JPH11129790A - シートスライド装置 - Google Patents

シートスライド装置

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JPH11129790A
JPH11129790A JP30100497A JP30100497A JPH11129790A JP H11129790 A JPH11129790 A JP H11129790A JP 30100497 A JP30100497 A JP 30100497A JP 30100497 A JP30100497 A JP 30100497A JP H11129790 A JPH11129790 A JP H11129790A
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JP
Japan
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lead screw
changing member
stroke
seat
main body
Prior art date
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Application number
JP30100497A
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English (en)
Inventor
Toshiyuki Matsuki
木 俊 之 松
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Jidosha Denki Kogyo KK
Original Assignee
Jidosha Denki Kogyo KK
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Publication date
Application filed by Jidosha Denki Kogyo KK filed Critical Jidosha Denki Kogyo KK
Priority to JP30100497A priority Critical patent/JPH11129790A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 車体に取付けられる前であっても、車体に取
付けられた後であっても、シートのストロークを極めて
容易に変更することができるシートスライド装置を提供
する。 【解決手段】 リードスクリュー7、8の軸方向に適宜
定められた長さをもち、リードスクリュー7、8の一端
部、または、リードスクリュー7、8の他端部に着脱可
能に取付けられ、ナット体11、12に衝突することに
よりシート50のストロークを短く変更可能なストロー
ク変更用部材17、18、19、20を備えているシー
トスライド装置1。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、シートを自動的
にスライド移動させるシートスライド装置に関する。
【0002】
【従来の技術】シートを自動的にスライド移動させるシ
ートスライド装置は、シートモータに正方向の電源が接
続されると、シートモータに備えたアーマチュアが正回
転し、アッパレールに支持されているリードスクリュー
が正回転し、リードスクリューが正回転することによ
り、アッパレールを移動可能に支持しているロアレール
に固定されたナット体に噛合するリードスクリューが一
方側に向け移動してアッパレールに固定されたシートが
後退する。これに反して、シートモータに逆方向の電源
が接続されると、シートモータのアーマチュアが逆回転
し、リードスクリューが逆回転し、リードスクリューが
逆回転することにより、リードスクリューが他方側に向
け移動してシートが前進する。
【0003】このようなシートスライド装置では、リー
ドスクリューの両端寄りにピン溝が形成され、ピン溝に
C形ピンがそれぞれ嵌付けられ、リードスクリューに挿
通されたダンパのそれぞれがC形ピンにより位置決めら
れ、ダンパのナット体側にカラーがそれぞれ配置されて
いた。そして、リードスクリューがナット体に噛合しな
がら移動してカラーがナット体に衝突した位置をシート
のストローク端にしていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記したシートスライ
ド装置において、例えば営業車に用いられる場合に、シ
ートの後退移動量があまり大きくならないようにして、
後席に座る乗客の足元のスペースを確実に確保しようと
する場合、カラーの取付け位置をリードスクリュー上で
変更しなければならない。そして、そのためには、リー
ドスクリューをシートスライド装置から取り外し、カラ
ーの取付け位置をリードスクリュー上で変更し、その上
で、リードスクリューをシートスライド装置に取付けな
ければならないから、車体からのシートの脱着、シート
スライド装置の分解組立て等、作業が容易ではないとい
う問題点があった。
【0005】
【発明の目的】この発明に係わるシートスライド装置
は、車体に取付けられる前であっても、車体に取付けら
れた後であっても、シートのストロークを極めて簡単に
変更することができるシートスライド装置を提供するこ
とを目的としている。
【0006】
【発明の構成】
