JP2002241677A - 塗料用組成物 - Google Patents

塗料用組成物

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JP2002241677A
JP2002241677A JP2001042244A JP2001042244A JP2002241677A JP 2002241677 A JP2002241677 A JP 2002241677A JP 2001042244 A JP2001042244 A JP 2001042244A JP 2001042244 A JP2001042244 A JP 2001042244A JP 2002241677 A JP2002241677 A JP 2002241677A
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Kazuji Kageishi
一二 影石
Yasukazu Suga
康和 菅
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Toray Industries Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】密着性、耐水性および耐候性に優れ、かつ塗料
としての高外観性を達成し得るハイソリッド塗料用に好
適な塗料用組成物を提供する。 【解決手段】カルボキシル基含有不飽和単量体(a)、
水酸基含有不飽和単量体(b)およびその他の不飽和単
量体(c)が共重合された数平均分子量500〜10,
000、酸価0.5〜50mgKOH、水酸基価5〜1
50mgKOHのアクリル樹脂(A)を含有する、塗装
時の揮発性有機溶剤量(VOC)が500g/L未満で
あることを特徴とする塗料用組成物。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、塗装時に排出され
る有機溶剤、他が喚起する環境汚染の緩和に考慮しつ
つ、塗料としての諸性能を満足すべく設計された、特に
ハイソリッド塗料用に好適な塗料用組成物に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】近年、例えば、地球温暖化やオゾン層の
破壊など、地球規模での環境汚染が深刻な問題、課題と
して取り上げられることが多くなっている。
【0003】塗料や塗装の世界でも、これらの課題を解
決すべく、鋭意検討、開発が進められている。すなわ
ち、塗料の無溶剤化(粉体塗料や反応性塗料)、ハイソ
リッド化および水系化等がこれに当たる。
【0004】一方で、塗料に要求される機能としては、
意匠性(美観の向上)や被塗物の保護などが挙げられる
が、現在の開発状況は必ずしも満足できるものではな
い。すなわち、無溶剤化した場合には、塗膜形成時に高
温での焼き付けや光照射を必要とし塗装作業性が悪くな
り、ハイソリッド化した場合には、展色剤の大きい分子
量ダウンを伴い密着性や耐水性など、基本的性能を主と
した塗膜性能が悪化する。また、水系塗料は、ヨーロッ
パなどの低湿度地域と異なり、特に日本などの高湿度地
域では塗膜のべたつき、耐久性不足が懸念となっていた
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、密着
性、耐水性および耐候性に優れ、かつ塗料としての高外
観性を達成し得る塗料用組成物、特にハイソリッド塗料
用に好適な塗料用組成物を提供することにある。
【0006】ハイソリッド塗料は、塗装時の塗料固形分
(塗料の有効成分)が一般的塗料のそれが20〜30%
程度であるのに対し、それ以上概ね35%以上の塗料を
指している。近年、環境負荷低減の立場から塗装固形分
をより高くする試みが盛んになされており、塗装固形分
は40%、45%と徐々に高くはなっているが、塗料性
能のバランスを維持しながらこれ以上に高くすることは
特にアクリル樹脂系では限界とされていた。本発明では
特定の組成を有する特定の数平均分子量のアクリル樹脂
を使用することにより塗料性能を低下することなく、塗
装固形分を高くしうる塗料用組成物を提供する。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するた
め、本発明は次の構成からなる。すなわち、本発明は、
カルボキシル基含有不飽和単量体(a)、水酸基含有不
飽和単量体(b)およびその他の不飽和単量体(c)が
