JP2002239737A - 溶接施工装置及び溶接施工方法 - Google Patents

溶接施工装置及び溶接施工方法

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敏明 土屋
Takashi Matsumaru
貴司 松丸
Kiyoshi Kanayama
潔士 金山
Kazuyoshi Watanabe
和義 渡辺
Hitoshi Kishida
仁 岸田
Mitsuru Fujii
充 藤井
Isamu Yahagi
勇 矢作
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Abstract

(57)【要約】 【課題】広い敷地面積を必要としないとともにハンドリ
ング等を容易にして溶接作業能率を向上させる。 【解決手段】一定間隔を隔てて配置され、接合するH形
鋼1a,1bをセットする第1の溶接ライン2aと第2
の溶接ライン2bの間に回転テーブル9を配置し、回転
テーブル9に、一方の側面に開口部を有するコの字状に
形成され、溶接装置3を搭載した台車4を走行自在に設
ける。第1の溶接ライン2aと第2の溶接ライン2bに
セットされたH形鋼1a,1bを溶接するときに、台車
4を回動して溶接装置3の方向を転換して、第1の溶接
ライン2aと第2の溶接ライン2bにセットされたH形
鋼1a,1bを繰り返して溶接する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、例えばH形鋼等
の鋼材を接合する溶接施工装置及び溶接施工方法、特に
作業能率の向上に関するものである。
【0002】
【従来の技術】例えばH形鋼ぐいや鋼管くい等の鋼ぐい
は、打込貫通力が大きく、継手の施工が確実であり、し
かも水平荷重に対する曲げ抵抗が強いので、深い基礎に
用いられている。このため単位長さのH形鋼や鋼管を溶
接して接合する必要がある。また、橋や鉄塔などの鋼構
造を作製する場合、山形鋼や溝形鋼等の鋼材を溶接して
接合して橋や鉄塔などの部材を構成している。これらの
鋼材を接合するとき、各種溶接方法が使用されている
が、フラッシュ溶接法は極めて短時間で能率良く鋼材を
溶接することができるとともに、信頼度の高い溶接継手
を得ることができる。このフラッシュ溶接法は、例えば
端部をクランプした2本のH形鋼に大電流を流して接触
と火花悲惨を繰り返しながら接触面を加熱し、適温に達
したときに急激に圧力を加えて、すえ込み(アプセッ
ト)により圧接する方法である。
【0003】このH形鋼等の鋼材を溶接する場合、図6
に示すように、一方の側面に開口部を有するコの字状に
形成された台車4に搭載し、固定クランプ5と可動クラ
ンプ6を有する溶接装置3を使用している。この台車4
に搭載した溶接装置3で、例えばH形鋼を溶接する場合
は、図7に示すように、架台26に位置決めされた2本
のH形鋼1a,1bの接合部の一方向に台車4を配置
し、この台車4を人の力で移動し、溶接装置3を2本の
H形鋼1a,1bの接合部に位置決めしてセットしてフ
ラッシュ溶接している。
【0004】この溶接装置3でH形鋼1a,1bを溶接
する場合、図7に示すように、架台26に位置決めされ
た2本のH形鋼1a,1bを1ライン設けて溶接する
と、架台26に対するH形鋼1a,1bの載置と、台車
4を前進させて接合部に対する溶接装置3のセットと、
溶接施工と、溶接装置3を取り外して台車4を後退させ
る作業と、溶接継手の検査及び接合したH形鋼の除去の
全ての作業を直列で行うため溶接施工能率が悪くなる。
この溶接施工能率が悪くなることを防ぐため、図8に示
すように、溶接ラインを複数ライン、例えば4ライン設
けて、架台26に対するH形鋼1a,1bの載置や溶接
を並行して行うようにしている。このように溶接ライン
を4ライン設けた場合、溶接装置3がコの字状に形成さ
れた台車4に搭載されているため、溶接装置3を各ライ
ンの1方向からだけしかセットできないため、最初に1
ライン31のH形鋼1a,1bを溶接し、溶接完了後に
1ライン31のH形鋼を取り除き、台車4を2ライン3
2まで移動して2ライン32のH形鋼1a,1bを溶接
