機器の提案がされている。
【0003】たとえば実開昭63−141975号公報
には、文字情報が付加された複数の積木体が装置本体に
備えられる積木体装着部に装着されると、装着された積
木体によって構成された単語を読み上げる電子教育装置
が開示されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このような従来技術で
は、積木体に付加される文字情報を読取るための電極が
積木体に設けられ、子供が電極に触れて電極が破損した
り、また積木体を誤って口に入れる恐れもあり、子供を
対象とする教材として安全上好ましくない。また積木体
によって構成された単語を訳変換して出力したり、積木
体によって数式を作成して、その数式の計算結果を出力
することができない。
【0005】また特開平2−292615号公報および
特開平6−19601号公報には、文字の記載されたキ
ーブロックを着脱する装置が開示されているが、これら
はパーソナルコンピュータおよびワードプロセッサなど
のキーボードのキー配列を変更するための技術であり、
キーブロックを並び替えて言葉および数式を作成するた
めの入力装置および学習用電子機器に用いられる技術で
はない。
【0006】本発明の目的は、安全性の高い入力装置お
よび前記入力装置を用いた学習用電子機器を提供するこ
とである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、文字、数字、
記号および図形のいずれかである固有の入力情報がユー
ザに示される複数のキーブロックと、キーブロックが装
着される装着部が1または複数設けられる装置本体と、
装置本体に設けられ、いずれのキーブロックが装着され
たかを判別する判別手段とを有する入力装置において、
各キーブロックには入力情報に対応する凸部または凹部
が形成され、装置本体の装着部には複数のスイッチ手段
が設けられ、装着部にキーブロックが装着されたとき、
前記キーブロックの凸部または凹部に応じて各スイッチ
手段がオンまたはオフされ、判別手段は、各スイッチ手
段のオンまたはオフに基づいて、装着部にいずれのキー
ブロックが装着されたかを判別することを特徴とする入
力装置である。
【0008】本発明に従えば、装置本体の装着部にキー
ブロックが装着されると、前記キーブロックの凸部また
は凹部に応じてスイッチ手段がオンまたはオフとなり、
判別手段は、スイッチ手段のオンまたはオフの状態に基
づいて、いずれのキーブロックが装着されたかを判別す
ることによって、装着されたキーブロックの入力情報を
判別することができる。これによってキーブロックに電
極を設ける必要がなくなり、安全性を向上することがで
きる。
【0009】また本発明は、前記装着部は、キーブロッ
クを装着するためのガイド孔を有し、前記キーブロック
は、前記ガイド孔に挿入されるガイドボスを有すること
を特徴とする。
【0010】本発明に従えば、キーブロックを装置本体
の装着部に装着するときに、キーブロックのガイドボス
を装着部のガイド孔に挿入することによって、キーブロ
ックを装着部に容易かつ確実に装着できるとともに、キ
ーブロックの凸部または凹部の変形および破損を防止す
ることができる。
【0011】また本発明は、前記スイッチ手段は、少な
くともキーブロックで押圧される部分にゴムが設けられ
ることを特徴とする。
【0012】本発明に従えば、スイッチ手段の少なくと
もキーブロックで押圧される部分にゴムを設けることに
よって、スイッチ手段の破損を防ぐとともにスイッチ手
段の耐久性を向上することができる。
【0013】また本発明は、前記スイッチ手段は、キー
シートで構成されることを特徴とする。
【0014】本発明に従えば、スイッチ手段をキーシー
トで構成することによって、装置本体の小形化と軽量化
とを実現することができる。
【0015】また本発明は、前記キーブロックは、凸部
として、1または複数のボスを有することを特徴とす
る。
【0016】本発明に従えば、キーブロックは1または
複数のボスを凸部として有するので、ボスの組合せを多
くすることができ、キーブロックに割り当てることがで
きる入力情報の種類を増やすことができる。入力情報の
種類とは、たとえば数字、演算子、仮名、アルファベッ
トおよび記号などである。
【0017】また本発明は、前記キーブロックは、凸部
として、長さの異なる複数のボスを有することを特徴と
する。
【0018】本発明に従えば、キーブロックは長さの異
なる複数のボスを凸部として有するので、同じ長さの複
数のボスを有するキーブロックに比べて、ボスの組合せ
をさらに多くすることができ、キーブロックに割り当て
ることができる入力情報の種類をさらに増やすことがで
きる。
【0019】また本発明は、前記キーブロックの形状
は、入力情報に対応する文字、数字、記号および図形の
いずれかの形状であることを特徴とする。
【0020】本発明に従えば、キーブロックの形状は、
文字、数字、記号および図形のいずれかの形状であるの
で、特にユーザが子供である場合に、キーブロックの表
面に入力情報が記載されているキーブロックに比べて、
ユーザにとってキーブロックの入力情報をより視覚的お
よび触覚的に理解しやすいだけでなく、ユーザは入力装
置を玩具感覚で操作することができ、学習用電子機器に
この入力装置を用いることによって、ユーザである子供
の学習効率を向上することができる。
【0021】また本発明は、前記キーブロックは、木材
または陶磁器で形成されることを特徴とする。
【0022】本発明に従えば、キーブロックは木材また
は陶磁器で形成されるのでプラスチック樹脂で構成され
るキーブロックに比べて、キーブロックを廃棄するとき
の有害物質の排出を低減することができるので地球環境
保全に貢献することができる。またキーブロックを、ユ
ーザ、特に子供が口に含んでも安全である。
【0023】また本発明は、キーブロックに示される入
力情報は、数字および演算子であり、装置本体は、キー
ブロックが装着部に装着されて数式が作成されると、判
別手段で判別されたキーブロックの入力情報に基づいて
演算を行う学習用制御手段と、入力情報および演算結果
の表示を行う表示手段とを備えることを特徴とする。
【0024】本発明に従えば、ユーザが、入力情報が数
字および演算子であるキーブロックを装置本体の装着部
に装着して数式を作成すると、前記数式に対応する答え
だけでなく前記数式も表示手段に表示されるので、学習
効率を向上することができる。
【0025】また本発明は、前記学習用制御手段は、前
記キーブロックで作成された数式に対して、ユーザ自身
