JP2002242873A - 空気調和機用排水ポンプ - Google Patents

空気調和機用排水ポンプ

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JP2002242873A
JP2002242873A JP2001040812A JP2001040812A JP2002242873A JP 2002242873 A JP2002242873 A JP 2002242873A JP 2001040812 A JP2001040812 A JP 2001040812A JP 2001040812 A JP2001040812 A JP 2001040812A JP 2002242873 A JP2002242873 A JP 2002242873A
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Japan
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motor
pump
drain
output shaft
air conditioner
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JP2001040812A
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English (en)
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Akinori Kogori
昭則 古郡
Michio Komata
道夫 小俣
Katsuya Taguchi
勝也 田口
Masahiko Yoshida
雅彦 吉田
Akira Kasuya
晃 粕谷
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Saginomiya Seisakusho Inc
Original Assignee
Saginomiya Seisakusho Inc
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Publication date
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  • Connection Of Motors, Electrical Generators, Mechanical Devices, And The Like (AREA)
  • Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)
  • Sliding-Contact Bearings (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 空気調和機用ドレン排水ポンプにおいて水切
り板の省略化を可能にする。 【解決手段】 モータ部30と、その下側に取り付けら
れ内部にインペラ40を収納したポンプ部20とで構成
された空気調和機用ドレン排水ポンプ1において、モー
タ部30のロータの回転慣性力を大きくすることによ
り、ポンプの停止に到る時間を長くすることができ、こ
れにより停止時に出力軸の貫通穴27aから排水が吹き
出ることを無くし、水切り板の設置を省略でき、水切り
板を設置するスペ−スが不必要となり、その分空気調和
機用排水ポンプの全高を低く形成することを可能にし
た。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、空気調和機におけ
る排水ポンプに関し、特にポンプ停止時に、モータ軸が
貫通している蓋部材の穴を通過して吹き出してくる戻り
排水の吹き出しを抑制し、水切り板を使用しないで、ポ
ンプの小型化と水掻き音の低減を可能にした空気調和機
用排水ポンプに関する。
【0002】
【従来の技術】一般家庭用及び業務用の空気調和機にお
いては、室内ユニットにおける熱交換部分にドレンが凝
縮し、貯留するので、これを室外に排水する必要があ
り、したがって、排水ポンプを用いている。この排水ポ
ンプとして各種のものが提案されているが、その一つと
して図15に示すものが知られている。
【0003】この空気調和機用排水ポンプ1は、モータ
部30とその下側に取り付けられるポンプ部20とによ
り構成されている。
【0004】モータ部30は、モータを収容可能な偏平
形状のモータ本体31で形成されている。そして、モー
タ本体31の上下面を2枚の薄板製のカバ−33a,3
