JP2002242539A - わく調整金具 - Google Patents

わく調整金具

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    • E06B1/00Border constructions of openings in walls, floors, or ceilings; Frames to be rigidly mounted in such openings
    • E06B1/56Fastening frames to the border of openings or to similar contiguous frames
    • E06B1/60Fastening frames to the border of openings or to similar contiguous frames by mechanical means, e.g. anchoring means
    • E06B1/6069Separate spacer means acting exclusively in the plane of the opening; Shims; Wedges; Tightening of a complete frame inside a wall opening
    • E06B1/6076Separate spacer means acting exclusively in the plane of the opening; Shims; Wedges; Tightening of a complete frame inside a wall opening of screw-type

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 建築物の開口部に三方わくを設置する際に、
取付位置の調整を容易、且つ、短時間に実施できるわく
調節金具を提供する。 【解決手段】 わく調節金具11Aを、雌ねじ17Aと
突起19A付き外筒12Aと調整用雄ねじ31Aと内筒
22Aとで構成した。両ねじを螺合し、内外両筒嵌め合
せ、雄ねじ端を内筒の凸部27Aに回動自在に係合し
た。雄ねじの回転で内筒が外筒内面上を移動して調整す
る。両筒の側板14A,24Aを曲面15A,25Aと
平面16A,26Aで構成して内筒の回転を防止し、底
板23Aを取り付ける相手の回り止め加工をなくした。
底板に長穴28Aを設け雄ねじの進行方向に交差する方
向を調整する。突起は、三方わくの取付穴8にわく調節
金具を挿入した際に抜け止めとして働く。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、木質系建築物の開口部
にわくを取り付けるための位置決め機能付きわく調整金
具に関する。
【0002】
【従来の技術】住居や倉庫を対象とする建築物は、出入
口と採光と換気を目的とする開口部を備え、該開口部の
構造は目的と構成材料によっても異ってくる。人の出入
口用開口部には、開口部の内側に扉の取り付けと円滑に
動かすための上わくと両縦わくからなる三方わくを入
れ、開口部の躯体にわく材を固定する。その後、戸当や
くつずりを取り付け、蝶番を介して扉をわくに連結す
る。
【0003】出入口用開口部は、三方わくを挿入し位置
決めのための隙間を、上下と左右の方向に持つ。従っ
て、三方わくの固定には隙間を埋める必要があるが、そ
の手段として手間と時間と熟練が必要な、隙間に薄板を
重ねて詰める方法が使われてきた。しかし、建物の生産
手段が、非規格の現場依存型よりも、規格化した生産と
組立の分業型が増えるにつれ、扱い易い金具が使用され
るようになった。
【0004】調整金具に関する次の文献がある。実公昭
54−15464号は、旧窓わく上に新窓わくを組込む
際に便利な基準面設定用のねじ式調整金具に関する。実
公昭63−46610号は、窓わく交換のため取付部材
を組込んでいる。すなわち、窓わくの周囲に取付部材を
配し、該部材の上下・左右・前後の各方向の連結部分に
長孔を内蔵して調整する。
【0005】実公平6−14000号は、開口部と建材
の間を連結部材で接続する際に、係合溝を内蔵して連結
部材を拘束摺動する位置調整部を備える。また、調整金
具と施工方法についての文献もある。特許第29667
92号は、開口部の躯体とわく材の間に、ねじによる特