する。この2ライン32のH形鋼1a,1bを溶接して
いるときに、1ライン31にH形鋼1a,1bをセット
して位置決めや芯出し等の作業を並行して行う。2ライ
ン32の溶接完了後に2ライン32のH形鋼を取り除
き、台車4を3ライン33まで移動して3ライン33の
H形鋼1a,1bを溶接する。この溶接とH形鋼のセッ
トを繰り返し、最終の4ライン34のH形鋼1a,1b
の溶接が完了したら溶接電源等に接続された溶接装置3
のケーブルや冷却ホース等を取り外し、台車4を重機に
より1ライン31側に移動する。そして溶接装置3にケ
ーブル等を接続して再び溶接作業を行う。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記のように溶接ライ
ンを複数ライン設けて、コの字状に形成された台車に搭
載した溶接装置で鋼材を順次溶接する場合、複数ライン
にわたって溶接装置を移動するため、溶接装置に接続さ
れた各種ケーブル等は最初のラインから最終ラインまで
延長できる長さが必要であり、多量のケーブル等が必要
であるとともに、溶接装置を搭載した台車を移動したり
溶接をするときのハンドリングが悪くなるという短所が
ある。
【0006】また、最終ラインの溶接が完了したとき
に、溶接装置のケーブル等を全て取り外し、溶接装置を
搭載した台車を重機により1ライン側に移動して再び溶
接装置にケーブル等を接続する必要があり、多数のケー
ブル等の取り外しと接続に時間を要し、作業性が悪いと
いう短所もあった。
【0007】さらに、溶接ラインを例えば4ライン設け
ると、広い敷地面積が必要であり、例えばH形鋼や鋼管
を溶接して鋼ぐいとして使用する場合、このような広い
敷地面積を実際の現場で確保することは困難であった。
【0008】この発明は係る短所を改善し、広い敷地面
積を必要としないとともにハンドリング等を容易にして
溶接作業能率を向上させることができる溶接施工装置及
び溶接施工方法を提供することを目的とするもにであ
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】この発明に係る溶接施工
装置は、一定間隔を隔てて配置され、接合する鋼材をセ
ットする第1の溶接ラインと第2の溶接ラインと、第1
の溶接ラインと第2の溶接ラインの間に配置された回転
テーブルと、回転テーブルに載置され、一方の側面に開
口部を有するコの字状に形成された台車と、台車に搭載
された溶接装置と、第1の溶接ラインと第2の溶接ライ
ンに台車を案内する案内軌道とを有することを特徴とす
る。
【0010】上記回転テーブルは下側保持冶具と上側回
転冶具を有し、下側保持冶具の上面には、中心部に設け
られた案内軸と、円筒状に形成され上面にすべり案内を
有し、案内軸を中心にして固定されたスライドユニット
を有し、上側回転冶具は、中心部に下部保持冶具の案内
軸と嵌合する軸受を有するフランジユニットを有し、上
面の両端部に平行に設けられ台車を走行させる案内軌道
を有する。
【0011】また、第1の溶接ラインと第2の溶接ライ
ンに台車を案内する案内軌道は、回転テーブルの第1の
溶接ライン側と第2の溶接ライン側に設けられ、回転テ
ーブルの上側回転冶具の案内軌道と連結する可動案内軌
道と、可動案内軌道から第1の溶接ラインと第2の溶接
ラインまで延びる固定案内軌道を有する。
【0012】この発明に係る溶接施工方法は、一定間隔
を隔てて配置された第1の溶接ラインと第2の溶接ライ
ンの間に配置され、一方の側面に開口部を有するコの字
状に形成され、溶接装置を搭載した台車を回動して溶接
装置の方向を転換して、第1の溶接ラインと第2の溶接
ラインにセットされた鋼材の溶接を切り替えることを特
徴とする。
【0013】
【発明の実施の形態】この発明の溶接施工装置は、一定
間隔を隔てて配置され、接合する鋼材をセットする第1
の溶接ラインと第2の溶接ラインの間に回転テーブルを
配置し、この回転テーブルに、一方の側面に開口部を有
するコの字状に形成され、溶接装置を搭載した台車を走
行自在に設け、第1の溶接ラインと第2の溶接ラインに
セットされた鋼材を溶接するときに、台車を回動して溶
接装置の方向を転換して、第1の溶接ラインと第2の溶