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明の請求項1に係
わるシートスライド装置では、車体側に固定されるロア
レールと、ロアレールに沿って移動可能に取付けられ、
シートに固定されるアッパレールと、正方向の電源の接
続により正回転するとともに、逆方向の電源の接続によ
り逆回転するアーマチュアを備えたシートモータと、ロ
アレールに固定されてリードスクリューが噛合されるナ
ット体と、シートモータのアーマチュアに結合され、ア
ッパレールに固定されたギヤボックスと、一端部がギヤ
ボックスに支持されるとともに他端部がアッパレールに
支持されてシートモータのアーマチュアに結合され、シ
ートモータのアーマチュアが正回転した際に正回転する
ことにより後方に移動するとともに、シートモータのア
ーマチュアが逆回転した際に逆回転することにより前方
に移動するリードスクリューと、リードスクリューの一
端部側および他端部側に、シートのストローク量に対応
してリードスクリュー上に配置されたダンパと、リード
スクリューの軸方向に適宜定められた長さをもち、リー
ドスクリューの一端部、または、リードスクリューの他
端部でダンパのナット体側のリードスクリューに着脱可
能に取付けられ、ナット体に衝突することによりシート
のストロークを短く変更可能なストローク変更用部材を
備えている構成としたことを特徴としている。
【0008】この発明の請求項2に係わるシートスライ
ド装置では、ストローク変更用部材は弾性があり、この
ストローク変更用部材には、U字形の筒状をなす変更用
部材本体の開口端部に、リードスクリューの外径寸法よ
りも小さい開口寸法をもつ一対の抜止部が形成されてい
るとともに、変更用部材本体の内周側に、リードスクリ
ューの外径寸法に略等しく、リードスクリューに弾性的
に嵌着されるリードスクリュー支持部が形成されている
構成としたことを特徴としている。
【0009】この発明の請求項3に係わるシートスライ
ド装置では、ストローク変更用部材の変更用部材本体に
は、リードスクリューの径方向に向け切除され、その位
置で変更用部材本体を切断することにより、ストローク
変更用部材の長さ寸法を適宜変更可能な切欠が少なくと
も1個形成されている構成としたことを特徴としてい
る。
【0010】この発明の請求項4に係わるシートスライ
ド装置では、リードスクリューは、他端部がアッパレー
ルに支持され、リードスクリューの一端部側または他端
部側には、リードスクリューの長さ方向に長寸の筒形で
あって、ギヤボックスまたはリードスクリューの他端部
側のアッパーレールに基端部が当接し、且つ、ダンパに
先端部が当接したストッパが配置されている構成とした
ことを特徴としている。
【0011】
【発明の作用】この発明の請求項1に係わるシートスラ
イド装置において、リードスクリューの軸方向に適宜定
められた長さをもつストローク変更用部材は、リードス
クリューの一端部でダンパのナット体側に取付けられる
ことによって、リードスクリューが正回転する際にナッ
ト体に衝突した位置をシートの最後退位置に変更し、ス
トローク変更用部材の長さ寸法だけ後退側のストローク
を短くする。これとは異なり、ストローク変更用部材
は、リードスクリューの他端部でダンパのナット体側に
取付けられることによって、リードスクリューが逆回転
する際にナット体に衝突した位置をシートの最前進位置
に変更し、ストローク変更用部材の長さ寸法だけ前進側
のストロークを短くする。そして、ストローク変更用部
材は、リードスクリューに着脱可能に取付けられるか
ら、シートスライド装置が車体に取付けられる前に限ら
ず、車体に取付けられた後であっても、シートのストロ
ークが簡単に変更される。
【0012】この発明の請求項2に係わるシートスライ
ド装置において、ストローク変更用部材は、抜止部をリ
ードスクリューに押し付けることにより、抜止部の開口
が弾性的に拡がってリードスクリューが内側に押し込ま
れ、リードスクリュー支持部がリードスクリューを支持
し、抜止部が弾性的に復元して開口を狭くすることによ
ってリードスクリューに取付けられる。それ故、請求項
1の作用に加え、ストローク変更用部材は、リードスク
リューから容易に抜け落ちすることがない。
【0013】この発明の請求項3に係わるシートスライ
ド装置において、ストローク変更用部材は、切欠の位置
で変更用部材本体が切断されるようになっている。それ
故、請求項2の作用に加え、ストロークの変更量に応じ
て変更用部材本体を切断することによって、シートスラ
イド装置が車体に取付けられた状態でも、ストロークの
変更量の微調整が行われる。
【0014】この発明の請求項4に係わるシートスライ
ド装置において、リードスクリューには、端部から、リ
ードスクリューの長さ方向に長寸のストッパ、ダンパ、
ストローク変更用部材の順に並べられるから、ストッパ
によってダンパの位置が定められ、ストローク変更用部
材によってナット体のストロークが定められる。それ
故、請求項1の作用に加え、ストッパの長さとストロー
ク変更用部材の長さを適宜変更することによって、スト
ロークの微調整が行われる。
【0015】
【実施例】図1ないし図5にはこの発明に係わるシート
スライド装置の一実施例が示されている。
【0016】図示するシートスライド装置1は、主とし
て、シートモータ2、右側のロアレール3、左側のロア
レール4、右側のアッパレール5、左側のアッパレール
6、右側のリードスクリュー7、左側のリードスクリュ
ー8、右側のギヤボックス9、左側のギヤボックス1
