JP2002241218A - 抗汚染局所用組成物 - Google Patents

抗汚染局所用組成物

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JP2002241218A JP2002030073A JP2002030073A JP2002241218A JP 2002241218 A JP2002241218 A JP 2002241218A JP 2002030073 A JP2002030073 A JP 2002030073A JP 2002030073 A JP2002030073 A JP 2002030073A JP 2002241218 A JP2002241218 A JP 2002241218A
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エマニュエル・ラブルース
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 汚染物質がケラチン物質に付着することを防
ぎ、細胞呼吸の低下、剥離、及びケラチン物質(特に皮
膚)の促進された加齢化を防ぎ、顔のくすみや、皮膚の
皺や小じわの形成へ対処すること。 【解決手段】 ケラチン物質へ局所的に適用するための
組成物中における、少なくとも一のデンプンの抗汚染化
粧剤としての化粧料的使用、好ましくは少なくとも1の
シリコーンゴムとの併用。好ましいデンプンとしては、
コーンスターチ、米デンプン、キャッサバデンプン、ジ
ャガイモデンプン、小麦デンプン、モロコシデンプン、
エンドウ豆デンプン、の天然型又は化工型のもの、及び
これらの混合物である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、抗汚染剤としての
デンプンの局所適用における使用、及びボディーを汚染
の影響から保護するための美容的処理方法であって、ケ
ラチン物質に対して、生理学的に許容される媒体中にデ
ンプンの有効量を含む組成物を適用することからなる方
法に関する。
【0002】本発明は更に、局所適用の抗汚染組成物で
あって、生理学的に許容される媒体中に少なくとも一の
デンプンと少なくとも一のシリコーンゴムとを含むも
の、そして化粧品及び皮膚科学におけるその使用とに関
する。
【0003】
【従来の技術】都会の環境は絶えず極度の汚染に曝され
ている。日常環境、特に都会エリアにおいて人は、大気
中の種々の汚染物質により、ケラチン物質、特に皮膚、
頭皮、そして毛髪を攻撃する広範囲の要因に曝される可
能性が有る。燃焼の一次的及び二次的産物により主に代
表される大気汚染は、環境的酸化ストレスの主要な源で
ある。都会の汚染は、種々のタイプの化学的、生体異物
的産物及び粒子からなる。皮膚及び毛髪に対して有害な
影響を与える可能性のある汚染物質の主要なものは、気
体、重金属、多環式芳香族炭化水素(PAH)、及び非
常に多量の有機化合物及び無機化合物が吸着する燃焼残
渣である粒状成分である。
【0004】環境的毒素に最初且つ直接的に曝されるの
は最外部の組織である。皮膚は、直接的且つ頻繁に酸化
促進性環境に曝され、酸化的ストレスの作用に特に敏感
である。その最外部の層は、発生するかもしれない酸化
的損傷に対する防護壁として機能する。ほとんどの環境
において、酸化剤は概してケラチン物質との反応後に中
和されるが、形成される反応産物が細胞や組織への攻撃
のもとになる可能性がある。角質層は皮膚の防護壁であ
り、これは空気と皮膚組織とが接する部分であり、そし
て脂質/蛋白質の二相構造がこの皮膚の防護壁機能にと
っての重要なファクタである。これらの要素は、酸化剤
と反応して欠陥を有するものとなる可能性があり、これ
は剥離現象を促進するであろう。
【0005】ケラチン物質に対して有害な作用を及ぼす
汚染物質の中でも、毒性ガス、例えばオゾン、一酸化炭
素、酸化窒素や、酸化硫黄等は、汚染物質の主要な構成
要素である。これらの毒性ガスはケラチン物質の剥離を
促進することが見いだされている。そしてこれらは当該
ケラチン物質を疲労させ、即ち、くすみや汚れを生じさ
せる。同様にして、当該ケラチン物質の細胞仮死が観察
されている。
【0006】更には重金属(鉛、カドミウム、及び水
銀)は、特に都会及び工業地帯においてかなり多く放出
されるようになった環境汚染物質であることも知られて
いる。これらの金属が他の組織(肺、腎臓、脳等)に与
える影響についてはその多くが文献に記載されている
が、ある種の金属は、皮膚に浸透してそこで蓄積するこ
とがわかっている(A. B. G. Landsdown, Critical Rev
iews in Toxicology, 1995, Vol. 25, pp. 397-462)。
高濃度において重金属は、膜の脂質に対する酸化機構
(これは細胞壊死を生じることのできる直接的な細胞毒
性である)、過敏化又は癌化の現象の元となりえる機構
による細胞求核性試薬のアルキル化を誘起する(S.J. S
tochs and D. Bagchi, Free Radical Biology and Medi
cine, 1995, Vol. 18, pp. 321-336; M.E. Figueiredo-
Pereira et al., The Journal of Biological Chemistr
y, 1998, Vol. 21, pp. 12703-12709.; N.L. Acan et a
l., 1995, Biochemical and Molecular Medicine, Vol.