共重合された数平均分子量500〜10,000、酸価
0.5〜50mgKOH、水酸基価5〜150mgKO
Hのアクリル樹脂(A)を含有する、塗装時の揮発性有
機溶剤量(VOC)が500g/L以下であることを特
徴とする塗料用組成物である。
【0008】本発明の塗料用組成物は、好適にはさらに
硬化剤としてポリイソシアネート化合物(B)が配合さ
れる。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明の塗料用組成物は、カルボ
キシル基含有不飽和単量体(a)、水酸基含有不飽和単
量体(b)およびその他の不飽和単量体(c)が共重合
された数平均分子量500〜10,000、酸価0.5
〜50mgKOH、水酸基価5〜150mgKOHのア
クリル樹脂(A)を含有する、塗装時の揮発性有機溶剤
量(VOC)が500g/L以下であることを特徴とす
る塗料用組成物であり、カルボキシル基含有不飽和単量
体(a)として、後述する構造式(1)および/または
構造式(2)で表される化合物が、密着性と耐水性など
の向上のため好適に使用され、また、塗料の高外観性を
達成するためアクリル樹脂(A)の重合時に重合度調節
剤として2,4−ジフェニル−4−メチル−1−ペンテ
ンを使用することが推奨され、さらに、塗膜の耐久性を
向上するために硬化剤としてポリイソシアネート化合物
(B)を配合することが推奨される。 本発明のカルボ
キシル基含有不飽和単量体(a)、水酸基含有不飽和単
量体(b)およびその他の不飽和単量体(c)が共重合
されたアクリル樹脂(A)は、カルボキシル基含有不飽
和単量体(a)、水酸基含有不飽和単量体(b)および
その他の不飽和単量体(c)をラジカル共重合すること
により製造され、ラジカル重合方法は、溶液重合、パー
ル重合、乳化重合などの差異を問わない。本発明では、
塗料用組成物をより効率的に得るため、溶液重合で製造
されることが望ましい。
【0010】本発明で用いられるカルボキシル基含有不
飽和単量体(a)としては、アクリル酸、メタクリル
酸、マレイン酸あるいはイタコン酸等の、一分子中にカ
ルボキシル基と不飽和基を有するものを例示することが
できる。該カルボキシル基含有不飽和単量体(a)は、
単独であっても、もしくは2種類以上の混合物であって
もよい。該カルボキシル基含有不飽和単量体(a)は、
塗料の顔料分散性および被塗物への密着性等を改善する
ために好適に使用される。
【0011】本発明でさらに好ましい態様は、該カルボ
キシル基含有不飽和単量体(a)が、下記構造式(1)
および/または下記構造式(2)で表されるものである
場合である。このとき、塗料の耐水性、耐アルカリ性、
密着性、硬化剤を配合した際の硬化性が著しく改善され
る傾向にある。ことさら、下記構造式(1)のカルボキ
シル基含有不飽和単量体(a)の共重合が好ましく、前
記諸性能に加え、塗膜の耐久性が一段と向上する傾向を
示す。
【0012】
【化3】
【0013】
【化4】 上記構造式1で表されるカルボキシル基含有不飽和単量
体(a)としては、β−カルボキシエチルアクリレー
ト、β−カルボキシエチルメタクリレートなどを例示す
ることができる。構造式1で表されるカルボキシル基含
有不飽和単量体(a)は、単独であっても、もしくは2
種類以上の混合物であってもよい。
【0014】また、構造式2で表されるカルボキシル基
含有不飽和単量体(a)としては、2−アクリロイルエ
チルこはく酸、2−メタクリロイルエチルこはく酸など
を例示することができる。構造式2で表されるカルボキ
シル基含有不飽和単量体(a)は、単独であっても、も
しくは2種類以上の混合物であってもよい。
【0015】カルボキシル基含有不飽和単量体(a)
は、アクリル樹脂(A)の酸価が0.5〜50mgKO
H、好ましくは0.5〜30mgKOH、より好ましく
は1.0〜20mgKOHとなるように共重合されるこ
とが推奨される。アクリル樹脂(A)の酸価が0.5m
gKOH未満の場合には、塗料の付着製や顔料分散性が
やや悪化する。また、アクリル樹脂(A)の酸価が50
mgKOHを超える場合には、塗料の貯蔵安定性がやや
悪くなり、塗膜の耐水性、耐薬品性がやや悪化する場合
がある。
【0016】また、本発明で用いられる水酸基含有不飽
和単量体(b)としては、アクリル酸2−ヒドロキシエ
チル、アクリル酸2−ヒドロキシプロピル、アクリル酸
4−ヒドロキシブチル、ポリエチレングリコールモノア
