JP2002243348A - 冷蔵庫 - Google Patents

冷蔵庫

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JP2002243348A
JP2002243348A JP2001045995A JP2001045995A JP2002243348A JP 2002243348 A JP2002243348 A JP 2002243348A JP 2001045995 A JP2001045995 A JP 2001045995A JP 2001045995 A JP2001045995 A JP 2001045995A JP 2002243348 A JP2002243348 A JP 2002243348A
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JP
Japan
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packing
box
refrigerator
outside air
door
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JP2001045995A
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English (en)
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Kazuhiro Fukushiro
和宏 福代
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】冷蔵庫のパッキン部分において、凝縮管などの
加熱体を使用せず、パッキンの周囲の結露を防止する。 【解決手段】外箱よりも熱伝導率の高い熱伝導シート1
8の一端をパッキン14に対向する内箱10に前記パッ
キンの幅に収まるように貼り付け、前記熱伝導シート1
8の他の一端を外箱9に貼り付け、外気4の熱を外箱
9、熱伝導シート18、内箱10の順に通過させてパッ
キン14の外気側に伝え、パッキン14の外気面15の
温度を外気4の露点よりも上昇させて結露を防止する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は冷蔵庫に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、冷蔵庫の省エネルギー技術の一つ
として冷蔵庫本体の断熱性の強化が行われている。冷蔵
庫本体で熱侵入が顕著な部分としてはパッキン部分があ
る。
【0003】パッキン部分の構造の従来例としては、実
開平4−110377号公報(以下従来例1と呼ぶ)が
ある。従来例1の構造は図1に示す通りである。図1に
おいて、1は扉、2は箱体、3は庫内空気、4は外気で
ある。9は箱体2の鋼板製の外箱であり、外箱9は庫内
側に折り返されてフランジ11を形成している。12は
パッキン周辺部分結露防止用の加熱体としてフランジ1
1に接触させた凝縮管であり、10はフランジ11内に
挿入された内箱である。外箱9と内箱10の間には断熱
材5が封入されている。7は扉外板、8は扉内板であ
る。扉外板7と扉内板8の間には断熱材6が封入されて
いる。14は扉1に取り付けたパッキンであり、15は
パッキン14の外気面、16はパッキン14の庫内面、
17はパッキン14内部に収納されたマグネットであ
る。
【0004】以上のように構成された冷蔵庫では、扉1
の開閉時にパッキン14内のマグネット17がフランジ
11に吸着し、庫内空気3と外気4の相通を防止する。
【0005】また、他の従来例としては、特開2000
−314585号公報(以下従来例2)がある。従来例
2では、扉1と箱体2とを対向させて形成される空間
(以下スロートと呼ぶ)13を外箱9に対して傾斜させ
てスロート13距離を伸ばすことにより、スロート13
内の庫内空気3および外気4の対流熱伝達を抑制し、ス
ロート13を通過する貫流熱の低減を図っている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来例1の構造では、パッキン14内部のマグネット17
をフランジ11に吸着させるため、また加熱体12を収
納するために、フランジ11の幅を庫内側に延ばして大
きくとる必要がある。フランジ11は熱伝導率の高い鋼
板製であるため、外気4の熱を庫内空気3に伝える熱架
橋となるという問題点がある。また同時にフランジ11
は庫内空気3によって冷却されて外気4の露点以下にな
り結露する可能性があるため、加熱体12が必要とな
り、加熱体12の熱が庫内空気3に侵入するという問題
点がある。
【0007】また、上記従来例2の構造では、スロート
13の距離を延ばしてスロート13を通過する熱量を抑
えても、スロート13内部の温度分布に注目すれば、温
度勾配が緩やかになるだけであり、外箱9の厚さD1に
比べて外箱9の外気4に接する面からパッキン14の外
気面15までの深さD2が比較的大きい場合にはパッキ
ンの温度は外気4の温度よりも庫内空気3の温度に近く
なるため、パッキン14の周囲が外気4の露点以下にな
り、パッキン14の外気面15などで外気4の水分が結
露する可能性がある。従来例2の構造では結露防止のた
めに電気ヒータあるいは凝縮管などの加熱体12が必要
となり、加熱体12の熱が庫内空気3に侵入するという
問題点がある。
【0008】本発明の目的は凝縮管などの加熱体を使用
せず、パッキン14の周囲の結露を防止することにあ
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
本発明の冷蔵庫は、外箱と、内箱と、前記外箱と内箱と
を接続して形成した箱体外枠と、前記箱体外枠の内部に
断熱材を封入し形成された箱体と、前記箱体内部に構成
した貯蔵室と、扉と、前記扉の周縁部に取り付けられて
前記箱体と扉との間に挟まれたパッキンとからなる冷蔵
庫において、前記外箱よりも熱伝導率の高いシートの一
