JP2011239622A - 小型モータおよびモータアクチュエータ - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 小型モータのシャフトの一端に装着されるウォームギアと、該ウォームギアの一側に噛合するウォームホイールとを具備するモータアクチュエータにおいて、軸受ハウジングに設けられた段差部とラジアル軸受の間に、シャフトの他端をウォームホイール側に付勢させる側圧付与部材を挟持したことを特徴とする。
【選択図】 図5
Description
例えば特許文献1には、バイアスマグネットの磁気吸引によってシャフトに側圧を印加するスピンドルモータが開示されている。
また、特許文献2には、一対の軸受の中間位置に相当する軸受ホルダの外周に円弧状の吸引磁石を取り付け、この吸引磁石が軸受ホルダを介してシャフトをラジアル方向に磁気吸引して、一対の軸受にそれぞれ側圧を付与するスピンドルモータが開示されている。
また、特許文献4には、軸受を支持するケースの内周面から延出してシャフトの外周面に当接される押圧弾性部材を備え、この押圧弾性部材によってシャフトを軸受の一方向に押圧するようにしたモータが開示されている。
「前記側圧付与部材はリング形状の内側に弾性突起部を有し、該弾性突起部が前記シャフトに当接して前記シャフトを径方向に付勢させること」、
「前記側圧付与部材の弾性突起部の長さは、前記段差部から前記スラスト軸受までの距離よりも短いこと」、
「前記軸受ハウジングは、前記段差部に隣接する凸部もしくは凹部を有し、前記側圧付与部材は、リング形状の外側に凹部もしくは凸部を有し、前記側圧付与部材は、前記軸受ハウジングに凹凸嵌合されていること」、
を含む。
図1は、本例に係る小型モータの断面図である。図1に示すように、本例の小型モータ1は、内面に固定子2が取付けられたケーシング3と、ケーシング3の内部に配設された回転子4とを備えている。
ブラケット6の中央部には、図2(a)に示すように、円形の凹部6aが形成されており、凹部6aの底面はスラスト軸受13となっている。そして、凹部6aにラジアル軸受軸12が圧入されている。
この回転子4は、ラジアル軸受11,12によりシャフト7を回転自在に支承されている。そして、シャフトの一端はケーシング3から突出し、他端はスラスト軸受13により支承されている。
この側圧付与部材16は、外環部16aが段差部6bに載置された状態において、弾性突起部16bがシャフト7に当接して湾曲し、シャフト7を中心軸Xに直交する径方向に付勢させることができるものである。
側圧付与部材16の材料としては、所望の弾性を有し耐摩耗性に優れるものを用いることができ、例えばポリエチレンテレフタレートやポリエチレンなどの樹脂材料が好ましく、潤滑性樹脂が特に好ましい。
また、シャフト7の端部を支承するスラスト軸受13とこのスラスト軸受13に近接して配置されるラジアル軸受12との間で、シャフト7を径方向に付勢させることにより、比較的弱い力で十分な付勢力を付与することができる。このため、側圧付与部材16として小径且つ薄肉の部材を用いることが可能になり、特別なスペースを要することがなく、モータ全体をコンパクトにすることができる。
また、側圧付与部材16の固定は、ブラケット6の段差部6bの上に側圧付与部材16を載置した後、ラジアル軸受12をブラケット6に圧入する通常の工程によって簡単に行うことができるため、煩雑な組立工程を伴うこともない。
また、磁気による側圧を加えていないため、小型モータの性能が安定するとともに始動性に悪影響を与えることもない。
図4は本例に係る小型モータを説明するための図であり、図4(a)は軸受ハウジングを兼ねるブラケットの断面図、図4(b)は側圧付与部材の平面図である。
本例の小型モータの基本的な構造は第一の実施形態例のものと同様であり、以下に異なる点を説明する。
また、図4(b)に示すように、本例の側圧付与部材16のリング形状の外環部16aの外側(外周)には、弾性突起部16bに対応する位置に凸部6cに嵌合する形状の凹部16dが形成されている。
そして、凸部6cが凹部16cに嵌め込まれるようにして、側圧付与部材16はブラケット6に凹凸嵌合される。
