JP2002243014A - 伝動装置 - Google Patents

伝動装置

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JP2002243014A
JP2002243014A JP2001039063A JP2001039063A JP2002243014A JP 2002243014 A JP2002243014 A JP 2002243014A JP 2001039063 A JP2001039063 A JP 2001039063A JP 2001039063 A JP2001039063 A JP 2001039063A JP 2002243014 A JP2002243014 A JP 2002243014A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 レール部材と干渉したとしても、異音を発生
することがないダンパストッパをもつ伝動装置を提供す
る。 【解決手段】 レール部材5の内側に配置され、リード
スクリュー4に固定されたストッパ部材7aと、リード
ナット部材に衝突するプレート部材7bと、ストッパ部
材7aとプレート部材7bとの間に固着されている本体
7c1と、この本体7c1より延設され、ストッパ部材
7aおよびプレート部材7bのレール部材5に対向する
面のそれぞれの外側を覆って配置された被膜部7c3,
7c4とを有する弾性部材7cをもつ衝撃緩和用ダンパ
ストッパ7を備えている伝動装置1。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、モータにより自
動車のシートを移動させる伝動装置に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の伝動装置としては、モータに通
電がされると、リードスクリューが回転され、リードス
クリューの回転によりリードナットが移動され、リード
ナットに結合されたシート移動機構がシートを前方、後
方に動かすものが知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記の伝動装置では、
リードスクリューの端部に金属製のストッパ部とゴム製
の弾性部とからなるダンパストッパがそれぞれ固定され
ており、リードナットがダンパストッパにそれぞれ衝突
する範囲をシートのストロークにしていたが、リードナ
ットがレール部材の内側に配置される電動シート装置の
場合、リードスクリューとともに回転するダンパストッ
パのストッパ部がレール部材に衝突し、その結果、機械
的な異音が発生することがあるという問題点があった。
【0004】
【発明の目的】この発明は、レール部材と干渉したとし
ても、異音を発生することがない衝撃緩和用ダンパスト
ッパをもつ伝動装置を提供することを目的としている。
【0005】
【発明の構成】
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明の請求項1に係
る伝動装置では、モータが発生した回転動力により正回
転、逆回転するリードスクリューと、リードスクリュー
に沿ってリードスクリューの外側に配置されたレール部
材と、レール部材の内側でリードスクリューに噛合さ
れ、リードスクリューの回転により駆動されるリードナ
ット部材と、レール部材の内側に配置され、リードスク
リューに固定されたストッパ部材と、リードナット部材
に衝突するプレート部材と、ストッパ部材とプレート部
材との間に固着されている本体と、この本体より延設さ
れ、ストッパ部材およびプレート部材のレール部材に対
向する面のそれぞれの外側を覆って配置された被膜部と
を有した弾性部材とをもつ衝撃緩和用ダンパストッパを
備えている構成としたことを特徴としている。
【0007】この発明の請求項2に係る伝動装置では、
レール部材の内側に配置されていて、リードスクリュー
に固定されたストッパ部材と、リードナット部材がスト
ロークエンドに達した際にリードナット部材に衝突する
プレート部材と、ストッパ部材とプレート部材との間に
配置され、ストッパ部材とプレート部材とに固着されて
