JP2002244524A - 画像形成装置 - Google Patents
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Abstract
を高めるとともに記録紙のサイズに応じて最適なタイミ
ングで画像を記録する。 【解決手段】記録紙の両面に画像を形成するとき、中間
転写ベルト13に設けた画像の形成開始基準となる複数
のマークのなかで記録紙の表面に転写する画像の形成開
始基準となるマークと記録紙の裏面に転写する画像の形
成開始基準となるマークを形成する画像のサイズに応じ
て切り換え、画像サイズに応じた速度で迅速に両面の画
像を記録する。
Description
タ装置,ファクシミリ装置等の画像形成装置、特に記録
媒体の両面に記録するときの記録速度の向上に関するも
のである。
の両面に記録するために、例えば特開平8−11343
4号公報に示された画像形成装置は、第1面に画像を記
録した最初の記録紙を両面記録用の排紙トレイに収容し
たのち、この記録紙が画像形成手段の導入口に到達する
まで、新たな記録紙を画像形成手段に送り画像の記録を
続け、両面記録用の排紙トレイに収容した記録紙が画像
形成手段の導入口に到達したら、その記録紙の第2面目
に画像を記録し、それ以降は新しい記録紙の第1面の記
録と、第1面に記録した記録紙の第2面の記録を交互に
行うようにしてスルートップを上げるようにしている。
画像形成装置は、入力した画像の奇数頁の画像を一時記
憶し、偶数頁の画像を記録紙に記録し、この記録紙を再
給紙用トレイに排出した後、この記録紙の画像が記録さ
れた面と逆の面に一時記憶した奇数頁の画像を記録して
先頭頁を表にして順に出力するようにしている。
された画像形成装置は記録紙の第1面に画像を形成する
画像形成手段と記録紙の第2面に画像を形成する画像形
成手段を直列に設け、記録紙のジャムを少なくするよう
にしている。
−113434号公報や特開平8−167953号公報
に示された画像形成装置は、記録紙の両面に記録すると
き記録速度が遅くなってしまう。また、特開平9−25
8494号公報に示された画像形成装置では記録紙の両
面に記録する時の記録紙の搬送タイミングの制御が容易
でないという短所がある。
面に画像を記録するときの記録速度を高めるとともに記
録紙のサイズに応じて最適なタイミングで画像を記録す
ることができる画像形成装置を提供することを目的とす
るものである。
装置は、入力した画像信号により可視像を感光体に形成
し、基準となる画像サイズの可視像を2面分有する中間
転写体に、感光体に形成された可視像を転写し、中間転
写体に転写した可視像を順次給紙される記録紙に転写す
る作像ユニットと、画像を記録した記録紙を反転させて
記録紙の裏面を画像転写側にして作像ユニットに送る記
録紙反転ユニットを有する画像形成装置において、中間
転写体に画像形成開始基準となる基準マークを複数設
け、形成する画像のサイズに応じて記録紙の表面に転写
する画像の形成開始基準となるマークと記録紙の裏面に
転写する画像の形成開始基準となるマークを変化させる
ことを特徴とする。
記録紙の表裏を反転するとともに記録紙の進行方向を反
転させて画像を記録した記録紙の後端部から作像ユニッ
トに送り、記録紙の表面に形成する画像は画像の先頭か
ら画像を形成し、記録紙の裏面に形成する画像は画像の
最終端から画像を形成すると良い。
画像のサイズより大きいときに記録紙反転ユニットの記
録紙搬送速度を速くすることが望ましい。
像形成開始までの時間が記録紙を作像ユニットから記録
紙反転ユニットを経由して作像ユニットの上流側の記録
紙搬送路のレジストローラに至るまでに要する搬送時間
とレジストローラにおける待機時間との和に常にほぼ等
しくなるよう中間転写体の複数のマークの間隔を設定す
ると良い。
タを記憶する記憶手段に色分割した画像を頁ごとに記憶
する複数の記憶領域を有し、入力した画像サイズに応じ
て各記憶領域を分割して入力した画像データを記憶させ
ることが望ましい。