54, pp. 33-37)。
【0007】重金属は、これらが引き起こすある種の毒
性作用に加えて、フリーラジカルに対する細胞防護手段
の活性を抑える性質を有している(例えばR.S. Dwived
i, J.Toxicol. Cut. & Ocular Toxical. 6(3), 183-191
(1987))。従って重金属は、自然の防護手段の有効性
を抑え、そして細胞の加齢現象を促進することにより、
気体の汚染物質の毒性作用を悪化させる。これはケラチ
ン物質、特に皮膚、頭皮、及び毛髪の場合には特にそう
であるが、これらは外部環境と直接的且つ永続的に接触
しているものである。
【0008】汚染物質の別の主要なものは、表面に非常
に多量の有機化合物、特に多環式芳香族炭化水素(PA
H)が吸着している、粒子の形態にある燃焼残渣からな
る。都会の大気中にある塵や粒子の表面に吸着したPA
Hは、皮膚組織に浸透してそこで蓄積及び/又は生体内
変換される可能性がある。肝臓におけるその代謝は文献
に十分に記載されているが、これらによりモノヒドロキ
シル化された代謝物の形成(解毒経路)と、エポシキド
及びジオールエポキシドの形成(毒性化経路)とが導か
れる。同様な現象が、皮膚においても観察することがで
きる。これらの化合物は、皮膚に対する発ガン性及び免
疫原性を有することが知られている。
【0009】従って、汚染物質がケラチン物質に与える
有害な作用は、細胞呼吸に影響を及ぼし、そしてこれは
皮膚の加齢化の促進、即ち顔のくすみと、皺や小じわの
早期の形成とが促進されること、そして毛髪の活力の減
少、即ちつやのなさを生じさせることにより明らかにな
る。更には汚染のために、皮膚及び毛髪はすぐに汚れる
ようになる。また汚染により、皮膚へ刺激、アレルギー
現象、及び炎症が引き起こされる。
【0010】これらの汚染物質の影響に対処するための
種々の抗汚染剤が文献に記載されている。EP-A-55
7 042は、メタロチオネインを使用して組織を重金
属から保護することを記載している。更にEP-A-57
7 718は、スフィンゴ脂質を使用して皮膚と毛髪を
大気汚染から保護することを記載している。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】汚染が増大すると、汚
染物質がケラチン物質に与える有害な作用に対して効果
的に対処するための他の薬剤を探しだし、これらの汚染
物質がケラチン物質に付着することを防ぎ、そして具体
的には細胞呼吸の低下、剥離、及びケラチン物質(特に
皮膚)の促進された加齢化を防ぎ、そして顔のくすみ
と、皮膚の皺や小じわの形成へ対処し、毛髪の艶が失わ
れ、汚れることを防ぎ、そして皮膚への刺激、皮膚のア
レルギー現象、及び皮膚の炎症を防ぐことが必要とな
る。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、驚くべき
ことに、一以上のデンプンを使用すると、汚染物質、特
に粒状の汚染物質の作用からケラチン物質を保護するこ
とが可能であり、更にデンプンをシリコーンゴムと組み
合わせると、デンプンの抗汚染効果を増強することを発
見した。
【0013】
【発明の実施の形態】明らかに、皮膚に適用することを
意図した、局所適用の組成物、特に化粧用組成物に中に
おいて、例えば充填剤としてデンプンを使用することは
既知である(例えばEP-A-925 777及びEP-
A-745 379を参照)。しかしながら、如何なる
文献もこれらの化合物がケラチン物質を汚染から保護す
る特性を有していることを記載していない。
【0014】従って本発明の一の主題は、少なくとも一
のデンプンを化粧品用の抗汚染剤として、ケラチン物質
に対して局所適用するための組成物中において使用する
ことである。
【0015】本発明の主題はまた、少なくとも一のデン
プンを使用し、ケラチン物質を汚染物質(特に粒状の汚
染物質)の有害な作用(例えば皮膚の炎症及び皮膚のア
レルギー問題)から保護するための局所適用のための組
成物を調製することである。
【0016】「抗汚染剤」という表現は、汚染物質(例
えばPAH、重金属等)、特に粒子に吸着しているもの
の有害な作用を防止、低減、及び/又は排除するように
して皮膚及びケラチン物質を保護する薬剤を意味する。
【0017】本発明のコンテキストにおいては、「ケラ
チン物質」という表現は、皮膚、頭皮、毛髪、まつ毛、
まゆ毛、爪、及び粘膜を意味する。
【0018】「局所(的)適用」という表現は、本願に
おいてはケラチン物質に対して外部適用することを意味
し、ケラチン物質としては具体的には皮膚、頭皮、まつ
毛、まゆ毛、爪、及び粘膜であり、広くは何れの皮膚組
織をも意味する。
【0019】本発明において使用する組成物は、局所適
用を意図しているため、生理学的に許容される媒体、即
ち皮膚、頭皮、まつ毛、まゆ毛、爪、及び粘膜に対して
適合性のある媒体を含む。従って、当該組成物は人のボ
ディーの全部に対して適用することができる。
【0020】本発明において抗汚染化合物として使用さ
れるデンプンは、有利には十分な量で存在する。「十分
な量」(又は「有効量」)という表現は本願において
は、汚染物質に対する保護が確実となる量を意味する。
この量は、例えば組成物の全重量に対して、0.05重
量%乃至15重量%、好ましくは0.1重量%乃至10
重量%、更に好ましくは0.5重量%乃至7重量%の範
囲とすることができる。この量は、使用する化合物と、
組成物に使用する媒体とにより変化する。
【0021】デンプンは、当業者らに周知の天然物であ
る。これはポリマー又はポリマー混合物よりなるが、直
鎖状又は分枝状であって、α-D-グルコピラノシル単位
からなる。デンプンは具体的には”Kirk-Othmer Encycl
opedia of Chemical Technology, 3rd edition, Volume
21, pp. 492-507, Wiley Interscience, 1983”に記載
されている。
【0022】本発明で使用できるデンプン又はデンプン
誘導体は、より具体的にはアンヒドログルコース単位で
ある基本単位からなるポリマー形態にある高分子であ
る。これらの単位の数と、構成とにより、アミロース
(直鎖状ポリマー)と、アミロペクチン(分枝状ポリマ
ー)とを区別することができる。アミロースとアミロペ
クチンの相対的比率は、デンプンの植物起源の関数とし
て変動する。
【0023】本発明において使用するデンプンの植物起
源は、穀類や塊茎とすることができる。従ってデンプン
は、コーンスターチ、米デンプン、キャッサバデンプ