クリレート、ポリプロピレングリコールモノアクリレー
ト、ポリテトラメチレングリコールモノアクリレート、
ポリエチレングリコールポリテトラメチレングリコール
モノアクリレート、ポリプロピレングリコールポリテト
ラメチレングリコールモノアクリレート、メタクリル酸
2−ヒドロキシエチル、メタクリル酸2−ヒドロキシプ
ロピル、メタクリル酸4−ヒドロキシブチル、ポリエチ
レングリコールモノメタクリレート、ポリプロピレング
リコールモノメタクリレート、ポリテトラメチレングリ
コールモノメタクリレート、ポリエチレングリコールポ
リテトラメチレングリコールモノメタクリレート、ポリ
プロピレングリコールポリテトラメチレングリコールモ
ノメタクリレートなどの一分子中に水酸基と不飽和基を
有する化合物を例示することができる。該水酸基含有不
飽和単量体(b)は、単独でも、もしくは2種類以上の
混合物であってもよい。
【0017】該水酸基含有不飽和単量体(b)は、塗料
に被塗物に対する密着性、硬化剤との架橋性を付与する
作用があり、必須成分として共重合される。
【0018】水酸基含有不飽和単量体(b)は、アクリ
ル樹脂(A)の水酸基価が5〜150mgKOH、好ま
しくは10〜80mgKOH、より好ましくは10〜6
0mgKOHとなるように共重合されることが推奨され
る。アクリル樹脂(A)の水酸基価が5mgKOH未満
の場合には、塗料の硬化性が悪化し、塗膜の耐水性、耐
薬品性が悪化する。また、アクリル樹脂(A)の水酸基
価が150mgKOHを超える場合には、塗料の貯蔵安
定性、付着性がやや悪化する。
【0019】さらに、本発明で用いられるその他の不飽
和単量体(c)としては、アクリル酸メチル、アクリル
酸エチル、アクリル酸ブチル、アクリル酸イソブチル、
アクリル酸ターシャリーブチル、アクリル酸プロピル、
アクリル酸シクロヘキシル、アクリル酸2−エチルヘキ
シル、アクリル酸ラウリル、アクリル酸トリシクロデシ
ル、アクリル酸イソボルニル、メタクリル酸メチル、メ
タクリル酸エチル、メタクリル酸ブチル、メタクリル酸
イソブチル、メタクリル酸ターシャリーブチル、メタク
リル酸プロピル、メタクリル酸シクロヘキシル、メタク
リル酸2−エチルヘキシル、メタクリル酸ラウリル、メ
タクリル酸トリシクロデシル、メタクリル酸イソボルニ
ルなどの(メタ)アクリル酸のアルキルエステル類、、
グリシジルアクリレート、グリシジルメタクリレート、
メチルグリシジルメタクリレートなどのエポキシ基含有
不飽和単量体、N,N−ジメチルアミノエチルメタクリ
レート、N,N−ジエチルアミノエチルメタクリレート
などの3級アミノ基含有不飽和単量体、アクリルアミ
ド、ダイアセトンアクリルアミド、N,N−ジメチルア
クリルアミドなどのアミド化合物、3−メタクリロイル
オキシプロピルトリメトキシシラン、3−メタクリロイ
ルオキシプロピルトリエトキシシランなどの反応性珪素
原子含有不飽和単量体、2−(2´−ヒドロキシ−5´
−メタクリロイルオキシエチルフェニル)−2H−ベン
ゾトリアゾール、4−メタアクリロイルアミノ−2,
2,6,6−テトラメチルピペリジンなどの分子中に紫
外線吸収性基、ヒンダードアミン系光安定性基を有する
不飽和単量体、スチレン、α−メチルスチレンなどのビ
ニル化合物、等を例示することができる。該その他の不
飽和単量体(b)は、単独でも、もしくは2種類以上の
混合物であってもよい。
【0020】該その他の不飽和単量体(c)のなかで
も、塗膜の耐候性を向上するため、2−(2´−ヒドロ
キシ−5´−メタクリロイルオキシエチルフェニル)−
2H−ベンゾトリアゾール、4−メタアクリロイルアミ
ノ−2,2,6,6−テトラメチルピペリジンなどの分
子中に紫外線吸収性基や、ヒンダードアミン系光安定性
基を有する不飽和単量体が極めて好適に使用される。そ
の他の不飽和単量体(c)はアクリル樹脂(A)中に
0.02〜30重量%、好ましくは0.2〜20重量%
共重合されることが望ましい。共重合量が0.02%未
満では、耐候性向上の効果が顕著に発揮されない場合が
ある。また、30重量%を超えて共重合される場合に
は、塗料の貯蔵安定性が悪化する傾向にあり、貯蔵経時
で塗料の増粘度が観察されることがある。
【0021】アクリル樹脂(A)は、数平均分子量(M
n)が500〜10,000、好ましくは1,000〜
6,000であることが望ましい。数平均分子量(M
n)が500未満の場合には、塗料の硬化性が悪くな