した画像信号により可視像を感光体に形成し、基準とな
る画像サイズの可視像を2面分有する中間転写体に、感
光体に形成された可視像を転写し、中間転写体に転写し
た可視像を順次給紙される記録紙に転写する作像ユニッ
トと、画像を記録した記録紙を反転させて記録紙の裏面
を画像転写側にして作像ユニットに送る記録紙反転ユニ
ットを有する。作像ユニットの中間転写体には画像形成
開始基準となる基準マークを複数有する。
録紙の表裏を反転するとともに記録紙の進行方向を反転
させて画像を記録した記録紙の後端部から作像ユニット
に送るものであり、搬送経路変更手段と記録紙の搬送路
に沿って上下に設けられた第1の搬送ローラと第2の搬
送ローラと、第1の搬送ローラと第2の搬送ローラの中
間に設けられた補助ローラを有し、第1の搬送経路と第
2の搬送経路を有する。第1の搬送経路は第1の搬送ロ
ーラが時計周りに回転したときに、記録紙を第1の搬送
ローラから第2の搬送ローラ側に送る経路であり、第2
の搬送経路は第1の搬送ローラが反時計周りに回転した
ときに、記録紙を第1の搬送ローラから第2の搬送ロー
ラ側に送る経路である。搬送経路変更手段は画像が記録
された記録紙を排紙トレイの送るか第1の搬送ローラに
送るかを切り換える。第2の搬送ローラは記録紙を作像
ユニットの上流側のレジストローラに送る。
形成するとき、形成する画像のサイズに応じて記録紙の
表面に転写する画像の形成開始基準となるマークと記録
紙の裏面に転写する画像の形成開始基準となるマークを
変化させ、画像サイズに応じた速度で迅速に両面の画像
を記録する。
図に示すように、プリンタ装置等の画像形成装置は、2
組の画像形成ユニット1,2と1次転写ユニット3と2
次転写ユニット4からなる作像ユニットと定着ユニット
5と給紙ユニット6と記録紙反転ユニット7及び排紙ト
レイ8を有する。画像形成ユニット1,2は直列に配置
され、それぞれ感光体9の周囲に配置された帯電手段1
0と書込みヘッド11及び2色の現像色を有するカラー
現像部12を有し、帯電手段10で帯電した感光体9に
書込みヘッド11で画像を書込み静電潜像を形成し、形
成した静電潜像をカラー現像部12で可視化してトナー
像を形成する。1次転写ユニット3は、画像形成基準と
なる複数のマークが設けられて複数のローラに巻き回さ
れ、直列に配置された画像形成ユニット1,2に沿って
配置された中間転写ベルト13と、中間転写ベルト13
を介して画像形成ユニット1,2の各感光体9と対向し
て設けられた1次転写部14,15とベルトクリーニン
グ部16及びベルトマークセンサ17を有し、画像形成
ユニット1,2の感光体9に形成されたトナー像を中間
転写ベルト13に1次転写する。この中間転写ベルトは
例えば標準サイズであるA4サイズの画像を2面分転写
できる長さを有する。2次転写ユニット4は中間転写ベ
ルト13と対向して設けられた2次転写ローラ18を有
し、中間転写ベルト13に転写されたトナー像を給紙ユ
ニット6の給紙ローラ19とレジストローラ20で搬送
された記録紙に2次転写する。定着ユニット5は記録紙
に転写されたトナー像を熱と圧力で定着する。
21と記録紙の搬送路に沿って上下に設けられた搬送ロ
ーラ22,23と搬送ローラ22,23の中間に設けら
れた補助ローラ24と進路制御板25を有する。この記
録紙反転ユニット7は、図2の部分詳細図に示すよう
に、第1の搬送経路26と第2の搬送経路27を有す
る。第1の搬送経路26は搬送ローラ22が時計周りに
回転したときに、記録紙を搬送ローラ22から搬送ロー
ラ23側に送る経路であり、第2の搬送経路27は搬送
ローラ22が反時計周りに回転したときに、記録紙を搬
送ローラ22から搬送ローラ23側に送る経路である。
搬送経路変更手段21は画像が記録された記録紙を排紙
トレイ8の送るか搬送ローラ22に送るかを切り換え
る。
を記憶する記憶部29と、記憶部29に記憶した画像デ
ータの出力を制御するとともに装置全体の動作を制御す
る駆動制御部30を有する。記憶部29には頁単位で画