ン、ジャガイモデンプン、小麦デンプン、モロコシデン
プン、及びエンドウ豆デンプンであって、天然(即ち非
化工型)又は化工型のもの、並びにこれらの混合物から
選択することができる。化工型のデンプンとしては、予
備(precooked)デンプン、加水分解済デンプン、架橋
デンプン(例えばメチロール尿素誘導体、オクテニルコ
ハク酸無水物や、エピクロロヒドリンで架橋されたも
の)、エステル化デンプン、エーテル化デンプン、酸化
デンプン、精製済デンプン、酸とともに焼いたデンプ
ン、グラフト化デンプン(ポリアクリル酸ナトリウムで
グラフト化したデンプン)、被覆デンプン(例えばアミ
ノ酸でコートしたデンプン)、及び/又はこれらの混合
物を挙げることができる。
【0024】デンプンは一般には白色の形態にあるが、
これは冷水中には不溶性であり、3乃至100ミクロン
の基本粒子サイズを有する。この粉末は、加熱されると
ゲルを形成する。
【0025】デンプン及びその誘導体の中で特に本発明
に適するものとしては、以下のものが挙げられる: -コーンスターチ(非化工型デンプン)、例えばAmidon
de mais Bの名称でRoquette Freres社より販売される製
品、Amidon de mais(コーンスターチ)の名称でNation
al Starch社より販売される製品 -化工型デンプン(アミロペクチン/アミロース(エピク
ロロヒドリンで架橋済))であって、Amidon de riz in
soluble non mucilagineux(非粘液質不溶性米デンプ
ン)の名称でRemy社より販売される製品; -天然のロウ様コーンスターチ(アミロペプチンを必須
としてなるもの)であってWaxy Mais(ロウ様トウモロ
コシ)の名称でBlattmann社より販売される製品; -化工型且つ非加熱小麦デンプンであって、Midsol Kris
pの名称でMidwest GrainProducts社より販売されている
製品; -化工型且つ精製済み小麦デンプンであって、Midsol Ad
hereの名称でMidwest Grain Products社より販売されて
いる製品; -加工型小麦デンプン粉末であって、Midsol 35の名称で
Midwest Grain Products社より販売されている製品; -化工型ジャガイモデンプンであって、Perfectagel MPT
の名称でAvebe社より販売されている製品。 これらのデンプンの混合物も使用できる。
【0026】本発明の一の特に有用な形態においては、
使用するデンプンは非化工型デンプンであり、好ましく
はコーンスターチである。
【0027】有益には、一以上のシリコーンゴムを本発
明で使用するデンプンに添加することができる。
【0028】本発明のコンテキストにおいては、「シリ
コーンゴム」という表現は、非架橋型の直鎖状ポリジメ
チルシロキサンであって、ヒドロキシル化又はフェニル
化されていてもよく、尚且つ濃厚なオイルや明らかに
(transparent)固体のコンシステンシーを有するもの
を意味する。そして、これは固体である場合に不透明の
ロウ様外観を有するが、融点が室温未満である場合に透
明なオイルの外観を有する、アルキル-又はアルコキシ
ジメチコーンとは異なるものである。
【0029】本発明において使用するシリコーンゴムは
特に、100 000乃至2 000000の範囲、好ま
しくは100 000乃至1 500 000の範囲の分
子量を有するポリジオルガノシロキサン類より選択する
ことが好ましい。これらのシリコーンゴムは、好ましく
は200 000cSt(0.2m2/s)以上の粘度を
有し、好ましくは300 000cSt(0.3m2/
s)を越える粘度を有することが好ましいが、ここで粘
度は、Brookfieldの粘度計を25℃で使用して測定する
ものである。
【0030】特に使用されるシリコーンゴムは下記式
(I):
【0031】
【化3】
【0032】(式中、R1は、-CH3、-OH、-C
65、又は-OSi(CH33を表し、R2は、-C
3、-OH、又は-C65を表し、xは、0又は整数であ
り、そしてyは、整数であるが、但し、y又はx+yは
重量平均分子量が100 000を越え、好ましくは1
00 000乃至1 500 000の範囲にあるような
整数である)の化合物より選択される。
【0033】本発明における好ましいシリコーンゴム
は、ジメチコーン(ポリジメチルシロキサン)、更に好
ましくはジメチコノール(ヒドロキシル末端基を有する
ポリジメチルシロキサン)より選択される。
【0034】一以上のシリコーンゴムを使用することが
できるが、シリコーンゴムは、非化工型(100%活性
な物質)の形態で、又は溶媒の混合物として存在する
が、溶媒としては特に揮発性のシリコーン、ポリジメチ
ルシロキサンオイル、ポリフェニルメチルシロキサンオ
イル、イソパラフィン、塩化メチレン、ペンタン、ドデ
カン、トリデカン、及びテトラデカン、並びにこれらの
混合物より選択される。
【0035】シリコーンゴムは一般的には、サプライヤ
ーにより直鎖状又は環状のポリジメチルシロキサンであ
って、低分子量、且つ揮発性又は非揮発性であるものと
の混合物の形態で販売されているが、混合物の全重量に
対して、5重量%乃至20重量%、好ましくは10重量
%乃至15重量%の比率で活性物質を含む。
【0036】シリコーンゴムの例には、シクロメチコー
ン中96%のジメチコーン(Mirasil DM-500000(商標)
の名称でRhone-Poulenc社より販売されるもの);ジメ
チコーン(AK300000(商標)の名称でWacker社より販売さ
れるもの);ジメチコーン又はシクロメチコーンとの混
合物であるジメチコノール(Q2-1403(商標)、Q2-1401
(商標)、Q2-1503(商標)、DC2-9085(商標)の名称でDow C
orningの名称で販売されるもの)が含まれる。
【0037】本発明は更に、局所適用組成物であって、
生理学的に許容される媒体中に、コーンスターチ、米デ
ンプン、キャッサバデンプン、ジャガイモデンプン、小
麦デンプン、モロコシデンプン、及びエンドウ豆デンプ
ンより選択される少なくとも一の非化工型デンプンと、
少なくとも一のシリコーンゴムを含むものに関する。
【0038】本発明の組成物においては、デンプンの量
は好ましくは組成物の全重量に対して、(活性物質につ
いて)0.05重量%乃至15重量%、より好ましくは
0.1重量%乃至10重量%、更に好ましくは0.5重
量%乃至7重量%の範囲であり、シリコーンゴムの量
は、好ましくは組成物の全重量に対して、(活性物質に
ついて)0.01乃至10重量%、より好ましくは0.
