JPH0667887U - モータ式排水ポンプ - Google Patents

モータ式排水ポンプ

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JPH0667887U
JPH0667887U JP013688U JP1368893U JPH0667887U JP H0667887 U JPH0667887 U JP H0667887U JP 013688 U JP013688 U JP 013688U JP 1368893 U JP1368893 U JP 1368893U JP H0667887 U JPH0667887 U JP H0667887U
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 蓋の形状を選択するだけでランナの構造を自
由に変更でき、設計の自由度が大きくなり、製造を容易
にするとともに、排水口部にエレボを不要とし、無理な
配管を行うことなく小型化し、排水効率を向上し、ま
た、排水口のごみの詰まりをなくし、更にポンプから外
部への水の飛び出しをなくすことを目的とする。 【構成】 モータ回転軸32を通し外気を流通させる通
孔5と側部に排水口6と上部にモータ取付部8とを備え
たポンプ本体1、中央に回転羽根30を収容するポンプ
室23とポンプ室中央下部に吸込口24とポンプ室23
の側部にポンプ本体1の排水口6に連通する吐出口とを
備えた下側蓋部材16、及びポンプ本体上部に取付けら
れ回転羽根30を駆動する駆動軸を備えたモータ11と
によりモータ式排水ポンプを構成したものであり、ま
た、このモータ式排水ポンプのポンプ本体の排水口6
を、ポンプ本体と一体に上方に向けて形成する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、空調機のドレン水等を排出するためのポンプをモータで駆動する、 モータ式排水ポンプに関する。
【0002】
【従来の技術】
空調機における室内側ユニットにおいては、冷房時に熱交換器に空気中の水分 が凝縮して付着しドレンを生ずる。このドレンは、周囲のごみとともに熱交換器 の表面を伝わって滴下するので、これを収集し排出する必要があり、そのため、 熱交換器の下部にドレンパンを配置し、このドレンパンにドレン及びドレンに溜 ったごみを収集するとともに、ポンプの吸込口をドレンパン内に設け、モータに よりポンプを駆動して、室外にドレンを排出することが行われている。
【0003】 このような排水ポンプとしては、各種のものが提案され用いられているが、そ の多くのものは、例えば実公平3−38476号公報に示されているように、下 端に吸込口を有し、側方に水平方向に向いた吐出口を有するポンプ本体に対し、 蓋を上方から被せ、蓋に固定したモータで回転する軸を、上方からポンプ本体内 に貫通させ、ポンプ本体内に設けた回転羽根を、この軸端に固定するようにして いる。それにより、モータを駆動して、軸を介して回転羽根を回転させる時、ド レンパン内に配置したポンプ本体下端の吸込口までドレンが溜っていると、その ドレンは、回転羽根の回転による吸引力により吸込まれ、回転羽根の遠心力によ ってポンプ本体内壁に沿って上昇する。この時、ポンプ本体の中央部に大気圧が 導入されていると、ポンプ本体内壁に沿って上昇するドレンは、回転放物面状の 自由表面を形成しながら上昇し、ポンプ最上端に達したドレンは、吐出口から水 平に吐出される。水平方向に吐出されたドレンは、吐出口から垂直方向に向きを 変えるエルボを介して上方に導かれ、室外に排出される。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】 上記従来の排水ポンプにおいては、ポンプ本体の上に蓋を取付け、その蓋にモ ータを固定し、ブラケットを介して空調機の蒸発器に取付けると、ポンプ本体の 設計の自由度がなくなり、種々の形式の空調機に適合する排水ポンプを設計、製 作なければならなくなるため、全体として高価なものとならざるをえなかった。 また、ポンプ本体に、吸込部、吐出部、回転羽根収納室を形成しなければならな いので、構造が複雑化し、金型の設計等が困難となり、製作性が悪くなるほか、 この面からも設計の自由度がなくなる欠点があった。