接ラインにセットされた鋼材を繰り返して溶接する。
【0014】
【実施例】図1はこの発明の一実施例の溶接施工装置の
配置図である。図に示すように、例えば2本の単位長さ
のH形鋼1a,1bをフラッシュ溶接する溶接ライン
は、一定間隔を隔てて設けられた第1の溶接ライン2a
と第2の溶接ライン2bの2ライン設置し、第1の溶接
ライン2aと第2の溶接ライン2bの間に溶接装置3が
設けられ、溶接電源装置や油圧装置等は第1の溶接ライ
ン2aの外側に設置されている。
【0015】溶接装置3は、図2の側面図に示すよう
に、一方の側面に開口部を有するコの字状に形成された
台車4に搭載され、固定クランプ5及び可動クランプ6
を有する。固定クランプ5は上下動自在な昇降装置7の
上面に固定され、可動クランプ6は台車4の上部フレー
ムにチェーンブロック等の物上げ装置8により吊り下げ
られ、上下に移動できるようになっている。台車4は、
図3の正面の部分断面図に示すように、回転テーブル9
に搭載されている。
【0016】回転テーブル9は下側保持冶具10と上側
回転冶具11を有する。下側保持冶具10の上面には、
図3と図4の上面図に示すように、中心部に設けられた
案内軸12とスライドユニット15を有する。スライド
ユニット15は円筒状に形成され、上面にすべり案内1
3が設けられ、案内軸12を中心にして固定冶具14で
下側保持冶具10に固定されている。この下側保持冶具
の両側面端部の4個所に吊りピース16を有する。上側
回転冶具11は、中心部に下部保持冶具9の案内軸12
を通す貫通孔17が設けられ、貫通孔17の上部に案内
軸12と嵌合する軸受を有するフランジユニット18を
有し、上面の両端部には、例えば溝形鋼からなり台車4
の車輪19を走行させる案内軌道20が平行に設けられ
ている。回転テーブル9の第1の溶接ライン2a側と第
2の溶接ライン2b側には、回転テーブル9の上側回転
冶具11の案内軌道20と連結する例えば溝形鋼からな
る可動案内軌道21が、溝形鋼からなる架台22の上面
に平行に設けられている。この可動案内軌道22からそ
れぞれ第1の溶接ライン2aと第2の溶接ライン2bま
で延びる例えば溝形鋼からなる固定案内軌道23と固定
案内軌道23を保持する溝形鋼からなる架台24が、図
1に示すように、第1の溶接ライン2aと第2の溶接ラ
イン2bの溶接線25を挟んで平行に設けられている。
【0017】上記のように構成した溶接施工装置でH形
鋼1a,1bをフラッシュ溶接するときは、まず、第1
の溶接ライン2aと第2の溶接ライン2bに設けられた
芯出し冶具を有する架台26にH形鋼1a,1bをセッ
トして位置決めや芯出し等の作業を行う。その後、溶接
装置3を搭載した台車4を回転テーブル9の案内軌道2
0と可動案内軌道21及び固定案内軌道23に沿って第
1の溶接ライン2a側に移動し、溶接装置3を2本のH
形鋼1a,1bの接合部に位置決めしてセットし、溶接
装置3でフラッシュ溶接を行いH形鋼1a,1bを接合
する。この第1の溶接ライン2aの溶接が完了すると、
溶接装置3を接合したH形鋼1a,1bから取り外し、
台車4を回転テーブル4の位置まで後退させる。次に、
図5に示すように、回転テーブル4の第1の溶接ライン
2a側と第2の溶接ライン2b側に設けた可動案内軌道
21と架台22を取り外す。この状態で回転テーブル4
の台車4が搭載された上側回転冶具11を作業者が18
0度回転し、台車4の開口部を第2の溶接ライン2b側
にする。その後、先に取り外した可動案内軌道21と架
台22を取り付ける。そして、溶接装置3を搭載した台
車4を回転テーブル9の案内軌道20と可動案内軌道2
1及び固定案内軌道23に沿って第2の溶接ライン2b
側に移動し、溶接装置3を2本のH形鋼1a,1bの接
合部に位置決めしてセットし、第2の溶接ライン2bに
セットされたH形鋼1a,1bを溶接装置3でフラッシ
ュ溶接して接合する。この第2の溶接ライン2bにセッ
トされたH形鋼1a,1bを溶接しているときに、第1
の溶接ライン2aで接合されたH形鋼1a,1bの溶接
継手の検査を行い、接合したH形鋼を取り除き、新しい
H形鋼1a,1bをセットする。そして第2の溶接ライ