05重量%乃至5重量%、更に好ましくは0.1重量%
乃至3重量%の範囲である。
【0039】本発明において使用される、局所適用組成
物、特に化粧用組成物は、生理学的に許容される媒体を
含む。この生理学的に許容される媒体は、より具体的に
は水と、任意に、生理学的に許容される有機溶媒であっ
て、例えば1乃至8個、特に1乃至6個の炭素原子を含
む低級アルコール(エタノール、イソプロパノール、プ
ロパノール、及びブタノール等);6乃至80のエチレ
ンオキシドを含むポリエチレングリコール;ポリオール
(例えばプロピレングリコール、イソプレングリコー
ル、ブチレングリコール、グリセロール、及びソルビト
ール等)より選択されるものとからなっていてもよい。
これは更に、無水の媒体、特にオイル及び/又はオイル
以外の脂肪物質を含む油性媒体であってもよい。
【0040】生理学的に許容される媒体が水性の媒体で
ある場合、皮膚と適合するpH、好ましくは3乃至8、
更に好ましくは4乃至7のpHを有する。
【0041】組成物が水性又は水性-アルコール性の媒
体を含む場合、脂肪相(又は油性相)をこの媒体に添加
して、本発明の組成物がよりソフト且つより滋養分に富
むものとすることができる。
【0042】従って、上に定義したような抗汚染剤を含
む本発明の組成物は、局所適用に用いられる何れの薬学
的形態をとることができるが、具体的には水性、水性-
アルコール性又は油性の溶液、水中油型(O/W)又は
油中水型(W/O)又は多重型(三重:W/O/W又はO/
W/O)のエマルジョン、水性ゲル若しくは油性ゲル、
液状、ペースト状若しくは固体状の無水製品、球状体の
補助により水性相中の脂肪相分散物(ここで球状体はナ
ノスフェアやナノカプセル等のポリマーナノ粒子、イオ
ン型及び/又は非イオン型の脂質小胞とすることができ
る)。これらの組成物は、通常の方法により調製され
る。
【0043】更に本発明において使用する組成物は、多
少液状であってもよく、また、白色若しくは着色したク
リーム、軟膏、乳液、ローション、漿液、ペーストや、
ムースの外観を有してもよい。これらは適宜、エアロゾ
ルの形態において皮膚に適用することができる。これら
はまた、固体の形態にあることもでき、例えばスティッ
クの形態とすることもできる。
【0044】本発明において使用する組成物が油性相を
含む場合、この相は好ましくは少なくとも1のオイルを
含む。これはさらに他の脂肪性物質を含むこともでき
る。
【0045】本発明の組成物中で使用できるオイルとし
ては例えば、以下のものを挙げることができる: -動物起源の炭化水素ベースオイル(ペルヒドロスクワ
レン等); -植物起源の炭化水素ベースオイル、例えば4乃至10
個の炭素原子の脂肪酸の液体トリグリセリド(ヘプタン
酸やオクタン酸のトリグリセリド)、あるいは、ヒマワ
リ油、コーン油、ダイズ油、ペポカボチャ(marrow)
油、グレープシードオイル、セサミオイル、ヘーゼルナ
ッツオイル、アプリコットオイル、マカダミアオイル、
アララ(arara)オイル、ひまし油、アボカドオイル、
カプリル酸/カプリン酸トリグリセリド(Stearineries
Dubois社により販売されるものや、Dynamit Nobel社よ
りMiglyol810, 812, 818の名称で販売されるもの)、ホ
ホバオイル、カライトバターオイル等; -合成のエステル及びエーテル、具体的には式:R1CO
OR2及びR1OR2(式中、R1は、8乃至29個の炭素
原子を含む脂肪酸残基を、R2は、3乃至30個の炭素
原子を含む分枝型又は非分枝型の炭化水素ベースの鎖を
表す(例えばパーセリン(purcellin)オイル、イソノ
ニル=イソノナノエート、イソプロピル=ミリステー
ト、2-エチルヘキシル=パルミテート、2-オクチルドデ
シル=ステアレート、2-オクチルドデシル=エルケート
(erucate)や、イソステアリル=イスステアレート);
ヒドロキシル化エステル(例えばイソステアリル=ラク
テート、オクチル=ヒドロキシステアレート、オクチル
ドデシル=ヒドロキシステアレート、ジイソステアリル=
マレート、トリイソセチル=シトレート、並びに脂肪酸
アルキルのヘプタノエート、オクタノエート、及びデカ
ノエート);ポリオールエステル(例えばプロピレング
リコール=ジオクタノエート、ネオペンチルグリコール=
ジヘプタノエートや、ジエチレングリコール=ジイソノ
ナノエート);そしてペンタエリトリトールエステル
(例えばペンタエリトリチル=テトライソステアレー
ト); -鉱物又は合成起源の、直鎖又は分枝鎖状の炭化水素
(例えば揮発性又は非揮発性の流動パラフィン及びその
誘導体、ワセリン、ポリデセン類や、水素化ポリイソブ
テン(パーリーム(parleam))); -8乃至26個の炭素原子を有する脂肪アルコール(例
えばセチルアルコール、ステアリルアルコール、及びこ
れらの混合物(セチルステアリルアルコール)、オクチ
ルドデカノール、2-ブチルオクタノール、2-ヘキシルデ
カノール、2-ウンデシルペンタデカノール、オレイルア
ルコールや、リノレイルアルコール); -一部が炭化水素及び/又はシリコーンベースのフッ化
油(JP-A-2 295912に記載されるもの等); -シリコーンオイル(例えば直鎖状又は環状のシリコー
ン鎖を含む、揮発性又は非揮発性のポリジメチルシロキ
サン類(PDMS)であって、室温で液体又はペースト
状のもの)、具体的にはシクロヘキサシロキサン等のシ
クロポリジメチルシロキサン類(シクロメチコーン
類);シリコーン鎖にペンダントしているか若しくはそ
の末端にある、アルキル、アルコキシや、フェニル基
(2乃至24個の炭素原子を含む)を含むポリジメチル
シロキサン類;フェニルシリコーン類(例えばフェニル
トリメチコーン、フェニルジメチコーン、フェニルトリ
メチルシロキシジフェニルシロキサン、ジフェニルジメ
チコーン、ジフェニルメチルジフェニルトリシロキサ
ン、2-フェンルエチルトリメチルシロキシシレケート、
及びポリメチルフェニルシロキサン); -これらの混合物。
【0046】上記したオイルのリストにおいて、「炭化