が演算して求めた前記数式の答えに対応するキーブロッ
クをユーザが装着したときに、装着された答えと学習用
制御手段が演算して求めた前記数式の答えとを比較し、
前記表示手段は、前記学習用制御手段によって比較され
た結果を表示することを特徴とする。
【0026】本発明に従えば、ユーザが、入力情報が数
字および演算子であるキーブロックを装置本体の装着部
に装着して、数式、およびユーザ自身が求めた前記数式
に対応する答えを作成すると、ユーザ自身が求めた前記
数式に対応する答えと、学習用制御手段が求めた前記数
式に対応する答えとを比較して、ユーザ自身が求めた答
えが学習用制御手段が求めた答えに一致するか否かが表
示手段に表示されるので、ユーザは遊戯感覚で計算の学
習をすることができるとともに、ユーザは自主的に数式
を計算して答えを求めようとするので、自主的な学習の
促進および学習効率の向上を達成することができる。
【0027】また本発明は、キーブロックに示される入
力情報は、互いに異なる2つの言語を形成する文字であ
り、装置本体は、前記2つの言語の辞書データを記憶す
る辞書記憶手段と、キーブロックが装着部に装着されて
一方の言語で表現される言葉が作成されると、判別手段
で判別されたキーブロックの入力情報および前記辞書デ
ータに基づいて、前記言葉の他方の言語への訳変換を行
う学習用制御手段と、入力情報および訳変換された結果
の表示を行う表示手段とを備えることを特徴とする。
【0028】本発明に従えば、ユーザが、入力情報が一
方の言語を形成する文字であるキーブロックを装置本体
の装着部に装着して、一方の言語で表現される言葉を作
成すると、前記言葉が他方の言語で表現される言葉に訳
変換されて表示手段に表示されるので、ユーザは遊戯感
覚で種々の言語を学習することができる。
【0029】また本発明は、前記キーブロックに示され
る入力情報は、仮名およびアルファベットであり、辞書
記憶手段には英和辞書および和英辞書の辞書データが記
憶され、前記学習用制御手段は、判別手段で判別された
キーブロックの入力情報および前記辞書データに基づい
て、英語から日本語への訳変換、および日本語から英語
への訳変換を行うことを特徴とする。
【0030】本発明に従えば、ユーザが、たとえば入力
情報がアルファベットであるキーブロックを装置本体の
装着部に装着して、英語で表現される言葉を作成する
と、英語の言葉が日本語で表現される言葉に訳変換され
て表示手段に表示されるので、ユーザは遊戯感覚で英語
の学習をすることができる。これによって幼児に対する
英語教育が容易に行うことができ、幼児英語学習の発展
に貢献することができる。
【0031】また本発明は、装置本体には、複数種類の
学習モードが設定されており、キーブロックは、入力情
報として学習モードのいずれかを示すモードブロックを
含み、装置本体は、装着されたモードブロックに基づい
て、学習モードの種類の切替えを行うモード切替手段を
有することを特徴とする。
【0032】本発明に従えば、ユーザが、入力情報がユ
ーザが希望する学習モードであるモードブロックを装置
本体の装着部に予め装着することによって、学習用電子
機器が前記モードブロックの入力情報に基づく学習モー
ドで動作するので、容易に学習モードの切替を行うこと
ができる。
【0033】また本発明は、請求項1〜8のいずれかに
記載の入力装置のキーブロックの入力情報の判別をコン
ピュータに実行させるためのキー入力プログラムを記録
した記録媒体である。
【0034】本発明に従えば、装置本体の装着部にキー
ブロックが装着されると、前記キーブロックの凸部また
は凹部に応じてスイッチ手段がオンまたはオフとなり、
そのスイッチ手段のオンまたはオフの状態に基づいて、
いずれのキーブロックが装着されたかを判別することに
よって、装着されたキーブロックの入力情報を判別する
ことができるので、キーブロックに電極を設ける必要が
なくなり、安全性を向上することができる。
【0035】また本発明は、請求項9〜13のいずれか
に記載の学習用電子機器の学習用制御をコンピュータに
実行させるための学習用制御プログラムを記録した記録
媒体である。
【0036】本発明に従えば、装置本体の装着部にキー
ブロックが装着されると、前記キーブロックの凸部また
は凹部に応じてスイッチ手段がオンまたはオフとなり、
そのスイッチ手段のオンまたはオフの状態に基づいて、
いずれのキーブロックが装着されたかを判別することに
よって、装着されたキーブロックの入力情報を判別する
ことができるので、キーブロックに電極を設ける必要が
なくなり、安全性を向上することができる。
【0037】
【発明の実施の形態】図1(1)は、本発明の第1の実
施の形態の入力装置21を示す斜視図である。入力装置
21は、キーブロック22、キーブロック装着部31お
よび判別部(図示せず)で構成される。キーブロック2
2は、文字、数字、記号および図形のいずれかである入
力情報を有する直方体のブロックである。文字は、仮名
およびアルファベットを含み、記号には演算子を含む。
キーブロック22の表面23には、入力情報に対応する
文字情報24がシルク印刷等によって印刷される。キー
ブロック22は、入力情報として数字「1」を有し、入
力情報に対応して表面23には文字情報24として
「1」が印刷される。キーブロック221,222は入
力情報として演算子「+」、アルファベット「T」をそ
れぞれ有し、表面231,232には同様に、文字情報
241,242として「+」、「T」がそれぞれ印刷さ
れる。図1(2)は、キーブロック22の裏側を示す斜
視図である。キーブロック22の裏面25に、入力情報
を入力するための凸部である円柱状のボス26が所定の
ボス位置に立設される。
【0038】キーブロック装着部31には、キーブロッ
ク22を装着する装着部である装着溝32が設けられ
る。装着溝32の底部には、キーブロック22のボス2
6を挿通する16個の挿通孔33が、ボス位置に対応し
て所定の位置に格子状に配置されて設けられる。
【0039】図2は、入力装置21を示す断面図であ
る。図2(1)は、キーブロック22がキーブロック装
着部31に装着されていない状態における断面図であ
る。キーブロック22をキーブロック装着部31に装着
する方向をC1方向とし、C1方向とは逆の方向をC2
方向とする。キーブロック装着部31の挿通孔33のC
1方向側には、スイッチ手段であるキースイッチ部36
が設けられる。キースイッチ部36はキーゴム37およ
びプリント基板38で構成され、キーゴム37のC1方
向側にプリント基板38が配置される。キーゴム37
は、ゴム製のシートであり、挿通孔33に対応して、す
