JP4030991B2 - 振動モータ - Google Patents

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Description

この発明は、小型移動通信体の無音振動報知源やマッサージ装置の振動源として用いられる振動モータに関し、特に長寿命化の可能なブラシレス振動モータに関する。
従来より、小型通信体の無音振動報知源やマッサージ装置の振動源として、円筒型や扁平型のブラシタイプのモータが広く用いられてきた。
しかしながら、このようなブラシタイプのモータでは、ブラシと整流子が摺接することによりロータに設けられたコイルに給電するので、モータの高回転化・高出力化を目指した場合、摺接部であるブラシと整流子に大変負担がかかり、長寿命化には限界があった。
そして、モータのさらなる長寿命化のため、駆動回路によりコイルに流れる電流の向きを制御し、コイルから発生した磁力とロータに設けられたマグネットの磁力との関係でロータを回転駆動させるブラシレスモータを利用した振動モータが開発された。
このようなブラシレス振動モータには、ロータに設ける軸受を含油軸受とし、その軸受とロータヨークを兼ねた薄板をロータケースとし、マグネット及び偏心ウエイトを固定したものが提案されている。(特許文献1参照)
特許第3537815号公報
しかしながら、このように軸受とマグネット、偏心ウエイトを薄板で一体としたロータを振動モータに使用する場合、偏心したロータが自ら回転することにより発生する振動やモータの落下時の衝撃によりロータケースから軸受が脱落しないように、十分に固定しなければならない。
本発明は薄板でロータを構成しながらも、軸受をロータに強固に固定する構成を提供するためのものである。
以上の課題を解決するためには、ハウジングに固定された軸で回転支持される偏心ロータを有する振動モータにおいて、前記偏心ロータは、前記軸が挿通される軸孔及び前記軸孔を形成する筒状部を有する軸受と、前記軸受が取付けられると共に前記軸受の外周方向にマグネットを取付けるロータケースと、前記マグネットと一体に回転する偏心ウエイトで構成され、前記ロータケースは、前記軸受筒状部の外周面を覆う筒部と、前記筒部と連続して外径方向へ延びた前記マグネットを取付ける取り付け部を有し、前記駆動用マグネットが前記ハウジング内に設けられたコイルに対向するブラシレス振動モータであって、前記筒部の両端部は前記軸受の軸方向両端面より軸方向に突出した突出部を有し、前記突出部は前記軸受の端部を軸方向に支持するように前記軸中心側へ支持部を形成していることを特徴とする振動モータで可能である。
また、ハウジングに固定された軸で回転支持される偏心ロータを有する振動モータにおいて、前記偏心ロータは、前記軸が挿通される軸孔及び前記軸孔を形成する筒状部を有する軸受と、前記軸受が取付けられると共に前記軸受の外周方向にマグネットを取付けるロータケースと、前記マグネットと一体に回転する偏心ウエイトで構成され、前記ロータケースは、前記軸受筒状部の外側筒面を覆う筒部と、前記筒部と連続して外径方向へ延び前記マグネットの取り付け部を有し、前記駆動用マグネットが前記ハウジング内に設けられたコイルに対向するブラシレス振動モータであって、前記筒部は、両端部の一方に軸受を筒部へ取付け可能な取付け側開口を有すると共に、他方に軸受を軸方向に支持する支持部を有し、前記取付け側開口の端部には前記軸受の端面より軸方向に突出すると共に前記軸中心側へ曲げ加工可能な端縁が形成され、軸受を前記筒部に取付けた後前記端縁を軸孔側に変形させ、前記端部により前記軸受を軸方向から保持することを特徴とする振動モータで可能である。
本発明のように各部を構成すれば、軸受の径方向及び軸方向の面をロータヨークで確実に保持することができるので、ロータが自ら回転することにより発生する振動やモータが落下したときの衝撃でも、軸受がロータヨークから脱落することがない。
次に、本発明実施の形態を図1乃至図3を用いて説明する。
図1は、第1の実施の形態である振動モータの縦断面図である。
図2(イ)はロータを径方向から見た平面図であり、図2(ロ)は図2(イ)のXOY断面図である。
図3は、図1及び図2(イ)(ロ)に示されている振動モータの軸受部のYOZ断面図の拡大図であり、(イ)は開口縁41gを加締める前、(ロ)は加締めた後を示す。
図1に示されている軸方向空隙型ブラシレス振動モータは、ブラケット20とケース30で形成されるハウジング、ケース30とブラケット20にそれぞれ端部が固定される軸21およびハウジング内で軸21に回転自在に支持されるロータ40で構成されている。
ブラケット20はステンレス等の板材で円盤形に形成され、中央に軸21の一端を固定する凹部20aが形成されている。軸21の一方の端部をその凹部20aに挿入し、溶接や圧入等でブラケット20に固定する。
ブラケット20のハウジング内側面には、FPC基板24が取り付けられている。このFPC基板24には、ロータ40と対向してコイル22、駆動回路23が設けられており、コイル22や駆動回路23に電力を供給するための給電端子24bがブラケット20に設けられた保持部20bに支持されてハウジング外部へ導出されている。
ケース30は、ステンレス等の板材をカップ形状に形成したもので、中央に軸21の他の端部を保持する凹部30aが形成されている。
含油軸受43は、外径が大きな円筒状の大径部43rとそれより外径が小さな小径部43sを有する円筒形状に形成され、大径部43rと小径部43sにより段部43aが形成されている。そして、含油軸受43は、軸孔43hで軸21に支持される。
ヨーク41は、軸21と同心で含油軸受43の大径部43rとほぼ同じ内径に円筒形成された円筒部41b、軸21と直角な面で円筒部41bの上端部41aから連続して外径方向へ形成される平面部41c、平面部41cの外周側に設けられた延長端部41dで形成されている。そして、含油軸受43は大径部43rが円筒部41bに収容される。
円筒部41bの下端には、含油軸受43の段部43aを軸21方向に支持する端部41eが一端側の突出部として、軸21と直角な面を形成するように中心側へ延長されている。端部41eの中心開口部は、小径部43sの直径より若干大きく開けられ、小径部43sがブラケット20側へ露出している。
ロータ40は、駆動用マグネット42の磁力により常にブラケット20側へ引かれており、この含油軸受43の露出部はスペーサ25と接してブラケット20との位置を保っている。
平面部41cのブラケット20側には、所定の極数に着磁された円環状の駆動用マグネット42が取り付けられ、延長端部41dには偏心ウエイト44が取り付けられている。
含油軸受43は、大径部43rの外周側が円筒部41bで覆われると共に、大径部43rの端面である段部43aが端部41eにより軸方向の支持がなされ、さらに、円筒部41bの端部41aに設けた開口縁41gを軸21側へ変形させることによりヨーク41に固定される。
以下、図2及び図3を参照しその構成を詳述する。
ヨーク41の平面部41cには、円筒部41bに沿って複数の開孔41hが形成される。この実施の形態では、90度間隔で4個の開孔41hを形成している。開孔41hは、ほぼ矩形状であるが、その円筒部41b側は、図3(イ)に示すよう、円筒部41bの外周41fに沿う端縁である開口縁41gを形成するように開けられている。この円筒部41bの端部としての開口縁41gは、含油軸受43のケース側の端面43bより軸方向に突出するように他の端部側の突出部として形成されている。
そして、開口縁41gを軸方向へ曲げ加工することにより、その先端部が大径部43rの端部(コーナー部や端面)を押え、含油軸受43をヨーク41に対し固定する。すなわち、端部41eと加工後の開口縁41gにより、含油軸受43の大径部を挿んで固定する。
このように固定すれば、大径部43rの外周部分を利用してカシメ加工をするので、含油軸受43の軸孔部43hに影響が出ず良好な固定ができる。開孔41hの数は、軸受の大きさ、ヨークの厚み等により適宜定めれば良い。
上述の実施の形態に加え、含油軸受43の小径部43sを覆うよう端部41eを軸方向へさらに延長することも可能であり、小径部43sを小さいものとしてヨーク41の板厚内とすることも出きる。さらには、小径部を無くし、含油軸受43は大径部43rのみで構成することも可能である。
また、本実施例において、含油軸受43は大径部43rと小径部43sの異なる円筒を重ねた形状であるが、軸と垂直な面と軸孔を有するものであれば、角筒状でも良い。
図1は、本発明の実施の形態である振動モータの縦断面図である。 図2(イ)はロータを径方向から見た平面図であり、図2(ロ)は図2(イ)のXOY断面図である。 図3は、図1及び図2(イ)(ロ)に示されている振動モータの軸受部のYOZ断面図の拡大図である。
符号の説明
40 ロータ
41 ヨーク
42 駆動用マグネット
43 含油軸受
45 ワッシャー
20 ブラケット
21 軸
22 コイル
23 駆動回路
30 ケース