り、耐水性と密着性などが悪化する。また、数平均分子
量(Mn)が10,000を超える場合には、VOCが
高くなり、目的とするハイソリッド塗料が作製できな
い。
【0022】アクリル樹脂(A)の数平均分子量は、後
述製造例で記述したとおりの方法、すなわち、重合に際
し、ブチルメルカプタンやn−ドデシルメルカプタンな
どの連鎖移動剤(重合度調節剤)を併用することにより
調節することができる。または、アクリル樹脂(A)の
重合に際し重合開始剤濃度を高くするなどラジカル重合
が実施される業界でよく知られている方法が適用でき
る。本発明では、これらのメルカプト基を有する連鎖移
動剤に変えて2,4−ジフェニル−4−メチル−1−ペ
ンテンを使用することが推奨され、着色のないアクリル
樹脂(A)を製造することが可能となり、光沢、鮮鋭
性、無色透明性など塗膜外観に優れた塗料を製造するこ
とが可能となる。
【0023】アクリル樹脂(A)の数平均分子量(M
n)は、標準ポリスチレン換算として、GPC(ゲルパ
ーミエーションクロマトグラフィー)で測定される。
【0024】アクリル樹脂(A)は、酸価が0.5〜5
0mgKOH、好ましくは1.0〜30mgKOHであ
ることが望ましい。酸価が0.5mgKOH未満の場合
には、密着性が悪化する。また、酸価が50mgKOH
を超える場合には、密着性が悪くなり、また、塗料の貯
蔵安定性、ポットライフが悪化する。
【0025】アクリル樹脂(A)は、水酸基価が5〜1
50mgKOH、好ましくは20〜80mgKOHであ
ることが望ましい。水酸基価が5mgKOH未満の場合
には、密着性、塗料の硬化性がやや悪化する。また、水
酸基価が150mgKOHを超える場合には、密着性、
耐水性および耐薬品性が悪くなる。
【0026】アクリル樹脂(A)は、カルボキシル基含
有不飽和単量体(a)、水酸基含有不飽和単量体(b)
およびその他の不飽和単量体(c)を、上述のとおりラ
ジカル共重合することにより製造することができる。一
例として、溶液重合の場合には、以下のようにして製造
される。
【0027】トルエン、キシレン、酢酸エチル、酢酸ブ
チル、酢酸イソブチルあるいはメチルイソブチルケトン
等の有機溶剤を溶媒とし、α,α−アゾビスイソブチロ
ニトリルや過酸化ベンゾイルなどの重合開始剤を使用
し、重合温度30〜150℃で、カルボキシル基含有不
飽和単量体(a)、水酸基含有不飽和単量体(b)およ
びその他の不飽和単量体(c)をラジカル共重合するこ
とにより製造できる。このとき、ブチルメルカプタンや
n−ドデシルメルカプタンなどの連鎖移動剤(重合度調
節剤)を併用し、分子量調節を行なうことができる。
【0028】本発明では、連鎖移動剤として、2,4−
ジフェニル−4−メチル−1−ペンテン(AMSD)
が、前記メルカプタン類に代わり好適に使用される。A
MSDを使用することにより、塗料の透明感、光沢およ
び鮮鋭性が向上する傾向にある。AMSDは、アクリル
樹脂(A)の100重量部に対し、好ましくは0.02
〜30重量%、より好ましくは0.5〜20重量%使用
される。使用量が0.02重量%未満では、十分な分子
量調節効果が得られない場合がある。また、使用量が3
0重量%を超えて使用する場合には、重合率が上がら
ず、満足な塗料が得られない傾向にある。
【0029】さらに、アクリル樹脂(A)は、窒素ガス
などの不活性ガス雰囲気下で製造されることが望まし
い。このとき、重合系中に含有される酸素濃度は1容量
%以下、好ましくは0.5容量%以下であることが推奨
される。酸素濃度が1容量%を超える場合には、アクリ
ル樹脂(A)が淡黄色〜褐色に着色する場合があり、淡
色系塗料が製造できなくなる場合がある。
【0030】本発明のハイソリッド塗料用組成物におい
ては、塗装時の排出溶剤量(VOC)が500g/L以
下であることを要件とする。排出溶剤量(VOC)が5
00g/Lを超える場合には、ハイソリッド塗料とし
て、十分に環境負荷低減を達成し得ない。排出溶剤量
(VOC)は、好ましくは480g/L以下、より好ま
しくは450g/L以下であり、低ければ低いほど好ま
しい。本発明では、排出溶剤量(VOC)は下記式
(1)に従い算出する。
【0031】 VOC = 1000×ρ×Ws/100 (1) ここに、ρは塗装に適した粘度に溶剤で希釈された塗料
(*1)の比重(*2)、Wsは有機溶剤含有量(重量
%)(*3)を表す。ここに、(*1)塗装に適した粘
度に溶剤で希釈された塗料とは、フォードカップNo.