なわちボス位置に対応して、16個の押圧部39がC2
方向に突出して設けられる。また押圧部39は、導電性
ゴムで形成される。プリント基板38には、16個のキ
ー入力接点40が挿通孔33に対応して回路構成され
る。
【0040】キーゴム37の押圧部39がプリント基板
38のキー入力接点40に当接すると、キー入力接点4
0が通電し、キー入力接点40の位置に応じたキー信号
が発生する。キーブロック22がキーブロック装着部3
1に装着されていないときは、キーゴム37の押圧部3
9とプリント基板38のキー入力接点40とは離反して
いる。
【0041】図2(2)は、キーブロック22がキーブ
ロック装着部31に装着された状態における断面図であ
る。図2(3)は、図2(2)のセクションIIを拡大
した断面図である。キーブロック22をキーブロック装
着部31の装着溝32に装着すると、キーブロック22
のボス26がキーブロック装着部31の挿通孔33を挿
通し、キーゴム37の押圧部39をC1方向に押圧し
て、押圧部39はプリント基板38のキー入力接点40
に当接して、キー入力接点40が通電してキー信号が発
生する。キーゴム37がゴム製であるので、キーブロッ
ク22の装着時におけるキースイッチ部36の破損を防
ぐとともにキースイッチ部36の耐久性を向上すること
ができる。
【0042】図3は、キーブロック22の裏面25のボ
ス26が形成されるボス位置d1〜d16を示す平面図
である。ボス位置d1〜d16はキーブロック22の裏
面25に、格子状に配置される。ボス位置d1にボス2
6が立設されるキーブロック22がキーブロック装着部
31に装着されると、ボス位置d1に対応するキー信号
sd1が発生する。ボス位置d2にボス26が立設され
るキーブロック22が装着されると、ボス位置d2に対
応してキー信号sd2が発生し、以下同様にボス位置d
16にボス26が立設されるキーブロック22が装着さ
れると、ボス位置d16に対応してキー信号sd16が
発生する。
【0043】表1は、キーブロック22の表面23に印
刷される文字情報24と、キーブロック22をキーブロ
ック装着部31に装着したときに発生するキー信号との
対応を示す表である。たとえば文字情報「1」が印刷さ
れるキーブロック22がキーブロック装着部31に装着
されると、キー信号sd1が発生する。
【0044】
【表1】
【0045】図4は、判別部がキーブロック22の入力
情報を判別する手順を示すフローチャートである。判別
手段である判別部はメモリを有し、メモリには表1に示
すキー信号と入力情報との対応関係、およびキー入力プ
ログラムが記録される。キー入力プログラムは、キーブ
ロック装着部31に備えられるコンピュータが読取可能
なCD−ROMなどの記録媒体によって供給されてもよ
い。判別部は、キーブロック装着部31にキーブロック
22を装着することによって発生するキー信号を検出し
て、キー入力プログラムが実行されることによって、キ
ーブロック22の入力情報を判別する。
【0046】ステップa0で前記手順が開始されて、ス
テップa1に進む。ステップa1では、判別部は、キー
信号が検出されたか否かを判断し、キー信号が検出され
たと判断するとステップa2に進む。判別部は、ステッ
プa1の動作をキー信号が検出されたと判断するまで繰
返し行う。
【0047】ステップa2では、判別部は、メモリに記
憶されるキー信号と入力情報との対応関係に従って、ス
テップa1で検出されたキー信号に基づいて、キーブロ
ック22の入力情報を判別して、ステップa3に進み、
すべての手順を終了する。
【0048】本実施の形態の入力装置において、キーブ
ロック22のボス26は1個であるが、複数個用いても
よく、これによってキーブロック22に割り当てること
ができる入力情報の種類を増やすことができる。
【0049】また本実施の形態の入力装置21において
スイッチ手段であるキースイッチ部36は、キーゴム3
7およびプリント基板38で構成されるが、キースイッ
チ部36をシート状の感圧スイッチを用いたキーシート
としてもよい。キーブロック22のボス26がキーシー
トを押圧することによって、押圧された位置に応じたキ
ー信号が判別部によって検出され、キーブロック22の
有する入力情報を判別する。これによってキーブロック
装着部31の小形化と軽量化とを実現することができ
る。
【0050】図5(1)は、本発明の第2の実施の形態
の入力装置21Aを示す斜視図である。入力装置21A
は、キーブロック22A、キーブロック装着部31Aお
よび判別部(図示せず)で構成される。キーブロック2
2Aは、第1の実施の形態の入力装置21のキーブロッ
ク22と同様の入力情報を有し、入力情報に対応した文
字情報24が表面23に印刷される。図5(2)は、キ
ーブロック22Aの裏側を示す斜視図である。キーブロ
ック22Aの裏面25Aに、入力情報を入力するための
凸部である円柱状の長ボス27、および長ボス27より
長さの短い短ボス28が所定のボス位置に立設される。
これによって1本のボスを用いる場合よりも、多くの種
類の文字情報をキーブロック22Aに割り当てることが
できる。またキーブロック22Aの裏面25Aの中央部
には、長ボス27より長さの長い円柱状のガイドボス2
9が立設される。
【0051】キーブロック装着部31Aには、キーブロ
ック22Aを装着する装着部である装着溝32Aが設け
られる。装着溝32Aの底部の中央部には、ガイドボス
29を挿通するガイド孔34と、円筒状のガイドリブ3
5が設けられる。このガイドリブ35に対応して、キー
ブロック22Aのガイドボス29の周囲には、ガイドリ
ブ35が嵌入可能なガイド凹所30が設けられる。装着
溝32Aの底部のガイド孔34およびガイドリブ35の
周囲には、キーブロック22Aの長ボス27および短ボ
ス28を挿通する12個の挿通孔33がボス位置に対応
して所定の位置に設けられる。キーブロック22Aをキ
ーブロック装着部31Aに装着するときに、先ずガイド
ボス29がガイド孔34に挿入されるので、キーブロッ
ク22Aを容易に装着することができるとともに、キー
ブロック22A装着時における長ボス27および短ボス
28の変形および破損を防止することができる。
【0052】図6は、入力装置21Aを示す断面図であ
る。図6(1)は、キーブロック22Aがキーブロック
装着部31Aに装着されていない状態における断面図で
ある。キーブロック22Aをキーブロック装着部31A
に装着する方向をC1方向、C1方向とは逆の方向をC
2方向とする。キーブロック装着部31Aの挿通孔33
のC1方向側には、キースイッチ部36Aが設けられ