定方向の調整機能を持つ金具を使用する方法である。ま
た、金具は両端の座の間に回動する太い中空ねじを使用
する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】開口部に三方わくを固
定する場合、上下・左右・前後の三方向の調整が必要に
なる。従って、開口部と三方わくとの隙間は取り付けに
欠かせない要件で、取り付け後の調整も現場だけの作業
である。工場生産、現場組立と分業化が進むと、人手主
体の現場作業は、組立時間の増減がコストに強く影響す
る。従って、わく調整金具の導入は現場作業を短く単純
な内容にする。しかし、既述の出願が示す金具は下記に
示すように、構造と取扱勝手に課題を残し、充分と言え
ない。
【0007】出願には、コンクリートと金属の組合せを
意識した内容が多い。三方向の調整に関する装置の出願
では、部品点数が多く現場での組立と各方向の調整作業
に時間を要する。従って、耐久性の異なる木材建築に適
用することは難しい。施工方法と金具に関する特許は木
材を対象とする。しかし、調整金具の座の回転防止処理
を開口部側とわく側の双方に必要とするなど手間が掛か
る。また、調整も特定方向に止まり、複数の工具を要す
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、課題を解決し
たわく調整金具に関する。
【0009】本発明は、外筒を、天板の周囲に曲面と平
面からなる側板と天板面に雌ねじと長孔を備えた形状と
し、内筒を、天板の周囲に曲面と平面からなる側板と天
板面に凹部を備え、側板の下端から長孔付き座を延ばし
た形状とし、凹部に調整用雄ねじを回動自在に接続して
外筒の雌ねじに組合せ、調整ねじで両筒を離合する際
に、内外両筒の側板面が相互に接し、摺動する構造とし
たことを特徴とするわく調整金具であり、本発明は、外
筒を、天板の周囲に曲面と平面からなる側板と、天板面
に雌ねじと長孔を備えた形状とし、内筒を、底板の周囲
に曲面と平面からなる側板と、底板面に凸部と長孔を備
えた形状とし、凸部に調整用雄ねじを回動自在に接続し
て外筒の雌ねじに組合せ、雄ねじで両筒を離合する際
に、内外両筒の側板面が相互に接し、摺動する構造とし
たことを特徴とするわく調整金具である。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明は、直線と該直線に交差す
る二方向調整機能付きわく調整金具である。該金具は外
筒と内筒を重ねて小径の調整用雄ねじで接続し、該雄ね
じに第一の方向調整機能を与えた。両筒の曲面と平面が
重なる摺動部で、ねじ同士の組合せ及び雄ねじと内筒と
の接続部分の遊びを規制した。また、ねじの回転につれ
内筒も回転することを防止し、座または底板の姿勢を安
定する構造とした。
【0011】わく調整金具は、少なくとも一個の弾性突
起による抜け止めを外筒面に持つ。従って、わく材の取
付穴に装着後、運搬や現場調整作業の過程で緩み脱落す
ることはない。縦わく材のわく調節金具で左右方向の位
置を決め、第二の方向調整機能に前後調整用長孔を利用
し、開口部にわく止めねじで仮止めする。次いで、上わ
く材の上下と前後を同様手順で決めて、各ねじを固定す
る。取付順序は上記に限定される必要はない。
【0012】わくの固定には上下・左右・前後の三方向
の調整を必要とする。本発明のわく調整金具は、上下と
左右の方向を同一構造とし、前後方向の機能を追加した
二方向形とした。その結果、わく調整金具は、取付位置
の変更で三方向の調整も可能になった。このわく調整金
具は、工場でわく材の必要な箇所に開けた取付穴に固定
し、現場に運ぶので現場の作業量を軽減した。
【0013】現場作業に必要な工具は、普通サイズのド
ライバーでよく、先端形状を揃えると一本でよい。調整
用の雄ねじは、遊びの規制で滑かに動き、開口部側の座
または底板面が安定する。頭部の張出した雄ねじを使用
し、内外両筒を重ねて雄ねじの他端を内筒に接続する
と、両筒の分離防止ができるので、取付作業を一層容易
にした。また、雄ねじの位置をわく材の戸当の裏に置く
と、調節後に戸当をつけると孔が隠れ、キャップ等の必
要が解消した。わく調整金具は扉に限らず窓わく等にも
使用できる。
【0014】
【作用】本発明のわく調整金具は、ねじと長孔による二
方向調整式である。わく材への取付位置を考慮し、わく
調整金具を複数使うと三方向の調整ができる。また、調
整時にねじ以外の構成部品は直進するだけで回転しな