3bで覆われている。各カバー33a,33bの出力軸
35が突出されている面及びその反対面(背面)には、
出力軸35を中心とした同心円状の凸部32がそれぞれ
形成されており、これら各凸部32にそれぞれ蜜に嵌合
してモータ本体31とカバー33a,33bとの位置合
わせを行うための凹部(図示せず)がカバー33a,3
3bに形成されている。
【0005】前記の位置合わせの後、上下のカバー33
a,33b同志をボルト37で締め付けることにより、
モータ本体31がカバー33a,33bで被覆されるよ
うになっている。符号36はモータ軸受け部、34は端
子部、50はホルダ−部をそれぞれ示している。
【0006】ポンプ部20を構成するポンプ本体21に
は、モータ本体31の出力軸35の突出されている方向
の端部に吸引口22が設けられ、この吸引口22よりも
モータ本体31側の側面に吐出口24が設けられてい
る。ポンプ本体21の内部に、インペラ40が回転可能
に配設されて空気調和機用ドレン排水ポンプ1が構成さ
れている。
【0007】インペラ40は、モータの出力軸35に連
結されるシャフト部43と、該シャフト部43の軸心方
向に向かって延びる複数の羽根部材44と、シャフト部
43の下方でシャフト部43の軸方向に沿って取り付け
られた板状の補助羽根45とで形成されている。
【0008】ポンプ本体21のモータ側開口部を閉鎖す
る蓋部材27が該モータ側開口部周縁に装着されてお
り、モータ側開口部周縁と蓋部材27との間に、Oリン
グ29が介設されている。
【0009】蓋部材27をポンプ本体21に取り付ける
ため、ポンプ本体21の周壁に上向きの蓋係合受け26
が、180°間隔で対向配置されている。一方、蓋部材
27には蓋係合受け26にクリップ係合可能な蓋係合受
け28が、90°間隔で形成されていて、蓋部材27を
ポンプ本体21に対して、90°毎の、4相の相対的に
異なった取り付け位置に簡単に選択固定することができ
るようになっている。この構成により、当該空気調和機
用排水ポンプの取り付け工事時、取り付け先の排水配管
に、吐出口22の向きを簡単に合わすことが可能になっ
ている。
【0010】蓋部材27の上面に、一対のモータガイド
39が立設されている。各モータガイド39は、カバー
33bに突出形成された凸部32の直径と同寸法の円弧
断面を有しており、このモータガイド39にカバー33
bに突出形成された凸部32を嵌入するとき、モータガ
イド39の誘導によりモータ本体部31はガイドされ、
モータの出力軸35がポンプ部20のセンタ−に自動的
に配置されるようになっている。モータの出力軸35に
水切り板10が取り付けられている。
【0011】更に、蓋部材27の中央部に、出力軸35
の貫通穴27aが設けられており、この貫通穴27aの
周りに前記モータガイド39が立設されている。
【0012】上カバー33aは、その上面のほぼ全面を
板状のホルダ−部50で覆われており、このホルダ−部
50には、上カバー33aに形成された凸部32に対応
して円形のモータガイド穴が形成されている。また、ホ
ルダ−部50の左右両側縁部に、一対の本体係合爪が下
向きに突設されている。ホルダ−部50は円形のモータ
ガイド穴でカバー33aに対する位置合わせを行ないな
がらモータ本体31に被覆される。
【0013】モータ部30への通電により、出力軸35
が回転すると、インペラ40が高速回転する。この時、
ポンプ本体31の下端の吸引口22が位置する図示しな
いトレンパン内に、吸引口22よりも上方にドレンが溜
っていると、補助羽根45の回転により、そのドレン水
は吸引口22からポンプ室21内にその内周面に沿って
吸い上げられ、羽根部材44によって大きな遠心力を付
与され、ドレンは速度エネルギから圧力エネルギに変換
されて吐出口24から排出され、室外に排出される。
【0014】この時、ポンプ室21内で旋回するドレン
水流には、その中心部に上方の穴27aから大気圧であ
る外気が導入されるので、中心部に自由表面の形成され
た断面略放物線状のドレン水流となり、吐出口24に流
出していく。
【0015】ポンプの運転を停止すると、吐出口24か
ら吸引口22へドレン水が逆流する。逆流したポンプ室
21内のドレン水の一部は、ポンプ室内壁面を伝って更
に上方へ移動しようとするが、穴27aの開口端下縁に
形成した水切り部27bによって下方へ導かれる。しか
し回収しきれなかったドレン水は吐出圧力により逆流
し、出力軸35の外周を上昇しようとするが、その一部
は、出力軸35に設けた水切り板10によって、それ以
上上昇してモータ本体31内に入り込むことが防止され