る。キースイッチ部36Aは,キーゴム37Aおよびプ
リント基板38Aで構成され、キーゴム37AのC1方
向側にプリント基板38Aが配置される。キーゴム37
Aは、ゴム製のシートであり、挿通孔33に対応して、
すなわちボス位置に対応して、12個の押圧部39がC
2方向に突出して設けられる。また押圧部39は、導電
性ゴムで形成される。プリント基板38Aには、12個
のキー入力接点40が挿通孔33に対応して回路構成さ
れる。
【0053】キーゴム37Aの押圧部39がプリント基
板38Aのキー入力接点40に当接すると、キー入力接
点40が通電し、キー入力接点40の位置に応じたキー
信号が発生する。キーブロック22Aがキーブロック装
着部31Aに装着されていないときは、キーゴム37A
の押圧部39とプリント基板38Aのキー入力接点40
とは離反している。
【0054】図6(2)は、キーブロック22Aがキー
ブロック装着部31Aに装着された状態における断面図
である。図6(3)は、図6(2)のセクションIII
を拡大した断面図である。キーブロック22Aをキーブ
ロック装着部31Aの装着溝32Aに装着すると、キー
ブロック22Aのガイドボス29がキーブロック装着部
31Aのガイド孔34を挿通し、キーブロック装着部3
1Aのガイドリブ35がキーブロック22Aのガイド凹
所30に嵌入する。さらにキーブロック22Aの長ボス
27および短ボス28がキーブロック装着部31Aの挿
通孔33a,33bをそれぞれ挿通し、キーゴム37A
の押圧部39a,39bをC1方向に押圧して、押圧部
39aはプリント基板38Aのキー入力接点40aに当
接して、キー入力接点40aが通電してキー信号が発生
する。
【0055】図6(4)は、キーブロック22Aがキー
ブロック装着部31Aに装着されて、さらにC1方向側
に押圧された状態における断面図である。図6(5)
は、図6(4)のセクションVを拡大した断面図であ
り、図6(6)は、図6(4)のセクションVIを拡大
した断面図である。キーブロック22Aをキーブロック
装着部31Aの装着溝32Aに装着して、さらにC1方
向側に押圧すると、キーブロック22Aの長ボス27お
よび短ボス28がキーゴム37Aの押圧部39a,39
bをさらにA1方向に押圧して、押圧部39bもプリン
ト基板38Aのキー入力接点40bに当接して、キー入
力接点40bが通電してキー信号が発生する。キーゴム
37Aがゴム製であるので、キーブロック22Aの装着
時におけるキースイッチ部36Aの破損を防ぐとともに
キースイッチ部36Aの耐久性を向上することができ
る。またキーゴム37Aの押圧部39a,39bは押圧
によって変形可能であるので、長ボス27によって押圧
されてキー入力接点40aに当接した押圧部39aは、
図6(5)に示すようにキーブロック22AがさらにC
1方向に押圧されることによって圧縮変形する。これに
よって短ボス28によって押圧された押圧部39bは、
キー入力接点40bに当接することができる。
【0056】図7は、キーブロック22Aの裏面25A
の長ボス27および短ボス28が形成されるボス位置f
1〜f12を示す平面図である。ボス位置f1〜f12
は、ガイドボス29およびガイド凹所30の周囲に格子
状に配置される。ボス位置f1に長ボス27が形成さ
れ、ボス位置f2に短ボス28が形成されるキーブロッ
ク22Aがキーブロック装着部31Aに装着されると、
ボス位置f1の長ボス27によるボス位置f1に対応す
るキー信号sf1が発生し、さらにキーブロック22A
をC1方向に押圧すると、ボス位置f2の短ボス28に
よるボス位置f2に対応するキー信号sf2が発生す
る。すなわち長ボス27による第1のキー信号の発生の
後に、短ボス28による第2のキー信号の発生が起きる
ので、この2つのキー信号の発生には時間差が生じる。
これによってキーブロック22Aに122 =132種類
の入力情報を割り当てることができる。
【0057】表2は、キーブロック22Aの表面23に
印刷される文字情報24と、キーブロック22Aをキー
ブロック装着部31Aに装着したときに発生するキー信
号との対応関係を示す表である。たとえば文字情報
「1」が印刷されるキーブロック22Aがキーブロック
装着部31Aに装着されると、先ず長ボス27によるキ
ー信号sf1が発生し、さらにキーブロック22AをC
1方向に押圧すると、短ボス28によるキー信号sf2
が発生する。
【0058】
【表2】
【0059】図8は、判別部がキーブロック22Aの入
力情報を判別する手順を示すフローチャートである。判
別手段である判別部はメモリを有し、メモリには表2に
示すキー信号と入力情報との対応関係、およびキー入力
プログラムが記憶される。キー入力プログラムは、キー
ブロック装着部31Aに備えられるコンピュータが読取
可能なCD−ROMなどの記録媒体によって供給されて
もよい。判別部は、キーブロック装着部31Aにキーブ
ロック22Aを装着することによって発生するキー信号
を検出して、キー入力プログラムが実行されることによ
って、キーブロック22Aの入力情報を判別する。
【0060】ステップb0で前記手順が開始されて、ス
テップb1に進む。ステップb1では、判別部は、第1
のキー信号が検出されたか否かを判断し、第1のキー信
号が検出されたと判断するとステップb2に進む。判別
部は、ステップb1の動作を第1のキー信号が検出され
たと判断するまで繰返し行われる。
【0061】ステップb2では、判別部は、ステップb
1において検出された第1のキー信号を、キーブロック
22Aの長ボス27によるキー信号としてメモリに一時
的に記憶し、ステップb3に進む。ステップb3では、
判別部は、第2のキー信号が検出されたか否かを判断
し、第2のキー信号が検出されたと判断するとステップ
b4に進む。判別部は、ステップb3の動作を第2のキ
ー信号が検出されたと判断するまで繰返し行われる。
【0062】ステップb4では、判別部は、ステップb
3において検出された第2のキー信号を、キーブロック
22Aの短ボス28によるキー信号としてメモリに一時
的に記憶し、ステップb5に進む。ステップb5では、
判別部は、キー信号と入力情報との対応関係に従って、
メモリに記憶される第1および第2のキー信号に基づい
て、キーブロック22Aの入力情報を判別して、ステッ
プb6に進み、すべての手順を終了する。
【0063】第1および第2の実施の形態の入力装置2
1,21Aにおいて、キーブロック22,22Aは、木
材または陶磁器で形成される。これによってプラスチッ
ク樹脂で構成されるキーブロックに比べて、キーブロッ
クを廃棄するときの有害物質の排出の低減することがで