い。
【0015】
【実施例1】図1は、開口部と三方わくの関係を示す正
面図である。図2は、わく調整金具の部品を展開した斜
視図である。図3は、組立状態にある図2の平面図であ
る。図4,5は、図3のX−XとY−Yの各線に沿う断
面図で、取付対象のわくと躯体を共に示した。図6は、
図4の状態からねじで外筒が移動した状態の断面図であ
る。図7(A,B)は、わく材に固定したわく調整金具
の平面図と断面図である。
【0016】図1のように、建築物1の開口部2に上わ
く材5と縦わく材6でなる三方わく4をはめ込む。わく
調整金具11は、三方わくが木材で開口部の躯体3も木
材の組合せを対象とする。開口部の躯体内寸法は三方わ
く外寸法より大きく、必要な取付隙間10を確保する。
三方わくを床面に置き、左右と前後と上下の位置を決め
固定する。わくの下辺には、くつずり7と呼ぶ横木を置
くことがある。
【0017】図2のように、わく調整金具11は、外筒
12と内筒22と調整用雄ねじ31とわく止めねじ32
の4部品でなる。外筒は、天板13と天板周囲の曲面1
5と平面16でなる側板14と天板面の雌ねじ17付き
管と長孔18で構成した。また、曲面に4個の外向き弾
性突起19を備えた。該突起は、片持ち梁状で弾力を利
用した抜け止めである。
【0018】内筒22は、天板23と天板周囲の曲面2
5と平面26でなる側板24と天板面の凹部27と側板
下端から延びる長孔28付き座30で構成した。天板面
の凹部に外筒12の雌ねじ17と螺合する雄ねじ31の
接続孔を有する。雄ねじが回転すると両筒が離合し、双
方の曲面と平面が摺動する構造としたので、内筒側板は
外筒側板14と略同じ形状である。また、曲面の一部に
扇形の窪み29を設けて、窪みと座に囲まれた部分に前
後調整用長穴28を備えた。
【0019】図3は、組立状態のわく調整金具11の平
面図である。図のように外筒12と内筒22が嵌合し、
両筒の中心に雄ねじ31が位置する。調整とわく止めに
使用する両ねじは径が細く、外筒の外側から普通ドライ
バーで調整する。ねじを回す頭部形状はプラス・マイナ
ス・六角穴等の何れでもよいが、頭部形状を揃えるとド
ライバーは一種類ですむ。
【0020】図4,5のように、雄ねじ31は内筒22
の凹部27の孔に回動自在に接続して、雄ねじと外筒1
2の雌ねじ17が組み合う。この際、雄ねじ頭部がねじ
径より大きくすると両筒の分離防止に役立つ。両筒の嵌
合による曲面15,25と平面16,26の組合せ部分
は、内筒の回転防止も兼ねる。曲面では動きに支障のな
い範囲の隙間とし、平面では密に接触して、ねじの螺合
と接続の各部分から生ずる遊びを規制する。規制で金具
は円滑で正確に動く。
【0021】わく止めねじ32を外筒12の長孔18か
ら挿入し、内筒22の座30を開口部の躯体3面に固定
する。弾性突起19の先端が描く径は外筒径より僅かに
大きく、わく材の取付穴8は外筒径と同じか僅かに大き
い。しかも、弾性突起の先端が描く直径より小さいの
で、わく調整金具を取付穴に装着し易く、装着後は抜け
ない。
【0022】図6は、図4から雄ねじ31で、開口部の
躯体3と縦わく材6の間を広げた状態を示した。調整代
は、ねじの調整で2〜15mmの範囲、長孔で±3〜5
mmの範囲から選択する。図7(A,B)は、わく調整
金具11と縦わく材6と開口部の躯体3の関係で、平面
図の戸当の溝9の裏に雄ねじ31を配置すると、戸当を
取付後に雄ねじを隠す別部品の必要がない。断面図は、
わく調整金具と取付穴8と戸当(鎖線表示)の溝との関
係を示した。
【0023】わく調整金具11は、わく材の取付穴7に
固定後、雄ねじ31を回転しない限り構成部品は動かな
い。従って、工場でわく材に装着して現場に運び、開口
部の躯体3に接しても内筒22の座30は動かない。ま
た、開口部の躯体3に取付用の加工が不要になり、現場
作業を簡素化する効果を得た。調整は床面に三方わくを
立て(図1参照)、上下と左右及び前後を決めて固定す
る。
【0024】わく調整金具11の構成材料は金属であ
る。調整用のねじは精度を要しない。精度を要する部分
は、両筒の摺動部である曲面15,25と平面16,2
6であるが、展延性に富む金属板のプレス加工で必要な
精度が得られる。切削加工量を少なくして生産性を高め
たので、コストを低く抑えた。わく調整金具は出入口当
たり6個使用する。
【0025】
【実施例2】図8は、わく調整金具の部品を展開した斜