像を記憶する複数の記録領域を有する。各記憶領域は中
間転写ベルト13に転写する最大サイズであるA3サイ
ズの画像データを記憶する容量を有する。この記憶領域
に記憶する画像データがA3サイズより小さい場合、記
憶領域に使用されない無駄な領域が発生してしまう。そ
こで形成する画像のサイズに応じて各記憶領域を分割し
て記憶装置29の記憶領域を有効に活用する。このため
駆動制御部30の画像データの出力を制御する出力制御
部301には、図3のブロック図に示すように、判定手
段302と領域分割部303及び読出制御部304を設
け、判定手段302で入力画像データのサイズを判定
し、この判定結果により領域分割部303で記憶部29
の記憶領域を分割する。例えば画像データの基準サイズ
としてRef1=A4のデータ量と、Ref2=A6のデー
タ量とし、この基準サイズRef1,Ref2と入力画像デ
ータとを判定手段302で比較して記憶領域を分割する
かどうかを判定する。すなわち、入力画像データのサイ
ズをDsとすると、Ds>Ref1のときには記憶領域を
分割しないと判定し、Ref1>Ds>Ref2のときは記
憶領域を2分割し、Ref2>Dsのときは記憶領域を4
分割すると判定する。領域分割部303はこの判定結果
により画像データの記憶領域を分割制御する。この記憶
領域を分割する場合、領域分割部303は分割した領域
の先頭アドレスにデータを書きこむための番地を指定す
るアドレスポインタを頁が切り替わるたびに設定する。
読出制御部304は中間転写ベルト13のマーク検出を
基準とした画像形成開始信号に応じて領域分割部303
が設定した番地のデータから順に読み出す。また、読出
制御部304は反転した記録紙に画像データを出力する
ときには、画像データを反転して読み出す機能も有す
る。
したカラー画像を記録紙に記録するときは、中間転写ベ
ルト13のマークをベルトマークセンサ17で検出した
ことを基準にして画像形成ユニット1,2の感光体9に
静電潜像を形成し、形成した静電潜像を各カラー現像部
12で可視化して各色毎のトナー像を形成し、形成した
トナー像を中間転写ベルト13に1次転写して重ね合わ
せる。中間転写ベルト13に必要なすべての色のトナー
像が転写されると、給紙ユニット6又は手差しトレイか
ら送り出された記録紙に2次転写ユニットトナー像を転
写し、トナー像が転写された記録紙は定着ユニット5で
定着される。この記録紙の裏面に画像を形成しない場合
は、搬送路変更手段21が記録紙反転ユニット7の搬送
ローラ22の方向であるA方向に移動し、画像を記録し
た記録紙を排紙トレイ8に排紙する。また、画像を記録
した記録紙の裏面に画像を記録するときは、搬送路変更
手段21を排紙トレイ8側であるB方向に移動して記録
紙を記録紙反転ユニット7の搬送ローラ22に送り、第
1の搬送経路26と第2の搬送経路27で記録紙を反転
して、先に記録した次の頁の画像を記録紙の裏面に記録
して排紙トレイ8に排紙する。
成する場合は、図4のタイムチャートに示すように、第
1の画像形成ユニット1で1頁目の第1色目のトナー像
M1を形成して中間転写ベルト13に転写し、中間転写
ベルト13が記録紙間に相当する距離を移動すると第1
の画像形成ユニット1で2頁目の第1色目のトナー像M
2を形成して中間転写ベルト13に転写する。同様に第
2の画像形成ユニット2で1頁目の第2色目のトナー像
C1を形成して第1色目のトナー像M1と重ねて中間転
写ベルト13に転写し、所定のタイミングをおいて2頁
目の第2色目のトナー像C2を形成して第1色目のトナ
ー像M2と重ねて中間転写ベルト13に転写する。中間
転写ベルト13の2回転目に、同様にして1頁目の第3
色目と第4色目のトナー像Y1,Bk1と、2頁目の第
3色目と第4色目のトナー像Y2,Bk2を形成して中
間転写ベルト13に重ね合わせ、中間転写ベルト13に
2頁分のカラー画像を形成する。このカラー画像をそれ
ぞれ記録紙に転写して定着し、2頁分の画像を同時に記
録することができる。
録紙反転ユニット7の搬送経路変更手段21をB方向に