きるので、地球環境保全に貢献することができる。また
キーブロック22,22Aを、ユーザ、特に子供が口に
含んでも安全である。
【0064】第1および第2の実施の形態の入力装置2
1,21Aにおいて、キーブロック22,22Aは直方
体のブロックとしたが、キーブロック22,22Aの形
状を、キーブロック22,22Aが有する入力情報に対
応する文字、数字、記号および図形のいずれかの形状で
あってもよい。
【0065】また第1および第2の実施の形態の入力装
置21,21Aにおいて、キーブロック22,22Aの
入力情報に対応する凸部を裏面25,25Aに形成した
が、入力情報に対応する凹部を裏面25,25Aに形成
してもよい。
【0066】図9は、本発明の他の実施の形態である学
習用電子機器51を示す斜視図である。図10は、学習
用電子機器51の構成を示すブロック図である。学習用
電子機器51は、キーブロック52、モードブロック5
3および電子機器本体54で構成される。学習用電子機
器51は、上述の入力装置21Aを用いた電子機器であ
り、ユーザが所望の学習モードを選択し、ユーザがキー
ブロック52を電子機器本体54に装着して、数式およ
び英単語などを作成すると、学習用電子機器51が、数
式の答えおよび英単語の日本語訳を表示することによっ
て、ユーザの学習能力を高めるのに役立つ電子機器であ
る。
【0067】本実施の形態において学習モードは、演算
モード、判定モードおよび英和モードの3つである。演
算モードでは、ユーザが数式を作成すると、学習用電子
機器51は、前記数式を演算して、前記数式の答えを表
示する。判定モードでは、ユーザが数式および前記数式
の答えを作成すると、学習用電子機器51は、前記数式
を演算するとともに、ユーザが作成した答えが正しいか
否かの判定を行い、その判定結果を表示する。英和モー
ドでは、ユーザが英単語を作成すると、学習用電子機器
51は、前記英単語に相当する日本語の単語に訳変換し
て表示する。
【0068】キーブロック52は、上述の入力装置21
Aにおけるキーブロック22Aと同様である。モードブ
ロック53は、概略的にはキーブロック52と同様であ
るが、キーブロック52とは区別されるように形状が異
なっている。またモードブロック53は、入力情報とし
て先述の3つ学習モードのいずれかの学習モード示すモ
ード情報を有する。装置本体である電子機器本体54
は、キーブロック装着部55、モードブロック装着部5
6、表示部57、キースイッチ部58、判別部59、演
算部60、記憶部61、モード切替部62、比較部6
3、辞書データ部64および変換部65で構成される。
キーブロック装着部55は、上述の入力装置21Aにお
けるキーブロック装着部31Aと同様であり、キーブロ
ック52だけを装着可能である。本実施の形態におい
て、5個のキーブロック装着部55,55a,55b,
55c,55dが電子機器本体54に設けられる。モー
ドブロック装着部56は、概略的にはキーブロック装着
部55と同様であるが、装着溝の形状がキーブロック装
着部55と異なり区別され、モードブロック53だけを
装着可能である。モードブロック装着部56にモードブ
ロック53が装着されると、モードブロック53のモー
ド情報に対応するキー信号であるモード信号が発生す
る。キースイッチ部58は、上述の入力装置21Aにお
けるキースイッチ部36Aと同様である。
【0069】判別部59は、上述の入力装置21Aにお
ける判別部と同様であり、さらにモードブロック53が
モードブロック装着部56に装着されたときに発生する
モード信号を検出する。判別部59はメモリを有し、メ
モリにはキー信号と入力情報との対応関係、およびキー
入力プログラムが記憶される。学習用制御手段である演
算部60は、演算モードと判定モードとにおけるユーザ
が作成した数式の演算、および学習用電子機器51を統
括的な制御を行う。
【0070】記憶部61は、判別部59がキー信号およ
びモード信号を検出して判別した入力情報およびモード
情報を記憶する。記憶部61において入力情報は、たと
えば演算モードでは数式が完成するまで、判定モードで
は数式および前記数式の答えが完成するまで、英和モー
ドでは1つの英単語が完成するまで、すなわちユーザが
所望のキーブロック52を装着し終わったと判断される
まで記憶される。
【0071】モード切替手段であるモード切替部62
は、記憶部61に記憶されるモード信号に基づいて、学
習モードを判別して学習モードの切替えを行う。比較部
63は、判定モードにおいて、ユーザが作成した数式の
答えと、演算部60による前記数式の答えとを比較し
て、合致しているか否かを判断する。辞書データ部64
は、英和モードにおいて用いられる英和辞書データが記
憶される。変換部65は、英和モードにおいて、辞書デ
ータ部64の英和辞書データを参照して、ユーザが作成
した英単語を日本語訳変換する。
【0072】表示手段である表示部57は、LCDなど
で実現され、ユーザが作成した数式、前記数式の答え、
およびユーザが作成した英単語の日本語訳などを表示す
る。上述の判別部59、記憶部61、モード切替部6
2、比較部63および変換部65の学習用制御プログラ
ムおよび辞書データ部64の辞書データは、CD−RO
Mなどの記録媒体によって供給されてもよい。
【0073】図11は、学習用制御プログラムに従う学
習用電子機器51の制御手順を示すフローチャートであ
る。ステップs0で前記手順が開始され、ステップs1
に進む。ステップs1では、判別部59は、上述のキー
入力プログラムに従って(図8参照)キーブロック52
の入力情報を判別して、キー入力プログラムと同様の手
順でモードブロック53のモード情報を判別して、ステ
ップs2に進む。
【0074】ステップs2ではモード切替部62は、モ
ード情報が英和モードであるか否かを判断し、英和モー
ドでないと判断するとステップs3に進み、英和モード
であると判断するとステップs10に進む。ステップs
2で英和モードでないと判断されてステップs3に進む
と、ステップs3ではモード切替部62は、モード情報
が判定モードであるか否かを判断し、判定モードでない
と判断するとステップs4に進み、判定モードであると
判断するとステップs8に進む。ステップs3におい
て、モード情報がない場合、すなわちモードブロック5
3がモードブロック装着部56に装着されていない場合
も、演算部60は判定モードでないと判断し、ステップ
s4に進む。
【0075】ステップs3で判定モードでないと判断さ
れてステップs4に進むと、ステップs4では演算部6
0は、入力情報に演算子「=」があるか否かを判断し、