ン2bにセットされたH形鋼1a,1bの溶接が完了し
たら、上記と同様に溶接装置3を第2の溶接ライン2b
から第1の溶接ライン2aに切り替え、第1の溶接ライ
ン2aにセットされたH形鋼1a,1bの溶接を行う。
【0018】このように溶接装置3を搭載した台車4を
回転させるだけで溶接装置3を第1の溶接ライン2aか
ら第2の溶接ライン2bに切り替えることができるか
ら、重機を使用せずに作業者が溶接装置3を第1の溶接
ライン2aから第2の溶接ライン2bに直接切り替える
ことができ、溶接装置3を簡単に切り替えることができ
るとともに短時間で切り替えることができる。また、溶
接装置3を大きく移動する必要がないから、溶接電源装
置等と接続するケーブル等の長さも短くて済み、ハンド
リング等を容易にして作業性を向上させることができ
る。また、第2の溶接ライン2bにセットされたH形鋼
1a,1bを溶接しているときに、第1の溶接ライン2
aのH形鋼1a,1bの溶接継手の検査や取り除き及び
新しいH形鋼1a,1bのセットを並行して行うことが
できるから、H形鋼1a,1bを連続的に溶接すること
ができ、作業時間を大幅に短縮することができる。
【0019】上記実施例はH形鋼1a,1bを溶接する
場合について説明したが、例えば鋼ぐいに使用する鋼管
や橋梁等の鋼材も同様にして溶接することができる。
【0020】また、上記実施例は第1の溶接ライン2a
と第2の溶接ライン2bの2ラインを設けて、H形鋼1
a,1bや鋼管等を溶接する場合について説明したが、
溶接ラインを設置する敷地等に余裕があるときは、第1
の溶接ライン2a及び第2の溶接ライン2bと平行に複
数の溶接ライン、例えば4ラインの溶接ラインを平行に
設けたり、第1の溶接ライン2a及び第2の溶接ライン
2bの横に2ラインの溶接ラインを設け、溶接装置3を
搭載した回転テーブル9を軌道に沿って平行移動しなが
ら2ラインずつ溶接するようにしても良い。
【0021】
【発明の効果】この発明は以上説明したように、一定間
隔を隔てて配置され、接合する鋼材をセットする第1の
溶接ラインと第2の溶接ラインの間に回転テーブルを配
置し、この回転テーブルに、一方の側面に開口部を有す
るコの字状に形成され、溶接装置を搭載した台車を走行
自在に設け、第1の溶接ラインと第2の溶接ラインにセ
ットされた鋼材を溶接するときに、台車を回動して溶接
装置の方向を転換して、第1の溶接ラインと第2の溶接
ラインにセットされた鋼材を繰り返して溶接するように
したから、溶接装置を搭載した台車を回転させるだけで
溶接装置を第1の溶接ラインから第2の溶接ラインに切
り替えることができ、重機を使用せずに作業者が溶接装
置を第1の溶接ラインから第2の溶接ラインに直接切り
替えることができ、溶接装置を簡単に切り替えることが
できるとともに短時間で切り替えることができる。
【0022】また、溶接装置を大きく移動する必要がな
いから、溶接電源装置等と接続するケーブル等の長さも
短くて済み、ハンドリング等を容易にして作業性を向上
させることができる。
【0023】さらに、第2の溶接ラインにセットされた
鋼材を溶接しているときに、第1の溶接ラインの溶接継
手の検査や取り除き及び鋼材のセットを並行して行うこ
とにより鋼材を連続的に溶接することができ、鋼材の溶
接作業時間を大幅に短縮することができる。
【0024】また、溶接装置を搭載した台車を回転する
回転テーブルの上側回転冶具を下側保持冶具に設けた案
内軸と、円筒状に形成され上面にすべり案内が設けられ
たスライドユニットデ案内して回動することにより、台
車を搭載した上側回転冶具を簡単に回動して溶接装置を
第1の溶接ラインから第2の溶接ラインに切り替えるこ
とができる。
【0025】さらに、第1の溶接ラインと第2の溶接ラ
インに台車を案内する案内軌道を、回転テーブルの第1
の溶接ライン側と第2の溶接ライン側に設けられ、回転
テーブルの上側回転冶具の案内軌道と連結する可動案内
軌道と、可動案内軌道から第1の溶接ラインと第2の溶
接ラインまで延びる固定案内軌道で構成することによ
り、溶接装置を搭載した台車を溶接位置に簡単に移動す
ることができるとともに可動案内軌道を取り除くことに
