JPS6021749Y2 - 保冷庫の扉装置 - Google Patents

保冷庫の扉装置

Info

Publication number
JPS6021749Y2
JPS6021749Y2 JP17918580U JP17918580U JPS6021749Y2 JP S6021749 Y2 JPS6021749 Y2 JP S6021749Y2 JP 17918580 U JP17918580 U JP 17918580U JP 17918580 U JP17918580 U JP 17918580U JP S6021749 Y2 JPS6021749 Y2 JP S6021749Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
gasket
glass
support part
frame
refrigerator
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP17918580U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS57101892U (ja
Inventor
一夫 竹政
賢治 岩佐
隆幸 清水
豊 大森
和司 山岡
恵一 関口
Original Assignee
三洋電機株式会社
東京三洋電機株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 三洋電機株式会社, 東京三洋電機株式会社 filed Critical 三洋電機株式会社
Priority to JP17918580U priority Critical patent/JPS6021749Y2/ja
Publication of JPS57101892U publication Critical patent/JPS57101892U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS6021749Y2 publication Critical patent/JPS6021749Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Refrigerator Housings (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は所望の冷却温度に維持される保冷庫の扉装置に
関し、特に保冷庫の開口に設けた複層ガラス扉であって
扉枠前面の露付き防止効果のある構造を提供するもので
ある。
従来、保冷庫本体10の庫内の前面開口を開閉する複層
ガラス扉1は第2図の如く3枚のガラス3A、3B、3
Cをスペーサ3Dを介して積層し周囲端部にはバッキン
グ4を介してアルミニウム製の枠2を嵌合せしめ、この
枠2の後面には本体10の開口縁部に密着する磁石内蔵
ガスケット8が押え板13を介して螺子11で固定され
ている。
この構造では一般にスペーサ3Dは銅等の金属材料で形
成されて複層ガラス扉1の強度を保持しており、庫内の
冷気によってガラス3Cが冷却されるとこのスペーサ3
Dを冷却する関係で枠2が冷却され、それによって枠2
の側面に露付きを生じるため、枠2の中空2E内には電
気ヒータ5を収納して枠2を加熱することによって複層
ガラス扉1の端部を加熱腰この露付きを防止する様にし
ていた。
本考案はこれに対して電気ヒータを廃止しても枠の外面
に露付きが生じない構造にすることを目的とするもので
あり、特に冷蔵庫の如く氷点よりも高い温度に保う保冷
庫の扉として効果を発揮するものである。
以下本考案の実施例を第3図及び第4図に基づき詳述す
る。
第1図及び第2図と同一符号は同−名称物を示すものと
する。
本考案において、枠2は3枚のガラス3A、3B、3C
をスペーサ3Dを介して積層構成した複層ガラス3の周
囲端部を被うバッキング4を介して複層ガラス3の前面
端部を支持する前面支持部2A及びバッキング4を介し
て複層ガラス3の側面前端部を支持する側面支持部2B
と、側面支持部2Bよりも外方に位置しバッキング4と
間隔を存して略複層ガラス3の後面の延長上に達するま
で後方に延出してガスケット8を取り付けたガスケット
支持部2Cと、ガスケット支持部2Cよりも外方に位置
してガスケット支持部2Cとの間に後面が庫外に開口し
た空間12を形成する側板部2Dとを一体に形成したも
のであり、この枠2はアルミニウム製の押出し成形され
た長尺体を複層ガラス3の周囲四辺に組合せたものであ
る。
6はガスケット支持部2Cとガスケット8との間におい
て隣接する枠2相互を接続する接続板で第4図の如く略
り字状を威し、バッキング4の後面及びガスケット支持
部2Cに当接している。
7は複層ガラス3の後面ガラス3Cを押える合成樹脂製
のガラス押え部で接続板6の庫内側の面を被う形状をな
し、ガスケット8と接続板6との間に介在して複層ガラ
ス3の全周にわたる長さを有しているがガスケット8の
取付は基部8Aを兼用するようにガスケット8と一体形
成でもよい。
即ちガスケット8とガラス押え部7とは熱不良導体で形
成されている。
ガスケット8、ガラス押え部7及び接続板6は螺子11
にてガスケット支持部2Cに固定される。
この構成によって複層ガラス扉1は保冷庫本体1の一側
部に枢支され、扉1を閉じたとき第3図の如くガスケッ
ト8の内蔵磁石が本体1の開口周縁に吸着して開口は気
密に保たれる。
この状態において空間12は本体10よりも離れている
ため空間12には第3図の矢印の如く庫外空気が流入す
る様になる。
また枠2とバッキング4とガラス押え部8とによって形
成される断熱空間9は庫外と連通していないのでこの断
熱空間9の空気は空間12の庫外空気と交わることはな
い。
従って庫内冷気にて断熱空間の空気が冷却されても空間
12には温度の高い庫外空気が流入するので枠2の周囲
壁となる側板部2Dは庫内冷気の影響を受けないので側
板部2Dには露付きを生じない。
また本考案では枠2の側面支持部2Bが短かくてガラス
3Bと30との間の空間に達するのはほど遠いので、枠
2が庫内空気によって冷却される可能性は極めて少ない
従って枠2の前面が冷却される程度は従来のものよりも
極めて少なくなり、枠2の前面への露付きも防止できる
ものである。
上気の構成は庫内温度が氷点よりも高い冷蔵温度に冷却
する保冷庫に適用して効果が高いものであるが、本考案
の構造を氷点よりも十分に低い冷凍温度に冷却する冷凍
庫に適用した場合には第5図の如く電気ヒータ5を断熱
空間9の前部に収納し側板部2Dの内面は中央部に向け
て傾斜15せしめその中央部の一部に排水孔14を穿設
する。
即ち基本的には第3図の構成の如く空間12の形成及び
側面支持部2Bの形成によって前述の如き側板部2Dへ
の露付き防止効果及び枠2の前面の冷却不良効果を利用
し、枠2の前面への露付きを十分防止するために電気ヒ
ータ5を付加している。
従ってこの電気ヒータ5は従来の構成のものに比して小
さい発熱量のもので露付き防止効果が得られるものであ
る。
また空間12の露は排水孔14によって所定の場所へ排
水できこの排水孔14に対応して排水具を本体1に取り
つければよい。
本考案は前述の如く、前記枠の側面支持部2Bと空間1
2の形成によって冷蔵庫に適用した場合には電気ヒータ
なしに枠の表面への露付きを防止できる効果があり、ま
た冷蔵庫に適用した場合にも前記空間12の存在にて枠
の側面への露付きを防止した電気ヒータも発熱量の小さ
いもので露付き防止効果が遠戚できるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は保冷庫の正面図、第2図は従来の構造を示した
要部断面図、第3図は本考案装置の要部断面図、第4図
は同じく裏面図、第5図は本考案の他の実施例を示した
枠の断面図である。 2・・・・・・枠、6・・・・・・接続板、7・・・・
・・ガラス押え部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 保冷庫本体の開口に、周囲端部に枠を取りつけた複層ガ
    ラス扉を設け、前記枠には前記本体の開口縁部に密着す
    るガスケットを取り付けた保冷庫において、前記枠は、
    複層ガラスの端部を被うバッキングを介して、前記複層
    ガラスの前面端部及び側面前端部を支持する前面支持部
    及び側面支持部と、該側面支持部より外方に位置し、前
    記バッキングと間隔を存して後方に延出し、前記ガスケ
    ットを取りつけたガスケット支持部と、該ガスケット支
    持部の外方に間隔を存して対向し、該ガスケット支持部
    との間に後面が庫外に開口した空間を形成する側板部と
    を一体に形成しており、前記ガスケット支持部と前記ガ
    スケットとの間には、前記複層ガラスのコーナ一部にお
    いて隣接する前記枠相互を接続する接続板を設け、該接
    続板の庫内側には、前記ガスケットと一体若しくは別体
    に形成されて、前記複層ガラスの庫内側のガラス面に当
    接して、前記接続板の庫内側の面を被うガラス押え部を
    設けて成る保冷庫の扉装置。
JP17918580U 1980-12-12 1980-12-12 保冷庫の扉装置 Expired JPS6021749Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17918580U JPS6021749Y2 (ja) 1980-12-12 1980-12-12 保冷庫の扉装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17918580U JPS6021749Y2 (ja) 1980-12-12 1980-12-12 保冷庫の扉装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS57101892U JPS57101892U (ja) 1982-06-23
JPS6021749Y2 true JPS6021749Y2 (ja) 1985-06-28