「=」があると判断するとステップs5に進み、「=」
がないと判断されるとステップs2に戻る。ステップs
4で「=」があると判断されて、すなわち数式が完成し
たと判断されてステップs5に進むと、演算部60は、
ユーザが作成した数式の「=」の左辺を演算して答えを
導出する演算処理を行い、ステップs6に進む。ステッ
プs6では、演算部60は、ステップs5で導出した前
記数式の答えを表示部57に表示させてステップs7に
進み、すべての手順を終了する。ステップs4におい
て、数式が完成したか否かの判断は、入力情報に演算子
「=」があるか否かで判断したが、入力情報のすべての
演算子および数字に基づいて総合的に判断してもよい。
【0076】ステップs3で判定モードであると判断さ
れてステップs8に進むと、ステップs8では演算部6
0は、数式が完成しているか否かを判断し、数式が完成
していると判断するとステップs9に進み、数式が完成
していないと判断するとステップs2に戻る。ステップ
s8において数式が完成していると判断されてステップ
s9に進むと、ステップs9では演算部60は、数式の
「=」の左辺を演算して答えを導出し、比較部63は、
数式の「=」の右辺と演算部60が導出した答えとを比
較して一致するか否かの判定処理を行い、ステップs6
に進む。ステップs6では、演算部60は、ステップs
9での判定結果を表示部57に表示させてステップs7
に進み、すべての手順を終了する。ステップs6におけ
る表示部57に表示される判定結果は、ユーザが作成し
た答えと演算部60が導出した答えとが一致している場
合には、「大正解」、「◎」、「あたり」などの正解を
示す言葉および絵であり、ユーザが作成した答えと演算
部60が導出した答えとが一致しない場合には、「不正
解」、「×」、「まちがい」などの不正解を示す言葉お
よび絵、ならびに演算部60が導出した正しい答えであ
る。
【0077】ステップs2で英和モードであると判断さ
れてステップs10に進むと、ステップs10では演算
部60は、ユーザが作成した英単語と辞書データ部64
の英和辞書データとを比較して、英単語が完成している
か否かを判断し、英単語が完成していると判断するとス
テップs11に進み、英単語が完成していないと判断す
るとステップs2に戻る。ステップs10で英単語が完
成していると判断されてステップs11に進むと、ステ
ップs11では変換部65は、辞書データ部64の英和
辞書データに基づいて、ユーザが作成した英単語を日本
語への変換をする単語変換処理を行い、ステップs6に
進む。ステップs6では、演算部60は、ステップs1
1における変換結果を表示部57に表示させてステップ
s7に進み、すべての手順を終了する。
【0078】図12は、演算モードにおけるキーブロッ
ク52の電子機器本体54への装着例を示す平面図であ
る。モードブロック装着部56には、モード情報が演算
モードであるモードブロック53aが予め装着される。
先ず文字情報(入力情報)が数字「1」であるキーブロ
ック52aがキーブロック装着部55に装着され、表示
部57に「1」が表示される(図12(1)参照)。続
いて文字情報がそれぞれ演算子「+」、数字「2」であ
るキーブロック52b,52cが順に、キーブロック装
着部55の右側のキーブロック装着部55a,55bに
装着されて、表示部57に「1+2」が表示される(図
12(2)参照)。さらに文字情報が演算子「=」のキ
ーブロック52dが、キーブロック装着部55bの右側
のキーブロック装着部55dに装着されると、表示部5
7に「1+2=3」のように、作成された数式および前
記数式の答えが表示される(図12(3)参照)。この
ように文字情報が演算子「=」のキーブロック52dを
装着することによって、演算部60は数式が完成したを
判断する。
【0079】図13は、判定モードにおけるキーブロッ
ク52の電子機器本体54への装着例を示す平面図であ
る。モードブロック装着部56にはモード情報が判定モ
ードであるモードブロック53bが予め装着され、文字
情報がそれぞれ数字「1」、演算子「+」、数字
「2」、演算子「=」であるキーブロック52a,52
b,52c,52dが順に、キーブロック装着部55,
55a,55b,55cに装着され(図13(1)参
照)、さらに文字情報が数字「4」であるキーブロック
52eがキーブロック装着部55dに装着されると、表
示部57に「×まちがい!正解は3」のように、数式の
答えを含めた判定結果が表示される(図13(2)参
照)。このように文字情報が演算子「=」のキーブロッ
ク52dが装着されても、表示部57には何も表示され
ず、演算部60が、数式がその答えを含めて完成したと
判断した時点で判定結果が表示される。
【0080】図14は、英和モードにおけるキーブロッ
ク52の電子機器本体54への装着例を示す平面図であ
る。モードブロック装着部56にはモード情報が英和モ
ードであるモードブロック53cが予め装着され、文字
情報がそれぞれアルファベット「S」、「T」、
「U」、「D」であるキーブロック52f,52g,5
2h,52iが順に、キーブロック装着部55,55
a,55b,55cに装着されると、表示部57に「S
TUD」が表示される(図14(1)参照)。さらに文
字情報がアルファベット「Y」であるキーブロック52
jがキーブロック装着部55dに装着されると、表示部
57に「べんきょう」のように、変換結果が表示される
(図14(2)参照)。このように英単語が完成したと
判断されるまでは表示部57には何も表示されず、英単
語が完成したと判断されて単語変換処理が行われた時点
で、変換結果が表示される。
【0081】このように本実施の形態の学習用電子機器
51によれば、ユーザが希望する学習モードに切替え
て、遊戯感覚で学習することができ、学習効率の向上を
達成することができる。
【0082】本実施の形態において、辞書データ部64
に記憶される辞書データは英和辞書データとしたが、英
和辞書データに限らず、たとえば和英辞書データ、独和
辞書データおよび仏和辞書データのような、一方の言語
の単語に対応する他方の言語の単語が登録される辞書デ
ータとしてもよい。この場合、入力情報が一方および他
方の言語を形成する文字とするキーブロック52とすれ
ばよい。これによって一方の言語を形成する文字を入力
情報とするキーブロック52を電子機器本体54に装着
して一方の言語で表現される単語を作成すると、他方の
言語への単語変換処理が行われ、表示部57に変換結果
が表示される。
【0083】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、装置本体