0、右側のナット体11、左側のナット体12、右側の
第1のダンパ13、右側の第2のダンパ14、左側の第
1のダンパ15、左側の第2のダンパ16、右側の第1
のストローク変更用部材17、右側の第2のストローク
変更用部材18、左側の第1のストローク変更用部材1
9、左側の第2のストローク変更用部材20から構成さ
れている。
【0017】右側のロアレール3、左側のロアレール4
は車体のフロアパネル上に固定され、右側のアッパレー
ル5、左側のアッパレール6上にはシート50が固定さ
れる。右側、左側のアッパレール5、6は、図3に示さ
れるように、右側、左側のロアレール3、4上とのあい
だにスチールボール(ベアリング)27が組込まれてい
るため、右側、左側のロアレール3、4上を移動可能に
なっている。右側、左側のアッパレール5、6が図5中
左方に移動することによってシート50が前進移動さ
れ、これに反して、右側、左側のアッパレール5、6が
図5中右方に移動することによってシート50が後退移
動される。
【0018】シートモータ2は、左側のギヤボックス1
0側に取付けられており、シートモータ2には、モータ
ケース2aの内壁に第1、第2のマグネット2b、2c
が固定され、第1、第2のマグネット2b、2cの内側
にアーマチュア2dが収容されている。
【0019】シートモータ2は、図示しないシート制御
回路よりアーマチュア2dに対して正側の電源の電流が
供給されることによって、アーマチュア2dに備えたア
ーマチュアシャフト2eが正回転し、これとは逆に、ア
ーマチュア2dに対して逆側の電源の電流が供給される
ことによって、アーマチュアシャフト2eが逆回転す
る。
【0020】シートモータ2のアーマチュアシャフト2
eには、モータケース2aの一端側にケーブル21が結
合されているため、このケーブル21を介して右側のギ
ヤボックス9内で、後述する第1のウオームギヤ22が
結合されている。また、シートモータ2のアーマチュア
シャフト2eには、モータケース2aの他端側で左側の
ギヤボックス10内に収容された第2のウオームギヤ2
3が結合されている。
【0021】右側のギヤボックス9は、右側のアッパレ
ール5の一端部にねじ止められている。この右側のギヤ
ボックス9には、第1のウオームギヤ22、第1のヘリ
カルギヤ24が収容されており、第1のヘリカルギヤ2
4は第1のウオームギヤ22に対して直交している。右
側のギヤボックス9は、右側のアッパレール5にねじ止
めされており、第1のヘリカルギヤ24に、右側のリー
ドスクリュー7に備えた一端側軸部7a2が固定されて
いる。
【0022】右側のリードスクリュー7は、右側のアッ
パレール5に沿って長寸状の軸本体7aの中央に雄ねじ
部7a1が形成され、軸本体7aの一端側に、雄ねじ部
7a1よりも小さい外径の一端側軸部7a2が形成さ
れ、軸本体7aの他端側に、一端側軸部7a2とほぼ同
一の外径の他端側軸部7a3が形成されている。右側の
リードスクリュー7は、雄ねじ部7a1に右側のナット
体11が噛合っている。
【0023】右側のリードスクリュー7には、一端側軸
部7a2に第1のストッパ25が装着されている。第1
のストッパ25は、右側のリードスクリュー7の軸方向
に円筒形に形成され、長さ寸法L1を有する。第1のス
トッパ25は、一端部が右側のギヤボックス9に当接
し、他端部が右側の第1のダンパ13の一端部に当接し
ている。第1のストッパ25の内径寸法は、右側のリー
ドスクリュー7の一端側軸部7a2の外径よりもわずか
に大きいため、内側に一端側軸部7a2が挿通されてい
る。
【0024】右側の第1のダンパ13は、弾性があって
輪形に形成されており、幅寸法L2を有する。この右側
の第1のダンパ13の他端部には第1の板部材26の一
端部が当接している。第1の板部材26は、樹脂製であ
って、幅寸法L3を有する。第1の板部材26の他端部
には右側の第1のストローク変更用部材17の一端部が
当接している。
【0025】右側の第1のストローク変更用部材17は
弾性があり、この右側の第1のストローク変更用部材1
7の他端部には右側のナット体11の一端部が当接可能
になっている。
【0026】右側の第1のストローク変更用部材17
は、図4に示されるように、U字形の筒状をなす変更用
部材本体17aに抜止部17b,17b、リードスクリ
ュー支持部17c、切欠17dがそれぞれ備えられてい
る。変更用部材本体17aは、長さ寸法L4を有するた
め、第1のストッパ25の長さ寸法L1と右側の第1の
ダンパ13の幅寸法L2と第1の板部材26の幅寸法L
3との合計寸法に変更用部材本体17aの長さ寸法L4
を加えた寸法である最後退位置REで右側のナット体1
1に衝突する。
【0027】抜止部17b,17bは、変更用部材本体
17aの開口端部に、右側のリードスクリュー7の外径
寸法よりも小さい開口寸法をもって一対に形成されてい
る。
【0028】リードスクリュー支持部17cは、変更用
部材本体17aの内周側に、右側のリードスクリュー7
の雄ねじ部7a1の外径寸法に略等しい内径寸法で形成
されている。
【0029】切欠17dは、変更用部材本体17aの長
さ方向に沿ってそれぞれ離れた3個所に配置され、それ
ぞれが互い違いにして右側のリードスクリュー7の外径
寸法よりも小さい深さ寸法で右側のリードスクリュー7
の径方向に切除されている。
【0030】右側の第1のストローク変更用部材17
は、抜止部17b,17bの開口の長さ方向を右側のリ
ードスクリュー7の軸方向に合わせて右側のリードスク
リュー7に対し押圧することによって、抜止部17b,