る。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】上記のような、空気調
和機用排水ポンプでは、ポンプ室内にドレン水流の自由
表面を形成するため、中心部に大気圧を導入する必要が
あり、そのため、例えば空気導入口として出力軸35の
貫通穴27aを蓋部材の上部中央に設けなければならな
い。ところで、上記の空気調和機用排水ポンプでは、揚
程バランス状態(まれに排水中)からの停止時に、排水
チューブに溜まっている水が一気に排水ポンプに戻って
来る。その際に吐出口からポンプ内部に入り、吸込み口
と蓋部材に設けられたモータ出力軸の貫通穴27aに2
分されてポンプの外に排出されるようになっている。
【0017】ところが、吸込み口の方が残っている排水
で塞がれていると、モータ出力軸の貫通穴に排水が一時
的に集中する。その時にポンプ部からモータ部出力軸に
沿って、排水が間欠泉にように吹き上げる。上記の従来
のものでは、この吹き上げられた排水を、モータ部の出
力軸に取り付けられた水切り板で受け、排水が軸受け部
にかかるのを防止する構成になっている。
【0018】ところで、ゴムと同等の弾性材製の円板か
らなる水切り板10を出力軸35に取り付けるために
は、図16に示すように、出力軸35に水切り板10を
固定するための溝352の加工が必要となり、そのため
に加工コストがかかる。なお、溝352が加工されてい
ないと水がかかった時や振動等でずれてしまい、出力軸
35がポンプに入っている穴を塞いでしまったり、回転
時に音を発したりして不具合の原因となる恐れがあるた
め、この溝加工は必要なものである。なお図16中の符
号10aは水切り板10の中心部に形成された取り付け
穴を示している。上記の従来のものでは、上述の通りポ
ンプ部とモータ部との間に水切り板の設置用スペ−スを
必要とするため、排水ポンプの高さがその分高くなり、
更に、水切り板を取り付けるための溝加工費や水切り板
そのものの部材費により、コスト高、高重量となるなど
の課題がある。
【0019】本発明は、このような課題を解決しようと
するもので、モータとして、ポンプ内のドレン水の抵抗
に優る大きな回転慣性力を有するものを用いて、回転停
止時に、モータが、ゆっくり止まるようにすることによ
り、出力軸が貫通している蓋部材の貫通穴からを吹き出
してくる排水の吹き出しを抑制し、これにより水切り板
の省略を可能にし、更に前記モータ部の少なくとも出力
軸側の軸受を、耐水性および耐薬品性を有する樹脂部材
で形成して、小型化と水掻き音の低減化とを可能にした
空気調和機用ドレン排水ポンプを提供するものである。
【0020】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決するために、モータ部と、その下側に取り付けられ内
部にインペラを収納したポンプ部とにより構成されると
もに、前記ポンプ部を構成するポンプ本体と、該ポンプ
本体の前記モータ部の出力軸の突出されている方向の端
部に設けられた吸引口と、前記モータ部側の側面に設け
られた吐出口と、前記インペラと前記モータ部の出力軸
35とを連結するシャフト部と、該シャフト部に取り付
けられた羽根部材と、前記ポンプ本体のモータ側開口部
周縁に装着されてモータ側開口部を閉鎖する蓋部材と、
該蓋部材に形成された前記出力軸の貫通穴とを備えた空
気調和機用排水ポンプにおいて、前記モータ部のロータ
の回転慣性力を、前記ポンプ内の排水の抵抗に勝る大き
さに設定してポンプの停止に到る時間を長くし、これに
より、停止時に出力軸の貫通穴から排水が吹き出ること
を無くし、また、たとえ吹き出たとしても、従来ののも
の水切り板の設置高さまでで、モータの軸受にまで届く
ようなことは無くしたので、水切り板の設置と水切り板
設置スペ−スを省略でき、その分空気調和機用排水ポン
プの全高を低くし、かつ部品点数の低減化、低コスト
化、軽量化を可能にしている。
【0021】更に、モータの少なくとも出力軸側(ポン
プ側)の軸受部材の材質を、金属から耐水性および耐薬
品性を有する樹脂部材〔例えば、PPS(ポリフェニレ
ンサルファイド)樹脂を主成分とするもの〕に変え、メ
タル軸受で必要であった油溜めをなくすとともに、万が
一排水(又は洗浄剤を含む排水)が掛かっても問題のな
い構成、すなわち軸受を樹脂化することにより、回転時
の摺動音を低減するようにして課題解決の手段としてい
る。
【0022】本発明では、モータの停止時に、出力軸の
貫通穴から排水が吹き出ることを無くし、またたとえ吹
き出たとしても、従来のものの水切り板の設置高さまで
で、モータの軸受部にまで届くようなことは無くしたの
で、水切り板の設置と水切り板設置スペ−スを省略で