端を前記パッキン部に対向する箱体外枠表面に前記パッ
キンの幅に収まるように貼り付け、前記シートの他の一
端を外箱に貼り付けている。
【0010】
【発明の実施の形態】図2は本発明による実施例1のパ
ッキン部分を示す断面図である。図2において、1は
扉、2は箱体、3は庫内空気、4は外気である。5は扉
1の断熱材、6は箱体2の断熱材である。扉1の断熱材
5は扉外板7と扉内板8とで構成される空間に封入され
ている。9は箱体2の鋼板製の外箱であり、前記外箱9
はフランジ11を形成している。10は前記フランジ1
1内に挿入された内箱である。箱体2の断熱材6は外箱
9と内箱10とで構成される空間に封入されている。1
4は前記扉1に取り付けたパッキンであり、15は前記
パッキン14の外気面、16は前記パッキン14の庫内
面、17は前記パッキン14内部に収納されたマグネッ
トである。
【0011】マグネット17はパッキン14の外気面1
5寄りに設置され、庫内面16とは接していない。ま
た、フランジ11は庫内側に折り返されているが、フラ
ンジ11内部に加熱体を収納する必要が無いため、上記
従来例1の場合に比べてフランジ11の折り返しの幅は
短くて済む。フランジ11の折り返しの幅は、外箱9の
外気4に接する面からパッキン14の外気面15までの
深さD2よりも長く、外箱9の外気4に接する面からパ
ッキン14の庫内面16までの深さD3よりも短い。
【0012】18はフランジ11に貼り付けられた熱伝
導シートである。熱伝導シート18は鋼板製の外箱9よ
りも熱伝導率の高い材料、例えばアルミニウム製のシー
トであり、その一端はパッキン14の外気面15よりも
庫内側でありかつパッキン14の庫内面16よりも庫外
側に収まるようにフランジ11に貼り付けられ、他の一
端はフランジ11に沿ってパッキン14よりも庫外側へ
貼り付けられる。すなわち、熱伝導シート18の庫内側
に折り曲げられパッキンに対向した部分の長さは、外箱
9の外気4に接する面からパッキン14の外気面15ま
での深さD2よりも長く、外箱9の外気4に接する面か
らパッキン14の庫内面16までの深さD3よりも短
い。
【0013】上記のように構成することにより、外気4
の熱は外箱9およびフランジ11だけでなく熱伝導シー
ト18をも伝わってパッキン14の外気側に伝えられ、
外気面15の表面温度は外気4の露点よりも上昇し、結
露を防止することができる。
【0014】また、フランジ11は庫内側に折り返され
ているが、庫内空気3に直接接する面積が小さいため、
外気4の熱を伝えにくい。
【0015】図3は本発明による実施例2のパッキン部
分を示す断面図である。図3において、内箱10は庫外
側に延長され、外箱9は内箱10の庫外側の端に嵌め込
まれている。パッキン14はマグネットを内蔵せずに内
箱10に接触して庫内空気3と外気4との相通を防止す
る。
【0016】熱伝導シート18の一端はパッキン14の
外気面15よりも庫内側でありかつパッキン14の庫内
面16よりも庫外側に収まるように内箱10に貼り付け
られ、他の一端は外箱9に貼り付けられる。すなわち、
熱伝導シート18の庫内側に折り曲げられパッキンに対
向した部分の長さは、外箱9の外気4に接する面からパ
ッキン14の外気面15までの深さD2よりも長く、外
箱9の外気4に接する面からパッキン14の庫内面16
までの深さD3よりも短い。
【0017】上記のように構成することにより、外気4
の熱は外箱9、熱伝導シート18、内箱10を順に通っ
てパッキン14の外気側に伝えられ、外気面15の表面
温度は外気4の露点よりも上昇し、結露を防止すること
ができる。
【0018】また、内箱10には鋼板よりも熱伝導率の
低い樹脂などの材料を使用することで、外気4および熱
伝導シート18から内箱10を通して庫内空気3に伝わ
る熱を抑えることができる。
【0019】
【発明の効果】本発明によれば、凝縮管などの加熱体を
使用せず、パッキン14の周囲の結露を防止することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来例1の冷蔵庫のパッキン部分を示す断面
図。
【図2】本発明による冷蔵庫の実施例1のパッキン部分
を示す断面図。
【図3】本発明による冷蔵庫の実施例2のパッキン部分
を示す断面図。
【符号の説明】
1…扉、2…箱体、3…庫内空気、4…外気、5…断熱
材(扉)、6…断熱材(箱体)、7…扉外板、8…扉内
板、9…外箱、10…内箱、11…フランジ、12…加
熱体、13…スロート、14…パッキン、15…外気
面、16…庫内面、17…マグネット、18…熱伝導シ
ート。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外箱と、内箱と、前記外箱と内箱とを接
    続して形成した箱体外枠と、前記箱体外枠の内部に断熱
    材を封入して形成された箱体と、前記箱体内部に構成し
    た貯蔵室と、扉と、前記扉の周縁部に取り付けられて前
    記箱体と扉との間に挟まれたパッキンとからなる冷蔵庫
    において、前記外箱よりも熱伝導率の高いシートの一端
    を前記パッキン部に対向する箱体外枠表面に前記パッキ
    ンの幅に収まるように貼り付け、前記シートの他の一端
    を外箱に貼り付けたことを特徴とする冷蔵庫。
JP2001045995A 2001-02-22 2001-02-22 冷蔵庫 Pending JP2002243348A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN1313788C (zh) * 2004-02-16 2007-05-02 三星电子株式会社 带有防止冷凝的空气导向件的冰箱
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WO2023027316A1 (ko) * 2021-08-26 2023-03-02 삼성전자 주식회사 냉장고

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