Claims (2)

  1. ハウジングに固定された軸で回転支持される偏心ロータを有する振動モータにおいて、
    前記偏心ロータは、前記軸が挿通される軸孔及び前記軸孔を形成する筒状部を有する軸受と、前記軸受が取付けられると共に前記軸受の外周方向にマグネットを取付けるロータケースと、前記マグネットと一体に回転する偏心ウエイトで構成され、
    前記ロータケースは、前記軸受筒状部の外周面を覆う筒部と、前記筒部と連続して外径方向へ延びた前記マグネットを取付ける取り付け部を有し、
    前記駆動用マグネットが前記ハウジング内に設けられたコイルに対向するブラシレス振動モータであって、
    前記筒部の両端部は前記軸受の軸方向両端面より軸方向に突出した突出部を有し、前記突出部は前記軸受の端部を軸方向に支持するように前記軸中心側へ支持部を形成していることを特徴とする振動モータ。
  2. ハウジングに固定された軸で回転支持される偏心ロータを有する振動モータにおいて、
    前記偏心ロータは、前記軸が挿通される軸孔及び前記軸孔を形成する筒状部を有する軸受と、前記軸受が取付けられると共に前記軸受の外周方向にマグネットを取付けるロータケースと、前記マグネットと一体に回転する偏心ウエイトで構成され、
    前記ロータケースは、前記軸受筒状部の外側筒面を覆う筒部と、前記筒部と連続して外径方向へ延び前記マグネットの取り付け部を有し、
    前記駆動用マグネットが前記ハウジング内に設けられたコイルに対向するブラシレス振動モータであって、前記筒部は、両端部の一方に軸受を筒部へ取付け可能な取付け側開口を有すると共に、他方に軸受を軸方向に支持する支持部を有し、前記取付け側開口の端部には前記軸受の端面より軸方向に突出すると共に前記軸中心側へ曲げ加工可能な端縁が形成され、軸受を前記筒部に取付けた後前記端縁を軸孔側に変形させ、前記端部により前記軸受を軸方向から保持することを特徴とする振動モータ。
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