き、その分空気調和機用排水ポンプの全高を低くし、か
つ部品点数の低減化、低コスト化、軽量化が可能とな
る。
【0023】更に、モータ30の少なくとも出力軸側
(ポンプ側)の軸受部材の材質を、金属から耐水性およ
び耐薬品性を有する樹脂部材〔例えば、PPS(ポリフ
ェニレンサルファイド)樹脂を主成分とするもの〕に変
えたことにより、メタル軸受で必要であった油溜めをな
くすとともに、万が一ドレン排水又は洗浄剤を含む排水
が掛かっても問題のない構成、すなわち軸受部材を樹脂
化することで、回転時の摺動音を低減することができ
る。
【0024】
【発明の実施の形態】本発明の実施形態をを図面に沿っ
て説明する。なお、図面中同一符号は同じ部材を示して
いる。
【0025】図1に示す実施形態について説明する。こ
の実施形態の空気調和機用ドレン排水ポンプ1も、偏平
形ブラシレス直流モータを備えたモータ部30と、その
下側に取り付けら内部にインペラ40を収納したポンプ
部20とで構成されている。ポンプ部20を構成するポ
ンプ本体21に、モータ部30の出力軸35の突出され
ている方向の端部に吸引口22が設けられ、この吸引口
22よりもモータ部30側の側面に、吐出口24が設け
られている。
【0026】インペラ40は、モータの出力軸35に連
結されるシャフト部43と、このシャフト部43の軸心
方向に向かって延びる複数の羽根部材44と、シャフト
部43の下方でシャフト部43の軸方向に沿って取り付
けられた板状の補助羽根45とで形成されている。
【0027】ポンプ本体21のモータ側開口部を閉鎖す
る蓋部材27が、該モータ側開口部周縁に装着され、こ
の蓋部材27に、モータ部30側に対向する頂面を有す
る円筒状の突起部60が形成されている。そして、貫通
穴27aと出力軸35との間の隙間から、ポンプ室21
内へ外気が吸入されるようになっている。
【0028】この実施形態のものでは、上述の従来のも
のと水切り板が省略されている点で相違しているほか、
外観上の相違はない。しかしモータとして、後に詳述す
るように、ポンプ内のドレン水の抵抗に優る大きな回転
慣性力を有するものが用いられている。この構成によ
り、この実施形態にものでは、回転停止時に、モータを
ゆっくり止めることができ、その結果、排水チュ−ブに
溜まっている排水が一気に排水ポンプ1に戻ってくると
いう事態を防止することができ、ポンプ部からモ−タ部
出力軸に沿って排水が間欠泉のように吹き上がるのを防
止することができる。
【0029】次に、この実施形態のものに用いられるモ
ータについて説明する。この実施形態にものでは、上述
の通り、モータとして、ポンプ内のドレン水の抵抗に優
る大きな回転慣性力を有するものが用いられる。モータ
の構造を、ロータ自身を非常に重くするか、あるいは軽
くても回転部の重心を可能な限り外側に設定するかによ
り、大きな回転慣性力のあるものにすることができる。
【0030】図2は、モータのコア31bの外側寸法D
が同じでも、マグネットロータ31aの外径dを変える
ことで回転慣性力を大きくできるようにしたモータを示
しており、コア31bの中心部に形成された中心穴の内
部にロータ31aが回転可能に配設された構造のモータ
である。この例の場合、コア31bの外径Dはマグネッ
トロータ31aの外径dよりもはるかに大きくD≫dで
あり、いわば標準構造のモータである(以下Aタイプと
いう)。図3は、コア31bの下側に、コア31bとほ
ぼ同一径でド−ナツ板状に形成されたマグネットロータ
31aが配設された構造のモータである。この例の場
合、コア31bの外径Dはマグネットロータ31aの外
径dとほぼ等しくD≒dである(以下Bタイプとい
う)。図4は、コア31bの外側に、カップ型に形成さ
れたマグネットロータ31aが配設された構造のモータ
である。この例の場合、マグネットロータ31aの外径
dはコア31bの外径Dよりも大きく、d≫Dである
(以下Cタイプという)。符号コア31cはコア31b
に捲回されたコイルを示している。
【0031】表1は一定回転数で電源を遮断してからモ
ータのマグネットロータが回転停止するまでの時間と停
止時の状態を試験した結果を示すものである。この表1
には、参考までに、現行隈取りタイプのモータの試験結
果も併記してある。ここで、Aタイプのモータは従来の
空気調和機用排水ポンプに取り付けられている偏平形ブ
ラシレス直流モータであり、この実施形態の排水ポンプ
には同様のBタイプの偏平形ブラシレス直流モータが適
用されている。なお上記の大きな回転慣性力を得る構成
は、上記の偏平形モータ1を対象としたものであるが、
同一構成を隈取りタイプのモータに適用して同様の効果