いる本体と、この本体と一体的に形成され、ストッパ部
材およびプレート部材の少なくとも一方のレール部材に
対向する面を被覆している被膜部とを有する弾性部材と
をもつ衝撃緩和用ダンパストッパを備えている構成とし
たことを特徴としている。
【0008】この発明の請求項3に係る伝動装置では、
請求項1または2の構成に加え、弾性部材には、レール
部材に向かって突出して形成され、リードスクリューが
偏芯回転した際にレール部材に衝突可能なレール衝突部
が形成されている構成としたことを特徴としている。
【0009】この発明の請求項4に係る伝動装置では、
請求項3の構成に加え、レール衝突部は、本体に形成さ
れている構成としたことを特徴としている。
【0010】この発明の請求項5に係る伝動装置では、
請求項3の構成に加え、レール衝突部は、ストッパ部材
およびプレート部材のいずれか一方の面上に形成されて
いる構成としたことを特徴としている。
【0011】この発明の請求項6に係る伝動装置では、
請求項1、2、3、4あるいは5のいずれかの構成に加
え、レール部材は、一方の面に開口部を有する断面コ字
状を成し、リードスクリューを支持する第1のレール
と、一方の面に対し相反する面に開口部を有する断面コ
字状を成し、第1のレールと軸方向に摺動可能に係合さ
れ、リードナット部材が固定され、リードスクリューを
第1のレールとともに覆う第2のレールとを有する構成
としたことを特徴としている。
【0012】
【発明の作用】この発明に係る伝動装置において、衝撃
緩和用ダンパストッパは、レール部材の内側に配置さ
れ、リードスクリューに固定されたストッパ部材と、リ
ードナット部材に衝突するプレート部材と、ストッパ部
材とプレート部材との間に固着されている本体と、この
本体より延設され、ストッパ部材およびプレート部材の
レール部材に対向する面のそれぞれの外側を覆って配置
された被膜部とを有するので、リードスクリューととも
に回転する際に、ストッパ部材、プレート部材のいずれ
もレール部材に直接衝突せずに、弾性部材が主に衝突す
る。それ故、駆動中に機械的な干渉音が発生することが
ない。
【0013】
【発明の実施の形態】
【0014】
【実施例】図1および図2には、この発明に係る伝動装
置の第1実施例が示されている。
【0015】図示する伝動装置1は、主として、モータ
2、ギヤボックス3、リードスクリュー4、レール部材
5、リードナット部材6、衝撃吸収用ダンパストッパ
(以下、ダンパストッパと称す。)7から構成されてお
り、シート移動機構30を駆動させるのに用いられる。
シート移動機構30には、伝動装置1が一対で備えられ
ているが、図1では、もう一方の伝動装置1は図示され
ない。
【0016】モータ2のモータヨーク2a内には、アー
マチュアが回転可能に収容されている。このアーマチュ
アに備えられたアーマチュア軸がギヤボックス3内に挿
入されて減速機構の入力部に連結されている。そして、
減速機構の出力部がリードスクリュー4に形成された第
1の軸端部4cに連結されている。モータ2は、図示し
ないシート駆動回路に電気的に接続されるため、シート
駆動回路に備えられたシート前進スイッチがオンされる
とリードスクリュー4を正回転させ、これに反して、シ
ート後退スイッチがオンされるとリードスクリュー4を
逆回転させる。
【0017】リードスクリュー4には、ねじ部4aが形
成されたリードスクリュー本体4bの一端部に第1の軸
端部4cが形成され、リードスクリュー本体4bの他端
部に第2の軸端部4dが形成されている。第2の軸端部
4dは、図示しない支持部材によって回転可能に支持さ
れている。
【0018】リードスクリュー4のねじ部4aには、リ
ードナット部材6が噛合されている。リードナット部材
6はシート移動機構30に備えられたロアレール8に固
定されている。リードスクリュー4のねじ部4aは外径
寸法d1にされている。リードスクリュー4の外側に
は、アッパレール5が配置されている。アッパレール5
は、リードスクリュー4の長さ方向に沿ってロアレール
8側に開口をもつ断面コ字状に形成されており、シート
とともにモータ2のギヤボックス3に固定されている。