移動して定着ユニット5で定着した画像を有する記録紙
を搬送ローラ22に送る。このとき搬送ローラ22は時
計方向に回転して記録紙を第1の搬送経路26に送る。
この記録紙の後端が搬送経路変更手段21を通過して搬
送ローラ22と補助ローラ23との間に到達した時点で
搬送ローラ22の回転を反時計方向に切り替える。この
搬送ローラ22の回転方向の切り換え2より、搬送され
ている記録紙は今まで後端であった側が先端になり第2
の搬送経路27に送られ、補助ローラ24を経由して搬
送ローラ23に送られる。搬送ローラ323に送られた
記録紙は時計方向に回転している搬送ローラ23により
先端部がレジストローラ20まで送られる。レジストロ
ーラ20に送られた記録紙は画像形成ユニット1,2の
画像形成タイミングと同期して2次転写ユニット4に送
られ、先に画像を形成した面の裏面にトナー像が転写さ
れ、定着ユニット5で定着される。このとき搬送経路変
更手段21はA方向に移動しており、両面に画像を記録
した転写紙は排紙トレイ8に排紙される。
とき、中間転写ベルト13に設けた画像形成開始基準と
なる複数のマークの検出を基準にして、形成する画像の
大きさと記録速度に応じて記録紙の表面に転写する画像
の形成開始基準と記録紙の裏面に転写する画像の形成開
始基準を変化させる場合について、図5のタイムチャー
トを参照して説明する。
裏面に形成する画像の画像サイズが変化した場合の、表
面の画像形成の終了から裏面画像形成までに許される時
間を示す。図5(a)に示すように、中間転写ベルト1
3が1回転して表面の画像31の画像形成終了から裏面
の画像32の画像形成開始までの時間t1の間に、表面
の画像が定着された記録紙が記録紙反転ユニット7で反
転してレジストローラ20まで戻ってくる場合は、表面
の画像形成開始基準とするマークと裏面の画像形成開始
基準とするマークを中間転写ベルト13上の同じマーク
として画像を形成する。また、図5(b)に示すよう
に、画像の形成領域が短く、中間転写ベルト13の周長
の非画像エリアが長く、中間転写ベルト13の同一マー
クの検出を基準に同一マークで書込みを開始するまでの
時間t2が、表面の画像が定着された記録紙が記録紙反
転ユニット7で反転してレジストローラ20まで戻って
くるまでの時間より長い場合には、裏面の画像32の画
像形成開始基準を表面の画像を形成するときの基準とし
たマークとは異なるマークを使用し、時間t2を短くし
て裏面の画像32の形成タイミングを早くする。逆に、
図5(c)に示すように、画像の形成領域が長く、中間
転写ベルト13の周長の非画像エリアが短く、中間転写
ベルト13の同一マークの検出を基準に同一マークで書
込みを開始するまでの時間t3が、表面の画像が定着さ
れた記録紙が記録紙反転ユニット7で反転してレジスト
ローラ20まで戻ってくるまでの時間より短い場合に
は、裏面の画像32の画像形成開始基準を表面の画像を
形成するときの基準としたマークとは異なるマークを使
用し、時間t3を長くして裏面の画像32の形成タイミ
ングを遅くする。
面の画像32の先端までの非画像域の中間転写ベルト1
3の長さをL0、2次転写ローラ18から記録紙反転ユ
ニット7を経由してレジストローラ20に至るまでの搬
送距離をLtとしたとき、中間転写ベルト13の移動速
度すなわちプロセス線速Vpと記録紙反転ユニット7の
搬送速度Vtが同じであると、図5(a)の場合はL0
≒Lt、図5(b)の場合はL0>Lt、図5(c)の
場合はL0<Ltに相当する。搬送経路距離Ltはレイ
アウトから求まり、非画像域の中間転写ベルト13の長
さL0も中間転写ベルト13の周長と形成画像サイズか
ら求められるので、この関係はすぐに得られる。ここで
搬送経路距離Ltはほぼ次の距離になる。 Lt≒(2次転写ローラ18〜搬送ローラ22間の距
離)+(第1の搬送経路26を搬送される記録紙の搬送
方向サイズ)×2+(第2の搬送経路27の距離+搬送
ローラ23〜レジストローラ20間距離)
Vpで回転駆動したとき、中間転写ベルト13に設けた