が得られることはいうまでもない。
【0032】
【表1】
【0033】表1に示した試験結果から明らかなよう
に、Bタイプのモータでは、Aタイプのモータに比べ
て、マグネットロータの回転停止までの時間が約7倍長
くなっている。つまり、BタイプのモータはAタイプの
モータよりもマグネットロータの回転慣性力が大きく設
定されているため、回転停止がゆっくりと行われること
をこの表1は示している。このように、Bタイプのモー
タでは、回転停止がゆっくりと行われるため、出力軸の
貫通穴から排水が殆ど吹き出ることはなく、吹き出たと
しても、従来の水切り板の設置高さまでで、モータの軸
受まで届くようなことはない。
【0034】表2は各モータの騒音測定試験の結果を示
すもので、この表には、マグネットロータの径がAタイ
プのものよりも1.2倍大きいA’タイプのモータの試
験結果も参考までに示してある。表2に示した試験結果
から明らかなように、Bタイプのモータは、Aタイプの
モータに比べて、バランス時、電源ON時および電源O
FF時のいずれの運転時においても、低騒音である。表
1の試験結果から明らかなように、Bタイプのモータ
は、回転停止にいたるまでの時間が長い。このことは、
電源投入時から規定回転数まで達する時間も長いという
ことであり、したがって、Bタイプのモータの場合、電
源ON時及び電源OFF時の騒音が低いのは当然であ
る。また、Cタイプのポンプについての試験デ−タは示
されていないが、CタイプのモータがBタイプのモータ
よりもロータ重心の回転半径がCタイプの方が大きいか
ら、回転慣性力が大きいものであることは明らかである
ので、Cタイプのモータの場合、Bタイプのモータの場
合よりも一層本発明の目的に適したものであるというこ
とができる。ただCタイプのモータは、ロータ(回転部
材)が外に出る構成となるため、ロータカバーや軸受に
配慮が必要となり、またそのために空気調和機用ドレン
排水ポンプの重量が増大する恐れがある。
【0035】
【表2】
【0036】表1中の「締切揚程」とは、ポンプの能力
を示す用語で、ある状態・回転数における排水の持ち上
げ高さのことであり、また「バランス」とは、ドレンパ
ンの排水が減り、上部ホースの出口までのホース内に排
水がとどまっている状態で、その出口ホース高さでの排
水の出入りはなく、文字通りバランスした状態をさす。
【0037】この実施形態の空気調和機用排水ポンプで
は、更に、モータ30のポンプ側軸受部36を構成する
軸受部材が樹脂部材で形成されている。即ち、従来の排
水ポンプでは、モータ30の出力軸側(ポンプ側)軸受
部36には、図14に示すようなメタル軸受が用いられ
ている。即ち、このメタル軸受は、銅系や鉄系の金属製
で潤滑油を含浸させた含油メタル軸受322を出力軸3
5の端部に圧入し、該軸受322を介して出力軸35を
カバー330に支持する構成となっている。符号326
は軸受抑え、328は油止め、332は油溜めを示して
いる。また符号312はモータのロータを、334はポ
リスライダを示している。
【0038】この構成のメタル軸受部では、耐水性およ
び対薬品性を考えると錆の問題や潤滑油切れの問題が付
きまとう。そこで、この実施形態の空気調和機用排水ポ
ンプでは、モータ30の少なくとも出力軸側(ポンプ
側)の軸受の材質を、金属から耐水性及び耐薬品性を有
する樹脂部材〔例えばPPS(ポリフェニレンサルファ
イド)樹脂を主成分とするもの〕に変えることにより、
メタル軸受で必要であった油溜めをなくし、出力軸が貫
通している蓋部材27の貫通穴27aを通過して吹き出
してくる排水を抑制するのではなく、万が一ドレン排水
又は洗浄剤を含む排水が掛かっても問題のない構造とす
るとともに、樹脂化することにより回転時の摺動音を低
減している。以下図3乃至図7によりその具体例を説明
する。なお図5乃至図11において図14と同じ符号は
同一部材を示している。
【0039】図5はその第1例であって、この例の軸受
部36では、出力軸35の端部に、上記樹脂材製の軸受
部材324が取り付けられて出力軸35をカバー330
に支持する構成となっている。なおカバー330の内部
は油溜め332となっている。この例では、軸受部材3
24は「つずみ」型に形成されている。図6は、図5の
変形例で、図6の例では、油溜め322が省略されてい
る。図7に示した例では、図5のものから油溜め332
が省略されるとともに、カバー330の外側に冷却フィ
ン338が取り付けられている。
【0040】図8は樹脂軸受部材の変形例を示してお
り、外側球面部を均肉にするために軸方向に肉抜きを施
してタイヤ形に形成した軸受部材324bを示してい