アッパレール5はリードスクリュー4を支持している。
アッパレール5は、ロアレール8との係合をもってロア
レール8上を前後方向に移動可能に支持されている。ロ
アレール8は、アッパレール5側に開口をもつ断面コ字
状に形成されており、車体のフロアパネルに固定されて
いる。アッパレール5の内側にナット部材6が移動可能
に配置されている。アッパレール5の内側は、図2に示
される幅寸法L1にされている。アッパレール5は、リ
ードスクリュー4が回転されることによって、ロアレー
ル8に固定されているリードナット部材6に対し、シー
ト、モータ2、リードスクリュー4とともに移動する。
アッパレール5とロアレール8との組合せは逆にされて
も良い。
【0019】ダンパストッパ7は、リードスクリュー4
のねじ部4aの端部であって、第1の軸端部4c側と第
2の軸端部4d側とに一対にして配置されている。図2
には、一方のダンパストッパ7のみが説明される。ダン
パストッパ7には、金属製のストッパ部材7aと、同じ
く金属製のプレート部材7bと、ゴム製の弾性部材7c
とが備えられている。
【0020】ストッパ部材7aには、円筒形状にされた
ストッパ部材本体7a1のリードナット部材6側に配置
される端部にフランジ7a2が形成されている。フラン
ジ7a2は、外径寸法d2で幅寸法L2にされている。
フランジ7a2の外径寸法d2は、レール部材5の内側
の幅寸法L1よりも十分に小さい。ストッパ部材本体7
a1は、リードスクリュー4のねじ部4aに対し加締め
ることによって固定されている。
【0021】プレート部材7bは、円環形の板状にされ
ており、ストッパ部材7aのフランジ7a2の外径寸法
d2とほぼ同一の外径寸法d3でもって、フランジ7a
2の幅寸法L2とほぼ同一の幅寸法L3にされている。
プレート部材7bの外径寸法d3は、アッパレール5の
内側の幅寸法L1よりも十分に小さい。プレート部材7
bは、リードスクリュー4のねじ部4aの外径寸法d1
よりもわずかに大きい内径寸法d4をもつ。
【0022】弾性部材7cには、円環形の板状をなす弾
性部材本体7c1と、レール衝突部7c2と、ストッパ
部材被膜部7c3と、プレート部材被膜部7c4とが一
体に備えられている。
【0023】弾性部材本体7c1は、外観が円環形の板
状にされており、フランジ7a2の幅寸法L2およびプ
レート部材7bの幅寸法L3よりも大きい幅寸法L4に
されている。弾性部材本体7c1は、リードスクリュー
4のねじ部4aの外径寸法d1よりもわずかに大きくプ
レート部材7bとほぼ同じ内径寸法d4をもつ。
【0024】レール衝突部7c2は、弾性部材本体7c
1の外縁部に配置されている。このレール衝突部7c2
は、湾曲形にした弾性部材本体7c1の外周に向け突出
形成されている。レール衝突部7c2は外径寸法d5に
されている。レール衝突部7c2の外径寸法d5は、ア
ッパレール5の内側の幅寸法L1よりもわずかに小さ
く、ストッパ部材7aのフランジ7a2の外径寸法d2
およびプレート部材7bの外径寸法d3よりも大きい。
【0025】ストッパ部材被膜部7c3は、レール衝突
部7c2のリードナット部材6側であって、ストッパ部
材7aの外縁部を覆うように肉薄の板状にして形成され
ている。ストッパ部材被膜部7c3は外径寸法d6にさ
れいる。ストッパ部材被膜部7c3の外径寸法d6は、
レール衝突部7c2の外径寸法d5よりもわずかに小さ
い。
【0026】プレート部材被膜部7c4は、レール衝突
部7c2の反リードナット部材6側であって、プレート
部材7bの外縁部を覆うように肉薄の板状にして形成さ
れている。プレート部材被膜部7c4はストッパ部材被
膜部7c3と同じ外径寸法d6にされている。プレート
部材被膜部7c4の外径寸法d6は、レール衝突部7c
2の外径寸法d5よりもわずかに小さい。
【0027】ダンパストッパ7では、リードスクリュー
4が回転しながらシートとともに移動し、シートのスト
ローク端で、プレート部材7bがリードナット部材6に
衝突した際の衝撃力が弾性部材7cの弾性部材本体7c
1により主に吸収されることによって、その際の衝撃力
が緩和される。また、リードスクリュー4が回転しなが
らシートとともに移動する途中において、ストッパ部材