の装着部にキーブロックが装着されると、前記キーブロ
ックの凸部または凹部に応じてスイッチ手段がオンまた
はオフとなり、判別手段は、スイッチ手段のオンまたは
オフの状態に基づいて、いずれのキーブロックが装着さ
れたかを判別することによって、装着されたキーブロッ
クの入力情報を判別することができる。これによってキ
ーブロックに電極を設ける必要がなくなり、安全性を向
上することができる。
【0084】また本発明によれば、キーブロックを装置
本体の装着部に装着するときに、キーブロックのガイド
ボスを装着部のガイド孔に挿入することによって、キー
ブロックを装着部に容易かつ確実に装着できるととも
に、キーブロックの凸部または凹部の変形および破損を
防止することができる。
【0085】また本発明によれば、スイッチ手段の少な
くともキーブロックで押圧される部分にゴムを設けるこ
とによって、スイッチ手段の破損を防ぐとともにスイッ
チ手段の耐久性を向上することができる。
【0086】また本発明によれば、スイッチ手段をキー
シートで構成することによって、装置本体の小形化と軽
量化とを実現することができる。
【0087】また本発明によれば、キーブロックは1ま
たは複数のボスを凸部として有するので、ボスの組合せ
を多くすることができ、キーブロックに割り当てること
ができる入力情報の種類を増やすことができる。入力情
報の種類とは、たとえば数字、演算子、仮名、アルファ
ベットおよび記号などである。
【0088】また本発明によれば、キーブロックは長さ
の異なる複数のボスを凸部として有するので、同じ長さ
の複数のボスを有するキーブロックに比べて、ボスの組
合せをさらに多くすることができ、キーブロックに割り
当てることができる入力情報の種類をさらに増やすこと
ができる。
【0089】また本発明によれば、キーブロックの形状
を、文字、記号および図形のいずれかの形状であるの
で、特にユーザが子供である場合に、キーブロックの表
面に入力情報が記載されているキーブロックに比べて、
ユーザにとってキーブロックの入力情報をより視覚的お
よび触覚的に理解しやすいだけでなく、ユーザは入力装
置を玩具感覚で操作することができ、学習用電子機器に
この入力装置を用いることによって、ユーザである子供
の学習効率を向上することができる。
【0090】また本発明によれば、キーブロックは木材
または陶磁器で形成されるのでプラスチック樹脂で構成
されるキーブロックに比べて、キーブロックを廃棄する
ときの有害物質の排出を低減することができるので地球
環境保全に貢献することができる。またキーブロック
を、ユーザ、特に子供が口に含んでも安全である。
【0091】また本発明によれば、ユーザが、入力情報
が数字および演算子であるキーブロックを装置本体の装
着部に装着して数式を作成すると、前記数式に対応する
答えだけでなく前記数式も表示手段に表示されるので、
学習効率を向上することができる。
【0092】また本発明によれば、ユーザが、入力情報
が数字および演算子であるキーブロックを装置本体の装
着部に装着して、数式、およびユーザ自身が求めた前記
数式に対応する答えを作成すると、ユーザ自身が求めた
前記数式に対応する答えと、学習用制御手段が求めた前
記数式に対応する答えとを比較して、ユーザ自身が求め
た答えが学習用制御手段が求めた答えに一致するか否か
が表示手段に表示されるので、ユーザは遊戯感覚で計算
の学習をすることができるとともに、ユーザは自主的に
数式を計算して答えを求めようとするので、自主的な学
習の促進および学習効率の向上を達成することができ
る。
【0093】また本発明によれば、ユーザが、入力情報
が一方の言語を形成する文字であるキーブロックを装置
本体の装着部に装着して、一方の言語で表現される言葉
を作成すると、前記言葉が他方の言語で表現される言葉
に訳変換されて表示手段に表示されるので、ユーザは遊
戯感覚で種々の言語を学習することができる。
【0094】また本発明によれば、ユーザが、たとえば
入力情報がアルファベットであるキーブロックを装置本
体の装着部に装着して、英語で表現される言葉を作成す
ると、英語の言葉が日本語で表現される言葉に訳変換さ
れて表示手段に表示されるので、ユーザは遊戯感覚で英
語の学習をすることができる。これによって幼児に対す
る英語教育が容易に行うことができ、幼児英語学習の発
展に貢献することができる。
【0095】また本発明によれば、ユーザが、入力情報
がユーザが希望する学習モードであるモードブロックを
装置本体の装着部に予め装着することによって、学習用
電子機器が前記モードブロックの入力情報に基づく学習
モードで動作するので、容易に学習モードの切替を行う
ことができる。
【0096】また本発明によれば、装置本体の装着部に
キーブロックが装着されると、前記キーブロックの凸部
または凹部に応じてスイッチ手段がオンまたはオフとな
り、そのスイッチ手段のオンまたはオフの状態に基づい
て、いずれのキーブロックが装着されたかを判別するこ
とによって、装着されたキーブロックの入力情報を判別
することができるので、キーブロックに電極を設ける必
要がなくなり、安全性を向上することができる。
【0097】また本発明によれば、装置本体の装着部に
キーブロックが装着されると、前記キーブロックの凸部
または凹部に応じてスイッチ手段がオンまたはオフとな
り、そのスイッチ手段のオンまたはオフの状態に基づい
て、いずれのキーブロックが装着されたかを判別するこ
とによって、装着されたキーブロックの入力情報を判別
することができるので、キーブロックに電極を設ける必
要がなくなり、安全性を向上することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1(1)は、本発明の第1の実施の形態であ
る入力装置21を示す斜視図であり、図1(2)は、キ
ーブロック22の裏側を示す斜視図である。
【図2】入力装置21を示す断面図である。
【図3】キーブロック22の裏面25のボス26が形成
されるボス位置d1〜d16を示す平面図である。
【図4】判別部がキーブロック22の入力情報を判別す
る手順を示すフローチャートである。
【図5】図5(1)は、本発明の第2の実施の形態の入
力装置21Aを示す斜視図であり、図5(2)は、キー
ブロック22Aの裏側を示す斜視図である。
【図6】入力装置21Aを示す断面図である。
【図7】キーブロック22Aの裏面25Aの長ボス27
および短ボス28が形成されるボス位置f1〜f12を
示す平面図である。
【図8】判別部がキーブロック22Aの入力情報を判別
する手順を示すフローチャートである。