る。また図9は外側球面部を均肉にするために径方向に
肉抜きを施してヨーヨー形に形成した軸受部材324c
てものを示している。更に、図10は軸受形状をキノコ
形にすることにより均肉化した樹脂軸受部材324dを
示している。
【0041】図11は、図10の軸受部材324dを使
用した軸受部36を示している。図12は図11の変形
例で、この軸受部36ではコイルばね326aで軸受部
材324dをケ−ス330に押圧するようになってい
る。符号328aはスプリング受けを示している。図1
3は軸受押さえ326で軸受け部材324dをケ−ス3
30に押圧するようになっている変形例である。なお上
記の図5〜図13に示す軸受部36は、図1に示す偏平
形モータ1を対象としたものである。
【0042】この実施形態のものでも、上記の従来のも
のと同様に、ポンプ本体21のモータ側開口部を閉鎖す
る蓋部材27は、ポンプ本体21のモータ側開口部周縁
に、Oリング29を介して装着されており、また、蓋部
材27をポンプ本体21に取り付けるため、ポンプ本体
21の周壁に上向きの蓋係合受け26が、180°間隔
で対向配置される一方、蓋部材27には蓋係合受け26
にクリップ係合可能な蓋係合受け28が、90°間隔で
形成されていて、蓋部材27をポンプ本体21に対し
て、90°毎の、4相の相対的に異なった取り付け位置
に簡単に選択固定することができるようになっている。
【0043】また、モータ部30への通電により、出力
軸35が回転すると、インペラ40が高速回転し、この
時、ポンプ本体31の下端の吸引口22が位置するドレ
ンパン内に吸引口22よりも上方にドレンが溜っている
と、補助羽根45の回転によりそのドレン水は吸引口2
2からポンプ室21内にその内周面に沿って吸い上げら
れ、羽根部材44によって大きな遠心力を付与され、ド
レン水は速度エネルギから圧力エネルギに変換されて吐
出口24から排出され、室外に排出される点も同様であ
る。
【0044】前記の構成において、この実施形態の空気
調和機用排水ポンプ1では、ポンプの運転停止時、モー
タ部30のロータ310の回転慣性力が大きいので、表
1に示すように、回転が停止するまでの時間が従のもの
よりも極めて長い。つまりこの実施形態のドレン排水ポ
ンプ1はゆっくりと停止する構成となっているため、停
止時に出力軸35の貫通穴27aから排水が殆ど吹き出
ることはなく、たとえ吹き出たとしても、従来ののもの
水切り板の設置高さまでで、モータの軸受部36まで届
くようなことはない。
【0045】また、モータ30の少なくとも出力軸側
(ポンプ側)の軸受部材の材質を、金属から耐水性およ
び耐薬品性を有する樹脂部材〔例えば、PPS(ポリフ
ェニレンサルファイド)樹脂を主成分とするもの〕に変
えることにより、メタル軸受で必要であった油溜めをな
くすとともに、万が一排水又は洗浄剤を含む排水が掛か
っても問題のない構造とすることができる。また軸受部
材を樹脂化することにより、回転時の摺動音を低減する
ことも可能となる。
【0046】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明によれば、
次のような効果が得られる。 (1)従来の空気調和機用排水ポンプにおけるモータの
ロータの回転慣性力を大きくするという簡単な改良によ
り、ポンプの停止に到る時間を長くすることができ、こ
れにより、停止時に出力軸の貫通穴27aから排水が吹
き出ることを無くし、またたとえ吹き出たとしても、従
来ののもの水切り板の設置高さまでで、モータの軸受部
にまで届くようなことは無くしたので、水切り板の設置
を省略でき、水切り板を設置するスペ−スが不必要とな
り、その分空気調和機用排水ポンプの全高を低く形成す
ることが可能となるほか、部品点数の低減化、水切り板
を固定するための手数の省略化などにより、低コスト
化、軽量化が可能となる。 (2)モータの少なくとも出力軸側(ポンプ側)の軸受
部材の材質を、金属から耐水性および耐薬品性を有する
樹脂部材〔例えば、PPS(ポリフェニレンサルファイ
ド)樹脂を主成分とするもの〕に変えることにより、メ
タル軸受で必要であった油溜めをなくすとともに、万が
一ドレン排水(または洗浄剤を含む排水)が掛かっても
問題のない構造とすることができる。また軸受部材を樹
脂化することで、回転時の摺動音を低減することも可能
となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態としての空気調和機用排水
ポンプの一部断面側面図である
【図2】モータ部のロータの標準構造のもので、(a)
はロータの斜視図、(b)はモータの一部断面図であ
る。