視図である。図9は、組立状態にある図8の平面図であ
る。図10,11は、図9のX−XとY−Yの各線に沿
う断面図で、取付対象のわくと躯体を共に示した。図1
2は、図10の状態からねじで外筒が移動した状態の断
面図である。図13(A,B)は、わく材に固定したわ
く調整金具の平面図と断面図である。
【0026】わく調整金具11Aの取付対象は図1に示
す通りである。図8のように、わく調整金具は、外筒1
2Aと内筒22Aと調整用雄ねじ31Aとわく止めねじ
32の4部品でなる。外筒は、天板13Aと天板周囲の
曲面15Aと平面16Aでなる側板14Aと天板面から
凹部20に連接する雌ねじ17A付き管と長孔18Aで
構成した。また、外筒の平面に1個の外向き弾性突起1
9Aを備えた。該突起は、片持ち梁状で弾力を利用した
抜け止めである。
【0027】内筒22Aは、底板23Aと底板周囲から
立ち上げた曲面25Aと平面26Aでなる側板24Aと
前後調整用長孔28Aで構成した。底板は実施例1の座
30の役目を果たす。底板面の凸部27Aに外筒12A
の雌ねじ17Aと螺合する雄ねじ31Aの接続孔を有す
る。雄ねじが回転すると両筒が離合し、双方の曲面と平
面が摺動する構造としたので、内筒側板は外筒側板14
Aの形状に近い。
【0028】図9は、組立状態のわく調整金具11Aの
平面図である。図が示すように外筒12Aと内筒22A
が重なり両筒の中心に雄ねじ31Aが位置する。調整と
わく止めに使用する両ねじは径が細く、外筒の外側から
普通ドライバーで調整する。ねじを回す頭部形状はプラ
ス・マイナス・六角穴等の何れでもよいが、頭部形状を
揃えるとドライバーは一種類ですむ。
【0029】図10,11のように、雄ねじ31Aは外
筒12Aの雌ねじ17Aと螺合し、ねじ端を内筒22A
の凹部27Aの孔と回転自在に接続する。両筒の嵌合に
よる曲面15A,25Aと平面16A,26Aの組合せ
部分は、内筒の回転防止も兼ねる。曲面では密に接触
し、平面では動きに支障のない範囲の隙間を持ち、ねじ
の螺合と接続の各部分から生ずる遊びを規制する。規制
により金具は円滑で正確に動く。
【0030】わく止めねじ32を外筒12Aの長孔18
Aから挿入して、内筒22Aの底板23Aを開口部の躯
体3面に固定する。弾性突起19Aの先端が描く径は外
筒径より僅かに大きく、わく材の取付穴8は外筒径と同
じか僅かに大きい。しかも、突起先端が描く直径より小
さいので、わく調整金具を取付穴に装着し易く、装着後
は抜けない。
【0031】図12は、図10から雄ねじ31Aで、開
口部の躯体3と縦わく材6の間を広げた状態を示した。
雄ねじ頭部の張出部33と天板13Aに設けた凹部20
で、調整時に雄ねじが雌ねじ17Aから外れ、外筒12
Aが内筒22Aから分離しないための抜け止めを形成す
る。ねじと長孔の調整代は[0022]項に記述した実
施例1と同じである。
【0032】図13(A)は平面図で、わく調整金具1
1Aの雄ねじ31Aを戸当の溝9の裏に配置すると、実
施例1と同様に、雄ねじを隠す別部品の必要がない。図
13(B)は断面図で、わく調整金具と取付穴8と戸当
(鎖線表示)の溝との関係を示した。わく調整金具は、
わく材の取付穴に固定後、雄ねじを回転しない限り構成
部品は動かず、回転しても抜け止めで部品の分離がな
い。
【0033】工場でわく材に装着して現場に運び、開口
部の躯体3にわく調整金具11Aが接しても内筒22A
の底板23Aは動かない。取付対象への加工の必要性、
現場作業に対する効果、調整方法、使用材料、工作精
度、生産性、出入口当たりのわく調整金具の使用量等は
実施例1と同じである。コンパクト化、材料使用量の面
では実施例1に勝る。
【0034】
【効果】本発明のわく調整金具で下記の効果を得た。 わく調整金具は、調整ねじの進行方向と該方向に交差
する方向の調整機能を持つので、わく材への取付位置の
選択で三方向調整が可能になった。 共回転が起きない構造としたので、開口部側を加工す
る必要がなくなった。 工場でわく材にわく調整金具を固定するので、現場作
業量が減少した。 調整作業に必要な工具はドライバーでよく、特殊工具
の必要がなくなった。 普通精度のねじでよく、両筒に必要な精度もプレス加
工で確保できるので、製造コストが抑えられた。 脱落防止構造付き雄ねじの使用により、調整作業中に
内外両筒が分離する心配が解消した。
【図面の簡単な説明】
【図1】開口部と三方わくの正面図である。