【0005】 一方、近年、空調機は薄型になり、排水ポンプ本体には、吐出口が側方に水平 方向に向けて設けていたので、吐出口と吸入口の高さの差に限度があり、排水管 を上方に延ばして排水を行う都合上、水平方向に向けられた吐出口に、L型のエ ルボを取付けて上方に吐出口を向け、これに排水管を固定しなければならず、余 分の配管を必要とするほか、組付け工数が増加することとなる。また、エルボを 取付けずに直接可撓性排水管を取付け、この配水管を曲げて上方に導くことが行 われているが、その際には、狭い空間内で排水管を曲げなければならず、無理な 変形によって管の潰れ等の変形を生じ破損の原因ともなっている。更に、このよ うな曲がり部を設けると、排出の流動抵抗が増大し、排水効率が低下するほか、 排水ヘッドも低くなり、充分な排水が行われなくなる。また、これらのエルボあ るいは曲がり部の存在のため、横方向の全長が長くなり、小型化に制約を受ける 欠点もあった。
【0006】 また、従来の排水ポンプにおいては、ポンプ本体の下端から吸い込んだ水を回 転羽根の遠心力でポンプ本体の内壁に沿って上昇させた後、回転羽根による動圧 で直接側方の排水口から排水するよう構成しているので、排水管内で静圧に変え て排水することとなり、円滑な圧力変換が行われず、排水効率を上げることが困 難であり、また、ドレンパン内のドレンともにたまるごみを吸い上げて排水する 時、回転羽根でドレンとともにに吸い上げたごみを、直接側方の排水口から吐出 させることとなるため、排水口にごみの詰まりを生じることがあり、排水機能の 低下及び機能停止を生じることがあった。
【0007】 また、回転羽根により吸い込んだドレンを、ポンプ本体内で放物線状の自由表 面を形成するため、蓋の中央部からポンプ本体内中央部に外気を導入する際には 、ポンプ本体内で撹拌したドレンが、本体内上端部から蓋の下面に至り、逆に蓋 の中央部に向かう水流を生じ、この水流が、蓋の中央部に設けた外気導入孔から 外部に飛び出すことがあり、モータ及び空調機内部の機器を濡らし、腐触及び故 障の原因ともなっていた。
【0008】 したがって、本考案は、蓋部材の形状を選択するだけでランナの構造を自由に 変更でき、設計の自由度が大きくなり、製造を容易にするとともに、排水口部に エレボを不要とし、無理な配管を行うことなく小型化し、排水効率を向上し、ま た、排水口のごみの詰まりをなくし、更にポンプから外部への水の飛び出しをな くすことを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本考案は、上記課題を解決するため、モータ回転軸を通し外気を流通させる通 孔と側部に排水口と上部にモータ取付部とを備えたポンプ本体、中央に回転羽根 を収容するポンプ室とポンプ室中央下部に吸込口とポンプ室の側部にポンプ本体 の排水口に連通する吐出口とを備えた下側蓋部材、及びポンプ本体上部に取付け られ回転羽根を駆動する駆動軸を備えたモータとによりモータ式排水ポンプを形 成したものであり、また、このモータ式排水ポンプのポンプ本体の排水口を、ポ ンプ本体と一体に上方に向けて形成し、あるいは、下側蓋部材の吐出口に水貯溜 室を設け、あるいは、ポンプ本体の通孔の下部周囲に、下方に突出する環状の水 切部を設け、あるいは、ポンプ本体の通孔形成部を上方に突出させ、その内壁面 とモータ回転軸間に水切り室を設けたものである。それにより、本考案のモータ 式排水ポンプは、蓋部材の形状を選択するだけでランナの構造を自由に変更でき 、設計の自由度が大きくなり、製造を容易にするとともに、排水口部にエルボを 不要とし、無理な配管を行うことなく小型化し、排水効率を向上し、また、排水 口のごみの詰まりをなくし、更に、ポンプから外部への水の飛びだしをなくすこ とができるようにしたものである。
【0010】
【作用】