17bが開口寸法を大きくするように弾性変形し、リー
ドスクリュー支持部17cに右側のリードスクリュー7
が配置され、その後に、抜止部17b,17bが開口寸
法を小さく弾性復元して、右側のリードスクリュー7に
抜け落ちせずに取付けられる。
【0031】また、右側の第1のストローク変更用部材
17は、右側のリードスクリュー7に組付けられている
状態から、抜止部17b,17bの開口とは反対側を右
側のリードスクリュー7に対して引っ張ることによっ
て、抜止部17b,17bが開口寸法を大きくするよう
に弾性変形し、リードスクリュー支持部17cから右側
のリードスクリュー7が外れ、抜止部17b,17bの
あいだを右側のリードスクリュー7が通って、右側のリ
ードスクリュー7から外されるから、シートスライド装
置1が車体に搭載された状態であっても、着脱が容易に
行われる。
【0032】そして、右側の第1のストローク変更用部
材17は、図4に示されるように、3個所に切欠17d
が形成されており、切欠17d、切欠17d、切欠17
dのそれぞれの位置で変更用部材本体17aを切断可能
になっている。このとき、いずれかの切欠17dで変更
用部材本体17aを切断しない場合、変更用部材本体1
7aの長さ寸法L4が1/1の長さになり、図中いちば
ん手前の切欠17dで変更用部材本体17aを切断して
用いた場合、変更用部材本体17aの長さ寸法L4が1
/4の長さになり、図中中間の切欠17dで変更用部材
本体17aを切断して用いた場合、変更用部材本体17
aの長さ寸法L4が1/2の長さになり、図中いちばん
後方の切欠17dで変更用部材本体17aを切断して用
いた場合、変更用部材本体17aの長さ寸法L4が3/
4の長さになるから、切欠17dの切断位置を選択する
ことによって右側のナット体11に衝突する最後退位置
REにシート50の停止位置が適宜選ばれる。
【0033】右側のリードスクリュー7の他端側軸部7
a3には、図2に示されるように、右側の第2のダンパ
14が装着されている。右側の第2のダンパ14は、弾
性があって輪形に形成されており、幅寸法L5を有す
る。他端側軸部7a3では、右側の第2のダンパ14に
第3のストッパ30が当接して配置され、この第3のス
トッパ30にプッシュナット31が当接している。右側
の第2のダンパ14は、一端部が右側の第2のストロー
ク変更用部材18の他端部に当接している。
【0034】右側の第2のストローク変更用部材18
は、右側の第1のストローク変更用部材17と同様にし
て弾性があり、この右側の第2のストローク変更用部材
18の一端部には右側のナット体11の他端部が当接可
能になっている。
【0035】右側の第2のストローク変更用部材18
は、図4に示されるように、U字形の筒状をなす変更用
部材本体18aに抜止部18b,18b、リードスクリ
ュー支持部18c、切欠18dがそれぞれ備えられてい
る。変更用部材本体18aは、長さ寸法L6を有するた
め、右側の第2のダンパ14の幅寸法L5と変更用部材
本体18aの長さ寸法L6を加えた寸法である最前進位
置FEで右側のナット体11に衝突する。
【0036】抜止部18b,18bは、変更用部材本体
18aの開口端部に、右側のリードスクリュー7の外径
寸法よりも小さい開口寸法をもって一対に形成されてい
る。
【0037】リードスクリュー支持部18cは、変更用
部材本体18aの内周側に、右側のリードスクリュー7
の雄ねじ部7a1の外径寸法に略等しい内径寸法で形成
されている。
【0038】切欠18dは、変更用部材本体18aの長
さ方向に沿ってそれぞれ離れた3個所に配置され、それ
ぞれが互い違いにして右側のリードスクリュー7の外径
寸法よりも小さい深さ寸法で右側のリードスクリュー7
の径方向に切除されている。
【0039】右側の第2のストローク変更用部材18
は、抜止部18b,18bの開口の長さ方向を右側のリ
ードスクリュー7の軸方向に合わせて右側のリードスク
リュー7に対し押圧することによって、抜止部18b,
18bが開口寸法を大きくするように弾性変形し、リー
ドスクリュー支持部18cに右側のリードスクリュー7
が配置され、その後に、抜止部18b,18bが開口寸
法を小さく弾性復元して、右側のリードスクリュー7に
抜け落ちせずに取付けられる。
【0040】また、右側の第2のストローク変更用部材
18は、右側のリードスクリュー7に組付けられている
状態から、抜止部18b,18bの開口とは反対側を右
側のリードスクリュー7に対して引っ張ることによっ
て、抜止部18b,18bが開口寸法を大きくするよう
に弾性変形し、リードスクリュー支持部18cから右側
のリードスクリュー7が外れ、抜止部18b,18bの
あいだを右側のリードスクリュー7が通って、右側のリ
ードスクリュー7から外されるから、シートスライド装
置1が車体に搭載された状態であっても、着脱が容易に
行われる。
【0041】そして、右側の第2のストローク変更用部
材18は、図4に示されるように、3個所に切欠18d
が形成されており、切欠18d、切欠18d、切欠18
dのそれぞれの位置で変更用部材本体18aを切断可能
になっている。このとき、切欠18dで変更用部材本体
18aを切断しない場合、変更用部材本体18aの長さ
寸法L6が1/1の長さになり、図中いちばん手前の切
欠18dで変更用部材本体18aを切断した場合、変更
用部材本体18aの長さ寸法L6が1/4の長さにな
り、図中中間の切欠18dで変更用部材本体18aを切
断した場合、変更用部材本体18aの長さ寸法L6が1