7aおよびプレート部材7bの外側に突出配置されたレ
ール衝突部7c2がレール部材5の内側に摺接するの
で、ストッパ部材7a、プレート部材7bのいずれもレ
ール部材6に直接衝突することがないので、駆動中に機
械的な干渉音が発生することがない。
【0028】図3には、この発明に係る伝動装置の第2
実施例が示されており、リードスクリュー4とダンパス
トッパ7のみが図示される。この場合、ダンパストッパ
7の弾性部材7cには、弾性部材本体7c1に一体的に
して、ストッパ部材7のフランジ7a2の外側にレール
衝突部7c2が形成されている。第1実施例のプレート
部材被膜部7c4は設けられていない。他の部位は第1
実施例と同様にされている。レール衝突部7c2は、ア
ッパレール5の内側の幅寸法L1よりもわずかに小さ
く、ストッパ部材7aのフランジ7a2の外径寸法d2
およびプレート部材7bの外径寸法d3よりも大きい第
1実施例と同様の外径寸法d5にされている。
【0029】この場合のダンパストッパ7では、リード
スクリュー4が回転しながらシートとともに移動し、シ
ートのストローク端で、プレート部材7bがリードナッ
ト部材6に衝突した際の衝撃力が弾性部材7cの弾性部
材本体7c1により主に吸収されることによって、その
際の衝撃力が緩和される。また、リードスクリュー4が
回転しながらシートとともに移動する途中において、ス
トッパ部材7aの外側に突出配置されたレール衝突部7
c2がアッパレール5の内側に摺接するので、ストッパ
部材7aがアッパレール5に直接衝突することがないの
で、駆動中に機械的な干渉音が発生することがない。
【0030】図4には、この発明に係る伝動装置の第3
実施例が示されており、リードスクリュー4とダンパス
トッパ7のみが図示される。この場合、ダンパストッパ
7の弾性部材7cには、弾性部材本体7c1に一体的に
して、プレート部材7bの外側にレール衝突部7c2が
形成されている。第1実施例のストッパ部材被膜部7c
3は設けられていない。他の部位は第1実施例と同様に
されている。レール衝突部7c2は、アッパレール5の
内側の幅寸法L1よりもわずかに小さく、ストッパ部材
7aのフランジ7a2の外径寸法d2およびプレート部
材7bの外径寸法d3よりも大きい第1実施例と同様の
外径寸法d5にされている。
【0031】この場合のダンパストッパ7では、リード
スクリュー4が回転しながらシートとともに移動し、シ
ートのストローク端で、プレート部材7bがリードナッ
ト部材6に衝突した際の衝撃力が弾性部材7cの弾性部
材本体7c1により主に吸収されることによって、その
際の衝撃力が緩和される。また、リードスクリュー4が
回転しながらシートとともに移動する途中において、プ
レート部材7bの外側に突出配置されたレール衝突部7
c2がアッパレール5の内側に摺接するので、プレート
部材7bがレール部材6に直接衝突することがないの
で、駆動中に機械的な干渉音が発生することがない。
【0032】
【発明の効果】以上説明してきたように、この発明に係
る伝動装置によれば、衝撃緩和用ダンパストッパは、レ
ール部材の内側に配置され、リードスクリューに固定さ
れたストッパ部材と、リードナット部材に衝突するプレ
ート部材と、ストッパ部材とプレート部材との間に固着
されている本体と、この本体より延設され、ストッパ部
材およびプレート部材のレール部材に対向する面のそれ
ぞれの外側を覆って配置された被膜部とを有するので、
リードスクリューとともに回転する際に、ストッパ部
材、プレート部材のいずれもレール部材に直接衝突せず
に、弾性部材が主に衝突する。それ故、駆動中に機械的
な干渉音が発生することがない。よって、レール部材と
干渉したとしても、異音を発生することがないダンパス
トッパをもつものとなるという優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係る伝動装置の第1実施例の外観斜
視図である。
【図2】図1に示した伝動装置においてのリードスクリ
ューとダンパストッパとの組付関係を説明する断面図で
ある。
【図3】この発明に係る伝動装置の第2実施例において
のリードスクリューとダンパストッパとの組付関係を説