本考案は、上記のように構成したので、モータを駆動して回転軸に固定した回 転羽根を回転させると、ドレンは下側蓋部材の吸込口からポンプ室に吸い込まれ 、回転羽根の遠心力で側部の吐出口に送られる。このとき、回転羽根でポンプ室 の内壁面に押しつけられながら上昇するドレンの内周には、ポンプ本体の通孔か ら空気が導入され、ドレンと混合してごみとともに吐出口に送られたドレンは、 ポンプ本体の排出口から外部に排出される。
【0011】 また、このモータ式排水ポンプのポンプ本体の排出口を、ポンプ本体と一体に 上方に向けて形成すると、下側蓋部材の吐出口から吐出されるドレンは、ポンプ 本体の排出口に向けて直接上方に向けられて排水される。
【0012】 また、下側蓋部材の吐出口に水貯溜室を設けると、回転羽根の回転により、高 速で流れる動圧をもったドレンは、水貯溜室で静圧に変換され、排出口から押し 上げられ排出されるとともに、ドレンとともに吸い込まれたごみは、排出口に直 接押し込まれることなく、適宜貯溜され循環し、回転羽根で粉砕されて排出され る。
【0013】 また、ポンプ本体の通孔の下部周囲に、下方に突出する環状の水切部を設ける と、回転羽根の回転によりポンプ室の内壁面に沿って上昇するドレンが、ポンプ 本体の下面に当たって内側に向かうとき、そのドレンは、環状の水切り部によっ て再び下方に向けられ、通孔から飛び出ることがない。
【0014】 また、ポンプ本体の通孔形成部を上方に突出させ、その内壁面とモータ回転軸 間に水切り室を設けると、回転羽根の回転により、ポンプ室の内壁面に沿って上 昇するドレンが、ポンプ本体の下面に達しても、上方の通孔との間に形成される 水切り室内に入るドレンは減少し、更に、通孔に至るドレンは減少する。
【0015】
【実施例】
本考案の実施例を図面に沿って説明する。図1、図2に示すように、ポンプ本 体1の底面2は略平面をなし、その中央部に上方に延びる水切り円筒部3を備え 、円筒部3の上面には通孔5を設けている。ポンプ本体1の側部には、排水口6 を有する排水筒7を上面に立設しており、この排水筒7にドレンを外部に排出す る排水ホース19を適宜連結する。ポンプ本体1の上面側部にはモータ取付部8 ,8,9,9を4本立設し、その上端面にはねじ孔10を備えており、この上端 面に、モータ11のブラケット12をねじ13で固定することにより、ポンプ本 体1はモータ11と一体化し、空調機の蒸発器に取り付けられる。
【0016】 ポンプ本体1の上面には、下面からねじ孔14を形成したねじ形成面15を、 図2に示すように、3個備えており、後述する下側蓋部材16のフランジ17に 形成した孔18にねじ20を貫通させ、上記ねじ孔14にねじ込むことによって 、下側蓋部材16をポンプ本体1に固定している。ポンプ本体1の上面には、中 央の水切り円筒部3を囲むようにモータ取付部8,9,9,8間に環状の隔壁2 1を形成しており、その内部に溜った水は開口部22から適宜排出される。
【0017】 ポンプ本体1の下面に固定されている下側蓋部材16は、中央部に回転羽根3 0を収容するポンプ室23を備え、その中央下部には、吸込口24を下端に備え る吸込筒25を備える。下側蓋部材16の側方には、ポンプ室23と連通する水 貯溜室26を形成しており、下側蓋部材16をポンプ本体1に取り付けるとき、 この水貯溜室26にポンプ本体1の排水口6が位置する。
【0018】 ポンプ本体1の下面には、下側蓋部材16のフランジ17が嵌合する段部27 を形成し、下側蓋部材16の取付け時の位置決めを行うとともに、段部27にお ける下側蓋部材16のフランジ17と対向する面にはパッキン28を収納するパ ッキン溝29を形成している。また、ポンプ本体1の中央の水切り円筒部3の内 周は、回転羽根30のボス31の外周及びモータ11で駆動される回転軸32の 外周と充分空隙を有し、それにより、水切り室33を形成している。
【0019】 水切り円筒部3の通孔5は、回転軸32の外周より適宜大きく形成され、ポン プ室23内に外気の導入を可能にしている。水切り円筒部3の上面4の水切り室 33側には、通孔5の下端外周に沿って下方に突出する水切り部34を備え、こ の水切り部34の外周と水切り円筒部3の内周上端部との間に、断面半円形をな す環状の切り返し部35を形成している。