/2の長さになり、図中いちばん後方の切欠18dで変
更用部材本体18aを切断した場合、変更用部材本体1
8aの長さ寸法L6が3/4の長さになるから、切欠1
8dの切断位置を選択することによって右側のナット体
11に衝突する最前進位置FEにシート50の停止位置
が適宜選ばれる。
【0042】右側のナット体11には、右側のリードス
クリュー7の雄ねじ部7a1に噛合う雌ねじ部11aを
設けたナット体本体11bが組付けられている。右側の
ナット体11は右側のロアレール3にねじ止められてい
る。
【0043】左側のギヤボックス10は、右側のギヤボ
ックス10に一対にして左側のアッパレール6の一端部
にねじ止められている。この左側のギヤボックス10に
は、第2のウオームギヤ23、第2のヘリカルギヤ28
が収容されており、第2のヘリカルギヤ28は第2のウ
オームギヤ23に対して直交している。左側のギヤボッ
クス10は、左側のアッパレール6にねじ止めされてお
り、第2のヘリカルギヤ28に、左側のリードスクリュ
ー8に備えた一端側軸部8a2が固定されている。
【0044】左側のリードスクリュー8は、左側のアッ
パレール6に沿って長寸状の軸本体8aの中央に雄ねじ
部8a1が形成され、軸本体8aの一端側に、雄ねじ部
8a1よりも小さい外径の一端側軸部8a2が形成さ
れ、軸本体8aの他端側に、一端側軸部8a2とほぼ同
一の外径の他端側軸部8a3が形成されている。左側の
リードスクリュー8は、雄ねじ部8a1に左側のナット
体12が噛合っている。
【0045】左側のリードスクリュー8には、一端側軸
部8a2に第2のストッパ29が装着されている。第2
のストッパ29は、左側のリードスクリュー8の軸方向
に円筒形に形成され、長さ寸法L1を有する。第2のス
トッパ29は、一端部が左側のギヤボックス10に当接
し、他端部が左側の第1のダンパ15の一端部に当接し
ている。第2のストッパ29の内径寸法は、左側のリー
ドスクリュー8の一端側軸部8a2の外径よりもわずか
に大きいため、内側に一端側軸部8a2が挿通されてい
る。
【0046】左側の第1のダンパ15は、弾性があって
輪形に形成されており、幅寸法L2を有する。この左側
の第1のダンパ15の他端部には第2の板部材30の一
端部が当接している。第2の板部材30は、樹脂製であ
って、幅寸法L3を有する。第2の板部材30の他端部
には左側の第1のストローク変更用部材19の一端部が
当接している。
【0047】左側の第1のストローク変更用部材19は
弾性があり、この左側の第1のストローク変更用部材1
9の他端部には左側のナット体12の一端部が当接可能
になっている。
【0048】左側の第1のストローク変更用部材19
は、図4に示されるように、U字形の筒状をなす変更用
部材本体19aに抜止部19b,19b、リードスクリ
ュー支持部19c、切欠19dがそれぞれ備えられてい
る。変更用部材本体19aは、長さ寸法L4を有するた
め、第2のストッパ29の長さ寸法L1と左側の第1の
ダンパ15の幅寸法L2と第2の板部材30の幅寸法L
3との合計寸法に変更用部材本体19aの長さ寸法L4
を加えた寸法である最後退位置REで左側のナット体1
2に衝突する。
【0049】抜止部19b,19bは、変更用部材本体
19aの開口端部に、左側のリードスクリュー8の外径
寸法よりも小さい開口寸法をもって一対に形成されてい
る。
【0050】リードスクリュー支持部19cは、変更用
部材本体19aの内周側に、左側のリードスクリュー8
の雄ねじ部8a1の外径寸法に略等しい内径寸法で形成
されている。
【0051】切欠19dは、変更用部材本体19aの長
さ方向に沿ってそれぞれ離れた3個所に配置され、それ
ぞれが互い違いにして左側のリードスクリュー8の外径
寸法よりも小さい深さ寸法で左側のリードスクリュー8
の径方向に切除されている。
【0052】左側の第1のストローク変更用部材19
は、抜止部19b,19bの開口の長さ方向を左側のリ
ードスクリュー8の軸方向に合わせて左側のリードスク
リュー8に対し押圧することによって、抜止部19b,
19bが開口寸法を大きくするように弾性変形し、リー
ドスクリュー支持部19cに左側のリードスクリュー8
が配置され、その後に、抜止部19b,19bが開口寸
法を小さく弾性復元して、左側のリードスクリュー8に
抜け落ちせずに取付けられる。
【0053】また、左側の第1のストローク変更用部材
19は、左側のリードスクリュー8に組付けられている
状態から、抜止部19b,19bの開口とは反対側を左
側のリードスクリュー8に対して引っ張ることによっ
て、抜止部19b,19bが開口寸法を大きくするよう
に弾性変形し、リードスクリュー支持部19cから左側
のリードスクリュー8が外れ、抜止部19b,19bの
あいだを左側のリードスクリュー8が通って、左側のリ
ードスクリュー8から外されるから、シートスライド装
置1が車体に搭載された状態であっても、着脱が容易に
行われる。
【0054】そして、左側の第1のストローク変更用部
材19は、図4に示されるように、3個所に切欠19d
が形成されており、切欠19d、切欠19d、切欠19
dのそれぞれの位置で変更用部材本体19aを切断可能
になっている。このとき、いずれかの切欠19dで変更
用部材本体19aを切断しない場合、変更用部材本体1
9aの長さ寸法L4が1/1の長さになり、図中いちば
ん手前の切欠16dで変更用部材本体19aを切断して
用いた場合、変更用部材本体19aの長さ寸法L4が1
/4の長さになり、図中中間の切欠19dで変更用部材