より、台車を乗せた上側回転冶具を容易に回動すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例の溶接施工装置の配置図であ
る。
【図2】溶接施工装置の構成を示す側面図である。
【図3】回転テーブルの構成を示す部分断面図である。
【図4】回転テーブルの下側保持冶具の上面図である。
【図5】回転テーブルを回転するときの溶接施工装置の
構成を示す側面図である。
【図6】従来例の1ラインで溶接するときの構成を示す
側面図である。
【図7】従来例の1ラインで溶接するときの配置図であ
る。
【図8】従来例で複数ラインで溶接するときの配置図で
ある。
【符号の説明】
1a,1b;H形鋼、2a;第1の溶接ライン、2b;
第2の溶接ライン、3;溶接装置,4;台車,5;固定
クランプ,6;可動クランプ、7;昇降装置、8;吊り
上げ装置、9;回転テーブル、10;下側保持冶具、1
1;上側回転冶具、12;案内軸、15;スライドユニ
ット、20;案内軌道、21;可動案内軌道、23;固
定案内軌道、25;溶接線、26;架台。
フロントページの続き (72)発明者 佐藤 秀雄 千葉県印西市大塚1丁目5番地1 株式会 社竹中工務店技術研究所内 (72)発明者 古川 英樹 千葉県印西市大塚1丁目5番地1 株式会 社竹中工務店技術研究所内 (72)発明者 土屋 敏明 東京都中央区銀座八丁目21番1号 株式会 社竹中工務店東京本店内 (72)発明者 松丸 貴司 東京都中央区銀座八丁目21番1号 株式会 社竹中工務店東京本店内 (72)発明者 金山 潔士 神奈川県横浜市鶴見区小野町88番地 日本 鋼管工事株式会社内 (72)発明者 渡辺 和義 神奈川県横浜市鶴見区小野町88番地 日本 鋼管工事株式会社内 (72)発明者 岸田 仁 神奈川県横浜市鶴見区小野町88番地 日本 鋼管工事株式会社内 (72)発明者 藤井 充 神奈川県横浜市鶴見区小野町88番地 日本 鋼管工事株式会社内 (72)発明者 矢作 勇 神奈川県横浜市鶴見区小野町88番地 日本 鋼管工事株式会社内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一定間隔を隔てて配置され、接合する鋼
    材をセットする第1の溶接ラインと第2の溶接ライン
    と、第1の溶接ラインと第2の溶接ラインの間に配置さ
    れた回転テーブルと、回転テーブルに載置され、一方の
    側面に開口部を有するコの字状に形成された台車と、台
    車に搭載された溶接装置と、第1の溶接ラインと第2の
    溶接ラインに台車を案内する案内軌道とを有することを
    特徴とする溶接施工装置。
  2. 【請求項2】 上記回転テーブルは下側保持冶具と上側
    回転冶具を有し、下側保持冶具の上面には、中心部に設
    けられた案内軸と、円筒状に形成され上面にすべり案内
    を有し、案内軸を中心にして固定されたスライドユニッ
    トを有し、上側回転冶具は、中心部に下部保持冶具の案
    内軸と嵌合する軸受を有するフランジユニットを有し、
    上面の両端部に平行に設けられ台車を走行させる案内軌
    道を有する請求項1記載の溶接施工装置。
  3. 【請求項3】 上記第1の溶接ラインと第2の溶接ライ
    ンに台車を案内する案内軌道は、回転テーブルの第1の
    溶接ライン側と第2の溶接ライン側に設けられ、回転テ
    ーブルの上側回転冶具の案内軌道と連結する可動案内軌
    道と、可動案内軌道から第1の溶接ラインと第2の溶接
    ラインまで延びる固定案内軌道を有する請求項2記載の
    溶接施工装置。
  4. 【請求項4】 一定間隔を隔てて配置された第1の溶接
    ラインと第2の溶接ラインの間に配置され、一方の側面
    に開口部を有するコの字状に形成され、溶接装置を搭載
    した台車を回動して、第1の溶接ラインと第2の溶接ラ
    インにセットされた鋼材を繰り返して溶接することを特
    徴とする溶接施工方法。
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