水素ベースのオイル」という表現は、主として炭素原子
及び水素原子を含み適宜、エステル基、エーテル基、フ
ルオロ基、カルボン酸基及び/又はアルコール基を含む
如何なるオイルをも意味する。
【0047】他の脂肪性物質で油性相中に含められるも
のとしては、例えば8乃至30個の炭素原子を含む脂肪
酸(ステアリン酸、ラウリン酸、パルミチン酸、オレイ
ン酸等);ワックス類(ラノリン、ミツロウ、カルナバ
ワックス、カンデリラろう、パラフィンロウ、褐炭ろう
や、ミクロクリスタリンワックス、エシンやオゾケライ
ト、合成ワックス(ポリエチレンロウやフィッシャー-
トロプシュワックス)等);シリコーン樹脂(トリフル
オロメチル-C1-4アルキルジメチコーンや、トリフルオ
ロプロピルジメチコーン);シリコーンエラストマー
(Shin-Etsu社からKSGの名称で販売されている製
品、Dow Corning社よりTrefil、BY29、EPSXの名称で販
売されている製品、Grant Industries社よりGransilの
名称で販売されている製品等)がある。
【0048】上記の物質は、例えば粘度やキメ等の所望
の特性を有する組成物を調製するために、当業者らによ
り種々の方法で選択することが可能である。
【0049】本発明の一の具体的態様によれば、抗汚染
化合物を含む組成物は油中水型(W/O)又は水中油型
(O/W)のエマルジョンであり、特にはO/W型エマル
ジョンである。当該エマルジョン中の油性相の比率は、
組成物の全重量に対して、例えば5乃至80重量%、好
ましくは5乃至50重量%の範囲とすることができる。
エマルジョン状態の組成物中において使用される、オイ
ル、乳化剤、及び共乳化剤は、化粧品及び皮膚科学にお
いて通常使用されるものより選択される。乳化剤及び共
乳化剤は、一般的には組成物の全重量に対して、0.3
乃至30重量%、好ましくは0.5乃至20重量%の範
囲で組成物中に存在する。エマルジョンには脂質小胞を
含んでいても良い。
【0050】エマルジョンは通常、単独又は混合物とし
て使用される、両性、アニオン性、カチオン性、又は非
イオン性の乳化剤より選択される少なくとも1の乳化剤
を含む。乳化剤は、調製しようとするエマルジョンによ
り、適した方法により選択される(W/O型、又はO/W
型エマルジョン)。
【0051】W/O型エマルジョンの場合、乳化剤として
は例えばジメチコーンコポリオール類(シクロメチコー
ンとジメチコーンコポリオールの混合物である、Dow Co
rning社のDC 5225 C等)や、アルキルジメチコーンコポ
リオール類(ラウリルメチコーンコポリオールである、
Dow Corning社のDow Corning 5200 Formulation Aid
や、セチルジメチコーンコポリオールである、Goldschm
idt社のAbil EM 90(商標)等)を挙げることができる。
W/O型エマルジョン用に使用できる界面活性剤として
は、少なくとも1のオキシアルキレン化基を含んだ架橋
済弾性固体ポリオルガノシロキサン(例えばUS-A-5
412 004中の実施例3、4、及び8の方法、並び
にUS-A-5 811 487中の実施例中の方法により
得られるもの、特にUS-A-5 412 004中の実施
例3の産物や、Shin-Etsu社からKSG21のレファレ
ンスで販売されている製品等)が含まれる。
【0052】O/W型エマルジョンの場合、乳化剤とし
ては例えば非イオン性の乳化剤(グリセロールのオキシ
アルキレン化(より具体的にはポリオキシエチレン化)
脂肪酸エステル、ソルビタンのオキシアルキレン化脂肪
酸エステル)、オキシアルキレン化(オキシエチレン化
及び/又はオキシプロピレン化)脂肪酸エステル、オキ
シアルキレン化(オキシエチレン化及び/又はオキシプ
ロピレン化)脂肪アルコールエーテル、糖エステル(ス
クロースステアレート等)、及びこれらの混合物(例え
ばグリセリル=ステアレートとpEG-40=ステアレー
トとの混合物であって、Uniqema社よりArlacel 165の名
称で販売される製品)を挙げることができる。
【0053】化粧品や皮膚科学用のための本発明の組成
物は、既知の方法により、化粧品や皮膚化学におおて通
常のアジュバントを含めることもできるが、これには例
えば親水性若しくは親油性のゲル化剤、親水性若しくは
親油性の活性化剤、保存料、抗酸化剤、溶媒、香料、充
填剤、遮蔽剤、抗菌剤、臭気吸収剤、染料及び塩類等で
ある。これらの種々のアジュバントの量は、検討してい
る分野において通常使用される量であり、例えば組成物
の全重量に対して0.01乃至20%である。その性質
に応じて、これらのアジュバントは脂肪性相、水性相、
及び/又は脂質小球中に導入することもできる。
【0054】本発明の組成物中において使用できる充填
剤としては、顔料以外では例えばシリカ粉末;タルク;
ポリアミド粒子、特にAtochem社よりOrgasolの名前で販
売される製品;ポリエチレン粉末;アクリルコポリマー
ベースのミクロスフェア、例えばエチレングリコール=
ジメタクリレート/ラウリル=メタクリレートコポリマー
からなるものであって、Dow Corning社よりPolytrapの
名称で販売される製品;発泡粉末、例えば中空ミクロス
フェア、特にKemanord Plast社よりExpancelの名称で販
売されるミクロスフェアや、Matsumoto社よりMicropera
l F 80 EDの名称で販売されるもの;シリコーン樹脂ミ
クロビーズ、例えばToshiba Silicone社よりTospearlの
名称で販売されるもの;並びにこれらの混合物を挙げる
ことができる。これらの充填剤は、組成物の全重量に対
して、0乃至20重量%、好ましくは1乃至10重量%
の範囲の量で存在することができる。
【0055】親水性のゲル化剤としては例えば、カルボ
キシビニルポリマー類(例えばGoodrich社よりCarbopol
の名称で販売されるもの(CTFA名:carbomer))、アク
リルコポリマー類(例えばアクリレート/アルキルアク