4での粘度が13秒/25℃となるよう指定された希釈
溶剤(シンナー)で調整、希釈された塗料を表す。(*
2)比重はこの塗料の比重/20℃を表す。また、(*
3)有機溶剤含有量(重量%)は、この希釈された塗料
(*1)が含有する有機溶剤量を表し、下記式(2)に
より求められる。 有機溶剤量(重量%)=[(塗料1Lの重量(g)−塗
料の固形分(g))/塗料1Lの重量(g)]×100 また、塗料の固形分はJIS K 5407(199
0)に準じ測定する。
【0032】本発明では、またポリイソシアネート化合
物(B)を硬化剤として配合することが推奨される。ポ
リイソシアネート化合物(B)が配合された場合、塗膜
の耐水性、耐薬品性、耐候性および密着性など諸性能が
向上する傾向にある。
【0033】本発明で用いられるポリイソシアネート化
合物(B)としては、トリレンジイソシアネート、1,
6−ヘキサメチレンジイソシアネート、イソホロンジイ
ソシアネート、メタキシレンジイソシアネート、ジフェ
ニルメタンジイソシアネートおよびこれから誘導される
ダイマー、トリマー、および高分子量のものなどを例示
することができる。また、これらのイソシアネート基
を、必要なときまでMEKオキシム、アルコール類など
で一時的にブロックしたものも好適に使用することがで
きる。ポリイソシアネート化合物(B)は、単独でも、
もしくは2種類以上の混合物であってもよい。
【0034】該ポリイソシアネート化合物(B)のなか
では、1,6−ヘキサメチレンジイソシアネートおよび
これのブロック体、アダクト体、トリアジン骨格を有す
るもの、イソホロンジイソシアネートなどのいわゆる無
黄変タイプのものが好適に使用される。
【0035】ポリイソシアネート化合物(B)は、ポリ
イソシアネート化合物(B)のイソシアネート基のモル
数とアクリル樹脂(A)の水酸基モル数とのモル数比が
0.6〜2.5、好ましくは0.8〜1.2となるよう
に配合されることが望ましい。モル数比が0.6未満で
は、塗料の硬化性が十分でない場合がある。また、モル
数比が2.5を超える場合には、塗膜外観がやや悪化す
ることがある。
【0036】本発明では、必要であれば、さらに酸化チ
タン、カーボンブラック、亜鉛華、アルミニウム顔料な
どの顔料類、トルエン、キシレン、酢酸エチル、酢酸ブ
チルなどの有機溶剤(非芳香族系のものが本発明の趣旨
からは推奨される)、顔料分散剤、レベリング剤、消泡
剤、沈殿防止剤などの種々塗料添加剤、γ−グリシドキ
シプロピルトリメトキシシラン、3−アミノエチルアミ
ノプロピルトリメトキシシラン、アミノ基がメチルイソ
ブチルケトンなどでブロックされたアミノ基含有シラン
化合物などのシランカップリング剤(反応性珪素原子を
有するシラン化合物)、トリエチルアミン、ジブチルチ
ンジラウレートなどの硬化触媒、ベンゾトリアゾール
系、ベンゾフェノン系等の紫外線吸収剤、ヒンダードア
ミン系光安定剤(塩基定数(pKb)が8以上のものが
好ましい)などの耐候剤など、塗料に一般的に配合する
ものを配合することができる。さらに必要であれば、メ
ラミン樹脂、ポリテトラメチレングリコールおよびこれ
をウレタンで鎖延長したオリゴマー(例えば、分子量6
50のポリテトラメチレングリコール(PTMG)をイ
ソホロンジイソシアネート(IPDI)(PTMG/I
PDI=3/2(モル数比)で鎖延長したオリゴマー)
などの硬化剤や改質剤を配合し、用途にあったより適切
な性能を引き出すことも可能である。
【0037】本発明のハイソリッド塗料用組成物は、ス
プレー塗装、刷毛塗り、カーテンフローコートあるいは
ローラーコーターなど種々塗装方法で塗装することがで
きる。 また、本発明のハイソリッド塗料用組成物は、
建築、建材、家電製品、携帯電話またはパソコンなどの
情報家電製品、自動車、船舶、バイク等に施される塗料
全ての分野に適用することが可能である。この際適用さ
れる基材(被塗装物)としては、アクリロニトリル−ス
チレン−ブタジエン樹脂(ABS)、ポリカーボネート
(PC)、ナイロン(NY)、ポリエステル(PES)
またはポリプロピレン(PP)等のプラスチックおよび
これらのアロイ、繊維強化製品類、あるいはエポキシ樹
脂、不飽和ポリエステル等の熱硬化性プラスチック、マ
グネシウム、アルミニウム、鉄、トタン、ブリキ等の金
属類、およびこれらが化成処理されたもの、電着塗装さ
れたもの等がある。
【0038】以下、実施例により本発明をさらに詳しく
説明する。