Family

ID=29974649

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP17918580U Expired JPS6021749Y2 (ja) 1980-12-12 1980-12-12 保冷庫の扉装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS6021749Y2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS57101892U (ja) 1982-06-23

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4004370A (en) Insulated door mounting frame structure
US4080756A (en) Insulated refrigerator door frame
JPS6021749Y2 (ja) 保冷庫の扉装置
US3038319A (en) Heated refrigerator door seal
JP3140292B2 (ja) 断熱箱体の扉装置
US1896046A (en) Refrigerator
JPS6129018Y2 (ja)
JP2577236Y2 (ja) 冷蔵装置における断熱箱体構造
JP2645925B2 (ja) 冷却貯蔵庫の扉用フレーム装置
JPH07869Y2 (ja) 冷凍・冷蔵ショーケース
JPS6325509Y2 (ja)
JPH06265262A (ja) ガスケット
JPH0720536Y2 (ja) 冷蔵庫
JPH0618203Y2 (ja) 冷蔵装置における断熱箱体構造
JPS6119421Y2 (ja)
JPS5854622Y2 (ja) 冷却箱体
JPS5842855Y2 (ja) 冷却箱体
JPH087337Y2 (ja) 冷凍冷蔵庫の断熱箱体構造
JPH10148449A (ja) 冷蔵庫
JP2518590Y2 (ja) カーテンウォール腰部の結露防止構造
JPH0548059Y2 (ja)
JPH0633329Y2 (ja) 冷凍・冷蔵ショーケース
JPS6129005Y2 (ja)
JPS621191B2 (ja)
KR930000948Y1 (ko) 이중 단열실을 형성한 철제 방화문