複数のマークの検出タイミングを示す。中間転写ベルト
13に設けた任意のマークM0の検出サイクルt0は中
間転写ベルト131回転に要する時間である。ここでマ
ークM0を表面の画像31の画像形成開始の基準マーク
とすると、マークM0に先行するマークM−と、マーク
M0から遅れるマークM+の検出タイミングは図6に示
すようになる。図5(b)の場合、L0≒Ltの関係と
なるように表面の画像31の画像形成開始基準としたマ
ークM0よりも先行するマークM−を裏面の画像32の
形成開始基準として選択する。また、図5(c)の場合
は、L0≒Ltの関係になるように表面の画像31の画
像形成開始基準としたマークM0よりも遅れたマークM
+を裏面の画像32の画像形成開始基準として選択す
る。このようにして形成する画像の画像サイズに応じて
裏面の画像32を形成するタイミングを可変することに
より、画像サイズに応じた速度で両面の画像を記録する
ことができる。
面の画像32を形成するタイミングの基準となるマーク
を変えると、例えば形成画像領域が長い図5(c)の場
合、裏面の画像32の画像成開始タイミングが遅くな
り、両面記録速度が低下してしまう。このような場合
は、記録紙反転ユニット7の搬送ローラ22,23と補
助ローラ24の回転数を早くして記録紙の搬送速度Vt
を早くしてVt>Vpにすると良い。すなわち中間転写
ベルト13の周長をLb、形成する画像の中間転写ベル
ト13の周長方向の長さをLiとしたときに、(Lb−
Li)/Vp=Lt/Vtを満足する搬送速度Vtにす
ることにより、図5(c)の場合も両面記録をするとき
の記録速度を片面記録時と同等にすることができる。ま
た、中間転写ベルト13に設けた複数のマーク間の距離
をdとしたとき、下記関係を満たすよう記録紙反転ユニ
ット7の搬送速度Vtを高速化すれば、より記録速度を
高速にすることができる。 {(Lb−Li)−n×d}/Vp=Lt/Vt n:正の整数
度Vtを高速化するために、搬送ローラ22,23と補
助ローラ24の回転速度を上げることで行うが、これら
に他に定着ユニット5の定着特性に影響を及ぼさない範
囲で定着ユニット5の速度を上げることにより、より高
速化を図ることができる。
現像装置を有する画像形成ユニット2で黒色の1色の画
像を形成する場合について説明する。
像が1頁分で、2頁分の画像を記録紙の両面に記録する
とき、中間転写ベルト13に1頁の画像を転写して記録
紙に記録した後、中間転写ベルト13の次の回転で2頁
目の画像を転写して記録紙に記録する。ここで、図7に
示すように各頁の先頭データをa、最終データをzとし
たとき、1頁目の画像をaから出力を開始し、zで終了
した場合、2頁目の画像はzから出力を開始し、aで終
了するように駆動制御部30の画像データ出力制御手段
により制御して出力する。また、文字も180度回転す
るよう制御する。このとき記録紙反転ユニット7が定着
ユニット5から排出された記録紙を反転してレジストロ
ーラ20まで搬送する時間と形成画像サイズとの関係に
より、必要に応じて図5に示すように裏面の画像32の
画像形成開始の基準マークを変化させて画像を形成す
る。
成される画像が2頁分で、2枚の記録紙の両面に4頁分
を記録する場合は、始めに4頁目の画像データを出力し
て中間転写ベルト13に画像を形成し、給紙ユニット6
から送られた1枚目の記録紙に転写して定着する。4頁
目の画像データを出力してから記録紙相互間の間隔に相
当する所定の間隔をおいて2頁目の画像データを出力し
中間転写ベルト13に画像を形成する。この2頁目の画
像は1枚目に引き続き供給される2枚目の記録紙に転写
する。このとき4頁目の画像を定着した1枚目の記録紙
は記録紙反転ユニット7へ搬送される。2頁目の画像の
記録紙への転写が終了すると、2枚目の記録紙も引き続
いて記録紙反転ユニット7へ搬送する。2枚目の記録紙
の後端が搬送経路変更手段21を通過して補助ローラ2
2と補助ローラ28に到達するまで、搬送ローラ22と