本体19aを切断して用いた場合、変更用部材本体19
aの長さ寸法L4が1/2の長さになり、図中いちばん
後方の切欠19dで変更用部材本体19aを切断して用
いた場合、変更用部材本体19aの長さ寸法L4が3/
4の長さになるから、切欠19dの切断を選択すること
によって左側のナット体12に衝突する最後退位置RE
にシート50の停止位置が適宜選ばれる。
【0055】左側のリードスクリュー8の他端側軸部8
a3には、図2に示されるように、左側の第2のダンパ
16が装着されている。左側の第2のダンパ16は、弾
性があって輪形に形成されており、幅寸法L5を有す
る。他端側軸部8a3では、左側の第2のダンパ16に
第4のストッパ32が当接して配置され、この第4のス
トッパ32にプッシュナット33が当接している。左側
の第2のダンパ16は、一端部が左側の第2のストロー
ク変更用部材20の他端部に当接している。
【0056】左側の第2のストローク変更用部材20
は、左側の第1のストローク変更用部材19と同様にし
て弾性があり、この左側の第2のストローク変更用部材
20の一端部には左側のナット体12の他端部が当接可
能になっている。
【0057】左側の第2のストローク変更用部材20
は、図4に示されるように、U字形の筒状をなす変更用
部材本体20aに抜止部20b,20b、リードスクリ
ュー支持部20c、切欠20dがそれぞれ備えられてい
る。変更用部材本体20aは、長さ寸法L6を有するた
め、左側の第2のダンパ16の幅寸法L5と変更用部材
本体20aの長さ寸法L6を加えた寸法である最前進位
置FEで左側のナット体12に衝突する。
【0058】抜止部20b,20bは、変更用部材本体
20aの開口端部に、左側のリードスクリュー8の外径
寸法よりも小さい開口寸法をもって一対に形成されてい
る。
【0059】リードスクリュー支持部20cは、変更用
部材本体20aの内周側に、左側のリードスクリュー8
の雄ねじ部8a1の外径寸法に略等しい内径寸法で形成
されている。
【0060】切欠20dは、変更用部材本体20aの長
さ方向に沿ってそれぞれ離れた3個所に配置され、それ
ぞれが互い違いにして左側のリードスクリュー8の外径
寸法よりも小さい深さ寸法で左側のリードスクリュー8
の径方向に切除されている。
【0061】左側の第2のストローク変更用部材20
は、抜止部20b,20bの開口の長さ方向を左側のリ
ードスクリュー8の軸方向に合わせて左側のリードスク
リュー8に対し押圧することによって、抜止部20b,
20bが開口寸法を大きくするように弾性変形し、リー
ドスクリュー支持部20cに左側のリードスクリュー8
が配置され、その後に、抜止部20b,20bが開口寸
法を小さく弾性復元して、左側のリードスクリュー8に
抜け落ちせずに取付けられる。
【0062】また、左側の第2のストローク変更用部材
20は、左側のリードスクリュー8に組付けられている
状態から、抜止部20b,20bの開口とは反対側を左
側のリードスクリュー8に対して引っ張ることによっ
て、抜止部20b,20bが開口寸法を大きくするよう
に弾性変形し、リードスクリュー支持部20cから左側
のリードスクリュー8が外れ、抜止部20b,20bの
あいだを左側のリードスクリュー8が通って、左側のリ
ードスクリュー8から外されるから、シートスライド装
置1が車体に搭載された状態であっても、着脱が容易に
行われる。
【0063】そして、左側の第2のストローク変更用部
材20は、図4に示されるように、3個所に切欠20d
が形成されており、切欠20d、切欠20d、切欠20
dのそれぞれの位置で変更用部材本体20aを切断可能
になっている。このとき、切欠20dで変更用部材本体
20aを切断しない場合、変更用部材本体20aの長さ
寸法L6が1/1の長さになり、図中いちばん手前の切
欠20dで変更用部材本体20aを切断して用いた場
合、変更用部材本体20aの長さ寸法L6が1/4の長
さになり、図中中間の切欠20dで変更用部材本体20
aを切断して用いた場合、変更用部材本体20aの長さ
寸法L6が1/2の長さになり、図中いちばん後方の切
欠20dで変更用部材本体20aを切断して用いた場
合、変更用部材本体20aの長さ寸法L6が3/4の長
さになるから、切欠20dの切断位置を選択することに
よって左側のナット体12に衝突する最前進位置FEに
シート50の停止位置が適宜選ばれる。
【0064】左側のナット体12には、左側のリードス
クリュー8の雄ねじ部8a1に噛合う雌ねじ部12aを
設けたナット体本体12bが組付けられている。左側の
ナット体12は左側のロアレール4にねじ止められてい
る。
【0065】このような構造をなすシートスライド装置
1では、シート制御回路よりシートモータ2のアーマチ
ュア2dに対して正側の電源の電流が供給されると、ア
ーマチュア2dのアーマチュアシャフト2eが正回転
し、ケーブル21を介し右側のギヤボックス9内で第1
のウオームギヤ22が正回転することによって右側のリ
ードスクリュー7が正回転し、右側のアッパレール5と
ともに右側のギヤボックス9が右側のナット体10に近
付く方向に移動する。同時に、左側のギヤボックス10
内で第2のウオームギヤ23が正回転することによって
左側のリードスクリュー8が正回転し、左側のアッパレ
ール6とともに左側のギヤボックス10が左側のナット
体11に近付く方向に移動して、シート50が後退移動
される。
【0066】右側、左側のリードスクリュー7、8がシ
ート50の後退側に移動し、右側、左側の第1のストロ
ーク変更用部材17、19の他端部が右側、左側のナッ