また、シャフト7の付勢方向は、完成された小型モータの外部に表れる目印部6dによって確認することができる。
また、側圧付与部材16はブラケット6に凹凸嵌合されているため、側圧付与部材16がシャフト7の回転時に回転してしまうのを簡単且つ確実に防止することができ、常にシャフト7を一定方向に付勢することができる。
図5は本例に係るモータアクチュエータの内部を示す模式図である。
図5に示すように、モータアクチュエータ100は下ケース101と不図示の上ケースによりほぼ直方体の箱状に形成され、内部に小型モータ1、減速歯車列となるウォームギヤ102、第一中間ギヤ103、第二中間ギヤ104、第三中間ギヤ105および出力軸106aを有する出力ギヤ106が収容されている。
なお、図5には示していないが、このケース内には回路基板が収容され、この回路基板にはモータ駆動回路や減速ギヤの回転を検出するための回路等が構成されている。
このウォームギヤ102には、図6(a)及び図6(b)に示すように、小型モータ1の回転時にウォームホイールである第一中間ギヤ103との噛み合い部分で力Fが作用する。
そして、小型モータ1によって第一中間ギヤ103を図6(a)のように反時計回りに回転させる場合でも、図6(b)のように時計回りに回転させる場合でも、力Fの径方向の分力であるFxは、第一中間ギヤ103がウォームギヤ102を径方向に押圧する力として作用するので、シャフト7は力Fxが向く方向に付勢される。すなわち、シャフト7の一端が図5の紙面右方向に付勢される。
これにより、ラジアル軸受11、12の内周面に対してシャフト7を確実に付勢することができ、回転運動をするシャフト7が軸受クリアランス内で径方向に振動しようとしても、シャフト7はラジアル軸受11、12の内周面に接触した状態を保ち、振動することなく滑らかに回転することができる。
例えば小型モータとしては、ブラシモータに限らずブラシレスモータ等にも適用することができる。
2 固定子
3 ケーシング
4 回転子
5 ハウジング
5a 円筒部
5b 底板
6 ブラケット(軸受ハウジング)
6a 凹部
6b 段差部
6c 凸部
6d 目印部
7 シャフト
8 電機子コア
9 銅線
10 整流子
11、12 ラジアル軸受
13 スラスト軸受
14 ブラシ
15 端子
16 側圧付与部材
16a 外環部
16b 弾性突起部
16c 基部
16d 凹部
100 モータアクチュエータ
101 下ケース
102 ウォームギヤ
103 第一中間ギヤ
104 第二中間ギヤ
105 第三中間ギヤ
106 出力ギヤ
106a 出力軸
Claims (5)
- 少なくとも軸受ハウジングに設けられたラジアル軸受とスラスト軸受によって、回転自在に支承されるシャフトを備える小形モータにおいて、
前記軸受ハウジングは、前記ラジアル軸受と前記スラスト軸受の間に段差部を有し、該段差部と前記ラジアル軸受の間に、前記シャフトを径方向に付勢させる側圧付与部材を挟持させてなることを特徴とする小型モータ。 - 前記側圧付与部材はリング形状の内側に弾性突起部を有し、該弾性突起部が前記シャフトに当接して前記シャフトを径方向に付勢させることを特徴とする請求項1に記載の小型モータ。
- 前記側圧付与部材の弾性突起部の長さは、前記段差部から前記スラスト軸受までの距離よりも短いことを特徴とする請求項2に記載の小型モータ。
- 前記軸受ハウジングは、前記段差部に隣接する凸部もしくは凹部を有し、
前記側圧付与部材は、リング形状の外側に凹部もしくは凸部を有し、
前記側圧付与部材は、前記軸受ハウジングに凹凸嵌合されていることを特徴とする請求項2または3に記載の小型モータ。 - 請求項1乃至4のいずれかに記載の小型モータと、該小型モータのシャフトの一端に装着されるウォームギアと、該ウォームギアの一側に噛合するウォームホイールとを具備するモータアクチュエータであって、
前記側圧付与部材は、前記シャフトの他端を前記ウォームホイール側に付勢させるように配置されていることを特徴とする小型モータ。
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