【図3】本発明のロータの一実施形態のもので、(a)
はロータの斜視図、(b)はモータの一部断面図であ
る。
【図4】本発明のロータの他の実施形態のもので、
(a)はロータの斜視図、(b)はモータの一部断面図
である。
【図5】本発明の一実施形態のモータの軸受部耕造を示
す断面図である。
【図6】図5のものの変形例を示す断面図である。
【図7】(a)は図5のものの他の変形例を示す断面
図、(b)はフィンの正面図である。
【図8】本発明の一実施形態の軸受部材の変形例を示
し、(a)は側面図、(b)は正面図である。
【図9】軸受部材の他の変形例を示し、(a)は側面
図、(b)は正面図である。
【図10】軸受部材の更に他の変形例を示し、(a)は
側面図、(b)は正面図である。
【図11】図10の軸受を組み込んだ軸受部構造を示す
断面図である。
【図12】図10の軸受を組み込んだ他の軸受部構造を
示す断面図である。
【図13】図10の軸受を組み込んだ更に他の軸受部構
造を示す断面図である。
【図14】従来の金属製式軸受部構造を示す断面図であ
る。
【図15】従来の空気調和機用ドレン排水ポンプの一部
断面側面図である。
【図16】同水切り板の取り付け構造を示す概要図であ
る。
【符号の説明】
1 空気調和機用排水ポンプ 20 ポンプ部 21 ポンプ本体 22 吸引口 24 吐出口 27 蓋部材 27a 貫通穴 30 モータ部 31 モータ本体 31a ロータ 31b コア 31c コイル 35 出力軸 36 軸受部 40 インペラ 43 シャフト部 44 羽根部材 45 補助羽根 50 ホルダ−部 60 突起部 324 樹脂軸受部材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) F16C 33/20 F16C 33/20 Z F24F 1/00 361 F24F 1/00 361F H02K 5/10 H02K 5/10 B 5/167 5/167 A 7/14 7/14 B (72)発明者 田口 勝也 埼玉県狭山市笹井535 株式会社鷺宮製作 所狭山事業所内 (72)発明者 吉田 雅彦 埼玉県狭山市笹井535 株式会社鷺宮製作 所狭山事業所内 (72)発明者 粕谷 晃 埼玉県狭山市笹井535 株式会社鷺宮製作 所狭山事業所内 Fターム(参考) 3H022 AA01 BA06 CA01 CA13 CA54 3J011 AA02 BA02 BA10 SC01 3L050 BF02 5H605 AA02 AA04 BB10 BB19 BB20 CC02 CC04 DD17 DD38 EB06 EB16 EB17 EB18 EB19 EB21 EB28 FF06 5H607 AA04 AA05 BB09 BB13 BB14 BB17 CC01 CC05 FF06 GG09 KK07

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 モータ部と、その下側に取り付けられ内
    部にインペラを収納したポンプ部とにより構成された空
    気調和機用ドレン排水ポンプにおいて、 前記ポンプ部を構成するポンプ本体と、該ポンプ本体の
    前記モータ部の出力軸の突出されている方向の端部に設
    けられた吸引口と、前記モータ部側の側面に設けられた
    吐出口と、前記インペラと前記モータ部の出力軸とを連
    結するシャフト部と、該シャフト部に取り付けられた羽
    根部材と、前記ポンプ本体のモータ側開口部周縁に装着
    されてモータ側開口部を閉鎖する蓋部材と、該蓋部材に
    形成された前記出力軸の貫通穴とを備え、 前記モータ部のロ−タが、その回転慣性力を、前記ポン
    プ内の排水の抵抗に勝る大きさに設定されていることを
    特徴とする空気調和機用排水ポンプ。
  2. 【請求項2】 前記モータ部のロータは、偏平形状に形
    成されるとともに、その重心が可能な限り外側に位置す
    る構成である請求項1記載の空気調和機用排水ポンプ。
  3. 【請求項3】 前記モータ部のロータは、その外径が、
    該モータのステータ部の外径に等しいか、又はステータ
    部の外径よりも大きな寸法の外径に形成されている請求
    項1又は請求項2記載の空気調和機用排水ポンプ。
  4. 【請求項4】 前記モータ部の少なくとも出力軸側の軸
    受け部材が、その材質を、耐水性および耐薬品性を有す
    る樹脂部材で形成されている請求項1乃至請求項3のい
    づれかに記載の空気調和機用排水ポンプ。
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