ト体11、12に衝突することによって、右側、左側の
アッパレール5、6の移動がそれぞれ阻止されるため、
シートモータ2のアーマチュアシャフト2eが回転を拘
束されてアーマチュア2dに流れる電流値が急激に上昇
し、シート制御回路よりシートモータ2のアーマチュア
2dに対する正側の電源電流の供給がカットオフされ、
最後退位置REでシート50が停止され、最後退位置R
Eを越えて後方にシート50が移動しない。
【0067】一方、シート制御回路よりシートモータ2
のアーマチュア2dに対して逆側の電源の電流が供給さ
れると、アーマチュア2dのアーマチュアシャフト2e
が逆回転し、ケーブル21を介し右側のギヤボックス9
内で第1のウオームギヤ22が逆回転することによって
右側のリードスクリュー7が逆回転し、右側のアッパレ
ール5とともに右側のギヤボックス9が右側のナット体
10から離れる方向に移動する。同時に、左側のギヤボ
ックス10内で第2のウオームギヤ23が逆回転するこ
とによって左側のリードスクリュー8が逆回転し、左側
のアッパレール6とともに左側のギヤボックス10が左
側のナット体11から離れる方向に移動して、シート5
0が前進移動される。
【0068】右側、左側のリードスクリュー7、8がシ
ート50の前進側に移動し、右側、左側の第2のストロ
ーク変更用部材18、20の一端部が右側、左側のナッ
ト体11、12に衝突することによって、右側、左側の
アッパレール5、6の移動が阻止されるため、シートモ
ータ2のアーマチュアシャフト2eが回転を拘束されて
アーマチュア2dに流れる電流値が急激に上昇し、シー
ト制御回路よりシートモータ2のアーマチュア2dに対
する逆側の電源電流の供給がカットオフされ、最前進位
置FEでシート50が停止され、最前進位置FEを越え
て前方にシート50が移動しない。
【0069】上述した実施例では、右側の第1のストロ
ーク変更用部材17、左側の第1のストローク変更用部
材19および右側の第2のストローク変更用部材18、
左側の第2のストローク変更用部材20は左右で対にし
て用いられるが、シート50の後退側のストロークのみ
を変更する場合、右側の第2のストローク変更用部材1
8、左側の第2のストローク変更用部材20を用いる必
要はなく、これとは異なり、シート50の前進側のスト
ロークのみを変更する場合、右側の第1のストローク変
更用部材17、左側の第1のストローク変更用部材19
を用いる必要がない。また、シート50の前進側および
後退側の両ストロークを変更する場合、右側の第1のス
トローク変更用部材17、左側の第1のストローク変更
用部材19を同一の長さ寸法になるように切欠17d、
19dにおいて適宜切断する一方、右側の第2のストロ
ーク変更用部材18、左側の第2のストローク変更用部
材20を同一の長さ寸法になるように切欠18d、20
dにおいて適宜切断することによって、シート50のス
トロークの微調整が容易に行われる。さらに、右側の第
1のストローク変更用部材17、左側の第1のストロー
ク変更用部材19、右側の第2のストローク変更用部材
18、左側の第2のストローク変更用部材20の切欠1
7d、18d、19d、20dはそれぞれの変更用部材
本体17a、18a、19a、20aの長さに応じて複
数個設けるのが好ましい。
【0070】
【発明の効果】以上説明してきたように、この発明の請
求項1に係わるシートスライド装置によれば、リードス
クリューの軸方向に適宜定められた長さをもつストロー
ク変更用部材は、リードスクリューの一端部でダンパの
ナット体側に取付けられることによって、リードスクリ
ューが正回転する際にナット体に衝突した位置をシート
の最後退位置に変更し、ストローク変更用部材の長さ寸
法だけ後退側のストロークを短くする。これとは異な
り、ストローク変更用部材は、リードスクリューの他端
部でダンパのナット体側に取付けられることによって、
リードスクリューが逆回転する際にナット体に衝突した
位置をシートの最前進位置に変更し、ストローク変更用
部材の長さ寸法だけ前進側のストロークを短くする。そ
して、ストローク変更用部材は、リードスクリューに着
脱可能に取付けられるから、シートスライド装置が車体
に取付けられる前に限らず、車体に取付けられた後であ
っても、シートのストロークが簡単に変更されるという
優れた効果を奏する。
【0071】この発明の請求項2に係わるシートスライ
ド装置によれば、ストローク変更用部材は、抜止部をリ
ードスクリューに押し付けることにより、抜止部の開口
が弾性的に拡がってリードスクリューが内側に押し込ま
れ、リードスクリュー支持部がリードスクリューを支持
し、抜止部が弾性的に復元して開口を狭くすることによ
ってリードスクリューに取付けられる。それ故、請求項
1の効果に加え、ストローク変更用部材は、リードスク
リューから容易に抜け落ちすることがないという優れた
効果を奏する。
【0072】この発明の請求項3に係わるシートスライ
ド装置によれば、ストローク変更用部材は、切欠の位置
で変更用部材本体が切断されるようになっている。それ
故、請求項2の効果に加え、ストロークの変更量に応じ
て変更用部材本体を切断することによって、シートスラ
イド装置が車体に取付けられた状態でも、ストロークの
変更量の微調整が行われるという優れた効果を奏する。
【0073】この発明の請求項4に係わるシートスライ
ド装置によれば、リードスクリューには、端部から、リ
ードスクリューの長さ方向に長寸のストッパ、ダンパ、
ストローク変更用部材の順に並べられるから、ストッパ