【0039】なお、実施例と比較例で得られたハイソリ
ッド塗料用組成物の試験方法と評価は、以下のとおりに
行なうものとする。
【0040】1.密着性 イソプロピルアルコールで脱脂したABS板に、メタリ
ック塗料を膜厚が20〜25μmとなるよう塗布し、1
0分間室温乾燥する。この上に、クリア塗料を膜厚が3
0〜40μmとなるよう塗布し、10分間室温乾燥した
後、80℃で30分間焼き付けを行なう。この塗装板を
JIS K 54008.5.2 碁盤目テープ法によ
り試験を行なう。100/100で合格とする。メタリ
ック塗料/クリア塗料の組み合わせは次のとおりであ
る。なお、塗料内容は、後述の実施例および比較例で詳
述する。
【0041】(1)試験1:実施例1のメタリック塗料
/実施例2のクリア塗料 (2)試験2:実施例1のメタリック塗料/実施例4の
クリア塗料 (3)試験3:実施例1のメタリック塗料/実施例5の
クリア塗料 (4)試験4:実施例3のメタリック塗料/実施例4の
クリア塗料 (5)試験5:実施例3のメタリック塗料/実施例5の
クリア塗料 (6)試験6:比較例1のメタリック塗料/比較例2の
クリア塗料 (7)試験7:比較例1のメタリック塗料/実施例2の
クリア塗料 2.耐水性 密着性と同様にして試験用の塗装板を作製する。この塗
装板を50℃温水中に10日間浸漬した後、塗膜外観
(変褪色、膨れ、剥がれなど)、密着性を評価する。塗
膜外観に変化がなく、密着性が100/100で合格と
する。
【0042】3.耐候性 密着性と同様にして試験用の塗装板を作製する。この塗
装板をQUV促進耐候性試験器(Q−パネル(株)の促
進耐候性試験器)を使用し、1,000時間促進耐候性
試験を実施する。試験後の光沢保持率(GR、%)、色
差(ΔE)を測定する。GRが80%以上、ΔEが2.
0未満で合格とする。 GR=[促進耐候性試験後の塗膜光沢(%)/促進耐候
性試験前の塗膜光沢(%)]×100 ΔEは、試験前、試験後の色彩(L、a、b値)をもと
に算出することもできるが、多くの場合、色差計により
データ処理した結果を知ることができる。本発明では
「色彩色差計 CR−331」(ミノルタ(株)の製
品)を使用し、ΔEを求めた。
【0043】4.ゲル分率(%)(塗料の硬化性) 各塗料をポリプロピレン(PP)板に塗膜厚が20〜2
5μmとなるように塗布し、室温で10分間乾燥の後、
80℃で30分間焼き付けを行なう。塗膜をPP板から
剥がし、試験用の塗膜フィルムを得る。ゲル分率は、ソ
ックスレー抽出器を使用し、アセトン/メチルアルコー
ル(50/50(容量%))を抽出溶媒として、還流下
に3時間抽出試験を行なう。未抽出塗膜を取り出し、4
0℃で24時間真空乾燥する。ゲル分率は以下の式によ
り算出する。ゲル分率が80%以上で合格とする。 ゲル分率=[真空乾燥後の未抽出フィルム重量(g)/
ソックスレー試験前の塗膜重量(g)]×100 次に、実施例と比較例の前に、実施例および比較例で使
用するアクリル樹脂(A)の製造例を説明する。なお、
特に断りがない限り、配合量は重量%を示す。
【0044】[アクリル樹脂(A)の製造例] [アクリル樹脂(1)の製造例]酢酸ブチルを溶媒とし
て使用し、重合温度92℃で、重合開始剤としてα,α
−アゾビスイソブチロニトリル(AIBN)を使用し、
重合度調節剤として「ノフマーMSD」(2,4−ジフ
ェニル−4−メチル−1−ペンテン、日本油脂(株)の
製品)をモノマー全量に対し15%使用し、窒素ガス雰
囲気下、メタクリル酸メチル(MMA)/メタクリル酸
n−ブチル(BMA)/アクリル酸n−ブチル(BA)
/メタクリル酸2−ヒドロキシエチル(HEMA)/メ
タクリル酸(MAA)(=39/25/25/10/
1)からなるアクリル樹脂(1)を製造した。
【0045】アクリル樹脂(1)は、加熱残分(NV)
70%、数平均分子量(Mn)5,000、酸価(A
V)6.5mgKOH、水酸基価(OHv)43.2m
gKOHであった。アクリル樹脂(1)は無色透明の粘
性液体であった。
【0046】[アクリル樹脂(2)の製造例]酢酸ブチ
ルを溶媒として使用し、重合温度92℃で、重合開始剤
としてAIBNを使用し、重合度調節剤として「ノフマ
ーMSD」をモノマー全量に対し15%使用し、窒素ガ
ス雰囲気下、MMA/BMA/BA/HEMA/MAA
/「アデカスタブLA−82」(4−メタクリロイルオ
キシ−1,2,2,6,6−ペンタメチルピペリジン、
光安定性不飽和単量体、旭電化工業(株)の製品)(=