補助ローラ24によって2枚の記録紙は紙間を維持した
まま第1の搬送経路26へ搬送される。ここで補助ロー
ラ24は記録紙サイズに応じ必要な個所に適宜設けてお
く。2枚目の記録紙の後端が搬送ローラ22と補助ロー
ラ24の上流側近傍に達すると、搬送ローラ22の回転
方向を反時計方向に切り換え、2枚の記録紙を第2の搬
送経路27に搬送ローラ23に向かって搬送する。この
給紙ローラ22の回転方向が変わることにより、記録紙
進行方向に対する記録紙の先端と後端が逆となり、2枚
目の記録紙の後端部が先頭になり、1枚目の記録紙の先
端部が2枚の記録紙の最後尾となる。第2の搬送経路2
7に搬送され他記録紙は搬送ローラ23によりレジスト
ローラ20のある通常の搬送経路へ送られる。この送ら
れた記録紙の先頭すなわち2枚目の記録紙の後端部がレ
ジストセンサ33を通過して所定のタイミング経過後に
搬送ローラ22と搬送ローラ23及び補助ローラ24の
回転を同時に停止し、2枚目の記録紙の先端がレジスト
ローラ20に接触した状態で止める。このとき2枚の記
録紙は紙間間隔を維持したままで停止する。駆動制御部
30は反転された記録紙の先端がレジストローラ20に
到達する時間に対応して最適なベルトマーク検出を基準
にして画像形成ユニット2で画像形成を開始する。そし
て1頁目の画像を中間転写ベルト13に形成する。この
画像が2次転写ユニット4に到達するタイミングでレジ
ストローラ20で待機していた2枚目の記録紙を送り、
2枚目の記録紙の裏面に1頁目の画像を転写して定着し
て排紙トレイ8に排紙する。その後、2枚の記録紙の紙
間距離相当の時間経過後に中間転写ベルト13に3頁目
の画像を形成し、2枚目の記録紙に引き続き搬送される
1枚目の記録紙の裏面に転写して定着して排紙トレイ8
に排紙する。このようにして排紙トレイ8に記録頁が順
番通りに並んだ記録紙を排紙することができる。以後、
同様にして5頁目から8頁目の画像を記録紙の両面に形
成する。このとき図6に示すように1頁目の画像をaか
ら出力を開始してzで終了した場合、2頁目の画像はz
から出力を開始しaで終了するように画像データの出力
を制御する。
両面に記録する場合も上記と同様に中間転写ベルト13
に転写する画像の出力順を変えることにより同様に両面
記録を迅速に行うことができるとともに、記録頁が順番
通りに並んだ記録紙を排紙トレイ8に排紙することがで
きる。
応じて中間転写ベルト13の基準となるマークを変更し
て裏面の画像32を形成するタイミングを可変する時
に、中間転写ベルト13のマークを適正間隔で設けてお
くと、画像の画像サイズに応じて裏面の画像32を形成
するタイミングを最適なタイミングにすることができ
る。例えば表面に画像を記録した記録紙が2次転写ロー
ラ18から記録紙反転ユニット7を通りレジストローラ
20までに至る時間をTt、レジストローラ20での待
機時間をTw、中間転写ベルト13の1つのマークを表
面の画像31と裏面の画像32の形成の基準マークとし
た時の表面画像終了から裏面画像形成開始までの時間を
Ti、中間転写ベルト13に等間隔で設けたマーク間の
検出時間をTmとしたとき、(Tt+Tw)≒(Ti±
nTm)、但しnは整数、を満足するようマーク間隔を
設定すると良い。
像を記録紙に記録する場合、画像サイズが変わったと
き、表面に画像を記録した記録紙が2次転写ローラ18
から記録紙反転ユニット7を通りレジストローラ20ま
でに至る時間をTtをそれぞれt1,t2,t3とする
と、(a)に示すようにTi=t1がほぼ(Tt+T
w)に等しいとすると、(b)に示すように、画像サイ
ズが小さい場合は、表面の画像31を形成するときの基
準マークよりもn個先行したマークを選択して裏面の画
像32の形成開始までの時間(t2−nTm)をt1と
等しくなるようにする。また、(c)に示すように、画
像サイズが大きい場合には、表面の画像31を形成の基
準マークよりもk個遅れたマークを選択して裏面の画像
32の形成開始までの時間(t3+kTm)をt1と等