によってダンパの位置が定められ、ストローク変更用部
材によってナット体のストロークが定められる。それ
故、請求項1の効果に加え、ストッパの長さとストロー
ク変更用部材の長さを適宜変更することによって、スト
ロークの微調整が行われるという優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係わるシートスライド装置の一実施
例においてのリードスクリューの一端部側の一部破断正
面図である。
【図2】図1に示したシートスライド装置においてのリ
ードスクリューの他端部側の一部破断正面図である。
【図3】図1に示したシートスライド装置の縦断側面図
である。
【図4】図1に示したシートスライド装置において変更
用部材の外観斜視図である。
【図5】図1に示したシートスライド装置の平面図であ
る。
【符号の説明】
1 シートスライド装置 2 シートモータ 2d アーマチュア 3 (ロアレール)右側のロアレール 4 (ロアレール)左側のロアレール 5 (アッパレール)右側のアッパレール 6 (アッパレール)左側のアッパレール 7 (リードスクリュー)右側のリードスクリュー 8 (リードスクリュー)左側のリードスクリュー 9 (ギヤボックス)右側のギヤボックス 10 (ギヤボックス)左側のギヤボックス 11 (ナット体)右側のナット体 12 (ナット体)左側のナット体 13 (ダンパ)右側の第1のダンパ 14 (ダンパ)右側の第2のダンパ 15 (ダンパ)左側の第1のダンパ 16 (ダンパ)左側の第2のダンパ 17 (ストローク変更用部材)右側の第1のストロー
ク変更用部材 17a 変更用部材本体 17b 抜止部 17c リードスクリュー支持部 17d 切欠 18 (ストローク変更用部材)右側の第2のストロー
ク変更用部材 18a 変更用部材本体 18b 抜止部 18c リードスクリュー支持部 18d 切欠 19 (ストローク変更用部材)左側の第1のストロー
ク変更用部材 19a 変更用部材本体 19b 抜止部 19c リードスクリュー支持部 19d 切欠 20 (ストローク変更用部材)左側の第2のストロー
ク変更用部材 20a 変更用部材本体 20b 抜止部 20c リードスクリュー支持部 20d 切欠 25 (ストッパ)第1のストッパ 29 (ストッパ)第2のストッパ 50 シート

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車体側に固定されるロアレールと、 上記ロアレールに沿って移動可能に取付けられ、シート
    に固定されるアッパレールと、 正方向の電源の接続により正回転するとともに、逆方向
    の電源の接続により逆回転するアーマチュアを備えたシ
    ートモータと、 上記ロアレールに固定されてリードスクリューが噛合さ
    れるナット体と、 上記シートモータのアーマチュアに結合され、上記アッ
    パレールに固定されたギヤボックスと、 一端部が上記ギヤボックスに支持されるとともに他端部
    が上記アッパレールに支持されて上記シートモータのア
    ーマチュアに結合され、上記シートモータのアーマチュ
    アが正回転した際に正回転することにより後方に移動す
    るとともに、上記シートモータのアーマチュアが逆回転
    した際に逆回転することにより前方に移動するリードス
    クリューと、 上記リードスクリューの一端部側および他端部側に、シ
    ートのストローク量に対応して該リードスクリュー上に
    配置されたダンパと、 上記リードスクリューの軸方向に適宜定められた長さを
    もち、上記リードスクリューの一端部、または、該リー
    ドスクリューの他端部で該ダンパのナット体側のリード
    スクリューに着脱可能に取付けられ、上記ナット体に衝
    突することによりシートのストロークを短く変更可能な
    ストローク変更用部材を備えていることを特徴とするシ
    ートスライド装置。
  2. 【請求項2】 ストローク変更用部材は弾性があり、こ
    のストローク変更用部材には、U字形の筒状をなす変更
    用部材本体の開口端部に、リードスクリューの外径寸法
    よりも小さい開口寸法をもつ一対の抜止部が形成されて
    いるとともに、該変更用部材本体の内周側に、該リード
    スクリューの外径寸法に略等しく、リードスクリューに
    弾性的に嵌着されるリードスクリュー支持部が形成され
    ていることを特徴とする請求項1に記載のシートスライ
    ド装置。
  3. 【請求項3】 ストローク変更用部材の変更用部材本体
    には、リードスクリューの径方向に向け切除され、その
    位置で該変更用部材本体を切断することにより、ストロ
    ーク変更用部材の長さ寸法を適宜変更可能な切欠が少な
    くとも1個形成されていることを特徴とする請求項2に
    記載のシートスライド装置。
  4. 【請求項4】 リードスクリューは、他端部がアッパレ
    ールに支持され、該リードスクリューの一端部側または
    他端部側には、リードスクリューの長さ方向に長寸の筒
    形であって、ギヤボックスまたはリードスクリューの他
    端部側のアッパーレールに基端部が当接し、且つ、ダン
    パに先端部が当接したストッパが配置されていることを
    特徴とする請求項1に記載のシートスライド装置。
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