【0020】 回転羽根30は、下部に吸込筒25内で回転する2枚又は4枚の縦長の羽根又 はねじり羽根から形成される小径羽根36と、その上部において、ポンプ室23 内で回転する2枚又は4枚の横長の羽根から形成される大径羽根37、及び上方 に延び、上端の差し込み孔38に回転軸32を挿入して固定するボス31から構 成される。
【0021】 回転軸32は、モータ11により回転駆動され、通孔5から上方に突出する部 分には、水平に水切り板40を固定している。モータ11は、ブラケット12に より、空調機内部の適宜の部材に固定され、それにより、モータ11、ポンプ本 体1、下側蓋部材16を一体的に支持している。このとき、下側蓋部材16の吸 込筒25の下端は、空調機の室内側熱交換器で生ずるドレンを収集するドレンパ ンの底面に近接するように取り付ける。なお、吸込筒25にドレンパンの底面部 に通じる配管を取り付ける際には、任意の位置に取付け可能である。
【0022】 上記のように構成された排水ポンプの作動に際しては、空調機の作動によって 熱交換器から流下するドレンは、ドレンパンに収集され、吸込筒25の吸込口2 4まで水位が達すると、モータ11の駆動により、回転軸32で回転される回転 羽根30の小径羽根36の回転によってポンプ室23内に呼び込まれ、大径羽根 37の中心部に入り、大径羽根37の回転による遠心力で、ポンプ室23の内周 壁にドレンを押しつけながら吸い上げる。
【0023】 このとき、遠心力で回転するドレンの中心部は、通孔5の回転軸32との間隙 を通して外気が導入される。この通孔5の大きさを適宜変化させることにより、 ポンプの揚程を任意に調節することができる。ポンプ室23内で、遠心力により ポンプ室内壁に押しつけられるドレンは、側部に設けた水貯溜室26に集められ 、回転羽根30により撹拌されるドレンの動圧は静圧となり、このドレンは、排 水口6から垂直上方に上昇し、排水筒7から適宜の配管により外部に排水される 。
【0024】 一方、ポンプ室23内壁面に押しつけられたドレンが、ポンプ本体1の底面に 沿って内方に向い、大部分は再び落下するここになるが、水量等の状況によって は、円筒部3の内周壁面を伝って上昇することがある。しかし、殆どのドレン水 は、水切り室33で、その上昇を止めることができる。このドレンが、更に上昇 して円筒部3の頂部まで達すると、この部分に切り返し部35が形成されている ので、上昇する水流は、強制的に下方に向けられ落下する。そのため、このよう にして上昇したドレンが、通孔5から外部に飛び出すことを確実に防止すること ができる。また、回転軸32の外周面を遠心力で上昇するドレンは、水切り板4 0によって、それ以上上昇することは防止され、遠心力で外方に飛ばされ落下し 、そのドレンはポンプ1の上面に環状に設けた隔壁21の開口部22から適宜排 出される。
【0025】 ドレンを収集するドレンパン中にごみ等が溜り、ときにはそれが固形化し、こ のようなごみが、ドレン水とともにポンプに吸い込まれることがある。その際、 このごみは、通常、回転羽根により粉砕され、ドレン水とともに排出されるが、 粉砕しきれないごみも、排水口6に向けて吐出されることがある。しかしながら 、このごみは、直接排水口6に至ることなく、水貯溜室26に一旦貯溜されるの で、このごみは、排水口を詰まらせることはない。また、水貯溜室26のごみは 、水流の循環によって再び回転羽根により粉砕され、細かくなったごみは、ドレ ンとともに排水される。
【0026】
【考案の効果】
本考案は、上記のように構成し作用するので、ポンプ本体の設計の自由度が大 きくなり、また1種類の排水ポンプで各種の機器に適応可能となるほか、ポンプ 本体の構造が簡素化するので、製作性がよくなり、安価なポンプとすることがで きる。
【0027】 また、このモータ式排水ポンプのポンプ本体の排水口をポンプ本体と一体に上 方に向けて形成することにより、水平方向から垂直方向に排水を導くエルボが不 要となり、あるいは排水管を屈曲させる必要がなくなるので、全体を小型化でき るとともに、排水管の破損を防止でき、安価なものにすることができるほか、配 管中で直角に曲げる部分がなくなるので、排水抵抗が減少し排水効率が向上し、 排水ヘッドを大きくすることができる。