しくなるようにする。中間転写ベルト13の回転速度は
同一であるから画像サイズによる時間差は距離差に置き
換えればよい。例えば、図8(a)の画像サイズをA4
縦(300mm)、(b)の画像サイズをA4横(21
0mm)、(c)の画像サイズをA3縦(420mm)
としたとき、中間転写ベルト13のマーク間隔を30m
mとすれば、上記関係を満たす整数はn=3、k=4と
なる。このようにして画像の画像サイズに応じて裏面の
画像32を形成するタイミングを最適なタイミングにす
ることができる。
写体に画像形成開始基準となる基準マークを複数設け、
形成する画像のサイズに応じて記録紙の表面に転写する
画像の形成開始基準となるマークと記録紙の裏面に転写
する画像の形成開始基準となるマークを変化させること
により、画像サイズに応じた速度で記録紙の両面に画像
を形成することができ、両面画像を迅速に得ることがで
きる。
た記録紙の表裏を反転するとともに記録紙の進行方向を
反転させて画像を記録した記録紙の後端部から作像ユニ
ットに送り、記録紙の表面に形成する画像は画像の先頭
から画像を形成し、記録紙の裏面に形成する画像は画像
の最終端から画像を形成するようにしたから、裏面に画
像を記録する記録紙を作像ユニットに迅速に送ることが
でき、両面画像を迅速に得ることができる。
画像のサイズより大きいときに記録紙反転ユニットの記
録紙搬送速度を速くすることにより、大きなサイズの両
面画像を標準サイズの画像と同等な速度で得ることがで
きる。
画像形成開始までの時間が記録紙を作像ユニットから記
録紙反転ユニットを経由して作像ユニットの上流側の記
録紙搬送路に設けたレジストローラに至るまでに要する
搬送時間とレジストローラにおける待機時間との和に常
にほぼ等しくなるよう中間転写体の複数のマークの間隔
を設定することにより、画像サイズに応じた最適な速度
で両面画像を記録することができる。
を記憶する記憶手段に色分割した画像を頁ごとに記憶す
る複数の記憶領域を有し、入力した画像サイズに応じて
各記憶領域を分割して入力した画像データを記憶させる
ことにより、記憶手段を有効に利用することができる。
ある。
までの時間を示すタイムチャートである。
チャートである。
説明図である。
ムチャートである。
4;2次転写ユニット、5;定着ユニット、6;給紙ユ
ニット、7;記録紙反転ユニット、8;排紙トレイ、
9;感光体、10;帯電手段、11;書込みヘッド、1
2;カラー現像部、13;中間転写ベルト、14,1
5;1次転写部、16;とベルトクリーニング部、1
7;ベルトマークセンサ、18;2次転写ローラ、2
0;レジストローラ、21;搬送経路変更手段、22,
23;搬送ローラ,24;補助ローラ,29;記憶部、
30;駆動制御部、301;出力制御部、302;判定
手段、303;領域分割部。304;読出制御部。
Claims (5)
- 【請求項1】 入力した画像信号により可視像を感光体
に形成し、基準となる画像サイズの可視像を2面分有す
る中間転写体に、感光体に形成された可視像を転写し、
中間転写体に転写した可視像を順次給紙される記録紙に
転写する作像ユニットと、画像を記録した記録紙を反転
させて記録紙の裏面を画像転写側にして作像ユニットに
送る記録紙反転ユニットを有する画像形成装置におい
て、 中間転写体に画像形成開始基準となる基準マークを複数
設け、形成する画像のサイズに応じて記録紙の表面に転
写する画像の形成開始基準となるマークと記録紙の裏面
に転写する画像の形成開始基準となるマークを変化させ
ることを特徴とする画像形成装置。 - 【請求項2】 上記記録紙反転ユニットは画像を記録し
た記録紙の表裏を反転するとともに記録紙の進行方向を
反転させて画像を記録した記録紙の後端部から作像ユニ
ットに送り、記録紙の表面に形成する画像は画像の先頭
から画像を形成し、記録紙の裏面に形成する画像は画像
の最終端から画像を形成する請求項1記載の画像形成装
置。 - 【請求項3】 上記形成する画像のサイズが基準となる
画像のサイズより大きいときに記録紙反転ユニットの記