リレートコポリマー)、ポリアクリルアミド類、ポリサ
ッカリド類(例えばセルロース誘導体、具体的にはヒド
ロキシエチルセルロース)、天然ゴム類、及びクレー類
を挙げることができる。親油性のゲル化剤としては、変
性クレー類、例えばベントン類、脂肪酸の金属塩類、疎
水性のシリカやポリエチレン類を挙げることができる。
【0056】本発明の一の好ましい態様によれば、本発
明において使用される組成物には、少なくとも1のUV
遮蔽剤(又は日焼け止め)が含まれるが、これは、化学
的な遮蔽剤、物理的な日焼け止めや、これらの遮蔽剤の
混合物とすることができる。
【0057】本発明での使用に特に適するUV遮蔽剤の
例としては、以下のものがある: -ブチルメトキシジベンゾイルメタン(Hoffmann-Laroch
e社よりParsol 1789の名称で販売される製品); -オクトクリレン(BASF社よりUvinul N539の名称で販売
される製品); -オクチル=サリシレート(Haarrman-Reimer社よりNeo H
eliopan OSの名称で販売される製品); -オクチル=メトキシシンナメート(Hoffmann-Laroche
社よりParsol MCXの名称で販売される製品); -フェニルベンズイミダゾールスルホン酸(Merck社より
Eusolex 232の名称で販売される製品); -オキシベンゾン類(ベンゾフェノン-3、-4、-5等); -ベンゾトリアゾールシリコーン類、特にドロメトリア
ゾールトリシロキサン; -テレフタルイリデンジカンフルスルホン酸、及び -酸化チタニウム又は酸化亜鉛で、ミクロ粒子又はナノ
粒子(ナノ顔料)の形態にあるものであって、適宜コー
ティングされたもの。
【0058】本発明の組成物中において好ましくは使用
される遮蔽剤には、オクチル=メトキシシンナメート(H
offmann-Laroche社のParsol MCX)、テレフタルイリデ
ンジカンフルスルホン酸(Chimex社のMexoryl SX)、ベ
ンゾフェノン-3(BASF社のUvinul M40)、フェニルベン
ズイミダゾールスルホン酸(Merck社のEusolex 232)、
及びこれらの混合物が含まれる。
【0059】遮蔽剤の量は、最終的な利用目的に依存す
る。例えば組成物の全重量に対して、0.5乃至20重
量%、好ましくは2乃至15重量%、更に好ましくは2
乃至10重量%の範囲とすることができる。
【0060】本発明で使用する組成物は、特にケラチン
物質、特には皮膚用のケア製品及び/又はメークアップ
製品を構成する。これらは特にボディ、具体的にはケラ
チン物質を、汚染の影響から保護するために使用され、
特に細胞呼吸の改善、及び/又は剥離の低減、及び/又
はケラチン物質、特に皮膚がくすんだり汚れることを防
ぐために使用される。
【0061】従って、本発明の別の目的は、美容的処理
方法であって、ケラチン物質(皮膚、毛髪など)を汚染
の影響から保護するためのものからなり、当該方法は、
ケラチン物質に対して少なくとも1のデンプンの有効量
を含む組成物を適用することからなる。
【0062】本発明の主題はまた、その細胞呼吸を改善
し、及び/又はその剥離を低減し、及び/又はくすんだ
り汚れたりすることを防止するための、ケラチン物質の
美容的処理方法であり、当該方法はケラチン物質に対し
て、生理学的に許容される媒体中に少なくとも1のデン
プンの有効量を含む組成物を適用することからなるもの
である。
【0063】以下の実施例は、本発明を例示するための
ものであるが、性質上、制限するものではない。名称
は、場合により、化学名又はCTFA名(International Co
smeticIngredient Dictionary and Handbook)であり、
量は、特に言及しないかぎり、重量パーセントである。
【0064】
【実施例】 I.組成物例 (実施例1)O/W型エマルジョン 油性相(A相) アプリコット油 3% シリコーン油 5% カライト油 3% ペンタエリトリチル=テトラオクタノエート 3% グリセリル=ステアレート/PEG-40=ステアレート(Arlacel 165) 3% ステアリルアルコール 1% 遮蔽剤(Parsol MCX及びベンゾフェノン-3) 9.5% B相 デンプン 0.5% シリコーンゴム(12%AM含有)(DC2-9085) 0.2% (即ち0.024%のジメチコノールと、0.176%のジメチコーン) ゲル化剤(C相) ヒドロキシエチルセルロース 0.1% カルボマー(カルボポール) 0.6% 水性相(D相) 保存料 十分量 グリセロール 5% 水 100%にするのに十分な量 E相 トリエタノールアミン(中和剤) pH6にするのに十分な量
【0065】方法:油性相及び水性相は、それぞれ別個
に70℃で調製し、油性相を水性相中に撹拌しながら注
いだ。この混合物を10分間撹拌して、エマルジョンを
調製し、C相を添加してから、B相を添加し、最後にE
相を添加してカルボポールを中和した。
【0066】クリームが得られたが、これは皮膚に適用
すると汚染の影響から皮膚を保護できるものであり、特
に、汚染粒子が皮膚に付着するのを防止するものであっ
た。
【0067】 (実施例2)O/W型エマルジョン 油性相(A相) アプリコット油 1% シリコーン油 5% オクチルドデカノール(Henkel社のEutanol G) 1% 遮蔽剤(Parsol MCX及びベンゾフェノン-3) 9.5% B相 デンプン 0.5% シリコーンゴム(12%AM含有:DC2-9085) 0.2% (即ち、0.024%ジメチコノール、0.176%ジメチコーン) ゲル化剤(C相) ヒドロキシエチルセルロース 0.1% カルボマー(カルボポール) 0.7% 水性相(D相) 保存料 十分量 グリセロール 5% 水 100%までの十分量 E相 トリエタノールアミン(中和剤) pH6までの十分量
【0068】方法:油性相及び水性相は、それぞれ別個
に70℃で調製し、油性相を水性相中に撹拌しながら注
いだ。この混合物を10分間撹拌して、エマルジョンを