【図2】実施例1のわく調整金具を構成する部品を展開
した斜視図である。
【図3】組立状態のわく調整金具の平面図である。
【図4】図3のX−X線に沿う断面図である。
【図5】図3のY−Y線に沿う断面図である。
【図6】図4から調整が進んだ状態の断面図である。
【図7】わく材に対するわく調整金具の取付関係で、
(A)は平面図、(B)は断面図である。
【図8】実施例2のわく調整金具を構成する部品を展開
した斜視図である。
【図9】組立状態のわく調整金具の平面図である。
【図10】図9のX−X線に沿う断面図である。
【図11】図9のY−Y線に沿う断面図である。
【図12】図10から調整が進んだ状態の断面図であ
る。
【図13】わく材に対するわく調整金具の取付関係で、
(A)は平面図、(B)は断面図である。
【符号の説明】
2 開口部 4 三方わく 11,11A わく調整金具 12,12A 外筒 13,13A,23 天板 14,14A,24,24A 側板 15,15A.25,25A 曲面 16,16A,26,26A 平面 17.17A 雌ねじ 18,18A,28,28A 長孔 19,19A 弾性突起 20,27 凹部 22,22A 内筒 23A 底板 27A 突起 29 窪み 30 座 31,31A 雄ねじ 33 張出部

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外筒(12)を、天板(13)の周囲に
    曲面(15)と平面(16)からなる側板(14)と、
    天板面に雌ねじ(17)と長孔(18)を備えた形状と
    し、 内筒(22)を、天板(23)の周囲に曲面(25)と
    平面(26)からなる側板(24)と、天板面に凹部
    (27)を備え、側板の下端から長孔(28)付き座
    (30)を延ばした形状とし、 凹部に調整用雄ねじ(31)を回動自在に接続して外筒
    の雌ねじに組合せ、 雄ねじで両筒を離合する際に、内外両筒の側板面が相互
    に接し、摺動する構造としたことを特徴とするわく調整
    金具。
  2. 【請求項2】 外筒の曲面(15)と平面(16)を内
    筒の曲面(25)と平面(26)に組合せ、 内筒(22)の回転防止と座(30)の姿勢を安定した
    ことを特徴とする請求項1に記載のわく調整金具。
  3. 【請求項3】 外筒の平面(16)と内筒の平面(2
    6)の接触で、雄ねじ(17)と雌ねじ(31)の組合
    せによる遊びを規制したことを特徴とする請求項1に記
    載のわく調整金具。
  4. 【請求項4】 外筒面上に、外向きの弾性突起(19)
    を備えたことを特徴とする請求項1に記載のわく調整金
    具。
  5. 【請求項5】 外筒(12A)を、天板(13A)の周
    囲に曲面(15A)と平面(16A)からなる側板(1
    4A)と、天板面に雌ねじ(17A)と長孔(18A)
    を備えた形状とし、 内筒(22A)を、底板(23A)の周囲に曲面(25
    A)と平面(26A)からなる側板(24A)と、底板
    面に凸部(27A)と長孔(28A)を備えた形状と
    し、 凸部に調整用雄ねじ(31A)を回動自在に接続して外
    筒の雌ねじに組合せ、雄ねじで両筒を離合する際に、内
    外両筒の側板面が相互に接し、摺動する構造としたこと
    を特徴とするわく調整金具。
  6. 【請求項6】 外筒の曲面(15A)と平面(16A)
    を内筒の曲面(25A)と平面(26A)に組合せ、 内筒(22A)の回転防止と底板(23A)の姿勢を安
    定したことを特徴とする請求項5に記載のわく調整金
    具。
  7. 【請求項7】 外筒の平面(16A)と内筒の平面(2
    6A)の接触で、雄ねじ(17A)と雌ねじ(31A)
    の組合せによる遊びを規制したことを特徴とする請求項
    5に記載のわく調整金具。
  8. 【請求項8】 外筒面上に、外向きの弾性突起(19
    A)を備えたことを特徴とする請求項5に記載のわく調
    整金具。
  9. 【請求項9】 調整用雄ねじ(31A)の頭部に張出部
    (33)を設け、外筒(12A)と内筒(22A)の分
    離を防止したことを特徴とする請求項5に記載のわく調
    整金具。
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