録紙搬送速度を速くする請求項1又は2記載の画像形成
装置。 - 【請求項4】 上記表面の画像形成の終了から裏面の画
像形成開始までの時間が記録紙を作像ユニットから記録
紙反転ユニットを経由して各像ユニットの上流側の記録
紙搬送路のレジストローラに至るまでに要する搬送時間
とレジストローラにおける待機時間との和に常にほぼ等
しくなるよう中間転写体の複数のマークの間隔を設定す
る請求項1又は2記載の画像形成装置。 - 【請求項5】 上記記録紙に記録する画像の画像データ
を記憶する記憶手段に色分割した画像を頁ごとに記憶す
る複数の記憶領域を有し、入力した画像サイズに応じて
各記憶領域を分割して入力した画像データを記憶させる
請求項1乃至4のいずれかに記載の画像形成装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001039725A JP2002244524A (ja) | 2001-02-16 | 2001-02-16 | 画像形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001039725A JP2002244524A (ja) | 2001-02-16 | 2001-02-16 | 画像形成装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002244524A true JP2002244524A (ja) | 2002-08-30 |
Family
ID=18902447
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001039725A Pending JP2002244524A (ja) | 2001-02-16 | 2001-02-16 | 画像形成装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002244524A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2004287079A (ja) * | 2003-03-20 | 2004-10-14 | Ricoh Co Ltd | 画像形成装置 |
JP2010009024A (ja) * | 2008-05-30 | 2010-01-14 | Canon Inc | 画像形成装置及び両面画像形成装置 |
JP2012159661A (ja) * | 2011-01-31 | 2012-08-23 | Brother Ind Ltd | 画像形成装置 |
-
2001
- 2001-02-16 JP JP2001039725A patent/JP2002244524A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2004287079A (ja) * | 2003-03-20 | 2004-10-14 | Ricoh Co Ltd | 画像形成装置 |
JP2010009024A (ja) * | 2008-05-30 | 2010-01-14 | Canon Inc | 画像形成装置及び両面画像形成装置 |
US8867982B2 (en) | 2008-05-30 | 2014-10-21 | Canon Kabushiki Kaisha | Image forming apparatus and double-sided image forming apparatus |
JP2012159661A (ja) * | 2011-01-31 | 2012-08-23 | Brother Ind Ltd | 画像形成装置 |
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A977 | Report on retrieval |
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