調製し、C相を添加してから、B相を添加し、最後にE
相を添加してカルボポールを中和した。
【0069】クリームが得られたが、これは皮膚に適用
すると汚染の影響から皮膚を保護できるものであり、特
に、汚染粒子が皮膚に付着するのを防止するものであっ
た。
【0070】 (実施例3)O/W型エマルジョン 油性相(A相) アプリコット油 1% シリコーン油 5% オクチルドデカノール(Henkel社のEutanol G) 1% 遮蔽剤(Parsol MCX、Mexoryl SX及びEusolex 232) 9.5% B相 デンプン 0.5% シリコーンゴム(12%AM含有:DC2-9085) 0.2% (即ち、0.024%ジメチコノール、0.176%ジメチコーン) ゲル化剤(C相) ヒドロキシエチルセルロース 0.1% カルボマー(カルボポール) 0.7% 水性相(D相) 保存料 十分量 グリセロール 5% 水 100%までの十分量 E相 トリエタノールアミン(中和剤) pH6までの十分量
【0071】方法:油性相及び水性相は、それぞれ別個
に70℃で調製し、油性相を水性相中に撹拌しながら注
いだ。この混合物を10分間撹拌して、エマルジョンを
調製し、C相を添加してから、B相を添加し、最後にE
相を添加してカルボポールを中和した。
【0072】クリームが得られたが、これは皮膚に適用
すると汚染の影響から皮膚を保護できるものであり、特
に、汚染粒子が皮膚に付着するのを防止するものであっ
た。
【0073】
【0074】方法:油性相及び水性相は、それぞれ別個
に70℃で調製し、油性相を水性相中に撹拌しながら注
いだ。この混合物を10分間撹拌して、エマルジョンを
調製し、C相を添加してから、B相を添加し、最後にE
相を添加してカルボポールを中和した。
【0075】クリームが得られたが、これは皮膚に適用
すると汚染の影響から皮膚を保護できるものであり、特
に、汚染粒子が皮膚に付着するのを防止するものであっ
た。
【0076】II.デンプンが単独のときと、シリコー
ンゴムと組み合わさったときの抗汚染活性の実証 デンプンと、デンプン及びシリコーンゴムの組合せとの
抗汚染活性を実証するために、2%デンプン(実施例
4)又は0.5%デンプン及び0.2%シリコーンゴム
(実施例1乃至3)を含む上記の組成物を試験した。プ
ラシーボは、デンプンもシリコーンゴムも含まない同様
の組成物とした。
【0077】1.プロトコール 生物学的物質:再構成したヒト表皮(フランスリヨンの
Episkin(商標)社により、維持培地及び試験培地とと
もに販売されるもの)。 試薬:(1)米国National Institute of Standard Tec
hnology社よりDiesel Particules Matter 1650の名称で
販売されるディーゼル粒子;(2)フランスのAF社よ
りSouffl’secの名称で販売される乾燥無塵圧縮空気;
(3)人工皮脂。試験中、圧縮空気は皮膚表面に付着
(吸着)していない粒子を除去するために使用したが、
その目的は実際に皮膚及び粒子がさらされる乱気流を模
倣するためである。 器具及び装置: ・10mlの使い捨てポリスチレンチューブ及びストッ
パー; ・ステンレス製湾曲べら; ・1/10mgの精度の天秤(Mettler等); ・ライカQ500IWタイプ等のズームレンズ付きの白
黒ビデオカメラを備えた画像分析器; ・無菌ベンチ(Microbiological Safety Station)。
【0078】2.試験:湾曲ベラを使用して、2mg/cm
2で、皮脂を再構成ヒト表皮上に配置した。このアセン
ブリーを、ラミナフローの気流下で2時間大気に開放し
て(フタ無で)乾燥させた。
【0079】皮脂を適用すると、実際のヒトの皮膚、例
えばインビボで皮脂を表面に有している顔の皮膚に非常
に近似した皮膚を得ることができた。
【0080】次に、試験用の化合物を当該再構成表皮に
対して、湾曲べらを使用して、2mg/cm2の割合で適用
した。当該組成物をラミナフローの気流下で30分間大
気に開放して(フタ無で)乾燥させた。1.5mgのディ
ーゼル粒子を(無菌ベンチ内で)これに配置し、表皮の
表面へと分配した。過剰の粒子は、吊りかご(ナセル)
を逆さまにして取り除き、当該アセンブリーを大気中に
開放して(フタ無で)乾燥した。その後、ディーゼル粒
子が付着した、即ち汚れた初期表面を画像分析により定
量した。
【0081】当該アセンブリーを(無菌ベンチ内で)ナ
セルから25cmの距離で10秒間乾燥空気を吹きつけ
て清浄化した。当該アセンブリーを大気中に(フタ無
で)開放して10分間乾燥させ、残った粒子、即ち残り
の汚れた表面を、画像分析で定量した。
【0082】3.計算 除去された粒子の割合は下記式により計算した。
【0083】
【式1】
【0084】4.結果:以下の表においては、SDは標
準偏差を意味する。
【0085】
【表1】
【0086】
【表2】
【0087】
【表3】
【0088】
【表4】
【0089】上の表に示された結果は、標準的なディー
ゼル粒子に関しては、皮脂で表面を処理した表皮と比べ
て、顕著な抗汚染効果(スチューデントT検定 p<
0.05)が、デンプン、又はデンプン及びシリコーン
ゴムを含む組成物に認められることを示している。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 4C083 AA112 AC072 AC122 AC211 AC212 AC341 AC342 AC422 AC542 AC851 AD092 AD151 AD152 AD241 AD242 AD282 AD531 BB46 BB51 CC23 CC31 DD31 EE07 EE12 EE17

Claims (25)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ケラチン物質へ局所的に適用するための
    組成物中における、少なくとも一のデンプンの抗汚染化
    粧剤としての化粧料的使用。
  2. 【請求項2】 ケラチン物質を汚染の有害な影響から保