【図9】本発明の他の実施の形態である学習用電子機器
51を示す斜視図である。
【図10】学習用電子機器51の構成を示すブロック図
である。
【図11】学習用制御プログラムに従う学習用電子機器
51の制御手順を示すフローチャートである。
【図12】演算モードにおけるキーブロック52の電子
機器本体54への装着例を示す平面図である。
【図13】判定モードにおけるキーブロック52の電子
機器本体54への装着例を示す平面図である。
【図14】英和モードにおけるキーブロック52の電子
機器本体54への装着例を示す平面図である。
【符号の説明】
21,21A 入力装置 22,22A,52 キーブロック 26,27,28 ボス 29 ガイドボス 31,31A,55 キーブロック装着部 34 ガイド孔 36,36A,58 キースイッチ部 51 学習用電子機器 53 モードブロック 54 電子機器本体 56 モードブロック装着部 57 表示部 59 判別部 60 演算部 62 モード切替部 63 比較部 64 辞書データ部 65 変換部

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 文字、数字、記号および図形のいずれか
    である固有の入力情報がユーザに示される複数のキーブ
    ロックと、 キーブロックが装着される装着部が1または複数設けら
    れる装置本体と、 装置本体に設けられ、いずれのキーブロックが装着され
    たかを判別する判別手段とを有する入力装置において、 各キーブロックには入力情報に対応する凸部または凹部
    が形成され、 装置本体の装着部には複数のスイッチ手段が設けられ、 装着部にキーブロックが装着されたとき、前記キーブロ
    ックの凸部または凹部に応じて各スイッチ手段がオンま
    たはオフされ、判別手段は、各スイッチ手段のオンまた
    はオフに基づいて、装着部にいずれのキーブロックが装
    着されたかを判別することを特徴とする入力装置。
  2. 【請求項2】 前記装着部は、キーブロックを装着する
    ためのガイド孔を有し、前記キーブロックは、前記ガイ
    ド孔に挿入されるガイドボスを有することを特徴とする
    請求項1記載の入力装置。
  3. 【請求項3】 前記スイッチ手段は、少なくともキーブ
    ロックで押圧される部分にゴムが設けられることを特徴
    とする請求項1または2記載の入力装置。
  4. 【請求項4】 前記スイッチ手段は、キーシートで構成
    されることを特徴とする請求項1または2記載の入力装
    置。
  5. 【請求項5】 前記キーブロックは、凸部として、1ま
    たは複数のボスを有することを特徴とする請求項1〜4
    のいずれかに記載の入力装置。
  6. 【請求項6】 前記キーブロックは、凸部として、長さ
    の異なる複数のボスを有することを特徴とする請求項1
    〜4のいずれかに記載の入力装置。
  7. 【請求項7】 前記キーブロックの形状は、入力情報に
    対応する文字、数字、記号および図形のいずれかの形状
    であることを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載
    の入力装置。
  8. 【請求項8】 前記キーブロックは、木材または陶磁器
    で形成されることを特徴とする請求項1〜7のいずれか
    に記載の入力装置。
  9. 【請求項9】 キーブロックに示される入力情報は、数
    字および演算子であり、 装置本体は、キーブロックが装着部に装着されて数式が
    作成されると、判別手段で判別されたキーブロックの入
    力情報に基づいて演算を行う学習用制御手段と、 入力情報および演算結果の表示を行う表示手段とを備え
    ることを特徴とする請求項1〜8のいずれかに記載の入
    力装置を用いた学習用電子機器。
  10. 【請求項10】 前記学習用制御手段は、前記キーブロ
    ックで作成された数式に対して、ユーザ自身が演算して
    求めた前記数式の答えに対応するキーブロックをユーザ
    が装着したときに、装着された答えと学習用制御手段が
    演算して求めた前記数式の答えとを比較し、前記表示手
    段は、前記学習用制御手段によって比較された結果を表
    示することを特徴とする請求項9記載の学習用電子機
    器。
  11. 【請求項11】 キーブロックに示される入力情報は、
    互いに異なる2つの言語を形成する文字であり、 装置本体は、前記2つの言語の辞書データを記憶する辞
    書記憶手段と、 キーブロックが装着部に装着されて一方の言語で表現さ
    れる言葉が作成されると、判別手段で判別されたキーブ
    ロックの入力情報および前記辞書データに基づいて、前
    記言葉の他方の言語への訳変換を行う学習用制御手段
    と、 入力情報および訳変換された結果の表示を行う表示手段
    とを備えることを特徴とする請求項1〜8のいずれかに
    記載の入力装置を用いた学習用電子機器。
  12. 【請求項12】 前記キーブロックに示される入力情報
    は、仮名およびアルファベットであり、辞書記憶手段に
    は英和辞書および和英辞書の辞書データが記憶され、前
    記学習用制御手段は、判別手段で判別されたキーブロッ
    クの入力情報および前記辞書データに基づいて、英語か
    ら日本語への訳変換、および日本語から英語への訳変換
    を行うことを特徴とする請求項11記載の学習用電子機
    器。
  13. 【請求項13】 装置本体には、複数種類の学習モード
    が設定されており、キーブロックは、入力情報として学
    習モードのいずれかを示すモードブロックを含み、装置
    本体は、装着されたモードブロックに基づいて、学習モ
    ードの種類の切替えを行うモード切替手段を有すること
    を特徴とする請求項9〜12のいずれかに記載の学習用
    電子機器。
  14. 【請求項14】 請求項1〜8のいずれかに記載の入力
    装置のキーブロックの入力情報の判別をコンピュータに
    実行させるためのキー入力プログラムを記録した記録媒
    体。
  15. 【請求項15】 請求項9〜13のいずれかに記載の学
    習用電子機器の学習用制御をコンピュータに実行させる
    ための学習用制御プログラムを記録した記録媒体。
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