明する断面図である。
【図4】この発明に係る伝動装置の第3実施例において
のリードスクリューとダンパストッパとの組付関係を説
明する断面図である。
【符号の説明】
1 伝動装置 2 モータ 4 リードスクリュー 5 (レール部材)(第1のレール)アッパレール 6 リードナット部材 7 衝撃緩和用ダンパストッパ 7a ストッパ部材 7b プレート部材 7c 弾性部材 7c1 (本体)弾性部材本体 7c2 レール衝突部 7c3 (被膜部)ストッパ部材被膜部 7c4 (被膜部)プレート部材被膜部 8 (レール部材)(第2のレール)ロアレール
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) F16F 7/00 F16F 7/00 B

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 モータが発生した回転動力により正回
    転、逆回転するリードスクリューと、 前記リードスクリューに沿って該リードスクリューの外
    側に配置されたレール部材と、前記レール部材の内側で
    前記リードスクリューに噛合され、該リードスクリュー
    の回転により駆動されるリードナット部材と、 前記レール部材の内側に配置され、前記リードスクリュ
    ーに固定されたストッパ部材と、前記リードナット部材
    に衝突するプレート部材と、該ストッパ部材と該プレー
    ト部材との間に固着されている本体と、この本体より延
    設され、前記ストッパ部材および前記プレート部材の前
    記レール部材に対向する面のそれぞれの外側を覆って配
    置された被膜部とを有した弾性部材とをもつ衝撃緩和用
    ダンパストッパを備えていることを特徴とする伝動装
    置。
  2. 【請求項2】 モータが発生した回転動力により正回
    転、逆回転するリードスクリューと、 前記リードスクリューに沿って該リードスクリューの外
    側に配置されたレール部材と、前記レール部材の内側で
    前記リードスクリューに噛合され、該リードスクリュー
    の回転により駆動されるリードナット部材と、 前記レール部材の内側に配置されていて、前記リードス
    クリューに固定されたストッパ部材と、前記リードナッ
    ト部材がストロークエンドに達した際に前記リードナッ
    ト部材に衝突するプレート部材と、前記ストッパ部材と
    前記プレート部材との間に配置され、前記ストッパ部材
    と前記プレート部材とに固着されている本体と、この本
    体と一体的に形成され、前記ストッパ部材および前記プ
    レート部材の少なくとも一方の前記レール部材に対向す
    る面を被覆している被膜部とを有する弾性部材とをもつ
    衝撃緩和用ダンパストッパを備えていることを特徴とす
    る伝動装置。
  3. 【請求項3】 弾性部材には、レール部材に向かって突
    出して形成され、リードスクリューが偏芯回転した際に
    前記レール部材に衝突可能なレール衝突部が形成されて
    いることを特徴とする請求項1または2に記載の伝動装
    置。
  4. 【請求項4】 レール衝突部は、本体に形成されている
    ことを特徴とする請求項3に記載の伝動装置。
  5. 【請求項5】 レール衝突部は、ストッパ部材およびプ
    レート部材のいずれか一方の面上に形成されていること
    を特徴とする請求項3に記載の伝動装置。
  6. 【請求項6】 レール部材は、一方の面に開口部を有す
    る断面コ字状を成し、リードスクリューを支持する第1
    のレールと、一方の面に対し相反する面に開口部を有す
    る断面コ字状を成し、前記第1のレールと軸方向に摺動
    可能に係合され、リードナット部材が固定され、前記リ
    ードスクリューを前記第1のレールとともに覆う第2の
    レールとを有することを特徴とする請求項1、2、3、
    4あるいは5のいずれかに記載の伝動装置。
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