【0028】 また、下側蓋部材の吐出口に水貯溜室を設けることにより、回転羽根により動 圧をもったドレンはこの部分で静圧に変換され、圧力変換が円滑に行われ、排水 効率を向上することができるほか、ドレンパン内のドレンとともに溜るごみを吸 い上げて排水するとき、このごみは直接排水口に押し込まれることなく、一旦水 貯溜室に貯溜されるので、排水口のごみの詰まりをなくすることができ、水貯溜 室内のごみは水流によって再び回転羽根により撹拌されるとき、粉砕され、ドレ ンとともに円滑に排出することができる。
【0029】 また、ポンプ本体の通孔の下部周囲に下方に突出する環状の水切り部を設ける と、回転羽根の回転によって上昇するドレンがポンプ本体の底面に沿って内側に 向かうとき、そのドレンは通孔に至る前に、水切り部によって下方に向けられ、 通孔から飛び出ることがなくなり、モータ及び周囲の機器を濡らし、漏電あるい は腐食を生じさせることがなくなる。
【0030】 また、ポンプ本体の通孔形成部を上方に突出させ、その内壁面とモータ回転軸 間に水切り室を設けると、回転羽根の回転によりポンプ室の内壁面に沿って上昇 するドレンは、通孔に達する前に落下するため、ドレンが通孔から飛びですこと が少なくなり、モータ及び周囲の機器を濡らし、漏電あるいは腐食を生じさせる ことが少なくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例の断面図である。
【図2】本考案の実施例の分解斜視図である。
【図3】本考案の実施例の平面図である。
【図4】本考案の実施例の底面図である。
【符号の説明】
1 ポンプ本体 2 底面 3 円筒部 5 通孔 6 排水口 7 排水筒 8 モータ取付部 9 モータ取付部 11 モータ 12 ブラケット 16 下側蓋部材 17 フランジ 21 隔壁 22 水溜り部 23 ポンプ室 24 吸込口 25 吸込筒 26 水貯溜室 30 回転羽根 32 回転軸 33 水切り室 34 水切り部 37 切り返し部 36 小径羽根 37 大径羽根 40 水切り板

Claims (5)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 モータ回転軸を通し外気を流通させる通
    孔と側部に排水口と上部にモータ取付部とを備えたポン
    プ本体、中央に回転羽根を収容するポンプ室とポンプ室
    中央下部に吸込口とポンプ室の側部にポンプ本体の排水
    口に連通する吐出口とを備えた下側蓋部材、及びポンプ
    本体上部に取付けられ回転羽根を駆動する駆動軸を備え
    たモータとからなることを特徴とするモータ式排水ポン
    プ。
  2. 【請求項2】 ポンプ本体の排水口をポンプ本体と一体
    に上方に向けて形成したことを特徴とする請求項1記載
    のモータ式排水ポンプ。
  3. 【請求項3】 下側蓋部材の吐出口に水貯溜室を設けた
    ことを特徴とする請求項1または請求項2記載のモータ
    式排水ポンプ。
  4. 【請求項4】 ポンプ本体の通孔の下部周囲に、下方に
    突出する環状の水切部を設けたことを特徴とする請求項
    1、請求項2または請求項3記載のモータ式排水ポン
    プ。
  5. 【請求項5】 ポンプ本体の通孔形成部を上方に突出さ
    せ、その内壁面とモータ回転軸間に水切り室を設けたこ
    とを特徴とする請求項1、請求項2、請求項3または請
    求項4記載のモータ式排水ポンプ。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0713978A1 (en) 1994-11-25 1996-05-29 Fujikoki Mfg. Co., Ltd. Drainage pump
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