37/25/25/10/1/2)からなるアクリル樹
脂(2)を製造した。
【0047】アクリル樹脂(2)は、NV70%、Mn
5,000、AV6.5mgKOH、OHv43.2m
gKOHであった。アクリル樹脂(2)は無色透明の粘
性液体であった。
【0048】[アクリル樹脂(3)の製造例]酢酸ブチ
ルを溶媒として使用し、重合温度92℃で、重合開始剤
としてAIBNを使用し、重合度調節剤として「ノフマ
ーMSD」をモノマー全量に対し18%使用し、窒素ガ
ス雰囲気下、MMA/BMA/BA/HEMA/「β−
CEA」(構造式1の不飽和単量体を含むカルボキシル
基含有不飽和単量体混合物、ローヌ・プーラン(株)の
製品)(=38/25/25/10/2)からなるアク
リル樹脂(3)を製造した。
【0049】アクリル樹脂(3)は、NV70%、Mn
3,000、AV7.0mgKOH、OHv43.2m
gKOHであった。アクリル樹脂(3)は無色透明の粘
性液体であった。
【0050】[アクリル樹脂(4)の製造例]酢酸ブチ
ルを溶媒として使用し、重合温度92℃で、重合開始剤
としてAIBNを使用し、重合度調節剤として「ノフマ
ーMSD」をモノマー全量に対し18%使用し、窒素ガ
ス雰囲気下、MMA/BMA/BA/HEMA/「β−
CEA」/「アデカスタブLA−82」(=36/25
/25/10/2/2)からなるアクリル樹脂(4)を
製造した。
【0051】アクリル樹脂(4)は、NV70%、Mn
3,000、AV7.0mgKOH、OHv43.2m
gKOHであった。アクリル樹脂(4)は無色透明の粘
性液体であった。
【0052】[アクリル樹脂(5)の製造例]アクリル
樹脂(4)において、「アデカスタブLA−82」を
「RUVA−93」(2−2´−ヒドロキシ−5´−メ
タクリロキシエチルフェニル)−2H−ベンゾトリアゾ
ール、紫外線吸収性不飽和単量体、大塚化学(株)の製
品)に変える以外はアクリル樹脂(4)と同様にしてア
クリル樹脂(5)を製造した。
【0053】アクリル樹脂(5)は、NV70%、Mn
3,000、AV7.0mgKOH、OHv43.2m
gKOHであった。アクリル樹脂(5)は無色透明の粘
性液体であった。
【0054】[アクリル樹脂(6)の製造例]アクリル
樹脂(1)において、「ノフマーMSD」に変えn−ド
デシルメルカプタンを5%使用する以外はアクリル樹脂
(1)と同様にして、アクリル樹脂(6)を製造した。
【0055】アクリル樹脂(6)は、NV70%、Mn
15,000、AV6.5mgKOH、OHv43.2
mgKOHであった。アクリル樹脂(6)は淡黄色透明
な粘性液体であった。
【0056】
【実施例】(実施例1)アクリル樹脂(1)に、「AL
PASTE 7680NS」(メタリック塗料用アルミ
ニウム顔料、東洋アルミニウム(株)の製品)を顔料濃
度(PWC)が8%になるよう配合し、ディスパーでよ
く分散した。次いで、「デュラネートMF−K60X」
(ブロックイソシアネート化合物、旭化成(株)の製
品)を「MF−K60X」のイソシアネート基モル数
(NCO)/アクリル樹脂(1)の水酸基モル数(O
H)=0.8となるように配合し、均一になるまで攪拌
した。さらに、酢酸ブチル/アノン/「イプゾール 1
00」(軽質芳香族炭化水素系溶剤、出光石油化学
(株)の製品)(=60/20/20)の混合溶剤(溶
剤A)で塗料粘度がフォードカップNo.4で13秒/
25℃となるよう希釈し、実施例1のハイソリッド塗料
用組成物を製造した。本塗料のVOCは、塗料固形分は
52%、480g/Lであった。
【0057】(実施例2)アクリル樹脂(2)に、「ス
ミジュール N−3300」(ポリイソシアネート化合
物、住友バイエルウレタン(株)の製品)をNCO/O
H=1.0となるよう配合し、さらに実施例1と同じ溶
剤Aで塗料粘度がフォードカップNo.4で13秒/2
5℃となるよう希釈し、実施例2のハイソリッド塗料用
組成物を製造した。本塗料の塗料固形分は50%、VO
Cは500g/Lであった。
【0058】(実施例3)実施例1において、アクリル
樹脂(1)をアクリル樹脂(3)に変えたこと以外は実
施例1と同様にして実施例3のハイソリッド塗料用組成
物を製造した。本塗料のVOCは、400g/Lであっ
た。
【0059】(実施例4)実施例2において、アクリル
樹脂(2)をアクリル樹脂(4)に変えたこと以外は実
施例2と同様にして実施例4のハイソリッド塗料用組成
物を製造した。本塗料の塗料固形分は58%、VOC