    護するための局所適用組成物を調製するための、少なく
    とも一のデンプンの使用。
  3. 【請求項3】 デンプンの量が、組成物の全重量に対し
    て0.05重量%乃至15重量%の範囲にあることを特
    徴とする請求項1又は2に記載の使用。
  4. 【請求項4】 前記のデンプンが、コーンスターチ、米
    デンプン、キャッサバデンプン、ジャガイモデンプン、
    小麦デンプン、モロコシデンプン、エンドウ豆デンプ
    ン、の天然型又は化工型のもの、及びこれらの混合物か
    ら選択されることを特徴とする請求項1乃至3の何れか
    一項に記載の使用。
  5. 【請求項5】 前記のデンプンが、非化工型デンプンで
    あることを特徴とする請求項4に記載の使用。
  6. 【請求項6】 前記のデンプンがコーンスターチである
    ことを特徴とする請求項5に記載の使用。
  7. 【請求項7】 前記の組成物が更に少なくとも一のシリ
    コーンゴムを含むことを特徴とする請求項1乃至6の何
    れか一項に記載の使用。
  8. 【請求項8】 前記のシリコーンゴムが、下記式
    (I): 【化1】 (式中、 R1は、-CH3、-OH、-C65、又は-OSi(C
    33を表し、 R2は、-CH3、-OH、又は-C65を表し、 xは、0又は整数であり、そしてyは、整数であるが、 但し、y又はx+yは重量平均分子量が100 000を
    越え、好ましくは100 000乃至1 500 000
    の範囲にあるような整数である)の化合物より選択され
    ることを特徴とする請求項7に記載の使用。
  9. 【請求項9】 前記のシリコーンゴムが、ジメチコノー
    ルであることを特徴とする請求項8に記載の使用。
  10. 【請求項10】 前記のシリコーンゴムの量が、組成物
    の全重量に対して、0.01重量%乃至10重量%の範
    囲にあることを特徴とする請求項7乃至9の何れか一項
    に記載の使用。
  11. 【請求項11】 前記の組成物が、日焼け止めを更に含
    むことを特徴とする請求項1乃至10の何れか一項に記
    載の使用。
  12. 【請求項12】 生理学的に許容される媒体中に、コー
    ンスターチ、米デンプン、キャッサバデンプン、ジャガ
    イモデンプン、小麦デンプン、モロコシデンプン、及び
    エンドウ豆デンプンより選択される少なくとも一の非化
    工型デンプン、並びに少なくとも一のシリコーンゴムを
    含む局所適用組成物。
  13. 【請求項13】 前記のデンプンが、コーンスターチで
    あることを特徴とする請求項12に記載の組成物。
  14. 【請求項14】 前記のシリコーンゴムが、下記式
    (I): 【化2】 (式中、 R1は、-CH3、-OH、-C65、又は-OSi(C
    33を表し、 R2は、-CH3、-OH、又は-C65を表し、 xは、0又は整数であり、そしてyは、整数であるが、 但し、y又はx+yは重量平均分子量が100 000を
    越え、好ましくは100 000乃至1 500 000
    の範囲にあるような整数である)の化合物より選択され
    ることを特徴とする請求項12又は13に記載の組成
    物。
  15. 【請求項15】 前記のシリコーンゴムが、ジメチコノ
    ールであることを特徴とする請求項14に記載の組成
    物。
  16. 【請求項16】 前記のデンプンの量が、組成物の全重
    量に対して、0.05重量%乃至15重量%、好ましく
    は0.1重量%乃至10重量%の範囲にあることを特徴
    とする請求項12乃至15の何れか一項に記載の組成
    物。
  17. 【請求項17】 前記のシリコーンゴムの量が、組成物
    の全重量に対して、0.01重量%乃至10重量%、好
    ましくは0.05重量%乃至5重量%の範囲にあること
    を特徴とする請求項12乃至16の何れか一項に記載の
    組成物。
  18. 【請求項18】 少なくとも一の日焼け止めをも含むこ
    とを特徴とする請求項12乃至17の何れか一項に記載
    の組成物。
  19. 【請求項19】 前記の日焼け止めの量が、組成物の全
    重量に対して0.5重量%乃至20重量%の範囲にある
    ことを特徴とする請求項18に記載の組成物。
  20. 【請求項20】 前記の日焼け止めが、オクチル=メト
    キシシンナメート、テレフタルイリデンジカンフルスル
    ホン酸、ベンゾフェノン-3、及びフェニルベンズイミダ
    ゾールスルホン酸、並びにこれらの混合物より選択され
    ることを特徴とする請求項18又は19に記載の組成
    物。
  21. 【請求項21】 エマルジョンの形態をとることを特徴
    とする請求項12乃至20の何れか一項に記載の組成
    物。
  22. 【請求項22】 ケラチン物質を汚染の影響から保護す
    るための美容的処理方法であって、ケラチン物質に対し
    て、生理学的に許容される媒体中に少なくとも一のデン
    プンの有効量を含む組成物を適用することからなる方
    法。
  23. 【請求項23】 細胞呼吸を改善するため、及び/又は
    剥離を低減するため、及び/又はくすみ及び/又は汚れ
    を防ぐための、ケラチン物質の美容的処理方法であっ
    て、ケラチン物質に対して、生理学的に許容される媒体
    中に少なくとも一のデンプンの有効量を含む組成物を適
    用することからなる方法。
  24. 【請求項24】 前記の組成物が更に少なくとも1のシ
    リコーンゴムを含むことを特徴とする請求項22又は2
    3に記載の方法。
  25. 【請求項25】 前記のケラチン物質が、皮膚であるこ
    とを特徴とする請求項22乃至24の何れか一項に記載
    の方法。
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