は、420g/Lであった。
【0060】(実施例5)実施例2において、アクリル
樹脂(2)をアクリル樹脂(5)に変えたこと以外は実
施例2と同様にして実施例5のハイソリッド塗料用組成
物を製造した。本塗料の塗料固形分は58%、VOC
は、420g/Lであった。
【0061】(比較例1)実施例1において、アクリル
樹脂(1)をアクリル樹脂(6)に変えたこと以外は実
施例1と同様にして比較例1のハイソリッド塗料用組成
物を製造した。本塗料のVOCは、750g/Lであっ
た。
【0062】(比較例2)実施例2において、アクリル
樹脂(2)をアクリル樹脂(6)に変えこと以外は実施
例2と同様にして比較例2のハイソリッド塗料用組成物
を製造した。本塗料のVOCは、780g/Lであっ
た。
【0063】[塗料の試験結果]上記の実施例と比較例
で製造された各塗料を使用し、前述の試験方法と評価方
法に従い試験を行なった。結果を表1、表2に示す。
【0064】
【表1】
【0065】
【表2】
【0066】
【発明の効果】本発明によれば、塗装時の揮発性有機溶
剤量(VOC)を塗装作業に必要な最低限度にまで低減
するとともに(⇒環境負荷の緩和)、塗膜としての諸性
能、例えば、塗膜外観(光沢、鮮映性等)、各種基材
(被塗物)に対する密着性、耐水性、耐薬品性などを、
従来品種と何等変わることなく提供できる(⇒塗料とし
ての品質維持、向上)塗料用組成物、特にハイソリッド
塗料用に好適な塗料用組成物が得られる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 4J038 CB111 CC021 CC081 CG011 CG061 CG141 CH031 CH041 CH131 CH161 CH191 CH201 DG232 DG272 DG282 DG302 GA01 GA03 NA01 NA03 NA04 NA12 PA06 PB05 PB07 PB09 PC02 PC08

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 カルボキシル基含有不飽和単量体
    (a)、水酸基含有不飽和単量体(b)およびその他の
    不飽和単量体(c)が共重合された数平均分子量500
    〜10,000、酸価0.5〜50mgKOH、水酸基
    価5〜150mgKOHのアクリル樹脂(A)を含有す
    る、塗装時の揮発性有機溶剤量(VOC)が500g/
    L以下であることを特徴とする塗料用組成物。
  2. 【請求項2】 カルボキシル基含有不飽和単量体(a)
    が、下記構造式(1)および/または下記構造式(2)
    で表される不飽和カルボン酸の少なくとも1種である請
    求項1記載の塗料用組成物。 【化1】 【化2】
  3. 【請求項3】 アクリル樹脂(A)が、不活性ガス雰囲
    気下に、重合度調節剤として2,4−ジフェニル−4−
    メチル−1−ペンテンを使用し製造されることを特徴と
    する請求項1または2記載の塗料用組成物。
  4. 【請求項4】 2,4−ジフェニル−4−メチル−1−
    ペンテンが、アクリル樹脂(A)の100重量部に対
    し、0.02〜30重量%使用される請求項3記載の塗
    料用組成物。
  5. 【請求項5】 さらに硬化剤としてポリイソシアネート
    化合物(B)が配合されるものである請求項1から4の
    いずれかに記載の塗料用組成物。
  6. 【請求項6】 ハイソリッド塗料に用いられる請求項1
    〜5のいずれかに記載の塗料用組成物。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003155439A (ja) * 2001-11-20 2003-05-30 Dainippon Ink & Chem Inc 金属用塗料組成物および塗膜形成方法
JP2005206622A (ja) * 2004-01-20 2005-08-04 Kansai Paint Co Ltd 塗料組成物
JPWO2006126680A1 (ja) * 2005-05-26 2008-12-25 三菱レイヨン株式会社 水性樹脂組成物及びそれを用いた水性塗料用耐候性向上材、熱可塑性樹脂用耐候性向上材、溶剤系塗料用耐候性向上材

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